Wizardry



▼エルミナージュシリーズ

【悪魔の貯金箱】
【エルミナージュDSRemix】
【エンプーサ】
【巫】
【鎖鎌(エルミナージュ)】
【クルシューナイト】
【ゴミ捨て場】
【サマエル(エルミナージュ)】
【使用人(エルミナージュ)】
【素晴らしいウコン】
【スペルキャスティング】
【ちゅっちゅ らびゅらびゅ】
【トナー】
【とりかへばや物語(エルミナージュ)】
【にゃんにゃんどぐぁ】
【ハイ枝切りバッシャー】
【ハイマスター能力】
【ハルモニさん】
【フェイスロード】
【ブルーレイン】
【変幻異神サリジャナ】
【レッサーメイド】



▼エルミナージュシリーズ


●あくまのちょきんばこ【悪魔の貯金箱】
エルミナージュ3に登場するアイテム。
これを使うと、「使用したキャラのレベルが1になる代わりに、
そのキャラの累積経験値分を所持金に加算」される。
エルミ1でも登場した「アザバス」というモンスターが落とし、入手難易度もそれほど高くない。

パッと見ではリスクの割にリターンが合わないように感じるかもしれないが、
実はあまりにも壊れた性能であるため、利用しようものならゲームバランスはあっという間に
崩壊してしまう、まさに悪魔のような力を持つ代物である。
というのも、貯金箱の効果は経験値を所持金に「変換」するのではなく「加算」するので、
貯金箱を使用したキャラはレベルこそ1になってしまうが経験値自体はそのまま残り、
宿屋に泊りなおせば下がったレベルは元通りに回復できる。
さらにエルミナージュでは「お金を寺院に寄付する」ことで金を経験値に変換することが出来るため、

貯金箱を使う→金を経験値に変える→レベルを上げる→以下ループ

とすることで経験値が倍々ゲームで増えていき、いとも簡単にカンストレベルに到達できてしまう。
当初はバグの類だと言われていたが、攻略本の記述から仕様であると思われる。

☆関連語☆
パワーレベリング


●えるみなーじゅ-でぃーえすりみっくす【エルミナージュDSRemix】
2008年3月にスターフィッシュからPS2で発売された「エルミナージュ〜闇の巫女と神々の指輪〜」のDS版。
プレイヤーは6人のPTを編成し、世界を護る「神々の指輪」を集め、闇の巫女によって破壊された結界を再生させる事が目的となる。
元々がウィザードリィとして開発されていた作品が、版権の都合でWizを名乗れなかったらしく中身はそのままWiz。
難易度はWizとしては易しめであり、序盤は突発的な事故死等も起こりにくい為、初心者もとっつきやすい。

元々、良好なゲームバランスと非常に高い自由度で、
非常に長いロード時間さえなんとかなれば良作と言われていた本作だが
DSに移植された際、ロード時間の短縮のみならずコマンドリピートやセミオートの機能が追加され、
より遊びやすくなっている。
その他にも、新規アイテムの追加、不遇であった職業の救済、
新たなるエクストラボスの追加等、様々なパワーアップが図られた。
しかし、スターフィッシュ製のWizと言えばデキが宜しくない事で有名であり、
ファンはスターフィッシュらしからぬ頑張りっぷりに困惑を隠しきれないでいた。
後々、細かい処で様々なバグが見つかるのだが、それですら文句を言うよりも先に
「よかった、いつものスターフィッシュだ」
と安堵した程である。

話題作を中心に粒ぞろいであった2008年のRPGの中でも、派手さこそないが隠れた良作であると言える。
しかし隠れすぎたせいか、一般の認知度は恐ろしく低い。
本来の客層であるwizファンからは「スターフィッシュのゲームが面白いはずがない」と倦厭され、
wizをやらない人間にはそもそも知られる事もなく、当然売り上げは低迷する。
発売早々にして値崩れをおこしてしまった。
続編を望むスレ住人達は、口コミによって沢山売れる事を切実に願っているが、
出荷本数自体が少なかったのか、店頭での入手が困難であり、かなり厳しいようである。


☆関連語☆
Wizardry


●えんぷーさ【エンプーサ】
エルミナージュUに登場するモンスター。
右手が鍵爪になっているレオタード姿の女悪魔という外見のモンスターで、
ラストダンジョンや隠しダンジョンに出没する。
このモンスターの1番の特徴はその物理攻撃の苛烈さ。
一撃ごとが強い追加攻撃つきの二刀流という攻撃力の高さに加え射程無限、
さらに命中した相手の装備を一定確率で破壊するという行動を1ターンに二回も行う。
初見で会ったプレイヤーの中にはラストダンジョンなどで偶然出会ったエンプーサに戦いを挑んでみたら、
凄まじい攻撃回数でパーティーを一瞬で全滅に追い込んでいく彼女に驚いたという人は多いはずである。
どう考えてもラスボス(通常版)より遥かに強い。

しかし、その強さの分召喚師が仲間にすれば見返りも大きく、
仲間になった後は殲滅力の高い攻撃役のモンスターとして長い間お世話になってくれる。
初見の戦闘でのインパクトと味方になった時の頼もしさ、
それに加えてレオタードを着た女悪魔という外見の良さまで兼ね備えているため、
プレイヤーの間では人気の高いモンスターである。


●かんなぎ【巫】
エルミナージュにて登場する職業。イメージ的には日本の神職……と、いうか巫女さんである。
神職でありながら僧侶魔法を覚える事が無いのだが、その代わりに「結界」という特殊能力が使える。
これは魔法に対する防壁を張る能力で、呪文による被害を大幅に減らしてくれる優れもの。
ただし、使用する度に反射→無効化→ダメージ軽減と弱体化してゆくので、
できる事ならここぞという時に使いたい。

そして、この職最大の特徴が何といってもレベル32で取得する技能「古式」だろう。
これは、防具の代わりに専用武器である「お札」を装備できるというもの。
「お札」は通常の敵に対してはダメージが通らない代わりに
悪魔・不死・霊に対しては10倍打を与えるという極端な性能をもっている。
PS2では、「お札」は強化出来なかった為に使い勝手はイマイチだったが、
DS版では強化できるようになり非常に汎用性が高くなった。
通常装備の武器と併せての最大8連続攻撃は圧巻であり、
射程も長い「お札」による攻撃を「ファン○ル」に例える人も多い。
ただ、当り前の事ではあるが全身をお札で固めると防御力が絶望的になってしまう。

ちなみに、よくウィザードリィで極まった強さの忍者はすっ裸であるというのがネタにされるのだが
エルミナージュにおいても、全ての装備欄を「お札」で埋めた巫はすっ裸であるとネタにされている。
上記の通り、巫のイメージは巫女の上、装備品の関係からも女性の巫を造る事が多いので、
色々とイケナイ妄想をする人が多いようだ。


●くさりがま【鎖鎌(エルミナージュ)】
エルミナージュ異聞アメノミハシラに登場する武器。
中盤頃に手に入る片手用武器で、攻撃力66という見かけ上は何の変哲も無い代物。
……ただし、いざ実際に使ってみるとその異常なダメージ量に驚かされることになる。
同時期どころか、終盤で手に入る攻撃力が倍以上違う武器と同じぐらいのダメージをこの武器は叩き出すことが出来るのだ。
はっきり言って鎖鎌を前衛全員にそろえれば後は武器の更新が一切必要ないレベル。

これは内部でダメージ値と攻撃回数が武器に設定されており、
ダメージ値に攻撃回数を掛けたものがダメージとなる。
ゲーム上での攻撃力の数値はこのダメージ値に武器に設定されている攻撃回数を加えた
おおよその期待値が記されているだけにしかすぎない。
しかし、キャラのレベルが5あがる毎に攻撃回数に+1のボーナスが付き攻撃回数が最大10回まで増える上、
そのレベルアップが異常に速い本作では中盤以降は武器の攻撃回数がほぼ死にパラメータと化してしまう。

例えば表記上の攻撃力が150程度の武器が内部的に28〜30のダメージ値と攻撃回数5回だとするとダメージの期待値は145
対して鎖鎌の内部性能は24〜36のダメージ値の攻撃回数2回で期待値は60
これだけみると、たしかに威力が倍以上違うのだが、装備するキャラのレベルが十分に高い場合、
攻撃回数が両方とも10回になるので攻撃力150の武器の期待値が290、
鎖鎌の期待値が300とほとんど変わらなくなってしまうのである。
この他にも、特定の種族に2倍打を与える武器等も存在するのだが、
それらの武器もほぼすべてダメージ値が鎖鎌の半分以下なので、特性が全く無意味になっている。

両手武器の類など、単純な威力で見れば他にも強力な武器はある事にはあるのだが
鎖鎌という、どのゲームでも大抵序盤で使うような代物が、
伝説級の装備品に並ぶほどに強いというのはある意味で非常にインパクトがあり
今では色々な意味でアメノミハシラを象徴する逸品となっている。


●くるしゅーないと【クルシューナイト】
ウィザードリィ・エンパイアシリーズおよびエルミナージュ
(=スターフィッシュ製ウィズ系)に登場する敵モンスター。

エンパイアにて初登場時こそはただのふざけた名前の、
苦しゅうないぞよとでも抜かしそうなお殿様のイメージのモンスターだったが、
エルミナージュにて大規模な進化?を遂げた。

ウィズ系のゲームは基本的に敵アニメーションなぞなく、
エフェクトを除いて敵が動くようなことはないのだが、
なんとエルミナージュでは重ねた座布団に乗って登場、さらに
現在のHPによって座布団の枚数が増減するのである。

そもそも敵モンスターは最大HPでエンカウントせず、ある程度ダメージを負った状態で出現する。
それでもすでに座布団を何枚も重ね、上半身が見切れてる姿で登場し、
そこからHPを回復されると本体?の姿が見えなくなり、目の前にあるのは座布団だけ・・・
という、威圧感抜群の姿になる。

基本的にデカいモンスターは画面が上を向いて顔までは表示されるが、
なぜかクルシューナイトだけは画面が上向かない。
そのため初めて見たときは、不具合連発がお家芸のスターフィッシュ作だけに
「画面がバグった!」と勘違いしてしまったり、
最初から見切れてて「何この蛇腹状の生き物!?」ってビビらせてしまったり。

さらにエルミナージュにおいては、ただの薬を入れる小さな木箱を、
彼の力を借りて真の力・・・「見せるだけで相手がひれ伏す」アイテムに変化させる。

ふざけた名前と格好は仮の姿、その正体は副将軍様なのかもしれない・・・?


●ごみすてば【ゴミ捨て場】
エルミナージュに存在する施設(?)の一種。
危険度が最も低いダンジョンの一階層というチュートリアルダンジョンクリア後すぐに向かう事ができる場所に存在する。
ゴミ捨て場を管理するゴブリンに1000ゴールドを支払う事で今まで捨てたアイテムを再取得する事が可能。
ただし、捨てたアイテムが10個を超えると古いものから消えてしまう為、
捨てたアイテムすべてを後で回収という用途には向かない。
とは言え、ゴミ捨て場回収用のキャラかPTを作成し、メインPTが捨てたものを順次回収する、
等の手法を用いる事でやや面倒ではあるがメインPTのアイテム欄をある程度確保しつつ、
長期間ダンジョンに潜るという事もできるし
イベント等で所持していると再取得できないアイテムなどを入手後直ぐに捨てて再び取得し、
後でゴミ捨て場で回収するといったやり方やイベントの中にはゴミ捨て場の機能を利用することを前提としたものもあるので、
使い方さえ分かっていれば中々に便利な場所。

ちなみに、管理してるゴブリンはやたらと口が悪く、金を払ってゴミ捨て場を使おうとすると
「さぁ、漁れ! 卑しくあされ!」「もっと漁りたいのか? 気が済むまで漁れ!」
等と言ってくる。
まぁ、確かに金を払ってでもゴミを漁りたいとなるといわれても仕方が無いのかもしれないが。
実は同様の場所はエルミナージュだけでなく、
スターフィッシュ製の過去のWizardryにも存在している。
そこでは管理者などいないので、黙々とゴミを漁るだけなのだが、
なぜかエルミナージュのに慣れているとそれがまた微妙にさびしい気分にさせてくれる。


●さまえる【サマエル(エルミナージュ)】
エルミナージュシリーズに登場するモンスター。
骸骨頭に四つの鎌を持ち、下半身は百足の様。いかにも危険な風貌をしている。
そしてその容姿に違わぬ恐ろしい戦闘力の持ち主である。

まず1ターンに3回行動できる上に両手に鎌を持っており、合計6回攻撃を行う。
しかも鎌には即死効果がついていおり、1回攻撃される後に判定がある。
そのため1体につき6回の即死攻撃に耐えなければならず、先手を取られると前衛の首全部飛んでいたということも。

更に相手の物理攻撃を無効にして反撃する「ツバメ返し」を低確率ながら使えるため、
こちらから先に切りかかってもツバメ返しをもらって逆に殺されてしまうこともある。
装備で即死耐性を上げるのは難しいのもその脅威を増している。

一応不死なのでディスペルや御魂解放で対処でき、倍打も取りやすいのだが
特に3体で登場した場合は画面ぎゅうぎゅう詰めで現れるのも印象に残りやすく
このサマエルは色々な面でプレイヤーに強烈なインパクトを与えることとなった。


※参考画像
http://chaos666x.img.jugem.jp/20110909_2275886.png


●しようにん【使用人(エルミナージュ)】
エルミナージュにおける職の一つ。英語名(?)はMaid。
一見、萌狙いのネタ職のように見えるが、この職に就くことによって「使用人鞄」というものを利用できるようになる。
通常ならばごく僅かしか持てない消費回復アイテムを各種99個まで入れる事ができ、
尚且つ毎ターン終了時に、それらを消費して自動回復を行ってくれる。
アイテムさえ充実していれば、毎ターンHP全快&全バッドステータス回復という驚異的な効果を得られる、中々に侮れない職。
また「紅茶葉」を所持していれば、それを用いてMPを回復させる事すら可能。
見かけと名前のイメージに反して強力な装備も可能で、
特に専用武器である「ハイ枝切りパッシャー」は入手が比較的容易でありながら射程が長い上に威力が高く、更に首切り効果まで付いている。

魔法が使えない為、貧乏だと劣化戦士程度の能力しか持たないが、
十分な財力があれば凄まじい回復力を持ち、後列から次々と敵の首を刎ねる恐るべきメイドさんが出来上がる。

敵としても登場し、レッサー・グレーター・アークの順で強くなる。
特に最上位のアークメイドは必ずヴァンパイアロードとセットで登場する為、真っ先に倒さないとシャレにならない損害を受けるので注意。
ちなみに、メイドとあるが別に男でもこの職になれる。
男がメイド、なにやら妙な感じだがあまり気にしてはいけない。
それを言ってしまったら、使用人の英語名がメイドな時点で色々間違っていたりするのだが。

☆関連語☆
メイド 執事 レッサーメイド


●すばらしいうこん【素晴らしいウコン】
エルミナージュ3に登場するアイテム。
壁の穴に体を入れたら抜けなくなって尻だけが突き出ているターリットというキャラに対し
「ドロップキック」もしくは「十年殺し」を使用すると入手できる。
その後ウコンは苗木の肥料として使われる事になる。

尻から入手できて肥料になるというなんとも素晴らしいウコンである。

なお、このウン…ウコンは高速で周回するための最短クリアルートの必須アイテムであるため、
周回特典目当てのプレイヤーによりターリットは毎回尻に一撃を食らうことになる。哀れ。


585 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/09/22(木) 00:11:22.04 ID:3GAwjE/y0
>>582
まさかと思って調べたら女性じゃねーかw
CERO:Dいっててもおかしくねぇw
まぁ実際調べたらCERO:Cらしいが…。

587 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/09/22(木) 00:48:26.02 ID:pfvCZCnW0
嫁に行けないってレベルじゃねーぞ!

588 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2011/09/22(木) 02:09:22.51 ID:NaEjZcLw0
>>586
一応、普通に助けようと思えば普通に助けることはできる。
それでも、壁にハマってるターリットを壁の向こうに押し込む力技だけど。
あと、別の場所でモンスターに襲われて死んだふりしてるのを助けると
ドラクエVみたいなことを言いつつ仲間になる。

>>587
嫁には行けないかも知れないけど命のアミュレットがあれば子供を産まさせることはできるよ!
まぁ、野郎×船幽霊のカップリングでも子供ができる世界だけど。


●すぺるきゃすてぃんぐ【スペルキャスティング】
エルミナージュシリーズに搭載されている「呪文の名称を変える」という機能。
呪文名を変えた所で威力や効果が変化する訳でもなく、ぶっちゃけただの趣味の範囲を超えないのだがプレイヤーからは中々に好評。

何故かと言うと、近年の和製ウィザードリィの呪文はオリジナルの呪文をちょっともじった物ばかりだったのである。
これは版権元のSir-Tech社が呪文にまで使用料を設定しており、その部分の金を払ってはとてもではないが割に合わなかった。
また、本家も6以降は呪文名を効果そのモノの名称に変更したりと、日本における古参のWizファンからの不満は大きかったのである。
その為、エルミナージュにおける本機能は好意的に受け入れられた。

日本ではWizの呪文に意味のある魔法の言葉「トゥルーワード」を組み合わせているという設定を盛り込み、そのトゥルーワード自体もしっかりと体系付けていたので
発売当初は本家には無い効果の呪文をトゥルーワードに照らし合わせ、それを組んで楽しむプレイヤーも多かった。
もちろん、オリジナルの呪文にしたり、FFやDQ等の他のゲームの呪文に変えて遊んでいるプレイヤーもいる。

ちょっとした、意味のない部分でも楽しさの一助になるという例の一つであろう。


●ちゅっちゅ-らびゅらびゅ【ちゅっちゅ らびゅらびゅ】
エルミナージュ2での結婚システムの俗称。
正式名称が不明なためゲーム中の呼ばれ方であるこの名称で呼ばれている。

PC同士ではなく、召喚師が使役するモンスターとPCとの結婚。
これによりモンスターの能力を受け継いだ特殊なキャラを作ることができる。
公式での結婚システムの紹介例がエルフ♀と犬型モンスターという時点で既にアレだが
実際にはもっととんでもないことが可能。
イケメンエルフとガチムチ巨人がちゅっちゅらびゅらびゅして、ショタ悪魔が産まれたり、
人形娘と幽霊女がちゅっちゅらびゅらびゅして、ロリ悪魔が産まれたり……
そう、種族も性別も関係なしにカップリング可能なのだ。

こうして産まれてきた子供の特徴は
親モンスターのスキルや武器を引き継いだりすることがあるものの、
普通のキャラクターと比べて、飛びぬけて強いというものではない。
(もちろん、計画的に行えば非常に有用なキャラを作ることは可能だ)
また一部の装備品が使えないという制限があり、
職業や種族を変更すると、引き継いだ能力が消えてしまうという点も注意する必要がある。

実用性度外視の遊びとしては、
戦闘可能なNPCと契約してちゅっちゅらびゅらびゅしてみたり、
更には契約したNPC(召喚モンスター扱い)と、そのNPC本人(パーティメンバー)でちゅっちゅらびゅらびゅしてみたりと、
かなり変態度の高いことも可能だ。
○○は俺の嫁!と宣言するだけではなく、
ちゃんと結婚式も挙げられて、さらには子供まで……スタッフ頭おかしいだろ。

欠点は、PCから引き継がれるのが呪文と種族のみで
モンスターやアイテムと比べ、吟味する必要性が薄いところだろうか。


●となー【トナー】
エルミナージュ3に登場するNPC。
作中でアイテムの売買を行ってくれる雑貨屋の息子であり、彼自身もまた別の街で店を開いている。
非常に人懐っこく外見も容姿端麗な所謂ショタ系美少年。
さて、そんな彼の店に夜間に行くと非常に似た容姿のサフィという美少女と出会うことが出来、
彼女の為にブルーレインというアイテムを探すクエストを受諾することが出来る。
……勘の良い人ならこの時点で気付くかもしれないが、このサフィ、トナーの女装した姿である。
ブルーレインを渡すとお約束のような一悶着を経て、サフィを仲間にする事が出来るという

ここまではエルミナージュでは良くある悪ノリが過ぎたキャラで済むのだが
一定条件を満たしてあるクエストを行うと、彼(彼女?)の正体が死を司る神、
暗滅神サナフィートである、という驚愕にも程がある事実が判明。
エルミナージュの世界では輪廻転生のシステムである「魂の道」に重大な欠陥があり、
それがアンデッドを生み出す原因になっているので、歴代の暗滅神はこの修復を最大の目的としており
サナフィートがトナーに宿ったのも、生まれる前に魂の道を外れてしまったその存在が、
魂の道修復の重大なヒントになるかもしれないという考えがあっての事らしい。

その割には可愛いものに目が無かったり、
わくわくすることを見つけたいと言ってブルーレインを欲しがったり
更に楽しいことを見つけたいからと仲間になったりと
本当に仕事をしているのかと色々と疑問符をつけざるを得ない行動が非常に多い。
会話の通じない影でも無く正気を失っているわけでもない
現役の神が登場するのはシリーズでも始めての事であり、
2でも示された非常に重い使命を背負った神であるはずなのだが……

ちなみに、サナフィート自身の性別は男でもなく女でもなく、両性なのだと言う。
両性だからあのように男の姿と女の姿をしているのだろうか?
色々とぶっ飛んだ展開が繰り広げられる割に、
肝心な所が色々とボカされてしまい消化不良のままに終わってしまう、なんとも傍迷惑な神様である。


●とりかへばやものがたり【とりかへばや物語(エルミナージュ)】
エルミナージュ1、2に登場する書物。表紙には手を取り合う2人の「男女」が描かれている。
普通に使う分にはただの弱い武器だが、スペシャルパワーを開放することで
「ランダムに選出されたパーティ2名の性別を取り替える」という効果を発揮する。
2にて仲間になるNPCの中に「目覚めてしまった」キャラがおり、その子の性別を取り替えてしまうプレイヤーが続出した。
性別「?」が追加された3には「続とりかへばや物語」なるアイテムが登場。
ゴシックでは削除されており、このアイテムは何でもありの旧作エルミらしいアイテムだと言えるだろう。

アイテム図鑑にもある通り、元ネタは平安時代に書かれた同名の書物。
ある時、女らしい男児と男らしい女児が性別を取り替えて育てられる。最初は上手くいっていたその試みだが、
次第に綻びを生んでいき、やがて2人は手を取り合って危機に対処していくという内容。

エルミの元となるWizardryシリーズにも性別を変更するアイテムというのは幾つかあったのだが、
それらは作中での性別の意義が薄かったり、そもそも没アイテムだったりで日の目を見ることはなかった。
しかし、男女が手を取り合い迷宮を攻略するネザードメイン#1に登場する「とりかへばやの書」は、
三種の神器並みのレアアイテム、最強装備使用に必須、初心者モードではアイテムコンプに複数必須、
更にはこのアイテムの存在自体がストーリー最大のネタバレとも言え、異様な存在感を醸し出していた。
エルミには男専用の牛兜もあるため、もしかしたらこれが直接の元ネタなのかもしれない。

☆関連語☆
性別 スペシャルパワー


●にゃんにゃんどぐぁ【にゃんにゃんどぐぁ】

エルミナージュに登場する商店の一つで
ワービーストの猫耳の男の娘、ネポラの経営する道具屋。
この不思議な名前の看板は、店主であるネポラが書いたもので
本人いわく「にゃんにゃんどうぐや」と書くつもりだったのだが
間違えていた事をずっと気付かずに、最近になって教えてもらった。という経緯がある。
そしてネポラの頭が悪いのを克服するために、
使用すると知恵が1上昇する「知恵のアンク」を持ってきて欲しいと頼まれるのだが…
このクエストを完遂する為にはなんと知恵のアンクを10個渡す必要がある。
ステータスの上限が種族毎の基本値+10であるこのゲームで10個必要、
つまり+10の伸びしろがあるネポラの知恵は、高くても種族基本値以下ということになるわけで、
商売人としてそれは大丈夫なのかと激しく問いたい。

なお、DS版ではこのクエストを終了させると、
他の店では引き取ってくれないモンスターから盗んだアイテムを保管してもらえるため、
冒険者たちはアンクを全種所持してるプリーステスを血眼で探しまわるはめになる。

ちなみに、この「にゃんにゃんどぐぁ」だけは
フォントが違う(手書きフォントのようなものになっている)


●はいえだきりばっしゃー【ハイ枝切りバッシャー】
エルミナージュシリーズに登場する武器。
要するに通販でおなじみの高枝切りばさみである。
ネタ武器と見せかけて
よく切れる(高攻撃力)
よく伸びる(射程L)
太いものもバッチリ(首切り)
と3点揃って妙に強く、使用人にとって最強クラスの武器である。
そんなハイ枝切りバッシャーが今ならたったの19800GP!!19800GPですよ!!
ニカレス火山と灼熱の古城にて販売しております。

提供:サイクロプスの鍛冶屋


●はいますたー-のうりょく【ハイマスター能力】
エルミナージュにて各職が一定のレベルに到達すると獲得できる技能。各職の特性が強化・拡張される。
侍・忍者・巫の起源を東方に求めるものはサマー能力と呼称するが同じもの。
下級職ならばレベル26、中級職はレベル32、上級職はレベル36で覚える。
今までのウィザードリィ系では呪文や攻撃力等は、その呪文や武器に予め設定されている数値しか出せなかったのだが
本作ではこのハイマスター能力により、それぞれの威力に+%が加算される。
特に基本職の戦士や魔術士等はハイマスター能力の成長率が極めて高く
、単純な攻撃力という点においては中級・上級職をも上回る場合も。
これによって、基本職も中級・上級の下位互換とは言い難い仕様になっており、
より職業選択の自由が増していると言える。

また、この能力によって最も目覚ましい活躍をみせるのが盗賊で
敵の武器防具を剥がす「装備解除」と所持アイテムを奪う「盗む」はゲームを一変させてしまう。
敵から盗める武器防具は呪われているモノが大半だが、その分強力で
50%の確率で相手を麻痺させる「不思議な波動」や、60%の確率で魔術師呪文を無効化する「シェルチェスト」
相手からの火炎攻撃を吸収し、こちらからの火炎攻撃を増幅する「フェニックスの羽毛」
氷にたいして同様の効果を持つ「エンペラーバードの卵」
全バッドステータスに耐性を持つ「ハニーメイル」等々、一気に装備品が充実してくる。

他のゲームからしてみれば、ごく普通の成長要素を付与しただけなのだが、
ウィザードリィ系列の作品としては大きな変化であり
この系列作品が持つ、やり込み要素に対して目に見えて解る実感が得られるというのはプレイヤーのやる気を大いに刺激してくれた。


●はるもに-さん【ハルモニさん】
エルミナージュ〜闇の巫女と神々の指輪〜に登場するNPC。
種族はノームで職業は僧侶。
この呼び方は愛称ではなく本人の一人称であり、
実際にパーティに入った時にも「ハルモニさん」と表示されている。
のんびりした態度と間延びした喋り方が一服の清涼剤となっているのか人気は高い。
彼女の目的を達成するまでは特に条件も無く連れまわせるので
デートと称して探索に繰り出すプレイヤーもいるほど。
NPCは宿に泊まれない仕様なのでMPを使い切ってしまうと
装備している杖でポコポコと叩くかディスペルくらいしかしないのだが、
それはそれでイイらしい。


●ふぇいすろーど【フェイスロード】
エルミナージュ2に搭載された顔グラ作成機能。

ハードの機能上PSP版とDS版とでは仕様が異なっており、
PSP版ではメモステ内のPICTUREフォルダ内の画像データを読み込んで顔グラとして使用可能にし、
DS版ではDSiのカメラ機能で撮影した写真をそのまま顔グラとして使用可能にする。

PSP版の場合、鮮明な画質と画像加工ソフトで加工可能なのが長所だが、その為にはパソコンと
画像加工ソフト、さらに元になる画像データが必須な為若干敷居が高く、
DS版の場合、それこそDSiがあれば事足りる為手軽に使用できるが、その代わりかなりの残念画質で
加工も不可能と、どちらも一長一短である。

今までにあった顔グラエディッターやモンタージュ機能等ではプレイヤーのドット絵スキルや
使用可能パーツの問題でプレイヤーのイメージを完全に投影するのが難しかったが、
この機能の場合、流石に完全オリジナルはどうにもならないが、他作品のキャラを出そうとする場合、
元になる画像さえ用意できれば(DS版なら雑誌等でもOK)、比較的簡単に顔グラを作成することが出来るのである。
PSP版の場合は上記のようにさらに色々必要ではあるのだが。

元々キャラを1から作らないとならないWiz系RPGの場合、何より重要なのがプレイヤーの想像力だが、
脳内妄想を実際に視覚で確認可能になるこの機能との相性は正に最高と言えるだろう。

PSP版発売時は顔グラ晒しスレが作られ大盛況。中には顔グラ作成に夢中になる余り肝心のゲーム本編が
全く進まないと言う、ある意味本末転倒な事態を引き起こすプレイヤーもいたほどである。


●ぶるーれいん【ブルーレイン】
エルミナージュ3に登場する装飾品。
一体どんなアイテムなのかというと……青縞模様の女性用下着、いわゆる縞パンである。
図鑑での説明文は
「君のお願い断れないから今日で3日目ブルーレイン クンクンしないで 被っちゃダメダメ
お口を開けて何するのぉ!? 君はホントに頭がおかしい こんなに可愛い私がいるのに
夢中になるのはいつもソレ! ブルーレイン 青の縞々 いつになったら交わるのかな
ブルーレイン 無邪気な笑顔 返すときは口移しだよ?」

……スタッフの精神を心配せざるを得ない。

おまけに女装趣味の少年に持ってきてほしいと頼まれるイベントがあったり
ファントム(怪盗紳士風の敵)が所持していたり、真ラスボスの従者が頭に装備していたりと妙にネタが豊富。

なお、性能的には攻撃に15%の確率で魅了を付加とそこそこ使える。

☆関連語☆
エッチな下着

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/08(木) 11:54:06.89 ID:okyV8ghb0
エルミナージュ3にはまだこんなのがあるからな
画像
スタッフ頭おかしいわ


●へんげんいしんさりじゃな【変幻異神サリジャナ】
エルミナージュシリーズに登場した、過去に命の成長を司っていた女神。
おっとりとした性格で、居眠りの常習犯。アホ面でよだれ垂らして同僚にバカにされたこともある。
元々親大地(人類)的立場であったが、
神々の世界が崩壊し大地が地獄と化す夢を見てからは更に拍車が掛かる。
彼女は権力争いが続き迷走する神域に失望。神域の崩壊阻止を第一目的とする他の神々と異なり、
崩壊後の秩序の再構築により、大地の生命の救済を行おうと考えるようになった。
その後、創命神オルセスと結託し、生命を救うため不完全な大地の融合と隠蔽工作を実行。
監査機関から制裁を受ける。
この時彼女は自身の完成させた「デプルス因子」なるものを世界にばら撒き、
事象の地平へと追放されていった。

1のリメイク作品と2では、隠しダンジョンにて彼女の分身と戦えるようになる。
1では翼の生えたラミアと化した現在の姿、2では「変幻神影」として神域にいた頃の人型の姿をしている。
そのアホな性格に似合わず武闘派で、神域最強の戦闘能力を誇る。
72.4%の確率で相手の物理攻撃を無効にし反撃を行う「つばめ返し」を始め、
他の神より頭一つ上のHP、4回行動、連続攻撃、武器防具破壊、猛毒石化攻撃、敵全HP半減等を備える。
他の神々を倒した程度ではまず勝てないが、
上記の通りある一つの弱点があり、そこを突けば割と簡単に倒せる。

契約して召喚獣として行使できれば、裏ボス打倒のためのこの上ない近道となり、
まあそれなりに美人で見てくれは威厳もあるので、公式設定資料集の表紙を飾る程度には人気がある。
しかし3には登場せず。なんでも、「ふみぃ〜 あと5分にょろ〜」とかほざいて寝てたらしい。

☆関連語☆
隠しボス 睡眠 エピソードゼロ エルミナージュDSRemix


●れっさーめいど【レッサーメイド】
「エルミナージュ〜闇の巫女と神々の指輪〜」に登場するモンスター。
本来「デビル」とか「デーモン」とか入れるべきところに「メイド」を入れることにより
妙なシュールさがかもし出されている。
製作スタッフの遊びっぷりがよくわかるネーミングである。

見た目はデッキブラシとバケツを持ったごく普通のメイド。
図鑑の説明によればドジッ娘らしいのだが、いったいどんなドジを踏めば
モンスターのうようよする森やダンジョンに迷い込んだあげく
そいつらと一緒に襲い掛かってくるのだろうか。
スキル「メイドリカバー」で毎ターン全体回復を行って
うっとうしいのでさっさと倒してしまおう。
上位種も存在しており、彼女らの名前はもちろん「グレーターメイド」「アークメイド」である。





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