しa しb  せ 
▼せ
【聖域】
【性格】
【正義】
【世紀末】
【聖剣】
【制限】
【制限ダンジョン】
【制限プレイ】
【星座】
【制作者ネタ】
【製作スタッフ】
【政治】
【生死不明】
【正史問題】
【聖書】
【聖女】
【聖職者】
【精神】
【精神世界】
【精神乗っ取り】
【聖水】
【聖戦士】
【聖属性】
【生存フラグ】
【生存ルート】
【成長】
【成長型ストーリー】
【成長武器】
【成長率上昇アイテム】
【正統派ヒロイン】
【生徒会】
【整頓】
【聖杯】
【正ヒロイン】
【制服】
【生物兵器】
【性別】
【声優】
【声優ゲー】
【声優ネタ】
【声優の変更】
【西洋剣―東洋剣】
【政略結婚】
【青龍刀】
【精霊】
【精霊集め】
【精霊使い】
【セイレーン】
【セージ】
【セーブ】
【セーブアイテム】
【セーブできない】
【セーブファイル】
【セーブポイント】
【世界】
【世界観】
【世界救済】
【世界樹】
【世界消滅】
【世界征服】
【世界制服】
【世界地図の隅】
【世界の支配】
【世界崩壊イベント】
【世界崩壊間近】
【世界を救う】
【石化】
【石化イベント】
【隻眼】
【咳き込む】
【関所】
【石像】
【石板】
【石碑】
【世代交代】
【セックス/SEX】
【雪原】
【絶賛発売中】
【接触】
【接触不良】
【接待】
【絶対悪】
【絶対量回復アイテム】
【絶対零度】
【設定画】
【設定返し】
【設定資料集】
【接頭語】
【説得】
【絶望】
【説明書】
【説明書12ページ】
【説明不足】
【説明役】
【ゼニー】
【セフィロトの樹】
【台詞回し】
【セレクトボタン】
【善悪】
【全員生存ボーナス】
【全員で一騎打ち】
【全員と話す】
【前衛】
【全MP消費】
【全回/全快】
【全回復キャラ】
【戦艦】
【1999年】
【全クリ】
【前作主人公がゲストで登場】
【前作の結末】
【前作BGM】
【前作を超える】
【戦士】
【戦術】
【全身鎧】
【仙水】
【前世】
【先生】
【先制攻撃】
【戦争】
【全属性】
【全体化】
【戦隊キャラ】
【全体攻撃】
【全体ステータス異常攻撃】
【選択肢】
【戦闘】
【戦闘回避魔法・アイテム】
【戦闘機】
【先頭キャラだけ表示】
【戦闘狂】
【戦闘曲】
【戦闘結果】
【戦闘後に全回復】
【戦闘システム】
【戦闘システムがジャンル名に】
【戦闘終了時の曲】
【戦闘終了フラグ】
【戦闘中自動回復】
【戦闘中の視点】
【戦闘デモ】
【戦闘突入】
【戦闘前会話】
【戦闘背景】
【戦闘バランス】
【戦闘BGM】
【戦闘評価】
【戦闘不能】
【全逃げ】
【潜入イベント】
【千年】
【洗脳】
【選民意識】
【全滅】
【全滅条件】
【専用曲】
【専用グラフィック】
【専用装備】
【全裸】
【占領状態】
【戦力外】
【ZZZ】



●せいいき【聖域】
世界の運命を左右するほどの絶大な力が眠っている、
神が残した遺産が隠されているなど、物語上、重要な役割を担う場所。
選ばれし者しか入ることができない、人間が住む世界とは別の次元に存在するなど、
簡単には足を踏み入れることができない、まさに聖なる地である。
神秘的な雰囲気と音楽が混ざり合い、
いかにも「神聖」といった演出が施されている。
聖域なのにも関わらず、魔物が徘徊している事もある。
しかも結構強かったりする。
この場所に眠る力を手に入れる、あるいは悪役の手に渡るのを阻止するのが
旅の最終目的である、というのはよくある話。

☆使用例☆
マナの__ 

☆同義語☆
聖地 楽園



●せいかく【性格】
主要キャラに元々設定されているもの。ストーリー上で、各キャラに設定された性格に沿って各キャラが行動を起こし、
ストーリーに様々な展開、影響を及ぼすのである。
一昔前までは、熱血な主人公、クールなライバル等が定番だったが、最近ではこれに留まらず十人十色な性格の場合が多い。
それ故に、DQNな主人公(仲間)や狙ったようなにおいがする女性キャラ等が生まれているのも事実である。
だが一つ言えることは、上記したような性格のキャラも含め、様々な性格のキャラが壮大なストーリーを作り出し、
プレイヤーに良い意味でも悪い意味でも記憶に残すのである。


●せいぎ【正義】
1)正しい道義。人が従うべき正しい道理。

2)多くの場合、主人公が主人公でいるための理由、信念。
世界に生存する人間やその他の生命体の脅威を取り除く理由であったり、
惚れた女の為に邪魔者を殺す理由であったり様々。
自分の正義を劇中で模索するゲームも近年では多く見られてきた。
正義と善悪は別の物であり、善には善の、悪には悪の正義がある。
時としてプレイヤーの共感を得られない利己的な正義を持つ主人公は、
DQNとして嫌われる運命にある。


●せいきまつ【世紀末】
1)世紀の末。つまり100年より1年少ない時代を指して言う。
特に19世紀末のヨーロッパは疫病や戦争などで終末思想が興り、世紀末=終末という思想が一般化した。

2)上記の影響によって、主に世の末に起こった大悪を指して言うことになった言葉。
おおむねそういう時は魔王だの悪魔だのの影響によって無法の世となっている場合が多く、
従って「北斗の拳」のような荒廃と暴力が支配する時代を指して「世紀末」と称することが多い。
作品によっては、神々の最終戦争「ハルマゲドン」と同一視するようなストーリーも散見される。

3)とある著名なロックバンドグループ。正確には「聖飢魔U」と表記する。1999年12月31日解散。
その「新興宗教オモイデ教」に出てくるような背景設定や「デーモン小暮閣下」などの独特の言い回しが
当時のオカルトブームやロックブームに結びつき「一世」を築くほどの人気を誇った。閑話休題。

4)慣例として、新世紀(ネオジェネシス:Neo-Genesis)の前段階。大抵のRPGにおける英雄はこの時代に生まれる。
こうした英雄が世を変える事から、かつての英雄神話はまさしく終末思想から繋がる英雄願望の現れといえるであろう。


●せいけん【聖剣】
1)文字通り聖なる剣。伝説の剣と大体イコールであり、ほぼ確実に非売品。
攻撃力も最強クラスである場合が多いが、聖属性はついていないこともある。
「魔剣」と対になっていることもある。
ちなみに、「聖」がつく武器は、他に槍や弓は聞いたことがあるが、斧や棍棒(ハンマー)にはついているのを見たことがない。

2)スクウェアの聖剣伝説シリーズの略称。


●せいげん【制限】
戦闘ごとに「禁止事項」などが設定され、それを破ると何らかのペナルティがあるシステムのこと。
(または、破ることになるような行動を起こす事ができない。)
上手く使うと緊張感や戦略性、ストーリーの深さを増すことができるが(主な例・FFTA)
同時にプレイヤーにストレスやもどかしさなどを与えてしまう諸刃の剣。

ちなみに、これを特定のダンジョン・バトルだけで採用しているRPGは意外と多い。(FF4・磁力の洞窟など)
しかしほぼ全編にわたってこのシステムが使われるRPGはわりと少なかったりする。


●せいげん−だんじょん【制限ダンジョン】
入ると(あるいは入るために)何らかの制限を受けるダンジョン。
人数制限がある(ドラクエ3 地球のへそ)、金属製の装備ができない(FF4 磁力の洞窟)、
魔法しか使えない(FF6 狂信者の塔)、戦闘で逃げられない(FF6 フェニックスの洞窟)
小人状態じゃないと入れない(FF3 ネプト神殿)、時間制限がある(WAF 殺生石窟) など
マンネリになりがちなダンジョン探索を、普段と違ったやり方で攻略しなければならないため、
いつもより新鮮な気持ちで楽しめる。しかし攻略の壁になることもしばしばである。


●せいげん-ぷれい【制限プレイ】
ゲーム中でもともとは使えるものをあえて自分で切り捨てること。
マンネリ化防止の工夫、ネタ生成目的、向上心の発露あるいは信条だが、
もともとバランスが崩れているソフトではやりこまないプレイヤーにもよく使われる。
低レベルクリア、武具固定プレイ、物理攻撃オンリープレイ、女人禁制プレイ、バランスブレイカー使用禁止プレイなど。
これで書かれたプレイ日記は面白くなる傾向にある。


●せいざ【星座】
主に黄道十二星座と呼ばれるものが使われることが多い。
12という多すぎず少なすぎずの数や、星座の持つ神秘的なイメージから
収集目的のキーアイテムとして使われることや、
塔やダンジョンでの謎解きに多用される。
バテン・カイトスでは黄道十二星座以外の星座も多数登場。
FFTではこれを利用して、星座及び性別でキャラの相性が決定する。
相性の良いキャラ同士は魔法や技によるHP回復量や成功率がアップし、
悪いキャラ同士だと逆に回復量も成功率も下がる。
そのおかげで何回レイズをかけても復活せず、あわやクリスタル化…なんてことも起こる。

☆関連語☆
相性 ファイナルファンタジータクティクス


●せいさくしゃねた【制作者ネタ】
普通ゲームの制作者というものは、スタッフロールでしかお目にかかれないものだが、
あえて本編にネタとして出されることがある。
NPCとして制作者自身が登場したり、制作会社がアイテムのネタにされていたりする。
ゲーム制作の苦しみが垣間見える自虐ネタが多いのが特徴。

SH2のヨアヒムの武器とかマザー3のホテルでひそひそ話してる人とか
あとバテンはアイテムとか手紙とかえらいたくさんあった
クロノトリガーの開発室とかもそうか
他にもあるだろうが自分が知ってるのはこんなもん


●せいさく-すたっふ【製作スタッフ】
ゲームを開発する(造る)人たちのこと。
ライトユーザーにとっては正直どうでもよいが、RPGマニアにとっては要チェックどころか、
購入の可否やゲーム全体の評価に関わるもの。


●せいじ【政治】
RPGにおいてリアリティがなどが軽視されやすいもの。
たとえば中世ヨーロッパをモチーフにしたRPGで、中世ヨーロッパの
政治になくてはならない議会が存在しない作品が多い。
さらにプレイヤーも、これのリアリティを気にする人が少ない


●せいしん【精神】
ステータス能力値のひとつ。マインド。
登場時は魔法的なものに対しての耐性の影響に関わることが多い。
また混乱や魅了といった状態異常はこれらを侵されたものである。


●せいし-ふめい【生死不明】
死体が見つからない、目の前でいきなり消えた、旅に出たまま戻ってこないなど死んでいるのか生きているのかが曖昧なこと。
その多くは生きているが、シナリオ上どうでもいいキャラの場合死んでいることがある。
ただし仮に生きていたとしても、記憶を失っていたり、敵になったり、再会日が命日だったりする可能性が高い。

☆関連語☆
行方不明 生存フラグ オルテガ


●せいしもんだい【正史問題】

主に同一世界内でシリーズ展開されていて、複数のEDがあるRPGでよくおこる問題。
続編が前作のバッドエンドからの展開なのかグッドエンドからの展開なのか、ファンの間で激しい議論が交わされることになる。
複数のヒロインから一人を選ぶようなゲームならさぁ大変、キャラのファンも巻き込んでの大荒れ必死である。
そんな中で、堂々と続編をバッドエンドからの展開にしたシャドウハーツUは、なかなかいさぎよいゲームといえるだろう


●せいしょ【聖書】
1)聖なる書物のこと。RPGでは架空の宗教の聖典などとして登場する。

2)キリスト教及びユダヤ教で最も重要視される宗教書。
主に旧約聖書と新約聖書に分けられ、様々なRPGの人物や設定の元ネタとなっている。

RPG関係ではどちらかといえば、キリストの弟子達の言行が記された新約聖書よりも、
天地創造の過程や古代イスラエルの歴史などの内容が盛り込まれた旧約聖書の方が利用されやすく、
エデンの園、カインとアベル、ソロモン王、ノアの方舟、バベルの塔、様々な天使etc…
といった要素がよく使われる。聖書中の人物の名前をゲームキャラの名前として使うケースも多い。

☆関連語☆
ソロモン YHVH


●せいじょ【聖女】
奇跡を起こしたり、預言を行ったりして聖人に列せられる女性。一般的には清楚で慎ましいイメージがある。
味方であることがほとんどだが、最近では神様の類がラスボスになることが多いので一概には言えない。
戦闘では味方を回復したり、敵に神罰を下したりして活躍する。属性がある場合は大半が聖属性か光属性である。

例)TOD2 リアラ&エルレイン、ラ・ピュセル アルエット、WA2 アナスタシア

☆関連語☆
聖人 奇跡 宗教 巫女


●せいしょくしゃ【聖職者】
1)神聖な職業に従事する者
主に神官、僧侶、神父、司祭、司教、枢機卿、教祖といった宗教における指導者のこと。
「神の力」を借りる事により、怪我の治療や回復などを行うことができる。
また、邪悪な者に天罰を与えたり、悪霊払い(除霊)いったことも行う。
「回復役」として終始欠かせない存在である。
上級職クラスになると、世界に関する深い知識をたくわえた者も多く、
しばしばシナリオ上のキーパーソンになることも。

2)偽善者の代名詞
宗教は秘密に包まれた部分が多く、そのような環境は腐敗した指導者を生み出す。
特に単一神教をモデルとした宗教の場合は、選民思想に染まっている場合が多く、
「神の名」の元に行われる非人道行為(異教徒への迫害、魔女狩り、宗教弾圧)がしばしば描かれる。
国家の陰の支配者であったり、神聖な存在として崇められてた神が
実は邪神だったりするパターンも数多い。

3)教師の別名。学園型RPGでは必ず登場する。
その存在はその他大勢モブの一員だったり、ただの脇役だったり
主人公を導くアドバイザーだったり、共に戦う仲間だったり
実は悪の黒幕だったりと様々。黒幕の時は教頭あたりが怪しいぞ。
回復役を伴う場合は色っぽい保健のセンセイ、敵の場合は古狸のような中年男性教師であることが多い。

☆関連語☆
せんせい


●せいしんせかい【精神世界】
人間の意識の中に潜り込む、もしくは意識を失っている状態で迷い込むことになる世界。
当然健康な人の意識に潜り込む必要はないため、大抵の場合は夢の中のダンジョンと同義語である。
違うのは、主人公の精神に入り込む場合もあるということ。主人公に夢魔が取り付くことは滅多にないが、
「落ち込んでいる時に大ダメージを食らって意識不明」とか「衝撃の事実を知って昏睡状態」などの時には、
仲間キャラ(主にヒロイン)が主人公の精神を助けにいくという場合が往々にしてある。
また、主人公が第二人格や過去の自分と語りあうためのイベントという場合もある。

☆関連語☆
夢の中のダンジョン ナイトメア


●せいしん-のっとり【精神乗っ取り】
黒幕の得意技。本当の身体が封印されてるとかすでになく魂だけの存在とかの理由で
他の生物の身体を乗っ取る。
乗っ取りフラグは黒幕のアイテムに触れた、とか気体を浴びたとか。
たまに本体と戦って倒したが(あるいは倒されたので)乗っ取られたという事例も。
まるでヤドカリのように身体を転々とする奴もいる。
乗っ取られた身体は本来が普通の人間でも宿主の強大な力を行使できたりするので危険。
戦闘時、一瞬肉体本来の人格に戻って切ない死に方したりすることもままある。

☆乗っ取りさん達☆
ラプソーン(DQ8)、エッグ(サガフロ2)、エクスデス(FF5)、
グラーフ(ゼノギアス)、ミトス(TOS)、アルティミシア(FF8)などなど。

補足:主役級のキャラが乗っ取られた場合、選択肢は以下のとおり。
・強靭な精神力で無理矢理追い出す(黒幕がその精神力の強さにビビるのはお約束)
・本体ごとヌッコロス(死ぬ寸前に泣きイベントあり)
・特別な方法で追い出す(その「特別な方法」を求めおつかいイベント発生)
・ヒロインの愛の力で目覚める
・意識はなく完全に操られているはずなのに涙を流しながら攻撃してくる


●せいすい【聖水】
聖なる力で清められた水。
魔を遠ざけ、撃退する効果を持ち、
エンカウント率を下げたり呪いを解くアイテムとして登場する。


●せいせんし【聖戦士】
神を信仰する、あるいは神の加護を受けた戦士。攻撃と魔法を両立しているものが多い。
覚える魔法の属性は聖属性や無属性などが多いが、知力などが低くて役に立たないこともしばしば。
稀に専用の技を覚えている者も存在するが、その場合は強力だったりする。この差はなんだ。
基本的には正々堂々、清廉潔白な者が多いが、それ故に頑固な者も多い。度が過ぎた狂信者もいっぱい。
また、仕えている組織によっては邪悪に染まっていたりもする。最近は悪役に抜擢される事も多い。

☆関連語☆
聖騎士 パラディン 教会 魔法戦士


●せい-ぞくせい【聖属性】
ゲームによる光属性の別名。やはり闇属性と対になっていることが多い。
キャラに属性があるゲームでは主人公やヒロインにこれがついていることが多い。
また神官系キャラにはほぼ確実についている。


●せいぞん-ふらぐ【生存フラグ】
生死不明の人物が、実は生きていることを示すフラグ。

例)
1.死体は発見されず、武器や装飾品など所持品の一部だけが見つかる。(WA1 ブーメラン)
2.高所から水面へ落下する。(FF10 ティーダ、幻水2 ジョウイ)
3.味方を助けるため、爆発に巻き込まれる。(FF4 ヤン、WA2 ブラッド)

一見生存フラグに見えても、実は死んでいる場合もある。
序盤であるほど、シナリオ上重要性が高い人物ほど生存率が高い。
生存フラグが立っていても、一定条件をクリアしていないと再会できないこともある。

☆対義語☆
死亡フラグ

☆関連語☆
死亡イベント 生死不明 行方不明 崖


●せいぞん‐るーと【生存ルート】
分岐シナリオの片側では確実に死亡するキャラが、
生存したまま話を進められるもう片側のルート。
そのキャラのファンならどうしてもこちらのルートを選びがちだが、
死ぬことで華になるキャラもいるため、あえて死亡ルートを進んで鬱になるプレイヤーも多い。
また、中にはFF6のシャドウのように生存ルートを選んでもエンディングで死んでしまうキャラもいるので注意。

☆生存ルートのあるキャラ☆
サガフロ2のコーデリア
幻想水滸伝2のリドリー
ソウルハッカーズ(PS版)のスプーキー
三国志英傑伝の関羽、張飛、ホウ統など

☆対義語☆
死亡ルート


●せいちょう【成長】
1)キャラクターが成長する(プレイヤー視点ではステータスが上昇する)こと。
どういうわけか成長=RPGという解釈をするゲームの出し手側も存在する。
そういう人は「役割演技(感情移入含む)」や「シナリオ攻略」がなくても
戦闘(妨害)の結果、キャラが成長するゲームは何でもRPGらしい。

主なキャラクターが成長するパターンとしては
・レベルアップによりステータス上昇(ほとんどのRPG)
・レベルアップにより「ポイント」を入手し、プレイヤーが割り振る(メガテンなど)
・特定の行動により主にその部分(だけ?)が上昇(アトリエ、FF2など)
・何らかの「モノ」をあてがう(我が竜、サンサーラなど)

とはいえ最近は上記の複合パターンが多い。

2)キャラクターが精神的に成長すること。
RPGでは精神的に未熟な主人公or仲間が、イベントなどを経て人間的に一回り大きくなることが多い。
大抵の場合、そのイベントが起こる前に悲劇的な出来事がセットで付いてくる。
(肉親や仲間の死亡・国の滅亡・衝撃的な真実暴露)
ふさぎこんだりヤケになった主人公or仲間が、他の仲間の叱咤激励を受けて立ち直るのはもはやお約束。

3)プレイヤーが成長すること。
昔はなんでもなかったイベントが今では妙に気恥ずかしかったり
難しくて投げたゲームを今やったらあっさりクリアしたり・・・

過去作ネタのイベントににやりとするのもある意味で成長。
思えば遠くへ来たもんだ・・・


●せいちょうがたすとりー【成長型ストーリー】
ストーリーの中で主人公が少年期から青年期へと年を経ていくストーリー。
大抵前半は少年期、中盤から青年期になる。
主人公が子供をつくり、子供が主人公になるタイプもある。


●せいちょう-ぶき【成長武器】
いわゆるバランスブレイカー。
敵を倒しまくったり、装備者の体力を上げると威力が他の武器と
比べ物にならないくらいになる武器たち。
チキンナイフ・アルテマウェポンやFF7の各キャラ最強武器、最近で言えばTOSの魔装備が思い出される。

補足:使用者のステによって変化するタイプ以外にも
TODのソーディアンとかONIのSFC2作目などの
武器自体に経験値とかのステータスを設けられていて
使用者とは別に成長して攻撃力が上がったり、魔法・技を習得するタイプもある


●せいちょうりつじょうしょうあいてむ【成長率上昇アイテム】
装備した状態でレベルが上がるとレベルアップ時のステータス上昇にボーナスがつくもの。
アイテム1つで効果を発揮するものから複数のセットを装備する必要があるものなど様々。
こういったアイテムが登場しない作品もある。というか登場しない作品の方が多い。

追加上昇量は微々たる物だが、塵も積もれば何とやら
何度も繰り返していく事で最終的にかなりの差が出る場合が多い。
その為、これをどれだけ低レベルで入手するかというやりこみをするプレイヤーもいる。
追加上昇するステータスをある程度選べる場合もあり
短所を補強するか長所をさらに伸ばすか悩む事になる。


●せいとうは-ひろいん【正統派ヒロイン】
どこかで見たことがある超王道的なヒロインのこと。
基本的には気が強くそして誰にでも優しいという特徴がある。
しかし、王道であるが故アンチはあまりいないが熱狂的なファンもつきにくいため
製作者もあまりこういうキャラは作りたくないようだ。

例)FF5レナ、TOPミントなど

追記:直接攻撃よりも魔法、特に回復系の魔法に長けており、恋に一途。
また仲間を大事にし、危機が訪れれば自分の身を犠牲にして仲間や世界を守ろうとする。


●せいとかい【生徒会】
生徒が自発的に学校運用に対し教員達に意見を言う為に運用される組織。
会長、副会長、書記など役職は多岐に渡るが大抵立候補制で選ばれる
が、誰も立候補なんてしたくないのでこれまた大抵『多数決』という
少数意見を黙殺する理不尽な決め方で決められる。
RPG学園ものには大抵設置されており、美人眼鏡やイケメン眼鏡など眼鏡がよりどりみどりである。
余談ではあるが……書記って何してるのかわからないしいらないんじゃないの?と思う今日この頃。


●せいとん【整頓】
乱れているものをきちんと片付けること。
RPGではバラバラに並んでいるアイテムを
自動的に片付けてくれる便利な機能。ソート機能ともいう。
大抵、種類順と五十音順の2つが選べるが
五十音順を選ぶ人はまずいないだろう。
種類順にも、回復アイテム優先、武器優先、防具優先と
細かく指定できるものもありズボラな人たちは大助かりである。
また「やくそう×3」「やくそう×2」「やくそう×1」を「やくそう×6」
といった風に所持数を一つにまとめてくれる。
しかし所詮は機械なので完璧には整頓してくれない。
種類順には並んでいても強さや効果がバラバラだったりする。
そういうのが気になる人は、いったん整頓機能を使った後で、
手動で並び替えているようだ。


●せいはい【聖杯】
RPGによってキーアイテムだったり、
ただアンデッド特効攻撃を使えるだけのアイテムだったり、
戦闘不能状態のパーティをいっぺんに戦列に復帰させられるアイテムだったりするもの。
元ネタは円卓の騎士伝説の宝物。
一昔前のRPGだと文字の大きさやドット数の関係で
ひらがなの「せいはい」になっていてありがたみ半減。

☆関連語☆
円卓の騎士


●せいひろいん【正ヒロイン】
ヒロインが複数登場する場合の一番メインとなるヒロインのこと。

誰が正ヒロインか明確でない、そもそも全員平等に正ヒロインと扱うゲームの場合は
信者達の間で誰が正ヒロインなのかを決定するスレがあがったりするが、結局答えはでない。

例)
DQ5のビアンカとフローラ
FF6のティナとセリス
FF7のティファとエアリス


●せいふく【制服】
制服とは、会社・学校あるいは軍隊・警察など、ある一定の集団や組織の所属者が
着用することを目的に規定された服のことである。(wikipediaより)
画一化が目的なだけあってRPGでも基本的には画一なザコ敵とは相性が良く
数多くのRPGで制服を着たザコ敵が存在する。
反面個性が必要な固有キャラクターとは相性が悪く数が少ないか、いたとしても
現実でやればブン殴られそうな着崩し方をしてる者が多い


●せいぶつへいき【生物兵器】
生き物に科学的手法を用いて何らかの手を加え、兵器としての運用ができるようにしたもの。
現実世界ではほとんど細菌兵器のことだが、等身大の人間が菌と直接戦うのは無理があるので、
創作物、特にゲームでは「複数の生物を組み合わせたもの」や、
「生物と機械を合体させたもの」を指すことが多い。

有名どころではポケモンのミュウツー、サモンナイト2の機械魔、アークザラッド2のキメラ、
上記作品をやったことがある人ならわかるが、モンスター使いが関わるゲームに登場しやすい。
その他FF7、8やゼノギアスなどSFや未来を舞台にしたRPGでもそれらしいモンスターが頻繁に見られる。

兵器化した生物は心(思考)を失うなどの設定がつけられていることが多く、
時には生きた人間を素材にすることまであり、往々にして非人道的な悪の所業として描かれる。
マッドサイエンティストや研究所との相性が抜群によい。

☆関連語☆
マッドサイエンティスト 研究所 研究者 キメラ


●せいべつ【性別】
男か女かの区別。性別がない場合もある。
キャラメイクが可能なRPGの場合、主人公や仲間の性別を自分で決められるものがあり、
ゲームによっては習得するスキルやなれる職業、装備品やイベントなどなどに差異が生じたり、
見た目にはほとんど違いがなかったりとさまざまである。
まあ、大概の人は見た目やパーティーの脳内設定で選んでいると思うが。
女性のみのパーティーというのはよく見るが、男性のみのパーティーというのはなぜかあまり見ない。

☆関連語☆
キャラメイク


●せいゆう【声優】
1)CDやDVDなど、媒体のデータ容量に余裕が生まれてきたことに加え、
キャラを重視するようになってきた昨今のRPGにはもはや欠かせない存在
だが声優そのものにつくファン(というのも憚られる場合が多い)を呼び込む事が多く、反発も多い。
特にゲーム性そのものを重視するファンからは風当たりが強く、しばしばスレが荒れる原因となる。
しかし実際問題、少なくとも若手の声優を起用するならばもはや避けられない問題だろう。
「役を選ばないのが良い役者」であると考えるなら、他作品でのイメージなどは目をつむるべきか。

2)上手く使えば、イベントなどで音楽や映像だけでは表現できない臨場感を出す事ができるし、
戦闘がアクションに近いものはこれがあるのとないのとでは、盛り上がり方にかなりの違いが出る。
ただ、これとキャラばかりが重視され、肝心のゲームの内容が駄目だったりすると大きく叩かれるし、
DQなどのように古参のファンが多いゲームでは、声優の起用そのものに嫌悪感を持つ人が多いというので、
なかなか使いどころは難しかったりする。
さらに声優の演技力に頼りすぎると、その他の面での演出が疎かになる傾向も強い。

3)最近のRPGでは起用しないゲームを探す方が難しい。
キャラクターのイメージに合った正しい起用の仕方をすれば強力な武器になりえるが、
万一それに失敗すると批判の嵐は免れないという諸刃の剣。
また、声優を使うとどうしても『キャラゲー』と呼ばれがちで、
テイルズやSOシリーズなどは一部の人たちにその象徴として扱われている。
実力のあるベテランはおおむね歓迎されるが、これがいわゆる腐女子に受けている声優、
実力と人気がかみ合っていないと思われる声優(ドル声優)が起用されると、
これまたその声優のアンチによる罵詈雑言が容赦なく浴びせられる。
しかしゲーマーにとって最悪と認識されているのは芸能人の起用で、
棒読みなどの問題でそれこそ前述のアンチ多数の声優を出すよりも反感を買うのは避けられない。
声優に芸能人を起用したRPGは、ドラッグオンドラグーン2やグランディア3が挙げられる。
起用せざるをえないならば、あくまで作品のクオリティ自体を上げる方向での熟慮を製作側に求めたいものだ。


●せいゆう-げー【声優ゲー】
一部オタクに人気が有る声優を集めて声優だけを売りにゲーム
これだけではコストの割りに売りが弱いことが多いが
乱発されるキャラゲーとの掛け合わせが非常に有効であり
特に原作付きキャラゲーと組み合わせることにより
確実に特定層に買わせることができるためにメーカーの小銭稼ぎに重宝されている
ただしゲームを遊ぶために買う層からの評判はあまり良くないため大きく売れることはない


●せいゆう-ねた【声優ネタ】
同じ声優が担当した別作品のキャラの有名台詞を喋らせるネタ。
元の台詞が合わない場違いな場面で使用されると萎えるが、上手く使われていると、元ネタを知っている人はニヤリとさせられる。
往々にしてスタッフの趣味が出ており、マニアックなものが多い。

例)シャドウハーツ2のシャアネタ

☆関連語☆
元ネタ


●せいゆう-の-へんこう【声優の変更】
リメイクや移植、アニメ化などの際、行われることがあるもの。
TOPのダオスや一部スパロボの様な場合は仕方ないのだが、
思い入れのあるキャラが違う声になるのはなんだか複雑な気分である。
特にSO1、2のリメイクでは、スタッフお気に入りの東地氏以外全員が変えられるという驚きの事態となり、
色々とファンの間で話題を呼んでいる。
まあ、2はアニメ化の際にも変更されているのだが…。

また上記のダオスも、よりによって関係のあるTOSの重要キャラと声優が被り、
一部ファンから不満の声も上がっている。

なおイースのアドルの様に、メーカーや機種で声変りしまくりのキャラも存在する。


●せいようけん―とうようけん【西洋剣―東洋剣】
ブロードソードに代表される西洋の剣は、本来は相手を斬る武器ではなく
叩きつける勢いで相手を切断する武器である。
日本でいうならナタが該当する。
そのため、(アレな表現だが)「力持ちがびゅんびゅん大振りする」ことが
正しい使い方であるといえる。
また、鎧を着込まない戦闘(例:海戦)などではサーベルやシミターなど、
西洋の剣においても切り刻む類の武器は存在する。

翻って日本刀(シャムシール)である東洋の剣はマクロ視点では
相手に刀身を当てて擦ることで効率よく切断することができる。
そのため「技術的な」武器であり、また鎖帷子のような
斬られる(擦られる)ことに耐性のある鎧に非常に弱い。
そうでなくても金属製防具にも弱い。

今のところこの違いを認識しているゲームはほぼ皆無。
ブロードソードに打撃属性はないのばっかりだし、
日本刀を相手に叩きつけたり・・・(そんな真似すれば間違いなく折れる)

☆関連語☆
ブロードソード バスタードソード 日本刀


●せいりゃく-けっこん【政略結婚】
政治的意図などの理由により、自国と相手国の子供同士を
当人の意思を無視して結婚させること。
RPGでも時々行われるが(特にファンタジー系)、
どちらか一方が他の誰かと駆け落ちしたり、式の途中で第三者が乱入したりして
最初から最後までつつがなく行われることはまずない。


●せいりゅうとう【青龍刀】
RPGでは中盤あたりでお目にかかる武器。
分類は曲刀としてよく出てくる・・・のだが、
「カンフー映画などでよく見るアレは柳葉刀といって
青龍刀とは、三国志の関羽が使ってた青龍堰月刀のことを指す」という説や
「柳葉刀=青龍刀で、関羽が使っていたのは青龍の彫られた堰月刀」という説があり、
実際のところ、どんな武器を指して青龍刀と呼ぶのか不明なのである…


●せいれい【精霊】
物質を司るとされる異次元の生命体。
炎の精霊、闇の精霊、剣の精霊などと分類される。
それだけではなく、固有名詞が付いていることも多い。
聖剣伝説シリーズやテイルズシリーズなどの多数登場。

☆関連語☆
サラマンダー ウンディーネ ノーム シルフ


●せいれい-あつめ【精霊集め】
1)収集イベントの一種。世界の危機を救うため、主人公一行が、
各属性を司る精霊やら竜やら召喚獣に会い、その強大な力を貸してもらうイベント。
だが、神殿などに祀ってある場合を除くと彼らの居場所は、
火山、雪山、砂漠、深海、地底といった危険地帯であるため、
集めさせられる側は並大抵でない苦行を強いられる。
その上、こういった到達困難な場所へ行くためには、
所々で移動手段を確保しなければならないので、必然的にお使いイベントが増える。
やっとの思いで精霊の居場所へたどり着いても、
当の精霊が行方不明だったり(聖剣2 サラマンダー)、暴走していたり(TOE ヴォルト)、
消滅しかかっていたり(WA3)、試練と称して襲いかかってきたりするため、
最後の最後までプレイヤーには苦労がつきまとう。

2)WA2やイリスのアトリエなどでは、精霊集めはサブイベント的な扱いで、
シナリオ上必ず手に入る精霊以外は集めなくても問題はない。
また、TOEやFF10のような精霊集めがメインのRPGでも、
入手する必要のない隠し精霊が存在するゲームもある。
これらの精霊がなくてもクリアは可能だが、
あると使える魔法が増えたり、作れるアイテムが増えたり、
強力な特殊技が使えるようになるなどのメリットがあるため、
プレイヤーは一つでも多く集めようと尽力する。

精霊集めのあるゲーム
テイルズシリーズ 聖剣伝説シリーズ WAシリーズ FF10 イリスのアトリエ
BOF4 ドラクエ7 クロノクロスetc…

☆関連語☆
集めてくるのじゃ


●せいれい-つかい【精霊使い】
精霊を召還する技能の持ち主。シャーマン。
サマナーとは異なり、召還するだけではなく召還した精霊を自身に憑依させる能力があるため、より便利屋っぽい扱いになる。
デビルサマナーでいえば、キョウジがサマナー、レイがシャーマンである。
日本で精霊使いの人気を極小点で集中爆発的に高めたのはロードス島戦記のディードリットだが、
実は彼女自体はシャーマンというよりサマナーに近い。
なお、精霊使いの長でありながらゲーム開始前に敵役にあぼーんされた挙句、たまたま同時期に死んだ奴を勝手に利用する奴がいる。
まあ、それだけならキョウジもやってるのだが・・・
中には他人の肉体を乗っ取っただけでは飽き足らず、乗っ取られた奴の女まで奪い取る外道もいたりする。
さらに、そんな奴に限って精霊使いの長のくせに精霊魔法なんか使いもせずに、大剣振り回して肉弾戦を挑む。


●せいれーん【セイレーン】
水鳥の体に、人間の女性の顔を持つモンスター。羽を持った人魚のような姿をしている場合も。
名前は、ギリシャ語の「縛る」「くっつける」などの意味を語源としている。
海の孤島に住み、近くを通りかかる船の船員を歌声で魅了し、難破させてしまうからである。
ホメロスが書いた「オデュッセイア」の中にも、セイレーンが航海中のオデュッセウス一行を襲うシーンがある。
RPGにおいては、モンスターのほか、召喚獣や種族としても登場する。
やはり音を使った攻撃が得意である場合が多い。
何故かクラス(女性限定の上級魔術師)として登場するゲームもある。

追記:セイレーンはサイレンの語源


●せーじ【セージ】

1)ごく一般的なハーブの一つ。
様々なゲームに登場しており、最大HPを増やしたり、全状態異常を解いたり、
戦闘不能を回復したりと効果もそれぞれ。
現実では抗酸化作用をもち、肉の臭い消しなどにつかわれている。

2)RPGに登場する職業の一つ。
いわゆる「賢者」の事なのだが、初見で分かる人は少ないと思われる。
登場作品が少ないせいか?


因みにスペルは(1)(2)共に「sage」。
投稿者も使っている、2ちゃんねるで一番書かれているであろうアドレスである。


●せーぶ【セーブ】
1)それまでの冒険を記録する作業。
セーブすることによって一旦電源をオフにしても、次回はそのセーブした時点から始めることができる。
フィールド上どこでもできたり、セーブポイントを見つけるまでできなかったり、
王様、神父様がしてくれたりとその方法はゲームによって様々。
セーブデータは、今でこそコピーできたりとその保存は楽なものになったが、
赤白ファミコンの時代は些細な衝撃でぶっ飛びやすく、涙したプレイヤーが大勢いた。
というかセーブデータが消えなかったプレイヤーなんて存在しないはず。

2)早くする人もいれば、なかなかしない人もいる。
したくてもできない人、時期を逃してできなくなる人、
自らの信念で一度もしないで終わる人もいる。
昔は障害が多く、密かに育んでいたものが発覚すると親は激怒し、
懇願しても理解を得られず、強制的に切られてできなくなり、泣いた人が大勢いた。
時代が変わった今では、比較的簡単にできるようになったので、
気に入らなければもう一度やり直そうと、何回も繰り返す人もいる。
神社や教会・ホテルで行なったり、外ですることもある。
もちろん日本国内でとは限らない。
これは余談だが、2chで同じ時間に同じレスがかぶることをケコーンと言う。

☆使用例☆
なかなか_______ポイント見つかんないよ〜、_______できない…


●せーぶ-あいてむ【セーブアイテム】
セーブをするために必要なアイテム。
セーブポイント以外でセーブするために使われる物やセーブを行う際に必須となる物などがある。
いずれにせよあると便利、またはシステム上なくてはならない物であることが多い。

例)WA3&F 1ギミルコイン、BOF5 セーブトークン、チョコボの不思議なダンジョン2 記憶のしおり

☆関連語☆
アイテム セーブ どこでもセーブ


●せーぶできない【セーブできない】
セーブシステムは各ゲームによって違いがあるため、
場合によってはセーブしたくてもすぐにはできない、ということが起こりうる。
例えば、ファイナルファンタジーシリーズはフィールド上ならば基本的にいつでも・どこでもセーブできたり、
ロマンシング サ・ガシリーズならダンジョン内ですらセーブできるのに対し、
ドラゴンクエストシリーズでは王様や神父といったキャラに話しかけないとセーブができない。
このため、「ゲームは一日一時間」など設定されている家庭では、
ダンジョンの奥深くで時間がきても、戻ってセーブすることができないという状況が生じうる。
親がこの辺の理解があれば多少のオーバーは認めてもらえるが、
そうでない場合問答無用でスイッチを消され、1時間丸々パーになる悲劇が起こることもある。

☆関連語☆
母親 用事


●せーぶ-ふぁいる【セーブファイル】
カートリッジタイプのゲームソフトで、ソフト内部にゲームデータを記録しているファイル。
ハードにもよるが通常1〜5個くらい。
この数が多ければ多いほど、1本のソフトにたくさんのデータを保存しておくことができる。
同一ソフト内にしかコピーできないため、借りたソフトが非常に面白く自分も購入するものの、
初プレイのデータはソフトごと返さなければならないという悲哀を味わった者が多数。
しかも借りた相手が自分より下手だと、苦労して育てたデータを自分の物のように使われて
悔しさ30%増加の追加ダメージつきだったりする。
またセーブファイルを選ぶ際、ソフトによってカーソル位置のデフォルトがロードしたファイルのものと
一覧の先頭にくるものがあるので、しばらくやっていなかったゲームでは注意が必要。
適当に決定ボタンを連打していると、ネタ的に作ったファイルをうっかり大事なデータに上書きしてしまうことも。


●せーぶ-ぽいんと【セーブポイント】
主に街やダンジョンでセーブできるところ。
教会(DQなど)、謎の物体(FF)、宿屋(他の多くのRPG)といった具合にゲームによって様々な形態をとる。
このポイントでのみ使用可能な回復アイテムもある。(テントなど)
ワールドマップはどこでもセーブできるためか、____とは言われないようだ。


●せかい【世界】
1)物語の舞台。
見下ろし型フィールドの場合、往々にして画面の上方向が北となり、
上に行けば行くほど寒い気候となる。(例外としてロマサガ1などは南の方が寒い)
また、船や飛空艇などを使い世界の北端を越えると、何故か南端から出てきてしまう。
このような奇妙なつながりを持った空間でもある。

追記:このように北端と南端が繋がり、かつ東端と西端が繋がるような世界は
理屈で言えばドーナツ型をしているはずだが、イベントやエンディングで世界全体が
表示される場合にもドーナツ型になっている事はなく、大抵は球体である。

2)複数存在するもの。

☆使用例☆
魔族たちの住む闇の____


●せかい-かん【世界観】
一つのRPGにおける広い意味での全体のイメージや設定をもろもろ含めてこう呼ぶ。
また、ユーザーがRPGを選ぶ際に使われる重要なファクターの一つでもある。
その種類はファンタジー、中世、和風、SF、現代(学園モノ、近未来)など決まったものから、
色々混ぜ合わさったものまで様々である。

☆具体例☆
和風:俺の屍を越えてゆけ
SF:ゼノギアス、ゼノサーガ
SF+ファンタジー:スターオーシャン
ファンタジー+中世:ドラゴンクエスト
現代+近未来+ファンタジー:女神転生シリーズ、ペルソナシリーズ

☆関連語☆
世界 キャラクター グラフィック BGM


●せかい-きゅうさい【世界救済】
世界征服に代わって魔王が掲げるようになったもの。
大抵は魔王の自己中であり、人間にとってははた迷惑な内容であることが多い。


●せかい-じゅ【世界樹】
ユグドラシルと呼ばれ、ゲルマン神話の世界観で世界を中心として支えている大木。
ユグドラルとかユグドラとかゲームに登場するときは名前を弄ることもあり、
世界樹、マナの樹、神聖樹のように呼ばれることもあるが、樹の盛衰と世界が連動する点で共通している。
大木を見たときの畏敬の念がこのような共通認識を生むのだろう
近年の環境問題への関心の高まりも、樹木を中心にすえる世界観への共感を呼ぶ一因となっている。

☆使用例☆
ダメじゃないか____の葉をすけさんに持たせたら、ザオリク一人しか使えないのに!


●せかい-しょうめつ【世界消滅】
世界征服に代わって魔王が掲げるようになったもの。
消滅させるぐらいなので、征服する気はありません。


●せかい-せいふく【世界征服】
1)悪の大魔王の絶対条件。これを掲げるものは、正義の名の下に成敗することが可能になる。

2)かつての魔王の存在意義にして、今時の魔王にとっての死語。


●せかい-せいふく【世界制服】
1)世界征服の誤字。

2)世界の人々の服を全て制服(大体の場合はセーラー服)にしてしまおうという
恐怖の計画のスローガン。


●せかいちずのすみ【世界地図の隅】
世界地図を広げたとき、その枠部分(特に四隅のこと)を指す。
船や飛行手段が手に入ったら、次なる目的地へ向かうのも良いが、
とりあえず地図の枠に沿って世界を旅してみよう。
一見何もないようで、実は地図にも載らないほどの小さな島が存在していることが多々ある。
大抵の場合、本編には直接関わりがないのだが、
財宝が隠されてあったり隠し施設があったりと、サブイベント的な要素が必ずといってよいほど盛り込まれている。
島の周囲が絶壁で囲まれているなど、その到達手段が困難であればあるほど
そこに眠っている『何か』の価値もそれに比例して高いモノになる。
しかしたまに凶悪なモンスターが生息している場合もあるので、
とりあえず足を踏み入れる前にセーブをしておくことをおすすめしたい。

☆例(FFシリーズより)☆
FF7 ラウンドアイランド(絶壁に囲まれている上、飛空艇でも着地できない 報酬:最強召喚獣)
FF8 海洋探査人工島(飛空艇のみ侵入可能 報酬:かの竜王さま。さらに奥には・・・)
FF9 チョコボの桃源郷(サブイベント・チョコボの宝探しの終点)


●せかい-の-しはい【世界の支配】
これを目的にしている魔王・組織などは多い。
だが、支配して何をしようと思っているかを全く考えていない輩も少なくない。


●せかいほうかいいべんと【世界崩壊イベント】
主にラスボスによって引き起こされる世界規模の天変地異のイベント。
大抵は地震や津波など。
このイベント後は街の人の会話もネガティブ会話かポジティブ会話の二通りになったりする。
ネガティブ例
『あぁ・・もうダメだ・・俺たち死んじまうのかな・・』
ポジティブ例
『命があっただけで儲けもんだぜ!潰れた家はまた建て直せばいいんだしな!』


●せかい-ほうかい-まぢか【世界崩壊間近】
昨今のRPGの終盤辺りにおいてよくある現象。
対象としては、その舞台となっている『星』か、もしくは宇宙全体、
あるいはその次元そのものかで、作品によって幅が違う。

勿論、これを何とかするのは世界最強の軍隊でも、神の祈りでもなく
主人公をはじめとするうら若き10代の集団なのだが・・・・・
不安を抱えて生活する一般市民を余所に闘技場やカジノなどでの目撃情報が相次いでいる。

なお、ラストバトル直前後辺りで崩壊が本格化することもお約束。


●せかい-を-すくう【世界を救う】
1)ほとんどのRPGにおける主人公たちの最終目的。
ここで言う世界とは、国であったり星であったり、全宇宙であったりする。
最初からこれを目的として旅に出るケースは少なく、
旅の途中で世界征服・崩壊を目論む敵や、世界が消滅するほどの
自然現象の存在を知り、それを食い止めるために戦い続けることになる。
また、必ずしもラスボスの撃破がこれと同義であるとは限らない。
例えばラスボスが世界を崩壊させる魔法や装置を発動させてしまった場合、
あるいは世界の危機の原因が自然現象であった場合は
それを止めなければならず、主人公たちは四苦八苦することになる。

2)多くのRPGにおける主人公達の最終目的。
世界というものすごく規模が大きいものをたかだか数名(女子供含む)で守らなくちゃいかんのはもはやRPGのお約束である。
「この国に軍隊はないのかYO!」などと突っ込んではいけない。
なお、RPGにおいては頻繁に使われる言葉だが、リアルで使うとDQN扱いされる諸刃の剣。素人にはオススメできない。

☆使用例☆
____だと?馬鹿め、私を倒しても世界の崩壊は止められんわ!


●せきか【石化】
1)主にステータス異常のひとつ。
文字通りキャラクターが石と化してしまい行動不能となった状態で、
洒落に成らないほどやばかったりする。
なぜか防御力が変化したりすることは少ない。

追記:TOでは石化すると防御力が上がる

☆使用例☆
げっ_した!ヤバ!

2)敵の攻撃(魔法)によってかかる状態。
たいていがダンジョンの真ん中あたりでかけられてしまい薬草も買っておらず
こんな場合回復魔法が使えるキャラもおらず町に帰らなければならなくなる。
ボスの手前でなった場合ロードしてやりなおすか町に戻るか決断を迫られる。


●せきか-いべんと【石化イベント】
主に序盤〜中盤で時々起こる。
仲間の1人などが、敵の魔法によって石像にされてしまうイベント。
たいていこの石化魔法を使うのは敵の幹部以上のキャラ。ラスボスの可能性もある。
目覚めさせるにはただ敵を倒すだけではなく特殊なアイテムなどが必要なため、ストーリーの目的を増やす手段として使われやすい。
有名なところではドラクエ5あたりか。
まれにFF4のように、自分で自分自身を石化させるケースもある。幼い双子の自己犠牲には泣いたプレイヤーも多いとか。


●せきがん【隻眼】
「修羅場をくぐってそうな戦士(軍人)キャラ」を作成するさいに付け足されることがある「記号」。
夏侯惇、伊達政宗など、隻眼で有名な武人がイメージの元ネタの一つではあるだろう。
片目という障害など全く考慮せず、普通に生活し、普通に戦闘できる場合がほとんどなので
「病弱なのに最強」キャラに代表されるような
身体的な障害を圧倒的実力で覆すカタルシスはあまり得られない。


●せきこむ【咳き込む】
仲間や家族などが「ゴホッゴホッ」などと咳き込みだしたら黄信号。
その時は何でもないただの風邪引いたかなんだの言っていても、
しばらくすると何らかの病気でブッ倒れることになる。
大抵の場合は近くの山の山頂や洞窟の最奥などに生えている薬草で治癒するが、
少なくとも一時離脱か最悪そのまま死んでしまう場合もあるので要注意。


●せきしょ【関所】
主に国境や重要建造物の入口(もしくはそこへ至る道の途中)などに設置される。
初来訪時は多くの場合、
「魔物が出るから危険」「隣国とは交戦中」「許可証の提示が必要」といった理由で追い返されるが、
イベントをこなしストーリーを進めたり、
許可証(ものによっては偽でも可)を持ってきたり、
特定の人物を仲間に入れたりすると、大概通れるようになる。
なお、許可証提示や、特定キャラの仲間入りで通行できるようになる場合、
一度通ってしまえば二度目以降は
許可証を捨てても、特定キャラがいなくなっていても素通りできることが多い。


●せきぞう【石像】
石でできた像。本来は町や庭のような外にあるものだが、RPGでは塔やお城といったダンジョンにあるものが多い。
ダンジョンにあるものは、トラップとなっているものが多く、モンスターになるものから、炎などを噴き出すもの、
石像にある仕掛けを解かないと先へ進めないものなど様々である。
また、何者かにより重要なキャラがこれになってることもあり、
それを解くことによって新展開になることもある。


●せきばん【石板】
石の板に文字や絵が刻み込まれたもの。
世界の運命を左右するような物凄く重大な秘密が書かれていることがほとんど。
その、ことの重大さを感じさせるような偉そうな言葉で書かれている。
その情報が公にならないようにトラップだらけのダンジョンの最深部置いてあったり、
聖地、神殿などに封印されてあったりする。
また、見つかっても簡単には読めないような古代文字で書かれてあったり、
割られていて、全ての石版の欠片を集めるために冒険することになるのはお約束。


●せきひ【石碑】
何かの記念に文字を刻んで建てた石板・石柱・石塊。
RPGではメッセージを読むものというよりもむしろワープやセーブのための装置になっていることが多い。
文字が光るのも日常茶飯事である。


●せだいこうたい【世代交代】
シナリオの途中、プレイヤーキャラが主人公ないし主要キャラの子供にバトンタッチすること。

この要素を初めて取り入れたRPGはDQ5(92年)だと思われがちだが、
実はMDのファンタシースター3〜時の継承者〜(90年)が先駆者ということはあまり知られていない。

☆関連語☆
俺の屍を越えてゆけ


●せっくす【セックス/SEX】
男女の性交渉のこと。
必要性がある時だけ文章及び事後表現で描かれる演出。
時として純粋な少年の夢を壊しがち。


●せつげん【雪原】
北国、標高の高い山岳地帯で見られる地形の一種。
主人公達の足跡が点々と刻まれていく。
主に氷属性の耐性、炎属性の弱点を持つ敵が出現するため、
炎属性の武器や魔法、氷属性の耐性を持つ防具が実用的。
SRPGでは足場が悪いためか、移動能力に悪影響を及ぼす厄介な地形でもある。
露出度の高い服を着ているキャラクターを見ていると、
「こいつ寒くないのかな?」と、いらない心配をする人もいることだろう。


●ぜっさんはつばいちゅう【絶賛発売中】
CMでの売り文句の一種。
周囲から絶大な評価と賛美を受け、売れに売れている状態のこと。
…なのだが、評価を受けていようがいまいが「絶賛」を自称するのは自由なので、
極端な話、一本も売れておらず、周囲から叩かれまくっていても「絶賛発売中」ということもありえる。
あまり信用していいものではない。


●せっしょく【接触】
RPGにおいては特にシンボルエンカウント形式のRPGで敵シンボルに触れて戦闘に入ることをさす。
このようなRPGでは普段からこれを意識して移動するものであり、
特に低レベルクリアやタイムアタックを目指す場合、なるべくこれをしないように細心の注意を払う必要がある。

☆関連語☆
シンボルエンカウント 敵避け


●せっしょくふりょう【接触不良】
昔から現在に至るまで日常生活でも悩まされるもの。
RPG的にはこれによって、ゲームが起動しなかったり、
セーブデータが消えたり、なんかバグったりと色々不具合が起きる。
あと、ケーブル類が接触不良で、
テレビにゲーム画面が映らなかったり、音が鳴らなかったり、
そもそもゲーム機の電源入らなかったり。
そのほかにも一杯有る。

ファミコンのROMカセットなどでは、端子の接点の汚れによって発生する事がある。
その汚れはホコリであることも多いが、使い込んでいると溜まってくる汚れもある。
ホコリであるのならば、ふーふーが上手ければ大丈夫だろう、多分。

しかし、ふーふーをしても中々起動しなかったり、バッテリーバックアップの電池交換をしたのに、
データが消えまくるのは、大抵溜まった汚れのせいである。
そんな場合は接点の汚れを取ってしまおう、
ただし自己責任で。特に鉛筆で接点を塗ったり、舌で舐めたりとかは。

近年ではパワーメモリーやメモリーカード等の外部記憶装置が、
中々認識してくれないと言う不具合なども。

一番の対策法は何度も抜き差ししたりとか、あんまり乱暴に扱わず、
しっかりと愛を持って扱う事である。

☆関連語☆
ACアダプター コントローラー 灰色の画面 ホコリ

☆参考アドレス☆
http://mardius.world.coocan.jp/overture/html/saga/contact.html
http://souten77.blog86.fc2.com/blog-entry-192.html


●せったい【接待】
主に対戦で相手の気分を害さないように手加減したり、わざと負けてあげたりすること。
RPGだと、主にポケモンやドラクエモンスターズの対戦などで使われることがある。
特に上記のゲームは、2chや攻略サイトなどで情報を調べるか否かであまりにも実力が変わりすぎるので、
ネットを使用しないプレイヤーが相手の場合、ある程度は手加減するのもマナーだろう。
かといって露骨に手を抜いているようにバレると気まずくなるため、素人にはお勧めできない。


●ぜったい-あく【絶対悪】
何の理由もなくただ悪である存在。
これを倒してめでたしという構図はわかりやすいので今も使われ続ける。
最近は「悪には悪の理由がある」と減少傾向にあるが、DQ、FFを中心に今でも残り続ける。
いがみ合ってる両軍の和解のネタにされることもしばしば。


●ぜったいりょう-かいふく-あいてむ【絶対量回復アイテム】
回復量が具体的に何ポイントか定められているアイテムのこと。
最大HP・MPの低い序盤では、初歩の回復アイテムでも高い効果を得られるが、
ゲームが進行し、最大HP・MPが増え始めると徐々に用済みとなってくる。
この対策として、ハイポーションなどの上位の回復アイテムを別個用意することが多い。
絶対量回復アイテムで有名なのは、DQの薬草やFFのポーションなど。

☆関連語☆
割合回復アイテム


●ぜったいれいど【絶対零度】
物質が冷える限界の温度。具体的に言えば摂氏−273.15℃のこと。英語ではabsolute zero。
「絶対」という厨臭い響きと、この世の最低温度といういかにも凄そうな雰囲気のおかげで、
氷属性の強力な攻撃手段としてよく登場する。

例)FF6、ポケモン、メガテン3、テイルズ(アブソリュート)、VP(アブソリュートゼロ)など


●せっていが【設定画】
キャラクター及び街やダンジョンなど物語の世界の詳細なイラスト。
資料集や攻略本によく載っているが、ゲーム本体のおまけモードにある場合も。
設定画の中にはスタッフの注釈がついていたり、ラフ画だったりと、
完成までの紆余曲折がかいま見えて面白い。

このキャラクターや世界の設定画は、同人活動やコスプレイヤーとっては特に重要。
なぜなら、例えばキャラクターだったら正面以外に横向きや後ろ向き、果てはアクセサリの詳細まで描いてあるからである。
最近はリアルなゲームも多いため、キャラクター達の身長対比まで掲載されていることもあり、
たとえ身長設定がなくても大体の身長差をつかむことができる。
これが発表されていない場合、イラストに起こそうとするとゲーム画面と長時間にらめっこという、
他人から見れば怪しいことこの上ない風景が見られる。

☆関連語☆
設定資料集


●せってい-がえし【設定返し】
同作品、あるいは同じ時系列の過去の作品に打ち立てられた設定や伏線を無かったことにし、
それによって生まれる矛盾を放置すること。たまに後付けのフォローがされることもある。
これをされると、一見さんはともかくそのシリーズの根っからのファンは怒り狂い、ひどい時はアンチ化する。
そのためこれを行ったがために糞ゲー扱いされる作品は多い。
勿論これが許せるのなら良ゲーになりえる。

例)VP2 TOD2


●せってい-しりょう-しゅう【設定資料集】
サントラと並ぶメーカーの小遣い稼ぎの道具。
内容は初期案、語られなかった設定、開発者インタビュー等の未公開情報が多く、
ファンには非常に興味深い内容となっている。
が、見なきゃよかった、ということもあるので一概には薦められない。

☆関連語☆
攻略本


●せっとうご【接頭語】
接辞の一類。常に他の語の前に付いて用いられる語構成要素。
主に固有名詞の頭につけて属性(例:炎の〜、アイス〜)や
性能強化(例:スーパー、グレート)などを表す。
RPGに限らず、漫画、ゲームの世界で幅広く愛用されている。


●せっとく【説得】
1)よく話し聞かせて相手に納得させること。(goo辞書より)

2)蛮行をしようとする敵などに向かって、主人公達が熱く行なうもの。
だが敵側は絶対に無視するもの。

よくあるパターン
「やめろッ!そんなことをしても〇〇さんは帰ってこない!」

「ええい!黙れ!貴様に俺の気持ちが解るか!邪魔をするなら貴様らを殺す!」

「くそっ!何を言っても無駄だ!来るぞ!」

「ファファファしねい!」↓
戦闘へ。

3)戦いの意義に疑問を感じていそうな敵や条件次第で寝返りそうな敵に対し行うもの。
自分の思想を語ったり、騙されていると教えたり、金を渡したりする。
しかし金を渡すのは説得ではなく買収ではなかろうか?


●ぜつぼう【絶望】
1)望みが絶たれたさま。希望がないこと。

2)敵役が主人公達に与えてくるもの。
  主に圧倒的な戦力差、次元違いの戦闘力、信頼していた仲間の殺害や裏切り、
  実はお前達は私の掌の上で踊らされていたんだよ告白などによって与えられる。
  このどん底からの復活劇までがセット。

3)NPCが陥っている状況。
  村の作物を枯らされた農家や娘を誘拐された町長、敵に屈した王国など。
  全体的に無気力になっており、投げやりな人間ばかりになるが、
  大抵のケースにおいて純真な少年少女たちは希望を捨てていない。
  助けになろうとする主人公たちを拒むことも少なくないが、
  苦境から救われた後は掌を返したようにありがたがってくることも。
  人の弱さ儚さと許してやるか、現金な奴等と蔑むかは自由である。

4)悪の行動原理。
  世の中の無常、救われない未来、失われていく動植物たちの無念、
  人間の汚さなどに打ちのめされて立ち上がるラスボスは多い。
  大体この背景を持っているのは美形悪役で、
  主人公達に希望を語られて人を許す展開も多々見られる。
  この場合は後々仲間になったりすることも。

5)おきのどくですが ぼうけんのしょ1はきえてしまいました
  おきのどくですが ぼうけんのしょ2はきえてしまいました
  おきのどくですが ぼうけんのしょ3はきえてしまいました

☆関連語☆
私の戦闘力は52万です
知らなかったのか? 大魔王からは逃げられない
おまえ、もしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?


●せつめいしょ【説明書】
ゲームについてるアレ。設定集までくっついてる極厚のもあれば、
ほとんど何も書かずにプレイヤーを突き放す極薄のものまで様々。
プレイヤー側も、ろくすっぽ読まずにプレイし始める人やら熟読する人やら、
ワクテカしすぎて途中で投げ出してゲーム始めちゃう人やら、十人十色。
とりあえず、RPGではあんまり読まなくても大丈夫。多分。
ちなみに正式名称は取扱説明書。
あと表紙裏とかの取り扱い上の注意とか健康のためのご注意とかは9割9分の人は読まない。

追記:しかし、ソフトリセットなどの特殊操作は説明書にしか載っていないことが多い上、
序盤の冒険のヒントやら小ネタが仕込んである太っ腹な物もあるので、
一度は目を通したほうが良いだろう。

☆関連語☆
取扱説明書


●せつめいしょ-じゅうに-ぺーじ【説明書12ページ】
発売前のスレッドで「フラゲしたぜ!〜だった!」
と語る人に
「じゃあ説明書12ページに何て書いてあるか言ってみろ」
と投げかけられる決まり文句。何故か12ページ。たまに8ページにもなる。
大抵の場合は質問に答えないことが多いのは言うまでもないが、
答えたところで証明する方法はないのでスルーされるのがオチである。


●せつめい-ぶそく【説明不足】
ゲーム中の様々な点についての説明が十分になされていないこと。これが多いと当然叩かれる。

1)システムや操作方法の説明不足。
操作コマンドや戦闘システムが分からないという事態に陥る。
とはいっても基本的なシステム・操作方法はどのRPGもほぼ同じであるため通常は初心者でしか問題にならない。
しかし独自性の高いシステムが付加されていたり、前作とは仕様が大きく変化していたりすると、
プレイヤーは何をどうすればいいのかわからず、特に戦闘システムがこれだと難易度が劇的に上昇する。

2)シナリオ上の説明不足。
シナリオを進めるために次に何をすればいいのかわからなくなる。
この場合はシナリオそのものの良し悪しにはあまり関係なく、多くは攻略情報さえ得れば解決する。
問題なのは、前後関係や因果関係が不明瞭で、主要キャラクターが何をやりたいのかわからない、
あるいは主要キャラクターが何でこうするのかが分からない状態になることである。
感情移入ができず、時には不快感を生み、プレイヤーはこんな顔をする→(゚Д゚)ハァ?
ただしまれに、あまりに理解不能な展開のラッシュにネタとして楽しみ出す者も現れる。


●せつめいやく【説明役】
1)ゲーム開始直後、ゲームのシステムや操作法を簡単に教えてくれるキャラのこと。
最近のゲームに良く見られる。このキャラのお陰で説明書を見なくてもゲームをスムーズに進められる。
いわゆるフローチャート。

☆使用例☆
「おい○○!戦い方は覚えているか?」
「いいえ」
「仕方ない奴だ。もう一度教えてやる。まず…(以下略)」

2)敵の能力、味方の活躍具合などを誰も訊いてないのに勝手に説明し始めるキャラのこと。
単に派手な演出をするだけでは何が起こったのかプレイヤーに伝わりづらいため、
その補足をしてくれる。
驚き役を兼ねてることが多い。

☆使用例☆
「奴が手をかざしただけで街が吹き飛んだ! なんていう桁違いな力なんだ!」


●ぜにー【ゼニー】
カプコンのRPGにおいて使われることの多い通貨の名称。
代表例としてブレスオブファイアシリーズ、ロックマン系RPGなど。
記号で表すと「Z」、もちろん名称の由来は「銭(ぜに)」からである。
最初に「カプコンのRPGに〜」と書いたが、RPG以外にも、
モンスターハンターシリーズ(PS2・PSPの狩りアクション)や激闘パワーモデラー(GBの格ゲー)
などにも通貨の名称となっており、時代・ゲームのジャンルを問わず、
カプコンのゲームにおいて広く使われているようである。

☆関連語☆
通貨


●せふぃろと-の-き【セフィロトの樹】
神秘思想のカバラにおける生命の樹で、10個の円と22本の直線で描かれる。
RPGにおいてはウィザードリィ#4の地下11階と真・女神転生IIの魔界がこの樹を模した構造になっている。

なお、世界樹(ユグドラシル)と混同しないように注意。そんなのは筆者だけで十分です。


●せりふまわし【台詞回し】
セリフの言い方、言い回しのこと。そのゲームの印象を決定付ける要素の一つである。
RPGは文字を頻繁に使うジャンルのため、地味ながらも結構重要。
初期のサガシリーズやWAシリーズ、FFTなどはテキストの独特さからファンによってネタにされ、
Motherシリーズはこれを一つの売りにしている。


●せれくとぼたん【セレクトボタン】
1)もはや名前を変えたほうがいいぐらいセレクト機能を与えられていないボタン。

2)地味に古くより何かしらの役割を担っている事が多いボタン。
配置的に十字キーを一旦離さないと押せないため、
俗にいう便利ボタンな動作機能がセットされていることは先ずない。

また何故かバグや裏技と縁があるボタンでもあり、セレクトボタンを使うバグや裏技は数知れず。
その中でも初代ポケモンや聖剣2のものは特に有名で、
RPG好きなら一度は見聞きしたことがあると思われる。
なお余談ではあるが、1)にあるようにFC時代ではRPGに限らず、
本当に「項目セレクト」の役割を与えられていた。
FCのRPGに触れる際、あれ?十字キーで項目が選択できないなあと思ったら、
セレクトボタンを押せば解決することが多い。

・割り当て例
ロマサガ等 メニュー画面呼び出し
テイルズシリーズ 戦闘中操作モードの切り替え
FF1 Bボタン セレクトで地図呼び出し
聖剣シリーズ 操作キャラの入れ替え
その他様々な作品 ミニゲームで使用・ショートカットキー

☆使用例☆
説明書
「______…使用しません」


●ぜんあく【善悪】
文字通り善と悪。
RPGの世界では人によって善と悪の基準が違うこともあれば、
単なる概念ではなく善人だけ装備できるアイテムや善人のみが就ける職業、
悪人だけ侵入可能な場所など、善と悪の違いが目に見える形として現れるゲームも多い。

☆関連語☆
属性


●ぜんいん-せいぞん-ぼーなす【全員生存ボーナス】
SRPGなどで、勝敗条件に関わらないNPCの市民や兵士などが、ステージクリアまでに全員生き残っている時、
シナリオクリア後のデモで市民や兵士の代表から、お礼の品物やお金をもらえるシーンが追加される。
基本的に弱く、一撃受けただけでも死ぬ市民や、後先考えずに敵陣に突撃する兵士を死なせずにクリアさせたことに対する
製作者側からのご褒美と思えばよいだろう。


●ぜんいん-で-いっきうち【全員で一騎打ち】
パーティーキャラ一人一人がそれぞれ対応する相手と一騎打ちを行うイベント。
大抵ラスボス戦などストーリーの山場に行われる。
パーティー全員が活躍するため、イベント的には大いに盛り上がるが、
イベントシーンも含めて大幅に戦闘時間がかかるため、
誰か一人でも負けると、長い長いイベント戦闘をまた最初から見せられる羽目になるし、
必然的にパーティーキャラ全員をレベル上げしなければならなくなる。
このため、ものによっては一度に全部の一騎打ちを行わず、途中セーブが可能なパターンもある。

例)LIVE A LIVEラスボス戦、TOD2ラストダンジョン、ローグギャラクシーラスボス戦

☆関連語☆
一騎打ち ローグギャラクシーのラスボス


●ぜんいん-と-はなす【全員と話す】
「話せる人全員と話す」ことが話が進むフラグになっていることが時々ある。
見える範囲の5人くらいならともかく、町の人全部とかになると話し損ねが出てハマったりするので非常にうざい。
そのためこの手のフラグはだんだん減少傾向にあるような気がする。


●ぜんえい【前衛】
隊列や陣形を取るとき、最前線にいる者。
敵の攻撃が激しい位置だが逆にこちらから直接攻撃するのにも適している。
よってこの役には守備力、攻撃力、回避率の高い戦士や武道家などが適任である。

☆対義語☆
後衛 中衛

☆関連語☆
隊列 壁役 陣形


●ぜん-えむぴー-しょうひ【全MP消費】
最終奥義的な技や魔法を使用するときの消費MPに見受けられる。
その時の残りMPによって威力が変化することが多い。
全てのMPを犠牲にするだけあって他の魔法と比べても桁違いに強いor便利。
ただし使えるのは一回きりなので、雑魚相手に使うことはまずなく、
大抵はボス戦でしか使われない。

例)ドラクエのマダンテやメガザル、サガフロの塔や停滞のルーン、ロマサガ3のクイックタイム

☆関連語☆
マダンテ


●ぜんかい【全回/全快】
全回復の略。全快と略されやすいが、意味はさほど変わらない。
HP、時にはMPも含め最大値まで回復すること。
難所前やボス戦前には必須の行為である。

☆使用例☆
部屋の作りが明らかにボス部屋だ。HP____しとくか。


●ぜんかいふくきゃら【全回復キャラ】
「回復してあげよう」の一言でパーティの体力精神状態異常を全快するNPCのこと。
町が突然襲われたときとかに神官とか町長とかがコレに変化したりするのをよく見る。
仲間になってついてきてはくれない。残念。

☆関連語☆
回復ポイント 休憩所


●せんかん【戦艦】
読んで字のごとく、戦闘用の艦船のこと。
基本的に海で活動する乗り物だが、
RPGにおいては陸上戦艦や空中戦艦等の方が登場率が高い。
敵が使う場合、主人公達が内部に乗り込み、
動力の破壊及び敵ボスの撃破というイベントが高確率で発生し、
味方が使う場合、拠点・移動手段として活躍する他、戦闘中に呼び出され、
召還獣の如く敵に攻撃することが多い。
剣や槍を持った主人公達が敵拠点に殴りこみをかけるよりも、
空中戦艦から爆弾なりなんなりを投げた方が有効では・・・というのは禁句である。

例) ロマサガ2 地上戦艦
聖剣2 サンドシップ
バハムートラグーン カーナ旗艦ファーレンハイト
デビルサマナー葛葉ライドウ 超力戦艦ヤソマガツ
FF12 アルケイディア帝国の各艦(リヴァイアサンなど)


●せん-きゅうひゃく-きゅうじゅう-きゅうねん【1999年】
世界レベルの災いが起こるとされている年。元ネタは「ノストラダムスの大予言」。
この予言では1999年に恐怖の大王が空から降ってきて世界が恐怖に覆われるとの不吉な予言がしてあった。
この予言は世界中の人を不安に陥れ、ゲームだけでなく映画、漫画など様々な所でネタにされた。
結局何も起きなかったため、金輪際このネタをもとにした作品は世に出ないだろう。

追記:ワイルドアームズ3で「時代遅れの魔王だが、時間稼ぎにはなるだろう」と言うセリフとともに
魔王アンゴルモアが登場したような記憶がある。(なお発売日は2002/03/14)


●ぜんくり【全クリ】
ゲームをクリアすること。エンディングまでたどり着くこと。
もともとはRPGに限らず全てのゲームにおいての「全面クリア」の略。
「面」の概念がないRPGだが、語呂が良いのかそのまま使われる。
サブイベントやクリア後の隠しイベントが残っていても「全クリ」となる。


●ぜんさく-しゅじんこう-が-げすと-で-とうじょう【前作主人公がゲストで登場】
人気の出た主人公が次回作にゲストキャラとして登場すること。
Lv1に戻っていることはほとんどなく、世界を救った時そのままのパラメータか、
それより少し弱くなって登場する。そのため、大抵強力。
その場限りのゲストか、登場後仲間になるかどうかは作品によって違うが、
中にはそのまま新作主人公の地位を乗っ取ってしまう主人公も存在する。新作主人公の人は気をつけて!

☆関連語☆
シリーズ継投型主人公


●ぜんさく-の-けつまつ【前作の結末】
シリーズ物で、前作がマルチエンディングだった場合、気になる要素。
ほとんどはトゥルーEDやグッドEDが採用されるが、
たまにどのEDでもないオリジナルの結末や、バッドEDが採用されることもある。
採用されたED=真のEDとなるので、採用された結末がプレイヤーや一部の信者に
許容し難いものだった場合、後々まで語り継がれるほど荒れることも。

☆許容しがたい例☆
「ハァ?主人公の結婚相手○○かよゴルァ!」


●ぜんさくをこえる【前作を超える】

シリーズ物のアピールとしてよく使われる宣伝文句。
大抵の場合はアイテムや仲間キャラなどの数のみを指したり、大幅に変更されたシステムを進化と謳っているだけなので
本当の意味で前作を超えた物かは微妙なところ。

ただ続編の方があまりにも快適だと途中参加のユーザーを悩ませる結果になるので、
案外小さくまとまるのも重要なのかもしれない。

☆使用例☆
「今回はアクション要素が___99%!ただしRPG要素はゼロに等しいから注意な!」


●ぜんさく-びーじーえむ【前作BGM】
前作と同じボスなどと戦うとき、前作と同じBGMが使いまわされてると嬉しくなる。
「このボスはこの曲でないと!」っていう感じがする。
最近はメインテーマ以外めったに同じ曲が使われないので寂しい。
糞な新曲はいらんから、前作の神曲を使いまわすことも考えてほしいものだ。


●せんし【戦士】
1)武装して敵に白兵戦を挑む職業のひとつ。
肉弾戦のエキスパートだが、その反面魔法が全く使えない。
なので、回復や魔法攻撃はもっぱらアイテム頼りとなる。
武器や防具の制限がゆるい、古今東西の英雄譚でイメージがつかみ易いなど、
初心者向けの職業と言える。

判りやすく扱いやすい職業なので、今でも主人公の職業によく採用される。
しかし、製作者が用意したキャラの場合、職業による分類が難しい。
というより職業の区分は意味を失っている。

2)戦闘に参加できるキャラクターについて劇中で使われる総称。
複数形で使われることが多く、この場合は魔法使いなども入れられる。

☆使用例☆
「ゆけ!選ばれし____たちよ!」


●せんじゅつ【戦術】
作戦とほとんど同義だがガンガンいこうぜ等と被るので別に書く。
簡単に言えば戦闘の際にどのように攻めていくかの構想である。
たとえばABCDの四人のパーティでHPの高いボスを相手にする場合、ABCで攻撃してDに補助回復をやらせようとか
通常攻撃しかしてこないからBCDを瀕死にさせてAにかばわせるとかそんな具合。
SRPGなどでは重要性が高く、これ無しにむやみに突撃をかますと2〜3人くらいが辞世の句を述べる羽目になる。
また、FF5などの戦術重視のRPGでは
「レベルを上げた力押しでも勝てるが戦略さえしっかり立てればたとえ初期レベルでもクリア可能」という
絶妙なバランスになっているためやりこみが盛んだし、何より同じボスでもいろんな倒し方があるため何度やっても飽きない。
ただ、近年はどんなキャラもすべての魔法を習得可能とかインフレを起こした必殺技だけで勝てるので回復要らないとかで
重要性が薄れつつある…。
孔明レベルの戦術が必要になるゲームもあったらあったで困るが。

☆使用例☆
「__はいかほどになさりますか?」
「前方に鎧兵を置き後方から矢で攻撃でござる」

☆関連語☆
作戦 戦争


●ぜんしん-よろい【全身鎧】
1)兜、鎧、篭手、具足など身体に装備する防具をワンセットにしたもの。完全鎧とも呼ばれる。

2)文字通り頭部から下半身にかけてを保護できる甲冑やコート形状の防具のこと。
大抵の場合防御力は高いが、そのかわり腕用、頭用、足用などの防具と一緒に装備することはできない。
また、装備部位を無視してアイテムを装備できるゲームの場合は、全身に鎧を装備した状態のことをいう。
そういうことをするプレイヤーは外道呼ばわりされることうけあい。


●せんすい【仙水】
やりこみの話題になるとたまにこの名前が出てくる。
週間少年ジャンプにて連載されていた『幽々白書』という漫画に登場した悪役。
主人公の仲間たちを圧倒的な力でねじ伏せこう語る。

「ふとTVゲームのRPGを思い出してしまった……
オレはね レベルを最高に上げてから敵のボスキャラに戦いを挑むんだ
敵のHPは10000くらいかな…
オレは全然ダメージを受けない
しかしオレの攻撃も敵の防御力が高くて100くらいずつしかHPを減らせないんだ
妙な快感を覚える反面ひどく虚しくなる
今丁度そんな気分だ 苦しめてすまなかったな」

言わんとしていることはわからなくもないが、
喩えに出したそのゲームはゲームバランスがおかしいとも思える。
また、クリア後要素の多い昨今のゲームではそういうスタイルは苦行に過ぎない。

ちなみにこのシーンが掲載されたのは平成6年第2号。1993年末。
FF、DQともに5と6の出る間の頃のことである。

☆関連語☆
やりこみ


●ぜんせ【前世】
生まれ変わる前の人生。輪廻とも言う。
世界観がファンタジーな作品のシナリオに取り入られていることが多い。
当人にとっては身に覚えのない災厄的な運命となったりする困り者。
ノーカンにしてもらいたい運命でも、ちゃんと演じきる登場人物はまちがいなく一流の役者。

シナリオ説明にこれを多用すると厨くさい感じになりかねないが、
これを中心にして構成された作品もある。(ゼノギアス、アバチュなど)
さじ加減が難しい要素といえる。


●せんせい【先生】
1)教師、医師、代議士などの職に就く人に対する敬称。

2)インパクトのある活躍をしたプレイヤーキャラクター、あるいはNPC対してファンからつけられた敬称。

例)タクティクスオウガにおけるハボリム先生、ニバス先生
 ゼノギアスのシタン先生


●せんせい-こうげき【先制攻撃】
戦闘に突入した直後、敵がこちらに気付いていなかったり、
驚き戸惑っていたりして、こちらから一方的に攻撃ができる状態。
ウィザードリィから存在する伝統あるものである。
プレイヤー側が出来れば嬉しいが、敵にやられるとやっかいなことこの上ない。
隊列を乱されてしまい、防御力の低いキャラが前面に押し出されてしまったり、
敵全員から全体攻撃を仕掛けられてパーティーが壊滅してしまうことも。
何事もイニシアチブを握ることが重要だと言うことか。

☆関連語☆
バックアタック


●せんそう【戦争】
二つ以上の勢力同士の戦いのこと。
RPGの世界においては、反乱軍vs帝国軍、同盟軍vs武力大国軍や2国間の戦いなどが多く、人間vs魔物もある。
基本的に数vs数の戦いのはずなのだが、RPGの特性上、主人公チームが単独で敵将を撃破して後はなだれ込むパターンが多い。
確かに利には敵っているがマンネリな上戦いに戦略性もないので燃えないという諸刃の剣。
だが、シチュエーションさえ整っていればそれなりに熱い展開を見せてくれる物も多く、
サウスマウンドトップの戦い(サガフロ2)、ヴァルハラ戦役(TOP)、対エクスデス戦線(FF5)、
ゼナンの橋攻防戦(クロノトリガー)、虚空島戦役(エストポリス伝記2)、中央大陸の戦い(ZOID)、などなど…
ただの戦いと違い、他の仲間が一緒に戦ってることを実感させてくれる演出などがあると◎。
基本的に回数が少ない一大決戦イベントだったりするので、RPG戦争スキーは多い。
その直前のセーブデータを一つ残しておいとくと良い感じ。


●ぜん-ぞくせい【全属性】
全ての属性を同時に持っている、または融合して1つの属性になっている状態のこと。
基本的に神や魔王、破壊神、ご都合主義のキャラクターが持っている。
ちなみにRPGには滅多に登場しない。


●ぜんたいか【全体化】
魔法・技の範囲を単体から全体に切り替えること。
単体対象時より、ある程度効力は落ちるものの、
とりあえず敵の数を減らしたい、味方全体を回復・支援したい時に便利。
ただし、一体でも反射能力を備えた敵・味方がいる場合、注意が必要。


●せんたい-きゃら【戦隊キャラ】
TVで昔から続いている特撮ヒーロー物をモデルにしたキャラクター。
製作者の趣味なのかは知らないが、最近のRPGではよく敵キャラとして出てくる。
代表例として、サガフロンティア(主にレッド編)の5色戦闘員、
大貝獣物語のパグレンジャー、ディスガイアの虹レンジャー、
ドラゴンボールZのギニュー特戦隊など。
ほとんどの場合は、リーダーで熱血漢のレッド(赤色)、クールなブルー(青色)、
紅一点のピンク(桃色)、自然に優しいグリーン(緑色)、
カレー好きのイエロー(黄色)の5人で構成されている。
何故かギニュー特戦隊だけは上記の色構成に当てはまらないのが謎である。
RPGでは悪役として出てくる場合が多いので、
お約束の変身シーンや合体技や巨大ロボはあまり使ってこない。

補足:ゼノギアスでは珍しく合体する戦隊系の敵が登場する
補足2:WA2にアガチオンという壺のモンスターがいて、アガチオン○○(英語の色名)に変身する。
色は赤青黄白黒のいずれか。
胸にはR(赤)やB(青)など、色の頭文字が書かれているが、黒だけはハカイダーを意識してか×印。

☆使用例☆
「また_____が出てきたぜ。これ絶対に製作者の趣味だな」


●ぜんたい-こうげき【全体攻撃】
読んで字の如く、敵全体にダメージを与える攻撃手段。
どちらかというと単体攻撃に比べて威力の低い攻撃が多い。
DQのビッグバン、マダンテやFFのアルテマなど威力がかなり高い攻撃手段もあるが、
その場合は大抵MPなどを大量消費するため、乱発できないようになっている。
強力な全体攻撃を使える仲間が混乱させられると全滅する危険性が高い。


●ぜんたい-すてーたす-いじょう-こうげき【全体ステータス異常攻撃】
全体にステータス異常を及ぼす攻撃。追加効果を持つ全体攻撃もこれの一種といえるかもしれない。
ただでさえ嫌らしいステータス異常攻撃の全体版なのでかなり鬱陶しい。
全体毒攻撃などならまだしも、全体魅了や全体即死なんかが来た日にゃ、戦況は一瞬にして阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。
これを持っているがゆえに攻略の壁と化す敵も少なくない。
ただし味方が使う場合、敵が使うときほどの凶悪な効果を発揮してくれなかったりする。

☆関連語☆
テンプテーション 臭い息


●せんたく-し【選択肢】
よく重要なキャラクターなどに質問されたりしたら出てくるもの。
プレイヤーが自由意志で決められる行動。
出てくる内容は、結婚相手を選んだり、シナリオ分岐だったり、殺すか仲間にするかなど様々。
大抵は「はい」か「いいえ」の二択で決められる。
ドラクエは、「いいえ」を選んでも最終的には「はい」に強制されてしまうものが多い。
かのロマサガ1では選択肢がやたらと多く、場合によっては普通に人を殺したりアイテムを略奪したりできる。
でてくるセリフもかなり過激である。

☆関連語☆
「殺してでも うばいとる」


●せんとう【戦闘】
RPGを形成する要素の中でも最重要項目。
これがないRPGは、アドベンチャーと分類されてもおかしくない。
RPGには、主人公が目的を達成する際の邪魔者が必ず存在し、
次々と襲い来るそれを排除するための行動。
その方式も、アクション、半分アクション、コマンド選択など多彩。
RPGとしての個性が出しやすい部分でもあるため、
ゲーム会社も知恵を絞って作っているようだ。

☆関連語☆
モンスター


●せんとう-かいひ-まほう・せんとう-かいひ-あいてむ【戦闘回避魔法・アイテム】
使用することで、敵との戦闘を避けることができる魔法やアイテムのこと。
ある程度レベルが上がると、弱い敵と戦うことが面倒くさくなってくるし、
色んな事情などで早く目的地に行きたいときに敵との戦闘は鬱陶しい。
そこで、それらの魔法やアイテムなどを使用すると、一定時間(歩数)の間は、敵とエンカウントしなくなる。
ただし、プレイヤーのレベルが、その地域の敵のレベルより低いときは、エンカウントしてしまう。
DQ3のアレフガルドでトヘロス使って敵とエンカウントしたら、スライムベスだったという経験をした人もいるだろう。
(スライムベスのレベルは60)

例)トヘロス・聖水(DQ)・○○スプレー(ポケモン)


●せんとうき【戦闘機】
近未来RPGなんかで主人公が乗ったり、もしくは敵が乗り込み、主人公を攻撃したりする。
まれに中世風の世界にも登場したりする面白おかしい乗り物。
現実で使われている物が登場したり、空想科学的なUFOが登場したりもする。

DODでは新宿EDで登場し、主人公とドラゴンをミサイル二発で撃ち落した。ちなみに機種はF-15DJ
フリーミッションで戦うことができるが、その際には戦闘機の速度とミサイルに翻弄されることうけあい、
ファンタジーの象徴ドラゴンよりも、現用兵器の方が優れていることを実感させられる。

☆関連語☆
新宿ED


●せんとうきゃらだけひょうじ【先頭キャラだけ表示】
主にFFやサガなどで用いられているMAP上での操作キャラの表示方法。
パーティの先頭キャラ、あるいは主人公のみが基本MAP上に表示され
イベントの際は必要なキャラだけが分離するように現れ
イベントが終了すると一箇所にパーティキャラが集まり消える。
4人以上の大所帯にパーティがなるRPGには特に相性がよく
見た目もすっきりするためマップが見やすいという利点もあるが
DQや桃太郎伝説等に慣れた人には物足りなく感じるかもしれない。


●せんとうきょう【戦闘狂】
1)戦いを好み、勝利を貪欲に求める性格の人物。バトルマニアともいう。
強者との戦いを誉れとし、卑怯な真似を嫌い、正々堂々とした態度を取るタイプと、
とにかく戦って勝つことだけを考え、突撃する脳筋バーサーカータイプの二通りがいる。
敵キャラの性格としてよく登場し、噛ませ犬からライバルキャラまで幅広く用いられる。

前者例)サガフロ メタルブラック、WA ブーメラン、アンサガ ダグル・ボース
後者例)SO3 アルベル、WA4 ジェレミィ、TOD2 バルバトス

☆関連語☆
さあ、回復してやろう 戦闘 狂戦士 バーサーカー 脳筋 バルバトス・ゲーティア ブーメラン

2)戦闘大好きなプレイヤーのこと。
世界を救ったり、レベルを上げたり、などといった目的を持たずに、
ただ戦闘を楽しむために戦闘を繰り返す。
戦闘システムがしっかり作られている作品ほど戦闘狂も増えやすい。


●せんとう-きょく【戦闘曲】
BGMの中でも、特に戦闘時の音楽はそのゲームの印象付けに大きく寄与するため、
これの作曲に秀でた人は後々まで語り継がれることとなる。
万人に等しく高評価なすぎやまこういち氏、古代祐三氏、岩垂徳行氏などと、
ある程度客層を選ぶ伊藤賢治氏、桜庭統氏、佐藤天平氏などの二つのタイプがあるが、熱狂的なファン(狂信者)がいるのは後者である。
ちなみに、戦闘曲の評価が高い人は不思議と自分が平和主義者だとアピールしたがるのは糞マスコミ対策のためだろうか。

☆関連語☆
BGM 戦闘BGM 桜庭統 伊藤賢治 岩垂徳行


●せんとう-けっか【戦闘結果】
戦闘終了後、その戦闘で得た戦利品(経験値やゴールド、ドロップアイテムなど)及び
キャラクターの成長(レベルアップやステータス上昇、アビリティ習得など)を確認する画面。
普段は何げなく読み飛ばすことになる戦闘結果であるが、
レアアイテムやレア仲間モンスター、強力なアビリティ習得を狙っているプレイヤーにとっては、
固唾を呑んで見守る瞬間である。

☆戦闘結果の例☆
○○のけいけんちをかくとく!○○ゴールドをてにいれた!
○○はレベル△△にあがった!□□をおぼえた!
○○をてにいれた!
なんと○○がおきあがりなかまに・・・etc.

追記:別名を「リザルト画面」。
エンカウント戦闘が少なく(またはなく)、戦闘そのものが特殊イベント扱いのゲームの場合
その期待感は並のRPGの比ではない。


●せんとう-ご-に-ぜんかいふく【戦闘後に全回復】
戦闘が終了するごとにHPが全快する仕様。MPまで回復することは少ない。
一部のサガシリーズや聖剣伝説LOM、LIVE A LIVEなどがこれに該当する。
ひそかに、ポケットモンスター ダイヤモンド・パールにも「ハクタイの森」のイベントに同様の仕様が組まれていたりする。
一見ヌルゲー仕様に思えるが、こういったゲームはえてして敵の火力が全般的に高く、
いきなり強敵とエンカウントして、容赦なく集中砲火を浴びせられた挙句全滅ということがしばしば起こる。
そのためプレイヤーは体力の心配をする必要がない安心感と、強敵に出遭うかもしれない緊張感を同時に味わうことができる。

☆関連語☆
全快 仕様


●せんとうしすてむ【戦闘システム】
RPGのシステム面においてかなり重要な位置を占める部分。
テイルズシリーズやトライエース作品などは、戦闘システムそのものにファンが多い。
戦闘はRPGのプレイ時間の多くを費やすため、戦闘システムの完成度が低いと作業となりやすい。
だが奇をてらった戦闘システムは熱烈なファンを生み出す一方で、
ライトなユーザーからは理解されずクソゲー扱いされてしまうことも多い。
また戦闘音楽は戦闘時のプレイヤーのテンションにも関わるため、
戦闘システムの凝ったゲームは音楽にも気合いを入れていることが多い。
日本でおそらく一番メジャーな戦闘システムは、ドラクエタイプのコマンド戦闘であろう。

☆関連語☆
戦闘システムがジャンル名に 戦闘曲 戦闘BGM


●せんとう-しすてむ-が-じゃんる-めい-に【戦闘システムがジャンル名に】
テイルズ・SOシリーズがアクションRPG、アークザラッドシリーズがシミュレーションRPGといった風に呼ばれる現象。
ニュアンスは汲み取れるが、本物のARPG・SRPGと比べると全然違うので注意。


●せんとう-しゅうりょうじ-の-きょく【戦闘終了時の曲】
文字通り、戦闘が終了した時に流れる曲のこと。
戦闘音楽同様、ゲーム中長く付き合うことになるため、
短いながらも達成感、そして爽快感溢れる曲でなければならない。
シリーズ通して同じ(多少アレンジ含む)曲を使うゲームもあれば、
同じシリーズでも全く異なる曲を用いるゲームもある。

例)FFシリーズの「勝利のファンファーレ」


●せんとうしゅうりょうふらぐ【戦闘終了フラグ】
または、戦闘終了条件とも呼ばれる。SRPGにおいて用いられる「勝利条件」ではないので注意。
通常では、「出現した全ての敵モンスターのHPを0にする」
もしくは「パーティー全員が戦闘不能になる」
ことが戦闘終了の条件であることがほとんどである。
しかし、時として

・特定のアイテムや魔法、特技を使用する。
・敵のHPに一定量ダメージを与える。
・あらかじめ設定された特定のターン数の経過。

などが戦闘終了の条件となっている場合がある。
上記した条件の場合、戦闘画面内で何らかのイベントが発生して終了。という流れが多い。
他には、

・魔法や特技の効果により無条件勝利、無条件全滅、無条件逃走。
・決められたターン内に倒さないと、敵が全滅級ダメージを与える技を放って終了。もしくは逃走して終了。

など、特殊なケースもちらほらと見られる。


●せんとうちゅうじどうかいふく【戦闘中自動回復】
戦闘中にHPやMPなどを回復するシステム。
回復量は固定数値(例:HPを50回復)か割合回復(例:最大HPの2%回復)のどちらか。
味方側がこれを使う際は装備品かスキル、
もしくは魔法によって使用できるようになる。(DQのしんぴのよろい、FFのリジェネなど)
一部ゲームではシステムとして自動回復が組み込まれているものもある(アルトネリコなど)。
その多くは回復量は微妙なものが多く、
他の有用な装備やスキルに取って代わられてしまいがちで、少々影が薄い(といっても使えないレベルではない)。
回復量が多すぎれば強すぎだと言われてしまうため、このへんの調整が難しいせいもあるのだろう。
敵側が使う場合は基本的に後半の敵、もしくはボスクラスの敵が持っている。
特にボスがこれをもっていると元々高いHPと相まって長期戦を強いられるため、
ウザイ相手という印象を植え付けられるだろう。
RPGの初出はFC版WIZ#1。よく言われる例はDQ3だろうか。
後者は自動回復が隠しステータス扱いだったため、
やまたのおろちやボストロールといったボス達の理不尽なタフさに苦しめられたプレイヤーが続出した。


●せんとう-ちゅう-の-してん【戦闘中の視点】
主に画面に映し出される視点のことを指す。
DQのように完全固定かつ見えるのは敵のみといったものから、
近年のFFのように3Dを存分に活かしたマルチビューまで、その形態は多々ある。
敵との対面式戦闘でカメラワークがないと、
ゲームプレイ中はずっと主人公達のケツを見続けることになる。
視点が動くようになって困ったのはキャラクターの表情である。
無表情のまま敵を殺す姿はかなり怖い。ダメージを受けても眉ひとつ動かさないのも…

☆使用例☆
_____がやたらと動き回って、爽快というより気持ち悪い…


●せんとう-でも【戦闘デモ】
バトルデモともいう。
SRPGにおいてユニット同士が戦闘に入る際、マップ上の俯瞰視点のみでの簡略化された戦闘に対して、
横スクロール画面に移行してキャラ同士が直接武器を交えて戦う、クローズアップされた戦闘のことをいう。
アクションが派手で細かに描かれているため、緊張感があり、
プレイヤーキャラが敵の攻撃を避けたり必殺技を炸裂させたときの快感が大きい。
ただし、時間がかかる上に毎回毎回同じような攻撃パターンを見せられ続けるとさすがに飽きてくるため、
ゲームによっては雑魚戦が簡略化され、ボス戦にだけ戦闘デモが出る場合もある。
また、コンフィグでデモのON/OFFができることもある。


●せんとう-とつにゅう【戦闘突入】
敵と遭遇した時、フィールドから戦闘画面へ移るまでの演出。
けたたましい効果音を用いたり、
硝子が割れるかのような演出で画面を切り替えたりと様々。
ディスクの読み込みの時間も兼ねている。
プレイを初めて間もない頃に、初めて戦闘に突入する際、
いきなり轟音が鳴り響いたりすると、びっくりすることも。


●せんとうまえかいわ【戦闘前会話】
RPGに限らず、ゲームで戦闘になる前に行われるキャラクター同士のやり取りのこと。
基本的には、敵味方一文ずつのやり取りや、敵のみがセリフをいう事が多いが、
大ボスやシナリオ上重要な敵などでは数文の会話になることが多い。
また、特定のキャラクター同士では特別な会話が発生することがあり、キャラ同士のドラマを形成してるといえよう。


●せんとうはいけい【戦闘背景】
戦闘中に主人公や敵のグラフィックの背後に表示される背景。
容量の厳しいFCのRPGでは真っ黒で背景がないことが多かったが
容量に余裕の出てきたSFC以降は戦う場所ごとに別々の綺麗な背景グラフィックが表示されるようになり
平原なら平原、市街地なら市街地のグラフィックが表示されるなど戦闘の臨場感が非常に高まった。
ただの背景にとどまらず戦闘中に特定の技を使うことで変化させたり、
背景によって効果の変わる技があったりするなど戦闘に影響をあたえることも少なくはない。
初期の頃は一枚絵が多かったが技術の進歩につれてアニメーションしたり、
3Dグラフィックになったりと地味に進化しているRPGの陰の主役。
ラストバトルの背景はグラフィッカーの本気が垣間見える。

割の初期の頃から、イベント戦闘など特別なオブジェクトのある場所での戦闘では
背景にもそのオブジェクトが描かれた専用のグラフィックが表示されることが多く地味ながらも凝った作りになっていた。
最近ではアクション性の高い戦闘システムも多くなり、
戦闘背景がただの画像から戦闘フィールドとしての意味合いが大きくなってきている。

ちなみに、ゲームによってはゲーム中に4マスくらいしか無い橋の上での戦闘にも専用の背景が用意されていたりもする。

☆関連語☆
背景変化 フィールド


●せんとう-ばらんす【戦闘バランス】
RPGにおけるパーティーと敵の強さとのバランス。
戦闘に緊張感を生み出すためには必須のものであるはずなのだが、
昔からないがしろにされていることが多い。
HPが4桁以上まで上がるRPGでは特にその傾向が顕著で
ゲーム終盤にもなると平気で一発即死級ダメージが敵味方問わず飛び交っていたりする。
数値が大きいと派手で見栄えがする、調整が難しいなどの理由もわかるのだが、もう少し何とかならないものか。

☆関連語☆
バリアントナイフ×かいでんのあかし


●せんとう-びーじーえむ【戦闘BGM】
戦闘中にかかるBGMのこと。
大まかに分けてザコ敵戦、ボス戦、中ボス戦、ラスボス戦の4種類がある。
特にラスボス戦の音楽は最後の戦闘だけあって盛り上がるようなカコイイ音楽になっている。

☆関連語☆
BGM


●せんとうひょうか【戦闘評価】
その戦闘をいかに効率よく上手に終わらせられたかということを示す数値や格付け。
戦闘後すぐに表示され、経験値ボーナスなどに関わるもの(例 テイルズやRiviera)と、
クリア後に表示され、やりこみやクリア後の特典に関わるもの(例 FEやBS)に大別される。
どちらにせよやりこみ派プレイヤーは高得点・高ランクを目指そうと躍起になる。

☆関連語☆
やりこみ 戦闘


●せんとう-ふのう【戦闘不能】
1)命に別状は無いが、戦闘ができる状態ではないこと。ステータス異常の1つ。

・イベントシーンに参加させたいキャラクターに直前の戦闘で死なれると困る
・HP0から回復させる手段(魔法や道具)の効果が「死んだ人間の蘇生」だと
 イベントシーンでキャラクターの死亡イベントを作りづらい
・かんおけを用意するのがめんどくさい

などといった事態を解決するための手段。
でも、麻痺や石化なんかでもイベント参加できないような気がするんだけれど…

2)HP(稀にMP)が0になったキャラクターが陥る、特殊なステータス異常。
回復には専用のアイテム、および魔法を必要とすることが多い。
一般に「戦闘不能」「気絶」「死亡」「しに」などと表記される。

3)RPGにおいて、戦闘中に体力が尽き戦闘に参加できなくなる状態。
近年のRPGでは、「死亡」「ひんし」などの表現と替わって使われ始めている。
これは世論の変化とともに死という概念に認識が変わったためでもある。
また、イベント時などの「死」と差別化するために用いられだした。
一般的にこの状態では回復可能なので、死んだことにはならない。

☆関連語☆
ステータス異常 石化 脳死は人の死と認めるか 麻痺


●ぜんにげ【全逃げ】
エンカウントしたら片っ端から逃げること。
体力・MPの温存や場違いエリアを敢えて通行する際によく行われる。
ただし敵の強さがエンカウント数に比例するシステムでこれをやるとハマる可能性が高くなるので要注意。

☆関連語☆
逃げる 必ず逃げる 逃げられない 温存 エンカウント


●せんにゅう-いべんと【潜入イベント】
身を隠したり変装したりして敵の拠点に潜入するイベント。
今後の展開に関わる重要なアイテム、情報入手などが主な目的。
予期せぬ妨害により、あっさりと見つかることが多い。

例)ドラクエ4 デスパレス、サガフロ エミリア編 ラムダ基地
  FF7 コルネオの屋敷、クロノクロス 蛇骨館 など


●せんねん【千年】
キリのいい年数。
ゲーム中で伝えられる伝説や神話が本篇に強い意味を持たせているRPGは多く、
その場合伝説は千年前に起こったというパターンが多い。
なぜ千年なのかというと「百年」では安っぽいし、かと言って「万年」だと嘘っぽいからだろう。
千年前の魔王とか千年前の大戦とかそんな感じ。

☆関連語☆
伝説 神話


●せんのう【洗脳】
自分の精神を強い思想や主義で支配されている状態。
敵の思惑のままに操られているのとほぼ同義である。
RPGでは圧倒的な魔力や絶大なカリスマ性などで、この状態にされていることが多いと思われる。
怪しい宗教団体で、信者が教祖に心酔しまくっているのもこれ。
また、この状態になると目の焦点が合っていない、セリフが「○○様万歳!」や
カタカナ語ばかり、行動が普段と違うことが多い。
パーティを離脱していたキャラや久々に再会したキャラがこのような場合は要注意。
ものの見事に肝心なところで裏切り、下手をしたら本当に戦闘に突入する。

☆洗脳の例☆
FF4 カイン
DQ5 大神殿の奴隷達
FE聖戦の系譜 ユリア


●せんみんいしき【選民意識】
1)『私(我々)は選ばれし人間なのだ!』というように、
自分(たち)は他の者たちとは違う、他より格上(特別)な存在であるという考え。
RPGではコレを持っているキャラ、民族、部族、団体などが数多く存在し、様々な作品に登場している。

例)FFTのアルガス、ディスガイアのブルカノ、BOF5のボッシュなど

2)特定作品の信者が抱きやすい思想。
特にマイナーなハードで出されたRPG作品や、昔の作品、
一癖や二癖もある作品、比較的マイナーな作品の信者ほど多い傾向がある。

☆関連語☆
信者 エリート 特権階級 回顧厨 原理主義者


●ぜんめつ【全滅】
主に、戦闘中に味方全員が戦闘不能になること。
大抵は、悲しげな音楽がながれ、最後にセーブした場所から再スタートとなる。
また、イベント戦闘では全滅することで、ストーリーが進んだり分岐することもある。

全滅した後は、ゲームによって展開が異なる。
・所持金や持ち物が奪われ、最後に記録したところから再開できる。
・所持物が全てなくなり、1からスタート。
・何も起こらず、そのままタイトル画面(もしくはロード画面)に。
などが主なもの。

☆使用例☆
弱すぎて_____しちゃった…もっとレベル上げてからボス倒そうっと。


●ぜんめつ-じょうけん【全滅条件】
いわゆるゲームオーバーである全滅とみなされるにはゲームシステムやイベントによって条件が変わる。
全員戦闘不能や石化がかなりオードソックスだが、
全員麻痺で全滅になったり、主人公戦闘不能で全滅になったり、
戦闘中時間制限などのイベントをミスして全滅になったりと多種多様である。


●せんよう-きょく【専用曲】
そのキャラ関連、そのダンジョン、その戦闘、そのイベントだけで使われる専用の音楽。
最近のゲームは容量が増えて多くの曲を使用できるようになったため、これが増えた。
〜のテーマという名前の曲はだいたい専用曲である。
戦闘曲の場合はシチュエーションと相まって名曲になることが多い。

☆関連語☆
戦闘曲 戦闘BGM BGM アレンジ 編曲


●せんようぐらふぃっく【専用グラフィック】
主人公やその仲間、イベントキャラや敵役など
物語に深く関わる特別なキャラクターに使われているグラフィックを
モブキャラのグラフィック(モブグラフィック)と区別するための呼び方。
複数のキャラで使われていてもそのキャラがすべてイベントキャラだった場合も
専用グラフィックと呼ぶこともある。

近年では「用意されていないのが不幸」と言われるほど当たり前となったが
昔は容量の節約のためか中ボスですらみんな同じ顔ということがよくあった。
また、重要人物や悪役が一般人に混じって平然としている場面では
プレイヤーは真っ先に「あ、こいつなにかあるな」と思ってしまい
お前が犯人だったのか、という結果に驚けなくなるデメリットもある。

そういう風潮があるからか極稀にモブグラフィックのキャラが
実は重要人物だったり仲間になったりすることもある。
逆に、専用グラを与えられながら特に何も活躍しなかったり
あっという間に出番が終わりフェードアウトしてしまうキャラもいたりするので
専用グラフィックだからってまっさきに疑ってかかるのはやめよう。

人間、見た目じゃなくて中身が肝心だ。

☆例☆
主人公「一体誰が犯人なんだ…」
モブグラフィック
モブグラフィック
専用グラフィック
モブグラフィック
モブグラフィック

専用グラフィック「私が犯人です」
主人公「まさか、お前だったのか」
プレイヤー「最初っからわかってた」

☆関連語☆
色違い 顔キャラ モブキャラクター アモス


●せんよう-そうび【専用装備】
特定のキャラにしか使いこなすことができない装備品、固定装備と似ているが外すことができる。
そのため固定装備と比べて能力の良し悪しは様々である。
いわゆる最強の装備は特定キャラの専用装備であることが多い。
最近は、仲間一人一人が別々の武器を扱っているので全武器が専用装備というRPGも多くなってきた。
これもまた、時にはイベントやストーリーの根幹に深く関わってくることがある。

☆関連後☆
固定装備


●ぜんら【全裸】
1)旧ウィザードリィにおける、忍者の最強形態。
「全裸の剛の者」と言った場合、メタルギアの彼ではなくこちらを思いつく人は間違いなくオジサマ。

2)防具を身につけない状態のこと。
普通に考えたら、防具はつけずとも下着とか、防具にならない服ぐらいはつけているはずなのだが、
ときたま「ぬののふく」「クロース」「ローブ」とかが防具扱いになっており、じゃあそれを装備しなければどんな姿なんだ?
とネタにされ、服をつけてなければ全裸だろう、というオチになる。

3)ムーンブルグの王女やミーティア姫の初登場時の姿。
エロ同人誌界では、ラーの鏡で呪いを解かれたり、聖なる泉で呪いを解かれたときの姿を全裸にする外道がいる。
…が、エニックス版ゲームブックでは、ムーンブルクの王女が呪いを解かれた時に、
全裸(しかもイラスト付き)という一シーンがあったのも事実。


●せんりょう-じょうたい【占領状態】
町やダンジョンが他勢力(敵)の支配下に置かれた状態。
ここから脱出したり、敵を追い出したり、
内部の味方を救出したり、情報を得ることが主人公の目的である。
いたるところに敵が配備されており、一般市民の外出は控えめ。
また、自由に町から出れないor入れない、店の物資が差し押さえられている、
いくつかの場所が通行止めにされている、交通機関が封鎖されているなど、
行動に様々な制限がかかることが多い。解放後にそれらの制限は除かれる。
一般人や味方キャラが敵の構成員ともめるイベントが起きやすく、
その場合は戦闘になったり、展開が進んだりする。

☆占領下の町☆
FF6 サウスフィガロ、幻想水滸伝2 グリンヒル
クロノクロス テルミナ&蛇骨館、ロマサガ2 ソーモン など

☆関連語☆
帝国 帝国軍 軍事国家 軍隊


●せんりょく-がい【戦力外】
ステータスが低かったり、成長率が低いために戦力として当てにされないこと。
このようなキャラは往々にしてパーティーから外され、装備を剥がされ、
場合によってはプレイヤーに殺され、ゴミのように捨てられる末路をたどる。

☆関連語☆
二軍 ジェイガン



●ZZZ【ZZZ】
ご存知、睡眠中を表す文字列。寝息やイビキをかいている様だと思われる。
一発で「眠ってますよ」と視覚的に伝えられるため、RPGでも非常に良く使われる表現である。
戦闘中のステータス異常、宿屋に泊まった時、吹き出し、
メッセージ内、キャラエフェクトなど使われる場面や手法は幾多にも渡る。
発音は「ズィーズィー…」派や「ズゥーズゥー…」派、
「ズズズ」派、「ゼットゼットゼット」派がおりイマイチ日本では定まっていない。
お好きな読み方でどうぞ。

なお、英語圏だとズィーズィーズィー(イビキの音がそう聴こえる)と読むらしく、
睡眠以外の…音を表す際にも…使われ……るよ…う…Z…ZZ…ZZZ……

☆関連語☆
ステータス異常 睡眠 眠り 鼻ちょうちん



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