ら    
▼ら
【ラーニング】
【ラーニングシステム】
【ライカンスロープ】
【雷撃呪文】
【雷神】
【ライトゲーマー】
【ライトとダークの中間的なファンタジー】
【ライトファンタジー】
【ライバルキャラ】
【ライフゲージ】
【ラグナロク】
【ラストダンジョン】
【ラストダンジョン崩壊】
【ラストバトル】
【ラスボス】
【ラスボス(笑)】
【ラスボス強化】
【ラスボス曲】
【ラスボス特権】
【ラスボス戦後の戦闘】
【ラスボス戦の曲】
【ラスボス専用技】
【ラスボス直前の通路】
【ラスボスの彼女】
【ラスボスの一つ前のボス】
【ラスボスの封印】
【ラスボスは主人公の兄イリアス】
【ラスボスは○○】
【ラスボスより強い雑魚】
【拉致】
【落下】
【ラップ】
【ラブデリック】
【ラブデリック系】
【ラミア】
【乱獲】
【乱数固定】
【乱数調整】
【ランスロット】
【ランダム】
【ランダムエンカウント】
【ランダム成長】
【ランダムターゲット技】
【乱舞攻撃】



●らーにんぐ【ラーニング】
FF5に登場した青魔道士などが持つ特殊能力や、そのシステムの通称。
一般的に主人公側が使用する技能と敵が使用する技能は差別化が計られており、
敵が使用する技能の多くは敵専用である場合が多いのだが、
(ex. ドラゴン系の敵はブレスを吐くが、人間系の主人公キャラは吐かない)
これはその垣根を払い、一部だが敵の技能を覚える事が出来るというもの。
覚えた技能は「青魔法」や「てきのわざ」、あるいは単純に「スキル」として使用でき、
多くの場合、強過ぎる事はないが、あるととても便利な技能が多く含まれる。
ゲームによってこれに特化したキャラ/クラスがいたり、全キャラが可能な場合がある。

☆関連語☆
青魔法 青魔道士 ものまね てきのわざ


●らーにんぐ-しすてむ【ラーニングシステム】
敵のもつ技や特殊攻撃を、味方に覚えさせて使えるようにするシステム。
FF5で登場して以来、それ以降のFFや他のゲームでもよく見かけるようになった。
敵のもつ技能を使えるだけあってバリエーション豊富で、
魔法に比べて異色な内容が多い。
<
☆関連語☆
青魔法キャラ


●らいかんすろーぷ【ライカンスロープ】
1)獣人化する現象の総称。一般的には人狼をさす場合が多い(この場合ワーウルフとも呼ばれる)
普段は人間で、何らかの原因(満月など)で獣化する。
倒すには銀などの特殊な武器が必要。

2)RPGに登場する__は、特殊な武器は不要、攻撃手段も近接物理攻撃主体で
あることが多く、結果として序〜中盤程度に登場するモンスターとして扱われている。
変身後の姿で登場する場合がほとんど。

3)__は伝染するとされているが、ゲームにおいて再現された例は少ない。
毒やバーサーク等の状態異常になるケースが見受けられる程度。
ただし、厳密には__ではないが、受けた者を永久にモルボルに変える「モルボル菌」なる攻撃もあるので注意(FFT)

4)人狼以外の__も数多く登場する。また変身のきっかけが満月以外の場合も多い(エクスタシーとか)

☆代表的な__
ネズミ男 虎男 熊男 猫又 猫耳娘


●らいげき-じゅもん【雷撃呪文】
攻撃魔法の一種。術者自身が電流を発生させて敵に放電するもの(スパーク系)と
雷雲を召喚して敵に雷撃を落とすもの(ライトニング系)に分類される。
貫通性能や複数攻撃性能に優れる反面、単体へのダメージでは火炎魔法に劣るというのが一般的位置づけ。
雷撃呪文がよく効くのは、水棲系モンスターや機械系モンスター。効かないのは霊体系モンスターや悪魔などが多い。
古くは神の罰といえば雷撃がお約束だったのになぜ雷撃呪文が霊・悪魔系に効かないのか・・・などと思うかもしれないが、理由はひとつ。
「地球外の世界での出来事だから地球神話のお約束は通用しない」ということである。
同様に、「電撃が地面を伝って相手に流れるのって変じゃないか?
電流が地下に流れたらそれっきりで、敵に伝わるはずがないような・・・」などという疑問も、理由はひとつ。
「地球外の世界での出来事だから地球物理のお約束は通用しない」ということである。


●らいじん【雷神】
1)ギリシャ神話のゼウス、北欧神話のトールなど、神話に登場する神々のこと。

2)RPGではキャラクターの異名として登場したり、そのまま雷神という名前で使われたりする。
神様にちなんでいるだけあり、往々にして強いキャラが多い。

例)
・全剣技を使いこなし、他のキャラよりも圧倒的な強さを誇るオルランドゥ
 (異名が雷神シド FFT)
・突撃+ブレンサンダ(二回連続攻撃する雷魔法)で敵をなぎ払うエリシャ
 (CC後の称号が雷神 ティアリングサーガ)
・トールハンマー(最強の雷魔法で高いステータス補正がつく)を操るイシュタル
 (自ら雷神と名乗る FE聖戦の系譜)
・一発で5000超のダメージを叩き出す攻撃を繰り出す雷神(FF8)


●らいと-げーまー【ライトゲーマー】
ライトユーザーとも言う。あまりゲームには詳しくなく、まぁたまに暇つぶしにやる程度の人を指すらしい。
低年齢ユーザーや女性ユーザーもこれに含まれる場合がある。
全般的にヘタレであると認識されている。
ゲーム業界衰退の一端を担っていると言う人もいたり。
曰く「ライトゲーマーは美麗なムービーを目当てに買っている」
曰く「ライトゲーマーは頭を使わないからな」
曰く「ライトゲーマーはそんなこと知らない」
曰く「ライトゲーマーはそんなこと(ry」
と事あるごとに槍玉に挙げられるが誰もその実体を知らない。
恐らく、FF、DQなどの超大作RPGの発売日をTVCMで始めて知って、うわ〜画面が綺麗〜って感動して
う〜ん敵が強いよ〜、どこ行ったらいいのか迷っちゃった〜とか苦しみながら
やっと発売日の2ヵ月後ぐらいにクリアしてすぐ売るか積む人はライトゲーマーでしょう。たぶん
そこにはゲームオタクの一般人に対する果てしない憧憬を窺い知る事ができる。


●らいとふぁんたじー【ライトファンタジー】
RPGの世界観の一種で、明るめのファンタジー世界のこと。
子供から大人まで安心してプレイできるオーソドックスな舞台だが、
もはや使い古されている感がある。あまり濃厚な世界観とも言えない。
FFシリーズのほとんどや、テイルズシリーズ、サモンナイトシリーズなどがこれに該当する。

☆対義語☆
ダークファンタジー

☆関連語☆
世界観 ファンタジー


●らいととだーくのちゅうかんてきなふぁんたじー【ライトとダークの中間的なファンタジー】

「ライトファンタジー」と「ダークファンタジー」の中間的な雰囲気を持っているファンタジーのこと。
小説などではライトファンタジー、ダークファンタジーのどちらかである場合がほとんどだが
ゲームの場合、どっちとも取れない世界観であることも多い。

どちらを好むファンからも好意的に受け取ってもらえるが、
いわゆる「雰囲気に惹かれた」というファンが少なくなりがちなのが欠点。
また、どちらからも好まれる反面、どちらからも叩かれることもある。
システムやシナリオ展開などでの個性付けは必須だろう。

主に「ファイアーエムブレム」や「サガフロンティア」などがこのタイプになる。
任天堂、スクウェアエニックスのRPGの大半はこのタイプといっても過言ではない。
(ただしライトファンタジー寄りのドラクエや、ダークファンタジー寄りのFFTなど例外はある。)

※ライトファンタジーといった場合、「明るい」世界観のファンタジーのほかに
ファンタジー要素の「軽い」世界観の物語や作風があっさりしているものを指すなど多くの定義があります。


●らいばる-きゃら【ライバルキャラ】
主人公達と何度も戦うことになる強敵。
長い時には、最初のボス戦で登場し、ラスト直前に決戦となるキャラもいる。
一言でライバルと言っても、様々なタイプが存在し、有名なところでは
・どこかコミカルで憎めないライバル(FF5/ギルガメッシュ等)
・主人公を導くためにあえて敵となるライバル(スパロボ大戦/イングラム等)
・最強となるために戦い続けるライバル(サガフロ/メタルブラック等)
・主人公と対立する思考をもった正統派ライバル(WA3/ジェイナス等)
大抵は専用技や専用BGMが用意されるなど、他の敵より優遇されており
勘違いするな、お前を倒すのは(ryなパターンで仲間になる場合もあるが
中盤以降、主人公の成長や新たな敵の引き立て役になり下がる事も多く、総合的に見れば不幸な役回りではある。


●らいふ-げーじ【ライフゲージ】
敵や味方のHP量を示す帯。量に応じて色が変化することが多い。
FF、テイルズ、SO、VP、WA、BOF、DOD、グランディアなど多くのRPGで使用される。
数値が多いのか少ないのかが感覚的にわかりやすいという利点がある。
ただし体力や守備力が異常に高い敵の場合、何度攻撃してもゲージが全然減らず、
プレイヤーのモチベーションが激減するという罠がある。


●らぐなろく【ラグナロク】
1)北欧神話の最終戦争、ぶっちゃけハルマゲドン。詳しい薀蓄はよそに任せるが、
語呂がよく、なんとなくかっこいいのでよく使われる。
まんまタイトルだったり、ラストバトルの章タイトルとか、作戦名とか、武器名とか。
あまり乱発されるので最近では価値が暴落している感がある。

2)北欧神話の用語で、「神々の運命」の意。「神々の黄昏」の方が有名だが、
これはワーグナーの「ニーベルンゲンの指輪」より。
オーディン率いるアース神族軍とロキとスルトの連合軍との最終戦争のこと。
この戦いで北欧神話の神は双方ともに絶滅し、全世界が徹底的な破壊にさらされる。
その後、新たな命がはぐぐまれるという終わり方。
キリスト教にも似たような話があるため、その影響を強く受けたと思われる。
ちなみに剣の名前ではない。

☆使用例☆
____?ライトブリンガーに換えちゃったよ。


●らすと-だんじょん【ラストダンジョン】
略してラス面、ラスダン
その名の通り主人公=プレイヤーが最後にたどり着く場所であり、ラスボスのいるところ。
塔、洞窟、生物の体内、地球外の惑星など存在する場所は様々である。
ラストにふさわしく難解な仕掛けがあったり、出現するザコ敵ですらかなりの強さを誇る。
それ故に最後のレベル調整の場としても使われる。
また各所に時にはラスボスさえも凌駕する能力を持つボスが配置されてることも特徴の一つである。

☆使用例☆
FF3の____長すぎ!!

☆関連語☆
ラスボス


●らすとだんじょんほうかい【ラストダンジョン崩壊】
1)長いダンジョン、凝った仕掛け、何体もの中ボス、何回も変身するラスボス、
それらを乗り越えた時に起こるエンディングあるいは、イベント。
塔、要塞、洞窟、体内、亜空間、ありとありうる場所で、時には世界も巻き込んだりする。
基本的には、ゴゴゴゴ 逃げろ!で始まり途中。愛の告白があったり、仲間との別れがあったりする。
あるいは、巻き込まれた後、以前お世話になった人が、主人公達の無事を信じ
その後、主人公達の後ろ姿が出てきたり、もうお祭り騒ぎのイベント。

ちなみに崩壊の原因は、ラスボスが死んだからというのがほとんどだが、
ただ単純に盛り上がるからというのが、本当の理由だと思われる。

2)特に崩れてるようには見えないし、だいたい天井開いてるだろみたいな場所でも、
崩壊する時は何故か崩壊して急いで脱出しなければならない。お約束は守らなければいけないものなのです。


●らすと-ばとる【ラストバトル】
ラスボス戦のこと。最終決戦。
主人公たちの本懐を遂げるための一大イベント。
作中で最も盛り上がるイベントといっても過言ではない。
今まで乗り越えてきた数多くの試練や苦難は全てこの時のため。
主人公達は全身全霊をかけて最強の敵に挑む。
BGMも通常、中ボス戦とは違い専用のものが流れる。
激しい曲から荘厳な曲、果ては神秘的な曲と名曲が多い。
主人公たちよりもプレイヤー自身のほうがずっと緊張するイベントであり、
握ったコントローラが汗でジットリしたり、思わず正座してしまう者もいるとか。
それだけに倒した時の感動は筆舌に尽くしがたい。
だが実はこの戦いの一番の敵はラスボスそのものではなく、
現実世界の家族や電話、来訪客であるとの噂。

☆使用例☆
今、全世界の命運を賭けた__が始まる…。

☆関連語☆
ラスボス


●らす-ぼす【ラスボス】
ボス戦のあるゲームにおいてシナリオ上最後に戦うボスのこと。
ラストボスの略だが、たった一文字の省略にもかかわらず正式名称で呼ばれることはほとんどない。
こいつを倒せば感動の(一部絶望の)エンディングが待っているため、自然と気合が入る。
とはいえ戦闘前のイベントや戦闘時間が長いために、負けると再戦が面倒に思えてしまう。
神や魔王、人知を超えた存在といった世界を滅ぼしかねない力を持つものが多く、
そのほとんどが形態変化や専用の必殺技を持つためなかなかの強さを持つ。(一部弱いのもいる)
ただし、イベント戦闘のため絶対に敗北しない仕様になっていたり、
隠しボスやラスボスより強い雑魚敵、中ボスが存在することも多いため必ずしも最強の敵とは限らない。

☆関連語☆
ボス ラストバトル ラスボス強化 ラスボス特権 ラスボス戦後の戦闘 ラスボス専用技


●らすぼす(わらい)【ラスボス(笑)】
主にこれはラスボスですか?と聞きたくなるような弱すぎるラスボスに対しての罵倒表現。
また○○○(笑)など書かれる事が多い。

主な原因として、
ボスに射程外があってそこから一方的に攻撃出来るだの、
裏技などで楽勝だったりなど、実は不遇だったり  もする。

だが希にだが、本当に弱いラスボスも居るのでそういう時に使おう。
ラスボス(笑)とか言うみなさんは一回普通に戦ってみてはどうだろうか。

☆使用例☆
○○○弱すぎワロタwww_____


●らす-ぼす-きょうか【ラスボス強化】
ラスボスがあまりにも強いと初心者が倒せなくて投げるし、あまりにも弱いと上級者が歯ごたえがないと嘆く。
どっちにしても製作者側としては困るので、ある条件を満たすことによりラスボスを強化することができるようにしてあるRPGもある。
強化しなかったラスボスは弱いが、最高まで強化したラスボスは本当にもう、鬼のように強い。
強化の方法は「中ボスを倒さずラスボスのところへ直行する」「弱体化アイテムを使わずに倒す」
「前座のボスにこちらの能力を吸収させまくる」など。

例)破壊するもの(ロマサガ3)、エッグ(サガフロ2)、サルーイン(ミンサガ)、ゾーマ(DQ3)、ガブリエル(SO2)


●らすぼすきょく【ラスボス曲】

これの良し悪しによって、ラスボスとの戦いのテンションがかなり違ってくる重要な要素。
ゲーム自体が糞ゲーでも、これが良ければ評価がほんのちょっぴり上がる事もなきにしもあらず。
作曲家のすぎやまこういちは、ラスボスとは強くおどろおどろしい者という概念の元に作曲していたが、
ドラゴンクエスト8のラスボス曲を聴くかぎり、その概念は薄れてきてるようである。


●らすぼす-とっけん【ラスボス特権】
普通ラスボスの後にはエンディングしかなく、後のことを考えなくてよいので、
ラスボスには「仲間を消す」「装備を壊す」「レベルを下げる」「最大HPにダメージ」などの無茶苦茶を
平気でできる特権があり、特別な強さを際立たせる演出になる。
だが何故か最近のラスボスはあんまりそういうことをしてくれないので少し淋しい。


●らすぼすせん-ご-の-せんとう【ラスボス戦後の戦闘】
まれに用意されているラスボス戦-エンディング間に発生する戦闘。
まあ強力なラスボスを撃破したパーティーが負けるはずはない…と信じたいところだが、
こんなところで負けてエンディングを逃したら悲しさ2倍なので慎重に。
古いゲームだがLIVEALIVEのベストエンディングが見たかったら全キャラ鍛えるのを忘れないように。


●らすぼすせんのきょく【ラスボス戦の曲】
最後の最後、最終決戦の時のみに聞ける最後の戦闘曲。
戦闘前のイベントから曲が続いている場合もある。
全体的に豪華で声が入っていたりエレキギターを鳴らしまくっていたりするが
主にDQのように(DQにも熱い曲はあるが)やけに重厚でラスボスの威厳を表現する重々しい曲か
FFやSAGAのように戦闘の熱気を表現したひたすらに熱い曲かと大きく二つに分かれる。
前者はともかく後者の方はほぼ必ず名曲とされ、曲を聴くために何度もラスボスに挑む輩が出たりする。
形態変化で曲が変化することも多く、
最終形態の曲がテーマ曲のアレンジメドレーだったりすると鳥肌が立つ感動を覚える。
ただ、ラスボスが極端に弱いと聞ける時間も短くなるため
適度に手加減しなければならない場合も。(例:FF10とか)
また、逆に極端にラスボスが強い場合一種のトラウマになる可能性もある。

裏ボスの曲がラスボス戦の曲の使い回しであることも多いが(特にリメイクで追加された奴とか)
ラスボス戦の曲は戦闘にはいるまでの盛り上がりも含めて
熱くなる場合が多いので裏ボス戦で唐突に流れるといまいちだったりする。

☆使用例☆
_____カッコイイ!
神曲キタ────(゚∀゚)─────!!!!

☆関連語☆
ラスボス ラストバトル ラスボス戦 戦闘曲


●らすぼす-せんよう-わざ【ラスボス専用技】
ラスボスだけが(たまに隠しボスも使うが)使用できる技。
大体は宇宙系の魔術だったりする。
派手だがじつは威力はそんなにない…ということが多い。


●らすぼすちょくぜんのつうろ【ラスボス直前の通路】
ラストダンジョンの最奥部によくある、重々しい雰囲気の何も無い空間。
最後に体制を整えラスボスとの激戦に備える、嵐の前の静けさを演出する場である。
そのため大抵は静かに緊張感を煽るBGM(時には無音)が流れ、敵が出現しない事も多い。
操作キャラを特に意味も無くゆっくりと歩かせてここを進むという人も多いのではないだろうか。

ラスボスを倒し、EDが終わり、再スタートした時の場所がここの最終セーブポイントだったりすると
特有の重苦しい雰囲気も相まってプレイヤーを大層憂鬱な気分に叩き落としてくれる。
クリア後要素が無いだけならまだ良いが、最悪の場合ダンジョン外へ戻れない事さえあるため
ここでのセーブポイントの使用は慎重に。


●らすぼすのかのじょ【ラスボスの彼女】
ラスボスの彼女ってだけで死亡フラグがおっ立つ可哀相な人。
大抵ラスボスの行動に心痛めてる人達ばかり、ラスボスの彼女のステータスにふさわしく美人ばかりである。


●らすぼす-の-ひとつまえ‐の‐ぼす【ラスボスの一つ前のボス】
これに苦戦するようではラスボスには勝てませんよということで主人公たちの強さを測る上での参考になる。
ラスボスの側近などの場合もあるが、表向きのラスボスである場合もある。
ラスボスのはずなのに経験値が入ったりしたら危険信号。
回復をしておかないと真ラスボスの奇襲でやられる危険性があるので注意。

またSaGa2のアポロンやMM2のテッドブロイラーなど、まれにラスボスより強い奴もいる。
その場合、事実上のラスボスとして本来のラスボスの存在感を食ってしまう。


●らすぼす-の-ふういん【ラスボスの封印】
RPGにおいて主人公達の大きな目的とされる事柄の一つ。
しかし、結局のところ世界の脅威であるラスボスを封印した程度では、
世界崩壊・人類破滅の危機を何百年か遅めるだけで根本的な解決になりえないために、
大半において封印で済ませることは途中で否定され、
ラスボスを倒し完全に消滅させることが最終目的に設定されるようになっている。

☆関連語☆
封印 ラスボス


●らすぼす-は-しゅじんこう-の-あに-いりあす【ラスボスは主人公の兄イリアス】
ラスボスはエスト○○、と並び、2chで良く見るガセネタ。


●らすぼすは○○【ラスボスは○○】
1)他人より早くゲームを終えたプレイヤーが優越感に浸りたいがためにするネタバレ。
ラスボスの攻略法やエンディング内容のネタバレへと派生する。
それが事実であろうが嘘であろうが、嫌われる行為であることだけは間違いない。

2)ゲーム未クリアのプレイヤーを驚かすためのウソバレ。
ラスボスは主人公の兄イリアス、ラスボスはエストシーモア、などが有名。
未クリアのプレイヤーにとっては普通のネタバレと区別が付かないが、
クリア済みのプレイヤーにとっては微笑ましい内容。
単にその場のノリで言われることもあれば、
「これに懲りたらクリアするまでネタバレ見るんじゃないぞ」という戒めがこめられている場合もある。

3)ゲーム終盤のつまらなさを揶揄していう言葉。
「このボス以降はプレイする価値がない」といった皮肉がこめられている。
中盤は盛り上がったのに終盤のシナリオがつまらない、
中盤の戦闘は楽しかったのに終盤が作業、などといったゲームで使われる。

4)プレイヤーが絶対に勝てない相手がいた場合に使われる言葉。
それはゲーム中での敵味方を問わず、一般人や現実世界の事象に対してまでも使われることがある。
ラスボスは店の店主(高い道具を売りつけてくる)、ラスボスはネコ(道を塞がれてハマったorネコリセット)、
ラスボスはゲーム機本体(フリーズした)、ラスボスはカーチャン(ご飯よ下りてらっしゃい)、などが有名。
ラスボスといわれているが、ある意味ラスボスよりも恐ろしい敵達である。


●らすぼす-より-つよい-ざこ【ラスボスより強い雑魚】
読んで字の如く、ラスボスより強い雑魚敵のこと。
隠しダンジョンに出てくる敵はラスボスより強いことが多いため、こうは呼ばれない。
上記のように呼ばれる原因は、ゲームによって色々とあるのだが、主な原因としては、

・ラスボスより少し弱いが複数匹で出現するため、結果的にラスボスより強くなる。
・何故かラスボスより卑怯な技を使用してくる。
のどちらかである。

例)はにわ(SaGa2)、バーサーカー&マジックマスター(BOF3)、メデューサアイ(SO1)

ラスボスに挑みに行く途中に出会ったら、逃げるのが基本である。
また、「隠しボスより強い雑魚」が出現するRPGがごく稀に存在する。

☆関連語☆
ラスボスより強いネコ ラスボスより強いボス


●らち【拉致】
予期せぬ時、戦闘の準備ができていない時に、
いきなりイベントが始まって強制的に戦闘になったりシナリオが進んだりすること。
基本的に腹が立つ。完璧主義者(その時点でのアイテムコンプなど)の天敵。
回復ポイントやセーブポイントがあるともうすぐ起こるぞというサインであることが多い。
よってどこでもセーブできる作品は常に注意しておくことが大切。

☆使用例☆
げー!グリーンに__られたー!!
こっちの道が当たりかよ!クソッ!__られた!まだ向こうの道の宝箱取ってないのに!


●らっか【落下】
大抵のRPGの主人公はこれに耐性を持っている。
落とし穴や操作ミスなので主人公が落下する場面は少なくなく、塔の最上階などから落ちる場合もある。
しかし無傷で着地したりフロアの最初に戻されるだけだったりと被害があることは少ない。
それどころか意図的に落下しなければクリア不可能なダンジョンもあったりする。
例外的にイベント、特に崖から落下しそうな人をを必死に支えるが力尽き落下という場合は死んでしまうことが多い。

追記:FFには落下しながら戦闘というわけのわからない状況がある。


●らっぷ【ラップ】
調理時に使用する樹脂の薄いフィルム(サラン樹脂やPEなど)。
攻略本のない時代テレビに貼りつけマジックでなぞりマップを完成
させるのに使った。30歳代のゲーマーのみに体験者がいると思われる。


●らぶでりっく【ラブデリック】
スクウェアなどから独立したスタッフ達によって設立されたゲーム会社。
バトルのないシステムで独特の雰囲気の強い名作RPG「moon」によって、その存在感を示した。
その後も「U.F.O. - a day in the life -」、「L.O.L」と異色のゲームをリリースした。

現在はSKIP、vanpool、PUNCHLINEの3社に分裂し
ラブデリック社自体は、事実上消滅してしまった。
しかし前述の3社が、現在もラブデリック臭のするゲームをRPG中心に作り続けている。
たとえばPS2の「チュウリップ」、ゲームキューブの「ギフトピア」や「ちびロボ」
そして最近大きく話題になったDSの怪作「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」も
ラブデリックの元スタッフ達(バンプール)が製作に関わっている。

☆関係語☆
moon もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド 戦わないRPG


●らぶでりっくけい【ラブデリック系】
今は亡きラブデリック社が産み出した『moon』を原点とし、
同社の流れを汲むSKIP、vanpool、PUNCHLINEの面々が作り出す
独特の雰囲気を持ったゲームを指す言葉。ラブデ系、ラブデリ系とも。
具体的には、ユーモラスで癖の強いキャラデザイン、
基本的に陽気だがどこか毒のある世界観、
戦闘と経験値はないが“何か”を集めることで体力や行動範囲が増え、
歩き回って減った体力を食事か睡眠で回復、
テロップに合わせてキャラが声つきで喋る西欧語にも北欧語にもアジア系言語にも
宇宙人語にも聞こえる不思議な言語・ハナモゲラ語、などが混然となっている。

上記の三社がそれぞれ開発した『ギフトピア』、『エンドネシア』、『チュウリップ』などのRPGについて、
どれも操作方法やシステム、雰囲気などは、要はラブデリック系だよ、
と説明すれば、既存のファンにはだいたい理解できるのが面白い。
型の流用、ともすればマンネリでもあるし、それだけ完成されたシステムとも言える。

☆関連語☆
moon ラブデリック もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド


●らみあ【ラミア】
ギリシャ神話に登場する上半身が人間の女性、下半身が蛇の姿をした怪物。
様々なRPGに登場するほど人気が高いモンスターである。
ブレスシリーズではラミアそのもののディースという神様が登場するが、元ネタでのラミアも元は神様でゼウスの愛妾であった。


●らんかく【乱獲】
あるモンスターを異常な程大量に狩猟する行為の事。
ある者はレアアイテムを得る為、ある者はLVをあげる為。またある者は金を稼ぐ為・・・と必ず行動に意味が有るのが特徴で、有名なのはまさゆきの地図やビクティニ道場などであろう。
またあまりにも全国的に狩られまくられてるモンスターは、絵師の手によって狩れないような書き方をされる事もある。
※まぁ、つい狩っちゃうんだけどね!

☆使用例☆
LV足りないしまさゆきの地図使って__するか〜

☆関連用語☆
LV上げ
まさゆきの地図
ビクティニ道場
バーストセイバー
カモメ狩り


●らんすう-こてい【乱数固定】
ランダムで決定される事象が同じパターンに固定されてしまう現象。
同じセーブデータをロードし同じ行動をとる限り同じことが起きる。これが基本。

一度しか戦えないボスなどからレアアイテムを狙うときなど
これが起こっていることに気づかないと何度リセットしても手に入らないということになりかねない。

逆にこれを利用すれば正攻法では敵わないような敵が相手でも
1ターンずつ敵味方の行動を吟味しメモを取るのを繰り返し、的確な返し技を使うことにより
最終的には無傷で倒すことができてしまったりもする。

中断セーブし、再開するだけで敵の出現パターンが固定されてしまい、2戦目でレア敵に出会えてしまう。
そんなゲームもあったがそこまで手軽だとと裏技扱いされてしまったりする。

([電源パターン - Wikipedia]より一部改変)
有名なものでは、『ポケットモンスター エメラルド』における
「やり直すたびに同じような能力のポケモンばかりが繰り返し出現してしまう」現象、
通称『エメラルドループ』があり、少なからずプレイヤーを悩ませた。

☆関連語☆
電源パターン


●らんすう-ちょうせい【乱数調整】
ある意味、裏技の一種。
普通、ゲームでランダム要素が使われるときは「乱数」を使う場合がほとんどなのだが、
この乱数をコントロールしてしまうというテクニック。
例えるなら、すごろくで全員のサイコロの出る目を自由に決めてしまうようなもの。
なお、これのやりかたを発見するには、もの凄い根気と時間などが必要であるが
使いこなせば自由にレアモンスターを出したり、命中率90%の攻撃を回避して10%の攻撃を当てるといったことだってできる。
しかし改造と同じように、ゲームの面白さを大幅に損なう危険性が非常に高い上、
とにかく面倒で単調な作業である場合が多いため、お勧めは絶対できない。
なお乱数調整をする人が多いゲームと言えば、ファイアーエムブレムなどが有名だろうか。


●らんすろっと【ランスロット】
1)アーサー王の円卓の騎士の一角で霧の湖の妖精に育てられたことから「湖のランスロット」と呼ばれる。
アーサーに匹敵する能力の持ち主で冒険好き。
この世に二つといないほど優秀な騎士のみが救い出せる呪いにかかった姫を救ったり、
巨人の騎士タークィンと数時間にもかけて戦い続けたり等武勇伝が多い。
彼の裏切りによって円卓の騎士は崩壊したと言われる。
アロンダイトというエクスカリバーの兄弟剣を愛用していた。

2)円卓の騎士のメンバーの名前はアーサーを中心によくキャラクターの名前に用いられるが
ランスロットだけはオウガシリーズに登場する白黒ランスの印象が強すぎるためか
彼ら以外にランスロットの名前を持つキャラクターは他にほとんどいない。

☆使用例☆
「これは・・・・・・______さんのオルゴール・・・・・・?
「あ・・・・・・、ああ・・・・・・・・・、あ・・・・・・・・・・・・・・・あ

☆関連語☆
アーサー王伝説 エクスカリバー 円卓の騎士


●らんだむ【ランダム】
サイコロを振る事に代表される、次がどうなるか予測できない、確率に基づいて起こるでたらめな数や現象のこと。
RPGでは会心の一撃の出方や、同じ攻撃力で同じ防御力の敵を攻撃しても毎回ダメージが微妙に違ったりするのが
これの賜物である。
どんなRPGにもほぼ必ずある要素だが、あまりにもランダムすぎると単なる運ゲーになってしまうので
使用には細心の注意が払われる。


●らんだむ-えんかうんと【ランダムエンカウント】
マップをうろうろ歩いてると突然敵に出くわすという普通のエンカウント方式を
シンボルエンカウントに対して呼ぶ言葉。
伝統的なシステムであり、多くのRPGに採用されている方式だが、
シンボルエンカウントに慣れていると必要以上に鬱陶しく感じたりする。


●らんだむ-せいちょう【ランダム成長】
レベルが上がったときの能力が決められてなく、一定の幅で変動するシステムのこと。
有名どころではドラクエやFFシリーズの一部や、FEシリーズなどで使われている。


●ランダムターゲットわざ【ランダムターゲット技】
自分からダメージを与える相手を選ぶことが出来ない技。
敵からランダム1体を攻撃ならまだしも、場合によっては味方にまで攻撃してしまうこともある。
また、乱れ撃ちなどの連続攻撃系の技も基本はこのタイプと言えよう。

主なランダムターゲットの技
・乱れ撃ち(FF5〜:敵に4回ランダム攻撃)
・死のルーレット(FF5〜:敵味方ランダム1体を即死)
・皆殺し(DQ5〜7:敵味方からランダム1体に大ダメージ)
・ウルトラジャンプ(マリオRPG:敵にランダムでジャンプ攻撃)


●らんぶ-こうげき【乱舞攻撃】
とにかく剣で敵を何回も切りつけたりジョジョのオラオラ的に殴りまくったりして連続ダメージを与える攻撃。
FFの乱れ撃ちから始まり現在のFF主人公の必殺技やテイルズやSOといった
アクション型戦闘の最終奥義レベルの大技などが当てはまる。
ダメージがマシンガンのごとく飛び出し、合計すると凄まじい破壊力となすのでもっぱら主力となる。
ただ、厨臭いだのダメージ出杉だの言われるモノでもある。


戻る