その他のRPG2
▼その他のRPG(2)
※ここではPSとPS2、PS3のRPGを取り扱います。
▼その他作品名(PS)
【アイシア】
【アザーライフアザードリームス】
【アランドラ】
【アランドラ2】
【アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ】
【エアーズ】
【エンドセクター】
【かえるの絵本】
【銃夢 火星の記憶】
【キングスフィールド2】
【クーデルカ】
【グランストリーム伝記】
【こみゅにてぃ ぽむ】
【サウザンドアームズ】
【里見の謎】
【三国志英傑伝】
【Zill O'll】
【新世代ロボット戦記ブレイブサーガ】
【真説サムライスピリッツ 武士道烈伝】
【聖霊機ライブレード】
【黄昏のオード】
【玉繭物語】
【だんじょん商店会〜伝説の剣はじめました】
【ツインビーRPG】
【Diablo】
【デジモンワールド】
【デバイスレイン】
【デュープリズム】
【ドラゴンナイト4】
【トレジャーギア】
【ナイトメアプロジェクト YAKATA】
【BASTARD!!−虚ろなる神々の器】
【パラサイト・イヴ】
【PAL―神犬伝説―】
【ビヨンドザビヨンド】
【BLACK/MATRIX 00】
【プラネットライカ】
【ブレイヴフェンサー 武蔵伝】
【ベアルファレス】
【ベイグラントストーリー】
【封神演義】
【マーメノイド】
【魔人学園】
【みつめてナイトR大冒険編】
【moon】
【ラグナキュール】
【Linda3】
【レーシングラグーン】
【レガイア伝説】
【レジェンドオブドラグーン】
【倫敦精霊探偵団】
▼その他作品名(PS2)
【Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜】
【うたわれるもの -散りゆく者への子守唄-】
【エターナルリング】
【オーディンスフィア】
【カオスレギオン】
【ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国】
【九龍妖魔學園紀】
【シャイニングウィンド】
【シャイニング・ティアーズ】
【新世紀勇者大戦】
【ステラデウス】
【7 〜モールモースの騎兵隊〜】
【ダーククロニクル】
【太閤立志伝5】
【tsugunai 〜つぐない〜】
【Deus Ex】
【転生学園幻蒼録】
【西風の狂詩曲】
【バウンサー】
【封神演義2】
【ボクと魔王】
【マグナカルタ】
【ライゼリート〜エフェメラルファンタジア〜】
【ラングリッサー3】
【リバースムーン】
【レガイア・デュエルサーガ】
【ローグギャラクシー】
【ローグハーツダンジョン】
【我が竜を見よ】
【ワンダーボーイ モンスターランド】
▼その他作品名(PS3)
【アガレスト戦記】
【デモンズソウル】
【トラスティベル〜ショパンの夢〜ルプリーズ】
【ニーアレプリカント】
▼その他ネタ(PS)
【悪の手先】
【アンギルダン】
【イークレムン】
【イデア理論】
【イブマヤのルポ】
【エドワード・プランケット】
【エプロン(ベイグラントストーリー)】
【大宇宙戦隊コスモレンジャー】
【おすすめRPGシール】
【キシダンイン】
【キス(聖霊機ライブレード)】
【クーデルカ・イアサント】
【黄龍妖魔学園紀】
【氷の館】
【サーカスエンド】
【ザハク】
【サムソン】
【惨劇の村ニート】
【ジェームズ・オフラハティー】
【弱点】
【ストーリーストップポイント】
【セラ】
【玉葱】
【オーギュメント】
【ハイスピードドライヴィングRPG】
【ハッスルU/ハッスルV】
【ハルカ】
【緋炎の宝剣】
【FAKE MOON】
【ブラッディメイス】
【ベルーシ】
【冒険者の死体(だんじょん商店会)】
【マナ(ダンジョン商店会)】
【ミント(デュープリズム)】
【moonのエンディング】
【moonのCM】
【ムサシ(武蔵伝)】
【メルのアトリエ(デュープリズム)】
【雪王】
【ラグーン語】
【ルウ(デュープリズム)】
【恋愛巨乳シミュレーションRPG】
【××の体は飛び散った…!!】
▼その他ネタ(PS2)
【足利義氏】
【アニータ】
【アレッサ】
【石(九龍妖魔學園紀)】
【イシター様の説教部屋】
【ヴィーナス&ブレイブスの隠しイベント】
【ヴィヴィ・オールリン】
【エンデュランス】
【大きな古時計】
【大盤振る舞い】
【オレスコ】
【カンパン】
【グギャー】
【クライアス】
【ゲシュタルトボード】
【さ ぁ ふ る え る が い い】
【ジーク】
【ジャロン・ナミール】
【真・風月流】
【新武将】
【スタン(ボク魔)】
【すどりん】
【ゼオンシルト】
【絶望のゴーレム】
【中古】
【チワワ】
【デスノート】
【トライハルト】
【二階堂盛義】
【ハクレイのミコ】
【風林火山(太閤立志伝)】
【風林火山(冒険時代活劇ゴエモン)】
【フェンデルパーティー】
【二つの塔で苦労も二倍だな】
【ブラッド・ボアル】
【フルバーストレーザー】
【ポエマルド】
【ボクと魔王が街から消えた】
【マダオ】
【丸】
【ミーガン・リード】
【皆守甲太郎】
【ムサシ(武蔵伝2)】
【女神アリア】
【八千穂明日香】
【八握剣】
【ユーノ】
【ルカ】
【ローグギャラクシーのラスボス】
【災いの翼】
▼その他PS3のネタ
【生贄戦法】
【クレオとピーちゃん】
【クロスボウ】
【結晶トカゲ】
【コスチュームキャンバスシステム】
【ジュード】
【ソウル体】
【毒リンゴ】
【貪欲者】
【人間性】
【儚い瞳の島】
【Repair】
【レイダー】
【レベルを上げて物理で殴ればいい】
▼その他作品名(PS)
●あいしあ【アイシア】
2001年2月22日よりアトラスから発売。
キャラクターデザインに七瀬 葵氏を起用しファンの興味を引き
電プレで発売前のキャラクター人気投票が行われるなどして注目を集め
ダンジョン移動中などで仲間が話しかけてくるリアルパートナーシステムや
戦闘ではキャラの向きや効果に合わせて陣形を変更しつつ戦うフォーメーションシステム
などシステム面でも期待され発売日には鳴り物入りで世に送り出された作品
大ヒットとはいかないまでも小〜中ヒットなら狙えるのではないかと思われていた
・・・はずだったが定価で購入、さらには限定版を購入したプレイヤーを奈落のどん底へ落とし込んだ作品。
まずプレイ開始してからシステム面での作りこみだが
コマンドメニューの一番上から十字キーを上に押してもメニューの一番下
にカーソルが行かないことを始めストーリーは複数の章仕立てだが
章が進むと前の章の町やダンジョンに戻れず経験値稼ぎができないなど
やたらと作りこみの荒いシステムが目に付く
次に戦闘でのフォーメーションシステムだが陣形でのキャラの向きと敵の位置が
あわないと攻撃できないのだが敵の位置は東西南北やマス目ではっきりしておらず
どの陣形でも対応できないような微妙な位置(しかもしょっちゅう)に嵌まり込まれると
こちらが攻撃できないどころか一方的に攻撃されるというふざけた状況に陥る
(しかも後半になって選べる陣形が増えてもそのような状況は起こりうる、というか増す)
しかもストーリー上、仲間の数が減ったりするとゲームバランスとして敵の数を減らすなどの対処が
なされていなかったり、選べる陣形も少なくなったりしてやたらと難易度が増す
最後に肝心の恋愛RPGの恋愛部分だがここが一番の問題点
前述したとおり、七瀬 葵氏を起用し、人気投票を行うなどして期待を高めたが
人気投票を行ったキャラの半分近く(投票順位の上位キャラ含む)がEDが無いどころか
チョイ役もいいところな扱いが発売後に判明したために(発売前は当然ながら分からない)
それ目当てで買ったプレイヤーや、恋愛要素の無いキャラに投票したプレイヤーなどに
かなり深刻なダメージを望む望まない問わず与えるだけ与えてくれた
●あざーらいふあざーどりーむす【アザーライフアザードリームス】
コナミから発売されたダンジョンRPG。ハードはPS。
魔物使いの血を受け継ぐ町一番の貧乏の家の長男が、
苦労を掛けている母親と妹に楽をしてもらおうと、
金稼ぎのために町にそびえ立つ魔物の塔というダンジョンに登る、というストーリー。
魔物使いである主人公は、
ダンジョンに落ちている魔物の卵を自分の家に持ち帰り、
孵化させる事で懐かせ、使い魔として一緒に戦える。
魔物の数は多彩で、中には一定以上のレベルに達すると進化する魔物もいる。
ゲームとしては、
・アイテムを5つまで持ち込める
・装備の付け替えにターンを消費しない
・帰還、死亡した後主人公のレベルは1に戻されるが、使い魔のレベルは変わらない
・主人公には満腹度の様な行動を制限されるものが設定されていない
(使い魔にはMPが設定されている。攻撃、移動、魔法等により消費され、0になると動けなくなる)
・トルネコやシレンで言う突風が死亡では無く、次の階への強制移動
・アイテムは魔物の卵以外は識別済み(剣、盾の呪いや+補正は別)
・もっと不思議のダンジョンに相当するものが無い
など、難易度が結構ヌルめに設定されていたり、
やたらとフリーズするのであまり良く評価されていないゲームだが、
最初は誰からも丸見えのドラム缶風呂しかないボロ屋に住んでいた主人公が、
屋根にプールがある豪邸に立て替えたり、
全七人いるヒロインでハーレムを作ったり、
カジノや遊技場を建設させるといった成り上がりは見ていてなかなか面白い。
●あらんどら【アランドラ】
メガドライブ版「ランドストーカー」のスタッフが製作した、ゼルダタイプのアクションRPG。対応機種はプレステ。
主人公アランドラは他人の夢の中に入るという能力を持っており、それを使って悪夢にうなされる人たちを助けていく。
この「夢」というのがダンジョンになっていて、それをクリアしないと話が進まない。
一つイベントをクリアするたびに村の人の話が変わるため、次の目的地に迷うことはない。
アランドラの活躍もむなしく村人がバタバタ死んでいきゼルダより重苦しい。
ジャンプ、空中操作、炸裂弾(時限爆弾)などの要素がありゼルダより複雑。
謎解きも難しい。一度詰まったら三時間は同じところで悩む。
しかし詰まることを配慮してか、ダンジョンのBGMは落ち着いた雰囲気なので、落ち着いて解法を考えられる。
ちなみに音楽担当はヒーローアニメ物などで活躍していた田中公平氏。
本人も作中で「コーヘイ」という名前で登場し、音楽を聞かせてくれる。
最近のゼルダの謎解きぬるいぞ!っていう硬派な人にオススメ。
☆このゲームの固有項目☆
【氷の館】
【雪王】
●あらんどら2【アランドラ2】
「アランドラ」の続編。といっても前作の主人公アランドラは登場しない。
ストーリー的なつながりも全くないので、「アランドラ」より先にプレイしても問題ない。
アクションRPGなのは前作と変わらないが、視点変更ができるようになり操作性は上がった。
アクション面でダッシュジャンプなどを使いこなさなければならず、前作より操作が複雑になったが
謎解きがそれほど難しくなく、難易度的にはどっちもどっち。
前作と違ってストーリーがかなり軽めでギャグも盛り込まれており、当然死亡者など出ない。硬派には受けないかも。
てか、主人公の身長が138cmでヒロインの身長が180cmというあたりからしてギャグだ(ちなみにどちらも16歳)
●あるなむのつばさ-しょうじんのそらのかなたへ【アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ】
●あるなむのつばさ-しょうじんのそらのかなたへ【アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ】
1997年にライトスタッフから発売されたPS用RPG。前作から五万年後の世界を舞台に、「環境破壊」をテーマとしたストーリーが展開されていく。
前作と比べてバグは減ったが、戦闘バランスは相変わらず酷く、きちんと完結したストーリーを再び無理に盛り返したため、前作をやっていない人には把握しづらく、やっていても分かりづらいストーリーになってしまった。
前作は主人公が「臭い」「お前らに人権はない」「喋るな」などの差別をモロに受け、
鬱イベントも多いヘビーなゲームだったが、今作はコミカルなイベントが多く、やっていて楽しい。
……のは序盤だけの話で、後半に主人公が「いつ死んでもおかしくない」という超巨大な鬱爆弾を抱えている事実が判明。
さらに、結局その問題は解決されず、「いつ死ぬか分からないけど、今を精一杯生きようぜ!」とお茶を濁してエンディングを迎えてしまう。
とことん鬱な作品である。
また、アニメーションRPGと銘打つだけあり、随所にアニメを入れているのだが、
なんと最終DISC(DISC3)を全てエンディングアニメーションに使用するという、かなりチャレンジャーな事をしている。
ラスボスを倒した後に「ディスクを交換して下さい」と言ってくるゲームはこの作品くらいのものだろう。
結果的に売り上げは全く振るわなかったため次の作品で会社の歴史に終止符が打たれた
●えあーず【エアーズ】
1999年VictorよりPSで発売された。
小さな惑星が点在する世界で、主人公は飛行機で移動しながらチェックポイントを巡る、
クロスカントリーのような大会で優勝することが目的となる。
オウガのカオスフレームのようなシステムがあり、
プレー中の行動によって変動し、それによるマルチEDシステムを採用している。
また、飛行機であるからして戦闘はドッグファイトになるのだが、
基本的にターンごとに相手のバックを取るという手法である。
しかしながらゲーム難易度が…
・チェックポイント通過後は自由行動できるうえ、具体的な妨害がほとんどないため
とりあえずチェックポイント→その後ゆっくり探索・強化が可能で楽勝。
・戦闘技に「2〜4回連続で行動できる」とか「相手の行動を封じる」が容易にできる。
といった感じで非常にぬるい。
画像も正直今の人が耐えられるかどうか微妙。
ゲーム自体もマイナーを通り越して無名なので、非常に品薄。
売ってたらラッキー、ぐらいのデキだとは思う。
1000円ぐらいなら買ってみてちょ(苦情は受け付けません^^;)
●えんどせくたー【エンドセクター】
1998年にアスキーから発売されたプレイステーション用ゲームソフト。
メーカーはRPGだと主張しているが、実際のシステムは
サウンドノベル形式のストーリーの中で、トレーディングカードゲームによる
戦闘を行う、という複合型ゲーム。
強いて言えば、戦闘に勝つと経験値が入って
プレイヤーキャラクター、および戦闘に使ったクリーチャーカードが
レベルアップしていくというルールはRPGっぽいかも知れない。
このゲームを語る上で欠かせないのがパロディネタの多さ。
ストーリーモードだけでも「火吹き山の魔法使い」「運命の森」
「延々と金をせびり続ける『願いの井戸』」など
かつてゲームブックにはまったオッサンを震わせる固有名詞の数々が登場する。
さらに、集めたカードに書かれているおまけの文章や
カードゲームのみを楽しむ「バトルアリーナ」に至ってはもっと守備範囲が広がり
「全開1000万パワー!」と吠えるミノタウロス、「うりぃぃぃぃ!」と叫ぶヴァンパイア、
「マーマン!マーマン!マーマン!来たよ僕マーマン!」と熱唱するマーマン(人魚)、
「光になれぇぇぇ!」とハンマーを振り下ろすパワーズ(力天使)など
世界観などというものを粉微塵に打ち砕くフリーダムっぷりである。
●かえる-の-えほん【かえるの絵本】
1999年に発売された育成RPG。
呪いでカエルにされてしまい、記憶を失ってしまった主人公が賢者の力で人間の姿になり呪いを解く手がかりを探す、というストーリー。
うまく記憶が戻れば英雄になれたり、竜の子としてNPCとラブラブになれたり、姫や王子と結婚できたりするが
下手すると豚になったりカエルの王様になったりする。
男7人、女6人のNPCにそれぞれ好感度が用意されており、それによって台詞やエンディングが変わったりする。
年齢も13歳のハーフエルフから56歳のホビットまで幅広いが、56歳の、しかも彼女持ちに気に入られて誰がうれしいのだろうか。
●がんむ‐かせいのきおく【銃夢 火星の記憶】
PSで発売されたアクションRPG。
主人公の女性型サイボーグ『ガリィ』が、自らの記憶を取り戻すために宇宙で戦いを繰り広げるストーリー。
原作は木城ゆきと『銃夢(全9巻)』『銃夢Last Order(現在10巻まで発売中)』
原作が中途半端に打ち切られた作者がブチギレて、PS用ゲームでストーリーを補完しようとしたのだが、
結局それでもストーリーは完結せず、
現在ウルトラジャンプにて銃夢Last Orderをそれまで連載してた作品を無理矢理中断して初めてる無茶苦茶ぶりである。
ストーリーは
銃夢(マンガ)→銃夢 火星の記憶→銃夢LastOrder
と繋がってるのでゲームだけやっても意味不明です、注意。
●きんぐすふぃーるど-ツー【キングスフィールド2】
一人称視点のARPGでフロムソフトウェアより発売された。
このゲームはシリーズの二作目で前作の主人公の友人が奪われた伝説の剣を取り戻すために
邪教徒や化け物がひしめく島に行こうとして嵐に会い、
島の周りの浅瀬の小島にダガー一本しか持ってない状態で流れ着くところから始まる。
ちなみに主人公はカナヅチである。
さて、実際にこのゲームをやった人間はこう思うだろう、
ストーリーよりも語ることがあるだろう!と、
実はこのゲーム、尋常じゃないぐらい死にやすいのだ。具体的な主人公の死に様をあげていくと…
・スタート地点の小島で何をすればいいかわからず適当に横に
進んだら海に落ちて死亡。開始一秒で死ねるRPGを私は他に知らない
・何とか小島を脱出して島の周辺をうろつくと初めての敵を発見。
巨大なイカだが所詮イカだと思って戦うと一撃で葬られる。
・島の洞窟にやっっとの思いで入り、地下を探索していると巨大な双頭のカタツムリの謎のブレスに葬られる。
と、序盤だけで八割のプレイヤーがゲームを進めることを諦める。
この辺がこのソフトをワゴンセール行きにした理由だろう。(980円で購入)
また、攻撃魔法は自分にも当たり判定があり、
メテオの呪文の時間差で降ってくる隕石に当たって死んだり、普通に敵が強かったり、
トロッコに乗っているときに問答無用で矢で打ち落とされたりする。
しかしながらそれらの困難をクリアした時、
独特の世界観や絶妙な難易度にハマり、一気に良ゲーになるあたり侮れない。
ちなみに主人公は続編で容赦なく死んでいる、
●くーでるか【クーデルカ】
聖剣伝説2、3や双界儀の作曲家、菊田裕樹氏を中心とした元スクウェアスタッフが
SNKの支援のもと設立したサクノスが製作し、99年に発売されたゴシックホラーRPG。
また、その主人公の名前。
19世紀末、イギリスの荒廃した修道院を舞台にクーデルカの一夜の冒険が繰り広げられる。
一部に熱狂的ファンはいるものの、一般的にはクソゲーとして認識されている。
その理由として、「操作性が悪すぎる」「ロード時間が長い」
「戦闘に爽快感が皆無」「通常時ポリゴンが粗い」などがあげられる。
逆にファンにとっては、ゴシック小説のような濃厚なストーリーや雰囲気、深みのあるキャラクター造形、
当時のFFと比べても遜色ない美麗なムービー(ただし外部製作)が魅力のようである。
なお、このゲームには
・店が存在せず、装備品やアイテムは全て拾うか敵を倒して手に入れる
・武器には耐久度があり、使いすぎると壊れる
・セーブポイントはほぼ全て中ボスを倒さないと使えない
・ラスボスに勝つか負けるかでEDが別れ、負けたほうが真EDである
・終盤のイベントで語られるクーデルカのある衝撃的な過去
などの斬新な試みも見られる。
映像及び演出監督・総監督・脚本・音楽を担当した菊田氏は、
スタッフとの仲違いが原因でマスターアップとほぼ同時にサクノスを退社している。
その後製作されたシャドウハーツは「クーデルカ」の十五年後という設定になっており、
クーデルカや「クーデルカ」のキーパーソンであるロジャー・ベーコンが登場する。
しかしクーデルカに「クーデルカ」時の面影はなく、
「クーデルカ」ファンの間ではほぼ別人であるとの見方が強い。
☆関連語☆
菊田裕樹 シャドウハーツ シャドウハーツ2 シャドウハーツフロムザニューワールド
☆このゲームの固有項目☆
【エドワード・プランケット】
【クーデルカ・イアサント】
【ジェームズ・オフラハティー】
●ぐらんすとりーむでんき【グランストリーム伝記】
1997年にPSソフトとしてSCEから発売されたフルタイムポリゴンリアルRPG。
パッケージの裏側に“PS初のフルタイムポリ(ry”と書いてある。そのとおりグラフィックはすべてポリゴン。
随所にプロダクションI,Gによる美麗なアニメーションが挿入されており、
佐々木望氏、かないみか氏、今は亡き塩沢兼人氏など意外と有名どころが声を担当している。
このゲームの特徴は、主人公リューンが拾われたときに(=孤児)左腕に身に着けていた魔導器“セプター”である。
孤児である主人公リューンは、拾われたときに魔導器“セプター”を左腕に身に付けていた。
このセプターを使うと、破損して使えなくなったアイテムの壊れる前の姿を記憶して、任意で取り出すことができる。
生命には摘要されないが、無機物であれば1つの破片から伝説の武器を再生することも可能である。
戦闘システムにもこの設定が取り入れられており、
主人公は戦闘中にセプターを使い、瞬間的に装備を切り替えながら戦うようになっている。
●こみゅにてぃ‐ぽむ【こみゅにてぃ ぽむ】
魔剣道シリーズやあすか120%など、コアなファンが存在するフィルインカフェが発売したPS用ARPG。
操作性や見た目がSFC版ゼルダに似ており、一見すると2番煎じとも思えるが、
最大の特徴はタイトル通り『ぽむ』と呼ばれる不思議な生き物のコミュニティ(集落)を作れることである。
初めはごく数匹のぽむの家を作れるだけだが、
ぽむの数が増えるにつれ井戸を掘ったり、畑を耕したり、ひつじを捕まえて世話したり、
それを売ってドナドナな気分になったりと牧歌的な生活を味わうことができる。
また、肝心のゲーム部分も非常に丁寧に作られており、
可愛らしいキャラクターがコミカルに動き回り、見た目同様のヌルめのバランスでサクサク進め、
何よりロード時間がほとんど皆無と、徹底的に快適性を重視している。
その一方でトレカ集めや隠しぽむなどのやりこみや、随所に施されたパロディなど、
飽きないつくりになっており、知る人ぞ知る名作といえる。
●さうざんどあーむず【サウザンドアームズ】
レッドチームが開発し、アトラスが1998年に発売したPS用RPG。
主人公は鍛冶士で、女の子の協力でより強い武器を作ることができる「マイスターシステム」が特徴。
7人(仲間4人+隠しキャラ3人)の女の子と、デートしたりプレゼントをあげたり、ミニゲームを行って仲良くなり、
武器を鍛えて先に進んでいくという、RPGとギャルゲーを合わせたような作品。
オープニングとエンディングに浜崎あゆみの曲を使用。
主人公役の山口勝平をはじめ豪華な声優陣。
MAPは3Dだがイベントはフルボイスでのアニメ、当時はTVCMも流していた・・・
などなど様々な点からアトラスの気合いがうかがえるが、
メンバー三人のうち直接攻撃ができるのは先頭の一人、後ろの二人は後ろで回復と応援しかできないという、
仲間の存在価値を感じない謎の戦闘システムや、
主人公一人で必殺技連打すれば片付くボスを筆頭にヌルすぎる戦闘バランス、
異常な回転をするため見づらいカメラワーク、王道過ぎて印象に残らないシナリオなど、RPGとしての完成度は低い。
さらに、デートは女の子の質問に対し二択での回答を延々と繰り返すのだが、
質問の総量が少なく同じ質問を見ることもあり、ギャルゲーとしての完成度も低い。
仲間も敵も脇役もキャラは魅力的なので、絵柄や声優が好みなら、単調な戦闘に耐えて楽しめるかも知れないが、
世間一般の評価は「クソゲー」であり、浜崎あゆみにとってもアトラスにとってもおそらく黒歴史。
そんな器用貧乏なゲームである。
●さとみのなぞ【里見の謎】
サンテックジャパンがPSへ送り出した、RPG史上稀にみる迷作である。
まずはこの紙ゲーに搭載されている数々の斬新極まりないシステムを見てみよう。
・D・C・B・S(ダイレクトコマンドバトルシステム)
ボタンにコマンドを割り振ることにより手に汗握るハイスピードな戦闘を実現。
(一瞬で決着がつきます。ラスボスでさえも)
・P・M・L・S(プログレッシブマップリンクシステム)
スクロールが上と下しかない快速の縦スクロールRPG。
(横に行けなくなってるだけです。ドラクエ1より退化してどうする)
・F・E・C・S(フラッシュエンカウントコントロールシステム)
マップから戦闘画面への驚異的な切り替えの早さ。
(SFC並のグラフィックなんだからそりゃ早いに決まってる)
システムからしてツッコミどころ満載にもかかわらず、ストーリーや台詞回しも電波炸裂で、
(クソ)ゲームマニアの心をガッチリと掴んだ。
主人公が母親に向かって突如発したセリフ
「母さん、ぼくあたまがヘンになっちゃったよぉ…」
は、かのデスクリムゾンの「せっかくだから(略」に並ぶ名言として讃えられている。
☆このゲームの固有項目☆
【おすすめRPG】
●さんごくし-えいけつでん【三国志英傑伝】
【三国志英傑伝】
●じるおーる【Zill O'll】
コーエーから発売されたPS用フリーシナリオRPG。
高い自由度、歴史の醍醐味を取り入れたシナリオなどで好評を博した。
敵より少しでも強くなると圧勝、弱いと惨敗という戦闘バランスの悪さも有名だが、
エフェクトがカットでき、すぐに戦闘が終わるためあまり批判はされない。
PS2ではZill O'll infiniteというリメイク作品も発売された。
Zill O'llの内容をベースにグラフィックの強化、イベントの追加変更、
音楽の差し替えなどの変更がされている。
☆このゲームの固有項目☆
【イークレムン】
【ザハク】
【セラ】
【玉葱】
●しんせだいろぼっとせんき-ぶれいぶさーが【新世代ロボット戦記ブレイブサーガ】
1998年にタカラがプレイステーション用に発売したSRPG。
同社スポンサーの勇者シリーズが一堂に会しほかにも数作品スポット参戦した。(ただし、ガオガイガーのみ不参加)
また、本作の主人公として新たに「勇者聖戦バーンガーン」というオリジナルの勇者が登場している。
これだけ聞くとまんまタカラ版スーパーロボット大戦に聞こえるだろうが、
SRPGとしてのシステムは本家スパロボとはそれなりに差別化が図られている。
たとえば、行動順にはアクティブターンを採用し、向きにより命中・回避率が変化する「方向」の概念が導入されている。
また武器の改造で新武器開発や必殺技が習得できるのだが、改造を重ねると攻撃に必要なEP(≒MP)の
消耗が大きくなってしまうなど、実際のプレイ感覚はスパロボと大分異なってくる。
ただ、完全新作であった故に作り込みの甘い部分も多い。
特に戦闘バランスは、最強の必殺技を使っても一撃ではザコ一匹すら倒せないほど。
アニメで主人公ロボがカッコ良く敵を倒す姿に憧れた人間にはなんとも微妙。これもキャラゲーのサガか…。
後に世界観を共有する続編として「ブレイブサーガ2」「ブレイブサーガ 新章アスタリア」が発売された。
☆関連語☆
新世紀勇者大戦
●しんせつさむらいすぴりっつ-ぶしどうれつでん【真説サムライスピリッツ 武士道烈伝】
【真説サムライスピリッツ 武士道烈伝】
●すぺくとらるたわー【スペクトラルタワー】
数あるIF作品の中でも最凶最悪を誇る伝説のシリーズ。
特に「2」は10000階以上ある塔をただひたすらに登らされる超作業ゲー。
もはやマゾゲームというより罰ゲームの領域に達しており、
精神的にも肉体的にも有害であり、興味本位で手を出すことは死を意味する。
このゲームをクリアした時、そのプレイヤーは廃人の称号を得るだろう。
☆このゲームの固有項目☆
【スペクトラルタワーのエンブレム】
●せいれいきらいぶれーど【聖霊機ライブレード】
ウインキーソフトがPSで発売したSRPG。後にシナリオやグラフィックが追加されたバージョンがDCで発売されている。
ストーリーは異世界に召喚された主人公トウヤが聖霊機と呼ばれるロボットに乗り謎の敵ゼ・オードと戦うというもの。
戦闘はクォータービューで向きや高低差の要素がある。
また恋愛要素もあり、船内での自由行動などで信頼度や好感度を上げていくことも重要である。
しかしゲームとしての評価はあまり高くない。理由としては
・ゲームバランスが悪い
(乗り換え後の主人公機が圧倒的に強く、他の味方機は雑魚敵に負けるほど弱いため中盤以降は単騎特攻が最良の戦術になる)
・戦闘グラフィックが地味
・アルバムを埋めるために複数回のプレイが前提なのに資金やレベルの引継ぎがない
などが挙げられる。
なお魔装機神のパクリなどと言われることがあるがそれもそのはず、
この作品はもともと魔装機神2として企画されていたものなのである。
そのため設定には魔装機神との共通点が多い(主人公が緑髪で相棒がネコ、女性キャラの3サイズの一致など)。
しかし原因は不明だが(バンプレストとの権利問題だという説が濃厚)全くの別作品として開発されることとなった。
ちなみにPS2での続編も発表されているが未だ発売未定である。
●たそがれ-の-おーど【黄昏のオード】
1996年にトンキンハウスからPSで発売したゲーム。
ジャンル名はシンフォニックRPG。
「歌魔法自動作曲システム」という、主人公が使う歌魔法の歌詞をプレイヤーが作り、
その主人公が歌詞の通りに声を出して歌うという斬新なシステムが搭載されているのが特徴。
しかし、エンカウント率が高い、戦闘時の仲間の行動がイカれている、
オープニングムービーが酷すぎる(主人公の顔が怖い、大して荒れてないような海で舟が転覆する)
取ってつけたようなシナリオの流れ(舟が転覆した理由を根拠もないのにラスボスのせいにするなど)
エフェクトが少ない、BGMが単調、敵も味方も通常攻撃がミスりやすいetc...
そして一番の売りであるはずの歌魔法の音声が、あまりにも(邪)神懸ったものであったために、
クソゲーを超えた「比類なき神ゲー」と称えられる怪作である。
なお、このゲームのプレイヤーは悪の手先と呼ばれる。
☆関連語☆
歌
☆このゲームの固有項目☆
【悪の手先】
●たままゆものがたり【玉繭物語】
制作はGenki。
「アルカナの呪い」によって生まれた魔物「森のしもべ」に、人々は怯えながらも森と共に生きてきた。
だが滅びの虫「オニブブ」が村を襲い、村人は眠り病になってしまう。
村では森のしもべを封印する狩人「繭使い」が失踪し、不在のままであったが、
失踪した繭使いの子、レバントを成人させて
村人を救うために巨木の森に入れる事を決定させる……というのが大まかなストーリー。
このゲームは主人公が笛を吹いて森のしもべを繭の中に封印し、それを召還して戦う。
召還された森のしもべ「聖魔」は森のしもべを倒し階級(レベル)を上げる、
もしくは聖魔同士の合成で能力を上げることができる。
一応主人公も戦うことができるが、所詮は人間なのですこぶる弱い。
なお、主人公は森のしもべを封印することで階級を上げられるが、
それは繭使いとしての笛の腕前なので、戦闘能力が上がるわけではない。
グラフィックや音楽は評価されているが、
操作性が悪い(俗に言うバイオハザード式の操作)、ボリュームがないなどの欠点もよく指摘される。
●だんじょん-しょうてんかい〜でんせつ-の-けん-はじめました【だんじょん商店会〜伝説の剣はじめました】
キノトロープ制作のRPG。ただし販売がなぜか講談社だったため知名度は低い。
ダンジョンで有名な街にやってきた魔女の女の子になり、店を開いて冒険者や街の住民にものを売りつけ、
仕入れのために自らダンジョンへ入っていく。
要するに、ウィザードリィのボルタック商店の経営シュミレーションである。
佐々木亮によるかわいらしいキャラやマルチエンディング、アイテム収集要素などもあって根強いファンが多い。
サブタイトルの「伝説の剣はじめました」は伊達ではなく、終盤になると一般市民が伝説の剣や鎧を売りに来る。
なお、「商店街」でも「商会」でもなく「商店会」である。
☆このゲームの固有項目☆
【冒険者の死体(だんじょん商店会)】
【マナ(ダンジョン商店会)】
●ついんびーあーるぴーじー【ツインビーRPG】
有名STGシリーズツインビーの異色作。てか黒歴史。
ツインビーシリーズのメディアミックス作品であるラジオドラマ「ツインビーPARADISE」をベースに作られた。
ツインビーPARADISEは好きだけどSTGは苦手、という人向けに作られたそうだが、
STGとしてのツインビーのファンからは本末転倒との批判を受けることもある。
内容は、異世界から召喚された主人公がAI付き戦闘機ツインビーの臨時パイロットとなり、
正規パイロットであるライトを探しながらどんぶり島で発生した事件を解決していく。という流れ。
本来の主人公のライトがほとんど出てこない、ストーリー展開がワンパターン、ラスボスが情けない、
と、シナリオ面に関してはかなりお粗末。
さらにはライトユーザー向けなのに戦闘の難易度が高い。
(序盤、スライムレベルの雑魚でゲームオーバー。その後も軒並みボスが強い。)
正直ツインビーファン相手にもお勧めしづらいものがある。
実際、評判も悪かったらしくツインビーシリーズはこの作品を最後に完全な新作は出ていない。(07年3月現在)
だが、それでもツインビーキャラが総出演(サリュートエロ過ぎ)というのは魅力である。
またメインキャラや町の人(NPC全員一回は選択肢会話がある)との会話で主人公の性格が変わったり、
好感度システム、広めの街マップ などの評価すべき点もある。
また、ほどよいキャラ萌えは、最近の狙いすぎたキャラに辟易している人にはいいかもしれない。
難点は多いが、相性が合えば値段以上に楽しめるだろう。
●でぃあぶろ【Diablo】
Blizzard North開発のアクションRPG。
元はPCの洋ゲーであるが、PSにも移植されている。
プレイヤーは白兵戦が得意なウォーリアー、弓が得意なローグ、魔法が得意なソーサラーの中から1人選び、
トリストラムの街の地下で復活したディアブロの打倒を目指す。
世界で初めて成功したオンラインRPGであり、以後のオンラインRPGに多大な影響を与える。
もっとも、PS版はオフラインで2人までしかプレイできず(PC版は最大4人)、
操作性もPC版よりも悪くPSでできるということ以外は特にメリットもない上に洋ゲーであるなど、成功する要素はないに等しかった。
PC版についても少し触れると、Battle.netというサーバーへ世界各国のプレイヤーが接続し、
今のようにアジア圏、ヨーロッパ、USといった区切りがなく、
日本やシンガポール、フランス、カナダなどのプレイヤーが一堂に会することもあった。
また、PK(Player Kill)システムが搭載され、最強の敵はディアブロではなくプレイヤーであった。
何の前触れもなく攻撃できたり、とどめをモンスターにささせることによって相手の装備アイテムを剥がす、などができた。
ある意味ではこれは日常茶飯事の出来事であり、ディアブロ経験者は最近のPK要素の薄いMMORPGに対して不満の声を挙げる人も多い。
●でじもんわーるど【デジモンワールド】
1999年1月28日にバンダイから発売された育成RPG。ハードはプレイステーション
デジモン達の住む島、「ファイル島」が舞台。
一つの街に住んでいたデジモン達がある日、突然「心」を失い、
島のあちこちに散らばってしまう。
デジモン達を呼び戻すために、主人公がデジモンワールドに召喚されるところから物語は始まる。
目的はデジモンをトレーニングで強くしながら島の各地にいるデジモン達を街に呼び、島の異変を探ること。
「これの次はあれをしろ」のような一本道なストーリーが基本的にないため自由度が高いといわれている。
その自由度の高さと味のあるフィールド、一番の醍醐味である育成などが好評で、
発売から7年がたった今でも神ゲーと評価する人が多い。
またバグの多さでも有名である。
特に初期版は致命的なのが多く、
・特定のイベントを先にこなすと街に呼べないキャラがいる
・特定の行動で繁栄度(街にデジモンを呼んだ目安)が急激に下がる
・「ベンリくん」と呼ばれるデバッグモード
などがあり、特に真ん中は当時の小学生を驚愕させた。
なお、続編であるデジモンワールド2は「レベル制」の導入などにより黒歴史扱いされることが多い。
●でばいすれいん【デバイスレイン】
【デバイスレイン】
●でゅーぷりずむ【デュープリズム】
1999年にスクウェアから発売された3DアクションRPG。
わかりやすいゲームシステムと魅力的なキャラクターでいまだに信者の多い名作。
最初に男の主人公ルウと女の主人公ミントのどちらかを選びスタートし、
二人の物語がそれぞれ交錯するパラレルストーリーとなっている。
どちらもある事情により伝説の秘宝「デュープリズム」を求め、似たような道程を進むのだが、
ルウ編はシリアスで重厚なストーリー、ミント編はコメディータッチで明るく楽しいストーリーと、
絶妙に物事の視点やコンセプト・味付けが違い、またバトルシステム等も異なった物である。
両方の物語をクリアすれば「強くてニューゲーム」も出来る。
ちなみに「デュープ・リズム」ではなく「デュー・プリズム」である。デュー(DEW)とは露の意味。
☆関連語☆
強くてニューゲーム
●どらごん-ないと4【ドラゴンナイト4】
【ドラゴンナイト4】
●とれじゃーぎあ【トレジャーギア】
ADKから発売された不思議のダンジョンの流れを汲むローグライクRPG。
主人公は男女二人の恋人同士のうちどちらかを選択し、不治の病に苦しみ残る。
片方のためにダンジョン内にあるアイテムを採ってくるというオーソドックスな作り。
完全自動生成ダンジョンで、入るたびに一階1レベルからスタートするものの、
ある条件を満たすと各種の職業技能が持ち越せる比較的ユーザーフレンドリーな仕様になっている。
不要なアイテムは売却して恋人を看護する医者に薬を買う代金として渡すのだが、
この医者はヤブで絶対に治せないため、主人公が自力でアイテムを採る以外に救う手段はない。
ただし、治療アイテムを手に入れて恋人が完治した後も一人でダンジョンを攻略し続けることになる。
その姿はさながら仕事で家庭をほったらかしにするオヤジのごとし。
バランスの良いゲームで評判も良好。続編が待たれたが会社の解散により立ち消えになったのが惜しまれる。
●ないとめあぷろじぇくと YAKATA【ナイトメアプロジェクト YAKATA】
1998年、アスクより発売されたPS用ソフト。
ナイトメアプロジェクトの名の通り、ホラー物のマイナーRPG。
大まかな話の流れは手紙で孤島に呼び出された主人公、古我ユキヤが同じく手紙で呼び出された特殊な能力を持つ仲間達と共に、
人間を食い殺す悪夢を生み出す四つの館を巡って謎を解いていくというもの。
「館」シリーズで有名なミステリ作家の綾辻行人氏が原作・原案・監修となっており、同氏の作品の雰囲気を強く引き継いでいる。
同時にタイトルの通り同氏の「館」シリーズと密接な関係を持っており、登場する四つの館は全てミステリ小説本編のタイトル兼舞台と同名。
トリックの一部もそれに準ずるものが使用されており、原作ファンならばニヤリとする場面も。
しかしこのゲーム、色々な意味で登場人物…というか、パーティーメンバーがぶっ飛んでいる。以下一例。
・記憶喪失になった直後、突然鎧と剣を装備し始める主人公(直前の格好はTシャツにジーンズ)
・なぜか人格が交代すると体まで変わる(女の人格になると女の体になる)多重人格者
・「小瓶」(初期装備は「毒薬の小瓶」)をブン投げて戦うお嬢様タイプのヒロイン
・主人公の飼い犬
・上記の多重人格者の作った外見ロリの人形
と最早何処から突っ込みを入れればいいのか判らない面子になっている。
しかも途中で仲間が抜けて入れ替わる事が多い為、最終メンバーに至っては主人公、犬、ヒロイン、ロリ人形。
これほど世界の運命を託すのに不安になる面子も逆に珍しいのではなかろうか。
他にも随所に突っ込み所があり、プレイしていると笑えばいいのか恐がればいいのか良くわからない感覚に襲われる事がままあったりする。
とはいえ全体としてみると、
・良好な戦闘バランス
・突っ込み所はあれど引き込まれるストーリー
・随所で挿入されるホラーな演出とそれを盛り上げる音楽
・豪華な声優陣
・珍妙な登場人物
・頭を捻る必要のある適度な謎解き要素
・一部のトンでも設定を除いてしっかり用意されたトリック
と見所も多く全体的な出来栄えは佳作といった所。
近年では流石に入手困難だが、ホラーや謎解きが好きならばプレイしてみる事をオススメ出来る一品。
館の中にはあなたの知らない世界が待っている…。
●ばすたーど!!−うつろなるかみがみのうつわ【BASTARD!!−虚ろなる神々の器】
1996年にPSで発売された人気漫画のRPG。
集英社とセタより発売。
PSでも比較的初期にあたる作品のため、グラフィックが荒く、またボイスが一切ない。
しかし、テキストをバスタードのノベライズを担当したベ二ー松山が手掛けており、
バスタードの魅力的なキャラクター達を上手く使用したそのシナリオに惹かれたファンも多い。
システムは漫画の元ネタのひとつであるウィザードリィのシステムを使用しつつ、
独自のシステムを採用している。その内のひとつが戦闘時の陣形システムであり、
ある一定のキャラと陣形を組み合わせる事により、強力な合体必殺技を使用することができる。
その種類は非常に多く、それを探し出すのも面白い要素となっている。
仲間となるキャラクターは非常に多く、隠しも含めると20名以上にわたる。
さらには原作では触れなかったキャラクターの過去などを扱ったシナリオもあり、
ルートによっては仲間にならないキャラや隠しダンジョンの存在など、全てを楽しむには意外と時間がかかる。
シナリオは完全にオリジナルだが、正直原作があさっての方に向かってしまったため、
こちらの方が名作といわれることもある皮肉なソフトでもある。
●ぱらさいと・いぶ【パラサイト・イヴ】
同名の小説を元にしたRPG。
1998年に故■社からPSで発売。
主人公であるアヤ・ブレアがオペラの講演中に怪奇事件に遭遇することから始まる。
ミトコンドリアが覚醒したネオ・ミトコンドリアの女王イヴが、マンハッタンの各地で大量殺人を続け次々とミトコンドリアに支配されたクリーチャーを生み出していく。
アヤは自らも覚醒したミトコンドリアの力を使い、バディのダニエル、原作にも登場する前田らと共にイヴと闘うことになる。
システムはFFでお馴染みATB制であるが常に動くことができ、アクションに近い形で敵の攻撃をかわすことができる。
またパラサイトエナジーという特殊能力により攻撃や回復等が可能。
使用する武器は主に銃で防具は体用のみ、いずれも改造できそれなりにやりこみができる。
発売当時では美麗なグラフィック、独特な世界感とそれにあった音楽、二周目への引き継ぎ等RPGとしてはなかなかのもの。
しかし本編は短い感がある。
後に2がアドベンチャーとして発売されたがふるわなかったようで続編の発表はなかった。
が、2007年携帯コンテンツで3の開発の発表がされた。
どこに行くんだパラサイトイヴ。
●ぱる-しんけんでんせつ【PAL―神犬伝説―】
広大なマップ、あっと驚くイベント、多彩なシステムと謳っている割にはそうでもない。
飼い主の女の子がさらわれた犬が助けたい気持ちで人になり、彼氏や貧乏神、山の神をつれて奪還するお話。
しかし、敵がノストラダムスということもありよくわからないシナリオである。
料理という食材アイテムを掛け合わせることで効果を生み出すシステムがあるが、
これを使わないと回復が追いつかないバランス&一人しか使えない。
食材は基本的にスーパー、コンビニでお買い求めを。
個人的にはすごくマイナーな気がするのだがなぜかBEST版が出ている。
製作元:東映ビデオ株式会社
●びよんど-ざ-びよんど【ビヨンドザビヨンド】
正式名称は「ビヨンド・ザ・ビヨンド〜遙かなるカナーンへ」。通称ビヨビヨ。
ソニーがプレイステーションの発売1周年を記念して発売したRPG。
キャラデザに人気漫画家の柴田亜美氏を起用しており、パッケージ絵はなかなか格好いいが、
肝心のゲーム中の絵には全く反映されていない。
ボタンを連打するとクリティカル率が上がるなどのシステムを起用したのと、かなり高めのエンカウント率のせいで、
プレイ中はほぼ常にボタン連打していなければならず、常人の指では耐えられないケースが発生。
画面スクロール時にガタガタ揺れるのを見ていると気持ち悪くなるなど、ゲームとしての欠陥も搭載。
初回ロットだけで70万本も製作されており、当時クソゲーと評されていたアーク・ザ・ラッドと一緒にワゴンセールされることになる。
間違いなく「PSのRPGに良いものナシ」のイメージを付けたソフトの1つ。
アーク・ザ・ラッド問題によるプレステRPG低迷時期に追い討ちをかける作品となってしまい、
プラットホームをプレステからセガサターンに変えると宣言する会社も出てきてしまった。
☆関連語☆
アーク・ザ・ラッド
●ぶらっくまとりくす だぶるおー【BLACK/MATRIX 00】
2004年にサモンナイトシリーズで有名なフライト・プランが作ったシミュレーションRPG。
PS2全盛期だった当時としては珍しいPS用ソフト。基本的にはBLACK/MATRIX ZEROのリメイク。
天使、悪魔、人という3つの種族達が暮す世界で、
天使は独善の下に悪魔を裁き、人を見下して地上を支配し、
悪魔は天使との戦に破れて以来姿を現さなくなったが、時折現れては人を殺し、
人は天使に支配、管理されて生きているというハードな世界観を持つ。
人種や規格外(障害者や突然変異体)への差別も激しく、これが本作の大きなテーマとなっている。
ギャグイベントなども多数用意されているものの、基本的には非常に重苦しい雰囲気のゲーム。
他にも主人公が発狂するイベントがあったり、植物と一体化した少女が殺してくれと懇願してきたり、
仲間の一人が不治の病にかかっていたり、バッドエンドが凄まじかったりと、
もうドロドロのグチャグチャで、グロテスクな展開には事欠かない。
ゲーム難易度は非常にヌルく、特に後半あたりからバランス崩壊必至の技が使えるようになる。
(SRPGなのに1ターン目から敵全体を瀕死〜即死に追い込めるくらい激強)
マイナーだがやり込み要素が結構多く、ヌルいことを除けば結構よくできたゲームで、
初心者にもオススメできる内容。
☆このゲームの固有項目☆
【サーカスエンド】
●ぷらねっとらいか【プラネットライカ】
クインテット・是空開発、エニックス発売のPS用RPG。
火星人が滅び去った後の火星を舞台に、
調査隊員である主人公が、火星にはびこる怪異の真相を突き止めていくストーリー。
内容は会話が中心で、戦闘も刺身のツマ程度なので、
RPGというよりはアドベンチャーなのだが、パケ裏にサイコドラマRPGと書いてある。
「地球人は火星人にヒトの顔を与え、それ以来地球人は犬の顔をしている」などの設定、
精神を病んだキャラ達やテキスト、人物・建造物の奇妙なデザイン、狂った効果音などから、
とてもアクトレイザーや天地創造を作ったクインテットの作品とは思えない電波ゲー。
シナリオも電波と哲学とオカルトを無造作に混ぜ合わせたようなテイストで、
一周しただけで全容を理解するのは困難であろう。
登場人物の多くは多重人格者で、主人公も自分以外に人格を有しており、
「悪」というアラインメントのようなパラメータを変化させることで別人格になる。
人格には「身体能力が高く、凶暴なアニマル系」「知性に秀でるが他者を見下すサイコ系」
「外見にこだわり、美しさを追求するビジュアル系」の三種があり、
人格を状況や語りかける相手に合わせて使いこなすことで進行していく。
雰囲気やシステムは理解しにくいが、演出やグラフィック(当時のレベルで)は優れている。
そのためこのゲームをプレイした人の感想は「理解不能のクソゲー」か
「考えさせられる内容だった」に二分される。
後にも先にもこのゲームと同じ個性を持ったソフトは二度と現れないだろう。
●ぶれいぶふぇんさー - むさしでん【ブレイヴフェンサー 武蔵伝】
1998年7月にスクウェアから発売された3DアクションRPG。
監督は坂口博信氏。キャラクターデザインは野村哲也氏。
異世界から召還された侍、ムサシを主人公とする痛快アクション…
…のはずだったのだがおまけとしてFF8の体験版が付いて来たためにむしろ「FF8体験版のおまけ」扱いされることも当時はしばしばあった。
2008年7月にはPSPのゲームアーカイヴスとして再発売された。
・「ゲーム内に時間が存在し、村人もモンスターもそれに合わせて行動する」、
・「HP回復のために仮眠するときっちりその分時間が経過するし、ぶっ続けで進行してると時間経過に合わせて主人公も疲労する」
など当時としては斬新なシステムでプレイヤーを引き寄せたが、
その反面、まさにこのシステムがだるい、
肝心のアクションはもっさり気味などといった理由のために糞ゲーとする者も多い。
しかし一方で、上記のなんとなく生活観溢れるシステムや、
探索し甲斐のあるダンジョンと豊富な謎解きとギミック、
敵の技を自分のものに出来る「ゲットイン」システム、等に魅了された根強いファンも多く生み出した。
そしてその7年後。
2005年の7月に続編である『武蔵伝II ブレイドマスター』が発売されることとなったが、
べつに満を持してと表現するほどでもなく、『1』ファンも「え?2発売されるの?マジで?」と半分忘れていたほどであった。
しかもメインデザイナーの野村氏の意向のためか、
ほとんど『1』の雰囲気やシステムとは似ても似つかないものになっており、ファンの前評判もいまいち。
さらに先行発売された海外でも糞ゲーの烙印を押されて売り上げが伸びるでも伸びないでもなく、
発売後も別に『1』のファンから褒められるでも貶されるでもなく、新規ファンが付くわけでもなく、
2ch本スレすらいつの間にか特に何というわけでもなく自然消滅し、
ほぼ一切盛り上がらずに終わってしまった。
☆関連語☆
ムサシ 二刀流 坂口博信 野村哲也 浜渦正志
●べあるふぁれす【ベアルファレス】
2000年に発売されたPS1用ARPG。
不老不死になれるという伝説の秘宝・アザレの石を始めとする莫大な財宝が眠っている地下遺跡
その上に作られた冒険者の町「カルス・バスティード」を舞台に
主人公と同期の新人冒険者13人がそれぞれの目的の為遺跡を探索するというストーリー。
ARPGでありながら恋愛ゲー的な要素も強く、周回プレイのためかボリュームが少なめな面はあるが
キャラごとの個別イベントが多く用意されており、EDも13人×主人公の性別ごとの26パターン用意されている。
その仲間キャラも
・真面目な正統派男騎士
・明るく家庭的なヒーラー
・「面白そうだからここに来た」というエロいねーちゃん
・元気でノリがいい盗賊少女
・自称「女好きの貴族」なイケメン
・男の娘
・ぬぅん
・etc
など個性的な面子が揃っている。
その他の面も細かく作りこまれており、奇麗に纏まった完成度の高い作品ではあったものの
PS末期+無名メーカの作品ということもありセールスは振るわず、
現在では「隠れた名作」扱いされることも多い。
●べいぐらんとすとーりー【ベイグラントストーリー】
幾つもの勢力が絡み合い虚実の入り乱れる重厚なストーリーと、
PS史上最高峰の精緻なグラフィック(含む演出)が好評を集めた、
スクウェア(現スクウェアエニックス)制作のPS用RPG。
武器の育成、合成といった豊富なやりこみ要素に加え、
部位破壊、アクション要素の導入など様々な工夫の練りこまれた戦闘システムは奥が深く、
ファミ通クロスレビューにおいて二番目の満点(40点)評価を受けた。
反面、奥の深さは間口の狭さに通じるところもあり、
日本産のゲームらしからぬ難易度の高さも手伝って、
満点評価はやりすぎではなかったかとの声も聞こえる評価の難しい作品である。
本作中では明言されていないが松野泰己氏の作品に用いられる彼の創作した
異世界「イヴァリース」を舞台にした物語であり、同世界を舞台にした作品のいくつか
には本作品の固有名詞が登場するなどのファンサービスが存在している。
☆関連語☆
松野泰己 ファミ通
☆このゲームの固有項目☆
【エプロン(ベイグラントストーリー)】
●ほうしんえんぎ【封神演義】
コーエーより発売された、PS用SRPGゲーム。
中国三大怪奇小説の一つ、封神演義を原作としており、
難易度はやや低めながらも、ストーリー、ゲーム面ともに手堅くまとまっているのだが、
当時週刊少年ジャンプで同じく封神演義を原作とした漫画が連載されており、
水滸伝や三国志演義などと比べ、この漫画の登場以前には子供たちの間での知名度が低く、
(というか本来は三大怪奇小説や四大奇書には含めないらしい)
漫画のゲーム化を期待してしまった人や、漫画の人気に便乗したのではと邪推する人が少なくなく
不当に低い評価を受けてしまっている感じのゲームである。
なお、このゲームが封神演義の名前を商標登録してしまったため、
ジャンプ漫画のゲーム版は、明らかに漫画版をベースにした内容でも
アニメ版タイトルである仙界伝の名前が入っている。
●まーめのいど【マーメノイド】
1999年8月にXINGから発売されたRPG。ハードはPS。
タイトルの通り舞台は人魚の世界。野郎の人魚は出てこない。
記憶喪失の主人公が人魚の世界の謎や自分について解明していく。
CG技術は当時にしてはかなりの高評価で、水中ならではの移動も斬新だった。
ゲームの2年前に先行してアニメが放映されている。
●まじん-がくえん【魔人学園】
PSで発売されたオカルト色の強い学園もののAVG+S・RPG。正式名称は東京魔人学園剣風帖。
プレイヤーは魔人学園と称される真神学園の三年に転入してくるある"力"をもった転校生を分身として、
同じく力に目覚めた同世代の仲間とともに東京におきる怪奇事件を紐解きながら高校生活を送ることになる。
話の導入部分のAVGと戦闘部分のS・RPGで一話として全二十数話で構成されている。
特筆すべきはAVG部分で主人公は他者からの問いに対してコントローラーに割り振られた、
「同・友・喜・愛・悩・冷・悲・怒」+無視の九つの中から自分の感覚を選ぶことができるので、
自分がその世界にいるかのごとく違和感のないプレイが楽しめる。
S・RPGとしては旧校舎地下でいくらでも鍛錬できるのでやや大味な印象を受けるが、
逆に言えば難易度調整が楽なので誰にでも勧められる一本でもある。
ともあれ本作は伝奇ジュブナイルものという業界で当たらないと敬遠されてきた分野を当てたパイオニアであり、
同様の後発ゲームはこの作品を手本としていることは語るまでもない。
派生品を上げるときりがないのでここでは正当な外伝の朧綺譚、カードゲームでWSで符咒封録の二つの名前のみをあげる。
●みつめてないとあーるだいぼうけんへん【みつめてナイトR大冒険編】
コナミとレッドカンパニーの共同開発で発売されたRPG。
恋愛シミュレーションゲームみつめてナイトの続編に当たる。
だが、前作ヒロイン16人のうち、一緒に冒険できるのが5人だけ、
5人の採用基準が意味不明、他キャラの描写が酷い。
などの理由により前作ファンからは黒歴史扱いされている。
☆関連語☆
ギャルゲー 鬱ゲー 黒歴史 コスチュームチェンジ
●むーん【moon】
1997年にプレイステーションで発売された「戦わないRPG」。開発はラブデリック。
不思議なキャラクター達とメルヘンチックだが、なかなかに奥深いストーリー、
そしてBGMを30もの曲の中から好きに選べるMDなど、非常に独特の雰囲気の強いRPGだ。
「戦わないRPG」というと一見つまらなさそうだが、
システムもストーリーもなかなか良くできていて、名作と評価する人も少なくない。
主人公の少年は、人々の話を聞きイベントをこなしたり、
勇者に殺されたモンスター(アニマル)達の魂を蘇らせたりして、
このゲームにおける経験値であるラブを集める。そして、ラブによってレベルを成長させる。
最初はわずかな時間しか行動できないが、レベルを上げるごとに行動可能な時間が増えて、
行動範囲も広まるといったシステムだ。
☆関係語☆
ラブデリック 戦わないRPG
●らぐなきゅーる【ラグナキュール】
アートシステム(現在は倒産)が制作したPS初期時代のRPG。
『神の遺産』で守られた世界「アルラーダウル」を舞台に、
かつて神に逆らい追放された「星を継ぐ一族」の末裔である青年リーンと
偶然異世界から出現した少女リーヴ達の冒険を描く。
このゲームの特徴は主人公やヒロインはもちろんのこと、
敵幹部やザコ敵の名前、仲間の服装の色まで変えることができる。
さらにメモリーカードを15ブロック全て使う所にある(ベスト版では2ブロック)。
仲間は幼馴染の巨漢、二重人格の天才魔法使い、ツンデレ軍人、神様など多種多様。
更にキャラの年齢などによって成長に補正がかかっているらしく、
爺さんや長年眠っていた神様、シナリオにさほど関わらない腰を振りまくる魔法使いなどは
ステータスの成長率が悲しいほど低い。
ゲーム内容は噛み砕いていうと
前半は4年に一度開催される武神祭(武術大会)に優勝すること、
後半は強くなりすぎると世界から追放されてしまうため、
神の庇護を断ち切るために神と敵対し、世界を守護していた結界を解放するという
後半はかなり自己中心的な感じだが、イベント自体や音楽の質は高く、
白い花や空中散歩、着物イベントなどの恋愛イベントは特に評価が高い。
更にこのゲームは、
レベルが1000まで上げることができたり(シナリオクリアなら50ほどあれば可能)、
シナリオクリア後には無限の回廊という何度も潜るのが目的のダンジョンや、
シナリオクリア後のセーブデータ同士での対戦など、やりこみ要素もある。
余談だが説明書に紙相撲が付いている。
●りんだきゅーぶ【Linda3】
【Linda3】
●れーしんぐ-らぐーん【レーシングラグーン】
スクウェア社が発売した「ハイスピードドライヴィングRPG」
戦闘部分がレーシングゲームのRPGと言いたかったのだろうが、
町の中を走っている車にパッシングしてバトル開始。
勝ったら相手のパーツを奪える、エンジンでも何でも追い剥ぎ可能。
ターボを10個以上装備可能、軽のシャーシにバスのエンジンを搭載可能。
アクセル全開時速200qからのドリフトでカーブを曲がりきる。
などの怪しすぎる内容から一部で糞ゲー扱いされている。
また、イベント台詞のほぼ全てがポエムとなっており、
RPGとは「Racing Poem Game」の略だと言うのが一部では一般的になっている。
しかし、ゲームだと割り切ればかなり長く遊べる上に、
上記の怪しい世界観が気に入って延々とプレイし続けるファンも多い。
その人気はいまだにスレが『家庭用ゲーム板』で続いているところからも伺える。
☆関連語☆
河津秋敏 スクウェア
☆このゲームの固有項目☆
【ハイスピードドライヴィングRPG】
【ラグーン語】
●れがいあでんせつ【レガイア伝説】
1998年に発売されたPS用ソフト。
獣(セル)を凶暴化させる謎の霧が立ち込める世界を舞台に繰り広げられる
『フルタイムドラマチックRPG』
戦闘はコマンド形式をとっており、格ゲー張りの反射神経と操作能力を要求される。
ポリゴン黎明期であったことからグラフィックは多少ぎこちない面もあるが、
作り自体はオーソドックス。
しかしこのゲームを世に知らしめた(?)のは若き日の岩井俊二(映像作家・
映画監督。代表作は『リリイ・シュシュのすべて』など)によるTVCMであろう。
舞台は現代社会。異常な濃霧により外出が禁じられ、パトカーが巡回するだけの市街。
する事もなくテレビを眺めるだけの両親。少年は遠足を楽しみにしている弟のため、
仲間とともに霧を晴らす冒険へと繰り出した――。
ゲーム画面はほとんど出てこないが、『霧を晴らす』というゲームの一大目的を
ドラマチックに仕上げたCMである。
反面『CMは覚えてるがゲームはやったことない』『CMの方が面白い』という声もちらほら。
●れじぇんど-おぶ-どらぐーん【レジェンドオブドラグーン】
1999年12月にSCEIより発売されたDISC4枚組の大作RPG。
美麗なムービーがCMで使用され、また元FF開発スタッフが制作を担当していたり、
そのムービーがCGの祭典シーグラフに入選したことでも知られている。
古代より語られるドラグーン伝説を軸にストーリーは進んでいく。
このゲームを語る上で常に話題となるのが、戦闘システム・難易度・テンポであろうか。
グラフィックを前面に押し出した故の弊害かロード時間はかなり気になるレベルで、
独特の戦闘システムとFC時代を彷彿とさせるバランスにより戦闘時間は常に長め。
また入手経験値とお金は決して多いとは言えず、回復魔法も戦闘中のみ使用可能なため、
32個しかない消費アイテム枠をやりくりするか(同じアイテムも個別にカウントされ、そのくせ装備品は256個所持可能)
戦闘中に防御によって回復しなければならないことも含め賛否両論あるようだ。
だが前述の通り、そのグラフィックと随所に挿入されるムービーは本当に綺麗であり、
当時のPSゲームのトップクラスであると言っても過言ではないだろう。
☆このゲームの固有項目☆
【惨劇の村ニート】
●ろんどんせいれいたんていだん【倫敦精霊探偵団】
PSで発売されたノスタルジックなアドベンチャーRPG。
蒸気機関が発達した19世紀のロンドンを舞台に名探偵エヴァレットの弟子である主人公が様々な事件を解決していく。
章仕立てになっており各章でのメインの事件以外に探偵教会で依頼を受けることでサブイベントをこなすこともできる。
怪盗や密輸組織との対決もあればネコ探しも探偵の仕事なのである。
なお物語はすべてロンドンの中で進み、外に出ることはない。
暖かみのあるドット絵のグラフィックや人懐っこい相棒(本名不明)、
勝気な(いわゆるツンデレではない)アリエスなどの個性豊かなキャラクターから隠れた良作と言われる。
しかしシナリオにややぶつ切れ感がある事やダンジョンが似たような景色が続いて迷いやすい上に
エンカウント率が高めなのでストレスが溜まりやすいのが欠点といえる。
なお主人公の師匠であるエヴァレットは劇中ではこれといった活躍をしていないのだが、
一般市民からも「名探偵」として認知されている所からして
主人公たちが見ていない所でまじめに探偵業をしているようである。某大正の麻雀探偵にも見習わせたい。
▼その他作品名(PS2)
●ヴぃーなすあんどぶれいぶす-まじょとめがみとほろびのよげん
【Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜】
ナムコから発売された、前作「7〜モールモースの騎兵隊」に続くヴィーナスプロジェクト2作目。
7と世界観を一部共有し、世代交代RPGという点も同じ。
条件を満たせば7に登場したキャラが仲間にできたり、ゼノサーガのコスモスに会えたりもする。
ストーリーは女神アリアの預言に従い、滅びを回避するために、
主人公ブラッド・ボアルが騎士団を率いて100年間戦い続けるというもの。
主人公は不死のために継続していくが、他のキャラは年を取るために、
プレーヤーは常に意識して結婚&出産させて次世代に能力を継承させていく必要がある。
RPGというより騎士団経営ゲーム、詰め将棋との声もあるのはそのため。
クリア後はストーリーを排除した「クロニクルモード」がプレイできる。
前作の「アルメセラ年代記」より難易度はかなり下がっているので安心だ。
「7の方が面白かった」という意見もあるが、随所に挿入される感動的なイベント、
音楽のクオリティの高さ(特に2つのメイン曲)もあって、概ね好評価。
ヴィーナスプロジェクト3作目を望む声も多い。
ついでに、ゲーム中の名セリフを改変したネタもスレ内で大人気。
☆関連語☆
7〜モールモースの騎兵隊〜
☆このゲームの固有項目☆
【ヴィーナス&ブレイブスの隠しイベント】
【ヴィヴィ・オールリン】
【大きな古時計】
【ゲシュタルトボード】
【ジーク】
【チワワ】
【ブラッド・ボアル】
【女神アリア】
●うたわれるもの -ちりゆくものへのこもりうた-【うたわれるもの -散りゆく者への子守唄-】
2006年10月26日にアクアプラスより発売されたSRPG。
「サモンナイト」シリーズ等を手掛けたフライトプランが共同開発している。
同名のPCゲームが原作。
ストーリーはとある辺境の村に一人の青年が流れ着くところから始まる。
その青年を中心として作品世界が騒乱の渦に巻き込まれていく、といったもの。
戦闘はクォータービューでシステムは可もなく不可もなく。
ただし難易度は凄まじく低い。熟練者なら約30ステージを20時間ほどで終わらせることができるだろう。
それでもストーリー、特にエンディング付近はかなり泣けるのでプレイする価値はある。
余談ではあるが、しばしば同名のアニメとこのゲームのどちらを先にプレイすれば(見れば)良いかを聞かれる。
アニメはコミカルなシーンのカット(DVD特典で補完されているが)や、
ストーリー展開及びキャラクター設定に対して修正が加えられている。
キャラクターや世界の詳細設定を知りたいのならゲーム、
RPGパートが嫌いだったり、取り敢えず触れてみたいというのならアニメをオススメする。
なお、アニメのキャストによる番組「うたわれるものらじお」はゲーム業界でもネタにされるほど高い人気がある。
●えたーなるりんぐ【エターナルリング】
フロムソフトウェアのPS2と共に発売された一人称視点のARPG。
プレイヤーは主人公カイン・モーガンとなり、
国王直々の命令を受け、物語の舞台となる不帰の島に旅立ち、
島に秘められた「エターナルリング」の謎を探る、といったストーリー。
基本的なシステムとしては、同社のARPGであるキングスフィールドなどと非常に似ている。
ただし、もっさり感も3D酔いもそのままなので、これらが苦手な人は手を出さないことをお勧めする。
このゲームの特徴的なシステムは、指輪合成システムである。
魔法指輪を使用することによって、攻撃や回復をすることができる。
また補助指輪を装備することによってステータスが上昇したりなど、さまざまな付加効果を得られる。
しかし魔法指輪のバランスが悪く、
最高位の召喚魔法の指輪を使うとラスボスが数発で倒れて唖然とするぐらい威力が高い。
その他オープニングの海岸から転落死したり、
イベントでの忠告を無視して、強い敵のいる場所に行って瞬殺されたりなど、
同社のARPGの例に漏れずゲームオーバーになりやすいゲームである。
☆関連語☆
キングスフィールドシリーズ
●おーでぃんすふぃあ【オーディンスフィア】
2007年にアトラスからPS2用ソフトとして発売されたRPG。開発はヴァニラウェア。
「プリンセスクラウン」の流れは汲んでいるものの、続編ではなく完全な新作である。
世界感は、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」や北欧神話をベースにしており、
イベントや台詞等も演劇調で展開される。
5人の主人公の物語がそれぞれ1冊ずつの本になっており、アリスという少女が
屋根裏部屋でその本を発見し、読み進める事でストーリーは進行する。
1冊読み終えると新しい1冊が出現という形で、途中までは完全な一本道であるが、
6冊目は5体のボスそれぞれ(最後の1体はラスボス)にどの主人公で挑むかを
選択する事ができ、この組み合わせによってイベントやエンディングが変化する。
ゲームバランスやシステム面はやや大味な作りであるが、
6冊目以降のストーリー展開、PS2最高峰の2Dグラフィック、崎元仁氏の音楽、
豪華声優陣の好演により、PS2の新作RPGとしては、かなりの高評価を得ている。
☆関連項目☆
プリンセスクラウン
●かおす-れぎおん【カオスレギオン】
カプコンより発売されたARPG。(ジャンル名表記はエモーショナル・アクション)
元々は、某ファンタジー文庫より発売されたシリーズ第一作であり、
最終章でもある「カオスレギオン 聖戦魔軍篇」から派生した作品。直訳すると「混沌の軍勢」という意味。
ライトノベルとのメディアミックス展開や複数の魔物レギオンを率いて戦うシステムが特徴。
しかし、このゲームを語るとき、それら以上に話題になるのが
主人公‐押尾学(アーティスト) ライバル‐海東健(俳優)
ヒロイン1‐市川由衣(グラビアアイドル) ヒロイン2‐りょう(女優)
という豪華俳優?で構成された主要登場人物の声優陣と彼らによる棒読み演技。
その酷さは、二週目以降ボイスを英語にする人が続出するほど。
(英語ボイスは、クリア後でなければ選択できない。しかも英語も下手)
「声優に素人を起用するな」というような話題が出たときには、
作品が微妙にマイナーであるにも関わらず、しばしば例に挙げられる。
他にも、主題歌がLIV(押尾学がボーカルのユニット)の曲だったり、
クリア後のオマケにもう一人のヒロインが使用可能になるのはともかく、
LIVのプロモーション映像(レコーディング風景)だったりと、
誰に対して売りたかったのか、何がしたかったのか、よく分からない作品。
ちなみに、ダンジョンの謎解きがなかったり、同じようなボス撃破の繰り返しだったり、
システムやシナリオでも細かい部分で原作の小説版と矛盾していることが多く、
ファンからは黒歴史扱いになっている。
☆関連語☆
声優 俳優 黒歴史
●がらくためいさくげきじょう らくがきおうこく【ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国】
2003年3月20日にタイトーから発売されたラクガキRPG。 ハードはPS2。
平たく表現すると自分で姿形を描くポケモン。
スタジオジブリが関わっている為か、雰囲気などはいかにもジブリ世界。
本来ならタイトルのごとく自分でラクガキしたものがキャラとして
活躍してくれるものであるが、ゲーム内外にプロの漫画家や
イラストレーターが描いたものが紹介されていた為に
絵心のない人はそれで諦めてしまったとか・・・
今は亡きはらたいらや、東方(同人STG)のキャラがいたりするので
興味のある人は今からでも買って見てみよう!
●くーろんようまがくえんき【九龍妖魔學園紀】
開発はSHOUT!とアトラス。
魔人学園(東京魔人学園剣風帳)と同一世界観を背景にするゲーム。
ジャンルはADV+FPSLG(公式)というよくわからん物である。
大まかには魔人譲りのADVパートと、学園地下の古代遺跡の遺跡探索パートに別れる。
遺跡探索中の戦闘は、APという行動力を消費するターン制のBUSINという感じ。
80年代の臭いのするオマージュ満載の良質なB級ゲーム。
2004年の地雷ゲーム大量発生&転生学園という類似品も強烈な地雷だったためか、
売り上げに打撃を受けている感のある、不遇なゲームでもある。
☆関連語☆
魔人学園 転生学園幻蒼録
☆このゲームの固有項目☆
【石(九龍妖魔學園紀)】
【オレスコ】
【カンパン】
【すどりん】
【八千穂明日香】
【八握剣】
●しゃいにんぐうぃんど【シャイニングウィンド】
2007年5月にセガから発売されたアクションRPG。ジャンル名は「心にふれるRPG」。
「シャイニングティアーズ」から二年後にティアーズの舞台となった夢幻大陸エンディアスに主人公達6人の日本人高校生が飛ばされ、
それぞれ2人づつが3つの国に所属し、戦乱にまきこまれていくというストーリー。
主人公達のうち3人が心剣と呼ばれるパートナー(美少女からオヤジキャラまで)の心が剣の形になったものを武器として戦うという特徴的なシステムがあり、
パートナーの心の中の世界に入り絆を深めることで心剣を強くしたり、心の中の世界でいちゃついたりできる。
キャラデザはティアーズでも好評だったイラストレーターが続投し、声優陣も豪華キャストを揃えOP主題歌もヒロイン担当の人気歌手水樹奈々が歌っている。
システムの方もティアーズと比べロード時間短縮、戦闘中に使うアイテムの種類を3つだけに、SPを廃止して術、技を使い放題など思い切った改良がなされている。
経験値や資金の入手量も多めに調整されたため、難易度は良くも悪くもティアーズより簡単になっている。
発売に先駆けてアニメ版の「シャイニングティアーズ クロス ウィンド」が4月から放送され、少し遅れてゲームより前の出来事を描いた小説版も出た。
●しゃいにんぐ・てぃあーず【シャイニング・ティアーズ】
セガから発売されたPS2用ソフト。
「シャイニング」シリーズのアクションRPG。
シルディアに流れ着いた記憶喪失の少年「シオン」が遊撃騎士団「ヴァイスリッター」に入隊し、
敵国ルーンベールと戦う、という物語。
イラストレーターTony氏が描いたキャラクターには人気が高く、
たった二人の味方キャラクターで敵数百体をなぎ倒していく戦闘は非常に爽快。
自由度の高いキャラクター育成と、やりこみ要素が充実しているのも特徴。
しかしこのゲーム、
・町を一区画移動するだけで三十秒ほどロードが入る。
・ストーリーが中学生の妄想レベル。
・PS2の癖に音楽がモノラル。
などなど多数の欠点を抱えている。
このゲーム最大の特徴は、なんといってもオープニングである。
アニメーションの方は動きが重視された作画で評価が高い。
楽曲の方は主人公役の保志総一郎が歌っており、サビの「シャニティアーーーーーーッ」の絶叫は
某動画投稿サイトで画面が弾幕に覆われるほど人気が高い。
後に、世界観を共有した続編「シャイニング・ウィンド」が発売された。
☆関連語☆
シャイニング・ウィンド
●しんせいき−ゆうしゃ−たいせん【新世紀勇者大戦】
2005年より、アトラスから発売さえれたSRPG。
開発はスーパーロボット大戦で有名なウィンキーソフトが行い、中身は一言で言えば
勇者ロボット版スーパーロボット大戦。
2001年に制作が発表されたが、利権問題により開発中止になってしまったため
発売時のグラフィックの出来は、周囲とくらべて数段劣る出来だった。
本作の主な特徴は二つ。
まずは回避率の増減に関わる「バランスゲージ」、相手にダメージを与えることでバランスゲージが減少=相手の体勢が崩れ
命中率の低い必殺武器を当てられるようになる。
これにより、サポートロボで牽制→主役ロボでとどめという、アニメさながらの戦闘を違和感なく行えるようになった。
そしてもう一つは、「貫通武器」。
必殺ビームなどに設定されており、オーバーキル時、超過したダメージを目標の後ろの敵に与えることができる。
必殺技で雑魚を一掃するのもまた、アニメさながらの快感があるが、
後ろに敵がおらずに建造物があった場合、容謝無くそれを破壊する。
さらには、敵が強力な貫通武器を使う場合は、
ビルの後ろに隠れることでダメージを軽減するという勇者からは程遠い戦い方までできるのだ。
ちなみに、参戦作品のストーリーのほとんどは中盤までしか再現されておらず
オリジナルのラスボスも、出自も目的も一切謎で、伏線を大量に残したまま散ってしまった。
続編を出すつもりだったのかもしれないが、2007年10月現在、音沙汰は全くない。
●すてら-でうす【ステラデウス】
2004年にアトラスから発売されたPS2専用シミュレーションRPG。
「虚無の海」と呼ばれる白い霧によって徐々に侵食され滅びゆくレーバ大陸が舞台。
滅びに抗い暴虐の限りを尽くす「覇王軍」に属しながらも、親友の錬金術が世界を救うと信じて
精霊狩りを行っていた主人公スフィーダが、精霊を行使する一族の生き残りである少女リーンと出会い、
錬金術とは全く違う方法で世界を救っていくというストーリー。
スタッフに「ロードス島戦記」の水野良氏、ペルソナ3などでお馴染みの副島成記氏、
作曲陣には崎元仁氏・岩田匡治氏となかなかな顔ぶれが揃っているのだが、
・ストーリー上余計なバトルが多くキャラクター同士の絡みが極端に少ない
・敵の大ボスとの絡みがラスト3連戦の最初のみ(しかもかませ犬的扱い)
・エンディングがアッサリしすぎ(一言で済ませられるメインキャラあり)
などなど、豪華な製作陣=良ゲーでは必ずしもないことを如実に体現してしまった作品。
恋人に跪いて腹に顔をスリスリする王子といったネタキャラも散見されるのだが・・・。
だが、全100階層に及ぶ試練の洞窟やアイテム合成、
ラスボス戦より難易度の高いものもあるクエストといったやり込み要素は本編そっちのけで没頭できるボリュームがある。
ただあまりやり過ぎると「本編?何それ?」状態になるのでクリアまでは程々に。
また現在携帯アプリで「ステラデウス 漆黒の精霊」「ステラデウス 錬金術の時間」
といった本編のサイドストーリーを補完したものが出ている。
どちらも全50ステージとこれまた結構なボリュームである。
●せぶん-もーるもーす-の-きへいたい【7 〜モールモースの騎兵隊〜】
ナムコがだした世代交替RPG。
世代交替RPGといっているがストーリーモードでは世代交替はほとんどしない。ていうよりできない。
しかし、クリア後にでる「アルメセラ年代記」では常に世代交替を意識しないと始めからやり直す羽目になる。
大抵の人はストーリーモードはただの序章で千年間王国を守るのがメインだと知り途方に暮れる。
戦闘は3×4マスの中に7キャラ配置し前衛、中衛、後衛をローテーションしながら戦うシステムを採用している。
キャラは別に騎兵ってわけじゃない。
●だーくくろにくる【ダーククロニクル】
2002年、SCEより発売されたARPG。開発元はレベル5。
前作であるダーククラウドとはストーリーや設定は異なるが、
ジオラマや武器合成、ランダムで作成されるダンジョンなどのシステム面は、ほぼ受け継がれている。
タイムパラドクスを軸としており、主人公ユリスは未来からやってきた少女モニカと共に
変えられてしまった未来を正すべく世界中を旅するのがメインストーリーとなる。
なお、このゲームの特記すべき点はとにかく膨大な量のやり込み要素である。
図鑑はもちろん、釣り、ジオラマ、アイテムや武器合成、騎乗できるロボットの強化、
スフィーダ(ゴルフみたいなミニゲーム)、各種タイムアタックetc
ありとあらゆるやり込みがふんだんに詰め込まれている。
特にジオラマ作成は、住民の要望に答えつつ理想的な町を組み立てていくという、
箱庭ゲーム的な要素があり、このシリーズの売りの1つとなっている。
また、主人公の特技である「発明」は、撮影した写真をヒントとして組み合わせて行われる。
目新しいものを見かけたら撮影するのは、このゲームの基本となるが、
プレイヤーもまさか冷蔵庫や牛乳瓶から、ロボットの強化パーツが生み出されるとは思わないだろう。
意外性が楽しく、ついついやりこんでしまう要素となっている。
やり込みが好きな人は、是非一度挑戦してみてはいかがだろうか?
☆関連語☆
レベルファイブ マグロ
●たいこう-りっしでん-ふぁいぶ【太閤立志伝5】
2004年にコーエーから発売。
リコエイションゲームと銘打たれ、RPGとは証されていないが、
その内容は紛れもなくRPGであり、しかもその自由度は相当なものであるためにユーザー間の評価は高い。
800人を超える戦国武将や忍者、商人たちとなり、それぞれの道の天下一を目指すという大まかな目的はあるが、
そこに行くまでの過程はまったくプレイヤーの自由裁量にゆだねられている。
たとえるなら豊臣秀吉が伊賀忍者の棟梁となって闇の首領の座につくことも、
石川五右衛門が大名になって天下を統一することも、呂宋助左衛門が剣豪になるのも自由である。
前作、太閤立志伝4の不評を受けて、恐ろしく不出来であったカードバトル形式の合戦や個人戦が、
HEX使用の合戦と一般的なRPG風の戦闘に変更されたことも特徴である。
そのために勝つも負けるも結局は運任せだった前作から、
自分の実力で勝てるシステムに改良されたことでライト戦国マニアを引き込むことに成功した。
難易度を抑え、金儲けが容易になり、スキルも簡単なミニゲームで習得できるなど、
かつての硬派というかサディズム爆発の光栄からは想像もできないほどユーザーフレンドリーになっている。
それが繰り返しプレイをさせる要因となり、ユーザーをのめりこませることになった。
が、そのせいで同時期に発売された三国志10がことあるたびに比較され、
哀れ三国志10は三戦板において「駄作を超えた恥作」のレッテルを貼られることになる。
…が、無双以外のコーエー作品の例に漏れず、作りこみの割りに売り上げは悲惨の極みだった。
☆このゲームの固有項目☆
【足利義氏】
【大盤振る舞い】
【新武将】
【二階堂盛義】
【風林火山】
●つぐない‐〜つぐない〜【tsugunai 〜つぐない〜】
ソニーから出されたPS2初期のRPG。
題名からエロゲー的なイメージを持ってしまう人が多数いるようだが普通のRPG。
ストーリーは神の怒りに触れ、肉体と魂を分離させられた主人公が、
自分の体を取り戻すために様々な人々の悩みや問題を解決していくことが中心になっている。
システムは、悩みを持つ人や動物に乗り移り、その悩みを解決してゆくと言うのが基本。
乗り移る人間によっては戦闘もあるので様々な展開を楽しめる。
戦闘に関してはかなり特殊でボタンを押すことで敵の攻撃をガードしたり、
回避したり、カウンターなど様々なアクションを起こすことができるなど、
PS2の初期作品にしては様々な要素を取り入れている作品でもある。
問題点としてはとにかく地味・・・えらく地味。
主人公が最初から最後まで一人なので非常に孤独な気持ちになる。
話がお使いの連続なので人によっては受け付けられない。
街も一つの街のみが拠点となっているので、
RPGの醍醐味である冒険という感覚があまり得られないと微妙な問題点が多いが、
一つ一つのパートが短いのと楽にレベルが上げられるので、
時間がない社会人にも薦められる作品になっている。
雰囲気はそう悪くない&値段もかなりお手ごろなので暇つぶしには最適かもしれない。
ちなみに音楽は光田康典が担当している。
●デウスエクス【Deus Ex】
2011年発売のスクウェア・エニックス販売のアクションRPG。
洋ゲーである「Deus Ex: Human Revolution」を日本向けにローカライズしたものである。
元々はFPSとRPGを融合させたジャンルの黎明期に開発されたサイバーパンクな近未来世界観ベースのシリーズ。
本作では主人公のアダム・ジェンセンが勤務先への襲撃事件を契機に、
その真実を追い、世界的な陰謀に巻き込まれるストーリー。
このシリーズの特徴としてプレイヤーに与えられた選択肢の自由性がある。
主人公は高度な科学技術で強化された改造人間であるが、
その成長の方向性や行動指針はプレイヤーに委ねられている。
電子処理能力や移動能力を強化してステルス性に秀でた忍者にするのも、
攻撃面を強化して目に付くもの全てを皆殺しにするプレデターにするのも自由であるし、
平和的に対話で解決するのも暴力に訴えて解決するのも自由である。
スクウェア・エニックスでローカライズされたためか、
ファイナルファンタジー XXVIIというポスターが登場している。
作中設定は2027年なのだがそれを差し引いてもナンバリング27作目とはハイペースである。
また、CERO:Zのためかエロネタも多い。
作中のとあるトイレにいくと床にはトイレットペーパーと
D-D WMD'S BIG WEAPONSという全裸に銃を抱えた全裸の女の子が表紙の本が、、、
どう見ても薄い本です。
本当にありがとうございました。
☆関連語☆
ジャロン・ナミール
●てんしょう-がくえん-げんそうろく【転生学園幻蒼録】
魔人学園の販売元アスミックから発売されたゲーム。
インタフェースなどは魔人学園と(パッと見)瓜二つだが、中身は相当な駄ゲー。
魔人学園ファンに魔人シリーズだと誤認識させ、購入させようとした意識が見え見えであり、
実際に購入してしまった者達の悲痛な叫びが、転生学園スレでは溢れている。
当然のように魔人学園・転生学園にストーリーなどの繋がりは一切ない。
☆このゲームの固有項目☆
【中古】
●にしかぜ-の-きょうしきょく【西風の狂詩曲】
日本ファルコムが移植した韓国製RPG。
間違って買ってしまった不幸な人々に「韓国製人気RPG=地雷」という誤解を広めた。
主人公は無実の罪で投獄された学者シラノ。長い投獄生活のため、開始時年齢はなんと34歳。
過酷な投獄生活で死を迎えた主人公は、暗黒神との契約で命を得、
レジスタンスの牢襲撃に乗じて脱獄、復讐の旅に出る。
絵はファルコムが移植しただけあって綺麗。
だがシナリオは限りなく暗く、操作方法もあまり練られているとは言いがたい。
トゥルールートを選ぶと、なんとラスボスと戦う前に主人公と5人のヒロインが全員死んでしまい、
生き残った脇役が4人集まってラスボスを倒す。
韓国では人気作だったらしい。・・・お国柄の違いか。
追記:ヒロインは4人(メルセデス、シルバーナ、カーナ、エスメラルダ)。
イザベル、クリスは最終パーティのメンバーだったはず。
ちなみに主人公はFE聖戦の系譜シグルド、ライブアライブのオルステッドと並んで悲惨な主人公のトップ3に名を連ねる。
読み方は「にしかぜのらぷそでぃ」説あり。
追記2:このゲームの裏主役であるメディチ。
オープニングとラストという一番おいしいところでプレイヤーキャラとなる彼の生き様もまたこのゲームの伝説ぶりに一役買っている。
オープニングでは格好よく敵のど真ん中に飛び込み、ほぼ単身でシラノを救い出す。
ところがヒロインの一人に振られたのを景気に一気に善人の座から転落する。
振られた女の反動か、とんでもなくケバい女に魅了され、坂道を転げ落ちるようにやな奴に。
中盤の山場では敵の手先として登場し、シラノの説得に耐え切れずに思いっきり敵前逃亡、
そのまま酒場の飲んだ暮れにまで落ちぶれる。
そこからクリスの説得で大復活。そして主役の死んだ後の最終決戦のメンバーになって
エンディングでは生き残った美女二人のうち片方は嫁にして片方(シラノの娘、当年とって14歳)は相談役としていつも身近に。
その極端すぎる生き様こそがシナリオのジェットコースターぶりを象徴していた。
●ばうんさー【バウンサー】
スクウェアがPS2ソフトとして出した、自称「ロールプレイング・アクションゲーム」。
イースシリーズなどは「アクション・ロールプレイングゲーム」なのでお間違えのないように。
その内容はバリバリの3D格闘ゲームであり、RPG要素といえるのはマルチシナリオぐらいである。
スクウェアらしくムービー部分が凝っており、派手なアクションや演出がウリ。
エンディングテーマに有名アーティスト野田麗子さんを起用していたり、若本御大を始め豪華声優陣揃い。
「インディペンデンス・デイ」、「ダイハード2」、「ビッグ・リボウスキ」などの映画のパロディが入っているので、
それらの作品のファンなら買う価値あり。
しかし格闘ゲームとしてはバランスが悪い・・・というか、従来の格闘ゲームには程遠い出来。
☆関連語☆
ファンなら買い 若本規夫
●ほうしんえんぎ-つー【封神演義2】
コーエーより発売されたPS2用ソフトで
前作であるPSソフト『封神演義』はシミュレーションRPGだったが
今作はジャンルも変わりアクションRPGとなった。
ストーリーは古代中国を舞台にした王道ファンタジーで
サクサク進めるゲームバランスなのでライトゲーマーにもオススメ。
尚、本作は戦闘中に仲間に呼びかけるシステムがあり
「◯◯を頼む」といった仲間のお願いが発生したり
逆にプレイヤーが回復してもらったりする共闘感がウリの一つなのだが
連続で呼びかけると、声優のボイス付きで仲間に怒られてしまうのだ。
主人公「太公望!」
太公望「任せてくれ!」
主人公「太公望!!」
太公望「了解!」
主人公「太公望!!!」
太公望「ああ!」
主人公「太公望!!!!」
太公望「わかったよ!」
主人公「太公望!!!!!」
太公望「うるさいな!」
用がないのに人の邪魔をするのはやめましょう
相手が仙人でも助走を付けて殴られてしまうかも知れない。
☆関連語☆
封神演義
●ぼくとまおう【ボクと魔王】
2001年にZENER WORKSが製作、SONYが発売したRPG。略称『ボク魔』。
あまりにも平凡で家族の中ですら影の薄い少年にある日大魔王(自称)がとりつき、
少年は魔王の下僕として、世界征服を目標に(?)旅をしながら、
お笑い女勇者や変態科学者、高飛車王女様などを仲間にしつつ、
次第に世界の仕組みそのものに挑んでいくというストーリー。
とことん凡庸で影が薄い、という設定が肝なので主人公は喋らないが、
事あるごとに選択肢が出て終盤のイベントへと影響する。
独特の世界観とキッチュかつ可愛らしいグラフィック、
個性的なキャラクターと深いストーリーで今でも根強いファンが多い。
豊富なミニイベントやNPCのセリフの変化など話は細部まで作り込まれている反面、
・戦闘のテンポが悪い
・ダンジョンが単調だが無駄に複雑で長く、さらに視界が悪い上に
立ち止まっていても敵に会うためゆっくり辺りを見回すこともできない
・アイテムを見つけたときやレベルアップしたときの効果音を飛ばせない
などなどシステム面は評価が低い。
アメリカでは『Okage』というタイトルで発売され、主人公の名前も変わっている。
…のはいいとして、何故か主人公の顔が激しく劣化している。
(デザイン画に忠実な大きい猫目から、いかにも欧米人の考える東洋人的な細長い一重に)
☆このゲームの固有項目☆
【スタン(ボク魔)】
【絶望のゴーレム】
【ルカ】
●まぐなかるた【マグナカルタ】
韓国発で、日本ではバンプレストより2004年に発売されたRPG。
「韓国のFF」と言われ韓国ではなかなか人気だったらしいが、
いざ日本で発売されてみるとその中身はFFには遠く及ばず、
ヒョンテ絵や豪華な声優に釣られて買った人々を絶望の淵に叩き落した。
ロード時間長すぎ、核となるストーリーはいまいち、シナリオ進行はダメ、
イベント時などのグラフィックは中々良いのだが口の動きが変、演出がダメだったり、
戦闘もダメ、フィールド上での動作や移動もダメだったりetc...と散々な出来で、
さらに唯一の良い所であるはずのヒョンテ絵まで一部の人には「気持ち悪いよ('A`)」と言われる始末。
興味があるなら買ってもいいかもしれないが、かなり気が長くないと楽しめないかも。
追記:ちなみにジャンル名は「奥義覚醒RPG」である。
☆このゲームの固有項目☆
【真・風月流】
●らいぜりーと-えふぇめらるふぁんたじあ【ライゼリート〜エフェメラルファンタジア〜】
PS2黎明期にKONAMIから発売されたRPG。
音楽家の主人公マウスと、喋る楽器の相棒パチモが
とある島の結婚式に呼ばれ婚礼の作曲を依頼されるのだが
5日目の婚礼の儀式に島全体が光に包まれてしまい
マウスは自分達が島に到着した日に時間が何度もループしている事を知る。
そして、婚礼の儀式までに『必ず起こる』数々の悲劇や困難を
記憶と経験を保持している主人公達が仲間を救いつつラスボスを倒す
というのが主なストーリーである。
一応、主人公達は音楽家で通っているのだが(実力もある)
彼らの本職は正真正銘の『泥棒』である。
この島にやって来たのも、ついでに目ぼしい物を頂く為。
最後には、お姫様の心というとんでもない物を盗んで去って行くと
どこかの三世を思い出させる気がしないでもない。
●らんぐりっさー3【ラングリッサー3】
【ラングリッサー3】
●りばーすむーん【リバースムーン】
アイディアファクトリーが発売したSRPG。
RPGとしては定番の中世風の世界観だがインターネットみたいな技術「ノイズネット」があるのが特徴。
アジトで依頼を引き受ける→戦闘→アジトに帰還を繰り返すしてストーリーを進めていく。
完全新作と銘打ってあるが、発売前から「日本一ソフトウェアのSRPGに酷似している」と話題になっていた。
実際にグラフィックだけでなくシステム面や、その他かなり細かい所までパクリの嵐だった。
発売が延期されたのはここら辺が原因かとも言われているが真相は不明。
…日本一は許容しているんだろうか…?
●れがいあ・でゅえるさーが【レガイア・デュエルサーガ】
SCEIより発売されたPSソフト「レガイア伝説」の正当な続編。
十字キーの入力パターンによって新技を見つけ、発動させる、
独特の戦闘コマンド「アーツ」など、いくつかのシステムや単語は継承されている。
物語は、「オリジン」という精霊を召喚する能力を得た主人公達が、
「黒き太陽」による世界の破滅を狙う敵と戦っていくというもの。
ストーリーは王道、メインキャラ達も「熱血主人公」を初めとして、
型にハマったような性格の者が多く、極めてオーソドックス。
PS2初期のソフトなので、グラフィックのレベルはあまり高くないし、キャラ達の動作もなんとなくぎこちない。
しかし、敵味方ともに声優陣は豪華。
先述したアーツによる戦闘が一番の特徴といえるが、
なぜかモンスター達が異様に強く、常に気を抜くことができない。
他にも単純ながらハマってしまうミニゲームや、キャンプによる仲間達との会話や料理、
イベントをこなすことで得られるアダ名集めなど、
色々と楽しめる要素が散りばめられている。(どこかで見たようなシステムの気がしなくもないが)
追記:今作にある料理システムだが、
一見したところテイルズと非常に似通っているシステムとなっているが、肝心の料理内容が凄い。
「クラムチャウダー」、「オムスビ」、「ホットケーキ」といった普通の料理はともかく、
「ロブスターの赤ワイン煮込み」、「カニの甲羅焼き」、「ビーフストロガノフ」
などの想像したら腹が減りそうな料理が山のよーに存在してある。(逆に、ゲテモノ料理もあるが)
もし、夕飯前などの空腹時にプレイをした時は、
腹が減ってたまらんくなる可能性があるので、注意が必要である。
●ろーぐぎゃらくしー【ローグギャラクシー】
レベル5が開発し、SCEより販売されたRPG。
発売前は、DQ8を製作したレベル5の完全新作ということで期待されていたが、
主役・ヒロインのCVである俳優達の棒読み演技、スタッフの発言を中心とした誇大広告、
ライトユーザー向けを謳いながら、実際は人を選ぶ同社のダークシリーズに近かったこと、
長く脱出不能な『監獄』で敵が急に強くなるなどバランスの拙さ、
似た景色ばかり続く単調な通称『コピペダンジョン』の多さ、
小説家の宮部みゆき氏から長文でダメ出しをくらうほどのシナリオ、
などが原因で、発売後は微妙な評価を受けることに。
中でも10F×2の塔を毎階鍵を探しながら上っていく『グラディウスタワー』には批判が集中。
同ダンジョン攻略中に主人公がつぶやく「二つの塔で苦労も二倍だな」という、
実にユーザーの神経を逆撫でする台詞もあいまって、脱落者が続出した。
なお、ゲームのエンディングは、実は何千年も前から存在する国のお姫様だったヒロインが、
海賊を辞めてその国の王女としてがんばる決心をするというもの。
……で終われば「普通すぎ」で終われたものを、なんと主人公と船長がまさかのヒロイン奪還を決行。
彼女の決意は無視。しかも、そのことについてはナレーションで語られるのみ。ムービーも画像もなし。
国民の皆さんにとっては何千年も待ってやっと新王女が来なすったと思ったら2週間で拉致なので、
壮絶ながっかりイリュージョン以外の何物でもないだろう。
☆関連語☆
宮部みゆき
☆このゲームの固有項目☆
【グギャー】
【さ ぁ ふ る え る が い い】
【二つの塔で苦労も二倍だな】
【ローグギャラクシーのラスボス】
●ろーぐはーつだんじょん【ローグハーツダンジョン】
不思議のダンジョン系の始祖、ローグが正当進化して帰ってきた!
と古株ユーザーをワクワクさせていたが、いざ蓋を開けてみると
・モンスターは全26種類(ボス等はいない)
・ダンジョンにワナは存在しない(斬新!)
・ダンジョンに入ると一気にクリアするか死ぬまでセーブ不可(中断セーブ不可)
・ラストダンジョンは99階。連続プレイ10時間以上かかります
・ダンジョンは3つ(9F、15F、26Fぐらい)とクリア後の99Fの計4つのみ
・しかしダンジョンマップグラフィックはすべて共通の1種類のみ
・各ダンジョン前の短いストーリーのどうでもよさ(STARTでスキップ可能)
・一番遠くの部屋からスタートして階段の部屋まで1本道のフロアも多数登場
・ランダムダンジョンといいながら部屋配置パターンは5種類程度に感じる
・ダンジョンに落ちているお金(G)に使い道が全くない(店もない)
・したがって「お金を盗んで逃げる敵」が怖くなくタコ殴り決定
・ミミックが化けているアイテムは暗闇でも光り輝いていて大変わかりやすい
・体力回復の指輪のバランス崩壊っぷり(1歩で1HP回復)
・満腹値0で即死(警告は出る)⇒ダッシュ可能なのでうっかり死ぬ
・角抜け攻撃(矢、杖)ができず部屋入口付近で眠る強敵に先制攻撃が不可能
・足下アイテムは「R2+○」という謎操作で「拾う」のみで直接使ったりできない
・「組み合わせ」システムの無意味さ(食材合成も属性付与も効果を実感できない)
・その他アイテム「木箱」⇒隠れても殴られる。壊すと「棒(攻2)」になるだけ
・恐ろしいほど攻撃がミスる(命中率20%程度、敵は33%程度)
・ランタンの意味のなさ(明るくなるだけ)+油の残量確認不可能
・BGMはダンジョンごとに1曲+α程度。10曲に満たないと思う
・効果音のアサインが変(ワープするとジリリリ・・・とベルの音が鳴るなど)
・ディスクアクセスが入るとインターレース停止(ADVで顕著)
と恐ろしく不満だらけのソフトであることが判明。
更に、販売がコンパイルハートとあるが、
今は亡きコンパイルとは関係なく、あの IF 関連である。
あまりにもアレな出来のため、このソフトが「帝王」の名を冠する日もそう遠くないと思われる。
追記
・モンスターは全26種類(ボス等はいない)
・しかしダンジョンマップグラフィックはすべて共通の1種類のみ
・ダンジョンに落ちているお金(G)に使い道が全くない(店もない)
この辺はオリジナルのローグもそうだからな。一応。お金はただのスコアだ。
☆関連語☆
ローグ系 不思議のダンジョン アイディアファクトリー
●わがりゅうをみよ【我が竜を見よ】
PS2、発売日2004/10/28、桝田省治が放つ、育成型RPG。
プレイヤーは竜使い(竜乗り)となり、世界で暴走している精霊を倒し、
また精霊を竜に食べさせることで竜を育成していく。
ゲームシステムは擬似的なオンラインゲームといった趣があり、
擬似的なリアルタイムでイベントなどが発生したり変化したりする。
悪い例?として、世界レベルの問題をプレイヤーはほったらかしにしても
他キャラが解決してしまったり、仮にプレイヤーが解決しても大金だけ、など。
また戦闘も、プレイヤーは指示は出来ても竜はそのとおりに動いてくれるとは限らない。
(桝田インタビューより:竜は子供と同じで、別人格なんだから育成者=親の
思い通りに動いてくれるとは限りません。その大変さもゲームの魅力の一つです)
とはいえ、行動を褒めたり叱ったりである程度の「操作」はできる。
総評としては微妙といった声が多く、
後にTOシリーズのなりダン3にマップシステムを手がけたがそれも不評で、
桝田=糸冬の前段階ゲーとして位置づけられてしまった。
デキそのものは悪くないとは思うのだが、
熱狂ファンを持つ「桝田ゲー」としては確かに「普通寄り」で、
それが必要以上の低評価につながっている気がする。
☆関連項目☆
桝田省治
●わんだーぼーい もんすたーらんど【ワンダーボーイ モンスターランド】
【ワンダーボーイ モンスターランド】
▼その他作品名(PS3)
●あがれすと-せんき【アガレスト戦記】
アイディアファクトリー、通称IFがPS3で発売したSRPG。
相変わらずどっかのSRPGからパクってきたようなシステムや、微妙なエロ要素(注:本作は15歳以上対象)
さらにPS1レベルのグラフィックなど、発売前から徹底的にネタにされた作品。
ちょうどハード戦争の真っ只中ということもあり、これを利用したネタスレやアンチ活動なども多く
知名度はIFゲー最高とも言っていいだろう。
そのインパクトは冥界住人まで呆れるほどだった。
そしてついに2007年10月、発売。
いつもの例に漏れず、まさに「冥界」といわざるをえないような
IFクオリティ満開のゲーム・・・と思われたが、SRPGとしてみれば意外と普通の出来。
いつものIFゲーと比べれば、むしろ良作と言える領域でもある。
エロシーンも大したことなく、信者・アンチ共に盛り上がらない終わり方となってしまった。
☆関連語☆
IF 冥界住人
●でもんずそうる【デモンズソウル】
2009年2月5日発売のSCE販売・フロムソフトウェア開発のPS3のTPS風3DファンタジーアクションRPG。
世界観は昔ながらの剣と魔法に彩られたファンタジーである。
世界中に広がりつつある有害無色な霧の発生源、楔の神殿に主人公が単身向かうところから物語は始まる。
このゲームは過去にフロムソフトウェアが製作したキングスフィールドの色を受け継いでいる部分が少なくない。
それがもっとも色濃く出ているのが「とにかく死にまくる」事である。
しかしキングスフィールドとは違い、スタート地点から一歩下がったら溺死した、といった理不尽な部分は殆ど無く、
必ずプレイヤーに何らかの原因がある死因ばかりとなっている。
それらを考え、リトライをし続け、難関をくぐり抜けた際の達成感はこのゲームの醍醐味といえる。
他にも、オンラインに繋いだ場合にランダムでオンライン上の他者の動作がリアルタイムで一定時間現れる徘徊幻影や、
他者が死亡した場面を部分的にリプレイ出来る血痕システム、
他者や自分がメッセージを書いて警告文や騙しメッセージ、アドバイスなどが提示出来る血文字といった斬新なオンライン要素があり、
腐れ谷やラトリアの塔といったフロムお得意のグロテスクで陰鬱とした、且つ悲哀の漂うステージなど、
程よい難易度と併せてかなり楽しめるARPGとなっている。
いわゆるマゾゲーとして有名だが、難易度自体は実はそこまで高くはない。
●とらすてぃべる〜しょぱんのゆめ〜るぷりーず【トラスティベル〜ショパンの夢〜ルプリーズ】
2008年にPS3で発売されたRPG、
テイルズの戦闘を温くしたようなターン制とリアルタイムを融合したライトユーザー向け戦闘システム
あまり嫌悪感を催すことの無い12人のパーティキャラ、テイルズシリーズ桜庭の音楽、
ショパンの有名なピアノ曲などが章間に流れるなど概ね好意的意見の多いRPG。
しかしストーリーが難解なせいかストーリーだけ否定的な意見が多い、
ストーリーを簡単に説明すると
世界に負の感情が満ちると暗闇の海が波立ち世界が崩壊する
↓
主人公の女の子ポルカだけがトラスティ(心の宝石)の輝きが桁外れに強く、その輝きだけが暗闇の海を静めることが出来るため14才に自ら暗闇の海に飛び込んで死ななければならない
↓
死んだ後4才の姿になって10年前に戻り育ての親(血は繋がってない)の元に天から舞い降り14才まで育てられる
↓
2万年間エンドレスに14才で死亡
↓
その永劫回帰世界の部外者に死亡前の昏睡状態である世界的ピアニストであるショパンが乱入してきて色々あってポルカは死ぬことなく14才以降の世界を生きることになる
上記の説明が作中でまったくされない(されてても詩的表現でさっぱり分からない)ので
もうちょっとストーリーを分かりやすくしていれば名作RPGの仲間入りが出来ていた惜しいRPGである。
●にーあれぷりかんと【ニーアレプリカント】
PS3から2010年にキャビアより発売されたARPG。
DODを開発したキャビア作品ということで
切なさ全開なストーリーを期待したプレイヤーを見事に裏切らない出来であった。
☆パーティキャラ
ニーア:村で妹のヨナと暮らす心優しき少年、黒文病という不治の病を患っているヨナの為自分の体を売ってまで(公式設定)薬代を稼いでいる
遺跡にて白の書と出会い物語は動き始めた。
カイネ:崖の街の近くに住む二刀流の女剣士、両性具有の為子供時代から酷い虐めを受けていた
その窮地を救ってくれた口の悪さが天下一品な祖母に育てられた為カイネも口がど汚くなってしまった(チン○コなどピー音が入ること多数)
祖母を殺したマモノをニーアが倒したお陰で生きる意味を失ったがニーアを守るという次の生きる意味を得てニーアを愛するようになる(だが挿される側ではなく挿す側として)
エミール:1300年前に滅びかけた人類が遺伝子操作によって作り上げた実験兵器
元はただの少年であったが実験兵器化により見つめたものを石化する能力を得る
仲間になる過程でニーアの優しさに触れニーアの事を愛するようになった、公式設定で ゲ イ である。
☆ストーリー
物語は
2003年:DOD、Eエンドで新宿にラスボスの母体が落ちてきた為に人の体が塩化する病が蔓延。
2008年:レギオンと呼ばれる人類の敵出現、同時にレッドアイと呼ばれるレギオンのボスも出現
(正体は塩化を免れる為に『母体』と『人類を滅ぼす』という契約を交わした元人間)
2032年:塩化現象が蔓延した新宿近辺を隔離する為にエリコの壁とよばれる防御壁を作る。
2040年:エリコの壁崩壊、世界中人類が絶滅の危機を迎える。
同年、人間の魂と肉体を分離する『ゲシュタルト計画』発動、
ちなみに魂だけの存在になった物がニーアレプリカントに於ける敵である『マモノ』である。
同年、塩化現象が収まった際に魂を肉体という器に移す為の計画『レプリカント計画』発動、
魂を持たないクローンを作り出しアンドロイドにより管理させる。
ゲームOP2053年:ニーアとヨナ、ゲシュタルト化により魂だけの存在になる。
1312年後本編開始:『人間もどき』であるレプリカント達の村でニーア(レプリカント)が
妹の病を救うため遺跡に白の書を取りに行く。
つまり、主人公及び他の人々は『レプリカント』であり黒い魔物の姿をした物が『人間』である。
▼その他ネタ(PS)
●あく-の-てさき【悪の手先】
トンキンハウスがPSで出したRPG「黄昏のオード」をプレイしている人のこと。
由来は家ゲーRPG板にある本スレのスレタイ「黄昏のオードをプレイする奴は悪の手先」から。
何故かスレ住民へのウケがよく、自ら悪の手先を名乗ってしまう人も多い。
これも神ゲーゆえに成せる業か。
☆使用例☆
黄昏のオードをプレイする奴は___
☆関連語☆
黄昏のオード 歌
●あんぎるだん【アンギルダン】
ジルオールに登場する人物。
真紅の全身鎧に戦斧といういでたち、過去の戦歴から『赤い巨星』と呼ばれ、
のちにディンガル四将軍の一角、朱雀将軍の地位を任命される。
70近い年齢ながら、老いてなお盛んという言葉がふさわしい人物であり、
こよなく酒と冒険を愛し、湖を鎧を着たまま泳ぎ切ったり、主人公(16〜8?)と同年代の娘をつくったりしている。
設定の上では28騎で敵の一軍を迎撃する作戦に従事したり、
過去二回にわたり処刑の命をうけても脱走したりと悪運しぶとい人物なのだが
プレイヤーからの評価は“要介護老人”だの“死神に愛されてる”だのと言われる。
なぜなら、主人公の行動で死人が増減するこのゲームでも
マルチバッドエンディングシステムか!?というくらいに死ぬパターンが多いのだ。
・ 戦争時、彼の下で参戦しなければ戦死確定
・ 更にタイムアタックイベントを失敗すると討ち死に
・ 戦争後、呼び出しの期限に間に合わなければ処刑
・ 左遷された後、一緒についていかないと処刑
・ ついていっても、イベント戦闘で負けると死亡
仲間にしようとすると一時も目が離せない困ったおじいちゃんである。
なお、彼とその同僚の四将軍は名前が全て水棲生物のもじりから取られており、
その赤い鎧からしばしばカニ将軍などとも呼ばれるが、
彼の元ネタはアンコウ(アングラーフィッシュ)である。
●いーくれむん【イークレムン】
ジルオールに登場する水の巫女。4人の巫女の中では地味であまり人気がないのだが
そのネーミングセンスが素晴らしい
水→H2O→HtoO→IJKLMN→イークレムンとなる
●いでありろん【イデア理論】
PSのSRPG『デバイスレイン』にて使用される理論で作中の説明を要約すれば
観測者が 「あれは机だ」 と理解し、机自身も 「ええ、私は机ですよ」 という情報を
相互に認識する事で物事は確定される、という理論である。
このゲームの戦闘はSC空間(シュレディンガー・キャット・フィールド)と呼ばれる
一種の結界のような中で戦うのだが、その空間内では上記の出来事も
机「私は机です」
人「いや、お前は机じゃなくて椅子だろ」
机「あぁスイマセン、私は椅子でしたね」
という風に観測者が誤った情報を大量に送る事で
SC空間を維持している間は、本当に机が椅子になってしまうのである。
作中のあるシーンでは川のド真ん中で溺れている最中に敵に襲われるが
主人公達が 「ここは川ではなく平地だ!!」 という情報を一時的に作り上げ
敵を撃退し、安全を確保してから川から出る使い方も披露した。
一応補足すると、SC空間内では物体は不安定な存在になる為、生物は完全に行動不能となる。
主人公達自身がそうならないようにするバリア兼武器がオーギュメントと呼ばれる物。
戦闘はこのオーギュメントを使用するので、一般の武器は作中で使用されていない(というか役に立たない)
●いぶまや-の-るぽ【イブマヤのルポ】
エンドセクターのオマケモード「カードミュージアム」で見ることができる、各カードのおまけコラムの一つ。
おまけコラムには『イブマヤのルポ』の他に『ドミニオンの天界白書』などがある。
☆関連語☆
エンドセクター
●えどわーど・ぷらんけっと【エドワード・プランケット】
PSソフト「クーデルカ」の登場キャラ。20歳の青年。
ファンタジー小説作家のロード・ダンセイニがモデル。
一見単なる流れ者だが実は出奔したロンドン名家のお坊ちゃまである。
ネメトン修道院に忍び込み、モンスターに襲われて瀕死の重傷を負ったところを
クーデルカに救われ同行することになる。
不思議な力で傷を癒したクーデルカを半ば本気で天使と信じかける、
詩の暗唱を好むなど見かけによらずロマンチスト。
逆に、無抵抗状態の襲撃者を一撃で撃ち殺す冷酷な面もある。
なお、バッドエンドではクーデルカと彼のあいだに何事かあったような怪しい描写がある。
まあ、据え膳食わぬは何とやらである。
☆関連語☆
クーデルカ クーデルカ・イアサント
●えぷろん【エプロン(ベイグラントストーリー)】
PS用ゲーム「ベイグラントストーリー」の主人公であるアシュレイ・ライオットのあだ名。
三十路ちかい筋肉質のおっさんが裸エプロンと剣一本で敵に向かっていく姿に
多くのプレイヤーが惹かれた(引かれた?)とか。
このゲームがあまり売れなかった一番の原因は
高い難易度や暗い雰囲気ではなく彼の服装のせいだったのかもしれない……。
●おーぎゅめんと【オーギュメント】
S・RPG「デバイスレイン」の重要なキーとなる兵器。
量子力学を発展させた「イデア理論」に基づいて作成された兵器であり、
SC(シュレティンガーキャット)空間を形成できる。
SC空間内では「自己が自己であるという個体情報(イデア)の発信」と
「その個体情報を受け取った周囲の物体からの返信」が遮断されてしまう為
オーギュメントを所持していない人間及び物体はSC空間内に存在する事ができない、というとんでもない武器。
コア部分にオーパスという物体を吸収させる事によって成長し、
更にコア周辺にオーパスを配置させる事によって様々な超常現象(カレイドフェノム)を引き起こせる。
デバイスレインでの戦闘はすべてSC空間内で行われる為に通常空間での戦い方は通用せず、
すべてこのカレイドフェノムを用いなければ戦うことができない。
各オーギュメントやオーパスにはソースと呼ばれる元ネタ(?)が存在し、
ソースから伝説や曰く等によって確立したイデアを抽出して作成されている。
作中で、それらに関する説明があったりするのだが間違いが多いので鵜呑みにするのは大変危険。
また、単なる武器としてでは無く
極めて特殊な認識能力をもった人間と協力する事で精神障害を回復させる事ができたり
変質してしまったイデアを修復して通常空間での超常現象を治めたりする事もできる。
中にはオーギュメントと完全融合化して無痛症が治っちゃった上に
初めて感じた痛みに快感を感じクセになった変態までいる。
ぶっちゃけ、最後の以外そっちの方がよっぽど有効な使い方だと思うのだが。
●おおぞらせんたい-こすもれんじゃー【大宇宙戦隊コスモレンジャー】
東京魔人学園剣風帖に登場するご当地ヒーロー
正規メンバーはコスモレッド・コスモブラック・コスモピンクの三人。
その正体は練馬区にある大宇宙(おおぞら)学園高校の生徒、
赤井猛(あかい たけし)、黒崎隼人(くろさき はやと)、本郷桃香(ほんごう ももか)の三人である。
元々は正義の味方に憧れる少年達であったが東京の地脈の活性により力に目覚め、日々本当の正義のヒーローを目指している。
それぞれの性能はレッドが防御力、ブラックが行動力、ピンクが回避力に長けていて
戦隊ヒーロー風のコスチュームという見た目にさえ目をつぶれば十分に戦力に数えられる。
もちろん、戦隊物のお約束である必殺技も持っており、
三人で放つ「ビッグバンアタック」、ブルーを加えた「メキシカン・ビッグバンアタック」
さらにイエローを含めた五人の「ビッグバンアタック・インターナショナル」と攻撃手段も多彩である。
ちなみに主人公はコスモグリーンに勧誘されており、
前述のブルー・イエローの他にもパープル、ホワイト、ゴールドと着々とメンバー候補を増やしている。
専用のBGMが用意されてたり、2部で最初の仲間だったりと優遇されてはいるのだが
色物ゆえに2軍行きにするプレイヤーが多いのは仕方なしといったところか。
●おすすめ-あーるぴーじー【おすすめRPG】
PSでサンテックジャパン(現在倒産)より発売された屈指の糞ゲー、
里見の謎のパッケージに貼られているシールの事。
小売店があまりの糞ゲーで売れないから買わせるためにあえてオススメシールを貼った
………………………………………甘い!
実はこのシール、開発元サンテックジャパンが 直 接 貼ったものである。
当たり前だがサンテックジャパンの社長はソニーに呼び出され厳重注意され
シールは剥がされた(わざわざ社員が小売店まで行って剥がした)
そのため里見の謎オススメRPGシール付きで状態のいいものだと58000円ほどで取引されている。
余談ではあるが、サンテックジャパンの次回作にもオススメシールは貼られている、全く懲りていない。
●きしだんいん【キシダンイン】
PSのARPG「ベアルファレス」に登場する敵
敵といってもダンジョンに巣食う怪物ではなくれっきとした人間で
正式名称は「アスロイト王国赤デューラー公麾下獅子騎士団」
ゲーム終盤のミッションにのみ登場する。
攻撃力はそれなりで移動速度はプレイヤーとほぼ同速であるものの
攻撃速度は遅い上範囲も狭く、防御力もHPも並以下とハッキリ言って取るに足らない雑魚。
しかしながら、ゲーム中最悪の敵として恐れられている。
何故かというと、1人たりとも殺してはいけないのだ。
実は黒幕が目的成就の為の生贄として
「まず間違いなく全滅させられる程度の強さで、信仰心も薄く殉教者になることもない上
平民を虐殺するような連中をカルス住民の誰も助けようと思わないだろう」
という理由で連れてこられたのだが、当の本人たちは
「我々は神に逆らう邪教徒を滅ぼすため天使に導かれた聖騎士である」などと誤解しこちらの邪魔をしてくるのであった。
(そう思い込むだけの仕掛けを黒幕がしていたのだが)
というわけでこいつらが登場するミッション「選ばれし騎士たち」は
「高スピードでこちらに纏わりついて邪魔してくる上
同士討ちで勝手に死ぬようなクズどもを殺さず避けながらゴールを目指す」
という見事なまでににフラストレーションが溜まるステージとなっている。
●きす【キス(聖霊機ライブレード)】
聖霊機ライブレードに登場するコマンド。
このゲームの舞台となる世界ではキスをすることで相手にプラーナ(気のようなもの)を分け与えることが出来るという設定があり、
それをシステムに組み入れたのがこのコマンドである。
特定のイベント(いわゆる告白イベントではない)をこなすことによって使用可能になり、パートナーのプラーナを消費して主人公のプラーナを回復できる。
主人公機は主人公とパートナーのヒロインの二人乗りなので誰にも見られず安心(?)。
プラーナは信頼コマンド(スパロボでいう精神コマンド)以外に必殺技のエネルギーとしても消費されるため、
主人公機の単騎特攻が最良の戦術になるこのゲームでは主人公のプラーナが常に不足しがちになる。
そのため非常に有用なコマンドなのだが敵を目の前にしてキスしているのはなんとも複雑な気分。
ちなみにこのコマンド、ヒロインによってゲーム全体を通して使用できる回数が決まっているのだが、
メインヒロインを差し置いて主人公の幼馴染であるカスミのみが無制限。幼馴染の力恐るべし。
●くーでるか・いあさんと【クーデルカ・イアサント】
PSソフト「クーデルカ」の主人公。19歳の少女。
ヒーリング、霊視、降霊など様々な超常の能力を持つ。
ある霊に導かれ、偶然来合わせた二人の男とともにネメトン修道院に潜む謎に挑む。
9歳のときに、父の死を言い当ててしまったため母に殺されかけ
生まれ育ったジプシーの村を追放される。
追放後、霊媒として生計を立てるが
時には物乞い、売春に手を染め世の辛酸をなめ尽くす。
そのためか可愛らしい顔に似合わず性格は相当きつく擦れている。
自分と同じく虐げられた者や弱者にはやさしい。
また、この時代(1898年)ではありえないほど短いスカートをはいているため
少し動いただけでパンツが見えてしまい「パンチラ主人公」として一部では有名。
ゲーム開始一分で大股開きでパンチラする主人公は他にそういないだろう。
アメリカ人声優によるハスキーなヴォイスもあわせて
その堂々としたあばずれっぷりは好事家の心を捕らえて離さない。
なお、シャドウハーツにも息子とともに出演しているが
ただのおばさんと化しているためはっきり言って別人である。
☆関連語☆
クーデルカ
●こうりゅうようまがくえんき【黄龍妖魔学園紀】
九龍妖魔学園紀のオマケモード。
本編クリア後であり、なおかつ誰か一人でも良いので友好度が最大になった仲間がいるデータがある事が条件。
そのデータがある状態で、ゲームタイトル画面の「九」の文字を撃つと「黄」に変わり、その状態で新しく始めると遊ぶことができる。
本来の主人公である葉佩九龍に代わり、世界観を同じくする東京魔人学園剣風帖の主人公・緋勇龍麻がプレイヤーキャラとなる。
ゲームシステムそのものは何も変わらないものの、登場人物のメッセージが一部変化していたり、
最初からスキルポイントを50持っていること、極めて強力な武器である「黄龍甲」を所持しており、本編よりも楽にゲームを進められる。
魔人学園からのファンに対するサービスとしてのモードであるが、緋勇龍麻という最強クラスの魔人を主人公としてしまう事で
本作のストーリーコンセプトである「何の特殊能力も持たない人間が、知恵と勇気で魔人や怪物を打ち破る」に著しく反する事や
既に一周する事で、葉佩九龍に感情移入していて龍麻には違和感を感じてしまう等、プレイヤーからは頗る不評であった。
ファンサービスであっても、時と場合を考えなければマイナス要因にしかならないという顕著な例である。
●こおりのやかた【氷の館】
アランドラに登場するダンジョン。氷の杖が眠っている。
シナリオ上では通過点に過ぎず、部屋数も少ないのだがプレイヤーの間では最難関として名高い。
その原因は押すと何かにぶつかるまで止まらない氷柱を用いた仕掛けである。
氷柱はそれ以前にもクラインの悪夢に登場し、プレイヤーを悩ませたのだが
氷の館のものはさらに難しく、数時間詰まることもザラなのである。
謎解きが難しめのアランドラの中でもトップクラスの難度であり、
ある意味最もプレイヤーの記憶に残るダンジョンである。
●さーかすえんど【サーカスエンド】
BLACK MATRIX OOの特殊エンディング。
サーカスの7つのミニゲームを全てマスターした後に買えるDJを購入する。というのが発生条件。
本編の進行状況に関係なく、DJ購入後すぐにEDに突入するのがポイント。
だがこのゲームのミニゲームはどれもこれも難しく、(特にナイフ投げ、ビラ配り、ライトの三つ)
一種類マスター(クリアではない)するのにガチで数時間〜人によっては十時間以上かかり、
本編よりも遥かにハードルの高いEDとなっている。
EDそのものは、
主人公はさらわれたままのヒロインそっちのけでサーカス団の花形スターとして全国を巡業するが、
ラストに怒りのヒロインが唐突に現れ、ナイフ投げをしていた主人公にナイフを投げつける。
という、シリアスな本編に対してとんでもなくおバカなノリである。
☆関連語☆
BLACK MATRIX OO
●ざはく【ザハク】
ジルオールインフィニットに登場する中ボス。
肩書きも含めた名前は「破壊神の円卓騎士 あざ笑うもの ザハク」
作中2回戦うチャンスがあるが、その登場の仕方は
何故かいきなり召喚されてる、何故か待ち構えてる、と話にあまり絡まない。
そんな彼だが、強さ的にはトップクラスに入る。
最速といってもいいAGIによる先制攻撃と複数回行動、高い攻撃力とカウンターによる反撃、
そして、H P 全 回 復 の 魔 法 を 使 う というボスにあるまじき行動をするため、
初心者用の壁ボスとしての地位を欲しいままにしている。
しかし、このゲームは戦闘バランスが大味なため、対処法がわかればノーダメージ&1ターンで沈めることも可能。
また、彼の登場時の台詞が印象的なため、徒労魔人の愛称で呼ばれることもある。
↓ 登場時のセリフ
よく来た。
だが、徒労だったな。
ここには闇の女王はおらぬ。
傷を癒すべく、地上で最も闇の深い場所
かつて魔王バロルがいた恐怖の城、廃城の玉座へ向かった。
そして、すべては徒労に終わる。
貴様は破壊神の円卓騎士サムスンとこのザハクによって、ここで死ぬのだ。
急ごう。
我はすべてに徒労を教えねばならぬ。
すべては徒労だと教えねばならぬ。
すべてに例外なく教えねばならぬ。
思い上がった虚無の子や闇の王女、神、そして無限のソウルにもな。
世にあるものは絶望。
すべての営みは徒労。
貴様らに死をもって教えてやろう。
我こそは破壊のあとに来るべき虚無、
破壊神の円卓騎士、一切の営みをあざ笑うものザハク!
なおジルオールでは、仲間フラグを立ち損ねると、
ほとんどのキャラクターに死亡フラグが立ち、
「ウワァァァァン、○○○が死んだ!ヽ(`Д´)ノ」
「徒労だったな」
という流れがジルオール本スレでしばしば見られる。
●さむそん【サムソン】
PS用ゲームソフト「ビヨンドザビヨンド」に登場する仲間キャラクターの一人。
ゲーム冒頭で魔王の軍勢に滅ぼされるマリオン国の王子・リチャードのお付きの戦士で、
マッチョな巨体から繰り出される斧での攻撃は一撃必殺の威力を持つ。・・・そのはずなのだが。
ゲーム登場時は非常に高レベル・高VP(他ゲームにおけるHP)を誇り、
まさしく無双状態とも言えるパワーを存分に発揮してくれるのだが、
パーティと合流したそのダンジョン内で敵の幹部・ラムウに呪いをかけられてしまい、
大幅なパワーダウンを強いられてしまう。
その呪いの内容は、
・レベルが1に戻り、VP・攻撃力・防御力が大幅ダウン
・戦闘中、時々行動ができなくなる
・戦闘中、攻撃した際に時々相手に与えたダメージが自分に返ってくる
というものである。
一番目は他のキャラや戦闘とのバランスもあるしゲーム上仕方ないのだろうが後2者がひどい。
要は常時麻痺と毒。この呪いのせいで、パーティ内でのサムソンの役割は
「たまに攻撃したりもするデク人形。肉壁以下」に成り下がってしまうのだ。
まさに天から地を通り越して奈落にまで落ちるかのごとき凋落振りである。
その後のシナリオで呪いを解くことになるが、その手順がまた長ったらしく
プレイヤーはこのゲームの序盤を永遠に麻痺・毒食らっているお荷物を抱えたまま
進行せざるを得ず、「ビヨンドザビヨンド」自体の連打を強要するゲーム性と相まって
プレイヤーのストレスをうなぎのぼりさせる要因となっている。
多くのプレイヤーは恐らくこの時点でクソゲー認定しゲーム自体を放棄するのではないだろうか。
そして厳しい旅の末、無事呪いの解除とあいなるのだが
・・・ここでもプレイヤーを脱力させる事態が起こる。
呪いがとけても、なんと元に戻るのは前述の行動不能になる状態異常だけで、
レベル・VPをはじめとしたサムソンのステータスにはなんら変化がないのである。
レベルが元に戻らないのはまだよしとして、目に見えて弱体化していたVPなどの
ステータスが強化されないというのは、「やっとサムソンを思う存分使える!」
と期待させていたプレイヤー全員を裏切る事態であるといえる。
その挙句呪いを解除した人物が発する台詞は、
「サムソン殿はすでに自力で呪いを克服しておられたのではないか」
である。もはやどこからツッコんでいいのかわからない。
ちなみにその後の彼についてだが、
呪いを解いた後のサムソンは
見た目ほどVPがない
見た目通り素早さがない
成長率がいまひとつ(クラスチェンジしてようやく人並み)
以上の理由で先制グロッキーになりやすく、スキル面でも他のキャラに見劣りするため後半は入れ替えたほうがいいかもしれない
・・・・それなんてベア?
●さんげきのむら-にーと【惨劇の村ニート】
PSのレジェンドオブドラグーンに登場する村。
あらゆる意味で悲惨な村。
例)
・主人公とその父親を除いた全員が黒き魔物に殺戮された。
・この村を襲った黒き魔物というのは父親のかつての恋人その人である
・父親は村を守ろうとしたが、このゲームのラスボスに体を奪われてしまう
・母親は父親を救おうとして殺された
・それ以前に村の名前からして悲惨
村の名前も悲惨だが、惨劇の村というだけあってイベント的にも悲惨の一言なため、
RPGで最も不幸で悲惨な町、街、村、城スレではDQ4のアッテムトや新桃太郎伝説の新しい村に並んで頻出の村である。
●じぇーむず・おふらはてぃー【ジェームズ・オフラハティー】
PSソフト「クーデルカ」の登場キャラ。53歳のカトリック司教。
ヴァチカンの密命を受け、「エミグレ文書」の奪還のためネメトン修道院にやってくる。
また、友人である修道院の現在の主パトリック、エレイン夫妻の安否を心配している。
モンスターに襲われ、倒れていたところをクーデルカ、エドワードが見つける。
モンスターを倒した二人に礼を言うでもなく追いはぎ扱いし、エドワードの激しい怒りを買う。
いかにも流れ者、といった風体の二人に不信感を抱きつつも
一人では探索は困難と判断して同行する。
生真面目かつ頑固なジェームズと二人のそりは全く合わず、
序盤から中盤にかけての三人はRPG史上屈指の仲の悪さを誇る。
パトリックとジェームズはかつてエレインを巡って競い合っていたが、
家柄も財産もないジェームズはエレインの幸せのためパトリックに道をゆずり
ヴァチカンで聖職に就く。
だが、その後何十年ものあいだエレインを密かに想い続けていた。
実は結構純愛キャラ。意外と泣き虫さんでもある。
最初のころはこれといった活躍もなく、ただの頑固オヤジなジェームズだが終盤は見せ場が多い。
なかでもバッドエンドでは伝統秘技「イヤボーン」を発動という活躍っぷり。
EDの分岐でもっとも変わるのが彼の運命であることから見ても
実はこのゲームのヒロインはジェームズなのかもしれない。
☆関連語☆
クーデルカ クーデルカ・イアサント エドワード・プランケット イヤボーン
●じゃくてん【弱点】
秘密結社Qのユニットステータス画面に存在する項目。
RPGにおいて武器や属性を選び、弱点をついて戦うのは基本中の基本である。
しかしこのゲームでの弱点の意味合いは大きく異なる。
主人公の弱点は「納豆・カエル」、敵である正義のヒーローライオットの弱点は「PTAのおばさん」……
そう。このゲームのステータス画面に書かれている弱点は戦略などとはまったく関係ない個人の弱点なのだ。
「N○Kの集金人」「突然痛み出す虫歯」「世間様の冷たい視線」などなどバリエーションは非常に豊富。
それもそのはず、なんと弱点と出身地(こちらもゲーム進行には一切関係しない)は
ゲーム内に登場する全てのユニット1体1体に個別に設定されているのだ。
ゲームの本筋に関係ないところに全力でこだわる……ある意味正しいバカゲーの姿かもしれない。
●すとーりー-すとっぷぽいんと【ストーリーストップポイント】
ジルオールの攻略上、重要な意味をもつ単語。
ジルオールでは舞台であるバイアシオン大陸に重要な変革をもたらす様々な歴史イベントが起こり、
それらを7つの区分で分けているのだが
それらの大半は主人公がきっかけとなる行動を起こす事で進んでいく。
逆に言えば、主人公がその行動を起こさなければ歴史=メインストーリーは進まない。
ストーリーストップポイントと言うのは、そのメインストーリーを止めておく事ができる箇所である。
ジルオールでは日数経過の概念があり、ほとんどの重要なイベントには時間制限が付いている。
また、サブイベントも歴史区分に対応して起こる為、
一旦メインストーリーが進むとイベントに追われてPT強化が中々思うようにいかない
という事があり得るので、慣れたプレイヤーはメインストーリーをわざとせき止めておいて
その間にイベントの消化や仲間の好感度・レベルを上げるのである。
やろうと思えば、それこそ年単位でメインストーリーを進めず、
序盤でありながらラスボスを倒せるほどに強くさせる事もできるが
あまりにも長い間止めておくと、進んだ瞬間にイベントが発生→即終了が乱発し、
多くの仲間が死んでしまうというしっぺ返しをくらう。
また、中にはわざと負けなければいけないイベントもある為、強くなり過ぎても難しくなる。
どんな進め方をしても自由なのがジルオールの魅力だが、やはり何事も程々が一番という事なのだろうか。
●せら【セラ】
ジルオールに登場する美形の剣士。顔は良いが非常にプライドが高く、
「俺より強いものなどこの世にいない」「役立たずどもをさっさと外して俺をパーティーに入れろ」など傲慢な発言が目立つ。
しかし実は重度のシスコンで、口を開けば姉さん、姉さん。
趣味は姉のことを考えることという筋金入り。性格にあらゆる意味で問題のあるキャラクター。
これで強ければまだ救いはあるだろうが、彼の固定武器「片手剣・月光」が「強化不可、闇属性」という性能のため、
闇属性持ちモンスターのオンパレードで、より強力な武器を入手できる後半ではまるっきり使えない。
(月光の攻撃力は最大限まで強化した店売り片手剣の約1/2)
俺より強い奴はいないどころか、お前より弱い仲間はいないザマになってしまった。
「シスコン」「使えない」に加え、さらに目を引く「腹出し」ファッションにより、
完全なネタキャラとしてファンから愛されるようになった。
●たまねぎ【玉葱】
ジルオールに登場するディンガル帝国の宰相、ベルゼーヴァのこと。
あまりにも重力を無視したドリル型ヘアーのため、(設定によれば魔法で維持してるらしい)
ファンの間からこう呼ばれるようになった。ゲーム中でも部下のはずのカルラにトンガリ頭呼ばわりされている。
「人類の革新」が口癖だが既に自身の頭が革新なことに気が付いていない。
幻想水滸伝2のソロン・ジーなどもいい玉葱っぷりなのだが脇役のためこの名は与えられなかった。
●はいすぴーどどらいう゛ぃんぐあーるぴーじー【ハイスピードドライヴィングRPG】
99年にスクウェアから発売された『レーシングラグーン』に冠されたジャンル名。
ゲームの内容については割愛するが、このジャンル名も物議を醸した。
どういうわけだかスクウェアは、このゲームを断固として、
レースではなくRPGとして位置付けたかったらしい。
各ゲーム雑誌にも扱いに困ったのか、
「スクウェアのRPGだからと軽い気持ちで手を出すと泣きを見る」などと、
なんとかして「硬派」「女・子供の出る幕じゃねえ」的な言い回しを用いて、
メーカーの機嫌を損ねずに読者に内容を伝える工夫が垣間見られた。
そんな中、堂々と「これのどこがRPGか?」と書いた
プレイステーションマガジン(現在は廃刊)は、
スクウェアからの取材や新作情報提供の拒否といった圧力を受けた。
ストーリーパートとレースパート(これが一般のRPGでいう戦闘に相当する)で
構成される点がRPGらしいと言えるが、
セーブアイコンにまで「RPG」の文字を入れるあたり、
この異常なまでの執着心は恐ろしさを通り越して、もはや笑える。
☆関連語☆
レーシングラグーン
●はっするつー/はっするすりー【ハッスルU/ハッスルV】
リンダキューブシリーズに登場するアイテム。
効果は戦闘中に使用すると攻撃力を上げるという名前通りの品物。
ある街の住人(一般人)曰く、「ハッスルUさえあれば水の中のワニにも勝てた。オオカミの群に囲まれても負ける気がしなかった。」
というかなり凄い効果をもたらす薬品であった……のだが副作用が酷く、(ゲーム内の)法律で使用を禁止されるほど。
そんな劇物なので戦闘中に「使う」といっても(敵)動物に対してしか使えない。
敵の攻撃力を上げるというトンでもないクスリだが、副作用のせいか80%の確率で敵を眠らせる。
むしろ敵を眠らせるためにあるアイテムといってもいい。
ハッスルVの方は効果が非常に強力で、ハッスルUとほぼ同じ確率で敵を眠らせることができるのだが、
これによって眠った敵は『絶対に』起きる事は無い。
何ターン経過しても、どんなに殴っても起きない。まさにずっと俺のターン!
●はるか【ハルカ】
PSソフト、だんじょん商店会の登場キャラクター。
片言言葉でしゃべる小柄な少年で、大きな瞳にターバンを頭に巻いた中性的な容姿をしている。。
ドラゴンを駆る一族、ドラゴンライダー族の一員で姉のナユタと共にドラゴン運送をやっている。
少年である。あるイベントでちゃんと「ナユタのおとうと ハルカ」と自己紹介もする。
しかし、そのテキストを見落としたのか、キャラデザの佐々木亮氏の描くかわいらしいグラフィックに目を奪われたのか、
「ハルカハァハァ」「ハルカは男の子だよ」「マジで!?」
「ハルカは俺の嫁」「ハルカは男の子」「マジで!?」
「ハルカちゃんが黒衣の花嫁衣裳買って行ってくれた」「ハルカは男の子」「マ(ry」
「もう男の子でもいいや」「ハルカはおとk…えっ?」
と、ハルカを女の子だと勘違いするプレイヤーが後を絶たない。
ついには攻略スレのテンプレに攻略情報と並んで「ハルカは男」と書かれるまでにいたった。
だがそれでも女の子と勘違いするプレイヤーは未だに現れ、男といわれても諦めない者までいる。
ちなみに姉のナユタもマイナーゲーながらRPG最萌え予選を潜り抜けて本戦出場しているほど人気が高く、
クールビューティな姉とロリ妹の美人姉妹ハァハァと、余計に性質悪い勘違いをする者も。
男の娘という概念が無かった頃の作品であり、女の子扱いは意図された現象ではないと思われる。
全ては1モンスターをゲームを代表するマスコットに押し上げたことすらある、佐々木亮絵の魔力か…
☆攻略スレテンプレ☆
Q、ハルカたんにミニスカートをコーディネートしてあげましたハァハァ。
A、……。言いにくいんですがハルカきゅんは男の子です……つーか知っててやってるだろ!
●ひえんのほうけん【緋炎の宝剣】
ジルオールにて登場する剣。
所謂「伝説の剣」で、破壊神ウルグと戦う戦神ソリアスの為に人間達が打ち鍛えて奉じようとしたという逸話がある。
他の名前入りの武器はダンジョン内の宝箱から素っ気なく手に入るものが大半な本作の中で、
この剣はデルガドというドワーフの仲間のイベントを最後までクリアする事で入手する。
当代随一の名工と謳われながら、武器というものの在り方に悩み、武器を造ることを辞めたデルガドが
その絶望や失望、息子夫婦の死を乗り越え、伝説に語られるこの剣の作成に主人公と共に挑む。
序盤から頼りになる仲間が、物語の終盤に主人公の為に撃ち鍛えてくれた剣を手にしたプレイヤーは
胸を高鳴らせながらその剣を装備し……
そして、剣の姿を見てしばし呆然とした後、おもむろに元の武器に戻すのである。
武器防具デザインの酷さに定評のあるジルオールの中でも、この緋炎の宝剣の酷さは生半可のものではなく
なまじ複数のイベントをクリアする必要がある事が余計に失望を大きくさせてくれる。
もし仮に、RPGで格好悪い武器というランキングがあれば、一位になるか最低でも1桁代を狙えるだろう、
そんな確信を抱かせてくれる程のチープさ。
デルガドが何を思ってそんなデザインにしたのか、それは永遠の謎である。
ちなみに、インフィニットでは武器類のデザインが全般的に改善されている為、
この武器も割とまともなデザインに落ち着いているので安心していただきたい。
>あえて例えるならば、工事現場の誘導員が持っている誘導棒をむりやり火の形にしたような感じ
●ふぇいくむーん【FAKE MOON】
アスキーから発売されたPS用ソフト。開発はラブデリック。
DQとFFを足して2で割ったような世界感と、月の光を食べてしまったドラゴンを、
王様の依頼で退治しに行く勇者という、ありそうでなかった王道中の王道RPG。
に見えるのだが、その内容は
・町の中でも普通にモンスターが襲ってくる
・剣を除く伝説の装備が最初の町で手に入る(しかもタンスの中から)
・ラスボス手前のラスマエーダという敵を倒すと最大までレベルアップ
・何故かラスボスが攻撃してこず、一方的にタコ殴りにできる
というぶっ飛んだ内容である。
20時間ほどでクリアできるので、興味が沸いた人は是非一度プレイしてみて欲しい。
…のだが、このソフトは実際には存在しない。
PS用ソフト「MOON」の主人公がゲーム冒頭で遊んでいるソフトなのである。
プレイヤーはOPでこのFAKE MOON(ゲーム中ではMOONと表記)を、
一部プレイする事になり、上記の内容はその中で体験できる。
ラスボス戦中に、母親の「いつまで遊んでるの!もう寝なさい!」
という声が聞こえてきて、中断して寝ようとするのだが、
消したはずのTVがつき、主人公はFAKE MOONのゲーム内へと吸い込まれていく…
というのが「MOON」のOPであり、主人公は勇者とは別の視点で、
FAKE MOONの世界を体験する事になる。
☆関連語☆
MOON
●ぶらっでぃめいす【ブラッディメイス】
ベイグラントストーリーに登場する武器。分類はヘヴィメイス。
長めの柄の先に鉄球がくっついただけ、というシンプルなデザイン。
合成で作る事は出来ず、敵のドロップアイテムとしてのみ入手が可能。攻撃力もやや高目である。
ここまではよくある物なのだが、実はこの武器やたらとデカいのである。
具体的にどの位のサイズかというと
主人公の身長が181cmであるのに対し、実際のゲーム画面で
・鉄球部分の直径が主人公の身長と同じ位
・柄の長さは鉄球の直径の約2倍
・柄の太さは主人公の頭と同じ位
という何とも恐ろしいサイズの武器なのである。
流石に飛び道具であるボウガンの射程には負けるが、
それ以外の武器の中ではダントツTOPの射程を誇る。
リラックスモードからバトルモードに切り替えると装備している武器を取り出して構えるのだが、
この武器の場合、誰もが「どこにそんなデカいの隠していたんだよ」と突っ込まずにはいられない。
●べるーし【ベルーシ】
PS用ゲームソフト「ビヨンドザビヨンド」に登場する仲間キャラクターの一人。
マリオン国に仕える騎士でマリオン国が敵国バンドーラ王国に滅ぼされた際、窮状を伝えるべく主人公のいる村へ訪れ、仲間になる。
ゲーム序盤で追手を振り切るために囮となり、離脱してしまい、その後黒騎士という非常にわかりやすく操られた状態で戦うことになる。
戦う場合10ターン放置で正気に戻り、再び仲間になるが、
離脱時に彼の持ち物がいっぱいだと再加入時に100%フリーズするというとんでもないバグを抱えている。
しかも彼と戦うことになるダンジョンは落とし穴だらけの8階建てダンジョンの最上階である。
高いエンカウント率と連打を強要されるゲームシステム。
下手すれば8階→2階まで戻されることになる恐怖のダンジョンでやっとの思いで最上階まで来たかと思えばフリーズ。
バグを避けるべく最初からやり直そうにもそのダンジョンはラスダン手前。
自分を含め、このバグに会った人はここでゲームを投げてしまう人が多かったのではなかろうか。
●ぼうけんしゃのしたい【冒険者の死体(だんじょん商店会)】
洞窟なんかに転がってる返事がないアレ。なんとだんじょん商店会ではアイテム扱いである。
一部のモンスターが所持しており盗んだりドロップアイテムとして割と容易に手に入る。
価値は安いのだが、教会に持っていくとお礼として大金が手に入る。
また逆に自分が死ぬと、教会で強制的に財布の中身が抜かれる。やられる側になると腹が立つ。
だが実は教会はアコギに働いているのではなくこの金で復活できない死者を弔っている。
この礼金稼ぎはこのゲームで金を稼ぐのに一番効率がいい方法であるため
大金が必要なこのゲームでは、商売も冒険もそっちのけで死体回収に励む魔女が後を絶たない。
また、繰り返すが「アイテム扱い」である。
永遠に復活させず99体集めて保管したり、目玉商品として店先に展示したり
町の人やダンジョンのモンスターに売りつけたりできる。人命の冒涜ここにきわまれり・・・
☆使用例☆
シスター「では発見した方にお礼として所持金の4分の1、復活代として4分の1教会に寄付していただきます。
・・・なにか言いたいことでも?無かったら早く帰って寝なさい。」
モンスター「おなかすいたなぁ まじょさんなんかたべるものちょうだい」
サララ つ冒険者の死体
モンスター「あっ冒険者の死体だ いいなあ おいくらなの?」
●まな【マナ(ダンジョン商店会)】
PSソフト、だんじょん商店会〜伝説の剣始めました〜の登場キャラクター。
人の想いが結晶化した水晶玉を持ち、その秘められた物語を語る吟遊詩人の少女。
ゲーム最序盤主人公(デフォ名サララ)が店を開いた直後におとずれ、
初対面のサララに以前からの知り合いかのような態度で水晶玉の材料入手を依頼してくる。(ちなみに代金は踏み倒す)
彼女と再会するのはED後。 ラスボスを倒し一件落着した後に現れ、
突然、「何もかもなかったことにしてやり直さないか」と2週目、最終シナリオ前まで戻る、のお誘いをしてくる。
この誘いを受けると、本当にサララとマナを除く関係者全員の記憶が消えラスボスが復活してしまう。
マルチENDのあるこのゲームでは何度も利用することになるが、
そのたびに復活しては倒されを繰り返し、威厳なぞもはや無いに等しいラスボスがちと哀れ。
また、この2週目のシステムにマナが登場するのはスタッフのお遊びというわけではなく、
公式設定として彼女には「物語を操る」力があると原案者が後に語っている。
だいぶ無茶苦茶やっている気もするがRPGというジャンルを考えると、
ストーリーに干渉するという荒業こそ、最強なのではないだろうか。
以下は、最終シナリオ手前まで戻るを選択したときのマナのセリフの一部。
「もっと、続けたいんだね。
(中略)
いいよ・・・
サララちゃん。ずっとずっと遊んでいようよ。
ダンジョンの底であったことは、みんな夢で・・・・・・
ダンジョンの底には、まだ魔王がいる・・・・・・。
そういうことに、しちゃおうよ。
私と、サララちゃんのあいだだけのナイショだよ。」
☆関連語☆
だんじょん商店会〜伝説の剣始めました〜
●みんと【ミント(デュープリズム)】
デュープリズムの女主人公で東天王国のプリンセス
…だったが、わがまま・食いしん坊・自分勝手と、
プリンセスにふさわしくない性格なため王位継承権を剥奪され、
真面目で凄い力を秘めている「遺産」の使い手である妹に継承権をとられてしまう。
そこで次期女王の座を力づくで奪うため、「遺産」を手に入れ、
ついでに世界征服してやる!……というところで___の物語が始まる。
上でも少し書いたが、加えて不意打ち、悪だくみ、打算ありの人助けと
姫らしくない性格の持ち主だが、本当に困っている人がいたら打算無く助け、
通すべき筋は通す憎めないキャラである。
戦闘での性能は典型的な魔法キャラ。
遠距離から魔法を連発するのが一番使いやすいのではないだろうか。
しかし、___の本領発揮は飛び蹴り。
大事なことなのでもう一度言う。本領発揮は飛び蹴りである。
慣れてくると、魔法の溜めが煩わしくなってきて飛び蹴りで済ますようになる。
しかも中々攻撃力が高い。
この飛び蹴りはイベントシーンでも大活躍。
スカートなのをものともせず、ドロップキックをガンガンかましてくれる。
高貴な姫の下着が見えそうなのはご愛敬。
●むーんのえんでぃんぐ【moonのエンディング】
プレイヤーの誰もが一度はたどり着く衝撃のED。
何が悪かったのか、ラブ(ゲーム内における経験値のようなもの)が足りなかったのか、どこか取りこぼしがあるのか……答えはどこにもない。
どれだけ労苦を積み重ねてもこれを避ける方法は存在しない。
それを乗り越え辿り着いた真EDから何を感じるか、それは貴方次第だ。
●むーんのしーえむ【moonのCM】
「おやめください!」
「あるじゃねーかよ!コインと剣がよ!」
「おやめください勇者様!」
民間人らしき女性の悲痛な叫びと、彼女を押しのけて無理矢理クローゼットを開けるおっさんが『勇者様』と呼ばれる衝撃、
その後にでかでかと表示される『もう勇者しない。』のキャッチコピー。
moonのコンセプトを端的に表現した秀逸なCMである。
主人公で締めるバージョンと『もう勇者しない……とサルは思った』というナレーションとともに
名曲『KERAMAGO』を流し人気キャラクター『電波ザル』をフィーチャーしたバージョンがある。
各動画サイトに投稿されているので、ぜひ一度見てみて欲しい。
余談だがこの『勇者様』の服装、心持DQ3の主人公に似ていると思うのは気のせいだろうか?
●むさし【ムサシ(武蔵伝)】
1)PS用アクションRPG「BRAVE FENCER 武蔵伝」の主人公。
ヤクイニック王国を救うべくフィーレ姫の「英雄召還」の呪文で召還される。
姫が未熟なために子供の姿(二頭身)になってしまったが、元の世界ではちゃんと大人で剣の達人。
敵の能力を奪う刀「雷光丸」と封魔の力を持つ光の剣「レイガンド」を武器に
ゾンビや巨大アリ、氷の龍などの幅広い敵と戦い、最後は悪の帝国の本拠地に単身で乗り込み、滅ぼす。
●める-の-あとりえ【メルのアトリエ(デュープリズム)】
錬金術を扱う某シリーズ作品の一つ、ではない。
デュープリズムで序中盤に訪れることになる……まあ、文字通りアトリエである。
町で「恐ろしい場所」と言われ、身構えて出発することになるものの
実際には道中に敵も出現せず、到着してもちょっとその見た目がアレな事以外は何事もないという、
肩透かしを食らった格好になるのだが……、だが、しかし。
このアトリエ、作中でも一、二位を争うほどに印象強い場所なのである。
その原因は見た目ではなく、初訪問時に強制されるミニゲームにある。(その後も任意でプレイ可能)
本来は3Dアクションのゲームだが、ここでは2D横スクロールジャンプアクション、
簡単に言えば某マ○オ風の見た目となるステージ(x3)に挑戦することになる。
……そしてこれが、非常にイラつかせる仕様てんこもりなのだ。
空中制動やダッシュ移動時の滑り等、本来必要とされる操作性が全く考慮されておらず
そのくせジャンプ距離や足場の位置などはシビアな配置になっており
そもそも元々のアクション操作性そのものが決して出来がよいとは言えない代物であり
更に慎重に進もうとするとタイムオーバー、急いでも絶妙なタイミングで足場が遠のき待たされ
焦ったところで当たり判定が厳しく迎撃面倒なお邪魔キャラに引っかかり……
「遊び」なので残機無制限、ミスしても最初からやり直しになるだけなのだが、
横スクアクションに慣れていない人はもちろん、慣れている人も(むしろ慣れている人ほど)
勝手の違う操作性に戸惑い何度も何度も落下する憂き目に合う。
製作者の悪意をひしひしと感じさせる、プレイヤーにとっては正に「恐ろしい場所」なのであった。
ほんわかしたゲーム中、あえてやさぐれたい時に訪れてみるのもよいかもしれない。
●ゆきおう【雪王】
アランドラに登場する最強の剣。間違えられやすいが雷ではなく雪である。
伝説の剣士にして刀匠である雪王の鍛えた剣で、チャージアタックは使えないがそれが問題にならない程高い攻撃力を持つ。
パワーグローブ入手後に行ける雪王の像を調べる事で入手できるのだが、
それまでにコンティニューを20回以上使用していないと 「この剣を使うまでもあるまい」と門前払いされてしまう。
つまりアクションが苦手なプレイヤーの救済なのだが、微妙にわかりづらい位置と微妙に多い条件回数から
前情報無しに取得できる人は稀な本末転倒武器。
ちなみにアランドラ2では「ユキオー」という名前の盾として登場するが
こちらは条件なしで入手可能、しかも最強の盾ではない。
●らぐーん-ご【ラグーン語】
スクウェアの怪作RPGレーシングラグーンの主人公赤碕翔が好んで使うオリジナリティ溢れる口調のこと。
広義ではレーラグに登場する全てのセリフを指す。
三点リーダ(…)や英単語を無意味に多用し、陶酔しながらポエムのように語るのが特徴である。
日本語としてあまりにおかしいためにファンの間で真似する者が続出し、
しまいにはこのゲームのジャンルであるハイスピードドライヴィングRPGの「RPG」が
レーシングポエムゲーム(Racing Poem Game)の略と解釈されるようにまでなってしまった。
ラグーン語一例)
「消えるのがDestiny……」
「ここ数日……俺はおかしかった………CRAAAZY DRIVER……」
「弾丸のようなSPEED……」「PASSINGの閃光……」「……BATTLEの合図……」
「………そうさ、俺は………」「……『横浜最速の男』……」「……誰かがそう教えてくれた……」
☆関連語☆
レーシングラグーン ハイスピードドライヴィングRPG 台詞回し 架空の言語
●れんあい-きょにゅう-しみゅれーしょん-あーるぴーじー【恋愛巨乳シミュレーションRPG】
プレイステーション用ソフト「LUNAR WING 時を越えた聖戦」のこと。
ヒロインのほとんどが巨乳であることから一部のプレイヤーの間で
こう呼ばれるようになった。
正しくは恋愛巨編シミュレーションRPG(公式HPより)
●るう【ルウ(デュープリズム)】
デュープリズムに登場する男主人公。
姉の様に慕っているクレアと穏やかに暮らしていた少年ルウは、
謎の怪人「死の右腕」に突如襲われ、ルウを庇ったクレアは殺害されてしまう。
それから3年、ルウはクレアを復活させる方法を探して旅をしていたところ、
強力な「遺産」が眠る、という情報を聞きつけやってきたカローナの街から、
デュープリズムの物語が始まる。
性格は真面目で正義感が強い、典型的な主人公タイプだろう。
戦闘面での性能は、巨大な斧を使った戦士系タイプ。
隙はあるが、1発1発の攻撃力が高い。
特殊な力はモンスターに変身できる。
様々なモンスターに変身し、敵の弱点を突いたり
ダンジョンの仕掛けを解いたりできる。
ミント編とは違い物語の展開もシリアスに進んでいく。
……のだが、天然な女性からはおたま(DQでいうスライム)と間違えられたりするなど、
周りが奇人変人のオンパレードなので影が薄く感じる。
ルウ自身に何の落ち度もないし、エンディングもハッピーエンドでいいのだが…
●××のからだはとびちった…!!【××の体は飛び散った…!!】
リンダキューブにて、戦闘時に表示されるメッセージ。
普通なら「××は抵抗をやめた」となって敵を捕獲できるのだが、
あまりにも大きすぎるダメージ(最大HPの1.5〜2倍辺りが目安)を与えると
対象を殺してしまい、捕獲できなくなってしまう。
ついでに経験値も入らないが、このゲームの目的はあくまで動物の「捕獲」であって
駆除でも抹殺でもないので、当然と言えば当然の話かもしれない。
降参の一寸先が即粉砕というのもやけに極端な話ではあるが、
とりあえず飛び散る様のグラフィックなどは無いので、グロ系が苦手な人も安心。
……このゲームをプレイする人に今更そんなことを言っても仕方ないかもしれないが。
ついでに言うと、動物に限らず植物も人間もボスキャラも、オーバーキルすれば平等に飛び散るので
皆様も是非、密猟者などの人間系敵を思う存分飛び散らせてみて下さい。
☆関連語☆
オーバーキル
▼その他ネタ(PS2)
●あしかがよしうじ【足利義氏】
太閤立志伝5(リコエイションゲーム)に登場する戦国武将で、ゲーム中最大の悲劇の武将。
史実では最後の古河公方だったが実体は北条氏の傀儡に過ぎず、
ゲームでも身分は小田原の町の浪人で能力も低く、技能もこれといったものはないという本来見向きもされない筈の武将だった。
しかし所持アイテムが彼の運命を変えた。
なんとゲーム開始時から最強クラスの刀剣である村雨を所持しているのである。
こうして彼はゲーム開始とほぼ同時にプレイヤー武将による辻斬りまたは襲撃を受けるという宿命を背負うこととなった。
彼も必死で抵抗するのだが、元々能力が低い上になぜか使用武器が槍のため村雨の恩恵を受けられず、ほぼ確実に村雨を奪われてしまう。
身分不相応に強力な武器を手にしたがために、今日も義氏は武士に剣豪に海賊に忍者に商人に鍛冶屋に医者に茶人に浪人に斬り捨てられるのだった。
足利義氏のガイドライン
・500貫で雇った用心棒と一緒なら大丈夫だろうと思って歩いていたら剣聖に村雨を奪われた。
・小田原の町から徒歩1分の路上で義氏が頭から血を流して倒れていた。
・足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると義氏が転がっていた。
・村雨を帯びた義氏が襲撃され、病になっていたらデスノートで寿命が15歳に設定されていた。
・槍で義氏に突っ込んで倒れた、というか倒した後から村雨を強奪する。
・小田原の町から小田原城までの間に強盗に襲われた。
・用心棒がいれば安全だろうと思ったら、用心棒が村雨を狙っていた。
・太閤5プレーヤーの全員が義氏辻斬り経験者。しかも一回で奪えないと何度も倒しに行く。
・「そんな危険なわけがない」といって出て行った義氏が5分後血まみれで戻ってきた。
・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行った義氏が6貫300文と小粒金を奪われて戻ってきた。
・最近流行っている犯罪は「義氏辻斬り」。出会い頭に義氏に斬りかかるから。
・小田原の町から半径200mは辻斬りにあう確率が200%。一度襲われてまた襲われる確率が100%の意味。
・太閤立志伝5における辻斬りによる死亡者はプレーヤー1人あたり200人。うち180人が足利義氏。
☆関連語☆
ガラハド
●あにーた【アニータ】
「グローランサー6 precarious world」のヒロインの一人。
物語の舞台であるエスグレンツ大陸に拠点をかまえる国際的企業モノポリス社の総帥の娘。
そのような立場でありながら、父ブランドルによってある能力を付与する手術を施され研究施設の地下に軟禁されている。
物語冒頭、同じ施設で目覚めた主人公メークリッヒと出会う。
記憶喪失になる前のメークリッヒのことを知っているようで「せめてあの十日間の記憶だけでも取り戻してほしい」と
かなり意味深な発言も…。
受動的で内向的と思わせて意外と積極的だったりするが、そのように変われるきっかけを与えてくれた
メークリッヒに対して好意を抱いている。その好意を受け入れるかはプレイヤー次第だが…。
彼女を語る上で欠かせないものは前作のあまりの駄目さ加減で絶望していたスレを一気に活性化させた
その“乳”だろう。
質問コーナーで発表された公式設定は、身長157cm 体重49kg B120 W60 H86 という途轍もないものである。
☆関連語☆
グローランサー うるし原智志
●あれっさ【アレッサ】
グローランサー5の登場キャラクター。
このシリーズは女性キャラとの恋愛要素が売りの一つなのだが、
発表された5のヒロイン達はまるで仮装大会のような奇妙な衣装でパッとしなかった。
しかし遅れて発表されたアレッサは比較的衣装がまともで顔も可愛らしく、たちまち人気となった。
さらに限定版のパッケージにも登場し、プレイヤーの期待は大いに煽られたのだが……
発売後アレッサは攻略対象キャラではない事が判明。
さらにゲーム自体の出来も最悪であったため多くのプレイヤーが絶望のどん底に突き落とされた。
●いし【石(九龍妖魔學園紀)】
九龍妖魔學園紀に登場するバディ(仲間)の一人で、
遺跡研究会の部長にして唯一の部員。
石に対して変態的な愛情を抱き、常に人の頭ほどの大きさの石標本を持ち歩く。
進行によってはこの標本で主人公の命を助けたりするのだが、
黙っていればそのような荒事などまず無理そうな優男である。
彼を連れて遺跡に入ると敵からのアイテムドロップ率が上がるため、
カンパン道を極めんとする上級ハンター達にとって彼は無二至高のバディである。
また、彼を担当する声優が石田彰であることも相まって、
彼は何かしらの愛情と苦笑を込め「石」または「石田」と呼び慣わされている。
・・・本当は彼の本名は「黒塚至人」なのだが、「石田」だと思っている三流ハンターは後を絶たない。
石田に謝れ。
●いしたーさま-の-せっきょうべや【イシター様の説教部屋】
ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ(不思議のダンジョン)に登場。
リセット等セーブ以外の方法でゲームを中断した場合の再スタート時に、
セーブの重要性をプレイヤーが理解するまで、女神イシター様が懇々とお説教くださるもの。
まともに回答するまで、永遠に終わらない。さらにアイテムや所持金の半分を没収される。
こちらの事情は一切無視。
☆説教例
人生のように冒険もやり直しがきかないことを理解しましたか?
はい いいえ →はい
本当に理解していますか?
はい いいえ →はい
本当に理解していますか?
はい いいえ →はい
本当に理解…
(中略)
本当に理解していますか?
はい いいえ →はい
本当は理解していませんね?
はい いいえ →はい
アッー!
…やり直し orz
☆関連語
リセット 猫リセット 親リセット フリーズ 停電
●ゔぃーなす&ぶれいぶすのかくしいべんと【ヴィーナス&ブレイブスの隠しイベント】
期間限定アイテム「泥人形」のパーツを全て集めると発生するイベント。
このパーツをそろえると何故かゼノサーガに出てくる「コスモス」と接触する事になる。
最初はコスモス自体が仲間になるという話もあったが、プロデューサーが「それだけは勘弁してください」
と言ったためにアイテムのみを渡し去るという設定になった。
ファンタジー主体の世界でかなり異質なイベントな為、知らずしてこのイベントを見た人間は
かなり驚く・・・・というより世界観をぶち壊しすぎだという声も多く上がった。
仲間になるという設定はゼノサーガファンにとっては喜ばしい事かもしれないが
プレイしてない人間にとってはイメージダウンにも繋がる可能性もあったので
プロデューサーの判断は正しかったのかもしれない。
●ヴぃヴぃ・おーるりん【ヴィヴィ・オールリン】
「Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの予言〜」の登場人物。
不老不死の主人公ブラッド・ボアルの前に幾度と無く現れる謎の美女。
その正体は試練の果てに不老不死となった伝説の大魔女(おおまじょ)である。
最終的に判明する事実も含めて、影の主人公、作品全体の狂言回しといえるだろう。
(以下ネタバレ)
エンディングにてゲーム中のナレーションがヴィヴィによるものであることが判明する。
もちろん声優も同一だが、両者で声の調子が全く違うため普通はまずEDまで気づけない。
同時に本編の内容が、現実世界の19世紀末〜20世紀前半に近似した後世において
ヴィヴィが著した出版物の内容でもある、という衝撃の事実も明らかになる。
(本編中で度々テキストの表示に合わせて鳴っていたカタカタという音はタイプライター)
前作「7(セブン)〜モールモースの騎兵隊〜」の本編が絵本の内容だったという結末とも
リンクする一連の演出に唸らされたファンも多い。
なお、全ての神秘的な存在が失われたED後の世界で、
彼女のみが不老不死であり続けることができた理由は一切不明。
本人いわく「涙ぐましい努力」「もう一冊本ができる」とのこと。
☆関連語☆
Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜 ブラッド・ボアル 7〜モールモースの騎兵隊 演説 不老不死
●えんでゅらんす【エンデュランス】
「.hackG.U.」に登場する主人公の仲間で
主人公と同じ禁断の力憑神を使うことが出来る碑文使いの一人。いつも薔薇を撒き散らして登場する男。
彼は最初アリーナのチャンピオンとして主人公と戦った。
しかし主人公のハセヲに敗退した後唯一の友達であった猫ミアに逃げられ
廃人同然の状態でにひきこもっていた。ボクは誰からも必要にされていないと卑屈になっていたが
ハセヲにお前のことが必要だといわれ仲間となった。
彼の特徴としては仲間になった後はとにかくハセヲLOVEであることである。
好きなものはすべてハセヲ関係。趣味はハセヲ。女の子はきらいなどある意味危険なほど好きである。
そしてマルチエンディングでは彼と結婚するにまでいたった。男と男が結婚である。
●おおきなふるどけい【大きな古時計】
1)童謡として誰もが歌った記憶のある歌。
最近では歌手の平井堅がカバーしたことで話題になった。
日本語歌詞ではこの時計は100年間動き続けているが、
実は元の英語歌詞では99年動いたことになっているのは意外と知られていない。
2)「Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜」の主題歌。
各チャプターの最後、騎士団の入退団者および戦死者一覧が表示されるときにオルゴール版が流れる。
また、オープニングデモでは出だしを飾っている。
しかし12章の最後のムービーでついに歌となって流れる。
ゲーム中の100年目という最大の節目と、100年休まず動き続け、もう動かない時計という歌詞が
見事にマッチし、プレイヤーを感動の渦に巻き込んだ。
ちなみに、この歌が流れるシーンは大どんでん返しのイベントのため、
流れた瞬間思わずバッドエンドかと焦ったプレイヤーも存在する。
しかしそんなもの吹き飛ばす歌とムービー、更にその後の演説という怒濤の展開は素晴らしいの一言に尽きる。
なお、歌っているのは物語の重要人物ヴィヴィの中の人。
☆関連語☆
Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜 ブラッド・ボアル ヴィヴィ・オールリン
●おおばんぶるまい【大盤振る舞い】
太閤立志伝5の立会いにおけるある意味最強技。
算術の指南により習得でき、使用すると地面に銭を投げ、その地点に敵を引きつける効果がある。
特筆すべきはその非常に高い成功率。
たとえ御前試合の決勝であったとしても相手が上泉信綱や塚原卜伝といった剣豪であっても高確率で成功してしまう。
金の力恐るべし。
●オレスコ【オレスコ】
1)「九龍妖魔學園紀」におけるパラメータアップ用アイテム、
正式名称は「オレンジスコーン」。
英国風菓子と非時香果(ときじくのかくのみ)を合成する事で作成できる。
2)「九龍妖魔學園紀」におけるバディ(仲間)、雛川亜柚子のこと。
清楚系ロリ顔新任女教師という恵まれた設定の上、LVUP時に大幅な
スキルボーナスがつく「個人レッスン」というスキルを有するため、
実用面からも評価が高いバディだが、彼女を加入させるのは困難であり、
フラグ立てに失敗したプレイヤーには、プリクラ(バディ加入の印)の代わりに、
もれなくオレンジスコーンがプレゼントされる。
かくしてオレンジスコーンを受け取ったプレイヤーは涙を流し、
その涙で塩辛くなったオレンジスコーンを頬張ることになる。
彼女への想いと厳しい現実の板挟みになった者達は、
絶望の末に強い絆で結ばれ、一つの集団を作った。
その名は「オレスコ被害者の会」・・・
今も彼らは彼女を「オレスコ」と讃え、新たな仲間の入会を待っている。
●かんぱん【カンパン】
九龍妖魔學園紀における、アイテム合成のこと。
語源は合成時に鳴り響く”compound”のアナウンスの耳コピから。
「塩酸と硫酸をカンパンして王水を得る」
「延焼剤とアルミホイルをカンパンして簡易電池を得る」あたりは、
いかにもトレジャーハンターのやりそうなことだが、
食物アイテムの豊富さ故に、
「クモの化物から奪取した卵そうから明太子やイクラ丼を造り分ける」
「カエルの化け物から得た魚肉と酢飯をカンパンしまくって寿司(行動力大回復アイテム)を握り、
それをバカ食いしつつボスを雑魚ごと1ターンキル」など、
「トレジャーハンター」というより「冒険調理師」とでも呼んだ方がふさわしいハンターは、
後を絶たないどころか普通にその辺にゴロゴロしている。
実際、カンパンによって容易にステータス上昇アイテムや便利な道具が入手できる本作において、
カンパンの技量(学科「生活」に依存)や選択枝を常に高度な状態に維持することは
トレジャーハントのための重要項目である。
また、転じて実社会における合成行為や合成物一般について「カンパン」と言われる。
それは、二次創作においても例外ではない。
☆使用例☆
誰だ、すどりんと産屋を____した奴は!
☆関連語☆
八握剣
●ぐぎゃー【グギャー】
ローグギャラクシーの略称。単にローグと略すると他のゲームと紛らわしいためか。
他にローギャラという略称もあるが、「グギャー」はそちらよりも比較的、蔑称的なニュアンスが強い。
●くらいあす【クライアス】
グローランサー5の主人公。
一応公式に主人公と設定されているのはゼオンシルトというキャラなのだが、
ストーリー上明らかに主人公ポジションを占めている。
だからといって人気があるわけではなく、数々のウザイ言動や、
あまりにこいつマンセーのシナリオに、多数のユーザーから嫌われている。
嫌われるポイントから一例を引くと、
・一度も上司と思ったことはないのに「お前達を部下と思ったことはねぇ…仲間だ」とのたまう。
(仲間の中にこいつの部下に当たる人物は一人もいない。
ゼオンシルトは下っ端だが、クライアスとは所属部署が違うし、ちゃんとした上司がいる。)
・親のいないゼオンシルトに「お前の両親はどんな人だったんだ?」と自分の母の遺物が見付かったからと有頂天になり失言。
・ゼオンシルトの「人の生命エネルギーを補給しないと死ぬ」体質にブチ切れ、
「こんな奴がいたなんて!!」と心をえぐる発言をする。
(ゼオンシルトはあくまで勝手にそんな体に改造されてしまったカワイソスな被害者)。
・さらに、落ち込んでいるゼオンシルトが気を遣って追いかけると「 来 る ん じ ゃ ね え ! 」発言。
・八つ当たりして気分転換すると「死なせないし薬(人の生命エネルギー)は飲ませない。
俺はお前を封印する!!」と宣言し、自己満足する(いや封印て)。
こんな奴だが、平和維持軍総司令の息子という立場から、
「クライアス来てくれたか!」「クライアス様の意思に共感しました!」とやたら他人が持ち上げる。
ゲーム本編以外でもキャラソンCDのジャケットで、ど真ん前でほぼ半分の面積を占めるという優遇ぷり。
ちなみにこの作品、機能性とか色々皆無のうるし原デザインが、いつにも増して絶好調であり、
クライアスは、一見するとどっかの海賊団の若頭領にしか見えなかったりする。
☆関連語☆
グローランサー ゼオンシルト
●げしゅたるとぼーど【ゲシュタルトボード】
「ヴィーナス&ブレイブス〜魔女と女神と滅びの預言〜」に採用されたシステム。
いわゆる「キャラクター同士の好感度」を司るシステムなのだが、
「平面上に配置されたキャラクター間の距離がそのまま人間関係の親密さ」
という他に類を見ない独自のものとなっている。
不定期にメンバーを入れ替えながら最大14人の騎士団を率いていくゲームの性質上、
単純に数字で好感度を示してもプレイヤーが全体をを把握しきれないという問題への
対処法として考案されたものと思われる。基本的なルールは以下の通り。
・新規に加入したキャラはボード上のランダムな場所に配置される。
・その後、戦闘中に隣接する他のキャラが一定値以上の攻撃力や素早さを発揮したり
相手から補助や回復を受けたりすると、数値に比例した距離だけ対象に引き寄せられる
・遠征から帰還した時点でボード上の距離がごく近いキャラ二名は異性ならば結婚し、
同性ならば親友状態となることがあり、その後はボード上の影響から排除される。
・結婚状態のキャラにはランダムで子供が生まれることがあり、親友状態のキャラは戦闘中に
精霊の召還による強力な攻撃が可能になる。
・結婚・親友の状態は二人のどちらかの戦死・退団まで持続する。
余談だが、ゲシュタルトボードの現状を確認すると、最後に確認した状態から現在までの
人間関係の変遷が刻々と描き出されていくのが中々に面白い。
他にも優秀な奴はゲームでもやっぱりモテモテだったり、他のキャラに引き寄せられる途中で
全く別のキャラと結ばれるようなことが起ったり、最大三人の伴侶との間に子供を残したり、
プロポーズされたのに最後は友情に走ったり、そもそも「親友」は何か危険な匂いがしたりと、
自由な想像の余地が多いシステムである。
☆関連語☆
好感度 結婚 親友 カップリング 恋愛 Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜
●さぁ ふるえるがいい【 さ ぁ ふ る え る が い い 】
DQFFを超えた最高のRPGに震撼しろ、という宣伝文句の
開発レベル5、販売元SCEのRPG、ローグギャラクシーの長文コピペの絞め。
発売日近くになるとゲーム関連の板には勿論、全く関係のない板にもマルチポストされた。
その大袈裟な宣伝文句とは裏腹に、出来も売り上げも微妙であったため、
・買ったユーザーが怒りにふるえている
・営業がふるえている(100万達成しなかったらクビ宣言)
・小売がふるえている(中古の氾濫。買取拒否事件など)
・ワカメがふえている(ふえるわかめは最高の食材)
と色々と嘲笑される破目になった。
ちなみにこのコピペ、元々はGC版ゼルダの伝説用に作られたものが、
いつの間にか改変されてマルチポストされ、こちらのほうが有名になってしまったらしい。
>ゲ ー ム は 「 ロ ー グ ギ ャ ラ ク シ ー 」 で 、 映 画 を 超 え る 。
>世 界 最 高 ゲ ー ム 、「 ロ ー グ ギ ャ ラ ク シ ー 」
>
>かつてゲームは、何度も映画というものを目指した。
>しかし、それは実際には、映画を真似ただけの「映画以下」のものでしかなかった。
>だが、ついにゲームが、映画をも超える時が来たと確信する。
>
>このレベル5の最新作が、そのすべての答えを握っている。
>あらゆるエンターテインメントの頂点に、1本ゲームが降り立つのである。
>日野烈士筆頭に究極のスタッフによって完成されつつある。
>
>プレイステーション2という現行機でありながら、次世代機のような輝きのあるリアルグラフィック。
>フルオーケストラのすばらしい音楽に、心が振るえ、体が熱くなることだろう。
>まちがいなくこのゲームは、史上最高のゲーム・・いや、至高のエンターテインメントになるだろう。
>SFシネマティックRPGローグギャラクシー
>
> ――――――さ ぁ ふ る え る が い い
補足:ふえるわかめヴァージョンは下記の通り。
海 草 は 「 ふ え る わ か め 」 で 、 野 菜 を 超 え る 。
世 界 最 高 海 草 、「 ふ え る わ か め 」
かつて海草は、何度も野菜というものを目指した。
しかし、それは実際には、野菜を真似ただけの「野菜以下」のものでしかなかった。
だが、ついに海草が、野菜をも超える時が来たと確信する。
この海草界の最新作が、そのすべての答えを握っている。
あらゆる食料品の頂点に、1本海草が降り立つのである。
理研ビタミン株式会社を筆頭に究極のスタッフによって完成されつつある。
わかめという現行食品でありながら、次世代食品のような輝きのある光沢性。
茹でるだけというすばらしい簡略性に、心が振るえ、体が熱くなることだろう。
まちがいなくこの海草は、史上最高の海草・・いや、至高の食料品になるだろう。
ミステリアス海草ふえるわかめ
――――――さ ぁ ふ え る が い い
●じーく【ジーク】
「Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜」に登場するキャラクター。
世界を絶望に陥れるため、魔物の王ナグゾスサール復活を企む"災いの翼"の4人衆の一人。
本来人間だが魔族に組みして、何百年もの長い時を生きている。
人間を憎むようになったのは恋人を失ったためであり、彼女を蘇らせようとしていた節がある。
何度も主人公ブラッドの前に現れ、初対面の時は圧倒的な強さで山賊団を打ち破る。
だがその割には主人公を見逃したり、数言話して立ち去ったり、終盤では部下に裏切られ、
いつの間にかどこかに行ってしまって退場という、何とも微妙なキャラ。
しかし職種が魔騎士であり、仲間にその職種が汎用キャラを除いていないため、
どうせなら仲間にして使いたかった、という人も多い。
また、やたらイラストの塗りが濃いので「劇画調の人」と呼ばれる。
☆関連語☆
Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜 ブラッド・ボアル
●じゃろん・なみーる【ジャロン・ナミール】
デウスエクス(原題Deus Ex:Human Revolution)に登場する第三のボス
序盤から登場する三人の傭兵のリーダーであり、冒頭で主人公を半殺しにしてサイボーグ化を余儀なくした因縁の相手といってもいいキャラ。
彼自身もサイボーグであり、表面にむき出しの人工筋肉が特徴的。
と、ここまで書けばかっこいいのだが肝心のボス戦が酷かった。
・ボス用のステージが何故か筋肉の人体模型が次々にポーズをとる何の意味があるか解らない場所
・主人公と敵の親玉が会話するボス前ムービーで上記の人体模型に扮しているが、動かないしプレイヤーからするとバレバレ
・上記のことをするために全裸待機。ボス戦中も全裸。尚、会話が終わるまで襲い掛からない紳士でもある。
・姿を消すが行動がわかりやすく、あまり意味がない。一つ前のボスも姿を消すが、こちらは有用活用してる。
・ワンパンでKO可能。ほかのボスには格闘は利かないのだが、何故かこいつだけはタイミングを取ればいい。証拠の動画がこれである。
http://www.youtube.com/watch?v=4v1X5F0d58I&feature=related
と、あまりに酷いネタ加減で、ボスの話をすると必ず話題に上る程の印象を与えた。
一応擁護するなら、ボス前のムービーで起こる主人公の弱体化前提として作られてるため
普通にいけばそこそこ苦戦するはずである。多分。
☆関連項目
【ボス】【サイボーグ】【ネタキャラ】【全裸】
●しん・ふうげつりゅう【真・風月流】
韓国では大人気だったらしいRPG、マグナカルタのゲームバランスブレイカー。
ラスボスにボロ負けした主人公が師匠から会得した対ラスボス用の究極の流派である。
が、あまりにも強すぎたため、雑魚敵との戦いがただの作業と化してしまった。
画面に表示されるボタン3つのコマンド(○○○、○×○等)をタイミングよく入れるだけで
相手の放つ全ての攻撃に容赦なくカウンターを決められるため自分がミスをしなければ
ノーダメージで全ての敵を倒せるという狂いっぷりを誇っている。
●しんぶしょう【新武将】
太閤立志伝5(V)に存在するシステムの一つで、
実在の武将とは別に、自分オリジナルの全く架空の武将をキャラメイキングできるというもの。
名前から顔、性別、衣服、出身地に至るまで好きなように設定可能。
さらには、そのオリジナル武将の生い立ちや経歴、脳内設定までも、自分で文字入力し文章化がすることができ、
中二病炸裂な経歴を持たせることも可能。
元々の太閤立志伝5の自由度もあいまって、非常に好評なシステムである。
●すたん【スタン(ボク魔)】
プレイステーション2ソフト「ボクと魔王」に登場するキャラクター。職業・魔王。
主人公・ルカの影に憑依し、(離れることができないので)彼と行動を共にしている。
自分こそが真の魔王なのに、自分の他にも魔王を名乗る者があちこちにいることに腹を立て、
やる気のないルカを討伐の旅に付き合わせる。
見た目はブラック一反もめん。
偉そうだが威厳は感じない。
短気でボケツッコミができてテンション高くてなおかついじられキャラという、
魔王のくせに芸人魂あふれるナイスキャラである。
●すどりん【すどりん】
九龍妖魔學園紀に登場するバディ(仲間)の一人で、
ビューティーハンターを自称するオカマにして生徒会執行役員。本名「朱堂 茂美(すどう しげみ)」
男性の身でありながら女性の美しさを追求するあまり、
女子寮の風呂覗きを敢行するほどの行動力を持つ。ちなみに女には欲情しないとのこと。
また、正確に動作を反復できる能力を持ち、執行役員として主人公に対峙する際には、
それを生かして遠距離からのダーツ攻撃により主人公を苦しめる。
しかし、一転してすどりんをバディとして得たハンターは、その真の能力に瞠目する。
すどりんは主人公の行動力を大幅に引き上げると共に、移動に消費する行動力を低下させるため、
「行動力の続く限りずっと俺のターン」という本作の戦闘システムから見れば、
ダーツ攻撃による援護も含め、すどりんの戦略的重要性は極めて高い。
しかも、乙女チックな言動の合間に漢気が薫るすどりんの言動は、
あたかもドリアンが人を魅了するが如くハンター達を惹きつけてやまない。
中でも、「届けあたしの二酸化炭素!」は、
すどりん自身が発しすどりん自身の人となりを見事に切り出した名言である。
今日も九龍スレには、ハンター達の真心に満ちた叫びが響き渡る。
「すどりんは俺の嫁!!」
●ぜおんしると【ゼオンシルト】
「グローランサー5〜Generations〜」 の主人公。
物語の冒頭で、スクリーパーと呼ばれる凶悪な怪物に襲われ瀕死の重傷を負うも、
スクリーパーに対抗するための改造手術を受け、からくも命を取り留める。
やがてその力で舞台の大陸に平和を取り戻し、光の救世主「グローランサー」と称されるようになる――
…というのが本来のあらすじなのだが、ゲームをプレイすると、とてもそのようには見えない。
このシリーズの主人公は基本的に喋らないので、代弁用に妖精が行動を共にするのが通例だが、
その妖精が中盤まで他のキャラにくっついていくため戦闘中は沈黙、
イベントでも他のキャラが話を進め、時折思い出したように「お前はどう思う?」と話を振られるだけで
物語上での立場は端役・空気扱いであり、いてもいなくても変わらないぐらいに存在感がなく、
2chのグローランサースレッド内ではその扱いの悪さを哀れまれている。
特殊な能力(スクリーパーを弱体化させる力)を持っているものの所詮は一兵卒、
他のパーティメンバーが上司の息子や各国の著名人であるため立場が非常に弱い。
プレイしているとパーティーメンバーからは便利な道具程度にしか見られていないようにすら思えてくる。
彼自身を見てくれるのは父の友人だった歴史学者と母親の幽霊だけである。
ドラマCDや他社とのコラボレーション作品で声が付いたのだが、その声優が鈴村健一だったため、
幼稚極まりない平和主義を主張する稚拙なシナリオと主役の座を奪われる所とあわせて、
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』を劣化コピーしたようにしか見えないのも不幸な所。
続編の「グローランサー6 precarious world」にも登場したが、
『5で倒したボスが飛び散った肉片から再生・増殖しちゃいました』だの
『目的のために邪魔なので過去で死んだことにされました』など物語序盤ではやはり悲惨な扱いである。
しかし終盤では復活し、(データコンバートした場合)5の能力そのままで仲間になるので、
鍛え込んでいた場合にはとてつもなく頼もしい仲間として活躍してくれる。
☆関連語☆
グローランサー
●ぜつぼうのごーれむ【絶望のゴーレム】
PS2で出ている「ボクと魔王」に出てくる敵
最終ダンジョン「世界図書館」にて現れるのだが
この敵「10万盗み」という有り金をほぼ全てぶんどって去るという恐ろしい技を持っている。
まあ、2〜3回出会ったら確実にアウトですな・・・・
更に、ダンジョン自体えらくデカイので本当にいろんな意味で絶望である。
シナリオ自体はいいのだがこのステージで投げ出す人もかなりいたようだ。
●ちゅうこ【中古】
転生學園幻蒼録の電波系ヒロイン「紫上結奈」の蔑称。
生徒会長とあまりにベッタリだったことと、ゲーム自体があまりにも
ヒドイ出来だった為、怒りの声を含めてこのあだ名がついた。
要は「もう会長とやったんじゃないか」ということ。
ちなみにキャラデザはスバラシイと評判。
●ちわわ【チワワ】
某消費者金融のCMでブレイクした目がうるうるした愛らしい小型犬…ではなく、
ヴィーナス&ブレイブスに登場するイゴール・ナヴァロの愛称兼蔑称。
あらゆる殺しの技を会得し、殺すこと自体を楽しむ「狂犬の殺し屋」…という設定なのだが、
いかんせんイゴール本人の能力も性格も追い付いていない。
職種は抜群に強いわけでもない戦士、能力はその前に加入するマキ(巫女)に劣り、
更に物語も終盤なので、能力を継承させた汎用キャラの方がよっぽど強いと評判。
おまけに「狂犬の殺し屋」というのはあくまで世間の評判で、殺しを生業にしつつも、
実際には幼い頃のマキやシスターの少女を助けたりと、狂犬には程遠い性格。
むしろ幼女萌えの疑惑をかけられるなど、不名誉極まりない扱いをプレイヤーから受けている有様。
ついでに、衰退期の顔グラが本当にチワワっぽいため、完全にネタ扱いされている。
主人公含め14人しか所属できない騎士団の貴重なベンチを温める彼を、
今日もプレイヤーはチワワと呼んで愛でている。
汎用キャラが育っていなければ、そこそこ使えるキャラなのだが…
☆関連語☆
Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜
●ですのーと【デスノート】
太閤立志伝5の隠し要素である全武将編集モードのこと。
ゲーム内に登場するカード全1200枚を全て集める事によってようやく使用できる最後の隠し要素であり、
その名の通りあらゆる武将の能力を自在に変更してしまうという驚異的な機能である。
しかし武力や統率といった能力ではなく寿命を操作し暗殺する事にばかり使われるため、デスノートと呼ばれている。
●とらいはると 【トライハルト】
「シャイニングウィンド」に登場するメインキャラの1人で、財閥の御曹司で生徒会長で頭脳明晰で剣術の達人で置鮎ボイスな、いわゆる鬼畜メガネ。
現代日本から異世界のエルフの国に飛ばされ心剣士の力に目覚めた彼は、滅亡の危機に瀕したエルフの国を救い、
世界を正しく管理するため「魔装錬金帝国ベイルガルド」を立ち上げ、やがてやり方の違いから主人公達と戦うことになる…のだが…
・本名「西園寺春人」から「トライハルト」と名を変える。(小説版によると母方の姓が「虎井」だから)
・エルフを改造して戦闘マシンにしたり、敵兵の死体をゾンビ化して戦力にしたり、闇のモンスターまで従えたりとやってることが悪の皇帝。
・主人公に戦いを挑んでは負け、格好つけて撤退を何度かした後、
最後の一騎打ち(?)ではもはや剣と言うより移動砲台な心剣を持ち出し、それでも負けると「普通の剣で勝負しろ」と言い出す。
・その結果いろいろあって、ラスボスが現れ帝国は崩壊。
・その後しばらく行方不明になり、ラスボスにコードに巻かれて捕まっていたところを主人公達に助け出される(コードを切ったら死ぬ気がしたが…そんなことはなかったぜ!!)
・最後は主人公達とラスボスを倒し、元の世界には戻らず、エルフの国を復興する道を選び、
アニメ版の最終回では緑色のジャージ上下に鍬を持って世界復興に励む彼の姿があった。
●にかいどう-もりよし【二階堂盛義】
PS2太閤立志伝5に登場する蘆名家の武将にして須賀川城の城主。
特に目立った実績の無い武将なのだが、「信長の野望シリーズ」に登場し続けていくたびに
何かを叫んでいるような顔に変更されていき、初登場から六作目の蒼天録において
ついに発狂したかの如き表情となる。
太閤立志伝5では蒼天録の顔に手も追加され凄まじいグラフィックとなった。
彼が何故上記のような顔にされたかは不明。史実とも何も関連も無い。
なお説明書内で「敵に大筒が!ひょえー!」という台詞を吐いている。
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☆関連語☆
太閤立志伝5
などの点をネタにされまくる愛されるキャラとなっている。
●はくれいのみこ【ハクレイのミコ】
ラクガキ王国に登場するラクガキ(モンスター)。
本編クリア後の、隠しダンジョン的な場所で登場するうちの一体。
この名前でわかる人にはわかるが、モデルは有名同人ゲーム東方Projectの主人公・博麗霊夢。
当時、東方projectの作者ZUNがTAITOに在籍しており、この作品の開発チームであったため登場した。
隠しボスクラスであるだけあって、各能力値は高く特にHPは文字通り桁違い。
専用技も豊富で、 封呪符による攻撃や魔法、
さらには東方での彼女の代名詞というべき技、夢想封印をも放ってくる。
というかさりげなく夢想封印はこの作品が初出である。
思考パターン自体はローテーション(攻撃・魔法・バリアを順番に使用するタイプ)であるため、
崩されさえしなければそこそこのレベルのラクガキでも倒すことは可能。
やりたい放題やってはいるが、他のラクガキも遊び心やパロディ精神にあふれたものばかりであり、
また東方projectが一般的な知名度を得る前の作品でもあるため、きっと、多分、問題ない。
☆関連項目☆
ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国
●ふうりんかざん【風林火山(太閤立志伝)】
太閤立志伝5の合戦における最強技。
味方全てに通常は重複しない攻撃強化、防御強化、移動強化の効果を同時にかける驚異的な技。
軍学技能の高い武将が使えばまさに反則的な効果を発揮する。
所持しているのは武田家の武将のみなのでなんとか友好度を上げて指南を受けたい。
ちなみにライバル上杉家の技「毘沙門天」は味方全員の攻撃と士気上昇。十分強いのだが風林火山には一歩及ばない。
●ふうりんかざん【風林火山(冒険時代活劇ゴエモン)】
同ゲームの最強武器、
江戸の武器屋にいる「アバンギャルドな鍛治師」に、
風丸・林丸・火丸・山丸の4つの霊刀を渡すと作ってくれる。
しかしこの武器は力が最大値でないと装備不可、
装備出来る頃にはラスボスも秒殺出来るため、
あまりありがたみがない。
●ふぇんでるぱーてぃー【フェンデルパーティー】
PS2の3Dダンジョン探索型RPG「エルミナージュ」に登場するモンスター集団。
一番最初のクエストで戦う事になり、それ以降はダンジョン内で極希にエンカウントする。
戦う度に強くなり、4回までは形態が変わって、それ以降はレベルが上がっていく。
普通にゲームを進めた場合、第四形態がもっている強力な武器を手に入れる為のカモ程度にしか認識されない。
しかし、エクストラダンジョン内の固定遭遇ポイントを利用して戦い続けると話が変わってくる。
最終的にレベルは1700近くまで上昇(その前に倒せなくなって諦める場合が多いのだが)、膨大なHPと圧倒的な火力と、固い防御力を誇る凶暴すぎる凄まじい強さとなる。
エルミナージュでは司教のレベルが300以上なら、どんな敵でも一撃で倒せるようになる為、撃破だけならば決して難しくないのだが
そうした手段に頼らずに挑んだ場合、その強さと絶望感はあのダイアモンドドレイクにも匹敵すると言われている。
ゲームの知名度がドマイナーである事や、かなり卑怯臭いが確実に倒す手段がある為に評価はにしくいが
純粋な強さだけで考えれば、RPG界最強の一角を担うことだけは間違いないだろう。
●ふたつ-の-とう-で-くろう-も-にばいだな【二つの塔で苦労も二倍だな】
人によっては2倍どころではないらしい。
●ぶらっど・ぼある【ブラッド・ボアル】
Venus&Bravesの主人公、職種は騎士。
かつて女神アリアの血を飲んだことで不老不死になった。
ゲーム開始時の年齢は345歳。
大陸南部の鉱山の町バルクウェイで、ゴーレム山賊団の団長として仲間と平和に暮らしていたが、
999年の年末に発生した預言の災厄に立ち向かい、また謎の女性(女神アリア)に出会ったことで
以後100年にわたり(正確には115年)、騎士団を率いて世界を救う戦いに身を投じることになる。
性格は穏和で仲間想いだが、一方で非情になりきれずアリアにその点で叱責されることも多々ある。
しかし最後まで信念を曲げないその姿勢がアリアを変えたともいえる。
また、超がつくほど異性から寄せられる想いに鈍感。
中でも魔女ヴィヴィに50年以上もの間片思いされていながら、全くスルーするその様は凄まじい。
しかし印象的なセリフの多いこのゲームにおいて、彼のセリフにも胸を打たれるものがある。
特に最終チャプターの演説は、直前のイベントと抜群のタイミングで表示される章タイトルの意味の深さ、
更に不死不死である彼の、生きて死んでいく普通の人間に対する想いを込めたセリフに感動したプレイヤーは多い。
戦いの後は普通の人間として、アリアとの間に多くの子供と孫を設けた。
ゲーム開始時にミドルネームを入力できるが、ほとんど呼ばれないために
ネタに走るプレイヤーもいるとかいないとか。
また、前作の7に彼と同じ名字のキャラが登場するが、そのキャラは戦士であるため
なぜ戦士の家系から騎士になったのか、関連はあるのかは不明。
☆関連語☆
Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜 女神アリア 7〜モールモースの騎兵隊 演説 不老不死
●フルバーストレーザー【フルバーストレーザー】
シャイニング・ウィンドで主人公キリヤのパートナーであるゼロが使うことができる強力なリンク技。(合体攻撃みたいなもの)
扇形の範囲内にレーザーを乱射する技であり、主人公と密着した状態で使用すると全方位にレーザーをばら撒く。
射程こそ低いが、攻撃力は高く、一度に撃つレーザーも多いため、群がる雑魚敵や大型のボス敵相手に有効である。
そのフルバーストレーザーはランダム属性の技なため、使用すると属性をイメージした七色のレーザーが飛んでいく。
その技の使用者であるゼロのCVが保志総一郎であるため、某ガンダムの攻撃を真っ先に思い出す人も多い。
余談だが、主人公キリヤのCVは石田彰である。
●ぽえまるど【ポエマルド】
オーディンスフィアのメインキャラ、オズワルドの蔑称。
作中、彼のセリフが詩のような表現である為に付けられた。
オーディンスフィアは歌劇をはじめとした舞台演劇を強く意識した演出や構成であり
詩的な科白は彼のみならず、登場キャラ全員に当てはまる。
しかし、その中でもグウェンドリンとの愛が物語の焦点になる彼には聞いていて恥ずかしくなるようなセリフが多く
特に恋敵であるオニキス王とのやりとりでは、お互いがグウェンドリンへの愛と苦悩に満ちた言葉の応酬になる。
キャラ設定に関しても「死の女王との契約で力を得た黒い剣士」「実は王家の血筋」等
いわゆる厨二病を彷彿させる為、ネタキャラとしてすっかり定着してしまった。
実際には、グウェンドリンへの一途な愛やそこへ至る経緯などから胸にくる台詞も多いのだが……
それでもやはりポエムと笑われてしまうのは舞台演劇というジャンルがあまり馴染みがないせいだろうか。
●ぼく-と-まおう-が-まちからきえた【ボクと魔王が街から消えた】
ボクと魔王の第五章サブタイトル。
主人公ルカがとある事情から、「人の特性を強化する魔法陣」を使ってしまった為、影の薄さが更に強化されてしまい
人に気付かれにくい、どころか世界中のだれからも認識されなくなってしまう。
仲間達はルカが初めからいなかったように振る舞い、街の人たちに話しかけても独り言を言うばかり
フィールドにいるオバケ達もルカを素通りし、挙句には祖母を除いた家族ですらルカの事を忘れ去っている……
という衝撃的なストーリーが展開される。
世界中のあらゆる存在から認識されない、無視され続けるという出来事はプレイヤー自身に対しても大きな孤独感を強いるものであり
このようなシリアスなイベントが必要なのか、という否定的意見もいくつか存在すが
それまで、ドタバタギャグとして進んできたストーリーがこの事を契機に
「RPG」というものをテーマ性にした形而上学的ストーリーへと変貌してゆく様は実に見事であり
同じように認識されなくなった者たちの町「トリステ」の至る所にちりばめられた情報や、ルカとの旅を忘れきれず苦悩するヒロイン。
小石のような存在でも見つける事ができる為、ルカの事を覚えていた祖母の在り方等は
明確な正解が語られない本作の謎を解く上で、非常に重要なヒントや考え方を示している。
ボクと魔王を語る上で決して外す事はできない、極めて印象深い章である。
●まだお【マダオ】
PS2ソフト、オーディンスフィアの登場人物、オーダインの事。
本作は北欧神話をモチーフにしており、オーダインは北欧神話の主神オーディンをモデルにしたキャラである。
軍事国家の王であり本人も優れた戦士である。
若い頃、魔法使い達の知恵を盗み出し優れた魔法使いとなり、また竜と引き分けその褒賞として竜の血を飲み人間離れした巨躯を持つ。
モデルがモデルだけに作中でもトップクラスの実力と影響力を持ち様々な場面と関係する人物である。
しかし、そんな設定と裏腹に
・敵国との戦争中奇襲に遭い姉娘は戦死、その死に対し冷淡な態度を取ったことから妹娘との間に溝を作る。
・若い頃に他国の王女と恋に落ち子供が生まれる。それが物語(と世界の終焉)の発端。
・今でもその王女とその子供のことを大切に思っているが、その子供にも素直に接せず、子供が暴走しある国が滅ぶ原因となる。
・主人公の一人にある依頼をするが、その交渉過程が上から目線から始まるもどんどん下手になり最後は報酬として娘まで差し出す約束をする。
・ちなみにその娘は元々他の男と政略結婚する予定であったため、その男がブチキレる。その男が後に終焉を招く魔物の一角となる一因でもある。
・作中、複数の主人公の中ボスとして登場。つまり結構負けている。(本気を出してなかったり相性が悪かったりと事情もある)
・魔法使い達の知恵を盗んだ手段は小間使いとして雇われるという大物感皆無な方法。かなりこき使われたらしい。
・終焉と呼ばれる世界の破滅が訪れるのを知り、対抗するために巨大な槌を作るも、自分を母の敵と狙う敵国の女王に終焉を待たずに破壊される。
・前述の暴走した子供はオーダインを憎む余り魔物となりオーダインに重傷を負わせる。最後は和解するも時遅くその子供はその後終焉の一角となる。
・終焉では、前述の槌も無く怪我もありあっさり死亡。
と、やることなすこと裏目ばかりで作中殆ど良いとこ無しと、かなり情けない。
ゲームが終わってみると、勇ましい場面よりも負けたり復讐されたり彼のせいで酷いことになったりする場面ばかりが印象に残る。
設定上の実力は高く万全な状態ならば確かに終焉を乗り越ええたかもしれないが、終焉に備え他国と協力するのではなく制圧しようとしたことや、
本心では家族やかつての恋人を深く愛していいても、表面上は冷たい態度を取ったためそれが自分と世界が破滅する一因となっている。
そのため「せめて性格がもっと素直だったのならば種々の行き違いもなく、そもそも終焉すら回避できたのでは?」とまで言われている。
積み重なった空回りの失敗と、声優が銀魂の長谷川泰三(作中のあだ名はグラサン、マダオ)役もやっていることから、
スレ住人達によって「まるで だめな オーダイン」 略して「マダオ」と呼ばれるようになった。
ちなみにこのゲーム、ダメ男は彼一人ではなく、女性陣が、国のため、民のため、旦那のためにそれぞれ頑張っているのに対し、
男共がポエマーだったり、妹の彼氏に嫉妬したり、孫娘に裸踊りさせたり、予言を解釈し間違えて自滅したり、大物声優の無駄遣いだったり、
ウサギだったり、「そうかよし殺す」の短絡思考ドラゴンだったりと色々アレな連中ばかりで、
行動が裏目に出るのもオーダイン一人に限ったことではないが、そんな連中の代表格として特にネタ扱いされている。
☆関連語☆
オーディンスフィア
●まる【丸】
ラクガキ王国に登場するキャラクター?
新データでゲームを始める際に「丸を書いてみましょう」と出るので、
そのとおりにするとその線でできた丸が球体となって
そしてぴょんぴょんと跳ねてどこかに行ってしまう。
要はキャラクターを自分で描くゲームのチュートリアルとして
「こんな風になるんだよ」程度の存在として登場するだけの物。
以下ネタバレ
そうしてどこかに行ってしまい、以降も登場することなく誰もが存在を忘れてしまった。
そしてストーリーは進み、いざラスボスと対決!
しかし初戦は勝利を収めたものの勢いは止まらず、
結局世界は奴の思いのままにされてしまうのか―――・・・
と、そこにどこからともなくぴょんぴょんと跳ねる物体がボスにぶつかった。
そして怯んだ隙を突いて完全な勝利を収めることに成功する。
そのぶつかった物体とは、プレイヤーが最初に作ったあの球体。
しかし彼?は意思があるのか無いのか不明な状態のまま、またいずこへと飛び跳ねていった・・・
このシーンはいわゆるムービーなので、もし最初にキレイな円を描いていたら
「最初に作った奴」ではなく「最初に出てきた奴」で終わってたかもしれない。
しかし筆者がややひねくれた形で作った為にはっきり自分で作ったものだと認識できた時、
マジ泣きそうになった
☆関連項目☆
ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国
●みーがん・りーど【ミーガン・リード】
deus ex(原題deus ex:Human Revolution)のヒロイン。
主人公の元カノで、世界有数の研究者。主人公を自身の会社の警備部に紹介したとこから物語が始まる。
最初に敵に殺されたとされたが途中で誘拐されていたことが発覚する所謂、囚われの姫。
ネタバレなので見たくない人は見ないでね
だが、助ける時になって元カレである主人公のDNAが、
自身の研究に有益なことが分かったため再接触したことが発覚した。
誘拐目的が研究のためなので、最適な環境ゲットで研究生活エンジョイ。
そのまま敵幹部であるジャロン・ナミールにNTRた疑惑もついてくる。
流石に、助けられた後で主人公がラスボス戦に向かう時は心配する言葉をかける。
そして、20分程度の社員の写真付きスタッフロール後に1作目に繋がるカットが入るのだが
その内容が敵の黒幕に新たに協力して研究続けるよ!
主人公のDNA使って生物兵器つくるよ!といったもの。
こいつ反省一切してねぇ……
そんな訳で、コイツがヒロインとはみなされず
ツンデレポニテで献身的なハッカー(オッサン)
釘宮声で、主人公の最期を見届けるAI(化粧濃い)
がヒロインとされることがある。
●みなかみ‐こうたろう【皆守甲太郎】
九龍妖魔學園紀に登場する親友ポジ兼バディ(仲間)の一人で面倒事を避ける無気力な男だが、
学園地下に隠された遺跡の探索に来た転校生=主人公に対しては妙に面倒見が良い。
アロマパイプを好んで吸うことや、本格的なカレー党であることから通称はアロマ若しくはカレー。
だが、ラベンダーとカレーを調合したアロマカレーなる物を渡されて喜ぶ辺り味覚は疑わしい。
(有志が試作してみた所、トイレの芳香が漂いカレーの旨みを殺すゲテモノになったという)
実は学園地下の遺跡の守護者である生徒会の副会長であり、主人公を見張る為にその存在を隠して接していた。
彼自身も主人公に感化されていくものの、過去に友好的だった教師を死なせてしまった事に縛られて
主人公と一度戦うことになる。
生徒会は遺跡を荒らされる事でラスボスが解放されたら世界を滅ぼされる。という理由から
遺跡に侵入した生徒を仮死状態のミイラにして墓に埋めるという行動をとっている。
(しかしミイラ化した生徒を元に戻すにはラスボスを倒すしか方法が無く、そもそも殺人同然の行為であったりと問題が多い)
断片的ながらその事実を知ってしまった教師は、躊躇いながらも任務を遂行しようとする皆守に対して
二度と人を殺さないくれと哀願して自害してしまう。
この事件が尾を引いていたらしく、ラスボスを倒した後に倒壊する遺跡と共に自害しようとするのだが、
今まで生徒会の面々の心を救ってきた主人公でも彼を説得することはできず
結局は遺跡を昔々から見守ってきた霊体の力で救出されてしまう事や
後日談も無いままエンドを迎えた為に多くのユーザーが憤慨させられることに。
(後に発売されたVerup版ではエピローグが追加され、選択次第で殴ることもできる)
余談だが、彼のクリスマスイベントは見るためのフラグが女性に対して妙に厳しい。
食堂での爆弾騒ぎにおいてウェイトレスを無視して彼を庇い、
心労で倒れたヒロインの見舞いをせずに一緒に教室に戻り、
とある異変でもう一人のヒロインが落ち込んでいるのを無視して彼を追いかける。
・・・つまり、女性3人(内2人はメインヒロイン)とのフラグを折る必要があるのだ。
女性陣の方を選択した場合は割と普通反応をするのでフラグが目に見え難い事や
任務とはいえ学校生活においては主人公への面倒見が良いことから
本作の真ヒロイン・裏ヒロインとして名高い。
●むさし【ムサシ(武蔵伝2)】
PS2用アクションRPG「武蔵伝2 ブレイドマスター」の主人公。
王女が「英雄召還」の呪文で異世界から召還した「英雄になるはずの少年」、将来は剣豪宮本武蔵。
たった一週間の教育でオートバイ、フライングマシンなどを自在に乗りこなす腕前、しかもその師匠は猫仙人。
敵ロボットを真っ二つ、敵戦闘員(たぶんアンデッド)を灰と骨にするわ、右手に愛用の日本刀、左手に櫂を改造した剣の二刀流で大暴れ。
異様に長く伸ばした後頭部のロン毛がトレードマークになっている。
その異様に長いロン毛は彼の身長より長く、決して地面につくことがないので反重力装置でも内蔵している髪の毛らしい。
●めがみありあ【女神アリア】
ヴィーナス&ブレイブスに登場するヒロイン。
白翼の精霊、予言を司る女神と表現される。年齢1018歳、享年1198歳。
主人公ブラッドを上司の神の命令で不老不死にした張本人である。
100年後の世界滅亡を回避するべく、未来に起る災厄を記した『預言書』を主人公ブラッドに手渡すのだが、
限りある時間を生きる人間達の想いが理解できず、当初は非常に冷酷な言動が多かった。
しかしブラッドとその仲間達に接するうちに人間の素晴らしさに目覚めて超デレ化し、
100年後の終盤には上司の神の命令に逆らってブラッドに味方するに至った。
ツン⇒デレの以降期間がこれほど長いヒロインも珍しいと思われる。
なお、女神であるにも関わらず(だからこそ?)非常にセクシーな水着同然の衣装をまとっている。
任意の人間(多くは主人公)以外には姿が見えないようにもできるのだが、中盤のデレ化する過程において
主人公が率いる騎士団への協力を街頭で呼びかけていたところ、その街の法令・規定が厳しいこともあってか
「公衆の風紀を乱した件で本物の女神が逮捕・投獄される」という前代未聞の事件を引き起こした。
全ての神秘が消えたED後ではブラッドと共に限りある命の人間となり、100年以上連れ添ってきた彼と結婚。
沢山の子供、孫に囲まれてその生涯を終えたという。
記録によれば死ぬまで料理は破滅的にヘタだったらしい。
●やちほ‐あすか【八千穂明日香】
九龍妖魔學園紀に登場するキャラクター、あだ名はやっちー。
テニス部所属の一般人(テニスの実力は普通の高校生レベル)だが、主人公のバディ(仲間)となって、共に遺跡探索することになる。
特筆すべきは戦闘中につかえるスキル、スマッシュの破壊力にある。やってることは普通のラケットと普通のボールで、
スマッシュを打つというだけなのだが、その威力は最大で1000、黄金銃(最強の銃)の980を上回る。
また、銃と違い敵の急所を突く事は出来ないが、こちらは最大9マス同時攻撃可能である。
その他色々銃との相違はあるが、総合的にみると銃よりもはるかに強い。
ひとたび戦闘に連れて行けば「いっくよ〜!」の掛け声と共に、鬼神の如く敵をなぎ払う。
ちなみにもう一つ持っているスキルはリターン、ラケットを使い射撃属性の攻撃を一定確率で跳ね返すというもの。
矢だろうとダーツだろうど弾丸だろうと射撃属性なら何だって跳ね返すことができる。
先述のとおり、ここまでやっておきながら彼女のテニスの実力は普通とされている。
この世界のテニスの大会では某少年誌に連載中のテニヌ漫画のようになっているのだろうか、気になってしょうがない。
〇ノノ〇
( ゚∀゚) ワシのスマッシュは百八式まであるぞ
●やつかのつるぎ【八握剣】
九龍妖魔学園紀に登場する武器。
攻撃力800と言う圧倒的な数値と、状態異常「呪い」を無力化する特性を持つ。
こう書くと非常に強力そうな武器だが、
攻撃属性の関係上ラスボス以外の敵にはダメージが10%まで落ち込んでしまう対ラスボス戦専用の武器。
さて、それだけならば取り立てて珍しいモノでもないが、特徴的なのは入手法である。
最終話でヒロインから渡される「黄金の剣」と「王水」というアイテムを調合するというもの。
通常、このゲームでは調合素材となるアイテムには、
どのアイテムと調合させれば良いのかという説明が付いているが、「黄金の剣」にはそれがない、
そして王水はチュートリアルステージでプレイヤーが初めて調合することになるアイテムであり、金を溶かすときに使用する。
「一番最初に調合したアイテムが、(ストーリー上)最後の調合アイテムの素材となる」という、
単純そうで中々気付きにくい謎解きを仕掛けてきたことに対し、
スレ住人たちは総監督である今井秋芳氏に惜しみない賛辞を送った。
ちなみに、この八握剣もしくは黄金の剣を用いずともラスボスを撃破することは可能。
ただし、この武器以外でマトモにダメージを与えるには超レアアイテムをかなり消費することになり、
通常のプレイではまずそのレアアイテムを揃えることすら困難である。
●ゆーの【ユーノ】
ブレイブストーリー 新たなる旅人に登場するキャラクター。
ネ族とアンカ族という種族のハーフで、猫の獣人といった外見である。
何故かミニスカで、やけに露出の多い格好をしている。
狩りをして生活をしているので、弓の扱いが得意。
いきなり幻界という世界に放り出され、森をさ迷っていた主人公が、
成り行きでモンスターに囲まれてしまった彼女を助けたことで知り合う。
活発なうえ好奇心旺盛で、広い世界を見たい為に主人公の旅に同行する。
予想もしていなかった現実に打ちのめされる事が多いが
、そのつど立ち直り元気に振る舞う強さも持ち合わせている。
最初に仲間になるキャラということで回復技を最初から使用でき、
攻撃力は低いものの高いすばやさを生かし先制攻撃を仕掛ける事が出来る。
使いやすい技を持ち、途中から通常攻撃を二回連続で行えるようになると
攻撃力も多少改善されるため、非常に汎用性が高い。
作品自体のグラフィックの美しさ、キャラクターデザインのあきまん氏により
かわいらしいデザイン、誰にでも好かれるような性格でゲーム内屈指の人気を誇る。
主人公との合体技「なに見てるのよ!」で彼女に見惚れていたら
いきなりぶっ飛ばされたという人や、
相手を麻痺にする技「電撃スマイル」では顔のアップと射止めてあげる♪、という可愛い声のコンボで
文字通り射止められたという人も後を絶たない。
ヒロインを見捨ててユーノと幻界で生活する事を選ぶ冒険者も少なくないとか。
●るか【ルカ】
ボクと魔王の主人公。
主役なのに影が薄く、無個性で周囲に流されやすい。普通というか小市民以下の少年。
これといって語られることのないRPG界屈指の……………
…えーと……
たまには思い出してあげて下さい。
●ろーぐぎゃらくしーのらすぼす【ローグギャラクシーのラスボス】
ほとんどのプレイヤーが監獄にしごかれて売ってしまうので経験者は少ないが、
びっくりするほどつらいラストバトル。強い心が身につく。
始めは普通すぎる大きめのモンスター風ボス「マザー」との二連戦。これは全くつらくない。
問題はその後、仲間八人で八人のラスボスと一人ずつ戦うという超ハード戦闘。いやがらせ。
お気に入りキャラしか使わない者がほとんどなので本当につらい。武器レベルの上げ直しを強要される。
しかも敵の動きが単調なため倒す面白さは絶無。
そして最後の主人公戦、ラスボスの強さがすごく暗い強さ。
まずこちらはなぜか身長の八倍の長さの剣を「せ〜のっ!」というはやさでゆっっくり振るのみなので
全く動きがない。非常に退屈。
相手も人型じゃないので全然動かない。亀みたいな動き。亀VS亀の壮絶なバトル。
二匹の亀で切なさも二倍だな。
極めつけにこのラスボス、なぜか実質即死の技をつかうのでわりと全滅してしまう。
そこにいたるまでどうがんばっても50分はかかっちゃうのですごくつらい。
それでもがんばったあなた、エンディングはすぐそこです。
●わざわいのつばさ【災いの翼】
ヴィーナス&ブレイブスの敵組織で魔将ナグゾスサールを主とする、所謂四天王。
災厄の予言を回避させようとする主人公達と100年間に渡り戦い続ける邪悪な連中なのだが…
”威力の災ゾルード”最初に対決することになる相手だが、
見た目性格共に脳筋・エピローグでの簡潔な説明・他三人と違って声無しと凄まじいかませ臭
”黒の災ニーザ”集団自殺を勧める宗教と疫病を流行らせて世界を混乱させる活躍ぶりなのに、
戦闘時のBGM・グラフィックが通常敵の使い回し
”業火の災ディー”種族「神竜」と強そうだが、いざ戦った際はイベント戦闘のため倒せず、
最後はナグゾスサールの生贄になるので決着は付けられず仕舞い
”嘆きの災ジーク”出る度に大層な事を言うが、その実死に別れた恋人を蘇らせたいだけな上に、
その方法はディーの嘘と知って戦いもせず逃げるヘタレ
いずれもイベントの充実ぶりと戦闘面の不遇の差が大きく、設定倒れに感じられる事が少なくない。
悪に走るだけの背景があり悪役として十分活躍したニーザとディーはまだ良い方で、
発言の高慢さと実際やった事の反比例が酷いジークや
他メンバーを見下しておいて死に際にニーザに頼るゾルードには情けない印象が強く残りやすい。
挙句ラスボスすら(やる事のスケールはともかく)精神的に相当な小物である。もはや制作陣が小物好きとしか…。
☆関連語☆
Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜
▼その他PS3のネタ
●いけにえ-せんぽう【生贄戦法】
「アガレスト戦記」とその続編「アガレスト戦記ZERO」における、中盤以降での主な戦い方。
このゲームではストーリーが進むにつれ敵の火力も厄介になっていき、
下手に前に出て攻撃を繰り出しても次のターンで全滅させられてしまう。これはその打開策である。
このゲームにはHPとAPの他にSPというものがあり、「攻撃をする」「攻撃を喰らう」「敵を倒す」「味方が倒される」などの条件で蓄積され、
APとSPを使用することで「エクストラスキル」(必殺技)が発動できる。
一番低いエクストラスキルの発動に必要なSPは50、一番強力なものだと250(全キャラ共通)。
「仲間が倒される」だとSPが一気に25も増加する為、
・1〜2人を前線に出し、残りは後方で待機
・敵のターンで前線に出した1〜2人が殺される
・生きてるキャラで死んだ前衛を復活させる
これを繰り返し、頃合いを見計らって怒涛の連続攻撃を仕掛け、一気に倒すことがセオリーとなっている。
☆使用例☆
「ミダスが倒せないんだけど」
「____の世界へようこそ」
●くれおとぴーちゃん【クレオとピーちゃん】
ニーアレプリカント、ロボット山のボス、ちなみにピーちゃんの本名はP-33
クレオは母親を人間に殺されちゃった孤児マモノ、P-33はロボット山を守護している一昔前のポンコツロボットみたいな造形のロボット。
一周目は至って普通のボスキャラ、しかし二週目はマモノ側のストーリー挿入、マモノの言葉に字幕が付くなどの追加要素によりプレイヤーの涙腺を大崩壊させた名ボスキャラに変貌した。
※一周目でのクレオとピーちゃん
ピーちゃんの頭の上にクレオが搭乗、マジンガーZのようにパイルダーオンして地上戦
後半はガラクタで翼を作り出して上空に飛び上がり天井の壁を破壊して破片をばらまく攻撃をしてくるボス、ただそれだけ。
※二週目でのクレオとピーちゃん
母親を殺されて途方にくれるクレオとP-33が出会う
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二人とも親しくなり、クレオはP-33をピーちゃんとあだ名を付けたり、ピーちゃんはクレオからロボット山以外の世界の事を色々教わる
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クレオはピーちゃんにいつか世界を見せたいと言い、ピーちゃんもクレオと世界を見たいと応じる。
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そんな幸せな暮らしの最中、主人公一味がイベントアイテム強盗にやってくる。
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ピーちゃん、クレオを守る為に自分のボディが破壊されるのも構わず戦う。
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ピーちゃん、AIを破壊されて状況判断が出来ないでいるにも関わらず、クレオとの約束を守るためガラクタで翼を作り出して天井をぶち破って世界にクレオと飛び出そうとする(一周目の天井破片攻撃の真実がコレ)
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後一撃で天井が破壊できる時に主人公一味に一人と一体は惨殺される
ちなみにボス戦中主人公一味は「殺せ!」「マモノに味方する奴も殺す!」など殺す連呼してます。
●くろすぼう【クロスボウ(デモンズソウル)】
本作では、明確に弓とクロスボウは区別されており、
「装備が可能になる」能力値ではクロスボウの方が攻撃力が高い。
が、このゲームでは武器その物の攻撃力より、「どれだけ装備者の能力値補正が武器に載るか
(重い剣なので、筋力の値が攻撃力に大きく+される等)」が重要であり、
「能力値は全く攻撃力に影響しない(例外として魔力の影響する魔法クロスボウはあるが)」クロスボウより、
筋力や技量で威力に習性が入る弓の方が圧倒的にクロスボウより高性能になる。
また弓で可能な照準点のズームもできず、リロードも弓に比べて遅い為、
完全にカテゴリ全体で死に武器になっている。
●けっしょう-とかげ【結晶トカゲ】
デモンズソウルにて登場するモンスター。
青白く光るトカゲで、これが近くにいると微かにキラキラ……という音が聞こえてくる。
こちらを攻撃してくるような事は無く、むしろPCを察知すると素早く逃げだしつきあたりに当たると地面に潜って消えてしまう。
倒すと武器の強化に必要な鉱石を必ず落とす為、できる事なら素早く倒してしまいたのだが
なんというか、この結晶トカゲ、配置が非常に厭らしい。
具体的に言うと、逃げる先が必ず崖か敵が配備されている場所なのである。
崖の方はよくまわりを見れば回避可能であるものの
敵に関しては死角から奇襲を仕掛けてきたりやたらと数が多かったり、そのステージ内ではかなり強かったりするので性質が悪い。
結晶トカゲを見つけたと喜び勇んで曲がり角をまがったら、いきなり敵の袋叩きにあうのはデモンズソウル初心者の誰もが通る道である。
●こすちゅーむきゃんばすしすてむ【コスチュームキャンバスシステム】
超次元ゲイム ネプテューヌmk2で採用されたシステム。
前作に搭載されていたコスチュームに好きな画像を貼り付ける事ができるエンブレムシステムを発展させたもので
今度はスーツのテクスチャ全体を自由に変更する事が可能になった。
特別な技術は必要無く、テンプレート配置に従った画像を用意するだけで可能。
作成も配布も非常に手軽である事から有志によって多くの画像がネット上に公開される事となった。
……主にエロ方面で。
一応「体にピッチリしたスーツの表面模様を変更する」という仕様上
裸か薄い衣装以外は作りにくいという建ま…理由はある。
●じゅーど【ジュード】
PS3用ソフト「アガレスト戦記2」に登場するパーティキャラクターの一人。
第二世代から登場。第一世代のパーティキャラクター「ジェイナス」と道具屋の看板娘「クロエ」の一人息子であり、
第二世代主人公「シュバルツ」とは幼馴染のような兄弟のような仲。
真面目で冷静な性格であり、すぐ頭に血が上る友人シュバルツや、
いい年して女性に色目を使う父ジェイナスをたしなめては気兼ねする。
…というのが第二世代における彼の主な役割であるが、このジュード、特記すべきは第三世代から。
長命種族のダークエルフであるクロエを母に持つジュードは、第三世代に突入しても若いイケメンの姿のまま。
(このアガレスト戦記シリーズでは、それまでイケメンでも世代が進むと中年の姿になることがザラ)
第三世代の主人公「グレイ」は第三世代中盤で離脱してしまう為か、
敵にさらわれたヒロイン「フィオナ」を助け出す際、「フィオナ!!」と彼女の名前を叫ぶ役回りは彼、
ストーリー分岐の選択肢の決定権を担うのもフィオナと彼、
フィールド走行キャラクターも彼、
極めつけにはBADエンドのラスボスにとどめを刺し、歴代主人公が使い続けた剣を封印する役目も彼という、
第二世代のうちはどこにでもいそうなキャラだっただけに、
この第三世代での怒涛の展開でもはやこいつが主人公でいいんじゃねーのかと錯覚してしまう事態となった。
ちなみに、離脱キャラが全員復帰する真ルートにおいては
「お前だけに美味しいところをくれてたまるかよ」などと言われているのでそこは安心である(?)
●そうる-たい【ソウル体】
「デモンズソウル」におけるプレイヤーキャラクターの通常状態。
本作品は最初は肉体を所持した状態(生身)で始まるのだが、
その状態で死亡すると魂が具現化した状態であるソウル体となってしまう。
なお、ソウル体からはいくら死んでもソウル体のままである。
ソウル体となると体力は半分、防御力が少し低下し、攻撃力がやや上昇する。
生身と外見的に比較すると、やや白っぽくボンヤリとした身体となっており、行動時の効果音やダメージ時の呻き声などが無くなる。
この状態だと音が立たないので隠密行動はしやすくなるものの、大変死にやすくもなる為、大抵は生身を取り戻す為に頑張ることになる。
生身を取り戻す方法は、
・自分の世界のエリアのボスを倒す
・生身に戻れるアイテムを使う(ゲーム序盤には無く、中盤ではレアアイテム)
・他の生身プレイヤーの世界に侵入しプレイヤーキラーを行う(序盤は出来ない)
・他の生身プレイヤーの世界に召喚してもらい共にそのエリアのボスを倒す(序盤は出来ない)
となっている。
しかしこのゲームは大変死にやすいゲームである為、
生身をやっと取り戻してもすぐに死んでソウル体になってしまう者は多い。
ゲームに慣れた者達でも、協力プレイや敵対プレイに積極的になれるので、そういった行動が目的のプレイヤーも大抵はこの状態である。
なおゲーム開始当初はチュートリアル又はチュートリアル後のイベントで必ずソウル体となって最初のエリア攻略に向かう。
この事が序盤の難易度の高さの一翼を担っているが、この程度を突破出来なければその先も突破出来ないので問題は無い。
ゲームに慣れると同時にソウル体生活にも慣れるべし、という意味もあるのだろう。
一応生身にも防御力や体力のメリットの他に、
他のソウル体の召喚待ちプレイヤーを最大2名まで召喚して自分の世界のエリア攻略を手伝って貰えたり、
エリア傾向というものの操作が容易になるので、
生身とソウル体の存在バランスは意外と取れている。
●どくりんご【毒リンゴ】
TES4オブリビオンに登場するアイテム。
その名の通り毒が仕込まれたリンゴ。
NPCは毒に気付かずに食べてしまうため、
ターゲットの持ち物に紛れ込ませておくことで暗殺することが可能である。
そんな毒リンゴがただの暗殺アイテムで終わらない理由が食べたときに発生する「致死毒」。
これはステータス異常ではなく「HPが減少し続ける特殊能力を習得する」という扱いであるため、
治療する方法が一切存在しないのだ。
薬も魔法も神の祝福も全て無効なので間違って自分で食べた後にセーブしてしまったら詰みである。
しかもその毒は死すら超越する。
衛兵などの名無しNPCは死んでも数日ごとに復活するのだが、その際にも致死毒は消えない。
つまり一度毒リンゴを食べてしまった名無しは永遠に死亡→復活→死亡…のループを繰り返すことになるのだ。
終わりがないのが終わり それが毒リンゴ
●どんよくしゃ【貪欲者】
ダークソウルに登場するモンスター。宝箱に擬態し、開けようとしたプレイヤーに襲いかかる。
いわゆるミミックなのだが、ドラクエなどの一般的なミミックとことなり、八頭身の立派な体がある。
そしてその体のリーチを生かし、ソバットなどの多彩な攻撃を仕掛けてくる。また、かみつき攻撃は即死級のダメージがあり、
演出上死ぬとプレイヤーのからだがその場で消えるため、完全に食されてしまったかのように見える。
一般的なミミックと似ていながらも決定的に異なるその姿は多くのプレイヤーを戦慄させた。
俺たちの知っているミミック
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●にんげんせい【人間性(ダークソウル)】
フロム・ソフトウェアのARPG ダークソウルに存在するパラメータとその値を増加させるアイテムの名称。
人間性と言っても一般的な精神面の概念ではなく、作中で人間のみがもちえる特別な力の一種。
パラメータとしての人間性が上昇すると共に、以下のボーナスがプレイヤーキャラに付与される。
・アイテムドロップ率の上昇
・防御力の上昇
・呪い耐性の上昇
・一部の術や武器の攻撃力増加
また、冒険の拠点である篝火に人間性を注ぐ事で回復アイテムであるエスト瓶の使用回数のチャージ量を増加させたり
オンラインプレイが可能になる生身状態への復活や
一部のNPCに捧げることで様々な恩恵を得ることが出来る。
ただし、パラメータと言っても永続的な代物ではなく、上記の行動で消費するほか
一度死ぬと経験値兼資金であるソウルと一緒に全ての人間性を死んだ場所に落としてしまい、
回収する前にもう一度死ぬと完全にロストしてしまう。
1や2程度ならなんとも無いが、二桁の人間性を失うと精神的にはかなりきつい、
リアルのプレイヤーの人間性も一緒に磨耗してしまう事請け合い。
本作のキャッチフレーズである「人間性を捧げよ」をまさに体現した存在だと言えよう。
この値を増加させるにはオンラインプレイで侵入・迎撃を問わず他のプレイヤーを倒す他、
アイテムとしての人間性を使用することでも増加する。
敵を倒すことによって蓄積する隠しパラメータが一定値を越えても人間性が増えるものの、こちらで稼ぐのは現実的ではないし
対人戦もやはり常に勝つというのは無理があるので、主な加算方法はアイテムの人間性を使用することになるだろう。
コレを落とす敵は人間のNPC以外では犬ネズミ・スキュラ・赤子骸骨の三種がおり、
これらが出現する場所は人間性の稼ぎ場として多くのプレイヤーに活用される。
ゲーム中では人間性がなんなのかというのは明確に語られず、断片的な情報からある程度の推測が成される程度だったが
Webラジオでプロデューサーから「人間性は人類の始祖が見つけた闇のソウルの欠片」という事が明言され
TRPGで言うところの「ヒーローポイント」的な要素を取り込もうと導入したという事も語られた。
また、アイテムの人間性を落とす三種についても、ネズミは人間を喰っているから
スキュラに関しては「実験によって改造された元人間」であるからという理由が述べられているが、
赤子骸骨が人間性を落とす理由は「放送禁止になるから言えない」との事。
……人体実験や人を喰うネズミは言えても尚言えない理由とはなんであろうか、なんとも気になる点である。
●はかない-ひとみ-の-しま【儚い瞳の島】
デモンズソウルにおける驚異のデストラップ。
腐れ谷というエリアのステージ2に存在する。
このエリアは貧民窟であり、「腐れ谷」と言う名前の通りにエリア全体が不浄に満ちて
体の腐りかけた住人や毒虫たちの住処となっている。
特にステージ2はそのほぼ全域が毒の水で満たされており、中に入るだけで毒に侵され
ローリング等を行えばマヒ状態となって一定時間動けなくなり、汚水を進んでいる内は移動速度が遅くなる
その為、よほど念入りに準備をしないかぎり、ステージ内に点在する島を渡りながら進んでゆく事になるのだが
中盤ほどまで進むと、アイテムの存在を示す光が三つほど見える。
やや遠い場所にあるのだが、その光に誘われその場所に足を踏み入れた途端、PCには死が待ち受けているのだ。
ぶっちゃけて言うならば、島の周りにこのゲーム屈指の強敵である巨大腐敗人が3、4人ほど屯っているのである。
一人を相手にするだけでも大変な労力が必要であるこの敵が一斉に殴りかかってくるのだからたまったものではない。
全般的に暗いデモンズソウルの中でも、腐れ谷ステージ2は特に暗く設置されている蝋燭か、アイテムの光を頼りに進まなければならず
遮蔽物も何もないのに、アイテムしか見えていないプレイヤーからは巨大腐敗人は全くと言っていいほど映らない。
敵の配置等が絶妙なデモンズソウルの中でも、この配置はプレイヤーからの心理的映像的な死角、
攻撃等や回避、ダッシュに必要なスタミナが切れるのを狙ったとしか思えない距離、そして到達してから死ぬまでのスピード。
その完璧っぷりから、もはやギャグの領域に達しているとされ、専用のAAまで作られるほどである。
ちなみに、ここに落ちているのは三つとも「儚い瞳の石」と呼ばれるアイテムであり、これを使うとPCは生身の体を取り戻せる。
Ver1.02ではエリア傾向というのを調整する為にそこそこ役立つようになるのだが、ここの攻略難易度を考えるとかなり微妙。
●りぺあ【Repair】
1950年代の人がイメージしてた「理想の未来」が核戦争で崩壊して、
200年後の未来(以下、世紀末)を舞台にしたSFRPG「Fallout3」における最重要スキル。
効果はその名の通り、装備品の修理
(複数の同じ装備を使って装備の状態値(1〜100)を合計した物にする)に関連する物で、
Repairのスキル値が、そのまま合計の最大値になる。
崩壊した世界である世紀末においては、拾える物も、店で売っている物も、
チンピラから剥ぎ取る物も、殆ど状態値は10〜20前後の為、
それを集めて高い状態値(当然性能も良くなる)に出来るRepair技能は生存の為の大きな助けになる。
また、装備の値段は状態値に比例する為、装備を三つ合わせて修理できるならば、実質重量が3分の1になるので、
序盤の主な収入源であるチンピラの装備を剥ぎ取って売る際にも役に立つ。
ぶっちゃけ、世紀末でGunのスキルなんぞはRepairに比べれば二の次でいいのだ。
余談だが、その方法からニコイチと呼ばれるこの「修理」、複数所持している装備品ならば種類は問わない為、
状態値10のバット二本を合成して状態値20のバット1本を作る、という事も可能。
銃ならば、「それぞれから状態のいい部品を選んで〜」と、想像できるが、
部品も糞も無いバットやナイフでそれをする主人公は恐るべき存在である
●れいだー【レイダー】
Fallout 3の荒廃した世界の各地で見られる強盗。
プレイヤーが最も多く戦うことになる雑魚敵であり、
こちらの装備が整ってくると「攻撃してくる宝箱」「歩く弾薬箱」扱いされる人達。
その容貌と言動は、まさに下のAAのような方々である。
,,、,、、,,,';i;'i,}、,、
ヾ、'i,';||i !} 'i, ゙〃
゙、';|i,! 'i i"i, 、__人_从_人__/し、_人_入
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',||i }i | ;,〃,, _) 汚物は消毒だ〜っ!!
.}.|||| | ! l-'~、ミ `)
,<.}||| il/,‐'liヾ;;ミ '´⌒V^'^Y⌒V^V⌒W^Y⌒
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Y,;- ー、 .i|,];;彡
iil|||||liill||||||||li!=H;;;ミミ
{ く;ァソ '';;,;'' ゙};;彡ミ
゙i [`'''~ヾ. ''~ ||^!,彡ミ _,,__
゙i }~~ } ';;:;li, ゙iミミミ=三=-;;;;;;;;;''
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●れべるをあげてぶつりでなぐればいい【レベルを上げて物理で殴ればいい】
ラストリベリオンの攻略法。
ラストリベリオンでは敵に細かく部位が設定されており、それを正しい順番で攻撃することで大ダメージを狙えたり、
通常攻撃で部位にマーキングを行い、その部位を一気に攻撃する魔法など凝った戦闘システムが採用されている。
…が、それが機能するのは序盤だけ。
このゲームはレベルによるステータス上昇が大きく、敵がそれに追いつかないため、
中盤以降は物理攻撃で適当に殴るだけで勝ててしまう。
弱点を探そうとして殴ってる間に敵が死ぬ。
システムとバランスが喧嘩している。
元々ボリュームが少なく、戦闘以外に目立つところが無いゲームなので、
「レベルを上げて物理で殴ればいい」の一言で攻略が済んでしまうのである。
☆使用例☆
Q「敵の弱点を見つけるには?」
A「弱点なんて突く必要は無い。レベルを上げて物理で殴ればいい」
Q「レアな装備が欲しいんだけど」
A「装備の上昇分なんてレベルアップに比べたら微々たるもの。レベルを上げて物理で殴ればいい」
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