サガシリーズ
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テイルズ 幻水  WA BOF  ポケモン MOTHER  マリオRPG LAL
メガテン系 MM/MS  天外 ゼノ  Wiz ガスト作品  Ultima 俺の屍を越えてゆけ
シャドハ 桃太郎伝説  ガンダム系 ポポロクロイス  魔導物語 ロックマン系RPG  メダロット
SRPG
FE/TS FM  半熟英雄 バハラグ  スパロボ サモンナイト  日本一作品 アーク  オウガ
ARPG
聖剣/マジバケ KH  DOD イース/ソウル  ゼルダ/もぎチン
その他
その他のRPG その他のRPG(2)  その他のRPG(3) その他のRPG(4)  その他のRPG(5) 
RPGツクール
 
▼サガシリーズ(191)


▼サガシリーズ汎用

【イド・ブレイク】
【オーバードライブ(サガ)】*
【斧(サガ)】
【カエル(サガ)】
【かくばくだん/核爆弾】
【からすとうさぎ】
【凝視】
【吟遊詩人(サガ)】
【ゴミ箱(サガ)】
【Sagaシリーズ】
【サガシリーズの仲間】
【師匠 (サガ)】
【心眼技】
【スクリュードライバー】
【スタン】
【先生(サガ)】
【タイニィフェザー】
【盾(サガ)】
【でたらめ矢】
【ニケ(サガ)】
【ねんぶつのほん】
【閃き】
【フルフル】
【マキ割り○○○】
【見切り】
【未決終了】
【みじん斬り】
【乱れ雪月花】
【無双三段】
【メカ(サガ)】
【モニカ】
【読み方はプレイヤーに任せる】
【ライフポイント】
【リヴァイヴァ】
【連携(サガ)】

▼魔界塔士SaGa

【かみ(サガ)】
【きくまでも なかろうよ!】
【そうちょう】
【チェーンソー】
【都市世界(サガ)】
【なんの ようだ】
【魔界塔士Sa・Ga】
【ミレイユ】
【よろいのおう】

▼SaGa2秘宝伝説

【アポロン】
【いじわるな妖精】
【江戸世界】
【カイの体内】
【加速装置】
【SaGa2秘宝伝説】
【サガ2秘宝伝説 GOD OF DESTINY】
【最終防衛システム】
【先生 (SaGa2)】
【はにわ】
【ビーナス】
【人型メカ】
【女神(サガ)】

▼SaGa3時空の覇者

【SaGa3時空の覇者完結編】
【浄化マシン】
【チンドン系】
【ネクシロヨモガーサグンシンマロ】
【ネメシス】
【ポルナレフ(サガ)】
【マウス系】

▼ロマンシングサガ(ミンサガ含む)

【愛がアップ!】
【アイスソード (サガ)】
【アニメート】
【イフリート (サガ)】
【俺たちゃ海賊】
【ガラハゲ】
【ガラハド】
【キャプテンキャプテンホーク】
【狂人剣】
【金 (サガ)】
【サルーイン】
【三地点制覇】
【シェリル】
【時間経過ポイント】
【真猿】
【せきかをとく】
【ダーク (サガ)】
【ツフ】
【デス(サガ)】
【殿下】
【な なにをする きさまらー!】
【熱情の律動】
【ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!】
【パニック】*
【バルハルマラソン】
【吹雪 (サガ)】
【マリーン】
【ミニオン】
【ラファエル】
【レフトハンドソード】
【ロマンシングサガ】
【ロマンシングサガ-ミンストレルソング】

▼ロマンシングサガ2

【アバロンのダニ】
【蟻だー!】
【インペリアルクロス】
【オアイーブ】
【活人キャンセル】
【クイックタイム】
【クジンシー】
【皇帝 (サガ)】
【コウメイ】
【子供と子ムー】
【最強の帽子】
【ザ・ドラゴン】
【七英雄】
【10クラウン・千羽ヅル】
【10万クラウン】
【触手 (サガ)】
【スービエ】
【ゼラチナスマター】
【線斬り】
【ソウルスティール】
【テンプテーション】
【ダンタ−グ】
【南下政策】
【逃さん……お前だけは】
【ノエル】
【パリイ】
【ベア】
【ヘンリー】
【ボクオーン】
【冥の術法】
【ラピッドストリーム】
【ルドン送り】
【ルドン高原】
【ロックブーケ】
【ロマンシングサ・ガ2】
【ワグナス】
【ワンダーバングル】

▼ロマンシングサガ3

【アスラ道場】
【石突き】
【王家の指輪】
【黄龍剣】
【お前の母ちゃんデ〜ベソ〜】
【怪傑ロビン】
【がめつさ】
【キドラントの町長】
【銀の手】
【グゥエイン】
【サラ・カーソン】
【宿泊シーン】
【少年(サガ)】
【聖王ブーツ】
【そこは出口じゃありませんよ】
【タイガーブレイク】
【トーナメント】
【トーマス=ベント】
【トレード】
【にせロビン】
【ハイパーゴールドラグジュアリー フルオートマチック真ファイナル ヴァーチャルロマンシングときめきドラゴンマシーン】
【破壊するもの】
【ブルクラッシュ】
【分身技】
【ボストン】
【マスコンバット】
【モニカ・アウスバッハ】
【雪だるま】
【ようせい】
【四魔貴族】
【四魔貴族バトル】
【ラドム】
【ロマンシングサ・ガ3】

▼サガフロンティア

【アセルス】
【オーヴァドライヴ】
【カーネイジ】
【グレートモンド】
【サガフロンティア】
【サガフロンティア裏解体新書】
【サガフロンティア解体新書】
【地獄】
【上級妖魔】
【ダークフェニックス】
【魂の歌】
【T-260G】
【光の剣】
【ヒューズ】
【ヒューズのクレイジー捜査日誌】
【ブルー】
【メイレン】
【メタルブラック】
【妖魔】
【妖魔武具憑依】
【リージョン】
【リュート】
【ルージュ】
【レッド】

▼サガフロンティア2

【アニマ】
【ウィル・ナイツ】
【エッグ】
【ギュスターヴ】
【金属製品(サガフロ2)】
【グスタフ】
【コーデリア】
【サウスマウンドトップの戦い】
【サガフロンティア2】
【ジニー・ナイツ】
【焼殺】
【タイラー】
【ディアナ】
【鉄砲玉】
【デュエル】
【ナルセス】
【人間なのよ、ギュスターヴ!!】
【人間のクズ】
【ヌヴィエム】
【鋼の剣】
【ファイアブランド】
【フリン】
【プルミエール】
【Beender〜終末をもたらす者】
【ミーティア】
【ヨハン】
【ラベール】
【リチャード・ナイツ】
【ロベルト】

▼アンリミテッドサガ

【アーミック】
【アイテムまでこわれた!!】
【天翔ける翼】
【アンリミテッドサガ】
【カオスルーラー】
【かわづ掛け】
【ガントレット (サガ)】
【キャッシュ】
【外道の書】
【剣難峡】
【ごうせいじゅつ】
【ゴージュ】
【ジュディ編】
【全身鎧 (サガ)】
【チンクラッシュ】
【ナイトオブザラウンドテーブル】
【ヒロユキ】
【別売り説明書】
【ミシェル】
【>>3】


▼サガシリーズ汎用


●いど・ぶれいく【イド・ブレイク】
サガシリーズに登場する弓技。
効果は敵にダメージ+追加効果。
追加効果は作品によって混乱や知力ダウンと異なるが、技名の示すとおり脳に作用するものばかり。
威力はさほどでもないものの、最序盤から習得可能、追加効果が便利、
名前が格好よいと、なかなかの好評を得ている。
特にミンサガでは、ボス敵のミニオン達は術しか使わないため、この技を使って知力を下げ、
被ダメージを減らした上でフルボッコ、という戦法が広まっている。


●おーばーどらいぶ【オーバードライブ(サガ)】
サガフロ及びミンサガに登場する術。
ただし微妙に表記が違う。
サガフロのはオーヴァドライヴ。
ミンサガではオーヴァードライヴ。
その効果は術者の連続行動である。
この凄まじい性能ゆえサガ愛好者にはクイックタイムと同じく禁じ手扱いにする者もチラホラ。


●おの【斧(サガ)】
ロマサガシリーズにおいては、殴属性と斬属性を併せ持つ。
つまり打撃に強いスライムも斬撃に強い骨も葬れる。
さらには片手武器なので盾まで装備できてしまう。
さすがは漢の武器。現実世界においても多種多様な使い方ができる。
シリーズ通じて強いか悪くてもそれなり、といった位置づけであるが、命中率が低いという欠点がある。
また、サガフロ2ではクヴェル(耐久無限の魔法の武器的存在)が無いうえに
回避・反撃行動がないなど冷遇されている。


●かえる【カエル (サガ)】
ロマサガシリーズに登場するモンスターの一種。
蛇をモチーフとした技が弱点。マップ上のアイコンはなぜかハ虫類。


●かくばくだん【かくばくだん/核爆弾】
GBのサガシリーズに登場する武器。
こんな物騒な物を普通に持ち歩く主人公達って……


●からすとうさぎ【からすとうさぎ】
サガフロンティア2以降のサガシリーズに登場する、主に杖で使用できる技。
分類的にはかなり上位の技に位置付けられ、気絶や即死といった追加効果を持つ。
なんだか昔話や童話に出てきそうなくらいなごやかな名前だが、
漢字に直すと『烏と兎』になり、さらに『と』を抜くと『烏兎(うと)』になる。
『烏兎』とは眉間にある急所のことを指し、
これに一撃を加えることによって相手を気絶、即死させる技であると推測される。
余談ではあるが『烏兎』には『太陽と月』という意味もある。
英語版では『Time & Tide』と訳される(意味は知らない)。


●ぎょうし【凝視】
サガシリーズでお馴染みの特殊攻撃。
魔力のこもった視線でマヒ、魅了、石化、即死などのステータス異常を引き起こす攻撃。
成功率がそれなりに高く使ってくるモンスターも多いので、
いかにもサガ的なネーミングとも相まって印象に残る技である。
「凝視」そのものを防ぐ装備があれば、ステータス異常に耐性がなくても無効化できるのだが、
視力を奪われている「暗闇」状態でも普通に命中する。
というよりも、如何にも剥き出しの大きな目玉を強調してるようなモンスターは
凝視の使い手であると同時に凝視耐性も持っており、一方で目のない巨大ミミズなどに凝視が有効だったりと、
受ける側の視覚の有無は凝視の可否にあまり関係ないようだ。
目をそらせば大丈夫ってものでもないらしい。

☆関連語☆
邪眼


●ぎんゆうしじん【吟遊詩人】
ロマサガシリーズ全作に登場するキャラクター。1では神の化身、2では物語の始まりと締めくくりを担う、
それなりに重要な人物。ロマサガ3で晴れて仲間キャラに昇格するが、とある事情により
各プレイヤーの手によってほぼ9割は不幸な道をたどらされてしまうという悲しいキャラになってしまった。


●ごみばこ【ゴミ箱(サガ)】
GBサガとロマサガシリーズではアイテムを捨てるときメニュー画面のゴミ箱を利用する。
SAGA2ではゴミ箱を利用したバグ技が存在したり
ロマサガ2&3ではゴミ箱に捨てたアイテムがなぜか自動的に倉庫に転送されていたり
バグが多いサガシリーズ、ゴミ箱にもネタは詰まっている。


●さが-しりーず【Sagaシリーズ】
1)sagaとはアイスランド語で、物語の意。 「魔界塔士Sa・Ga」では性(さが)という意味もあわせ持つ。
スクウェア製作ソフトではFFに次ぐ人気シリーズで、GBで販売された「魔界塔士Sa・Ga」から始まり、
「Romancing Sa・Ga」、「SaGa Frontier」を経て「Unlimited Saga」、「Romancing SaGa: Minstrel Song」で合計10作品製作・販売された。
しかしながらGBのSagaシリーズとロマサガ以降では仕様がかなり違うので分けて語られることが多い。
SaGaシリーズの代名詞となったMAP移動システムとフリーシナリオ、
武器を使用する事による熟練度の増加はロマサガ1から(武器の熟練度はGBサガの体術説も)、
武器・術の系統化と系統ごとの技、戦闘中の技の閃き(見切り含む)、現在のLPの概念はロマサガ2から登場し、
後のシリ−ズの礎を築いた。(作品によっては登場しないこともあるが)
またいきなりシステムが復活することもあり、Saga2にあった装備によるメカの能力の増減はSFで、
Saga1・2の武器の使用回数システムはSF2で復活を果たした。

2)裏技や召喚キャラといったごく一部の例外を除けば、こちらの最大HPは999である。
一方、ロマサガ以降は雑魚敵でもHPが1000越えしている者が多く、
術や技もそれらを倒せるような威力に設定してある。
そのため、味方が混乱して放った技が最終ボスの攻撃よりも強烈なことがザラで、
シリーズ通して混乱や魅了が非常に恐れられている。


●さがしりーずのなかま【サガシリーズの仲間】
他の作品に比べると比較的安易な理由で仲間になってくれることが多いこの作品。
物目当てだったり、たまたまその場に居合わせたとか、一緒に冒険がしたいなどなど。
作風のせいもあってか非常に薄い関係に思えてしまう中、世界の命運をかけるラストバトルにまで
一緒に来てくれ命を懸け戦ってくれたり、彼らはパーティから別れることになろうが、
再び誘えば嫌な顔一つせず仲間になってくれ、武器や防具のために喜んで命を捧げてくれたりしてくれる。
そんな彼らは仲間キャラクターの中の鑑ではないだろうか。


●ししょう【師匠 (サガ)】
サガシリーズにおいて、技の閃きに適した特定のモンスターのことをいう。
この意味で師匠になる者の特徴としては、

・能力やモンスターレベルが高く、上位の技を閃く可能性が高い。
・比較的早い段階で出会うことができる。
・簡単に、何度でも戦うことができる。

という点が挙げられる。
また、相手によっては先生と呼ばれることもある。
能力やモンスターレベルが高いということはそれなりに強いわけで、
こっちがまだ弱い状態だとあっさり全滅させられる。これを門前払いと言ったりもする。

例)ロマサガ3のアスラ、アンサガの巨人&エルダードラゴン
サガフロ2のスケルトン(青)、ミンサガのフレイムタイラント&イフリート

☆関連語☆
アスラ道場


●しんがん-わざ【心眼技】
サガシリーズにおいて弓矢を武器として戦う者が視力を奪われた時に放つ隠し必殺技。
通常攻撃では発生せず、暗闇状態で技を用いた時にまれに発動する。
「技」として記録することはできない。

その効果は命中大幅上昇(必中?)、クリティカルダメージ。

そもそも当たりにくい上に暗闇状態では絶望的な命中率を誇るでたらめ矢
「心眼でたらめ矢」となりすべての敵に大ダメージなど、
狙ってやるものではないがSPに余裕があるときやヤケクソなどで発動すると
得した気分などでは済まされない高揚感を煽る。


●すくりゅーどらいばー【スクリュードライバー】
ロマンシングサガ2、3に登場する小剣技。
剣を回転させて敵の体にねじり込む。という解説が攻略本などではなされており、
スクリュードライバーがねじ回しという意味であることを考えればごく普通の名前である。
しかし女性型モンスターに特効という能力、3では最初から覚えているキャラが酒場のマスター
さらに太めな体形であるにも関らず全キャラ中トップクラスの素早さの持ち主。
そして同名のカクテルがアルコール度の高さの割に非常に飲み易く、
女性を酔わせるときに使われることが多いことから「レディキラー」という異名を持つ。
ある意味元ネタに忠実でスタッフの遊び心が伺えプレイヤーの妄想も膨らむ設定である。


●すたん【スタン】
スクウェアのSagaシリーズにおいて、
ロマンシングサ・ガ以降の作品に登場するステータス異常。
これを受けるとそのターンの行動を強制的にキャンセルされ、
さらに無防備状態になり敵の攻撃を回避できなくなってしまう。
ただし効力はそのターンのみという軽度の麻痺のようなもの。
すでに行動終了しているならさしたる問題はないが、
素早さが低いキャラにとってはやっかいなものである。
これを引き起こす攻撃は数多くの敵が使用してくるため、
序盤から終盤まで何度も目にすることになるだろう。
逆に敵をスタンさせて行動を封じることもできる。
しかも一部のボスにも通用するので知っておくと便利。

☆使用例☆
くそっ、___してばっかで行動できねえ!

☆関連語☆
ステータス異常 Sagaシリーズ


●せんせい【先生(サガ)】
閃きシステムを導入したサガシリーズにおける、
技を覚えるのに適した敵キャラクターのことを、敬意を込めて__、師匠という。
詳細は師匠の項目にて。

☆関連語☆
道場 SaGa2秘宝伝説


●たいにぃふぇざー【タイニィフェザー】
ロマンシングサガ及びそのリメイク版であるロマンシングサガミンストレルソングに登場するモンスター。
かつて邪神サルーインによって作られた四天王という
神に匹敵するとも言われるほど強力なモンスターの1体であり、スカーブ山を住み家としている。
ゲーム中では敵というわけではないがアイテム目当てに戦うこともできる。

その姿は元のロマンシングサガでは巨大な鷲であったが、
ミンストレルソングでリメイクされるとスタッフが何をはっちゃけてしまったのか、
「ドラクエのキメラの嘴を横に開くようにして翼の枚数を増やした」とでもいうべき化け物になってしまった。
もっとも彼に限らずミンストレルソングでは驚くようなリメイクをされたキャラは数多い。

能力的には中盤の強敵といった程度の強さの彼を有名にしてしまったのが、ラスボス戦での出来事である。
彼から受けた依頼を達成すると彼を召喚するアイテムを入手できる
(他の四天王も同様)のだが、ラスボスのサルーイン戦でタイニィフェザーを召喚し
「せきかくちばし」で攻撃すると、低確率ながらサルーインを石化し撃破することができてしまう。
サルーインによって作られた存在ながらそれを一撃で倒す、
ということで驚かれたほか短時間クリアなどに重宝した。


が、ミンストレルソングでは見る影もないほど弱体化した。

具体的には

・技閃きのための道場にしようと思ったらうっかり殺してしまう。
・召喚時の「石化クチバシ」がLP消費の可能性のある技になっており、使うと即撤退してしまう場合がある。
・サルーインに「石化クチバシ」の石化が効かない。

「翼の栄皇」というなんだがかっこいい二つ名をつけられたのにこのザマである。哀れ。

また、ロマンシングサガ3では同名のアイテムをグリフォンから入手できる。
これ自体はたいした性能ではないドロップアイテムなのだが、これは武器・
防具の開発素材の一つであることが問題となる。

同作での武器・防具の開発は順番があり、だいたい弱いものから強いものへと
進んでいくため、途中の防具を開発できないと次に進めないということがある。
そして、タイニィフェザーはグリフォンからしか入手できないため、
敵レベルが上がりグリフォンが登場しなくなると
防具開発が完全にストップしてしまうのである。

一応、防具開発要員をあらかじめ多めにしておくなどの対処法はあるが、
知らないとひっかかりやすいポイントではある。


●たて【盾(サガ)】
ロマサガシリーズにおいて非常に重要な防具。盾とガーダーの2種類があり、
ある一定の確率で、前者は防御力を上げ後者は攻撃を回避する。
敵の攻撃が激しいこのシリーズでは、陣形の一番前に立っているキャラにこれを装備させ、
攻撃を受け止めるという戦法が有効。ついでにパリイもさせておくかどうかは好み。
電球のピコーンと同じく、盾のカキーンという発動音が響くと少し救われる。
なお、ロマサガ1では防御コマンドを入力しないと使用してくれないため、
この防具の利用価値は低い。


●でたらめや【でたらめ矢】
サガシリーズにてよく登場する技。
その名の通り、でたらめに矢を放ち敵全体を攻撃する。
威力はそれなりで、命中率は高くはないが、
消費が少ないことと、序盤に覚えやすいことから、
結構お世話になる技である。
しかし、この技を使ってくる敵もいる。
強敵に使われると、高威力高命中率となり、
お前それのどこがでたらめだと言いたくなるほど手強い技となる。

これ以外にも、サガシリーズにはでたらめと付く技がいくつかあり、
これらの技も例によって全体攻撃であり、命中率が低い。

☆関連語☆
全体攻撃 弓技


●にけ【ニケ(サガ)】
初代サガ、サガ2の仲間モンスターが変身する最高レベルのモンスターの一つ。
有翼人系最強のモンスターなのだが、

・そこそこ高いステータスを持つがそれを生かせる高威力技を持たない
・耐性が少なく打たれ弱い
・回復技を持っていない
・スライムのほうがかわいいし使える

と、使えないモンスターの一角であった。

しかし、サガ2のDS版で全モンスターに専用グラフィックが与えられると一転、
可愛らしい天使の姿となり人気上昇。
巨乳やはいてない(スリットで腰まで見える)ことも相まって
女エスパーやカイ、タイタニア等のGB版から人気だったキャラと同等にまで上り詰めた。

また、戦闘の面でも誘惑の理由がはっきりとしたこと以外に

・威力の低い翼や剣が新要素の連携で便利
・変異(強化版みたいなもの)で魔力依存の優秀な無属性グループ攻撃「凝視」修得
・変異でさらに耐性が強化され属性攻撃無効

と実用に耐えうる性能に進化したためラスボス戦にも安心してつれていける。

本スレではその容姿の虜になった者がひたすら撮影スポットを見つけだしてその姿を写真に収めたり
オススメのモンスターはという質問で一番に名を出されたりと人気ぶりがうかがえる。
ほかにもリメイクで化けたモンスターは多いが彼女が一番変身したモンスターだろう。

☆使用例☆
Q.レベル11モンスターで何がオススメですか
A.男なら__一択

☆関連語☆
サガ2秘宝伝説 亜人種 有翼人


●ねんぶつのほん【ねんぶつのほん】
魔界塔士SaGa、SaGa2秘宝伝説で登場する魔法の本の一種。
効果は「念仏を唱えてアンデッド系にダメージを与える」というもの。
当然、生きてるモンスターには効果なし。
相手の種族が限定されるため、使用頻度は限りなく低い不遇の魔法。
なのだが魔界塔士の復活四天王はアンデッド扱いである為、
フレア並に効いてくれるこの本は重宝する。
しかし、何故「お経」や「経典」ではなく「念仏の本」なのだろうか?

また、モンスターやエスパーが使える技の中には
同様の効果の「じょうぶつ」というものもあったりする。


●ひらめき【閃き】
ロマンシング・サガ2から取り入れられたサガシリーズではおなじみの技の習得システム。
戦闘中に通常攻撃や特定の技を使うことにより
頭上に発明王エジソンのごとく電球が光り輝く。
レアな技を閃いた時の嬉しさはかなりのものである。

☆使用例☆
よっしゃ! ファイナルレター閃いたぜ!

☆関係語☆
極意 得意武器


●まきわり○○○【マキ割り○○○】
サガシリーズに登場する斧技。
初出のロマサガ2のマキ割りスペシャル、以降ロマサガ3ではマキ割ダイナミック、
サガフロ2ではマキ割りトルネード、アンサガのマキ割りフェニックスと常に進化をとげている。
ちなみに字数の関係かロマサガ3のみマキ割りではなくマキ割。
武蔵伝でマキ割りダイナマイト、聖剣LOMではそのままマキ割りと輸出もされている。
サガシリーズでは斧は他のゲームに比べ強武器であり、斧技の上級技の始まりくらいのランクに位置する。
覚えやすく威力もなかなかで植物特効と使いがってがよく、最強技を覚えるまで十分活躍してくれる。
が、注目すべきは敵を一刀両断するモーション、そしてなによりその素晴らしきネーミングにより記録より記憶に残る一品。


●みきり【見切り】
ロマサガ2から登場したシステム。
敵の攻撃を受けた際に見切りを閃き、攻撃を回避する。
それ以降、覚えた見切り技に対応した攻撃を確実に回避できるようになる。
これがあるかないかで、ボス戦の難易度が大幅に変わるというぐらい重要なものもある。
ロマサガ2では、ソウルスティールの見切りがストーリーに関わっている。
ロマサガ2ではほとんどの技に見切りが存在したが、ロマサガ3では見切れる技が限定されてしまい
サガフロ1ではヒューマン限定の特技になり、サガフロ2以降は存在を自体消されてしまった。
ロマサガ2のような敵の火力が凄いゲームにあると助かるが、最近の作品は火力が抑えられているので
もう復活することはないかもしれない。

☆関連語☆
テンプテーション


●みけつしゅうりょう【未決終了】
フリーシナリオを採用しているロマサガシリーズにおいて、
イベント進行に失敗して解決不可能になること。
正式に「未決終了」という名称がついたのはミンサガから。
未決終了にしたほうが展開が楽または面白い、未決終了にしないと手に入らないものがあるなど、
特別に理由がある場合はバッドエンド覚悟でわざと失敗するというロマンシングなプレイヤーも多い。

未決終了の例
・イベント中に変な選択肢を選んだら「お前は信用できんから頼まん」って言われちゃった
アイスソードを買おうと金をためてたらガラハドに先を越されちゃった
・さらわれた人を助けに行ったらボスに勝てなくて見捨てちゃった
・怪物退治を放置してたら怪物が増えすぎて町ごと滅んじゃった
・宝を取りに行ったら時期が遅すぎて他の人に持ち逃げされちゃった
・おつかいイベントの途中で依頼主や依頼先が敵に乗っ取られちゃった
・ボス戦に備えていったん帰って準備してたら他の人にボスを倒されてしまい手柄を横取りされちゃった
・海賊騒ぎを放置してたら内部分裂しちゃった
・人魚に会うために人魚になる薬を作ってたら途中で死んでしまい人魚に会えなくなっちゃった
・火山の噴火を止めに行ったら間に合わず噴火しちゃった
・野盗の巣窟を放置してたらモンスターに占領されちゃった
・いけにえの穴の怪物を退治してきたら「私が町長です」って言われちゃった(設定ミス)
・物件を買いに神王の塔へ行ったらエージェントがローブ屋になっちゃってた(バグ)

☆関連語☆
冥の術法 トレード


●みじん-ぎり【みじん斬り】
決して料理用語ではなく、ロマサガ2などに登場する技。
中盤ぐらいで役立つが、ミスする確率が高いらしくその際に
「カスッ、カスッ、カスッ、カスッ、カスッ、カスッ」とものの見事なスカシっぷりを披露してくれる。

☆使用例☆
「うわぁダンターグ相手に__ミスった!」


●みだれ-せつげつか【乱れ雪月花】
ロマサガシリーズに登場する大剣技。
ロマ2では、雪を散らせながらの燕返しで、冷気属性もあわせ持つ。
ロマ3では、雪の斬り下ろし・月の斬り上げ・花の斬り払いからなる三段攻撃。
どちらも共通して言えるのは、大剣技の中でも特に高い威力と
かっこいい演出をあわせ持っているということである。
以降の作品では技という形ではなく

・特定の技での連携で発生(サガフロ1)
・月影の太刀の奥義として低確率で発動(ミンサガ)

という特殊な手順が必要になった。
また聖剣伝説LegndofManaにおいて、ロマ3に近い形で登場している。


●むそう-さんだん【無双三段】
ロマサガシリーズに登場した槍の技。
剣に比べると槍は地味な印象が拭えないが、
それを補って余りあるかっこよさと威力を持っている。
基本動作は、殴る→突く→槍を回転させ抉る(or相手を跳ね上げる)の三段攻撃。

ただ、無双(並ぶものがないほど優れている)といいながら、
だいたいこの技より強い槍技が存在する。
ロマサガ2では固有技ながら下り飛竜、3では流星衝やラウンドスライサー。
ミンサガでは無足や加撃が発動しない限り乱調子の方が強い。
サガフロ2やアンサガでは、威力は最強だがシステム上使いにくい。

聖剣伝説LegndofManaに登場した時は、
真上に突き上げたあと落ちてくるところをえぐるというエグイ技になっている。


●めか【メカ】
Saga2、サガフロンティアに登場する種族の一つ。
普通に戦闘を重ねてもパラメータは全く成長しない。
しかし、武器防具その他のアイテムを装備枠内ならいくつでも装備でき、
(たとえ同一種類のアイテムだとしても何個も付けられる)
そのアイテムを人間が装備した時には増えないパラメータが増えたりする。
また、サガフロのメカはメカ系の敵からプログラムを吸収し、
技や術のように使うことができる。
色々な世界が入り乱れるサガだからこそ実現できる種族といえよう。

☆関連語☆
ロボット T-260G


●もにか【モニカ】
ロマンシングサガシリーズ全てに登場するキャラ名。
1ではバファル帝国の諜報員、2ではホーリーオーダーの一人、
3では主人公の一人であり、ミカエルの妹でロアーヌ侯国のお姫様である。


●よみかたはぷれいやーにまかせる【読み方はプレイヤーに任せる】
サガシリーズスタッフの不動のスタンス。
サガシリーズには読み方がわかりにくい名詞が多々あるが、
スタッフはプレイヤーの好きに読んで欲しいと明言している。
例としては以下のようなものがある。

四魔貴族(しまきぞく、よんまきぞく)
黄龍剣(おうりゅうけん、こうりゅうけん)
・強ゾンビ(つよぞんび、きょうぞんび)
・小転(こまろばし、こてん、しょうてん)
・スターライトFS(FS=フルショット、らしいが好きに読め)
・無双三段SBC(SBC=スタッブ(突き)バッシュ(打撃)カット(斬撃)かと思われるが好きにry)


●らいふ-ぽいんと【ライフポイント】
1)サガシリーズにて、キャラクターの生命力を表すポイント。略してLP。
戦闘不能になる、戦闘不能の状態で更に敵の追撃を受ける、特定の技を受ける、
特定の術・技を使用するなどといった事象で消耗し、0になるとそのキャラは復活できなくなる。
原則的に冒険中に回復はできず、特にダンジョン探索中などは減ったまま突撃するのが基本。
・・・と、ここまでが基本的な概念。
大抵のシリーズでは、LPが0になったキャラは消滅してしまうため、
LPの扱いにはかなり細心の注意が必要となる。
ただし例外もあり、例えばサガフロ1ではLPが0になってもキャラは消滅せず、
戦闘に出していないキャラは徐々にLPが回復するなどの親切設計。
またアンサガでは、HPが0になっても戦闘不能にはならず、
その上で更に攻撃を加え、LPを0にすることで戦闘不能となる。
(いわばHPはLPを護るための防護壁のような存在となっている)
ちなみにLPという単語自体ははロマサガ2にて初めて導入されているが、
元ネタはおそらくGB版サガのハートである(これも戦闘不能で消費)。

補足:実際はシリーズによって扱いが大きく異なる。

初出のロマサガ2ではゼロになるとキャラが消滅するという単なる制限だった。
しかし、「敵の攻撃を受ける度LPが1減るがHPと技・術が一切減らない無敵状態になる」、
「自分のLPを1消費して自分以外の味方全員のHPを回復」、
「ターン始めにLP1消費して回復できる」「HPなんかおまけ。LP削り取るのが本題」などなど、
その後のシリーズで色々な術やシステムが導入されていく中で
サガシリーズになくてはならないものとなった。

☆使用例☆
残り______3で光神の恩寵キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

☆関連語☆
HP


●りヴぁいヴぁ【リヴァイヴァ】
サガシリーズの重宝する術の一つ。
初登場はロマサガ2。
あらかじめ仲間にかけておくと、倒されたときに自動的に完全復活できるという便利な術。
ただし、油断は禁物。せっかく復活した所を集中攻撃されてまた倒される可能性もあるので注意。


●れんけい【連携(サガ)】
シリーズ7作目、サガフロンティアから導入された今ではおなじみのシステム。
複数の味方・敵が行った技や術を繋ぎ合わせ、通常よりも与えるダメージを大きくすることが可能。
このシステムのおかげで低レベルクリアのようなやり込みも比較的楽になり、
プレイヤーにプレイスタイルの幅を持たせることに成功した。
連携が成功した際、技名ならぬ連携名が表示されるがこれは単に技名を繋ぎ合わせたものであり、
おかしな名前になることが多いため、攻略本ではそれをネタにするコーナーがしばしば掲載される。
ちなみに連携は敵側も使用するので、ここ一番で発生された時の絶望感は言葉にできないものがある。

☆使用例☆
「ハイドハイドハイドハイド牙!!」
この妖魔、こんな____で満足なのか…



▼魔界塔士SaGa


●かみ【かみ】
SAGAのラスボス。普通に戦うと結構強いが、
チェーンソー一発でバラバラにされる事実はショックだった。


●きくまでも なかろうよ!【きくまでも なかろうよ!】
魔界塔士SaGaに出てくる名言。
空中世界で、白虎に仕える親衛隊がレジスタンスのリーダー ジャンヌに襲いかかろうとして、
それを見つけた主人公の問いに対する仲間の返答。
その問いとは、
「ガルガルやろうと いいおんなと どっちがすきだ?」
これに答えるのは4人目のキャラであり、女だろうと同種族のモンスターであろうと、
「きくまでも なかろうよ!」
その後、ジャンヌを助けるため戦闘になる。

この返答は、サガ関係のスレでしばしば見かけられ、
特定の答えを期待した質問に対して書き込まれる。
なお反発する場合には、「おれは いやだぜ!」と返すのもお約束。

☆使用例☆
A 「ガルガルやろうと おれのパンチラと どっちがすきだ?」
B 「____ ガルガルやろう!」


●そうちょう【そうちょう】
魔界塔士Sa・Gaに登場したキャラクター。
塔の16階にある都市世界で活動している暴走族の頭。
都市世界のボスである朱雀とと戦っており、主人公一行と協力関係を結ぶ。

族の頭をやってるだけあって、初登場時に
「溜まり場の酒場に来て挨拶なしの主人公に因縁をつけタイマン勝負を吹っかけてくる」
と何とも昭和の香りがするDQNである。

対朱雀用バリア除去装置「イレイサー99」の最後の材料となるプルトニウムを求め、主人公一行と共に原発に乗り込み
殺人バリアで封鎖された通路を開くためバリアに特攻、壮絶な最期を遂げる。

死ぬ間際に彼から託される防具「ゾクのはちまき」は
○すべて(全属性攻撃+全状態異常を無効化・武器攻撃を半減)の効果を持つ。
防御力も高く、まるで彼の魂が宿ったかのようである。
そのため、はちまきを人数分手に入れるために
バグ技を駆使し総長を何度もバリアに特攻させたプレイヤーは数多い。


●ちぇーんそー【チェーンソー】
1)最強最後の武器は、
一撃のみの究極剣ガラスの剣ではなく、
世界を焼き尽くす核爆弾でもなく、
全てを消し去る波動砲でもなかった。
ゾクの町で購入した4000ケロの電動ノコギリは、
をも屠る究極の殺人兵器として、
当時の子供達に語り継がれたという。

2)GBサガ1ではこちらの力が敵の防御力より低ければどんな敵でも即死という効果。
神にはよく効くのに最初の雑魚にはほとんど当たらないのはこれが原因。


●としせかい【都市世界(サガ)】
魔界塔士Sa・Ga終盤で主人公一行が訪れる第4の世界。
ぶっちゃけた話荒廃した東京。主人公が上ってきた塔のグラフィックもこの世界だけ東京タワーになっている。
地下鉄で魔物に襲われているサヤカを助け、その後サヤカの兄のそうちょうに出会い、
この世界はすざくに支配されていることを知り、主人公一行はこの世界をバイクで走り回る。
魔界塔士Sa・Gaの中でもかなりネタ的要素に溢れた世界でもある。
・町の外にいる間、この世界のボス「すざく」が普通にエンカウントする(しかもクリアするまで)。
・「チェーンソー」、「はどうほう」が買える。
・すざくを倒すために訪れる場所が「アキバ」「アメヨコ」「シンジュク」。
・すざくを倒すためのアイテムをつくるために「プルトニウム」が必要なので原発へ
・その原発でのそうちょうの捨て身のバリアー破り。そして死ぬ。
・その後最強の兜装備「ゾクのはちまき」入手のために何度も殺されるそうちょう。
・中ボス「デスマシーン」が「かくばくだん」を使ってくる。
この世界から敵もかなり強くなるため、苦戦した人も多いのではないだろうか。


●なんの-ようだ【なんの ようだ】
魔界塔士SaGaの店員に話かけたときの返答。
殴りたくなるのは漏れだけか


●まかいとうし-さが【魔界塔士Sa・Ga】
故スクウェア社から発売された記念すべきサガシリーズ第1作目にして、
初のミリオンソフト。サガはここから始まった。
GB初のRPGで、独特の成長システムは現在でも高い評価を得ている。
シナリオも、クリスタルに運命をもてあそばれた姉妹、一振りの剣を渡すためだけに生きた老人、
シェルターの中で果てた親子などシュールで考えさせられるものが多かった。
だがそれらも、不死身のそうちょう、売っているはどうほう、
かみチェーンソーなどのインパクトの前にはかすんでしまった。まぁそれら抜きでも面白いのは間違いない。


●みれいゆ【ミレイユ】
魔界塔士Sa・Gaに登場したサブキャラクターの一人で、かつてスクウェア3大悪女の一人と呼ばれていた人物。
「強い奴が好き」が信条。
姉のジャンヌとともに白虎(敵ボス)に対するレジスタンス活動を行っていたが、実は白虎の部下だった。
白虎が目的のクリスタルを手に入れた瞬間、用済みになったミレイユは始末されそうになるが、
裏切られてもなお妹を思う姉にかばわれ、初めて良心に目覚める。
白虎を倒した後も主人公達に「はやく きえて!」と言い放つ姿は痛ましい。
だが、その後は自分の悪行を反省したため、彼女は本当に悪女なのかと疑問視する声もあった。
近年、リノア(FF8)という強力な電波悪女が現れたことから、三大悪女のメンバーから外されることもある。


●よろいのおう【よろいのおう】
魔界塔士SaGaで最初に冒険することとなる大陸世界。
この世界では3人の王様が争っているというわけだが、唯一生き残った王。
始めて会った時は、恋煩いで悩んでいるということで、主人公たちが一肌脱ぐ。
早速南の村へその相手に会いに行くと、どうやら盗賊に脅されているようだ。
見事盗賊たちを撃退すると、よろいのおうとむらのむすめは結ばれることとなる。
褒美として主人公たちはキングのよろいを手に入れることが出来る。
単なる中ボスとして立ちふさがった、つるぎのおうや、
大臣に裏切られて殺されてしまった、たてのおうよりも遥かに幸せな王。
ちなみに主人公たちが再び塔を上る時、会うことが出来る。
奥さんのおなかに子供がいるということで、きっと円満な結婚生活を送っているにちがいない。



▼SaGa2秘宝伝説


●あぽろん【アポロン】
GBのサガ2に登場する人物。
最初は主人公一行を助ける善人かと思われたが、終盤で態度が一変。
全ての秘宝を主人公から取り上げ、神になろうとするが・・・?

もちろん、戦うことになる。
比類なき魔力から放たれる最強魔法フレア、
切れ味鋭い秘宝マサムネを身をもって味わい
あらゆる攻撃を防ぐイージスの盾と、異常に強い。
攻撃手段がマサムネとフレアしかないが、それが逆に厄介。
幾多のプレイヤーが、冒険の果てにここに力尽きたことだろう。
実力的には彼がラスボスであるという意見も。
彼を倒せたなら、まず間違いなくラスボスも撃破できる。
そうかんたんに かれを たおせるかな?


●いじわるな-ようせい【いじわるな妖精】
サガ2秘宝伝説において、そのまんまな名前の「いじわるなダンジョン」で出てくるNPC。
入口で「秘宝はこの箱の中、他には1つもない」と言い、実際その通りであるこのダンジョンを突き進み、
出口まで行くと、「ねっ いじわるだったでしょ?」と問いかけてくる。
ここで「はい」と答えると素直に通してくれるが、
「いいえ」と答えようものなら「だったらもっと苦労すると良いわ!」と言い放ち、
ダンジョン半ばに飛ばされる。当然回復などしてくれない。
その辺りがいじわるな妖精のいじわるである所以であり、プレイヤーに一発殴らせろと思わしめた要因だろう。

そんなユーザーの願いが叶ったかはさておき、DSでリメイクされた際、
とある場所でこいつと戦う事が出来るようになった。
・希少な高レベルモンスターの肉を早い時期に入手できるため仲間モンスターの成長に役立つ
・高レベルモンスターなので人間・エスパーの成長にも良い
・積年の恨みを晴らすため
…にボコボコにしたプレイヤーも多い。

攻撃面は高い魔力で攻めるのだが、基本ファイアなど属性魔法が主体なので
前のイベントで入手したイージスの盾で無効化できる。だからと言ってチクチクといじめていると、
いきなり前触れもなくフレアを撃ってきたり(無属性なのでイージス貫通)、
自爆で全員を消し飛ばしたり(○すべて持ちでも防げないので発動=ゲームオーバー)する。
やはりいじわるだった。


●えどせかい【江戸世界】
サガ2秘宝伝説で終盤にさしかかった頃に訪れる世界。
ぶっちゃけ言うと江戸の日本で江戸城や日本橋などが存在する。会話の中だけだが吉原もあるらしい。
マップグラフィックや町の人のグラフィックが専用のものだったりと他の世界に比べて優遇されている。

しかしそこはサガ、ただの江戸で 終 わ る わ け が な い 。
他の世界に比べるとこれでもかと突っ込み所のあるネタが溢れているのだ。

例を挙げると
・フィールド上で遭遇する人間系モンスターがパラディン、コマンドー(他の世界に侍や忍者は出るのにである)
・44マグナムとバズーカ砲をぶっ放す天誅組
・越後屋の麻薬密輸船に落ちているレオパルド2とビームライフル
・なんだこのおんがくは!
・ガトリング砲を撃ちまくる越後屋、将軍、大御所
・何故か戦える江戸城の屋根の上のしゃちほこ
・捜し物を届けるとお礼に 核 爆 弾 をくれる奉行所
等々、他にも挙げればきりがない。

しかし、ここで仲間になるお玉やローニンは十手や刀などちゃんと時代にそった装備をしている。
真面目なのか空気読めてないのか…。
☆使用例☆
痛快____活劇コマンドー

☆関連語☆
サガ2秘宝伝説 核爆弾


●かいのたいない【カイの体内】
サガ2秘宝伝説で序盤から中盤にさしかかったところで訪れるダンジョン
というかイシスの神殿の女神官カイの体の中。
彼女の体内にある秘宝が何らかの作用で外に出ようとしている上
悪役であるアシュラの部下がミクロ化してカイの中の秘宝を奪おうとしており命の危機ということで
カイを救うべく主人公たちは「ちいさくなーれ」(実際のアイテム名)を使い体内に進入する。
中の作りは体の構造に沿っており心臓や胃腸はそのままの形の通路である。
そのため下半身の右足と左足の分岐点でハァハァする輩がいたり
DS版の周回持ち越しで手に入れた核爆弾や波動砲を心臓でぶっ放す外道がいたりと
なにかとネタにされることの多いダンジョン。
ちなみに入り口は位置的に鼻であると思われる。(出入り口の位置が顔の中央部分なため)

しかも出現する敵は「テロリスト」「毒ミミズ」「やしがに」「白血球」「ストーン」、
ボスに「マクロファージ」とここまでならアシュラの部下が進入したことや
カイの体内であることから納得できるのだが「ストーン」は血栓ではという声も挙がっている上
雑魚モンスターの中にはこれらに混じって「ホンコンB型」「謎の病気」もいる。
秘宝云々以前にすでに健康的にやばかったんじゃないのかと思われる。
しかもこの二体のウィルス系モンスターは白血球と同時出現して共闘することも。仕事しろ白血球。

ちなみにこのダンジョンをクリアした後カイから「伝えたい思いがあるけど神官だからいえない」
という感じのことを言われるのだが
その伝えたいことが「助けてくれてありがとう」なのか
「秘宝返せ死ね」なのかは本スレでたびたび議論が交わされる話題である。

☆使用例☆
どうして____に宝箱が埋まっているのだろうか。
Q.周回持ち越しのおすすめアイテムは?
A.核爆弾(____で使う用)
☆関連語☆
体内 核爆弾


●かそく-そうち【加速装置】
GBサガ2にて登場したメカ専用特殊アイテム。
効果は素早さが上昇するだけと地味な物だが、
素早さ依存系武器の威力を向上させることができる
かそくそうち×n→ねこのつめはあらゆる敵を簡単に屠る。
ちなみにPS1作目サガフロンティアにて
メカの装備品として復活を果たしたがあまり役には立たなかった。


●さが2-ひほうでんせつ【SaGa2秘宝伝説】
故スクウェア社から発売されたサガシリーズの2作目。
秘宝を探す父親を追って、自身も旅に出るところからストーリーが始まる。
世界観、成長システム、音楽など出来は前作を上回る。
GBのRPGの最高峰とも言われるほどの傑作。
オーディンやアポロンとの戦闘は本当に燃える。
最強武器「しちしとう」を求めて、はにわ狩りをしたプレイヤーも少なくはないだろう。
現在の演出過多なRPGよりもよっぽど面白い。



●さがつーひほうでんせつ ごっどおぶですてぃにー【サガ2秘宝伝説 GOD OF DESTINY】 故スクウェアのGB用RPGの傑作、サガ2秘宝伝説のDSリメイク作。
略称は「サガ2GOD」、「サガ2DS」等。
リメイクと言えば台詞回しを変えることが多々あるが、
本リメイクではなんと「台詞のほとんどが原作そのまま」なのである。
仲間の女性キャラクターやメカの台詞には流石に手を加えてあるものの、
町の人の台詞や「なにおーゆるさーん」や「私は不死身だ!」などの
主人公や重要人物の台詞までGB版ほぼそのままである。

追加要素としてサブイベントやミューズ、連携などがあるが、
マップアビリティを除くこれらをいっさい使わずに(最初のサブイベントを起こさないと登場すらしない)進めると
DS版で強化されたラスボスとGB版仕様で戦えるというGB版ファンへの配慮もなされている。
その原作に忠実で丁寧な作りのためかリメイク作品を懐古厨が叩く葬式スレがDAT落ちする始末である。
究極合体や学者、だめがみなどの新しいネタも生まれた。

萎える血潮やカメラワーク、マップアビリティの切り替えの手間など欠点も多々あるが、
スクエニのリメイク作に珍しい良作品として脚光を浴びている。

☆関連語☆
サガ2秘宝伝説


●さいしゅう-ぼうえい-しすてむ【最終防衛システム】
GBで発売されたSa・Ga2のラスボス。
ラスボスのくせに2機存在し、1機はゲスト参戦していた女神様が相手をしてくれ、
主人公達がもう1機と戦うことになる。
前作のラスボス(かみ)がシステムの都合上、チェーンソーで一撃死することで有名だが、
こいつには当然チェーンソーは通用しないので正攻法で戦うしかない。
しかし毒以外の魔法攻撃が普通に通用するため、普通に戦う分には前作ラスボスより弱い。
ラスダンの入り口で戦うアポロン(属性魔法一切無効)が事実上のラスボスとまで言われるほどである。
まあアポロンは攻撃せずとも回復しつつ耐えてるだけで勝てるので、どっちが弱いと感じるかは人による。
ちなみにアポロンにも最終防衛システムにも不意打ちが通用する。


●せんせい【先生 (SaGa2)】
SaGa2で最初に仲間になってくれるNPC。
名前のとおり学校の先生である。
覚えている「とかす」「ファイア」は強力で
同行する間、最初のダンジョンの敵をボスも含めてすべて一撃で倒してしまうほど。
ただし、モンスターであることと、最初の村に宿屋がないため
技を使い切ってしまうと何もできなくなってしまう人でもある。


●はにわ【はにわ】
1)知る人ぞ知る、SaGa2に出てくる最強の敵。
高いステータスを持ち、最強魔法フレア、ダメージ1000オーバーのしちしとうによる猛攻に加え、
1000ポイントの自動回復まで備えている。
限界まで育てたパーティーでも全滅させられる可能性大。
ラストフロアにて普通にエンカウントするので出会ってしまうと速攻逃げる
…と言いたいところだが、はどうほうやモンスターのクリティカルで一撃なため実はそんなに怖くない。
むしろ最強武器しちしとうのために乱獲される。
レアアイテムを落とす強敵のさきがけかもしれない。

2)サガ2秘宝伝説に出てくる敵で、目の中が赤く輝いている埴輪。
HPが10000、全能力が90とかなり高い能力をもち、攻撃もフレアや七支刀など強烈なものばかりである。
さらに防御能力も高く、全異常と全属性魔法を無効化し、毎ターンごと1000近くのHPが回復する。
一見すると隙がなさそうだが、抜け道はありチェーンソーや波動法、クリティカルをうけると一撃で倒れてしまう。
ちなみにこれを倒すと七支刀を落とす事がある。普段は1500くらいが与えられるダメージの限界であるこのゲームで、
20000以上のダメージを与えられるという強力な武器であるため、狙う人も多いという。


●びーなす【ビーナス (サガ)】
サガ2に登場する人物、ボス。
美しい容貌で、汚らしく醜いものを嫌うが、己の心の醜さに気づかない。
戦うまでの一連のイベントがダサく、そして熱い。


●ひとがためか【人型メカ】
サガ2に登場する敵の系統。
名前の通り人型ロボットの容姿を持ち、当然肉は落とさない。
ボスキャラの「やまのかみ」を除く人型メカはロボットアニメが名前の由来となっている。

28ごう:鉄人28号
ゼット:マジンガーZ
ライデン:勇者ライディーン
ジーセブン:無敵ロボトライダーG7

ちなみに「バルカンほう」「ビームライフル」「バズーカ」(これらは実際に出てくる武器)
を装備した某連邦の白い奴はいませんのであしからず。


●めがみ【女神(サガ)】
サガ2秘宝伝説に登場する最後の仲間キャラクター。
世界の修理人らしく、秘宝の正体でもある。
最後の仲間なので全ステータスが99と一見最強に思えるが、
能力を生かせる技が回数5のフレアのみなので見た目ほど使えない。
さらにDS版ではやり込み用の追加イベントがあるためむしろ秘宝を返せとか
秘宝のほうが使えたとか言われる始末である。

また、ラスボス戦では二体いるラスボスの片方を一人で引き受けてくれ
GB版ではそのままねじ伏せてくれているが
DS版で女神の引き受けた方と主人公が戦ってる方が入れ替わった際
主人公達の前には 無 傷 のラスボスがやってくる。
さらに最終形態ではラスボスに吸収され凶悪技のパワー源にされてしまう。
そのため「GB版ではラスボスのコンセント引っこ抜いたんじゃね?」とか
「ラスボスは女神が操縦している」とか言われるようにまでなってしまった。
その余りのだめっぷりの為「だめがみ」と呼ばれ今日も秘宝を集めきったプレイヤー達に絶望を味あわせ続けるのだった。
以下のAAは本スレではお馴染みである。
   めがみ
   (;゚Д゚)   < はやく動きなさい!そこでメガスマッシュよ!
  (((φφ))
   [ ̄ ̄]  ガチャガチャ


   めがみ
   ( ゚д゚ )   
  (((φφ))
   [ ̄ ̄]
    /υ\

☆関連語☆
サガ2秘宝伝説 女神



▼SaGa3時空の覇者


●さが3-じくうのはしゃ-かんけつへん【SaGa3時空の覇者完結編】
故スクウェア社から発売されたサガシリーズの3作目。ハードはGB。
製作はミスティッククエストルドラの秘宝などを生み出したスクウェア大阪であり、
各所におおさかテイストが盛り込まれている。
ステスロスという戦闘機兼タイムマシンを操り、過去、未来、そして異次元へと旅するストーリー。
過去でおこなった行動が未来で反映されるなど、世界観はなかなかのものであるが、問題はシステム。
サガの目玉であった熟練による能力成長がない。
経験値制になったため自分好みの育て方ができない。
食肉による変身システムはあるが結局変身しないほうが強い。
人間も魔法を使えるようになりエスパーとの違いがほとんどない。
・・・とまあ、サガという名前を持つのが恥ずかしいぐらい普通のRPGになってしまった。
当然サガのファンには受けが悪く、ほぼ同時期に発売されたロマンシングサガが人気を博したため、
サガファンの間では「GBサガは2で完結しましたが何か?」と黒歴史扱いされている。
しかし「普通のRPG」として見ればサガ3は結構優れた出来である。
これからサガシリーズを始めたいという人にはおすすめかもしれない。


●じょうかましん【浄化マシン】
サガ3で、モンスターやロボットに変身した状態から人間(エスパー)に戻るための装置。
形状はどうみても和式便器である。
個室の中に取り付けられていて、使用すると水を流したような音が鳴る。
ご丁寧にトイレットペーパーらしきものまで備え付けてある。

このゲームは肉を食ってモンスターに変身するので、
人間に戻るためにおそらく食った肉を出しているものと思われるが、
パーツを取り付けて変身したロボットからどうやって戻っているのかは永遠の謎。


●ちんどんけい【チンドン系】
時空の覇者 Sa・Ga3[完結編] に登場するロボットの系統の1つ
メガネに三角帽子、前面と背部に太鼓を付けた姿をしている。

どうみても大阪名物くいだおれ人形です。本当にありがとうございました

ちなみにこの系統の上位種に「くいだおれ」「よしもと」が存在する。
上位種が使用できる技に敵1体にダメージを与えつつ沈黙させる「パチパチパンチ」、
敵を石化させる「ギャグこうせん」がある。


スクウェア大阪開発部がここまで大阪をアピールした理由については定かではない。


●ねくしろよもがーさぐんしんまろ【ネクシロヨモガーサグンシンマロ】
時空の覇者サガ3で、賢者バルザイがパゴス神を成仏させるために唱えた呪文。
ロマサガの宣伝のためにこんな呪文にしたのかもしれないが
サガ3がアレなだけに自虐ネタとなってしまった。

意味がわからない人は逆さから読んでみよう。


●ねめしす【ネメシス】
時空の覇者 Sa・Ga3に登場するNPC。
孤児であり、主人公デューン達の妹のような存在。未来では革命軍に参加する。
聖剣エクスカリバーを抜く力を持つが、それ故、異次元の神フェンリルに拉致、監禁される。

とここまでは普通だが、公式イラストではシスター姿なのに
後にパーティに加入する際に装備している武器がなぜか「まさかり」。
力も強く、まさかりシスターと呼ばれることもあるネタキャラと化した。
ちなみに、同じく孤児であるディオールも、
まさかりにサングラス、死んだと思ったらエンディングであっさり復活、など
かなりのネタキャラっぷりを発揮する。

追記:海外版では戦うシスターは宗教的にやばいので普通の女戦士になってる


●ぽるなれふ【ポルナレフ(サガ)】
サガ3に登場する男エスパーだが、
                 
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こったことを話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは主人公パーティの一員だと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらゲーム中一切セリフがなかった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    ギャグこうせんだとかダイヤのげただとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


●まうすけい【マウス系】
サガ3に登場する敵の系統。
一番弱い「マウス」以外はどれも外国のネズミのキャラクターみたいな名前がついている。

ジージョ:イタリア人形劇の「トッポ・ジー○ョ」のジージョ
ジェリー:アメリカのアニメ「トムとジェ○ー」のジェリー
マイティ:同じくアメリカのアニメ「マイ○ィマウス」のマイティ
ミッキー:もはや説明不要

ちなみにスクウェア大阪開発部はもう存在しませんので通報しないでください。



▼ロマンシングサガ(ミンサガ含む)


●あい‐が‐あっぷ!【愛がアップ!】
ロマンシングサガ1において、戦闘終了時に「愛」というパラメータが上がった時に出るメッセージ。
「愛」というのは「魅力」と並んで、本来高ければ高いほど回復術の効果が上がるはず……なのだが、
実際はバグで最低ランクの回復術でも体力全快するようになっている。
つまりほとんど何の意味もないパラメータなわけだが、それでもアップするとなんとなく嬉しい。

☆使用例☆
「____、魅力がアップ!、アイアンソードがレベルアップ!」


●あいす-そーど【アイスソード(サガ)】
1)なにをする きさまらー!

2)ロマンシング サ・ガ、及びロマンシングサガ〜ミンストレルソングに出てくる氷の刀身を持った剣。
値段は大変高価で宝石3つ分の値打ちがあると言われてるが、
実は呪われた剣であり、持ってるだけで強盗に殺されてその剣を強奪されてしまう。
アルツールという町を歩いていたガラハドという戦士が犠牲に遭った。

3)分不相応なものを持つとろくな目にあわない、という例え。

4)実はゲーム中でも数々の武器を抑えて最高クラスの攻撃力を持つ両手剣であるにも関わらず、
他のRPGなら中盤辺りで手に入りそうな捻りも凄みも感じないネーミングのせいで、
ガラハド関連のイベントのネタっぷりに拍車が掛かっている。
お陰で、普通のライトゲーマーはアイスソードと聞くとあまり強そうなイメージを思い浮かべないが、
ロマンシンガーにとってはアイスソードは最強の武器であり、殺戮と畏怖の象徴である。

☆使用例☆
ねんがんの __をてにいれたぞ!
その剣はあの______だろ? あぶねえから武器屋に売っておけ。


●あにめーと【アニメート】
ロマサガ1とそのリメイクで登場する、気絶者をほぼ永久に操る術。
使用者はラスボスなど少数。
受けた後の対処法が皆無と言えるため、決まれば非常に凶悪である。
治療できない永久魅了に例えればその惨状が想像できるであろう。
旧1では使用頻度の低さと空振りの多さでいまいち地味だったが、
リメイク版では気絶者フラグを感知しているため、確実性がかなり上がっている。
ちなみに、サガシリーズのラスボスは、味方操作攻撃を使う輩が結構多い。
例えばサガフロンティア2のエッグは「リ・インカーネイト」(転生・再構成)という技を使う。
こちらの味方全体のHPを小回復するという一見意味不明な攻撃だが、
このとき戦闘不能だったキャラは魅了状態で復活するので注意。

☆関連語☆
サルーイン


●いふりーと【イフリート (サガ)】
ロマサガ1及びミンサガのイベント「テオドール乱心」に登場するボスキャラ。
騎士団領の指導者的存在であるテオドールを監禁した後、自らをテオドールになりすまし、
その軍事力を駆使して火のデスティニーストーンを手に入れようとしていた。
戦闘では開幕火の鳥で1ターン目から味方全体を壊滅に追いやり、
それ以後もコラプトスマッシュや縮退砲、火の鳥など威力の高い攻撃を多用してくる。
その上、こいつに直接攻撃をすると炎による反撃を食らってしまう。
壁ボスと言っていいくらい攻撃は苛烈だが、比較的HPは低いため、
装備や術で炎耐性をつけておけば難なく勝利できる。
なおこのイベント以外でも、ある程度戦闘をこなすと雑魚としてエンカウントする可能性があり、
この場合、一緒に登場するお供の質や量によってはボス戦時よりも遥かにキツくなる。

一方、SFC版では、炎バリアが最初からかかっていないためカウンターこそないものの、初手はほぼ火の鳥
(炎属性・全体に約600ダメージ。こいつに初めて出会う頃の味方のHPも高くて650程度。)
を放ってきて、パーティーを阿鼻叫喚の火炎地獄に引きずり落とす。
HPが低いときに出会うと、味方の素早さとほぼ同じくらいであるため、殺られる前に殺る方法が上手く出来ないことも多い。
早期にできる対策方法としては、ナイトハルト(殿下参照)からありがたく頂いたアクアマリン(炎攻撃無効化)や、
火神防御輪(炎・水攻撃無効化)を主力メンバーに装備させておくこと。それらがない場合、奥の手である
ハヤブサキャンセル(バグ技の1つ。最速で行動ができる。)を使ってトンズラしよう。
ハヤブサキャンセルができなかったら…ゲームオーバー覚悟で玉砕するしかない。

☆関連語☆
壁ボス 偽者イベント


●おれたちゃ-かいぞく【俺たちゃ海賊】
サガシリーズ最新作「ロマンシングサガ-ミンストレルソング」において、
メルビルという町が海賊に襲撃された時流れるBGM。
やけに重厚なBGMをバックに野太い声で「俺たちゃ海賊俺たちゃ海賊」と連呼する
その独特な雰囲気に魅了され、ファンとなった者は数知れず。
しまいには2chにガイドラインスレまで立ってしまう始末。

☆使用例☆
    _  ∩
  ( ゚∀゚)彡 俺たちゃ海賊♪俺たちゃ海賊♪俺たちゃ海賊♪俺たちゃ海賊♪
  (  ⊂彡
   |   | 
   し ⌒J

☆参考URL☆
「おれたちゃ かいぞく」のガイドライン
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1114770596/


●がらはげ【ガラハゲ】
1)「ロマンシングサガ」に登場する、
ねんがんのアイスソード」を「殺してでもうばいと」られることで有名なガラハドの、
ミンストレルソング版においてのあだ名。
理由は簡単、ミンストレルソング版としてリデザインを受けた際
彼の頭頂部が 見 事 に 禿 げ 上 が っ て い た ためである。
元々アイスソードの件のためにネタキャラ扱いされていたところで、さらにネタキャラ度が上がったのは言うまでもない。
トマエ火山へ同行してもらうと、フレイムタイラントを見て
アイスソードを悲しげに諦める、哀愁たっぷりな姿を見ることができる。

2)ロマンシングサガ(ミンスト)に登場する聖戦士。SFC版では中期以降アイスソードという
強力な武器を持っており、選択次第ではあっさりと殺すことができる。
(最初の項に書いてあるやりとりはかなり有名)
その悲惨さゆえにサガシリーズでは屈指のネタキャラとなっており、
ロマサガは知らなくてもガラハドのことは知っているという人も多い。
ミンサガでは、容姿やイベントに変化が見られ、頭髪が大きく後退し、
アイスソードを力づくで奪おうとすると、戦闘となる。
能力自体はまずまずだが、最初のターンでは強烈な威力の吹雪を放ってくる。
そのため、弱い時期だと一瞬で倒され、SFC版とのギャップに驚いたユーザーも多いという。


●がらはど【ガラハド】
ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!
    ↓
「殺してでも奪う」
    ↓
な なにをする きさまらー!

ガラハドからアイスソードを奪い取った。
これからの展開が楽しみだ。(ロマンシングサガ徹底攻略編P35より)


●きゃぷてん-きゃぷてん-ほーく【キャプテンキャプテンホーク】
ロマンシングサガ1における、ネームエントリーの悲劇?
このゲームは男女合わせて八人の中から主人公を一人選ぶことができるが、
そのうちのホークというキャラクターはなぜか取り扱い説明書に
「キャプテンホーク」と名前が記されている。
そのため、ゲーム開始時にそれを名前にすると、オープニングのイベントで、
「レイディラック号の船長、キャプテンキャプテンホーク!」
というメッセージが出てしまい、非常に間抜けになってしまう。
(ちなみにサガフロンティアのT-260Gも、
タコおじさんにT260GGにされてしまうことがある)
なお、ワンダースワン版では名前を決めるときにデフォルトネームがあらかじめ
「ホーク」と入っており、この悲劇は未然に回避される模様。


●きょうじんけん【狂人剣】
ロマンシングサガ−ミンストレルソングに存在する武器「青の剣」の通称
正規の入手方法がまさに狂人仕様であり、その代表格としてこのような名がつけられた。

☆楽しい狂人の世界☆
狂人剣入手にはレベル5のお宝の地図というアイテムをを手に入れる必要があります。
1.画面上には表示されない戦闘ポイントという数値を2304ぴったりにします。
 →この時のみレベル5地図の入手が可能です。
  一度でも戦闘に勝利するともう戦闘ポイントはループしてランダムの値になります。
 →特定のイベント発生から333回戦闘する(最初の一回のみ有効)
  または1戦闘ごとに「カギ開け」で確認します。0〜256回やる必要があります。
2.2304ポイントの状態で一定以上の強さの敵を倒してレベル5地図を入手します
 →お宝の地図は敵がアイテムを落とさなかった時に1%の確率で落とします。
 (ちなみに最も適した敵でも2〜3割の確率でアイテムを落とします)
  地図がレベル5である確率は10%、さらにそれが狂人剣を入手可能である確率が30%です。
  
  以上より単純計算での当たり地図入手確率は
 (0,7〜0,8)×0,01×0,1×0,3×100=0,021〜0,024%  です。

3.発掘します。狂人剣の出る確率は 1/2430〜1/675 です。

最近では乱数調整などを利用した「地図入手パターン」が確立されてきているため、
「狂人」とまで呼ばれることは減ってきている。
しかしそれでもきちんとした研究・情報収集・事前準備・計画、そして根気が必要なため、
手に入れるのは容易なことではない。


●きん【金 (サガ)】
ロマンシング・サガの通貨。
RPGでは他にもいくらでも珍しい単位はあるのに、
なぜか厨に目をつけられて 「ネーミングセンスが感じられない」「ジュエルもあるのは変」
など意味不明ないちゃもんをつけられた。
ちなみにリメイク作品のミンストレルも同じ通貨である。

追記:ロマンシング・サガでは何故か「9999金までしかもてない」という縛りがあり、
1万以上持とうと思うとジュエル(1ジュエル=10000金)に両替しなければならなかった。
しかもその両替の方法が「店に物を売って所持金が1万を超えると自動的に両替される」というこれまたよく分からない方法であった。
このため中盤以降でダンジョンを探索しているといつの間にかカンストしていて
手に入るはずの金が無駄になって悲しい思いをすることも多々あった。
余談だがアイスソードは買おうと思うと3ジュエル。


●さるーいん【サルーイン】
いまやFFと並びスクウェアの顔となったサガシリーズのスーパーファミコン版第一弾、
「ロマンシング サ・ガ」のラスボス。通称サル。
力押しで戦うとすさまじい強さを誇るが、HPの秘密に気付けば倒すことは可能。
また石化で即死させることもできるため、「最強ラスボス論争」に挙げられることは少ない。
WSC版ではサルーインソードをほとんど使ってこないのでFF2の皇帝と同じくかなり弱体化してしまった。

☆関連語☆
石化


●さんちてん-せいは【三地点制覇】
ロマンシングサガのプレイスタイル。
三地点とはそれぞれ
・最終試練(善行値という隠しステータスが高い)
・冥府(不必要な殺人or入り口を守るフレイムタイラントを倒す)
・オールドキャッスル(上のどちらも満たしていない)
という条件で行く事のできる最終ダンジョン一つ手前のダンジョンで、
その三つ全てを攻略することを___と呼ぶ。
最終一つ手前だけあって強力な中ボスや大量のザコなどが待ち受けているので準備を怠ると死ねる。
特に最終試練はクリアまで脱出不可能という性質上ハマリやすいので注意。

行くための条件がそれぞれ他の二つを否定する形になっているが、
善行値が上下する特定のイベントを利用し、上手く調整する事で___が可能となっている。
目指す場合のキーパーソンはガラハド。彼からアイスソードを「殺してでも うばいとる」タイミングが重要。
(ころしてでもうばいとるだけあって冥府行きが確定)
ちなみにグレイはキャラクターの関係上ガラハドを殺す選択肢を出すのがが非常に難しいので初心者は選ぶべきではない。
ただ、ガラハドを殺さずともフレイムタイラントという冥府への入り口を守るボスを撃破する事で冥府へ行けはする。
ただしフレイムタイラントが結構強い上に冥府から帰ると大変愉快なことになっているが。

余談だが多くのプレイヤーが___を「オールドキャッスル⇒最終試練⇒冥府」の順番としている。
理由は最も容易なパターンである事とガラハド復活(冥府行き確定フラグ解除)によるデメリットがないためである。

リメイク版のミンストレルソングでも条件が変わってはいるが___は可能。
やはりガラハドは殺されやすい。
調整が楽になった、ガラハドが意外と強いなどの理由で殺さないパターンが増えたのが彼への救いか。
(ただしグレイでもガラハドを殺しやすくなった)
おまけに三地点で入手できる装備の大半が市販品より使いにくいために無理に行う必要は無くなった。
とはいえ何となくやってしまうプレイヤーは多いのではないだろうか。

☆関連語☆
ガラハド な なにをする きさまらー!


●しぇりる【シェリル】
ロマンシングサガおよびリメイク作品のミンストレルソングに登場するキャラクター。
各地のPUBで働く女性だが、正体は悪しき三柱兄妹神の一人闇の神シェラハ。
と、いっても本人は世界に害を及ぼす気はさらさらない。
本来の力は光神エロールをしのぐが、エロールの説得と本人の希望により
デスティニーストーン光のダイヤモンドを薬指にはめ人間に転生した。

ロマサガSFC版ではパブで働く記憶喪失の女性。
専用グラフィックであり攻略本で裏設定が語られていたりするがゲーム中はこれといったイベントはなし。
デステニーストーンを集めることが主人公の目的の一つなのだが、彼女の持つダイヤモンドは入手不可能。
移植版であるWSC版ではイベントが追加、ダイヤモンドを入手できるようになっている。

そしてミンサガでは各地のPUBで彼女に関するイベントが発生、最後には彼女の宮殿へ招かれ戦うことになる。
その一連のイベントは、人の業をさりげなく描く河津ならではの味があり印象深い。
なおPUBには詩人(正体はエロール)がいるが、それはシェリルの監視のためでもある。
神様なら直接監視しなくてもテレパシー的なもので監視すればいんじゃね?
と思うかもしれないが、何、気にすることはない。

と、まあ、リメイクのたびに消化不良の部分が解消されていっている。
この辺りに河津氏をはじめとするスタッフの良心を感じるが、できるならはじめからやっとれ、という気も。
ちなみにシェリルに話を聞くと、自分に近づいた男は不幸になるという話が聞けるが、
これ実は兄の死の神デスの仕業である、実に妹思いの兄ですね。


●じかんけいかぽいんと【時間経過ポイント】
ロマンシング・サガ1の根幹に関わるシステム。名称はある老舗攻略サイトにて用いられた物。
本作は戦闘回数によってシナリオが進行するが、
厳密にはこの時間経過ポイントを踏むことで初めて戦闘回数に応じた時間経過が起こる仕組みとなっている。
通過するだけで何度でも判定を起こせる物とイベントに組み込まれている物があるが、
特に前者は交通の要衝から微妙に外れているため、
運が悪いといつまでもシナリオが進まなかったり、逆に一気に進んで知らないうちに終了していたりする。


●しんさる【真猿】
ロマンシングサガミンストレルソングでデスティニーストーン10個を全て捧げたサルーインのこと。
その強さはサガ歴代最強どころかあらゆるRPGのラスボスの中でも最強クラスと言われ、
開発者はクイックタイム、オーヴァドライブはやつのために作ったとコメントしている。
ゴッドハンド×4の2ターン連続で何もさせてもらえずに握りつぶされたプレイヤーは多数いると思われる。
なお、現在では対策がたてられ、クイックタイム、オーヴァドライブを使わなくてもだいぶ安定して倒すことができるようになった。
それでも上記のゴッドハンド連発がくるとほぼ全滅確定。

追記:開発者のクイックタイム、オーヴァドライブに関するコメントは以下の通り。

小泉 『クイックタイム』や『オーヴァドライブ』は、
最強のサルーインに対して「勝てないように作ってる」と言われたときに、
「いや、こうすれば勝てますよ」という言い訳として用意したようなものなんですよ(笑)

ミンサガのアルティマニアのバトルチームのインタビューより


●せきかをとく【せきかをとく】
ロマサガ1に登場したアイテムの名前。
どんな効果があるかは説明するまでもない。
GBサガシリーズではFFと同じ「きんのはり」があったのだが、
ロマサガシリーズ移行に伴い、FFとの差別化を図ろうとして、強引に別の名前にしたものと思われる。
にしても、もっといい名前はなかったのか。

ちなみにロマサガ2では石化回復アイテムは存在せず、
ロマサガ3では「石化回復」という名前になっている。


●だーく【ダーク (サガ)】
ロマンシングサガ・ミンストレルソングに登場する新キャラ。無印ロマサガには登場していない。
一周目では仲間にできない、隠しキャラ的な存在。
条件を全て満たすと、次周で特殊なオープニングが発生。仲間にできるようになる。

元々はアサシンギルドの次期頭目であった男で、ギルド復活を宣言するために奥義『仮死復活』に挑戦する。
だが、サルーインの僕ミニオン・ワイルの策略で儀式は失敗、
その身体には煉獄で千年もの間、責苦に耐え続けたという魂が入れられる。
結果、彼は不完全な形で復活する事になり、二つの魂を身体に宿した結果、記憶を喪失。
自分が何者かも分からぬまま、各地を彷徨う事になる。

彼を仲間にして能力を上げていくと、上がったステータスの内容に応じて、どちらかの魂の記憶が蘇る。
この際、対応するスキルのレベルが上がるため、スキルを上げるのに必要なジュエルを温存する事が可能。
また、どちらかの魂が完全に覚醒するまでイベントを進めると、強力なアイテムが手に入る。

余談だが、アサシンとしての魂が覚醒して上がるのは小型剣のスキルだというのに、
イベント終了で手に入る彼の愛剣は何故か曲刀。
しかも彼の曲刀スキルの初期値は0のため、せっかくの武器が生かせないことも多い。


●つふ【ツフ】
「ロマンシングサガ」に登場する主人公の一人シフのミンサガ版でのあだ名。
名前の由来は「角が映えているシフ」の略、または単なる「クサチュー語」など、諸説あるが
SFCの頃の美しかったシフがリデザインを受けた際に、
角の映えたゴツイおっさんのような格好になってしまった現実から目を背け、
「あれは名前がちょっと似てるだけの「ツフ」っていう生き物なんだ、
俺達の愛したシフはどこか別の場所にいるはずだ!」
という現実逃避の思いから生まれた産物であることだけは確かである。

☆関連語☆
ガラハゲ


●です【デス】
ロマサガ1及びミンサガに登場する神々の一柱で、冥府を支配する王。
三邪神の長兄にして、ラスボスであるサルーインの兄でもあるが、
基本的に中立の立場にあり、こちらから戦いを挑まなければ無害な存在。
それどころか、こちらのLPと引き換えに死亡した仲間を蘇らせてくれたり、
最強クラスの装備である「死の剣」や「死の鎧」をLPと交換してくれる。
また場合によってはサルーインの居場所を教えてくれることもあるため、むしろ良い神である。
加えてキャラデザインや言動に威厳があり、ラスボス以上の(真猿除く)戦闘力を有するため、
プレイヤーの間ではこのゲームの神々の中で最も信仰したい神との声もある。
ただし、マルディアス(ロマサガ1の世界)では一部地域を除いてあまり信仰されていないようだ。(彼を祀る神殿がない)

SFC版ではまだLPという概念がなかったので
パーティキャラの命と引き換えに死の剣、死の鎧をくれる。
死亡したキャラを蘇えらせる場合は主人公の最大HPと引き換えになる。
これを利用すると主人公のHPをバグらせて万単位にすることも可能。

戦闘グラフィックは従来の"死神"のイメージそっくりそのままだが
手にしているものは大鎌ではなく長めの杖である。
デスハンドで1人ずつ確実にこちらのパーティを倒してくるので
短期決戦を心がけないと危険。
倒すと背後にある宝箱の中身を奪えるが、
画面を切り替えると何事もなかったかのように復活している

☆関連語☆
冥王 LP 神 隠しボス


●でんか【殿下】
ロマンシングサガ、ロマンシングサガミンストレルソングに登場する
カール・アウグスト・ナイトハルトの2chでの愛称。
ローザリア王国王子であり、マルディアス全土の統一を目指す野心あふれるお人。
また、優秀な武人であり、カヤキスレビタ(黒い悪魔)の異名を持つ。
初代ロマサガではイスマス城の城主の娘、ディアナに求婚した直後
イスマスをモンスターが襲撃するというイベントがあったため、
サルーイン一派と手を組んでいるという疑惑が生まれていた。
ミンストレルソングでは裏でミニオンが糸を引いている、という描写が出たため疑惑は晴れた。
今作では仲間にもなるためプレイヤーの大きな力になる・・・のだが、
ボイスがとんでもない棒読みのため彼がしゃべるたびに脱力させてくれる。
戦闘中でも棒読み、エンディングの熱くなるシーンでも棒読み。そして脱力。
2chではその棒読みっぷりから「殿下」「棒読み殿下」の愛称で広く愛されている。
決めゼリフは「イクゾー」「シシャドノ」
ボイスは俳優の加藤雅也氏。

追記:このサルーイン一派と手を組んでいるという疑惑を受けて
漫画版ではサルーインの憑代だったという設定がある


●な-なに-を-する-きさまらー!【な なにをする きさまらー!】
1)ロマンシングサガに登場するガラハドなる人物の断末魔。
ゲーム中、あるイベントで必要なアイスソードという剣をガラハドが所有。
それを譲ってもらう時の選択肢で「殺してでも うばいとる」を
選択するとこの台詞と共に彼は死亡、アイスソード入手となる。
ロマンシングサガにおいて、かなり有名な台詞と思われる。

2)ゲーム中、最強の両手剣であるアイスソードを持っているにもかかわらず、
たとえ初期状態から全く成長していない丸腰の主人公しかパーティにいなくても、選択肢のワンクリックだけで奪い取れる。
このショッキングな弱さとあっけなさが、ガラハドのネタキャラとしての地位を不動のものにしている。
逆に、リメイク作のミンストレルソングではアイスソードの威力を如何なく発揮してくるので、
そちらはそちらでパーティを瞬殺されてネタになっている。

追記:パーティが主人公のみの状態でうばいとると、「な なにをする きさま!」となる。


●ねつじょうのりずむ【熱情の律動】
ロマンシングサガ ミンストレルソングの中ボス、ミニオンたちとの戦いで流れる曲。
作曲者はサガシリーズではおなじみの伊藤賢治氏。
ラテン系の力強いリズムと激しいテンポが特徴で、
名曲の多いミンサガでも屈指の人気を誇る曲。
また、バックコーラスはとかく異様な存在感を放っており、
その言語不明瞭ながらも熱い雰囲気に病みつきになってしまった者は多い。
空耳コピペも盛んなようで、ガイドライン板にスレまで立っている。

☆関連語☆
伊藤賢治 ミニオン 戦闘曲


●ねんがん-の-あいすそーど-を-て-に-いれたぞ!【ねんがんの アイスソードをてにいれたぞ!】
1)すでに説明する必要すらなくなってしまったほどの有名なネタ。
スクウェアがSFCで出した意欲的な作品、ロマンシングサガにおいて、
中盤で現れるガラハドというキャラに話しかけると聞ける台詞。
このアイスソードというアイテムが非常に高価であることと同時に、
イベントクリアのために必要なアイテムでもあったため、
その後の選択肢「殺してでもうばいとる」を選んだ人は多かったはず。
そして、「な なにをする きさまらー!」の断末魔のもと、ガラハドはあっけなく死ぬ。
このネタはRPGに限らず、2ちゃんねるのあらゆるスレでたまに見られる。
もちろんその時は、アイスソードの所がそのスレにおける代表的な物品に置き換えられる。

2)死亡フラグの立った瞬間。ああ無情。


●ぱにっく【パニック】
ロマンシングサガ1に登場する状態異常。
敵にホラーの術をかけられると、この状態になる。
操作不能になり勝手な行動を起こすようになるのだが、単なる混乱ではなく、
そのキャラが覚えてもいない技や術を使ったりするという、RPG史上稀に見る混乱っぷりを見せてくれる。
場合によっては敵専用技や、データ上にしか存在しないはずのボツ技を使ったりするので、
この状態になったら放置してどんな行動を起こすのか見て楽しめる。
運良くスターソードやダークソードの術を使ってくれれば、その武器が手に入ってお得。

ロマサガ2やミンサガでは普通の混乱にされてしまった。当然といえば当然だが・・・


●ばるはるまらそん【バルハルマラソン】
ロマンシングサガミンストレルソングで
はスキル習得のためのジュエルという通貨とは別のポイントがあり、
イベントクリアの報酬で大量に入手でき、またイベントクリアごとに増加し、更に周回引き継ぎをする。
そしてジュエル稼ぎのために『バルハルモンスター』という
最大32回できるイベントを繰り返すことを通称バルハルマラソンと呼ぶ。
このバルハルマラソン、時間効率はいいのだがひたすらダルい。
敵を避けながら各主人公のテーマソングが流れる雪原を駆け抜ける様はまさに催眠術であり、
最短で1回約15分を32回繰り返すのに費やされる精神と時間はかなりのものを要する。
しかしそれでも毎周きっちりマラソンするのはいきもののサガか。


●ふぶき【吹雪 (サガ)】
殺してでも奪い取ろうとするプレイヤーを追い返す一撃。

【ガラハド】や【アイスソード】、【な なにをする きさまらー!】などの項目にもあるとおり、
ロマンシングサガではガラハドを殺してアイスソードという剣を奪うことができた。

当然、リメイク版であるロマンシングサガミンストレルソングでも
多くのプレイヤーが意気揚揚とガラハド狩りに出た
のだが、リメイク版のガラハドは一味違った。
「この盗人め、正義の刃、覚悟しろ!」という台詞とともに戦闘になり、
1ターン目にアイスソードの武器固有術「吹雪」を使用して、
一気に全滅に追いやってくる。古参のプレイヤーほど呆然としたことだろう。
ガラハドに勝つにはこの「吹雪」の一撃に耐えれるまでに
レベルを上げるか冷気防御を上げなくてはならない。
長年にわたりプレイヤーに殺されて続けてきた男の復讐、
というより開発スタッフが仕掛けた最大の罠といったところか。

なお、リメイク前のロマンシングサガでは、固定ボスでもあった【フルフル】の必殺術という印象が強い。


●ふるふる【フルフル】
ロマサガ1に登場する妖精系モンスターの最上位敵。
出会い頭に「ふぶき」を使い、600〜700強の全体ダメージを叩き出す超強敵。
下手をすれば開始1ターンでこちらが何もしないうちに全滅、ということもあり得る。

さらにタチの悪いことに、
同じく出会い頭に600以上の全体ダメージ術である「火の鳥」を食らわせるイフリートと一緒に登場することもある。
万が一この2匹と遭遇してしまったら逃げるかハヤブサキャンセルを使うくらいしか切り抜ける方法は無い。

理不尽なほど強い敵が出るロマサガ1を象徴するイフリートとフルフルであったが、
リメイク版であるミンストレルソングにはなぜかフルフルは登場しなかった。(イフリートは登場する)
恐らく妖精系シンボルがミンサガには無いから登場させられなかったのかもしれない。

☆関連語☆
イフリート (サガ)


●まりーん【マリーン】
ロマンシングサガミンストレルソングの登場キャラクターの一人。
無印から追加された闇のブラックダイアイベント関連のキーパーソンであり、正体はウコム神の僕のニンフである。
ストーリーでは主人公サイドの立ち位置にある。
しかし、
・独特の間延びしたしゃべり方
・ニンフ像を探してくれと言った矢先にニンフ像見つかりましたか?と聞いてくる
・街中で主人公に追尾してくる
・港から街に入った場合バックアタック
・イベントでかあちゃんが海に飛び込む
・主人公を海に突き落とす
・ブラックダイアを取った後に出現するボスがまるでマリーンが変身したような演出に見える
等々の理由からミンサガスレ住人達からは腹黒人魚とされ><という顔文字で愛されている。


●みにおん【ミニオン】
ロマンシングサガ、ロマンシングサガミンストレルソングの中ボスキャラ。
封印されている邪神サルーインの部下でありその分身。
ワイル(策謀)、ストライフ(闘争)、ヘイト(憎悪)の三体がいる。見かけは三体ともほとんど一緒。
サルーイン復活のため、世界各地で騒乱や事件を起こし、度々主人公たちの前に現れる。
ロマサガでは「おおーしんじられぬー」を代表とした数々の名(迷)台詞を残す。
ミンサガでは声優の演技の力でさらに個性的に。
そしてミンサガ随一の名曲「熱情の律動」にのって現れるその様は非常に燃えるものがある。
三体とも術しか使わないため、こちら側に知力を下げる技・術がそろっていると
こちら側のダメージが一桁まで下がるため、なんだか弱いものいじめをしているような気分になる。
ラスダンでは三体そろった「トライアングルフォーメーション」で戦うこともあるが、
こちらは油断するとラスボスよりきついので気をつけよう。


●らふぁえる【ラファエル】
ロマンシングサ・ガに登場した若き騎士。
騎士団領オイゲンシュタットの領主ハインリヒに将来を期待されており、
首都ミルザブールの領主の娘コンスタンツと愛し合っている。かなりラブラブ。
美形なのでオイゲンシュタットの若い女性からの人気は高い。
性格は青臭い優男といった感じで、資金がもったいないとモンスター討伐を渋る
騎士団員達に「それでも騎士か!」と叫ぶ場面もあった。
恋人コンスタンツとは何度も逢引を繰り返しており、アムトの赤い月の下で愛し合っていたらしいが、
その途中に背後から迫るモンスターに襲われた上にコンスタンツを攫われてしまった。
ラファエルは背中に傷を負った為に「敵に背を向けて逃げた」と誤解され、
騎士にあるまじき行為をしたとして投獄されてしまった。
ミンストレルソングではハインリヒの正式な後継者として、
竜騎士に会いに行くラファエルを手伝うイベントが追加された。
序盤ではテオドール共々イベントで仲間になってもイベントが終わるか、
騎士団領を出るかすると外れてしまう。
後半のイベントで再び仲間にできることができ、その時外さなければ最後まで一緒にいることができる。
ミンストレルソングでは騎士団領のイベントを一通り終わらせると自由に仲間にできるようになる。
SFC版では青っぽいロングヘアだったがミンストレル・ソングでは黒いショートヘアに。
衣裳は騎士団の制服をアレンジしたものを着用。
ローライズのズボンにピッチリした上着でヘソ出しと少し奇抜なファッションだが、
恋人のコンスタンツの方が凄い恰好をしているので霞んで見えるかもしれない。
SFC版でもミンストレル・ソングでもイメージイラストではコンスタンツと抱き合っている。
声は人気声優の保志総一郎。

追記:EDを短縮するためによく殺されるとか。


●れふとはんどそーど【レフトハンドソード】
ロマンシングサガに登場する武器。
終盤で手に入る神々の武器の一つであり、物語のキーパーソンでもある主神エロールの力を宿している。
性能の方もその設定に負けず、片手剣としては最高の攻撃力を誇る。

当時、英語もロクに知らなかった子供たちは武器名の耳慣れない響きにそこはかとない格好良さを感じたものだが
和訳してしまえばそのものズバリ「左手剣」である。
このゲームにはキャラメイク時に利き腕の設定があり、
左利きのキャラクターでなければこの剣の性能を引き出すことは出来ない。
そして一度決定した利き腕は二度と変更できない。
利き腕という一見すると何に影響するのかわからない要素が最後の最後で大きく影響してくるという
サガシリーズらしいチャレンジブルかつ斬新な最強武器である。
……だからといって最強武器にこの直球過ぎるネーミングはどうなのか。

他にも、使用可能な文字の関係で必殺技の「不動剣」が「ふどう剣」と微妙に情けない表記になっていたり、
最も使用率の高い必殺技が「敵を逃げさせる」という、これまた微妙に情けなくも強力な「王者の剣」であったりと、
間違いなく最強クラスの性能を誇りつつもネタ武器としての側面を持つユニークな存在である。

☆関連語☆
ロマンシングサガ 


●ろまんしんぐ-さが【ロマンシングサガ】
ゲームボーイで発売された「サガ」の流れを汲むSFCのRPGシリーズの1作目。1992年発売。
フリーシナリオ・シンボルエンカウントを特色としていて、
シナリオ発生条件の難解さや選択肢の豊富さによってシリーズ1の自由度を誇るといわれている。
シナリオ発生条件は発売当初はプレイ時間に関係していると噂されたが、
その後、実は戦闘回数であると有志の手によって解析された。
また、シンボルエンカウントは発展途上であったらしく、
敵シンボルの数が膨大であるにもかかわらず、
ダンジョンに入ったとたんに全ての敵から追い掛けられるハメになる。(2・3作目では改善)
よい意味でも悪い意味でも実験的なゲームであったため、バグがかなり多い。
しかし自由度だけは秀逸なので何周もプレイしているファンは多い。
またゲーム内で語られない設定や、アイスソードなどの印象的なイベントもあって長らく愛されている作品である。
10年以上経った2005年、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」として大胆なリメイクがされた。

☆関連語☆
ガラハド アイスソード オナラ キャプテンキャプテンホーク


●ろまんしんぐ-さが-みんすとれるそんぐ【ロマンシングサガ-ミンストレルソング】
2005年4月21日に発売されたSaGaシリーズ10作目にして、
SFCおよびWSCで発売されたロマンシングサガのリメイク作である。略して「ミンサガ」。
世界観とシナリオを継承しつつ、システムはこれまでのSaGaシリーズの要素をいいとこ取りしたものに一新されており、
まったくの新作になったと言っても過言ではない内容となっている。
また、前作の反省からか、チュートリアルも詳しく丁寧なものに改良された。
その結果、アンリミテッドサガの出来に失望感の漂っていた旧来のサガファンを引き戻し、
新規ユーザーの獲得にも成功。初回出荷で消化率90%越えを叩き出し、約45万本を売り上げる。
今年発売のRPGとしては(11月現在で)最大のヒット作となった。
その出来はSaGaファン内部に存在するあらゆる派閥のユーザーを熱狂させ、キャラ萌えの他、
殿下といった新たなネタキャラをも生み出した。
その一方で、キャラクターリメイクを頑として認めない旧作派や、
シリーズならではのフリーシナリオと高難易度の前に挫折してしまった新規プレイヤーとの軋轢も
根深いものとなってしまっている。

☆関連語☆
河津秋敏



▼ロマンシングサガ2


●あばろんのだに【アバロンのダニ】
ロマンシングサ・ガ2のシティシーフ、キャットのこと。
夜のアバロンで泥棒をしている彼女を発見して追いかけていくとモンスターに襲われている現場に出くわす。
「仕方がない、助けよう」と「ははっ ざまあみろ!」という選択肢があるのだが、この時に後者を選ぶと
皇帝が「アバロンのダニが一匹減ったな」と、主人公らしからぬ台詞を口走る。
なお、このときの皇帝はジェラールであることが多いため、
多くの人があまりの性格の豹変ぶりに度肝を抜かれたことだろう。
OPの詩人が「優しきジェラール」と詩っていたのも実は嘘だったのである。

ちなみに、皇帝はお喜びのようだが、放置して帰っても彼女は自力で生還するため
アバロンのダニは減らない。


●ありだー!【蟻だー!】
ロマンシングサガ2において多くのプレイヤーを驚かせたであろう一言。
ある草原の町で一泊すると突然_____という声が聞こえ、
村の真ん中から蟻系モンスターが大量に涌き出る。
このイベントはその穴から巣に入って女王蟻を倒すことで終了するのだが、
イベントには続きがあった。
終盤の頃突然本拠地の街の人間が断末魔をあげながら蟻へと変わっていくのである。
仲間になる戦士達も住んでいるのだが、皆一様に体の中から食いつぶされ死んでいく。
この時はプレイヤーの方が_____と叫んだことであろう。

☆使用例☆
街の人A「皇帝陛下、う、うぐぁー」
あなた「_____」


●いんぺりある-くろす【インペリアルクロス】
ロマサガ2に登場した陣形のひとつで開始直後から使用可能。
主人公である皇帝を中心に十字に仲間を配置する。
皇帝の前方の位置は攻撃を受けやすく、逆に後方は攻撃を受けにくい、
パーティの体力バランスに注目した基本的な陣形。
初出陣の際、皇帝レオンが

「よいかジェラール。
我々はインペリアルクロスという陣形で戦う。
防御力の高いベアが前衛、
両脇をジェイムズとテレーズが固める。
お前は私の後ろに立つ。
お前のポジションが一番安全だ。
安心して戦え。」

と言うのだが、改変されて

「よいかジェラール。
我々はインペリアルクロスという陣形で戦う。
防御力の高いベアが後衛、
両脇をジェイムズとテレーズが固める。
お前は私の前に立つ。
お前のポジションが一番危険だ。
覚悟して戦え。」

というネタにされ、ベアとともにロマサガ2を代表するお笑いネタ・コピペとなった。

補足:陣形によって様々なボーナス(デメリットもある)があり、
この陣形は(本来の)ベアの位置は行動後に、ジェラールの位置は行動前に防御強化のボーナスが発生する。
しかしベアは素早さが低く、行動前に敵の行動が終了するためにボーナスが無意味になることが多い。
そのため、本来の防御ボーナスと一致させるためにジェラールとベアを入れ替えるという改変ネタが生まれた。

☆関連語☆
パリイ


●おあいーぶ【オアイーブ】
「ロマンシング・サガ2」の登場人物。数千年以上もの時を生きる古代人の女性。
帝国暦1000年に時の皇帝レオンの前に現れ、七英雄と戦うため「伝承法」を教える。
この伝承法をレオンが受け入れたことが、皇帝と七英雄との戦いのきっかけとなった。
その後は最終皇帝の時代になって伝承法の限界と七英雄の正体を伝えに来るが、
最終皇帝になる前に古代人の町を突き止めて彼女に会うと
「自分達が強くなりすぎた七英雄を追い出した」という事実をカミングアウトし、
「私は殺されても仕方ないが貴方達には罪がないので身を守る術として伝承法を教えた」という。
七英雄を倒せと含みを持たせている、とも考えられる言い方である。

ジェラールいわく「女ギツネ」。
彼にとっては父レオンをたきつけてクジンシーに殺させた女に見えるのだろうが、
帝国が覇業をなしたのも彼女の伝承法によるところがあるため、
一概に悪女とも言えないだろう。


●かつじん-きゃんせる【活人キャンセル】
クイックタイムとためを張る、ロマサガ2の凶悪な裏技。やり方は活人剣という技を選び、
次のキャラの番になったら前の人に戻って、別の技などを選ぶ。そしたらなぜか多段攻撃以外を無効化できる。
クイックタイムと違いノーコストでやれたり、魔法もシャットアウトしたりと便利だが、活人剣は少し覚えにくい技というのが難点。


●くいっくたいむ【クイックタイム】
ロマンシングサガ2の水の術の最高峰。莫大な術ポイントを消費する代わりに敵の攻撃を完全に封じる。
ラピッドストリームの陣形と併せるとラストボスをも無傷で倒せるハメ技が可能。
それ故に【クイックタイム】を使うことを禁止にするプレイヤーもいる。
どんなゲームでもハメ技で勝利するより正々堂々と戦って勝利を掴む方が良いもんだ。

☆使用例☆
七英雄戦は_____なしで戦って、勝つ!!!」


●くじんしー【クジンシー】
ロマサガ2の「七英雄」の一人。嫌われ者のクジンシー。
名前の由来は新宿の逆読みもじり。
アバロンの東部にあるソーモンの町を制圧し、調子こいてアバロンへ侵攻。
レオンの第一子ヴィクトールをソウルスティールで殺害する。
これが、この物語を通しての「皇帝VS七英雄」の構図の皮切りになった。
「オレの技は見切ることは不可能。なぜなら受けた者は必ず死ぬのだからな」と
見事に負けフラグを自ら立てて、レオンが自らの命を賭して、伝承法を用いて
見切りを第二子ジェラールへ伝えることになる。

ジェラールたちに敗れてから千数百年後、最終皇帝の時代になって復活する。
が、自分が戦う前にいちいちザコをけしかけるなど小物臭さが増している上、
負けると「何でオレだけが二回も皇帝にやられるんだ」と哀愁漂う捨てゼリフを吐く。
ついでに、復活したクジンシーを無視してラストまで進めると
「このオレの挑戦を無視したな!」と大人気なく凄んでくるが、返り討ちに遭うのがオチ。
曲がりなりにも親兄弟の仇だった男が、見事お笑いキャラに転身した瞬間である。
もっとも、うっかりソウルスティールの見切りをつけ忘れてくるとこっちが笑われる番になるが。


●こうてい【皇帝 (サガ)】
「ロマンシングサ・ガ2」の主人公。古代人の秘法「伝承法」によって、先代の力を受け継ぎ、
来たる決戦の時まで力を蓄える。より強い力を得るため自害して別の体に憑依すること多数。

☆使用例☆
:あの陣形欲しいから今の__には強制退位してもらおう。


●こうめい【コウメイ】
ロマンシングサガ2に登場する軍師。元ネタは三国志のあの人。
腕力・器用さ・体力のパラメータは最低だが、
魔力・素早さのパラメータは最高という極端なパラ振りをされている。
術法に関する能力は全キャラぶっちぎりでトップ。
ロマサガ2最強とも言われている。
が、いったん混乱や魅了の状態異常にかかると、
最高の素早さでターンの最初に味方への全体攻撃をぶちかまして全滅・・・という笑えない事態になる。
くれぐれも精神攻撃耐性をお忘れなく。


●こども-と-こむー【子供と子ムー】
ロマシングサガ2に登場。
地名。
似たようなのにロマサガ1にはコンスタンツというのがある。
〜の洞窟みたいなのをつけなかったシビアなセンスがナイス。


●さいきょうのぼうし【最強の帽子】
ロマンシングサガ2に登場する防具。
防御力は13と、頭防具では固有装備を除いて最強の防御力を誇る。
・・・というのは見かけだけで、ロマサガ2には8種類の防御属性があって、
そのうちの「斬」属性の防御力しか表示されていない。
最強の帽子の8種類の防御力は

13、1、1、1、1、1、1、1

これを詐欺と言わずしてなんと言おうか。
レアアイテムなのでお目にかかることが少ないだけマシかもしれないが。


●ざ・どらごん【ザ・ドラゴン】
ロマンシングサガ2で、龍の穴にて修行を積む格闘家のリーダー。
近くの村はこの格闘家たちによってモンスターから守られていた。
モンスターの巣を叩き潰そうとしたところ、体術が通じないスライム系モンスターが出現。
体術しか使えない格闘家達はどうすることもできず、頭を抱えているところに皇帝が現れる。
皇帝が協力しようと申し出ると、彼はこれを受け入れ、
ボスは我々が倒すからスライムを倒してくれと頼んでくる。
彼の言うとおりスライムを倒してから話しかけると、ボスを倒してくれて仲間になってくれる。

だがここで約束を破り、スライムだけでなく奥にいるボスまで皇帝が倒してしまうと、
我々のメンツが立たんと言って皇帝に戦いを挑んでくる。
カウンターで反撃してくるが、飛び道具や術相手には対処できず、あっけなく皇帝に敗れ去る。
もちろんこの方法では仲間にならないが、後に格闘家を皇帝に据えることによって仲間にすることができるようになる。

奥のボスを倒すかどうかはプレイヤーに委ねられるのだが、
実はボスを皇帝自身の手で倒したほうが得られる収入が多くなるのである。
金欠になりがちなゲームなので、多くのプレイヤーがわざと彼のメンツを潰して収入を増やしている。
ひどい場合はメンツを潰してすぐ皇帝に据えてすぐルドン高原に送られる運命にある。
非道に思えるが、そうしたほうが得というのもまたロマンシング。


●しち-えいゆう【七英雄】
1)スクウェアのRPGロマンシングサ・ガ2に登場する敵集団。
リーダーのワグナス、その同志ノエル、ノエルの妹ロックブーケ、ワグナスの従兄弟スービエ、
乱暴者のダンターグ、ずる賢いボクオーン、嫌われ者のクジンシーの七人。
余談だが、彼らの名前の由来はJR山手線の駅名を逆から読んでもじったものである。

大昔に栄華を誇った古代人の英雄たちであるが、
ゲーム中では各メンバーが世界中のあちこちで暴れまわったり、土地を支配しているため、
世界の統一を目指すバレンヌ帝国の敵として立ちはだかることになる。

どのメンバーも一筋縄ではいかない強さを持ち、
敵ながら個性や印象が強烈であるため、RPGの敵役の中でも人気が高い。

2)ロマンシングサ・ガ2のラスボス。(1)の七英雄たちの本体である。
これを倒さない限り、七英雄の各メンバーは何度でも蘇る。
驚異的な強さであり、「一番強いラスボスは?」などというスレが立つと必ず挙げられるほど。
その理由は全体攻撃や即死攻撃、全体ST異常攻撃など厄介な技が多く、
しかも最終形態になると、それらの攻撃を1ターンに最大で七回も連発してくるからである。
そのため、攻略情報なしで勝つためにはかなりの苦戦を強いられる。
見切り技や補助魔法を揃え、高威力攻撃の力押しで短期決戦を狙えば比較的楽に勝てるが、
それでも十分手強いため、最終手段としてクイックタイムを使って倒した人も多いと思われる。

☆関連語☆
テンプテーション ○○人衆 触手 逃さん……お前だけは ソウルスティール


●じゅうくらうん・せんばづる【10クラウン・千羽ヅル】
見てると力がわいてくる。

詳しく説明
ロマサガ2で最終皇帝がアバロンの町にいる子どもに話しかけると
男の子から10クラウン(クラウンはお金の単位)、女の子から千羽ヅルをもらえる。
最終皇帝いわく、「見てると力がわいてくる」。
実際、使用すると全員の技ポイントと術ポイントが全回復する。
折角子ども達からもらったので使ってやりたいが、大地の精気(技50P回復)や霊酒(術100P回復)
など、回復アイテムが充分揃ってるので、ラスボスの七英雄戦前以外にイマイチ使いどころがない。
結局、片方しか使わないか、両方使わずにゲームをクリアしてしまう場合が多い。


●しょくしゅ【触手 (サガ)】
植物系や水棲系の敵モンスターが使ってくる攻撃方法。
普通のRPGでは特に目立つものではないのだが、
ロマンシングサガ2においては何故か壊滅的な破壊力を持つため、
この攻撃を見るとあの悪夢を思い出す人も多い。
その威力は、最大まで育った味方キャラですら一撃で葬るほど。
しかも困ったことに雑魚モンスターが普通に使ってくるのである。
この理不尽な威力の攻撃を見る人の年齢によっては、
FF3の2ヘッドドラゴンの通常攻撃を連想するとかしないとか。


●すーびえ【スービエ】
ロマンシング・サガのボスキャラクター七英雄の一人で、通称「海の覇者」
主に水棲のモンスターと同化しているため、見た目は下半身がタコ(イカ?)であり
水属性の術を操る。
嵐を巻き起こし、船の航行を封じるなどの強大な力を持つが、やはり海の覇者としての力は
モンスターを吸収してからの性質なためか、彼の生まれ故郷である古代人の集落では
「ワグナスの従兄弟のスービエ」という他人ありきな通り名をつけられていたりする。
終盤までほうって置くと、海の主と合体してかなりのパワーアップを果たすのだが
海に行くのが面倒くさいという理由で、最後に回されがちな存在。
名前の由来は山手線の「恵比寿」から。


●ぜらちなす-またー【ゼラチナスマター】
RS2序盤のイベントボス。物理攻撃、とりわけ殴る攻撃に強く、倒すと格闘家が仲間になる。
ゼラチナマスターと間違って憶えてた奴、俺のほかにもいるだろう?
中学2年くらいのレベルの単語、マター(物質)を知らないで勝手にマスター(主)と脳内変換
ゼラチンの王様かぁ、と納得して戦った子供時代、ネットもない当時、クラスの仲間は皆マスターと信じてた。


●せん-ぎり【線斬り】
ロマサガ2に登場する片手剣技。消費と威力のバランスが良く、覚えれば終盤まで活躍する。
ロマサガ2の片手剣技には料理ネタの技が線斬り(千切り)の他に
みじん斬り(微塵切り)、短冊斬り(短冊切り)の3種が存在し、
それぞれのモーションも実際の包丁の切り方に近いものがある。


●そうる-すてぃーる【ソウルスティール】
ロマンシングサガ2の巨悪、七英雄の一人クジンシーの専用必殺技。
問答無用で対象のLP(なくなると死亡&復活不能)を残らず奪ってしまう。
反則的な効果であるが、イベントで必ず見切り技を取得できるため、簡単に無力化できる。
しかし、これの見切り技をクジンシーとの再戦前に消してしまうとハマりかねないので注意。
なお、ラスボス戦でも使われる可能性があるため、ラスダン攻略時にも見切りを忘れずに。

☆関連語☆
ハマる 即死攻撃 ライフポイント 見切り クジンシー


●だんたーぐ【ダンタ−グ】
ロマンシングサ・ガ2に登場する七英雄の一人。
名前の由来は山手線の五反田駅から。
他の七英雄とは違い、自身を強くさせることにしか興味がなく、
ナゼール地方の各ダンジョンでモンスターを吸収している。
普通に進めていれば、ダンジョン「子供と子ムー」で必ず遭遇することになるが、
年代やその他の条件によって別のダンジョンに遠征していることもある。
そのためか、他の七英雄が第二形態までなのに対し、彼のみ第四形態まで存在する。
棍棒技をメインに、形態進化すると槍技も使い出し、さらに全体攻撃「ぶちかまし」は脅威。
完全に力技で押してくるため、陣形を防御力の上がるムーフェンスにしたり、
強力な術や技の連発で速攻勝負をかけるなどの対処をしないと苦戦する。

なお、有名な「100年早いわー!」は彼の台詞。
しかし直前の「ここで大人しくしていたら見逃してやる」という皇帝の言葉を受ければ、
ダンターグでなくとも激昂しそうなものだが…。
もっとも、ダンターグ自身も、接触すると「命が惜しければ帰れ!」と言うくせに
避けて通ると「オレを無視するな」と突っかかってくる理不尽ぶりを発揮している。


●てんぷてーしょん【テンプテーション】
魅了・誘惑の意。
ロマンシング・サガ2に登場する敵、七英雄の一人・ロックブーケの必殺技。
効果は「男性キャラ全員を100%魅了状態にする」というもので、その威力たるや
村ひとつの男性すべてを虜にするほど。幼い男の子ですら口を開けば女王様女王様である。

何より厄介なのが主人公が男性の場合、彼が食らうと即全滅(=懐柔された)扱いになる点。
しかも全滅後も魅了は解けず、別の強敵を倒すための駒としてこき使われるなど
名実共に心身共に彼女の下僕と化してしまうのだ。歯向かうことは「一生」不可能。
(死んでも別の主人公に後継出来るシステムなので、これを利用すれば下僕状態を解除出来る)

あくまで男性のみが対象なので、女性や性別不明のキャラでパーティーを組めば無問題。
また耐性装備を付けたり、技の見切りを習得するなどすれば男性でも回避出来る。
この技はラスボスも使ってくるので、それまでには何らかの対策を用意しておきたい。


●なんか−せいさく【南下政策】
ロマンシングサガ2におけるプレイスタイルのひとつで、その通称。
ゲーム序盤、ジェラール皇帝の時代に側近から「帝国内で泥棒が暴れている」という進言があるが
あえてこれを無視し、帝国南部にあるナゼール地方のルドン高原を経由して世界中に足を伸ばすこと。
メリットとして、序盤から世界中のイベントに挑戦できるため、ホーリーオーダーなどの
有用なクラスを早期に仲間にできることや、遠方にあるダンジョンの強力な武具を
やはり早い段階で入手できることなどが挙げられる。
その時点ではかなり強いダンジョンの固定敵を相手に、技をたくさん閃いておくことも出来るだろう。
しかし最大のメリットは、おそらくバグの産物ではあるが無限に資金を入手できることにある。
泥棒イベント中、ある宝箱から大金を入手できるのだが、一定の手順を踏むことでなぜか中身が
復活し、何度でも手に入れることができるのである。
さらに年代が進み、皇帝が変わったとしても、解決するまで消滅しないイベントなので、ゲーム
中盤〜終盤まで帝国に泥棒をのさばらせておくプレイヤーも多い。

しかし、プレイの仕方によっては千年近くも泥棒に悩まされる帝国の警備体制はいったいどうなっているのか。
それでも皇帝を信頼してくれる帝国住人に少し申し訳ない気もする。

☆関連後☆
アバロンのダニ


●のがさん……おまえだけは【逃さん……お前だけは】
ロマサガ2恐怖の言葉。
ラストバトル直前に最後の七英雄を倒してから戻ろうとすると、この言葉が出て戻れなくなる。
ラスボスを倒せない能力でセーブしてしまうとハマリ確定。
レアアイテム収集家にとっても戻れないセーブは強敵。
とはいえ事前に「この先は引き返せないぞ。」という警告があるので、
その警告を無視してセーブしたプレイヤーに責任がある。
なお、皇帝ライフポイントを0にすると戻れるというのはガセネタ。どうやっても戻ることはできない。


●のえる【ノエル】
ロマンシングサ・ガ2に登場する、七英雄一の実力者(と部下に言われている)。
古代人の転移装置を探すため、モンスターを使いテレルテバの塔を調査していたのだが
皇帝が住人がモンスターに脅かされている事を伝えると
住人を困らせるつもりは無かった、と謝罪とともにモンスターを撤退させる。
他の七英雄とは比べ物にならないいい人ぶりである。
一連のイベントを女皇帝でこなした場合、ノエルがモンスターと結託した事が判明した時に
「女の夢が壊された」という旨の発言があるなど、どうやら女性人気も高かったらしい。
謝罪を受け入れず断って戦うこともでき、第一形態だとカウンターをメインに使ってくるので遠距離攻撃が必要となる。
第二形態になっているならカウンターも使わないし1ターン1回攻撃なので楽に勝てる。
どちらの場合も途中から本気を出してくるので一気に倒すこと。

そんな彼も、妹のロックブーケ皇帝に敗れていた場合は問答無用で襲いかかってくる。
この場合は1ターン2回攻撃になっており地獄爪殺法や月影など強力な攻撃を戦闘開始直後から繰り出してくる。
対処法もあるが、まともに戦うにはこちらが相当強くないと厳しい。
ちなみに名前の由来は山手線の上野駅。


●ぱりい【パリイ】
ロマサガ2から登場の回避系片手剣技。
この技を使った同一ターンに使用者が直接攻撃を受けた時、一定確率で回避してくれる。
序盤に習得でき、無制限に使用できるので上手く使えばそこそこ悪くはない…
のだが、ロマサガでは守りはほどほど(やるなら徹底的にやる必要があり、パリイは不安定過ぎ)にして、
攻めに重点を置かなければならないバランスなので、ネタ扱いされていくことに。
後半ではクイックタイムなどの更に強力なものが揃い、
序盤だとこれを使ってまで防御を行う必要があまりないのも拍車を掛けている。

初期メンバーの中で一番速くパリイを習得することが多く、パーティの盾となるベアという戦士とセットでネタにされる。
せめて技欄にあるだけで自動発動とでもなっていれば、扱いもまた違ったのだろうが…

ちなみによく「パリィ」と表記されるが実際は「パリイ」である。

さぁみんなもベアと一緒に

   ヾ〃〃ミミミミ
    |  ヾミミミ      / ̄ ̄ ̄ ̄
    |ト イ / ̄`l   < パリイ!
 ○―ヽ_/´ ̄ `l    \____
  `‐(  ヽ__/
     、_ _/〇__/
     |ノ l   /
      と.」と_」

余談だが、実際にパリイは格闘技において敵の攻撃を弾く、防御の技術として存在している。

☆関連語☆
ディフレクト 閃き インペリアルクロス ワンダーバングル


●べあ【ベア】
ロマサガ2に登場した、帝国重装歩兵の第一席キャラ。
キャラの多いロマサガ2にて指折りのネタキャラとして君臨する。
見た目や名前からしてパーティの主砲及び壁となってくれそうなキャラ(クラス)だが、
見た目より腕力がなく、見た目通り素早さがなく、
体力やHPは格闘家やインペリアルガードといったクラスのほうが優秀と意外と残念なキャラ。
技の面でも剣が得意というが彼(ら)以上に得意なクラスはたくさんある始末。
とただ単に弱いっぽいといった感じでネタにされる・・・と思いきやそれだけ(?)ではない。
彼の代名詞ともいえる技「パリイ」がネタっぷりに拍車をかけるのだ。
パリイとは剣の基本技で敵の接近攻撃を剣で打ち払う回避技。敵の攻撃を回避するだけである。
攻撃が最大の防御であるこのゲームのバランス的にイマイチな感じをかもし出すこの技を、
9割近くのプレイヤーはベアに閃いてもらうことになる。
そしてベア自体長剣での攻撃がいまひとつダメージ源にならないため、
とりあえず前衛でパリイ!と構えさせる。
健気(?)にパーティの囮か壁かになる姿がおもしろおかしく、
そしてかっこいいためここまでのネタキャラに成り上がったのだろう。
ベアにはパリイ以外の技を装備させるのは邪道! だの、前衛はいつもベア! だの、
へんてこなこだわりを持つプレイヤーまでちらほらいる。
ちなみに2chのロマサガスレ・ネタスレではベアの性格や性質も設定付けられているようで、
全クラス・キャラ中最高峰の能力を持つハンニバルやコウメイをライバル視してるらしい。
今日もどこかでドハデな仲間キャラの技を横目に敵の接近攻撃をいまかいまかと待ち構えるベアがいる。

☆関連語☆
インペリアルクロス ガラハド


●へんりー【ヘンリー】
ロマサガ2に登場する帝国猟兵(男)の第一席キャラ。
最初からPTに加わっており、強力な弓技を閃く可能性のある有能な帝国猟兵(女)のテレーズと違い、
全くストーリーに絡まないことと、パッとしない存在感によって完全に空気扱いされている。
これだけなら数多い空気キャラの一人と思われるが、
インペリアルクロススレでは名前を忘れられたり、回想で一人だけ思い出して貰えなかったりと、
これでもか!というくらい徹底的にスルーされることで逆にキャラ立ちしているという
予想外のネタキャラとなっている。

スプリガン    ヴィク ← ソウルスティール ── 新
|           トール ── 流し切り ──→ 宿
グランドスラム                     ↑
↓                       強撃が当たらない
ライーザ ←─── 俺に気があるだろ ────┐|
↑                           ||
重装歩兵女に勧誘                 ||
|                           ||
├────── 頼りにしてるぜ! ───→ ジェイ ──┐
│┌───── さっさとルドン行け ──── ムズ ←┐俺
│├ アッー! ←― 触手 ←― ナイトヘッド   ↑ │  │に
│↓               ┌─ 頼もしい ─┘ |  髪 気
ベ ─── 皇帝陛下 ─→ジェラ ←─ 頼りない ─┘  切 が
 ア ←── パリイ ──―  ール ←─ パジャマ ┐  れ あ
↑│                ↑└ 強くて美人 ┐|   よ る
││エメラルド ─ ファイアーボール ┘         ↓|   │ だ
│└──── 気になるのあの子 ────→ テレ ─┘ ろ
├────── 鎧が汗臭い ──────── ーズ ←┘
│             /\
|             ||
生命の水        霧隠れ
|             ||
└────────アリエス              ヘンリー
         /\
        /   \
       /      \
     /|      |\
      |      |
    ギ ャ ラ ク シ ィ
      |      |
      |      |
        コウメイ ← テンプテーション ─ 池袋

☆関連語☆
ベア 予想外のネタキャラ


●ぼくおーん【ボクオーン】
ロマンシング サ・ガ2に登場する七英雄の一人。
通称・ずる賢いボクオーン。
ステップを拠点に、地上戦艦で暴れ回り
麻薬を作り、エリア一帯を支配しようとした人形使い。
行動次第では、主人公達も地上戦艦に囚われてしまい
装備を剥がれた上で戦わされる事もある(当然回避可能イベントである)。
そのルートで挑む場合は、武器を必要としない体術や
術法中心のメンバーを多く入れるといい。
マリオネットを使ってこちらの攻撃の標的を変えてくるので、
先制攻撃可能な陣形で挑むか、ボクオーンのWPが切れるまで粘ると楽に勝てる。

なお、彼の名前の由来は大久保駅だと思っている人が多いが
山手線にある駅は新大久保駅であるので、間違えないように。


●めい-の-じゅほう【冥の術法】
ロマンシング・サガ2における魔法の一系統。天の反属性。
他の術法が研究所を建てれば覚えられるのに対し、冥の術法はある特定イベントを起こさないと覚えることができない。
ただしそのイベントを起こすと

1.税収が減る
2.サラマンダー一族が仲間にできなくなる
3.プレイヤーによっては島一つを犠牲にしたことで良心の呵責にさいなまれる(しかも島唯一の町に行くと人骨が転がっている)

ので素人にはお勧めできない。
他者の命を犠牲にして手に入れる魔法なのでFF2のアルテマと同系列にあると言える。


●らぴっどすとりーむ【ラピッドストリーム】
ロマンシングサガ2にでてくる陣形の一つ。
確実に先制攻撃をできるかわりに、防御ができなくなるという特徴を持つ。
これとクイックタイムのコンボはあまりにも有名。
やられる前にやるのが基本原則のこのゲームでは、クイックタイムと組み合わせなくても十分な効果を発揮する。


●るどん-おくり【ルドン送り】
新皇帝をすぐに謀殺すること。プレイヤーが新しい陣形を修得し、
用がなくなったクラスの皇帝から新しい皇帝に変更するために、
帝都アバロンに近く、すぐに強敵と戦えるルドン高原に送られることになる。
転じて、要らないキャラを外す際にもルドン送りという単語が使われることもある。

☆使用例☆
ベアが皇帝になった! さっそく__にしよう!


●るどん-こうげん【ルドン高原】
ロマンシングサガ2に出てくる地名。
一見普通のフィールドに敵キャラがうろついているだけの場所だが、
ここでは多くのプレイヤーがいらないキャラを身包み剥がして
謀殺しているという知る人ぞ知る名所である。
夜中に行くと今まで謀殺されたキャラの亡霊がでるとかでないとか。(でません)
仲間に入れたいキャラが出るまでは同クラスのキャラを殺しまくるのが
手っ取り早いという仕様上、ルドン高原は
手軽に味方殺しが行える場所な故に謀殺に利用され続けるのである。

☆使用例☆
「ハンニバルを仲間にしたいからマールバラを_____で殺してくるか」


●ろっくぶーけ【ロックブーケ】
七英雄の紅一点にして、ノエルの妹。
エイルネップの塔の調査を担当しており、現地の男たちを得意技のテンプテーションで魅了して労働力としていた。
男性の皇帝が話しかけると、無力な女性を装って、皇帝に協力を求めるが断ると実力に訴えてくる。
しかし、皇帝が女性だと襲ってこない。
どちらの皇帝でも、協力を受けた場合はエイルネップ神殿の守護者と戦わされ、後に沈んだ塔で決着をつけることになる。
沈んだ塔のほうは退却可能なので、テンプテーションを見切るのはこちらのほうがやりやすい。
見切っておかないとラスボスもテンプテーションしてくるので後で泣きを見ることになる。
男性しか見切ることができないので、必ず一人は男性の仲間を連れていくこと。
なお、テンプテーションで皇帝が魅了されると全滅扱いになり、
女皇帝にチェンジしない限りロックブーケと戦うことができなくなる。
第二形態のロックブーケはテンプテーションのほかに召雷を使ってくるので実力もかなり高い。
七英雄実力一といわれる兄のノエルより強いんじゃないかと思わせる体験談多数。

名前の由来は山手線の池袋駅。
ロック(岩)+ブーケ(花束)が彼女のイメージに合っていただけに、
駅名の逆読みといわれて驚く人も多かったとか。


●ろまんしんぐ-さ・が2【ロマンシングサ・ガ2】
SFCのサガシリーズ2作目。
閃きシステム、ライフポイントの概念、陣形など、サガのシステムはこの作品であらかた完成された。
皇帝の力を「伝承法」によって引き継がせて、領土を拡大し、七英雄を倒すことが目的。
数々のイベントを自分の好きな順番でこなすことで、自分だけの年表を作り上げることができる自由度の高さが魅力。
そのため、ロマサガシリーズの中では一番人気が高い。
反面、中盤以降の難易度が高く、途中で諦めたプレイヤーも多いと思われる。
ラスボスの七英雄は反則的な強さを誇り、ある程度の下準備をしておかなければ勝つことができない。
そのときには既にラストダンジョンから抜けられないため、何も知らないプレイヤーは泣く泣くやり直す羽目になる。
どうしても勝てない場合、クイックタイムラピッドストリームなどの逃げ道も用意されているので、
当時投げた人も諦めないでいただきたい。

追記
シリーズの中で唯一といってもいいが、術法を鍛えておかなければ後で泣きを見る。


●わぐなす【ワグナス】
ロマンシングサ・ガ2に登場する、七英雄の一人にしてリーダー。
主な任務は、ヤウダ地方の占領と、そこに隣接する古代人の集落の探索だと思われる。
一体どのような仕掛けなのか城を丸ごと浮上させて自らの居城とするという大技を見せてくれるのだが、
特筆すべきは、彼の元にたどり着いた時の皇帝との問答。
浮遊城を楽しんでもらえたかと聞き、楽しいとも楽しくないとも答えても、
どちらにしてもお前の人生は終わりだとお約束なセリフと共に襲い掛かってくるのだが、
第三の選択肢「もう帰る」を選ぶと背中に乗せて浮遊城から降ろしてくれるという、妙な親切心を見せてくれるのだ。

彼を最後に残した場合、戦闘前にノエルまでやられたことに恐れつつ、
戦闘後には七英雄こそ最強・・・最強なのだ・・・と自己暗示っぽいセリフを言いつつ引っ込むという
微妙なヘタレっぷりも見せてくれる。

しかし、そこは七英雄のリーダー、それ相応の実力を備えている。
ヘタに戦えば混乱させられたりマヒさせられたりしてパーティーをかき回された挙句、
「熱風」や「ファイアストーム」で吹っ飛ばされてしまう。
特に後半戦に回して戦うと「ファイアストーム」の一発で全員4ケタダメージを食らい
いきなり全滅、とかヒドイことにもなりかねない。
熱属性攻撃を遮断する術「炎の壁」はぜひとも開発しておきたい。
名前の由来は、山手線の品川駅から。


●わんだーばんぐる【ワンダーバングル】
ロマサガ2に登場する最凶の盾。
アイテムの説明は「弓攻撃を100%回避」だが、
プログラムミスにより弓矢だけでなく剣攻撃、殴り攻撃、突き攻撃のすべてを回避してしまう。
所詮バグの産物なので、やりこみプレイではクイックタイム、活人キャンセルと並び禁止にすることが多い。
ロマサガ3以降は説明どおり弓(弾丸)攻撃しか回避できなくなった。



▼ロマンシングサガ3


●あすら-どうじょう【アスラ道場】
ロマンシングサガ3における、技を覚えるための重要なポイント。
ゲーム中の地名で言えば洞窟寺院跡と諸王の都の二ヶ所がそれにあたる。
アスラとは雑魚モンスターの名前である。
このゲームには戦闘中にキャラクターが技をランダムで覚えていく「閃き」システムがあり、
強力な敵と戦うほど技を覚えやすくなっているのだが、
その習得に最も適しているのが、このアスラであり、
そこから転じて、彼が固定敵として現れる場所を道場と呼ぶようになったという。
なお、このアスラはロマサガスレの住人からは師匠などと呼ばれ、
全裸の筋肉天使という外見で、全体攻撃と単体攻撃と状態異常攻撃を繰り出してくる強力なモンスターであり、
その攻撃力だけならラスボスにも匹敵する最強の雑魚であるが、
普通ランダム遭遇することはない。
しかし、イベントの進め方によっては、街中で不利な陣形で強制的に戦わされることもあり、
そのへんはやはり油断大敵ロマンシングである。


●いしづき【石突き】
ロマサガ3の槍技の一種。
ポイント無消費で発動できる上通常攻撃より強く
強力な全体攻撃の大車輪へと派生するため序盤では結構お世話になる。
技の説明としては『槍を回転させて刃のついていない方(石突き)で殴る』
というものだが刃がついている方で単に突くより強いのはどういうことなのだろうか。

☆関連語☆
槍技


●おうけのゆびわ【王家の指輪】
ロマンシングサガ3に登場する伝説の武具の一つ。
魔王殿というダンジョンの最深部の扉を開けるための鍵となっており、
ゲーム進行のため必ず入手することになる。

装備すると毎ターンHPが自動回復したり、即死攻撃に耐性が付くが、
・戦闘終了時にHPは全回復(戦闘不能もLP0でなければ回復)
・↑のため自動回復よりも、被ダメージそのものを減らした方がいいが、これの防御力は低い
・戦闘不能も通常の回復アイテムで簡単に治せる
・その回復に関しても生命の杖が強すぎて、他の回復手段は軒並み空気
という点から装備することの恩恵があまり受けられない、伝説の割にイマイチな武具… のはずだった。

ところが、別の問題により、多くのプレイヤーが愛用する指輪に化けた。
この指輪、店で売ると2500オーラムというなかなかの大金が得られる。
イベントで使うアイテムなので、当然売っていいような物ではないはずなのだが、
売り払った後特定の店で店員に話しかけると「いい物がありますぜ」というメッセージと共に、
購入した内1個がこれに化ける「きれいな指輪」が10オーラムという異常な値段で売りに出されるのだ。

これにより、王家の指輪を売る→きれいな指輪購入→化けた王家の指輪を売る→きれいなゆ(ry
という流れで、かなりの速さで金が増えていく(ほとんどの場合きれいな指輪の販売店で)。
ついでに別の方法を用いると何個でも王家の指輪が増える。いいのか聖王遺物?

このため、自由に町を行き来できるようになった段階でまず指輪入手フラグを立てるプレイヤーが続出した。


●おうりゅうけん/こうりゅうけん【黄龍剣】
ロマンシングサガ3の剣技の最高峰で、その派手な演出がオープニングデモにおいても目を引く。
ゲーム中の解説文もズバリ「最強の剣技」であり、もちろん基本威力と消費WPも最高であるのだが、
武器レベルの上昇に伴い飛躍的に威力が増加する「分身剣」の威力が遠からず上回ってしまい、
コストパフォーマンスと反撃回避の点からも分身剣に隠れてしまう悲しい技でもある。
最強というからにはもう一つ何らかのメリットが欲しかった。演出は本当にカコイイのだが・・・

ちなみに飛水断ち、五月雨斬りから派生しているが通常攻撃からの方が難易度が低い。

☆関連語☆
閃き 極意 アスラ道場 分身技


●おまえのかあちゃんで〜べそ〜【お前の母ちゃんデ〜ベソ〜】
ロマンシングサガ3に登場する主人公ミカエルの迷台詞。
マスコンバット中の作戦の一つ、おとり作戦を選択すると、
この台詞と共に敵指揮官を挑発し、敵の全軍突撃を誘発させる。

常識的に考えてこんな作戦通用しないだろとか、
5万オーラムもかけて開発するものなのか、など色々突っ込みどころがあるが、
使いようによってはかなり有用であり、しかも必ず成功することを考えると、
ミカエルがものすごくむかつく挑発をしているか、
敵指揮官が皆ものすごい短気であるかのどちらかである。

ちなみに敵指揮官が魔物でも通用するため、
魔物にもヘソはあるのだろう。


●かいけつ-ろびん【怪傑ロビン】
ロマンシングサガ3に登場する正義の怪盗。通称細ロビン。
ヤーマスの町を牛耳るドフォーレ商会に義憤を募らせ立ち上がる。
その正体は酒場の内気な青年ライム。
まんまヒーローものな登場シーンや、その際に流れるBGMの中毒性から、
仲間キャラの多い本作中でも特異な存在感を放っている。
…が、小剣と蒼竜術の二刀流ゆえ、やや器用貧乏な感は否めない。
極めつけとして小剣技最高位のファイナルレターを、
真フォルネウス、もしくはラスボス最終形態でないと自力で閃くことが不可能。
戦力としてはにせロビンの方が上だったりする。

☆関連語☆
にせロビン


●がめつさ【がめつさ】
ロマンシングサガ3に登場する隠しパラメータ。
主人公ごとに初期値が異なり、ハリードが最も高く、モニカが最も低い。
何かにつけて報酬を要求するような選択肢を取ると上昇し、がめつさが最高になると
一部のイベントで選択肢が出現しなくなり、勝手に行動するようになる。
このことによる最大のデメリットは、ウォードから氷湖探索の依頼が受けられなくなることである。
このイベントを行わないとオーロラが出現せず、雪の町に行けなくなるため、
雪だるまを仲間にしたり、氷の剣を入手したりできなくなってしまう。
(ついでに、最強の槍「竜槍スマウグ」の入手も面倒になる)
目先の利益にとらわれてばかりいると後に大きな損失を生み出すことになる、という
製作者からの忠告が伝わってくるかのようである。


●きどらんと-の-ちょうちょう【キドラントの町長】
ロマンシングサガ3に登場する、
名前通りキドラントという町の町長。そして最悪の外道。
理由は以下の通り。

キドラントの近くの洞窟に怪物が棲み、主人公に何でもお礼は十分にするから退治してくれと頼む。
いざ主人公が洞窟に入ると入り口を封鎖し、
「怪物を倒せば開けてやるよ」
主人公が「騙したな!出せ!」と言うと、
「何か言ったかい?よく聞こえんな〜。村のためだ、がんばってくれ」
などとのたまう。

その後主人公はニーナという少女によって助けられるが、
町長はそのニーナを生け贄にする。
そして怪物を倒し、ニーナを救出してキドラントへ戻り町長と会話をすると、
「私が町長です」という台詞を吐くだけ。お礼も詫びも命乞いもなし。「私が町長です」だけ。

おそらく単純なイベントの設定ミスなのだろうが、
このミスのおかげでロマサガ3屈指のネタキャラとなった。

ちなみに町長が「私が町長です」「村のためだ、がんばってくれ」
と矛盾したことを言っていたり、店で売られている道具の質が低いことから村だと思われがちだが、
キドラントは村ではなく町である。


●ぎんのて【銀の手】
ロマンシングサガ3に登場する伝説の武具、聖王遺物の一つ。
中盤のイベントで入手でき、腕防具としては中の上程度。
単純な防御力ではより優れた防具が色々あるが、これの真価は片手武器を二刀流出来るようになる点。
片手武器を二つ装備していれば、使用武器の前にもう片方の武器による追撃が発生するため、
その武器の通常攻撃分だけ威力を加算できる。
手が塞がるため盾が発動しなくなるが、火力と燃費を底上げ出来るため価値は非常に高い。伝説の武具の面目躍如である。

ところで、この銀の手に関して公式で設定などは明かされていないのだが、一つの仮説がある。
仲間キャラの一人にシャールという術戦士が居るのだが、
彼は利き腕の腱を切られたという設定のため、腕力が5、器用さが3しかなく、
それぞれのワースト2と比べても腕力10、器用さ12と断トツで低い。
しかし、この銀の手を装備させると彼だけは二刀流にならず、全キャラ最低の腕力と器用さが
一気に全盛期の数値である腕力21、器用さ19まで強化され、武器術共に平均以上の万能戦士となるのだ。
この効果を考えると、銀の手の設定は
「利き腕ではない方の手を利き腕と同等の能力まで上げる」という考察が最有力説とされている。


●ぐぅえいん【グゥエイン】
ロマンシング・サガ3に登場するドラゴン。
ヤーマス地方の山中に、自身が集めた財宝に囲まれて住んでいる。
聖王と共に四魔貴族の一・ビューネイを倒した巨竜ドーラを母に持つものの、そのドーラが最後は聖王に討たれた為、人間を快く思っていない。

作中ではある一定の条件を満たすとグゥエインと共にビューネイに挑む事ができるようになる。
聖王の伝説そのままに、グゥエインの背に乗った主人公とビューネイの戦いは本作屈指の燃えポイントで本作を遊んだ事無いという人でも
「ドラゴンの背にのったキャラクターが巨大なボスと戦う」という絵をみた事がある人も多いのではないだろうか?
見事をビューネイを討ち果たした後にグゥエインの巣へ向かうと、
「折角来たのだからもっていけ」と自分の財宝から1万オーラムを渡してくれる等、太っ腹な処も見せてくれる。

だが、彼とのイベントはここで終わった訳では無い。
この後、パブ等で情報収集をしているとグゥエインが小さな村を滅ぼしたという情報が聞ける。
試しに小さな村に向かうと、そこは家々が破壊され巨大な足跡が幾も残るだけの廃墟と化しているのだ。
グゥエインに対して人里を荒らすのを辞めろと諫めても、破壊と略奪は竜の本能だと聞く耳を持たない。
そして戦う事を選び、グェウインに勝利すると、
彼は主人公への友情と母ドーラの最後の想いを知りながら果てるのである。

ビューネイとの空中戦、人と竜の友情等、ロマサガ3の中でも特に印象深いイベントが揃う登場キャラであろう。

☆関連語☆
空中戦 四魔貴族


●さら・かーそん【サラ・カーソン】
ロマンシングサ・ガ3の主人公の一人。
同じく主人公であるエレンの妹で、やや引っ込み思案な性格の少女。
主人公選択時、未選択時ともに特に専用イベントは存在せず、
主人公のときは少年を序盤から仲間にできることと、
仲間のときはぞうを加入させるのに必須なくらい。
その出自は、15年前の死食で生き残った運命の子の片割れ(もう一人は上述の少年)である。

そんな他の主人公と比べるとやや地味目な彼女には、専用イベントの代わりなのか様々な罠が存在し、
・主人公ではない時、四魔貴族をすべて倒した時点でクリアまで仲間にできなくなる
・主人公の時は、上記と同じタイミングで少年をクリアまで仲間にできなくなる
・主人公なのにラスボス直前で離脱、残りの仲間だけでラスボス戦になる

特にラスボス直前で離脱は、主人公が戦闘メンバーではないときに適用される
コマンダーモードという特殊戦法に強制的に変更されてしまうため、
発売当時、何も知らずに彼女を主人公に選んだプレイヤーたちを絶望の淵にたたき落としてくれた。

☆関連語☆
四魔貴族


●しゅくはくしーん【宿泊シーン】
ロマンシングサガ2、3で宿屋で泊まる時に流れるシーン。
たいていはベッドで寝ているのだが、町によってはベットの数が少なかったりすることもあり、
あとのメンバーは床で寝てたり、テーブルに座っていたりする。
それでもベッドで寝ているキャラ同様に全回復しているところからちゃんと寝ることができているらしい。

ちなみに寝ているポーズは術を唱えているポーズが使われているため、一部のキャラは妙に寝相が悪く見えてしまう。


●しょうねん【少年 (サガ)】
1)小学校中学年〜10代前半終わり目くらいの男の子のことをいう。
RPGでも主役になる確率が高い。

2)ロマンシングサガ3における登場人物の一人。
サラ以外が主役の場合はある条件を満たせば、サラが主人公なら話しかけるだけで仲間になる。
得意武器は大剣、そのためか最初から東方不敗という刀を装備している。
ストーリー的にはぱっと出てぱっと出番が終わるせいで印象が薄く、
戦力的にはそれなりに使えるのだが最終決戦では必ず離脱するという困った坊や。
しかし、死食を生き延びた二人の子の内の片割れ(もう片方はサラ)であるため、設定的には超重要な意味を持っている。
さらに、彼はかつて魔貴族を率いて世界を荒らした魔王の生まれ変わりではないのかという説も存在する。
ちなみに片割れのサラは聖王の生まれ変わり説あり。
サラが主人公の場合あっさり仲間になるのは、何か運命的なものがあるのかもしれない。
なお、ラシュクータ在住の象のアニキが育てていて、魔物にさらわれ行方不明になった赤子が彼である可能性が高い。
魔王の呪いによって象に変えられた者が、魔王の生まれ変わりの可能性のある子を育てるとは皮肉なものである。

ついでに、東方不敗という刀についてだが、どこぞの機動武闘伝の
変態おさげ爺のように恐ろしいほど強い刀というわけではない。
あしからず。


●せいおう−ぶーつ【聖王ブーツ】
ロマンシングサ・ガ3に登場する伝説の武具、聖王遺物の一つ。
他の聖王遺物は聖王の槍や聖王の兜など。
なんというか、妙にパチモノ臭いネーミングをしており
何故「聖王の靴」あるいはせめて「聖王のブーツ」にしなかったのだろうと
ファンの中でも疑問に思う者が多い。

なおこのブーツの重量は5。その他の靴の重量は0か1。
ほとんどが重量13の全身鎧に比べれば軽い方だが、足を守る防具として考えると異
常に重い。
ちなみに鎧の重量が4〜7なので、この靴は鎧に匹敵する重さを持つ。
それなのに、時々先制攻撃ができるようになる辺り、やはりただものではない靴の
ようである。


●そこ-は-でぐち-じゃ-ありませんよ【そこは出口じゃありませんよ】
ロマンシングサガ3のヤーマスの道具屋で、もう一つのドアから出ようとすると言われる。
その先には何があるのか謎。

追記:ロマサガシリーズは開発段階から潰れたイベントが多数ありその名残が残る場所の一つである。
ゲーム中に出てくる見えるけど入ることができない扉はだいたいが上記理由によるものである。


●たいがーぶれいく【タイガーブレイク】
ロマサガ3に登場する体術技のひとつ。周囲の気を自身に集中させて身に纏い、敵に突進してぶつける技。消費WP12。
体術最強技「龍神烈火拳」と双璧を成す強力技で、閃くことが難しい分、最後まで通用する性能を誇る。
基本性能の高さもさることながら、この技の真価は

・体術なので武器不要
・一見近接攻撃技に見えるが、(何故か)後列の敵にも攻撃可能
・カウンター&盾防御&回避不可能で、使えば必ず当たる
・防御力無視のため、通常は打撃攻撃が通用しない無機質系や幽霊系などあらゆる敵に効き、ダメージも安定する
・使用する度に腕力と体力が上昇する。特に腕力の上昇によって使うごとに威力が目に見えて上がる
・投げ技ではないので、盾orガーターによる防御行動が可能

という他と一線を画す付加性能の優秀さであり、この点から、
消費WPが15と多く、付加性能もなく、防御されることがある龍神烈火拳よりも、こちらを体術最強技と見る人もいる。
条件次第でカンストダメージを叩き出せる分身技を除けば間違いなくゲーム中1・2を争う最強技で、
体術の地位をトップクラスにまで押し上げている要因のひとつといえるだろう。
むしろバランスブレイカーすれすれな超性能のため、極意を取って全員に使わせたりすると
戦闘がつまらなくなりかねないので注意。

ちなみにブルクラッシュがウォードの代名詞であるように、
仲間にしやすい&人気キャラというスタメンへの入りやすさと、体術の閃き適正とを兼ね備えたエレンが閃くことが多く、
彼女のイメージといえばこの技か龍神烈火拳のどちらかを挙げる人が多い。

またその見た目から某スーパーロボット必殺技の「シャインスパーク」を連想したり、
2chのロマサガ3関連スレではエフェクトとモーションの格好良さについて賛否両論だったりと色々話題の多い技でもある。

☆関連語☆
閃き アスラ道場 龍神烈火拳 エレン バランスブレイカー


●とーなめんと【トーナメント】
ロマンシングサガ3に登場するイベントの1つ。
内容は単純で、ツヴァイクという街の城で開催される武術大会に参加できるというものだが、

・ビートルズ (ビートルズ4人に見立てたビートル4匹と、小野洋子に見立てた淫婦=インプ1匹)
・じごくのかべ (同社SRPGフロントミッションに登場する陸戦部隊 「地獄の壁」に見立てた重装騎士6体、同作のスキルに見立てた技も使う)

といったパロディネタのチームがいたり、マスタードビー、レッドドラゴンなどの強くて技が閃きやすい敵などもおり、
トーナメント終了後は結果いかんに関わらずパーティーが全回復するため、序盤〜中盤の技道場としても有用な場所。

ちなみに、優勝するとツヴァイク公の肖像入りのありがた〜い優勝メダルを貰えると同時に別のイベントのフラグも立つのだが、
主人公の1人であるモニカだけ序盤にツヴァイク公の息子に嫁がされる予定だったため立場上参加できず、
モニカ主人公のプレイヤーは「聖杯と竜鱗(双方貴重なアイテム)がとれねぇ」
「ヤミーと戦えねぇ」、「ポイゾンギアン先生に会えねぇ」、などとほぞを噛むことになる。

☆関連語☆
フラグ 閃き 道場 師匠 先生


●とーます=べんと【トーマス=ベント】
ロマサガ3の主人公候補の一人。メッサーナの名族。
村一番の豪農の息子で、他のシノン組主人公達の良きリーダーとして慕われている兄貴的な存在。
「シノン家の人間は戦いから料理までできなくてはいけない」と爺さんからいろいろなことを仕込まれているらしい。
そのためか、シノン組の中では初期HPや装備が若干高めで、主人公キャラの中で唯一最初から術を覚えている。

彼がパーティーにいることが条件で発生するイベントには、完成度が高く面白いミニゲームのトレードや、
聖王遺物を入手するための鍵になるイベントがあるため、OP終了後に高確率でパーティーに参加することになるのだが、
彼を主人公にしなくては見れないイベントは存在せず、 仲間にした場合の能力値もいまいちぱっとしないため、
OP終了後、彼を仲間にすることで発生するイベントが終了し、仲間の頭数がそろい次第、即解雇されやすい悲しいキャラ。

そんな地味な彼だが、主人公に選択しステータスを術よりに調整すると、突然化け物に生まれ変わり、

・OP〜序盤
他のキャラが単体攻撃で100弱のダメージを与えている中消費1の全体術で100強のダメージを与える。
・序盤〜中盤
他のキャラが単体攻撃で500ダメージの技を覚えてる頃には既に全体術で与えるダメージが軽く1000突破。
・終盤
ラスボス相手に9999ダメージを叩き出す。

といった感じに、2のコウメイも真っ青な大活躍をしてくれる。

☆関連語☆
コウメイ


●とれーど【トレード】
旧スクウェア社から発売された、ロマンシングサガ3に収録されていたミニゲーム。
その内容は会社経営と名のつくM&A(合併)合戦という経済的なもので、他に類を見ず画期的。
主人公はゲーム上に実際にある都市に設定された様々な産業・会社
(ex.港町では海運会社、山奥の村なら木材会社など、その他にも鉱物や農産物など多岐にわたる)を、
ライバル企業体と札束のひっぱたき合いで買収していくことになる。
買収合戦は擬似リアルタイムの駆け引きで行われ、
ライバル企業体と主人公の会社の買収額を示す左右2つの皿に降り注ぐ金貨の山は圧巻。
ゲーム後半はその額も圧倒的になり、主人公パーティーが、
万単位で装備を揃えるのに苦労している一方で億、兆といった単位の金が飛び交う。
その中で使われる駆け引き技も「賄賂」「根回し」「偽情報流布」「敵子会社独立工作」など、
非常にリアル。幼少期にプレイした人間のその後が危ぶまれる。
ロマンシングサガ3はこの他にも戦術級戦争ゲームであるマスコンバットなど、
完成度の高いミニゲームを擁している。
根強いファンの間では「ミニゲームだけ切り離して売っても大丈夫」などと言われる。

追記:ゲーム後半に発生するマクシムス討伐イベントを発生させると、
神王の塔のトレードエージェントがイベントのためトレードをしてくれなくなる。
こうなると神王の塔にある物件は二度と手に入らなくなってしまうので、
場合によってはトレード自体がクリア不可能になってしまう。
ゲーム進行には問題ないが、トーマスが主人公の場合EDに影響を及ぼすので注意。


●にせ-ろびん【にせロビン】
ロマンシングサガ3に登場する正義の怪盗。通称太ロビン。
ちょっとお間抜けなのはご愛嬌。 その正体は酒場の主人トラックス。
偽者にも関わらず本家ロビンよりも素早さが高い。なぜか魅力も高い。
初期術を持っていないので小剣のエキスパートとして活躍できる。
さらに、加入時から小剣の高位技であるスクリュードライバーを習得しているので、
極意取得のためにお世話になることも多い。
また、ラスボス戦時に彼がパーティーにいると「キサマがラスボスか!」という素敵な台詞を吐いてくれるので、
シリアスな雰囲気が一気に腰砕けてしまう。


●はいぱーごーるどらぐじゅありー ふるおーとまちっくしんふぁいなる
ヴぁーちゃるろまんしんぐときめきどらごんましーん
【ハイパーゴールドラグジュアリー フルオートマチック真ファイナル
ヴァーチャルロマンシングときめきドラゴンマシーン】

ロマサガ3に登場する術戦車の名前、スーパーウルトラデラックス
ファイナルロマンシングドラゴンマシーン
のネジを1つ締めそこなった結果こうなったらしい。


●はかい-する-もの【破壊するもの】
ロマサガ3のラスボス。
かなり強くいやらしい攻撃が多い。
直前に居る四魔貴族を倒しているかどうかで大きく能力や攻撃パターンが変化する。
倒した後の演出がやられた時の演出と最初の30秒ぐらいがまったく同じで、
倒すのをせかすような台詞も出るため(「アビスの力が世界にあふれる」「もう僕達には抑えきれない」)
倒しきれなかったと勘違いするプレイヤーも多かった。
引き返し不能の場所に居るために絶対に倒せない状況に陥り、
始めからやり直す羽目になった苦い経験をもつ者も多い。


●ぶるくらっしゅ【ブルクラッシュ】
ロマサガ3の大剣技のひとつ。 大きく振りかぶって爆発的なインパクトで大剣を叩きつける、スマッシュの上位技。消費WP6。
数ある大剣技でも上位の威力を持っており、かつコストパフォーマンスが優秀で、中盤から終盤まで使える技である。
一見火属性っぽく見えるが属性技ではないため、力が強いキャラに使わせれば四魔貴族を筆頭とした強敵にも十分通用する。
大剣技の中では1、2を争う優秀技で、覚えただけで強くなった気分になれるが、
この技に頼りすぎてパワープレイで進めると前列単体しか攻撃できず、
シールド防御もカウンターも発動されるし、大振りなためかたまに当たらない時もあるという
付加性能の乏しさによって後々苦労することになるかもしれない。

ウォードというキャラが閃きやすい派生元のスマッシュを最初から覚えており、更に技を閃く適正などがきっちり揃っているため、
彼がこの技を閃くことが多く、赤い服と豪快な人物像がこの技とぴったりマッチして、
一部のプレイヤーはブルクラッシュと言えばウォードというイメージを持っている。
そしてそのウォード自体も戦士系のキャラとしては優秀で、他に大剣使いとして素養のあるキャラが非常に少ないため、
ブルクラッシュを覚えさせるために連れ回してたはずが、いつの間にかパーティーのスタメンとして君臨していたというのも珍しくはない。

特に初回プレイなどでは最強技がなかなか揃わず、このクラスの技でラストまで行った人も多いと思うが、
真・四魔貴族や破壊するものなどはアスラ先生よりも閃きランクが高いため、
決戦中に使用技から派生した最強技を閃くという非常に熱い展開が起こりうるのがロマンシングな所でもある。

☆関連語☆
アスラ道場 少年


●ぶんしん-わざ【分身技】
ロマサガ3における強力な技のカテゴリ。
武器レベルの上昇に比例して攻撃回数が増し、威力が飛躍的に上がる。
代表的な技は、敵の周囲を円を描くように高速移動し連続で斬る剣技「分身剣」や、
敵の頭上にジャンプし、回転しながら降下して敵を八つ裂きにする竜槍スマウグの固有技「ラウンドスライサー」など。


●ぼすとん【ボストン】
ロマンシングサガ3に登場するロブスター族の戦士。
二足歩行するエビという、なんともシュールな外見のキャラクターだが、
仲間になる人外キャラが多いロマサガ3では一見すると特になんという事もないキャラ。
しかし他の人外キャラはようせい、雪だるま、ぞうといったように
単純な種族名が名前となっている者が多く、人外キャラで名前があるのは彼だけである。

ちなみに最終決戦に臨む時の台詞は
「最果ての島から終末へ
 ‥‥おもしろい」
意外にも渋い人格が伺われる。

性能面ではロブスターメイルという彼自身の外骨格を連想させる固定装備がある。
防御性能がなんとも微妙で、水属性には強いが物理防御は平凡、打撃に弱い、魔法防御は最弱の部類、 と散々な性能。

これだけだと体防具が防御力の要と言えるこのゲームでは悲惨な性能のネタキャラだが、
彼の真価は体術基本攻撃の「パンチ」が「ハサミ」になる点。
実はこのハサミ、体術Lvと剣Lvの合算で攻撃力が上がるため、
両方をしっかり上げておけば2000超のダメージを 無 消 費 で 叩き出す恐ろしい威力を持つようになるのだ。
(2000というダメージは武器Lvを一線級まで鍛えたキャラが使う分身技除く
各種攻撃技でも 上 位 〜 最 強 技 並の威力)

無消費で毎ターンこの威力を出せるキャラは他に誰も居ない。
また体術技の一つ、カウンターの威力も同様に上がるので、
ハサミが2000超えるような状態で使えば消費1で3〜5000ダメージというトンデモ性能になる。
極端なまでに防御を捨て攻撃に特化した彼もまたロマンシングの名に恥じない、
一つのロマン体現者と言えるのではないだろうか。


●ますこんばっと【マスコンバット】
ロマンシングサガ3の中のミニゲームのうちの一つ。通称マスコン。
端的に言えば、自軍を操り、敵軍を倒すという一見するとシンプルなもの。
陣形、策略、タイミングなどによって結果が大きく変わるので、ハマる人は猿のようにハマる。
同じくミニゲームのトレードとは違い、主人公がミカエルでないと2、3回しかできないというのが悲しいが、
このためにミカエルを主人公に選択するプレイヤーも多くいるくらいである。
後、全てのマスコンを好きな時にできるわけでもない(ボスを倒さないと駄目とか)ので注意。
ちなみにこのマスコン、難度は結構高い。
最終決戦で敵を全滅させることができた人は自慢して良いほどだろう。


●もにか-あうすばっは【モニカ・アウスバッハ】
ロマサガ3の主人公候補の一人。ロアーヌ侯ミカエルの妹でお姫様育ち。
仲間キャラとしてはパラメータも微妙で加入するのも遅めで初期レベルも全部0なので使い勝手は悪いが、
主人公にしてパラメータを良いほうに調整すると無類の強さを発揮する。
ただしオープニングイベントが厳しいので少しは鍛えておかないと泣きを見る。
お姫様萌えの人に絶大な人気を誇り、レトロゲーム板にモニカ単独スレまで立てられている。
ローカルルール違反なのですぐ削除されるのだが、またすぐ住人の誰かが立てるといういたちごっこが続いている。
このためモニカ信者は悪質と思われており、アンチモニカも相当多い。
好きか嫌いかがはっきり別れるキャラ。

なお、彼女かユリアンのオープニングイベント中にモニカが日向ぼっこするシーンで、
「ポカポカ」と吹き出しが出現するが、本当に彼女が口で言っているのか、
ただの効果音なのかは謎である・・・


●ようせい【ようせい】
ロマサガ3に登場する仲間キャラクター。性別不明、年齢不詳の妖精。星は太白。
見世物小屋に捕まっているのを助けると、後々妖精の村で仲間にすることができる。
愛らしい見た目や名前とは裏腹に、かなり優秀な戦士。
特に槍の扱いはダントツで、自分より何倍もの長さがあるだろう槍を使い敵を貫き、薙ぎ倒す。
そんなようせいの弱点は、性別不明のために男女両方の敵から魅力攻撃を食らってしまうこと。
見切りがあれば問題はないが、もし魅力された場合、
自分より何倍もの長さがあるだろう槍を使い味方を虐殺します。
ちなみにラストバトル前のメッセージは、
「あんまりひどいことするとおしおきよ。」
非常に恐ろしい…もとい頼もしい言葉である。


●ゆきだるま【雪だるま】
雪国でよく見かけるオブジェクト。愛嬌があるためか、妖精として出てくることも多い。
特に女神転生シリーズでは、雪だるま姿のキャラがマスコットとして存在する。

追記:ロマサガ3にも仲間として登場。かわいいが戦力としては正直微妙である。
しかし一定の条件を満たせばその命と引き替えにあるボスを倒してくれるため、タイムアタックには必須のキャラと言える。
…と思いきや、仲間にするための手間が結構かかる(氷湖クリア、HP350以上、永久氷晶入手)ため、
実力で粉砕したほうが実際にはタイムが短く済むという罠。
とはいえ永久氷晶による熱・冷気完全防御やスタン無効は
防御性能として意外と侮れないものがある。
よくロマサガ3のゆきだるまは「さよならなのだ」というネタが振られるが
実際散る時にはそういう台詞はない。

追記2:雪だるまといえばロマサガ3を忘れてはいけない。
広義の意味では氷河の国の住人全てがそうなのだが、
通常は仲間になる彼だけを指す。「〜なのだ」の語尾が印象的で、
見かけによらず体術を中心とした戦闘力はかなり高い。そして何より、
彼を連れて四魔貴族の一人である魔炎長アウナスとの戦いで全滅した時のシーンは、
ロマサガファンなら語り継ぎたくなるほどの名シーンである。


●よんまきぞく/しまきぞく【四魔貴族】
ロマシングサガ3の四大ボス。アビスと呼ばれる魔界からの使者で、
古から人間界をしっちゃかめっちゃかにしようと企む魔神達。
人間界では仮の姿で君臨し、アビスではちゃんとした本体がある。
ゴルベーザ四天王のように個々に得意属性がある。

・アウナス…炎【朱鳥】を司る。通称魔炎長アウナス。
「宿命」に固執し他の三人とは別の風格を漂わせる。おそらく4人のリーダーなのだろう。
仮の姿は炎を纏い大鎌をもつ戦士で本体は炎を纏った老人。
ジャングルの奥にある火術要塞にアビスゲートを構える。

・ビューネイ…風【蒼龍】を司る。通称魔龍公ビューネイ。
貴族の中で唯一の女性型。空を飛び回り地上で生きるもの達を見下す嫌な女。
仮の姿は女性に様様な怪物達が融合している姿。
本体は亡霊が纏わりついた女性。コンビネーション攻撃を得意とする。
霧が深くて登れないタフターン山の頂上にある「巣」にアビスゲートを構える。

・フォルネウス…水【玄武】を司る。通称魔海侯フォルネウス。
実力1の猛者で台詞通りの強さを持つ。仮の姿は巨大な怪魚で
本体は緑の長髪でトライデントを持つ美青年。海中の宮殿にアビスゲートを構える。

・アラケス…地【白虎】を司る。通称魔戦候アラケス。
接近戦が得意だが4体のなかで最も組みやすい。性格は台詞から好戦的で残虐なイメージ。
アビスゲートも人間界最大の都市ピドナの中に作っちゃってる。
筋肉バカ?な感じだが実際頭を使った策略も得意とする。


●よん-まきぞく-ばとる/しま-きぞく-ばとる【四魔貴族バトル】
ロマンシング・サガ3の大ボス「四魔貴族」とのバトルで流れるBGM。作曲は伊藤賢治氏。
戦闘曲においてコアな人気を持つ伊藤賢治氏の曲目の中でも、特に高い支持を受ける戦闘曲である。
幻影の四魔貴族とのバトルで流れる「四魔貴族バトル1」と
真の四魔貴族とのバトルで流れる「四魔貴族バトル2」の2種類があり、
どちらも名曲ではあるが、どちらかというと1の方が人気のようである。

戦闘曲と言うと「激しく熱い曲調」というのが常識ではあったものの、
中世ヨーロッパ風の世界観のRPGで、激しくエレキギターをかき鳴らすメタル曲を
使用するというのは当時としては例に乏しく、多くのプレイヤー達のド肝を抜いた。
この曲で伊藤賢治ファンになったという人も少なくない。

☆関連語☆
戦闘曲 BGM


●らどむ【ラドム】
ロマンシングサガ3に登場するNPC。
主人公の一人、ロアーヌ侯ミカエルの部下。地位は将軍。
曲がったことが嫌いで部下からも好かれているが、ゴドウィン男爵が反乱を起こした際、
妻がゴドウィンの娘であるという理由でゴドウィン陣営につく。

ゴドウィン陣営との戦いはマスコンバットという、大軍を指揮して戦う特殊バトルで行われるが
このマスコンバットの第1戦は、ゴドウィンの雇ったゴブリンキングとの戦いとなる。
プレイヤー軍の倍の兵力を持っているため、システムに慣れていないとやや苦戦することになるだろう。
しかしその戦いの最中、突然、敵部隊を謎の騎兵部隊が襲う。
続いて伝令が届く。

「ワレラ ゴブリンニミカタスルモノ イッペイモナシ


 ラドム」


ラドムの援軍によりプレイヤー陣営は大幅に有利になり、一気に勝利を掴むことになる。
その後のラドムは特に登場シーンも無く、要するに序盤に登場する脇役の一人なのだが
上記の伝令イベントのインパクトが非常に大きいため、プレイヤーの間では認知度の高いキャラクターである。
演出の持つ影響力をまざまざと見せ付ける男。
なお、伝令が何故、電報風なのかは永遠の謎である。


●ろまんしんぐ-さ・が3【ロマンシングサ・ガ3】
SFCのサガシリーズ3作目。
システム的には2とほとんど変わらないが、細かいところが改良されている。
イベントの数はさほど多くはないが、戦闘システムの完成度はシリーズ屈指。
絶妙な難易度に美麗な演出、戦略性の高さなどにより今でも根強い人気を誇る。
また、トレードマスコンバットなどの凝ったミニゲームが人気。
しかし、2ほどではないがやはり難易度が高く、データも飛びやすかったため途中で投げたプレイヤーも数多くいる。
ラスボスも正攻法で倒すしかないため、ラストダンジョン突入時の戦力で倒せなかった場合泣く泣くやり直すことになる。



▼サガフロンティア


●あせるす【アセルス】
サガフロンティアの主人公の一人。
一度死亡したが、妖魔の血により半妖として蘇った。
人間と妖魔の特徴を併せ持つサガフロ最強キャラの一角である。
彼女のシナリオは結構ボツになったイベントが多い。
裏解体新書の表紙は彼女である。


●おーゔぁどらいゔ【オーヴァドライヴ】
ロマンシングサガ・ミンストレルソング、サガフロンティアに登場する術。
1)ミンサガ
水の合成術で、効果は場の時空を歪めてターンを強制終了。
止まった時の中を自在に行動する。(使用者5回連続行動)

2)サガフロ
時術、ただし使用には資質が必要。(ブルー編or時の君専用)
効果は時間を止め、術者が連続行動をする。行動回数は術者の能力により変化、最大8回。
ただし術の効果が終了するとJP・WP・弾数がゼロになるというデメリットがある。

どちらの場合も強力な術なのだが、
サガフロには『オーヴァドライヴ中に特定の術を使うと術が強制終了し、
デメリットなく行動回数が増えたままになる』というバグがあり
それを使うと途端にバランスブレイカーになる。5人で6以上の連携を出す事も可能になる。


●かーねいじ【カーネイジ】
サガフロンティア1のラスボスの一体である、ジェノサイドハートが使用してくる攻撃。
画面に「NO FUTURE」の文字が現れた後、本体から光線が放たれ、
それが周囲のディスプレイに反射されながら最終的にターゲットに命中する。
全体攻撃であり、ターンとターンの間に撃ってくるので防御不能、回避不能。
気絶の追加効果もある。
ジェノサイドハートが最終形態になると通常の攻撃としても使用してくるが、こちらは防御&回避可能。
それでも厄介な攻撃には違いないが、演出が秀逸であり、
効果音もスピーディーで聴いてて爽快なものであるため、人気の高い攻撃である。
なお、妖術ミラーシェイドで幻影を作っておけば光線の数が増えてさらに派手になる。
ラスボスを撃破したときも「NO FUTURE」の文字が現れるのでビビった人も多い。
名前の由来は英単語[carnage](「大虐殺」の意味)であると思われる。


●ぐれーともんど【グレートモンド】
サガフロンティアのリュート編におけるラスボス。
モンドという敵が操縦する巨大ロボットである。
5段階の形態をもち、名前も驚天→動地→威力→超神→魂と変わる。
それぞれの形態で別々にHPが設定されており、
そのHPは他のシナリオのラスボスが大体25000(形態変化してもHPは共有)なのに対して、
こいつは35000+35000+25000+55000+20000、合計17万というかなり高い数値になっている。

と、強そうに思えるが実はこのボスのみ戦闘回数によってHPが上昇しない。(他のボスは最大5倍まで上昇)
更に1〜4段階目はHPをその段階の半分まで減らすと次の形態へと変化する。
つまり実際に与えるダメージは約半分で済む。
反射技を用意するのが大変だが、
最終形態で使ってくる技を反射させると1発で倒せるダメージ(20000以上)を与えることができる。
極めつけは『シナリオ開始から初めて戦う相手』にする事ができ、そのまま倒してクリアすることも可能。
という何とも情けないラスボス。

ただし4・5段階目で使ってくる必殺技が直撃すると、極限まで鍛え上げたキャラでもほぼ即死する。


●さが-ふろんてぃあ【サガフロンティア】
スクウェアから発売された、サガシリーズ7作目にしてPS初の作品。
今作ではリージョンという独立した領域が点在する、バラエティ豊かな世界となっている。
それに合わせて存在する種族も、人間、妖魔、モンスター、メカなど幅広い。
これはGB版サガ2「秘宝伝説」の設定をほぼそのまま採用したものであり、古参ファンにも受けがいい要因の一つである。
しかし、中世風の世界を舞台にしていたロマサガシリーズとは世界観が違いすぎたためか、
ロマサガから入ったプレイヤーには敬遠されがちな面もある。

戦闘では連携システムが採用され、エフェクトも豪快になり、戦いの爽快感が一段と増した。
反面、連携システムによって敵に与えられるダメージがインフレ化し、
ボスもだいぶ弱く設定させられた(バトルプログラマーが嘆くほど)ため戦闘がヌル過ぎるといった声も少なくない。

シナリオ面ではロマサガ1、3と同じく、複数の主人公の中から一人を選択する仕様だが、
これまでのサガシリーズとは違い、主人公によってシナリオが完全に異なる。(ラスボスも違う)
シナリオによって難易度も違うため、初心者がいきなり難しいのを始めてしまいハマリに陥ることもある。
特にクーン編やアセルス編などは難しいのでやめたほうがいい。諸事情でブルー編もやめたほうがいいかも。


●さが-ふろんてぃあ-うら-かいたいしんしょ【サガフロンティア裏解体新書】
解体新書の続編的な攻略本。
攻略本といってもこちらはタイムアタックなどやりこみ的な攻略法の紹介のほか。
ヒューズを主役にしたパロディ小説や用語集などバラエティに富んだ内容となっている。
解体新書と合わせてサガフロファンのバイブル的存在だが、こちらにも間違いがあったりする。


●さが-ふろんてぃあ-かいたいしんしょ【サガフロンティア解体新書】
アスペクト社より発行されたサガフロンティアの攻略本。
サガフロファンに取ってはバイブルとも言える存在・・・が、アイテムや術などの説明などにいくつか間違いがあったりする。


●じごく【地獄 (サガ)】
サガフロンティア ブルー編のラストダンジョン。
ミサ曲風のBGMが流れ、天使が飛び回る光溢れる雲海、と一見して天国そのものだが、
天使に接触すると戦闘に突入し魔物の本性を現す。そのギャップに驚かされる。


●じょうきゅう−ようま【上級妖魔】
サガフロンティアにおいて、一部の妖魔が持つ(というかメサルティムだけが持っていない)
隠しステータス。
下級妖魔は上級妖魔に逆らう事が出来ない、という設定なため
下級妖魔系モンスターは上級妖魔に対して本来の数分の一しかダメージを与える事ができない。
しかし、たとえ妖魔の居城であっても妖魔系モンスターがゴロゴロしていたりする訳でも無く
やられる前にやれが基本のこのゲーム、雑魚戦では死なない程度の防御さえあれば十分で
長期戦が予想されるボス戦は大抵上級妖魔が相手なために関係なかったりと
意外とあっても無くても変わらなかったりする
唯一の例外はエミリア編のラスボス戦。
ラスボスであるにもかかわらず、何故か下級妖魔に設定されている上に、エミリア編では最大5人もの上級妖魔が仲間になるため
全ラスボスの中でも圧倒的な低難易度を誇るのだ。
ちなみに、味方の下級妖魔(というかメサルティム)が敵の上級妖魔に攻撃してもダメージが下がる事は無い


●だーく-ふぇにっくす【ダークフェニックス】
サガフロンティアのボスキャラ、メタルアルカイザーが放ってくる技。
ラスト直前なだけあって威力が高く、また大変格好良い。
この技を喰らった後、アル・フェニックスを使うとより強力な真アル・フェニックスが習得できる。
ダークフェニックスを喰らったら、ヒーローらしく新必殺技で決めるのが美しいだろう。

たった一発でガス欠でも起こしたのか、以降は普通の「キック」で代用している姿が哀愁を誘う。
メタルアルカイザー、お前は強かったよ・・・。しかし、間違った強さだった・・・。


●てぃーにろくまるじー【T-260G】
サガフロンティアの主人公の1人。元は宇宙戦艦のメインコンピュータだったが、
大破して星に落ちる。所属する文明も敵対する文明も滅び去った後、スクラップになっていたところを
タイムという少年に掘り起こされ、酔っ払い剣士と一緒に任務を思い出す旅に出かける。
主人公に選んだ時の特典として、ボディの換装を行うことができるのだが、
最終的に手に入るオメガボディの必殺技は「V-MAX」という。どこかで聞いた方もいるだろう。
実は懐かしのロボットアニメの主人公機の必殺技…だったのだが、そのアニメがサガフロ発売約一年前に
スパロボに参戦、同年にそのスパロボのファンディスクが発売。
さらに技名だけでなく、青い光を纏った連続体当たり、使用数ターン後にステータスのダウンと
演出面まで某ロボットと同様であったため、ファンから多数の突っ込みを受けた

☆関連語☆
メカ ロボット


●ひかりのけん【光の剣】
サガフロンティアに登場する上位陽術。習得には資質が必要。
効果は光の剣を作り、装備するというもの。
作り出された光の剣はその戦闘中のみ使用可能。

剣を使うタイプだと技の達人になれなくなってしまったり、
術を使うキャラは物理系の能力を鍛えていなかったりするので微妙な術。
と思いきや実はこの術はかなり有用だったりする。
・光の剣を装備すると全パラメータが上昇する。
・ディフレクト(自分と近くの仲間への単体物理攻撃を一定確率で無効化)がノーコストで発動。
・更に剣での攻撃を選択していなくてもディフレクトが自動発動。
・光の剣の攻撃力は剣の中で最強。
と、とりあえず術を使っておくだけでも十分な性能をもつ。

強いて欠点を挙げるとするなら、上述の技の達人になれなくなる事と、
装備すると能力が上昇する事による戦闘後のヒューマンのパラメータが上がり難くなる事だろうか。
が、オーバードライブやシャドーサーバントみたいな凶悪な術の影に隠れる印象。
光なのに影の薄い術である。


●ひゅーず【ヒューズ】
サガフロンティア8番目の主人公……になるはずだった男。
都合により彼のシナリオはなくなってしまった。出番を削られた不遇なキャラ…のはずだったのだが、
そのことが原因で「裏解体新書」というマニアックな攻略本の小説で主役に抜擢。
荒唐無稽で波乱万丈な刑事としてリージョン界をかき回し、ファンから人気を得た。
人気の出る過程が特殊な珍しいキャラ。


●ひゅーず-の-くれいじー-そうさにっき【ヒューズのクレイジー捜査日誌】
サガフロンティア裏解体新書にて掲載されたヒューズが主役の小説。
ゲームの内容をほとんど詰め込んだパロディ的な内容である。
ネット上でのサガフロ二次創作小説の多くはこれの影響を受けていると思われる。


●ぶるー【ブルー】
サガフロンティアに登場する主人公の一人。
マジックキングダム出身の魔術師であり、生まれながら双子の兄弟ルージュと殺し合う命を与えられてる。
表向きは物腰柔らかいが、本性は冷徹かつ狡猾で仲間も利用するかしないか程度にしか見ていない。

術の資質を集め、ルージュと戦うことがおおまかなストーリーの流れなのだが、
どの資質を集めたかによってブルー編最大の見所、ルージュとの一騎打ちで難易度を左右することになり、
持っている術をどう上手く使うがが勝利への鍵となっている。
この戦闘に勝利すると心術、妖術を除く全ての術を一気に修得し、一気にバランスブレイカーに生まれ変わる。
ちなみに敗北すると主人公がルージュへと変わり、ブルーは消滅してしまう。(ストーリーに変化はない。)

そして勝利するとスタッフロールと共に感動のEDに・・・
へは行かずマジックキングダムへ帰還し、寺院の目的と真実を知ることがラストへの流れになっている。
その衝撃(?)のエンディングはファンの中では様々な物議を催した。
攻略本の「裏解体新書」の小説では可能性の一つとしてルージュが勝利した場合のエピローグが描かれている。

ちなみにブルーは他の主人公を選んだ場合ほとんど姿を見せることがない。
そんな彼もレッド編のみ登場し、利害の一致で一時的に手を組みかけるがとある理由で一蹴する。
その理由とは「お前の名前が気に食わん」

☆関連語☆
地獄


●めいれん【メイレン】
サガフロンティアに登場するヒューマン。
最初から陽術を覚えており、回復の術もあるためサポート役として重宝する。
クーン編では序盤から(強制的に)仲間になり、
ストーリーに深く関わってくる人物であるため育てる人も多いだろう。

しかし、シナリオの最後の最後、
ラストバトル直前になってパーティーから抜けるというとんでもないことをしでかしてくれる。
シナリオ途中で「この女を信用すると痛い目にあう」という忠告があるにはあるのだが、
あんまり信用できなさそうな敵からもらえるヒントであるため、スルーしていた人も多く、
まさかこんな最悪のタイミングで裏切ってくれるなんて…とは誰もが思ったであろう。
ちなみに、彼女に抜けられたあとは町に戻ることはできない。
雑魚との戦闘でレベルアップもできない。当然買い物もできない。
セーブ済みだった場合、そのままの状態でラスボスと戦うしかなくなる。
どう頑張っても勝てなかったらもう一度最初からやり直しである。

とりあえず彼女の力を借りなくてもいいくらい主人公たちが強くなったら、
メインパーティーから彼女をはずして別のキャラを育てるようにするといい。
メカなら装備さえあればそれなりに強化できるため楽。


●めたるぶらっく【メタルブラック】
サガフロンティアのレッド編に登場する、ブラッククロス四天王の一人。
メカでありながら武士(もののふ)の心を持っている。
武士らしく正々堂々と戦おうと、敵であるレッド(アルカイザー)に四天王の情報を教えたり、
「傷ついたお前を倒しても最強の証明にはならん」と、戦闘になる前に回復してくれたりする。
戦うたびに強化改造され、最終的にはアルカイザーの戦闘データを取り込んだメタルアルカイザーとなり、
アルカイザーの必殺技をコピーした技を繰り出してくる。
アル・フェニックスのコピー技であるダークフェニックスを使われたあとに、
こっちがアル・フェニックスを使うと最強必殺技として真アル・フェニックスを閃くという熱い展開がある。

・・・メタルアルカイザー
お前は強かったよ
しかし間違った強さだった

と、倒したときアルカイザーが彼を褒めるセリフがあるが、
いったいどういう方向に間違っているのだろうか。
武士の心を持ちながらなぜか麻薬作りに精を出していることか、
負けたからといって相手を道連れに自爆しようとしたことか、
相手が5人にもかかわらず1人で無謀にも戦いを挑むことか。

☆関連語☆
連携 さあ、回復してやろう


●ようま【妖魔】
サガフロンティアに登場する種族の一つ。
他の作品では魔族などが当てはまると思われる。
基本的に人間に近い容姿を持ち、青い血が流れている。
上級、下級といった階級的区別があり、人間社会のそれより厳しく、
上級妖魔の怒りにふれた下級妖魔は、存在を消されてしまうと言われている。
また、基本的に(外見的にはともかく)性別というものがないらしく、
それでいて美形とのことで腐女子達の格好のネタに・・・・・・


●ようまぶぐひょうい【妖魔武具憑依】
妖魔武具である剣、小手、足具にこれで倒したモンスターを封印すること。
固有の能力を使用することができ、能力値もアップする。
妖魔は基本的にHPと魅力以外の能力値が上がらないため、これで上げることとなる。
この能力を使うか否かが、主人公の一人であるアセルスのED分岐条件の一つである。

●りーじょん【リージョン】
サガフロンティアの世界はワールドマップがなく、
各町やダンジョンはそれぞれ別個の世界として存在している。その個々の世界を表す言葉。
各地域はリージョンシップと呼ばれる乗り物によって移動できる。
東南アジアの遺跡、近未来のホテル、刑務所、不思議空間、妖魔の城など
全く世界観の違う場所同士の空間を矛盾なくつなぐことが可能なため
7人の主人公が存在するこの作品においてシナリオに多様性を持たせることに一役買っているが
その無節操さゆえ世界観の放棄ではないかという指摘を受けることもある。


●りゅーと【リュート】
PS用ソフト「サガフロンティア」で選択できる主人公のうちの一人。
際立った才能はないが不思議な魅力を持つ青年。
25歳まで親のすねをかじりながら暮らしきたが、自立するためにふらっと旅立つ。

彼のシナリオの特徴は、フリーシナリオを謳うサガフロの中でも極端すぎるほど自由度が高いことである。
それこそ進み方次第では「OPイベントの数分後にラストダンジョン」へ到達することもできる。
また彼がメインパーティから外せる唯一の主人公ということもあり、
戦闘回数1回(ラスボス戦)だけでクリアするなんてこともできてしまうのだ。
(事実そうやってクリアする方法も攻略本に記されている)

また、スタート地点のすぐ近くに強敵が出現するマップがあり、
しかも何の警告もなしに普通に出入りできるため間違って迷い込んでしまい
開始後5分で全滅してタイトル画面を拝む羽目になったという人も続出。
そのあまりにも自由すぎるシナリオは賛否両論ではあるが、これもサガ、と愛されている。

ちなみに人望が厚いことで有名な劉邦や劉備玄徳がモデルらしい。
スレでは名前やその生い立ちから「ニート」の愛称で親しまれている。


●るーじゅ【ルージュ】
サガフロンティアに登場するキャラ。ブルーの双子の兄弟でブルー同様術の資質習得と兄弟の抹殺を命じられている。
暖色系の名前のとおり物腰が柔らかい良い人なのだが、ブルーの性格を考慮すると胡散臭く感じるという見方もある。

ブルー編では終盤でボスとして戦うこととなり、ブルーが習得した術によって使う術が変わる。
ブルーが負けてしまうとルージュに吸収され、ステータス的にはかなり弱体化する。
だがLPの最大値も変化する(=回復する)ため、デメリットのみというわけではなく、これ目当てにわざと負ける人も多い。

術の修行のため世界を回っているので、術を覚えられる種族の主人公では普通に仲間として加えることができる。
たとえ術関連イベントをすべてスルーしても何の文句も言わずついて来てくれる。
術師としてはかなり優秀なので特にこだわりがないなら入れておいたほうが良いだろう。
術を習得できない主人公だとスルーされますが。

ラジアータのように片方のEDを見てもう一方がグッドEDだと思った人もいそうだが、実際はどちらでも同じED。
ちなみにブルー編の一騎打ちで敗北し、クリアするとデータにはルージュとしてカウントされる。
また「裏解体新書」の小説ではルージュが勝った展開で話が進むなどかなり優遇されている。面白いからいいけど

補足:ブルーは終盤まで(心がわかれているので)心術の資質を得ることは出来ないが、ルージュは可能。
ルージュのほうが人間的に優れているから・・・ではなく単純な設定ミスだそうな。ほかにも設定ミスが多いキャラである。

☆関連語☆
地獄 ヒューズのクレイジー捜査日誌


●れっど【レッド】
サガフロンティアの主人公の一人。
本名は小此木烈人(おこのぎ れっと)と思いっきり日本人名。
そしてサガシリーズ唯一の、種族「ヒーロー」のプレイヤーキャラ。

オープニングで悪の組織ブラッククロスによって父を拉致され、母と妹が殺され、
(母と妹は死んだということになっているが、実は生きてて、ラスダンで再会するというお約束がなされている。)
レッド自身も殺されかけるが、突然現れた謎のヒーロー・アルカールに助けられ、
アルカイザーというヒーローに改造される。(改造された理由は「これしか助かる手段はないから」。)
と、もはや疑いようもなく某ライダーの影響を受けまくった設定である。

ちなみにレッド編設定担当の桑田浩之氏も、攻略本のインタビューで
「僕は今年で30なんですが、僕らの世界が見てきたヒーロー物の”お約束”を、
とにかくいろいろつめこんでいます。」と語っている。

ヒーローの特性で、戦闘中にアルカイザーに「変身」することができ、
その際は非常に強力な戦闘性能を得ることができるのだが、
(他人に正体を見られてはいけないので)メカ以外の仲間が見ている前では変身できない。
そのため、その恩恵を受ける機会は限られてしまう。
とはいえほとんどのイベントバトルでは強制的に変身して闘うことになるため、
使い勝手が悪いわけではない。

なお、レッド編以外で彼が登場することはない。
これはヒーロー=主人公でなくてはならない!という「お約束」なのだろうか。



▼サガフロンティア2


●あにま【アニマ】
サガフロ2に登場した用語。
生物、無生物、全ての物にあるもので、術を使うために必要となる。
これが弱いために術が使えない人間は軽蔑される運命にある。
また、生まれつきこれがないという人間は非常に珍しい。
綺麗、汚いの区別があるらしい。

補足:サガフロ2のアニマは万物に宿っており、それだけアニマの種類があると思われがちであるが、
実際には「アニマ」は一種類しかない。
実際には、アニマを宿す存在が触媒の役目を果たしてその性状を変えているに過ぎない。

補足2:アニマとはラテン語で魂の意味。
アニメーションやアニマルも同じ語源である。

☆使用例☆
そこらへんの石ころにさえ___はあるのだぞ!あれは石ころ以下だ!!


●うぃる・ないつ【ウィル・ナイツ】
サガ・フロンティア2の裏の歴史の主人公。正式名はウィリアム・ナイツ。
職業はディガー。簡単にいえば遺跡から宝物を発掘するというのが仕事。
親の仇でもある、エッグと呼ばれる呪物と対峙していくことになるのだが、
エッグは簡単に消滅するものではなく、結局彼は生涯エッグを追うことになる。
初登場時は15歳だったのだが、孫娘ジニーとともにエッグとの最後の戦いに出た時はなんと85歳であった。

その時は老齢ゆえに若い時より多くの能力がマイナス補正されており、
大抵のプレイヤーの場合、ウィル自身はエッグとは戦わせない(手下のボスと一騎打ちさせられる)が、
彼とエッグとの因縁の深さから敢えてラストバトルに参加させる人もいる。
(彼の両親だけでなく、叔母のニーナ、仲間のコーデリア、息子のリッチなどがエッグと関わることで命を落とした。)

☆関連語☆
ギュスターヴ


●えっぐ【エッグ】
サガフロンティア2のラストボス。
その名前は核をなす呪われたアイテムが卵のような外見であることに由来し、
やはりサガシリーズの例に漏れず手強いラストボスである。
まずラストダンジョン途中の中ボスを何体か倒しておかないと変身する形態が増える上に、
形態によっては致命的な攻撃を繰り出してくるので倒す中ボスの選択には要注意。
しかしこの敵の真の恐ろしさはほぼ毎ターン味方全体のLP(生命力・ゼロになると回復不能)
を削る攻撃を仕掛けてくることにあるといえる。それだけでも十分に脅威だが、

・ラストダンジョンから脱出不能でダンジョン内には回復ポイントが一切ない
・強敵との連戦に次ぐ連戦でパーティ全員のLPが減少していることが多い
・LPを回復するアイテムは非常に限られており、LPダメージを防ぐ装備も貴重品である
・もちろんショップなどもなく預けたアイテムの取り寄せもできない
・よりによって最後の主人公のLPが低め(主人公のLPゼロ=ゲームオーバー)

という数々の悪条件があり、ラストボス以外にはLPダメージをメインに攻撃してくる敵がいないため、
何の対策もせずにダンジョン最奥部まで突き進み最後は途方に暮れたプレイヤーも多い。(合掌)
入念な対策を施せば勝利は決して遠くはないが舐めてかかると苦戦は必至、という見本のような敵である。

追記:さらに恐ろしいのは、形態チェンジした後に本体が戻ってきた時、HPがある程度回復するから
味方の攻撃力が低いとじわじわと削り殺されることか。


●ぎゅすたーう゛【ギュスターヴ】
サガフロンティア2の表の歴史の主人公。
正式にはギュスターヴ13世。
フィニー王国の嫡子として生まれながらも、アニマを持たなかったために母親共々王宮を追放される。
自分を「人間のクズ」と自虐するほど卑屈な少年時代を送っていたが、
当時蔑視されていた鋼鉄製の武器に着目。
術が使えない点を、圧倒的な威力を誇るこの武器でカバーすることで
勢力を拡大し、ついには一大帝国を築いた。
しかし、遠征先で謎のモンスター軍団に襲撃されて炎の中に消えた。
史実では彼はここで死亡したが、遺体が見つからなかったために、
のちに彼の子孫を名乗る偽者を多数出現させた。
ギュスターヴが鍛え上げた鋼の剣は、長い年月を経て彼の妹と親友夫婦の孫に受け継がれ、
世界最悪のクヴェルであり、裏の歴史ウィル編のラスボスでもあるエッグを破壊した。

母ソフィーとのやりとりや弟との和解場面は、ゲーム中でも屈指の名場面であり、
RPGで格好よい主人公として名前が挙がったりと、現実世界でも人気が高い。

☆関連語☆
人間なのよ、ギュスターヴ!!


●きんぞくせいひん【金属製品(サガフロ2)】
サガフロンティア2に登場する装備品。シナリオにも関っている。
宝として落ちている事は滅多になく、ショップで購入して入手する場合が殆ど。
特徴として同時期に入手できる普通の装備品よりも攻撃力・防御力が高めである。
更に武器の場合、いくら使っても壊れる事が無い(耐久力が∞)。

しかし、大抵のプレイヤーはこれを使う事はあまりない。
その理由は『金属はアニマを妨げる』という設定通りの仕様がされていて、
・装備すると術ポイント(最大値&自然回復量)にマイナス修正がかかる
・金属防具は術力補強が0(術力補強=最大術ポイントに応じて全防御に加算修正)
・術力阻害という隠しステータスがある(攻撃術はもちろん味方の回復術も効果が落ちる)
となっている。

精々耐久力が∞であるのを利用して熟練度強化の時に使われる程度だろう。


●ぐすたふ【グスタフ】
サガフロンティア2に登場するキャラクター。
ギュスターヴの剣とファイアブランド、世界最強(と言われている)2本の剣を継承する。
しかし、その2本の剣が固定装備となっているため、他の武器や盾を装備できない。
しかも、ファイアブランドが術能力を強化するがギュスターヴの剣が術を阻害するという最悪の相性。
さらに、それらの剣よりも攻撃力の高い剣がある。当然グスタフは装備できない。
とはいえ術で戦うキャラではないし、ギュスターヴの剣が十分強いため戦力的には問題ない。
ただ、主人公ではないため二軍送りにすることはできる。

ちなみにグスタフは偽名で本名はギュスターヴ15世
フィニー王家の人間であるが、父の死後家宝のファイアブランドを持って出奔、冒険者となっていた。
出奔後叔父のチャールズが戦死したため、彼が最後のフィニー王家継承者である。
元王族で、EDでもオイシイところを持ってっちゃったりするキャラだが
特筆すべきはその髪型。一言で言うならばまるで羊の角。

恐らくスクウェアのゲームで最も変わった髪形のキャラだと思われる。


●こーでりあ【コーデリア】
サガフロンティア2に登場する女性キャラクター。愛称はコーディ。
主人公ウィルの初めての冒険に付き合い、その後も彼と行動を共にするが、
ウィルの両親の敵であるアレクセイという男の一味に潜入した際に
彼の部下から暴行を受け瀕死の重傷を負い、最後はウィルの腕の中で息絶えた。享年18歳。
三つ編みに赤頭巾という可愛らしい容姿と、上記のような悲劇的な展開のために、
サガフロ2の登場人物の中でもトップクラスの人気を誇る。
そのためか、攻略本「アルティマニア」に収録されたオリジナル小説においても
非常に重要な役回りを演じることになった。
いちおう彼女を生存させるルートも存在するが、アレクセイ一味に潜入した際に死亡するのが正史とされている。


●さうすまうんどとっぷ-の-たたかい【サウスマウンドトップの戦い】
サガフロンティア2 ギュスターヴ編最後の戦いにしてこのゲーム最大の難所。
普通の戦闘ではなく、このゲームで度々発生する戦略シミュレーション形式の戦争ゲームなのだが、
最後の戦いなのにそれまでと違い強力な技や装備を持つプレイヤーキャラが一人も存在せず、
こちらの戦力として使えるのが敵に能力で劣る汎用ユニットだけである点、
敵のみがこちらの兵を一撃で葬る凶悪なユニット「鉄鋼兵」を3人も所持している点、
敵が兵を補充するためリーダーのみを撃破する戦法をとりづらい点などから
同ゲーム中屈指の難易度を誇る。
しかし攻略本にある8ターン耐える戦術の方を取ると驚くほどアッサリと勝ててしまう。


●さが-ふろんてぃあ-2【サガフロンティア2】
故スクウェア社から発売されたサガシリーズ8作目にしてPS第二作。
前作とは打って変わって水彩画風の絵になり、ちんちくりんだったキャラの頭身も上がった。
閃き連携といったシステムは前作から引き継いでおり、新たに行動順システムやロールシステム、
デュエルが加わって戦術の幅が広がり、それだけ戦略性を求められる奥の深いゲームとなった。
と書けば聞こえはいいのだが…。
前作ファンからは「エフェクトが地味」「連携つながらないのが許せない」「今さら何この世界観」
初心者からは「難易度高すぎ」「術の使い方わからん」「町に帰らせろ」「せっかくキャラ育てたのに離脱された」
と、残念ながらどちらの受けも悪かったが、その一方で熱狂的ファンも誕生した。

また、シナリオ面でもサガシリーズの特徴であるフリーシナリオを廃して、
2人の主人公「ギュスターヴ」と「ウィル・ナイツ」による表と裏の歴史を展開するシナリオになっている。
これも「フリーシナリオじゃなくて糞」と叩かれる一方で、「シナリオはシリーズ最高」「台詞が神」と、評価されている。

ついでに音楽面でもこれまでの担当だった伊藤氏から浜渦正志氏へ変更され、この点でも
「イトケンじゃねーのかよ」と「音楽サイコー」という真っ二つの評価に分かれた。

この両極端な絶賛と批判の評価。これも いきものの サガ か・・・・。


●じにー・ないつ【ジニー・ナイツ】
サガ・フロンティア2、裏の歴史の最後の主人公。本名ヴァージニア・ナイツ。
エッグに関わったナイツ家としては、ヘンリー、ウィル、リッチに続く最後の一人となる。
リッチ(父)を生まれる前に亡くし、それが原因で祖父(ウィル)に箱入り娘状態で育てられた。
が、外への興味はあり、14歳の時にウィルの後をこっそりとついていき、そのまま密航→他の人に保護される。
その後、エッグとの最後の戦いに巻き込まれていくことになる。
基本的に元気、天然、お転婆という娘さんなのだが、台詞が少なめなためか、あまり活かされていない。
最後のエッグとの決戦では必須メンバーなのだが、LP(生命力)が低めで、
エッグはそれを突いてくるために大苦戦することも。
ちなみに、最終メンバーの中にはグスタフ(ギュスターヴ15世)も混じっていて、
言わば表と裏の歴史の総戦力ともいえる編成となる。
主人公なのにリアル人気が微妙に低めなのは、他に魅力的なキャラが多すぎるせいだろう。


●しょうさつ【焼殺】
サガフロンティア2に登場する術の一つ。
序盤から(下手すれば第一戦目で)習得可能にもかかわらず
・威力が高い(熟練度ゼロのキャラが使っても1000前後のダメージが出る)
・即死効果付加(しかも発動率は高い)
・連携に組み込みやすい
とかなり便利かつ強力な術で最序盤からラストバトルまでずっとお世話になる。
また、この術は合成術といって
使用にあたり複数のアニマ(魔法に必要な元素のようなもの)が必要になるが
この術に必要なのは序盤からよく手に入る
火、木、石の三つなのでそろえるのは楽である。
ただ、上記のようにこの術の性能が高すぎるため
他の単体攻撃の術の存在価値がコレクション以外ほとんど無いという惨状になっている。

☆関連語☆
サガフロンティア2 アニマ 合成術 即死魔法


●たいらー【タイラー】
サガフロンティア2に登場するキャラクター。
忘れられがちだが職業は主人公・ウィルと同じくディガー。
ウィルの初めての冒険中に知り合い、以後行動を共にする。
一番の特徴は何と言ってもモヒカンヘアーの髪型であろう。ウィルも初めて見た時は野盗かと身構えたほど。
そんないかつい見た目通りに戦闘では頼りになる存在。斧と獣の資質を持っているのも見た目で納得できる。
性格は見た目とは逆に温厚。
エッグの事で少々突っ走り気味のウィルが立てた作戦でも自ら危険な役割を買って出た。
毒舌なナルセスでさえ「男の中の男」と賞賛しているほど。
まさに『頼れるアニキ』である。
最大の謎は何故そんな素晴らしいキャラが奇抜な髪型をしているかという事だろう。


●たましいのうた【魂の歌】
サガフロンティア2に登場する炎の合成術。
効果は味方全体に音波属性で「物理攻撃アップ+HP自動回復」という強力なもの。
攻略だけでなくやりこみでも非常に重宝するのだが、実はこの術、サガフロ2の鬼門なのだ。
習得には強い敵と戦う必要があるのに加え、デュエルによる合成が不可能。
よって、戦闘終了後に学習するしかなく、その難度も最高である。
極めつけに、そもそも「学習可能なキャラ」が少数だけ設定されており、
そのことは攻略本でも解説していない…
まさかそんな裏条件があるとは知らず、セオリー通りに資質持ち高レベル術師で頑張ってしまい、
何周やっても覚えらなかった人も多い。
一筋縄ではいかないところがいかにもサガ。


●でぃあな【ディアナ】
サガフロンティア2の仲間キャラクター。
北大陸の開拓民であったが、村がモンスターに荒らされ、途方に暮れていたところで(この時点での)
主人公リチャード(リッチ)・ナイツに無理矢理冒険に連れ出される。

戦闘経験などないはず(なぜか剣レベルは1だが)の農民の女性を
いきなり連れ出すのはどうかと思うのだが、
驚いたことに凄まじい戦士としての才能を秘めている。

・得意武器3つ(仲間キャラクター中同率最多)
・ターンごとの回復技ポイント5(仲間キャラクター中最大)

このゲームの戦闘イベントのある71年間の歴史の中で多くの戦士が登場するなかで最高。
100年に一人の逸材と言っていいかもしれない。
本当になぜこんな才能が農家から生まれたのだろう……。

が、残念なことにこのキャラクターは1イベントにしか登場しない。
成長させるだけ無駄である。非常にもったいない。

ちなみに、その後もリッチと交流を続けた結果、できちゃった結婚。
生まれた子供のヴァージニア(ジニ―)の得意武器や回復術・技ポイントなどは、
ディアナとリッチを足して2で割ったように思えなくもない。


●てっぽうだま【鉄砲玉】
サガフロンティア2のギュスターヴ(15歳)の所持ロール。
セットすると、セットしたキャラの行動開始の早さが1.2倍になる。


●でゅえる【デュエル】
サガフロンティア2に搭載されている戦闘システム。
複数対複数の通常戦闘と違い、味方一人対敵一体という対決方法がとられる。
このシステムの特殊な点は「斬る」「ためる」「けん制」などのコマンドを
1ターンに4つ入力して行われる点で、通常戦闘のアーツや術を選択して発動するものとは大きく異なる。
デュエルでアーツを発動したい場合、決められているコマンドを入力する必要がある。
(例:切り返し→けさ斬り、けさ斬り。ヨーヨー→集中、ためる、ためる、投げる。など)
「ためる(攻撃力UP)」などのコマンドを単発で組み込むことによって、技の攻撃力を高めたり、
「身を守る(回避、防御率UP)」を組み込みながら回復術を使用するなど、戦術面もなかなか奥が深い。
ただし上記のルールは敵にもしっかり適用されるため、油断していると手痛い仕打ちを喰らう可能性もある。
また、この戦闘ではサガお馴染みの「閃き」が発動せず、
代わりにこのコマンド入力で未得の技を「編み出す」ことができる。
アーツが発動する際のコマンドが完成していくシャキン、シャキンの効果音に、
閃く時のピコーン!の効果音とはまた違った快感を覚えたプレイヤーも少なくはないはず。
しかしこの要素によって閃きの機会、有意性が減ったという意見もあり全てが好意的に取られているワケではない模様。

戦闘が終了してもHPが25%程度しか回復しないサガフロ2では、
戦力に余裕のあるキャラを出して、他のキャラを安全に回復させることができるのだが

・一人しか戦闘に参加できないため、参加してないメンバーは成長しない。
・合成術の中にはデュエルで使用できない物も存在する。
・参加したキャラのHPが0になると強制的にゲームオーバー
・そもそもルールを知らないと技が一つも出せない。
などのデメリットもある。

だが通常より敵のレベルが高く設定されてることを利用し、道場としてアーツ拾得に貢献したり
所狭しと走り飛び回る戦闘はスピード感溢れ、
キャラクターや武器も専用のグラフィックに切り替わるため、細部まで描かれてたりと見所も多い。
ちなみに戦闘勝利ポーズも、それぞれのキャラ専用のポーズに変わっている。

☆関連語☆
アスラ道場


●なるせす【ナルセス】 サガフロンティア2のウィル・ナイツ編に登場するキャラクター。

作中、というかサガシリーズ全体を通して屈指の毒舌キャラ。
台詞をいくつか挙げると、

「その小娘も一緒なのか?私一人で十分なのにな」
「(経験が豊富な)ようだ、ではない。豊富なのだ」
「無謀なことをすれば勇気の証明だと思ってるのか、ガキめ」

等等、言葉の端々から自分の実力に対する絶対の自信を持っていることが伺える。
事実彼は術士らしく多くの術の資質に恵まれ、
序盤から強力な術をどんどん覚えていき、戦闘でも大活躍する。

ややツンデレの気質もあり、
特にウィルに対してはあれこれ説教しながらも世話を焼きたがる傾向がある。
暴走しかけたウィルを叱り飛ばすことができるのもこの人ならでは。

後年は「生命の木の種」により延命術の研究に没頭。
70代であるにも関わらず、初登場時と大して変わらない姿を披露した。
没年は攻略本では特に定められていないが、設定資料集によれば100歳まで生きたとされている。

ちなみに寒さが苦手らしく、寒冷地の冒険に誘われた時はなかなか首を縦に振らなかった。
(結局途中まではついてくるのだが)

余談だが、この作品の人気キャラであるにもかかわらず、
攻略本であるアルティマニアには彼の公式イラストは載っていなかった。
(後にタイラーと共に設定資料集に掲載された)

☆関連語☆
サガフロンティア2、ツンデレ


●にんげんなのよ-ぎゅすたーヴ!!【人間なのよ、ギュスターヴ!!】
サガフロンティア2の表の歴史の主人公ギュスターヴの母ソフィーが言い放った言葉。
同時にこの作品屈指の名セリフとして、ファンから支持されている。
ソフィーの意志の強さ、母としての愛情の深さが表れたこの一言に切なくなった人は多い。
このセリフが出てくるやり取りは以下の通り

街の草花や小鳥にギュスターヴがイタズラしているところにソフィー登場
→抵抗できない弱い者をいじめるのは恥ずべきことだと説教
→自分は術もアニマもない人間のクズなんだ!と自虐するギュスターヴ
→直後ギュスターヴに平手打ち、鳥が飛んだり花が咲くのはアニマの力ではないと諭す
そのあと上記のセリフをギュスターヴに話すという流れになっている。
ちなみに正確には「術が使えなくても、あなたは人間なの。人間なのよ、ギュスターヴ!!」である。

※この世界では金属製品以外の万物にアニマが宿っており、ギュスターヴは王族の嫡男として
生まれながらも、アニマを持たずに生まれたために国を追われ、異端者扱いされている。


●にんげんのくず【人間のクズ】
サガフロンティア2の表舞台主人公、ギュスターヴ
城から追放されて荒んだ生活を送っていた12歳のある日、
移住してきたグリューゲルの街の花壇を荒らしたり、
鳥達に石を投げたりしていたときに、それを叱った母ソフィーに対して
「どうせ僕は、術もアニマも持たない人間のクズなんだ!」
と言い放つ。
ちなみにこのあとソフィーがギュスターヴの頬を打ち
プレイヤーの心に残る名台詞を残してくれる。


●ぬヴぃえむ【ヌヴィエム】
サガフロンティア2の登場人物。
ギュスターヴ、ケルヴィンと大陸の覇権を争ったオート侯カンタールの娘。
ナイツ編の終盤で仲間となるプルミエールの実姉にして義母でもある。
15歳の時、爵位が下のヤーデ伯ケルヴィンの息子チャールズに
「犬の臭いがする。子ばかりたくさん作っている犬の子供の臭いだ。」と侮辱され、
貴族のプライドを傷つけられた彼女は父の死後様々な裏工作を行い、
ヤーデ伯の支配が固まりつつあった大陸を再び戦乱に巻き込んだ。
その暴言内容の酷さや、カンタールの子供の多さからオート侯家が分裂の危機にあったこと、
その兄弟が軒並み腑抜けでオート家の勢力を回復させる気もなかったことなど、
立場的な状況から彼女に同情するファンも多い。
しかし、個人的な恨みで戦争を引き起こしたという事実に変わりはなく
そのことをプルミエールに反発され、家を出て行かれてしまった。


●はがねのつるぎ【鋼の剣】
サガフロンティア2の主人公の一人、ギュスターヴが着目した武器。
特に彼が作成したギュスターヴの剣はとても強力で、術が使えない彼にとって大きな力となった。
この剣は後にグスタフという者が継承するのだが、彼はファイアブランドという剣も持っている。
共に最強の名を冠する剣。武器の持つ性質上、彼にしか使えないのだが欲張りだとか言ってはいけない。


●ふぁいあぶらんど【ファイアブランド】
サガフロンティア2に登場する炎のクヴェル(先住民族が作り出した希少なアイテム)。
非常にアニマに感応しやすく、子供がアニマを同調させるだけで赤く光り、大人相手では炎を発生させて大怪我を負わせるほど。
このため、国宝にしているフィニー王家は、王位継承権をもつ人間は7歳の時、
まだアニマの弱いうちにこの剣の継承の儀式に挑む習わしになっている。

しかしアニマがないギュスターヴ13世は儀式に失敗、母親ともども追放される。
その後ギュスターヴはこれに対抗して鋼の大剣を作り出し、それを使って一大帝国を作り上げた。

ラスボスのエッグ戦直前でグスタフ(ギュスターヴ15世)が「ファイアブランドが共鳴している」と発言するが、
別に特別な効果を発揮するわけではない。
しかも攻撃力はそれほど高くなく、属性は炎のみ、せいぜい何回使っても壊れないのがメリットなくらい。
おまけにグスタフ専用で装備欄から外せないせいで、一部から「いらない」とまで言われてしまっている。


●ふりん【フリン】
サガ・フロンティア2に登場する術不能者。
術が全てを占めるといってもよい世界で、術不能者として生まれた。
同じく術不能者なギュスターヴ13世を慕いつきまとうが、ギュスターヴからは酷い扱いをされていた。
少年であるギュスターヴの尖った部分を全て一手に引き受けたキャラともいえる。
しかし、術が使えないという苦悩を共有できるのは二人だけであった。
物語中盤、南の砦で包囲されたギュスターヴを追い、二人して行方不明となる(亡骸がない)。
アルティマニアにある小説では、二人して毒酒を飲み逝くシーンが描かれている。
「ギュス様…ありがとう。僕、とてもいい夢がみれた」

サガフロ2のドラマ性を大幅に高めてくれるキャラといえる。


●ぷるみえーる【プルミエール】
サガフロンティア2に登場するキャラクター。
気が強く、また非常に誇り高い女性で、得意武器が体術、槍、斧とパワフル。
初期装備に鋼鉄の鎧とガントレットがあることからも、それが伺える。
ウィル編最後の主人公・ジニーの密航を偶然助けたのをきっかけに、彼女の旅に同行するようになる。

素性は大貴族オート候カンタールの末娘にして、彼がもうけた最後の子。
父には顔すら覚えてもらえず、名前は姉であり義理の母であるヌヴィエムにつけてもらった。
末子なのにプルミエール(仏語で最初)という名前に、一族復興に燃えるヌヴィエムの執念が垣間見える。
そんな義母の生き方に反発を覚え、家名も誇りも捨てて彼女は家を出奔、各地を放浪していた。
しかし、のちに仲間のグスタフが従兄弟のために戦場に赴く姿を見て、
カンタールの娘であることに誇りを抱くことも、自分の本心であると気づく。
そんな自分に気づいた彼女のセリフは、将魔とのデュエルで見ることができる。

なお裏設定で、ジニーのパーティに加入しているグスタフとロベルトは、
2人ともプルミエールに気があるらしい。


●べえんだー しゅうまつをもたらすもの【Beender〜終末をもたらす者】
サガフロンティア2の攻略本「アルティマニア」の巻末に掲載されている小説。作者はベニー松山。
明確にオリジナルストーリーと記載されているように、その内容は公式設定を離れた存在である。
だがアルティマニアという史料価値と影響力の大きい攻略本に大々的に掲載されていることもあり、
これを公式のものとして勘違いしてしまう人も多く、しばしばサガフロ2関連のスレで揉め事の原因となる。
そもそも内容というかオリジナルキャラの主人公がラストボス並に強い不老不死の美青年であるなど、
個人が生きた積み重ねの歴史を描いた原作のテイストに反するという点から反発する意見も強い。
一方、原作で描かれる歴史の流れそのものに大きな変更は加えられておらず、独自の解釈も多いものの、
設定や時代背景に対する深い考察、そしてベニー松山の文章力の高さも相まって攻略本の付録にしては
十二分の仕上がりとなっている。それ故に公式設定と誤解されることも多いのかもしれない。

☆関連語☆
アニマ


●みーてぃあ【ミーティア】
サガフロンティア2の登場人物、仲間キャラクター。
術師ヴァンアーブルの弟子で、主人公パーティーに協力するため修行も兼ねてラストメンバーに加わる。
既に主人公パーティーを鍛え上げている人は二軍行きにするかもしれないが、
初期HPが500もあり即戦力になるため、育てていない人への救済措置にはなる。
特にグスタフの固定装備が邪魔だという人は、ミーティア加入までシナリオを進めてから入れ替えて鍛え始めたほうが効率がいい。

登場期間が短め、公式イラストが存在しないなどの点は同作品のラベールと共通しているが、
ドット絵の愛らしさやその不遇っぷりから熱狂的なファンを生んだのも同じ。
華奢に見えるが得意武器が斧というのもその手のファンをつかんだらしい。
さらには初登場時25歳のはずが、セリフが10代前半で通しても違和感がないほど幼い。
その極め付けがラスボス前の「ヴァン先生、こんなのが相手だって知ってて私を行かせたんですか?ヒドイです」

サガフロ2関連スレでは、ミーティアは(実際のところは不明だが天然=巨乳の法則から)「巨乳ロリ年増」と呼ばれ(非公式)、
ラベールと一緒に二大萌えネタキャラとして君臨している。

☆関連語☆
二軍 予想外のネタキャラ 斧っ娘


●よはん【ヨハン】
サガフロンティア2に登場する仲間キャラクター。
元々はサソリと呼ばれる暗殺集団の一人だったが、そのあり方に疑問を感じ脱走を図る。
サソリに入る前はヨハネという名前だったが、長期の逃亡生活で力尽きる寸前にギュスターヴに助けられ、
その際にヨハンと名乗り、ヨハネの名を捨てて以後ギュスターヴの守り人として生きることになる。
しかしヨハンにはサソリに入団した際に刻印される毒が体内に残っており、
サソリから定期的に配られる毒の進行を止める薬をもらえなくなったヨハンは次第に衰弱していく。
生きているのが不思議なくらいに衰弱しきったヨハンは、遠征先で謎のモンスター集団に襲われた際に、
最後の力を振り絞り、一人で無数のモンスターを相手にしながらギュスターヴを守る決意をする。
その際の戦闘はまさしく死闘であり、例え勝利しても1戦闘終了する度に、
ヨハンのLPが1ずつ強制的に消費されヨハンのLPが0(死亡)になるまで戦闘が続行される。
この戦闘はシナリオ上避けられず、ヨハンの命はここで尽きることになる。
その不退転の姿に心を熱くするプレイヤーも多く、キャラクターの人気も高い。

赤いマフラーがトレードマークで、服装も派手目で暗殺者とは思えないような格好をしている。
これにはちゃんと理由があり、サガフロ2の世界の住人は目だけでなくアニマで人を感知することができるため、
わざと派手な格好をして人の目を引き、アニマを目立たせず暗殺行為を行いやすくするためのものである。
ギュスターヴはアニマを持たず視覚だけで人を発見するため、アニマを消して行動するサソリの暗殺術が通じなかった。


●らべーる【ラベール】
サガフロンティア2の登場人物、仲間キャラクター。
冒険家を夢見て家を出た兄を探して旅をしていたところを主人公ウィルと出会う。
コーデリアが死亡していた場合は後にウィルの妻となるが、
コーデリアは人気キャラであり、戦力的にも結構重要、死亡イベントの後味が悪い、
といった理由からラベールが妻になるルートで進める人はあまりいない。
と、いうか彼女が妻になるパターンが存在することすら知らないプレイヤーも多い。

また他にも、登場期間が短め、資質が少なめ、兄がろくでなし、公式イラストが存在しない・・・
通り名のラベール(美人という意味)は実は自称、と、とにかくやたらと扱いが不遇なキャラである。
初登場時27歳、弓使い(弓を射るのに胸は邪魔)という設定、ドット絵などから
関連スレでは「年増」で「貧乳」というたいへん不名誉な呼び方をされている。
だがドット絵の愛らしさやその不遇っぷりから熱狂的なファンを生んだ。
彼らによると、貧乳、年増は愛称であり、褒め言葉らしい。
現在でもサガフロ2のキャラスレではしばしば彼女の貧乳がネタにされている。
彼女を取り巻く状況のカオスっぷりについては、
過去の専用スレの「サガフロ2のラベールは凄い貧乳世界の合言葉は年増」
という意味不明ながら妙に印象に残るスレタイがすべてを物語っている。

☆関連語☆
予想外のネタキャラ


●りちゃーど・ないつ【リチャード・ナイツ】
サガフロンティア2の主人公の1人。
ナイツ家側シナリオの2代目主人公とでも言うべきか。

父親は偉大なディガー(冒険者)であるウィリアム(ウィル)・ナイツ。
同じくディガーの道を歩むが、偉大すぎる父親に反発している。
能力は極めて優秀であり、全術系統が得意、
回復技・術ポイントも優秀であるなど戦闘面では父より使える。

が、ディガーとしては才能はあれど大きな成果を上げていないようで、
「俺はリッチあんまり金持ちじゃないんだけどね」と自虐ネタを披露することも。
また女好きであるようで、ディアナという女性と交際していながら
ユリアという別の女性にいいところを見せようと奮闘するなど問題のある面も見られる。

挙句の果てに、恋人のディアナから、
「(子供が)できたみたい」
と告げられたときにとっさに出た言葉が、

「げっ……」

ここまでひどいRPG主人公の台詞はそうそうないだろう。

彼の最期は、娘(ヴァージニア)の誕生とほぼ時を同じくして、
一族の宿敵エッグに精神を乗っ取られる前に自ら命を絶つ、というものであり、
大変悲劇的なシーンである。


●ろべると【ロベルト】
サガフロンティア2の登場人物、仲間キャラクター。
冒険者系のディガーでグスタフの相棒。自他共に認める物好きな男(27歳)。
派手なジャッケットが目を引くお調子者だが、人嫌いのグスタフが心を許しているだけあって、
実際、仲間思いで面倒見のいい好漢である。

戦闘面では弓使いの術師と後衛タイプのくせに、高いHPとべらぼうなLP※を持ち、かなりタフ。
そのしぶとさはラスボス戦を即死耐性装備無しで戦い抜くほど。
術のレベルも高く頼りになるが、最終パーティで一人だけパンピー。
ついたあだ名が「最強の一般人」。
※イベント参戦の偽ギュスターブ(人外)を除くとトップ。平均値の1.5倍以上。

尚、主人公のジニーに甘いのはロリコンというわけではなく、死別した妹と重ね合わせているためで、
本人はパーティメンバーのプルミエールに気があるとか。


ただ、設定資料によるとジニーは後に仲間のディガーと結婚したらしい。
共に死線を越えてきた彼女の仲間で祖父のウィル以外のディガーといえば…
評判芳しくない小説版はそういう恋愛話だった。

☆関連語☆
ジニー・ナイツ グスタフ プルミエール



▼アンリミテッドサガ


●あーみっく【アーミック】
アンサガの主人公の一人で、チャパ族というげっ歯類に近い顔をした亜人種。
マスコット的なデザインとは裏腹に、主人公としての難易度はアンサガでも一、二を争うほど。
理由は「複数種類の素材のアイテムを規定数集める」という特異なシナリオ進行条件にある。
このゲームでは街ごとに傾向はあるものの品揃えはランダムなため、確実なプランを立てることができない。
そのため、プレイヤーは持ちうる知識と技術を総動員してアイテム収集に駆け回ることになる。
また、装備しているとそのアイテムを所持しているとはみなされないため
アンサガスレでは困ったプレイヤーにたまに「脱げ」という冗談交じりのアドバイスがされることも。
このように面倒な一方、彼が主人公の場合のみチャパ族とのアイテム交換を通じて
他では入手不可能なアイテムを作ることができるという楽しみもある。
ちなみに声は子安武人があてており、一風変わったとぼけた演技が聞ける。


●あいてむまでこわれた!!【アイテムまでこわれた!!】
アンリミテッドサガで、アイテムが入った宝箱を無理やり開けると表示されることのあるメッセージ。
本ゲームでは、鍵のかかった宝箱は

1.鍵開けのスキルを使う
2.鍵を使って開ける(ごく一部のシナリオで入手可)

の方法で開錠することが可能だが、この二つが不可能な場合にも、
体術(パンチ・キック・投げ技の三種)や武器で強引に開錠することが可能である。
ただし、この方法を使うと中の金が減少したりアイテムが表題のメッセージとともに壊れてしまう場合がある。
(宝箱を開けること自体がパネルレベルに関わるため、損だけというわけではない)

それにしても、 パンチ・キックはまだしも投げ技で宝箱をこじ開ける姿はシュールである。


●あまかけるつばさ【天翔ける翼】
シリーズで初めて採用されたボーカル曲で、アンリミテッド:サガのEDテーマ。
作曲はサガフロ2・アンサガ等の音楽を担当した浜渦氏、
作詞はサガシリーズの生みの親である河津氏が手がけ、
ボーカルはソプラノ歌手の柏原美緒さんが務めている。
静かだがうねりを感じさせる曲調、幻想的な歌詞、高音のボーカルが一体となった曲で
「ゲーム内容は不満だが音楽は評価する」という人の多いアンサガの音楽の中でも特に人気がある。
主人公7人全てのEDを見ると聞くことができるのだが、
アンサガは独特にも関わらず説明不足のシステムのため
一人目で投げ出してしまわれることも非常に多く、
自力でこの曲を聴くことができたプレイヤーは少ないと思われる。
聞けるようになるまでが大変であり、その分ゲーム中でこの曲を聴いたときの興奮と感動もひとしお。

ただ、かなりの労力がかかる割にはゲーム中では途中までしか聞くことができず
フルで聞くためにはサントラを買うしかない。
こんなところまで微妙に理不尽なのはアンサガらしいというべきか。

☆関連語☆
浜渦正志 河津秋敏 アンリミテッドサガ


●あんりみてっど-さが【アンリミテッドサガ】
スクウェアの看板作品の一つ、サガシリーズの9番目に当たる作品。
サガシリーズは元々作品ごとにシステムが大きく変わることで有名だが、
その中でも本作は、同シリーズの他作品と比べてもかなり独特なシステムを多数搭載している。
これらは本作のシステムの一部である↓

・フィールドは主人公を駒にして、ボードゲームのように移動する。
・キャラの成長はシナリオ終了後に行われ、全7マスのパネル上にスキルを置いたり交換することによって能力値が増減する。
・戦闘中の行動やスキル使用などの際には、リールシステムという、スロットでいう目押しによってその成否を決める。
・シナリオ攻略は一部を除いて制限ターンが設定されている。
・戦闘中はターン開始時に合計5回分の行動をキャラに割り振る。
 (1ターンに1人が5回行動することも、5人が1回づつ行動することも、1人で攻撃を連携させることも可能。)
・敵はLPを0にすることで倒し、逆に味方のLPが0になると戦闘不能になる。HPはLPを守るための壁のような扱い。
・フィールド上で待機することでHPを回復する。

しかしチュートリアルが不親切な上に、説明書の解説があまりにも不十分であり、
これらの仕様についていけないプレイヤーが続出した。
更に新システム、仕様にも問題が多く、

・リールシステムは目押しが狙いにくく、罠発動や鍵開け失敗によって無駄に体力を削られる事態が続発。
・比較的エンカウント率が高いのだが、戦闘中逃げることができない。
・シナリオ攻略に失敗するとキャラを成長させることができないのだが、モンスターは構わず強くなる。
・本作では、シリーズの目玉である連携システムにもリールが適用されているのだが、
 目押しが難しいために上位の技が繋がりにくく、更に敵の行動が割り込んでくることが非常に多い。
・歴代サガシリーズの例に漏れずラスボスが強い。

などの致命的な部分が多々あった。
そのため発売直後から価格が暴落し、一部の中古店では買い取り拒否まで行われるに至った。
しかしこれらの独自性の高いシステムや高難易度にはまり込んだ者が一定数いるのも事実で、
ごくごく一部では神ゲーのように語られることさえもある。これも いきものの サガ か・・・


●かおするーらー【カオスルーラー】
発売当初、説明不足にも程があるアンサガのシステムになんとか適応し、
どうにかラスボスまでたどり着いたプレーヤーに立ちはだかったラスボス。
単体のLPをごっそり削る「滅殺剣」、全体に大ダメージを与える「オーバーキル」「異界の風」、
そして最大七回の攻撃による連携割り込みで、結構な数のプレイヤーにクリアを諦めさせた。
どの主人公でもラスボスはこのカオスルーラーだが、前座のボスがそれぞれ異なり
また、前座のボスから一つ特殊攻撃を吸収して使用する。
この二点により主人公ごとにラスボス戦の難易度が変わってくるのである。

真書で開発者が「勝率6割でもいいんじゃないかと思っている」と発言しており、
発売後しばらくは裏技「全身鎧装備」の使用もやむなしの感があった。
ただ基本的に力押しの敵なので、行動人数を絞る、連携せずに一人ずつ攻撃するなど
実は比較的シンプルな方法で勝率100%の戦いは可能である。

☆関連語☆
ナイトオブザラウンドテーブル


●がんとれっと【ガントレット (サガ)】
アンリミテッド:サガのキャッシュ編の鍵となる呪われた篭手。
フィールドマップで一定の時間が経つごとに固定敵との強制戦闘を引き起こす。
キャッシュと敵のタイマンバトルで、負けてもゲームは続行されるのだが
ゲームオーバーと勘違いして投げ出してしまう人も初期には多く見られた。
終盤のモンスター3体は特に強力で、撃破には準備が必要だが
技をひらめく対象として非常に優秀で、キャッシュ限定ながら道場としても利用されている。
最後に出現するドムリアットを撃破すれば強制戦闘はストップし、
シナリオ進行状況に関わらずラストダンジョンへの突入が可能になる。


●かわづかけ【かわづ掛け】
アンサガに登場する投げ技。
本来は相撲の四十八手の一つであり、いたって真面目な技なのだが、
連携に組み込むと、技名が途切れてかわづ〜、もしくは〜掛けと表示される。
これをサガシリーズの生みの親、河津秋敏氏とかけて、
様々な珍妙な連携を作り出す者が続出。

例)
>かわづ炎の呼び掛け (かわづ掛け+炎の矢+呼び戻し+かわづ掛け)
>かわづチンなで斬り (かわづ掛け+チンクラッシュ+なで斬り+なで斬り)

解体真書のスタッフインタビューでは河津氏当人が「狙ってるんでしょ(笑)」と
バトルプログラマー(小泉今日治氏)に言及していた。

☆関連語☆
別売り説明書


●きゃっしゅ【キャッシュ】
アンリミテッドサガの主人公の一人。愛称は顎、現金。
騎士の名門であるバーガンディ家の長男であり、二人の弟が居る。
元は辺境騎士としてモンスター討伐や地図の作成をしていたようだが、
ある日、呪いのガントレットにとりつかれ、その謎を解くべく旅に出ることとなる。
真面目で面倒見がよく、頼りになるアニキなのだが、妙にネタが多いキャラでもある。
例えば、彼のシナリオの特徴の一つにガントレットバトルがあり、
そこで強力な技を比較的手軽に閃くことが出来るのだが、
このガントレットバトル、本人以外には何が起こっているのか
分からないようになっているらしく、
「周囲の人間には見えない」、「ガントレットの呪い」
といった事が某コピペを彷彿とさせたのだろうか、
それを改変した「邪気ガントレット」なる文章を作られてしまっていたり、
彼のシナリオで仲間になるキャラは一人の性別不明を除けば全員男だったり、
仲間がイロモノ揃いと言われるジュディ編で森の中から現われて仲間になったりする。
さらに、主人公選択時の台詞「やあ、僕はキャッシュ。僕と一緒に冒険をしよう!」
が、妙に印象に残る台詞として有名であり、アンサガスレでは結構人気者である。

☆関連語☆
アンリミテッドサガ ガントレット


邪気ガントレットのガイドライン

30代の頃カッコいいと思って
怪我もして無いのに腕に包帯巻いて、突然腕を押さえて
「っぐわ!・・・くそ!・・・また暴れだしやがった・・・」とか言いながら息をを荒げて
「奴等がまた近づいて来たみたいだな・・・」なんて言ってた
弟に「何してんの?」と聞かれると
「っふ・・・・ガントレット(自分で作った設定で俺の持ってる呪いのアイテム)を持たぬ物にはわからんだろう・・・」
と言いながら人気の無いところに消えていく
冒険中、静まり返った洞窟の中で「うっ・・・こんな時にまで・・・しつこい奴等だ」
と言ってその場を飛び出した時のこと思い返すと死にたくなる

モンスターと戦闘してて腕を痛そうに押さえ相手に
「が・・・あ・・・離れろ・・・死にたくなかったら早く俺から離れろ!!」
とかもやった仲間のみんなも俺がどういう人間か知ってたらしくその戦闘はほかの奴が敵を倒して終了
毎日こんな感じだった

でもやっぱりそんな痛いキャラだと騎士団に
「ガントレット見せろよ!ガントレット!」とか言われても
「・・・ふん・・・小うるさい奴等だ・・・失せな」とか言って騎士団逆上させて
スリーパーホールドくらったりしてた、そういう時は何時も眼を閉じて
「貴様ら・・・許さん・・・」って白昼夢の中で敵と戦ってるふりして
「っは・・・し、静まれ・・・ガントレットよ・・・怒りを静めろ!!」と言って腕を思いっきり押さえてた
そうやって時間稼ぎして制限ターンが終わるのを待った
短いサブシナリオならともかく、メインシナリオで絡まれると悪夢だった


●げどうのしょ【外道の書】
アンリミテッドサガで、術を覚えるために使用される魔道板の一つ。
6系統ある術のうち禁呪を覚える魔道板の最上位(レベル4)である。
術コンプをするには必要なうえ、禁呪は合成術を作る際に有用なため求める人は多いのだが、
以下の事情により入手は極めて困難である。

・禁呪系統の魔道板は、レアモンスター、レインボーグッキーを倒すことでのみ入手可能である。
(ただしジュディを主人公に選んだ場合に限りレベル1、レベル3の禁呪の魔道板をイベントで入手できる)
・レインボーグッキーは二周目以降でなければ現れない。
・レインボーグッキーは主人公から逃げる動きをするため、捕捉が困難である。
・レインボーグッキーはラスボスに次ぐほど強力な敵であり、戦力が整っていない序〜中盤では倒すのは難しい。
・レインボーグッキーを倒したところで、魔道板をドロップする確立は1割程度である。
・魔道板を入手したところで、9割方が最低レベルの物であり、上位の物ほど確率が下がる。

しかし、このような困難を乗り越えて、本スレには2件の入手情報(画像付き)が入っている。
発売されてほぼ5年、本スレも138を数える2007年9月現在において…

☆使用例☆
「____キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
「釣り乙」


●けんなんきょう【剣難峡】
アンリミテッドサガに登場するダンジョン及びクエスト。
数あるアンサガのイベントの中でも非常に面倒くさいことで有名。
内容自体はただ山を越えるだけと、一見簡単そうに思えるのだが、
これが一筋縄にいかない。無事に渡るには、

1.途中に吊り橋がかかっており、ここを通ると必ずエンカウントし、
戦闘後お約束どおりに橋は落ち、パーティーは両側の岸に分断される。

2.合流するために片方のパーティーを操作して対岸に張った縄を見つける。

3.もう片方のパーティーも操作して縄のところに行く。

4.縄につかまって渡ろうとすると、お約束どおりに縄が切れ、片側のパーティーが谷底へ転落。

5.谷底に落ちたパーティーは所定の場所に行って待機する。

6.谷の上のパーティーはどこかにあるつる草を入手し、谷底のパーティーを引き上げる。

7.合流後に脱出。

という、非常に回りくどい手順をこなす必要があり、
しかもパーティーが切り替わるたびにそこらじゅうのモンスターと罠が復活する。
仲間が分散するので当然戦力はガタ落ち。
更に、序盤で強制的にここへ挑まされるキャッシュ編では、

・パーティーメンバーが主人公を含めて2人しかいない。
・分断されると当然、一人旅×2の状況ができあがる。
・2人ともあまり強くない。
・アンサガの仕様として、戦闘中に逃げられない。

という、あんまりなマゾ仕様がサービスされてしまう。
不幸にもキャッシュ編を最初に選んだプレイヤーは、ここで斃れてすぐ、中古屋に走ったことだろう。

なお、落ちるのは並び順で後半になっているキャラ。
落ちる側の方が戦闘回数は多いため、耐久力や戦闘力に優れるキャラ(上の状況ならキャッシュ)を
後ろの方に配置しておくといくらか楽になる。


●ごうせいじゅつ【ごうせいじゅつ】
アンリミテッドサガに登場したシステムの1つ。
簡単に説明すれば、ベースになる術1つと、それに加える術3つを合成し、
ベースとなった術の威力を上げる・・・というシンプルなシステムである。
また、特定の組み合わせによって全く新しい術が生まれることもあり、
アンサガプレイヤーにとって必須となっている要素である。

しかし異常なほど面倒なシステムでもある。

・まず、合成術を作るために必要なアイテム「術合成パネル」が非常にレア。
 普通にプレイしているだけだと、2〜3周で1回出るか出ないかといった具合。
・合成に使用できる術は「そのキャラクターが覚えている術」だけなのだが、
 そもそも基本的な術を覚えさせるだけでも大変な労力がかかる。
(術士を育てること自体がやりこみ、と言われるほど。)
・「全く新しい術が生まれることもあり」と書いたが、ヒントがゼロに等しいため、
 攻略本やWikiなどを見るか、片っ端から手探りで探さなくてはならない。
・そしてやっと完成した「新しい術」だが、その多くはただエフェクトが派手なだけ。
 実用性のある合成術は、ほんの一握り。
・そもそも、そんな強い術を作ったって使う場所がほとんどない。
・それ以前にこのゲーム自体が狂人仕様であり(ry

・・・と、まあこんな感じである。
攻略サイト・Wikiなどが広まった今ならともかく、発売当初は本当に廃人専用の術だった。
まあそれだけあってその「ほんの一握り」の有用な合成術は、ゲームバランス完全無視と言えるほど高い威力を持っているし、
HPを大幅に回復するリフレッシュ程度ならそこそこの労力で作れるのだが・・・

なお、次回作のミンサガでも術合成は登場しているのだが、アンサガでの廃人仕様はどこへやら。
手軽に使える初心者救済用措置として、万人に使われまくっているのでした。


●ごーじゅ【ゴージュ】
アンリミテッド:サガのジュディ編とキャッシュ編で仲間になるキャラクター。
田舎の金持ちの息子でいい歳(21歳)こいて地元の悪ガキどもを率いて悪さを働いていた。

比較的序盤に仲間になるキャラクターだが、
初期HPが低いうえに初期スキルパネルがマハラジャ(買い物時の買値が上がる)とおしゃれ(マハラジャの効果増)
が3つ(3つあってもあまり意味がない)だけであり、ステータスを見て誰もが頭を抱えるほど弱い。

台詞も、
「トロいワナ仕掛けやがって、カスが!」
「俺の攻撃に華を添えろ」
「こいつを倒せば俺はヒーローだな」
などDQN丸出しであり、救いようがないように思える(「仲間に手ぇ出すな!」な
どいい台詞もあるので、根っからの悪ではなさそうだが)。

しかし、

・力と技の資質が最高の5(両方5のキャラは全32キャラ中3人)
・LP(これがなくなると戦闘不能。成長不可)がトップクラス(32人中3位)

という二つの理由により、育てれば最強の戦士系、かつ貴重な壁役になる。
井の中の蛙という言葉があるが、このキャラに関しては井戸の中に鯨でもいたか
のように思える。

ちなみに術に関しては、魔は低いものの火が高いので、
うまく育てればクリムゾンフレアを使い最強クラスの術師になりうる。
なぜこんなキャラがここまで優遇されるのだろうか……。


●じゅでぃへん【ジュディ編】
「アンリミテッドサガ(以下・アンサガ)」に登場するシナリオの1つ。
10歳の少女・ジュディが家族を救うために冒険するといった、
シンプルながら心温まるストーリーである。
7つあるシナリオの中では難易度も低めなほうであり、
1周あたりのプレイ時間も最短なため「アンサガ初心者にオススメ」と言われている。

しかしこのシナリオの醍醐味は、あまりにも個性的過ぎるパーティキャラである。
毎回「ヘンな仲間キャラ」が多いサガシリーズではあるが、
その中でもこの「アンサガのジュディ編」は、群を抜いて奇抜である。

主人公のジュディはまあ良いとしても、まず最初に仲間になるのがロリコンにしか見えないおじさん。
(もう1度言うが、ジュディは10歳の少女である。)
それに続き、ヘタレな父さん、強烈なほど太っている兄、おっとり系に見えて案外腹黒い姉。
ナルシストなお坊ちゃんに39歳の人妻、そして後半で加入してくるロリコンおじさんその2。
ラストダンジョンで仲間になる爺さんは一見まともに見えるが、
ちょっと後方に待機されておくと「わしのことを忘れて(ry」などと言い出すからタチが悪い。

とはいえ全員「ヘンだけど、どこか憎めないキャラ」たちであり、
アンサガのシナリオの中でジュディ編を愛する人は意外に多かったりする。

さらに余談だが、慣れれば数時間でクリアできる短さのためか、
1日に7回もクリアした勇者がいたとかいないとか・・・


●ぜんしん-よろい【全身鎧 (サガ)】
アンリミテッドサガにおいて、本来の装備箇所を無視して防具を装備でき(これは仕様)、
なおかつ防御力も有効(これはおそらくバグ)であることを利用して、
全身に鎧を装備させることで防御力を飛躍的に高める裏技。

追記:アンサガの全身鎧は難易度を易しくするための仕様だという説もある。


●ちんくらっしゅ【チンクラッシュ】
アンサガに登場する、敵専用の技。
威力が高いためHPを多く削り、
しかもLPも直接削ってくるという結構厄介な技である。

というのがこの技単体の説明。

連携に組み込まれたときにこの技の真価が発揮する。
大抵の技は連携の際に技名が途切れ、この技も例外ではない。
この途切れ方が連携の最初か途中で「チン」最後で「クラッシュ」となる。
そして、この技同士の三連携ではどうなるかというと
「チンチンクラッシュ」
となる。

ここまで来れば言うまでもないだろうが、
危険な名前の連携を作る際に大いにネタにされた。

製作者はいったい何を考えていたのであろう・・・


●ないとおぶざらうんどてーぶる【ナイトオブザラウンドテーブル】
アンリミテッドサガに登場する11人のアンデッドの王。
ヴェント編とマイス編に登場し、ファロスの地下迷宮の最奥に君臨している。
特にマイス編でのバトルは、難易度の高さで知られるアンサガでも1、2を争う難所である。

こいつらは俗に言う四天王や○○人衆の類とは違い、それぞれ別の場所で戦うのではなく、
一度のバトルで一体づつ勝ち抜きながら戦うことになる。
また、一体一体のHPは少ないがそれぞれ10前後のLP(0にしないと死なない)を持つので、
鍛えられたパーティーでもかなりの長期戦を覚悟しなければならない。

そしてそれらを10体倒しきると、大将格の「ファントム」との死闘が始まる。
ファントムは1ターンに最大で5回行動し、
こちらのLPを大幅に削り取るブラッドソード、高確率で石化させるトリプルゼロ、
全体攻撃のアイスニードルといった猛攻を繰り広げる強敵。まさに壁ボス。
さらにマイス編の場合、仲間の最大LPが総じて低めであり、
ファントムを倒した直後にラスボス戦に突入するため、これからが本当の地獄である。

対策はLP攻撃に耐性を持つ防具で固め、武器の耐久値に注意し、
敵のLPを削りやすい技を連発するのが定石だが、
どうしても勝てないのなら全身鎧という最終手段があるので諦めないでいただきたい。

☆関連語☆
カオスルーラー


●ひろゆき【ヒロユキ】
アンリミテッド:サガに登場する青年。
主人公の一人ルビィの幼なじみで自称彼氏、その実彼女からはパシリ扱いの哀れなキャラ。
ルビィに頼れる男をアピールしようとするも、毎回彼女のインチキ占い成就に振り回されている。
ルビィが旅立つ時に一度は置いていかれるも、後を追い掛けて強引に旅に同行するなど、本気でルビィが好きらしい。
ルビィ編EDでは、彼女に「そういってる割には(胸が)小さいなあ」と発言する勇者だったり、
オチがラブコメっぽかったりする。

罠にひっかかると「俺って不幸」とコメントするので、すっかり不幸キャラ扱いされている。
仲間にできるキャッシュ編でも、言付けをキャッシュに伝えたらそのまま暗殺騒動に巻き込まれ、
最終的にカオスルーラー退治にまで参加させられ、揚句「俺がここにいるのは場違いだと思うんですけど」発言するという不幸っぷり。
ついでにヒロユキという名前も、本当は映画「怪盗ルビィ」のルビィの相手役の名前の予定だったのだが、
設定をした小泉今日治氏が「名前を思い出せなかったから、役を演じた真田広之のヒロユキにしていたら、本当にヒロユキで採用された」
という不幸っぷり。

そんなヒロユキだが、素質は高いので戦闘ではかなり頼りになる。


●べつうりせつめいしょ【別売り説明書】
サガシリーズの異色作アンリミテッド・サガの攻略本「解体真書」のこと。
ソフト同梱の説明書がさっぱり説明不足のためこう呼ばれる。
難解なシステムやゲーム内でほとんど説明がない技・術の解説など
ネット情報なしでアンサガをプレイする者には必携の書である。
真書のお約束として、イラスト集やベニー松山のオリジナル小説なども完備。
クソゲーとして投げ売りされたゲーム本体の方が安い場合も多い。
また表紙の白字タイトルの内「真」の字だけ赤色で印刷されており、
読み込んでいくとここだけ磨耗で消え失せる。
このため「解体 書」と呼称されることもある。

双方合わせてもかなりの安価で手に入るので、
ヒマな人はこれを片手にアンサガをプレイしてみると、今までの先入観がくつがえる……かもしれない。


●みしぇる【ミシェル】
アンリミテッドサガに登場する仲間キャラクター。
大人しそうな外見とは裏腹に、攻撃関係のステータス(資質)は仲間の中でもトップクラスである。

しかし、このゲームで肝心の「LP」が全キャラ中最低であること、
さらに「呪われたガントレット」という外すことのできない固定スキルがあり、
シナリオ上での存在感も薄いため、二軍落ちになることが多い不運なキャラ。
いくら攻撃が強かろうと、このゲームではLPが全てなのである。

が、可愛らしい容姿と「アイドル冒険家」という珍妙な肩書き、
そして麗しい声に魅せられてしまい、彼女に愛を注ぐプレイヤーは多い。
ついに、ラストバトルの難易度が異常に高い「マイス編」を彼女一人でクリアするという猛者・・・いや、狂人まで現れてしまった。
これも いきものの サガか・・・

余談であるが、制作者も「乳揺れにこだわりました」と言っている。
「キック」や「術」を使うとよく見えるので、彼女のファンはこの2つの攻撃を連発させるとかさせないとか。


●>>3【>>3】
アンリミテッドサガ本スレにおいて使われる
「このゲーム超安いけどクソゲー?」などの煽りに対するパリイ

なぜそれが「>>3」かの理由は、ちょうどここにテンプレのうちの一つである

Q、○○円だけど買いですか?
A、お前は買わないほうがいい。やめとけ。

Q、○○円で買ってきたんですけどぉ〜
A、お前には無理だ諦めろ。

Q、面白くないんですけどこのゲーム糞ですか?
A、お前には合わん諦めろ。

などの文句が置かれているためである。
上記の煽りに対して「>>3」のみを書き込み続け
多重連携を目指すのもまた住人にとってロマンシングでフロンティアでアンリミテッドである。

余談だがその下の「>>4」には
「地雷上等!!」と書かれたAAが置いてあり、アンサガスレ住人の自虐っぷりを垣間見ることができる。

☆関連語☆
クソゲー 地雷 アンサガ

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