その他のRPG(5)
▼その他のRPG(5)
※ここではシリーズそのものの項目を取り扱います。シリーズの単一作品はリンク参照。
▼その他シリーズ物
【アレサ】
【ヴァンダルハーツシリーズ】
【ONI】
【貝獣物語】
【カスタムロボ】
【キングスフィールドシリーズ】
【グローランサーシリーズ】
【コズミックファンタジー】
【コンパチヒーローシリーズ】
【サンサーラ・ナーガ】
【シャイニングシリーズ】
【ゾイドサーガシリーズ】
【サンライズワールドウォー】
【天地を喰らうシリーズ】
【.hack】
【.hack//G.U.】
【BATEN KAITOS】
【パンドラMAXシリーズ】
【ブレイズ&ブレイド】
【ヘラクレスの栄光】
【ミレニアムコレクション】
【もんすたあ★レース】
【モンスターメーカー】
【ラングリッサーシリーズ】
▼その他シリーズ物ネタ
【アール】
【アキレス】
【エルウィン】
【掛け声】
【カプセルモンスター】
【ガンブレイズ】
【クリエイターソード稲船】
【クレタ島】
【ケンシロウ】
【榊】
【死者の腹話術師と死の物真似師】
【死神三兄弟】
【真・闘球王伝説(3)】
【セラムソード】
【丹田】
【釣りRPG】
【デスアタック】
【ドール】
【トランスファーシステム】
【ナイト(アレサ)】
【鯰】
【ナナメ】
【ぬし釣りの主人公】
【HAHAHA】
【バオール】
【パロディモード】
【ボーゼル】
【ムーンライトソード】
【娘の思い出】
【ラングリッサーの隠しシナリオ】
【リングウェポン】
【ルフィーア】
【悪いことをした回数】
▼その他シリーズ物
●あれさ【アレサ】
(株)やのまんから発売されたRPGシリーズ。1作目は90年にGBから発売された。
ストーリーは亡国の王女である主人公が国を滅ぼした魔王を倒すという王道的なもの。
当時としては珍しくキャラクター性を前面に押し出した作品であり
会話シーンでキャラ絵が出たり、仲間と会話する「そうだん」があったりした。
一方、肝心のゲームバランスの方は
・最初は一文なしなのでいきなり借金をして装備を買う必要がある
・敵が落とす金では何の足しにもならないほどのインフレ
・イベントアイテムがショップで売ってたりするので金がなくなると詰む
・主人公1人のときに即死魔法を連発するボスが出る
などといまいちであった。
そこそこ人気で出たらしく、GBで3作品、SFCで外伝含む3作品が発売された。
☆このゲームの固有項目☆
【デスアタック】
●う゛ぁんだるはーつ-しりーず【ヴァンダルハーツシリーズ】
コナミが出したシミュレーションRPGシリーズ。
2の戦闘システムは独特で敵と自分のユニットが1人ずつ同時に動くという
先を読まないと苦労システムがウリ。
1は結構普通。
防具や武器でHPやMPが決まるシステムも使っているため
シミュレーションRPGが苦手な人は途中でハマることもある。
ゲームの雰囲気自体は結構暗かったため避けた人も多い。
コナミにしては良作だけに残念。
●おに【ONI】
パンドラボックス製作(第一作のみパンドラボックス+ウィンキーソフト)、バンプレスト発売の和風RPG。
GBにて5作品、SFCで2作品、PSで1作品、アーケードで1作品が作られた。
妖怪、退魔士、忍者、鬼などが跋扈する和製ファンタジーで、固定ファンも多い。
また、主役級キャラは押しなべて美形であり、多くの女性の心をつかんだ。
アニメが放映され、関連書籍も多く出るなど、メディアミックスの恩恵を存分に味わった。
PS版は本来2部作のはずだったが、売上が思わしくなかったようで、次回作が出る気配は今のところない。
☆関連語☆
和風RPG
●かいじゅうものがたり【貝獣物語】
シェルドラドという世界で貝獣と呼ばれる種族を軸に展開するRPG。
初代はFC、続編としてSFC版の大貝獣物語1、2が存在。
その他、GBにも色々と進出している。FC版のみナムコで後はハドソン産。
3作ともに、特異な世界観で、それなりの面白みや試みを見せてくれる。
特に初代では、4人(?)の主人公が違う場所からスタートし、いつでもチェンジすることができるシステムが好評。
仲間と合流した時、合流された方の仲間も前もって操っていたため、愛着が沸くという好循環が要因だろう。
場所を問わず合流できるので、危機に陥ったらとりあえず放置して他の仲間で救助、という芸当も一応可能。
大1、2においてはすけっとシステムや街建設が搭載。多彩な仲間の使い方や小規模ながらシムシティ的要素が楽しませてくれた。
ところが、数点においてかなり作りが甘く、大〜ではハドソン産RPGの悪癖である処理の重さや、
戦闘バランス、超欝要素の存在などが評価を下げる。
とはいえポテンシャル的には悪くはないので、割とオススメできるRPGである。
ちなみに初代、大1、大2、全て一応ストーリーは繋がっている。
また、初代とほぼ同じシステムで作られた「じゅうべえくえすと」なるRPGもあり、こちらもコアな人気を博している。
☆このゲームの固有項目☆
【悪魔の罠】
【大貝獣物語】
【バイオベース】
●かすたむろぼ【カスタムロボ】
任天堂が発売しているアクションRPGシリーズ。
近未来、カスタムロボと呼ばれる、全長30センチほどの小型ハイテクホビーが大流行。
主人公はカスタムロボの大会に出たり、カスタムロボを悪用する集団と戦ったりする。
カスタムロボは「ロボ」「ガン」「ボム」「ポッド」「レッグ」、の5つの部位で構成され、
自分の戦い方にあわせて、さまざまな性能のパーツを組み替えることができる。
カスタムロボは「コマンダー(操縦者)」が、精神感応によって操ることができ、
さまざまな仕掛けがある3Dフィールド「ホロセウム」でカスタムロボ同士が戦う。
ジャンプやダッシュ、装備しているパーツを駆使して、相手ロボのHPを0にしたら勝ち。
単純明快で操作も簡単ながら、熱い対戦や戦略的カスタマイズが楽しめる作品。
基本的にシナリオモードで話を進めて、パーツやロボを集め、人と対戦するのがメイン。
64で「初代」、「〜V2」の2作品、GBAでホロセウムが2D横スクロールの「〜GX」、
GCでロボがリアル系の「〜バトルレボリューション」、DSでWifi対戦が可能な「激闘〜」が発売されている。
●きんぐすふぃーるど-しりーず【キングスフィールドシリーズ】
フロムソフトウェアから発売されている一人称視点のARPG。
PSのシリーズは中古で500円程度で売られていたことるので有名(?)。
動作のもっさり感・難易度が高い・3D酔いする人には辛いなど、一般受けは到底望めないが、
ストイックな世界に惹かれた熱狂的なファンがいる。
開始直後の「秒殺」はもはや名物。
2作目が最高傑作であるとの意見が多い。
現在4作目まで発売中。1〜3はPS、4はPS2。
☆このゲームの固有項目☆
【キングスフィールド2】
●ぐろーらんさー【グローランサーシリーズ】
PS、PS2で発売されているRPG。
ラングリッサーシリーズで知られるキャリアソフトとうるし原氏の作品である。
「ノンストップドラマチックRPG」を名乗るだけあってイベントが途切れなく続くのが特徴。
そのコンセプトはRPGの重要要素である戦闘にも現れている。
それが「RMC(リアルタイムミッションクリア)戦闘」と名付けられた戦闘システムである。
画面の切り替えなしにフィールドがそのまま戦場となり、セミリアルタイムに各キャラを動かして戦う。
そして戦闘中にも次々とイベントが発生し、それらをこなしていくこととなるのだ。
「村人たちを守りながら盗賊を倒す」
「モンスターを食い止めながらトラップを解除する」
「指揮官に見つからないように敵を仲間割れさせる」
など通常ならば戦闘とイベントに分かれてしまうものを同時に進行することとなり、まさにノンストップの展開を見せてくれる。
この発想は長年SRPGを作ってきたキャリアソフトならではのものといえるだろう。
またうるし原氏によるキャラクター達との恋愛イベントも目玉の一つであり、これもラングリッサーからの伝統といえる。
一作目が好評であったためにシリーズ化されるが、3までの繋ぎに開発され手抜き感が漂う2、
3D化されるもクオリティの低さとシナリオの酷さからクソゲーの称号を欲しいままにする5など外れも多く、
1が最高傑作だったという声も少なくない。
☆関連語☆
ラングリッサー うるし原智志
☆このゲームの固有項目☆
【アニータ】
【クライアス】
【ゼオンシルト】
【リングウェポン】
●こずみっくふぁんたじー【コズミックファンタジー】
PCエンジンを代表する人気RPGシリーズの一つ、なのだが…
・1は当時のPCエンジン誌の付録レビュー本でライターにつまらないと明言され
・2は状態異常回復の呪文やアイテムの充実に加え
特定の状態異常を防ぐアミュレットという装備品(当時は装備にアクセサリなどがあるゲームは稀だった)
までいろいろ用意しておきながら、
制作側の都合で一番弱い雑魚から最終ボスに至るまで付加効果なしの通常攻撃のみという本末転倒な代物。
・3はクリア後に葉書を出してメーカーから完結編を送ってもらわないと最後までプレイできないという七面倒な代物だった。
またレトロゲーム紹介誌ユーズドゲームズでもPCエンジン特集の際に、
知名度に騙されて買うと泣きを見るなどと酷評されていた。
ただキャラクターの魅力に惹かれていた人も多く、PCエンジンFANで漫画とファンコーナーも連載されていた。
●こんぱちひーろーしりーず【コンパチヒーローシリーズ】
バンプレストが発売していたクロスオーバー作品シリーズ。
コンパチとは仲良し、互換性などを意味する単語「compatible」から。
アニメや特撮などの版権作品を会社の壁を越えて競演させるという画期的な作品。
各キャラをSD化し、さらにロボットを擬人化するなどして違和感の無いクロスオーバーに成功している。
なお、スーパーロボット大戦シリーズも元はこのシリーズからの派生である。
ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダムの3作がレギュラー。その後オリジナルキャラクターの「ロア」もレギュラーに加わった。
それ以外にも作品によってはゴジラやマジンガーZなども登場している。
代表作となるアクションの「ザ・グレイトバトル」シリーズ、「バトルドッジボール」や「バトルサッカー」などのスポーツもの、
そして「ヒーロー戦記」や「ガイアセイバー」などのRPGとジャンルの幅も広い。
ただしゲームの内容自体はそれほど優れていたわけではなく、キャラ人気頼りのお祭りソフト的なものであったため、次第に人気が衰えていき、ついにはコンパチヒーローシリーズを冠する作品は消滅してしまった。
しかしその後もスーパーロボット大戦やスーパーヒーロー作戦、Another Century's Episodeなどのクロスオーバー作品は多く発売され、バンプレストの主力であり続けている。
☆関連語☆
スーパーロボット大戦 バンプレスト
●さんさーら・なーが【サンサーラ・ナーガ】
ビクターから発売されたRPG。1990にFCで1が発売されてから、現在SFCで2が、GBAでリメイクの1×2が発売されている。
監修と脚本をアニメーション監督の押井守、キャラクターデザインを漫画家の桜玉吉が手がけた。
インドの宗教や神話による世界観で、出てくる言葉も大半が古代インドのサンスクリット語である。
主人公は竜使いとして竜とともに旅をするのだが、主人公はレベルアップせず
竜を育成させ、竜を主戦力に使うことでパーティーが強くなる。
倒したモンスターは竜に食べさせて竜の育成に使うか、獲物として取っておいて町で換金させるか選ぶ
などなど、世界観もシステムも異色づくめの異色作である。
ここまで異色だと一見クソゲー感が漂うが、なかなかの良作として一部で知られている。
また詳細については触れないが、ストーリーにも定評がある。(特に2)
☆このゲームの固有項目☆
【べこ】
●さんらいずわーるどうぉー【サンライズワールドウォー】
サンライズインタラクティブ開発、バンダイ発売のPS2ソフト。
「スパロボのパクリ」扱いされたりもしながらも、
そこそこ売れたサンライズ英雄譚シリーズの一つだが、
この作品が出たことで確実にメーカーの寿命は減ったと言える。
その理由は参戦作品の半分も出ずに「前半終了」で終わるストーリー。
普通そういう場合は「後編」が出るものだがスタッフの
「後編?出さないよ。 てかストーリークリア後の全員使えるモード(ストーリー無) の事が後半だもん。(意訳)」
これにプレイヤー達は大激怒、 これを境にこのメーカーのソフトは全くと言って良いほど売れなくなった。
●しゃいにんぐしりーず【シャイニングシリーズ】
けっこう出てるんだけど人々の記憶には残りにくいシリーズ。
ハードがセガだったからいまいちマイナー感が拭えない。
☆このゲームの固有項目☆
【シャイニング・ティアーズ】
【フルバーストレーザー】
●ぞいど-さーが-しりーず【ゾイドサーガシリーズ】
TOMYが発売したRPG。GBAで3作。DSで1作の全4作出ている。
ストーリーは、惑星ziのいろんな時代にタイムトラベルしながら悪の組織に立ち向かうというもの。
基本的にトラベル先はアニメが舞台だが、1&2の頃はアニメ本数が少なめだったため、
1&2では「白銀の重機神 ライガーゼロ」のメンバーが、2では「ゾイドバーサスシリーズ」のメンバーが参戦していた。
本編で活躍していたが、3でフューザーズのメンバーが参戦することにより、アニメキャラだけで
十分にストーリー展開できるようになったようで、直接ストーリーに交わることはほとんどなくなった。
しかし、「ゾイドバーサスシリーズ」のメンバーはクリア後に使用可能になるのに対し、
「白銀の重機神 ライガーゼロ」のメンバーは、完全に使用不可能になったのであった。合掌。
ゲーム自体の難易度は、どのシリーズも適度に改造を行っていればクリアすることが可能な難易度。(ただし、本編に限り。)
基本的に好きなゾイドを使って楽しめるように作られているようで、どんなゾイドでも最強にすることが可能。
搭乗可能なゾイドの数も最初は150体弱だったのが、最新作では200体以上搭乗可能になっている。
ゾイドのカラーリングも変更可能であり、まさに自分だけのゾイドが製作できるようになってる。
面倒くさいLV上げも、オートバトルシステムが導入されているため、あまり苦にならない。
そのため、ファンなら楽しめる作品と言って間違いないだろう。
だが、別の意味でプレイヤーを悩ますものがあった。それは、逃亡コマンドだ。
DS>2>1>3の順で、逃げづらい。特に、DSと2では、1回や2回で逃げれた記憶がないほどだ。
1とDSはシンボルエンカウントなのでまだましだが、2はやる気をなくすほど逃げづらい。
逃げさえしなければいい話なので、最初から「逃げる」はないものとしてやったほうがいい。
●てんちをくらう‐しりーず【天地を喰らうシリーズ】
カプコンが出している三国志シリーズ。
表向きは本宮ひろ志氏の書いた漫画「天地を喰らう」をゲーム化したものとされている。
が、実は漫画を中途半端なところで打ち切られてブチ切れた作者が
ゲームという媒体に移ってまで書き続けた執念の作品というのが本当らしい。
余談だが、この作品以降本宮氏の漫画にブチ切れ描写がやたら増えたように思う。サラリーマン金太郎とか。
RPGとしてはファミコンで二作出したきりで、そのあとはSLGやアクションゲームに変わっていってしまった。
三国志のストーリーを無視してまでシステム面を整備しているため、二作ともゲーム性は非常に高い評価を得ている。
もともと漫画のほうも妖怪や鬼を倒したりとあんまり三国志っぽくなかったのだが
逆にそれがゲームとして向いていたのかもしれない。
ほぼオリジナルストーリーなため三国志を知らない人でも楽しめるが、
史実ぶち壊しの作品ということぐらいは知っておかないと恥をかくぞ。
☆このゲームの固有項目☆
【諸葛亮】
【蜀】
【天地を喰らう】
【八卦の陣】
●どっとはっく【.hack】
サイバーコネクト2から発売された擬似オンラインRPGシリーズ。
オンラインゲーム「The world」のプレイの最中、謎のモンスターに襲われ友人は意識不明になり、
友の意識不明の原因を探るためにThe worldの謎へ迫っていく、というストーリー。
当時には珍しいオンラインゲームを題材にしたことと、全4巻からなる長編ストーリー、
「エヴァンゲリオン」で有名な貞元義弘をキャラクターデザインに迎えたことから注目を受けた。
ダンジョン探索だけでなくBBSへの書き込みや、仲間とのメール交換を楽しんだりと
ネットとリアルの二面性を楽しむのが本作の醍醐味と言えよう。
だが肝心のゲームバランスは良好とは言い難く、作業感が強く人を選ぶゲームであり、
1巻1巻のボリュームは少なく、ストーリーの全貌を知るにはvol1〜4全て揃える必要があるため
途中で挫折した人も少なくはなかった。(現在は1と2、3と4が同梱されてるベスト版が発売されている。)
そして本作の最大の見所であり、難点はメディアミックス展開にあり、
全4巻に分かれたゲームを中心に、アニメ小説ドラマCD漫画etc・・・.hackを極めるには全て見知る必要がある。
深みにハマればハマるほど軽くなっていく財布を見ればこのゲームの恐ろしさが分かるだろう。
お金では買えない物がある。とはよく言ったものである。
☆関連語☆
分割商法 松山洋
●どっとはっくじーゆー【.hack//G.U.】
サイバーコネクト2から発売された擬似オンラインRPGシリーズの第二弾で
「Vol.1再誕」「Vol.2君想フ声」「Vol.3歩くような速さで」の三部作で構成される。
オンラインゲーム「The world R:2」をプレイ中、謎のPC「三爪痕(トライエッジ)」によって※PKされ、
意識不明になった仲間を救うため主人公ハセヲが三爪痕と謎の存在AIDAを追い、
様々な人物との出会いによって成長していくというストーリー。
最大のウリである擬似ネトゲの雰囲気はそのままに戦闘での爽快感を向上させゲームバランスを良くした。
また、ハセヲやエンデュランスといったネタキャラが多く一部のキャラが続投または別のPCとして登場している。
しかし、前作と同様他のメディアミックス作品を見ないとわかりにくい部分がある。
そこさえ我慢すれば無難に遊べる良作となっている。
※ネットゲームでPC同士づ戦い相手を倒すこと
☆このゲームの固有項目☆
【エンデュランス】
●ばてん・かいとす【BATEN KAITOS】
ナムコから発売された、ゲームキューブ用RPGシリーズ。
1作目「終わらない翼と失われた海」と、2作目「始まりの翼と神々の嗣子」の2作品が出ている。
ゲームキューブで出たせいか、売上げ的にも知名度的にもかなりマイナーではあるが
・ムービーにほとんど頼っていないが、とても綺麗なグラフィック
・桜庭氏による、テンションの上がる音楽
・意外性が高い(特に1は高すぎる?)シナリオ
・ロードの短さなど、全体的な快適さ
など、非常に出来が良い。
それに加え、1の問題点だった戦闘も、2では大幅に改善され、熱狂的なファンを多数、生み出した。
キャラデザイン・ネーミングなどのクセの強さや、1は戦闘テンポ、2はバグなど問題点もあるが、
全体的な完成度の高さは確か。
「普通の王道シナリオRPGに飽きた」「シナリオこそRPGの醍醐味」というような人は、是非やってみてほしい。
☆このゲームの固有項目☆
【バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海】
【リュード】
●ぱんどら-まっくす-しりーず【パンドラMAXシリーズ】
良くも悪くもチャレンジャー的存在だったクリエイター・飯島健夫率いる
ソフトメーカー「パンドラボックス」が、
「RPGやアドベンチャーの新作を低価格で発売する」
という主旨のもとに打ち出したシリーズ。
1999年11月、正統派の中世ヨーロッパ的ファンタジー世界を元にしたRPG
『ドラゴンナイツグロリアス』を第一弾に、以降、計6作が発売された。
価格はいずれも1980円と、PSの新作RPGとしては破格の値段で、
シリーズ作品のセーブデータがあると
別のシリーズ作品にオマケ的な隠し要素が表われるという、
メモリーカード連動システムで注目を集めた。
しかし、その6作の内訳は、正統派ファンタジーのほかは
「ホラーアドベンチャー」「ギャルゲー」「意味不明ドタバタミニゲーム集」
「和風RPG」と、まるで節操がなく、値段に比例した中身の薄さも相まって、
第一弾で注目したユーザーも、シリーズ全作を集める気分にはならなかった。
そしてシリーズはメーカー自体とともに立ち消えとなった。
『ドラゴンナイツ〜』と、同じ世界を舞台にした『ラビッシュブレイズン』に絞って、
ずっとこの路線で続けていれば、もっと長く支持されたと思う。
●ぶれいずあんどぶれいど【ブレイズ&ブレイド】
T&Eソフトから発売されたARPGシリーズ。略して「B&B」あるいは「ブレブレ」。キャラクターデザインは松田真紀。
PSで「エターナルクエスト」と「バスターズ」の2作が発売されている。
プレイヤーはファイターやウィザードなどといったクラスのキャラを作成し、
それぞれのクラスの特性を活かしてファンタジー世界を冒険する。キャラメイキングでは口調やカラーなども設定でき、
最初に与えられるランダムな数値をステータスに振ることになるので、良い数値が出るまで繰り返すプレイヤーが多い。
最大4人同時プレイが可能で、プレイヤーが自分のキャラを持ち寄って強力することで『冒険』するのが楽しい隠れた名作。
バスターズではプレイヤーキャラ同士の対戦もできる。
多彩なアイテムが存在し、コンプリートに精を出すプレイヤーも多い。
アイテムデータはキャラクターのセーブデータに存在し、ゲームディスクに収録されていないアイテムを追加することが可能であり、
これを利用して雑誌の付録やユーザー独自開発のアイテムを手に入れることができた。
しかし、悲しいことにAIの未熟さからか、ハンター以外のNPCは敵が近づかない限り攻撃することもなく、
攻撃魔法も回復魔法もプレイキャラを切り替えない限り、使用しないというPS初期ゲームの欠点も存在する
追記
「Blaze&Blade」が正式名称らしい。
エターナルクエストのOPアニメの声優陣が地味に豪華である(子安武人氏など)。
更に述べるなら、今作のキャラデザを行った松田女史は、名を変えた状態で
テイルズのコミックス(TOD)を最初に連載化した人物として、ある意味かなり有名な人物である。
●へらくれす-の-えいこう【ヘラクレスの栄光】
FC(1〜2)、SFC(3〜4)、GB(外伝)で計5作発売された、今は無きデータイースト社のRPG。
1作目発売は1987年。
タイトルにもなっているヘラクレスは
1作目と外伝で主人公、それ以外では仲間として登場。
ギリシャ神話をモチーフにしているが、全体的に妙な世界観を築いており、
戦闘中にキャラが叫ぶ、町の人が一言多いなど独特の個性を持っている。
だが、1〜2作目、外伝は、ほとんどドラクエのパクリ同然のシステムな上に
戦闘のバランスが悪く、グラフィックもへぼいため糞ゲーの名をほしいままにしていた。
しかし、3作目のあまりにも衝撃的なシナリオが話題となり、
SFCの隠れた名作と呼ばれるようになった。現在もリメイクを望む声が多い。
ちなみに3作目以降のシナリオは、後にスクウェア社に引き抜かれてFF7等を手がけた、野島一成氏が手がけている。
彼がいなくなった為しばらく新作が作れない状態が続いていたが、
その後2008年5月22日にDSソフト『ヘラクレスの栄光 〜魂の証明〜』が発売されている(発売:任天堂、開発:パオン)。
また、3は携帯サイトでリメイク版が配信されている。
☆固有項目☆
【アキレス】【クレタ島】【HAHAHA】
☆このゲームの固有項目☆
【掛け声】
【悪いことをした回数】
●みれにあむこれくしょん【ミレニアムコレクション】
2000年にスクウェアから発売されたスペシャルボックスのこと。
PSで同社が発売したゲーム(特殊レーベル仕様)+そのタイトルのオリジナルグッズが
大きめの箱に同梱されている。
その箱にあしらわれた渋いデザインの紙ジャケが豪華感を漂わせており、存在感バッチリ。
RPGとしてはサガフロ1、サガフロ2、FFT、武蔵伝、聖剣伝説レジェンドオブマナ、
ゼノギアス(二種類)、フロントミッションサード、クロノクロスの9種類が発売されている。
なお、同梱グッズは時計やフィギュア、Tシャツ、ティーカップセットと各作品によって様々。[注1]
いずれも作品自体は名作・良作と名高く、
流通価格もゼノギアス以外は余り高くない[注2]ので気になるなら手を伸ばしてみるのもいいだろう。
ただし本当に箱自体が結構デカいため、置き場所を考えてから購入するのをオススメする。
[注1]…実用性は余り無いと思ってもらって良い。
「何かもったいない」「ワザワザ使うまでもない」「中古だし前の持ち主が…」
という思考が働いてしまうためである。
そもそもギュスターヴ(サガフロ2のキャラ)の顔がプリントされたTシャツを、
どのタイミングで着ろと言うのか。
[注2]…ゼノギアスに限らず箱やグッズを含めた状態による。
ただゼノギアスは中古でも高め。聖剣LoMもやや高いようだ。
ちなみに定価は3,980と据え置き。
555 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2012/08/08(水) 16:53:48.82 ID:ZOs0uOff0
サガフロのTシャツは普通に着てたよ。ただ流石に外に出る時は上にYシャツを着るし
そもそも作りが粗雑で直にボロボロになったけど。
557 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2012/08/08(水) 21:21:05.94 ID:efYCfWuK0
サガフロTシャツは気がついたら母のパジャマになっていた……
まあ、母は小林智美大好きで、なんだか嬉しそうに着てたから別にいいけどね
●もんすたーめーかー【モンスターメーカー】
1988年に発売された同名のカードゲームを元にしたシリーズ。
GB3作、FC1作、PCE1作、SFC2作、GBA2作の計9作と、
プラットホームを変えながらも微妙に息の長い作品。
各ストーリーはそれぞれ独立しているが、
パラレルワールド的な構成のためか、一部を除き同じキャラクターが活躍することとなる。
ちなみにFFのシドのように名前が同じというだけではなく、
見た目や性格、バックストーリーも(多少矛盾はあるものの)ほぼ同じだったりする。
一例として、
・ディアーネ:正義感の強いお姫様。ホリィアックスを振り回す。少々ブラコン。
・ルフィーア:落ちこぼれ魔女。優秀な預言者である姉に劣等感を抱いてるが、潜在能力は姉以上。
・ロリエーン:ロリエルフ。見た目同様に言動も子供っぽい。ムードメーカー兼トラブルメーカー。 など
ちなみに上記3人は黎明期から登場してる人気キャラだったりする。
余談だが、現在は原点回帰して本筋のカードゲームやTRPGの方に力を入れてる模様。
☆このゲームの固有項目☆
【ルフィーア】
●もんすたあ★れーす【もんすたあ★レース】
コーエーから発売されたRPGのシリーズ。先に言っておくが、レースゲームではない。
「もんすたあ★レース」という名前の通り、野生のモンスターをレースで捕獲して、
ほかのモンスターと競走させてモンスターを鍛えていく。
ストーリーは旅をしてモンスターを集め、鍛え、各地の大会に参加して勝ち進んでいって、
一年に一度開かれるもっとも大きな大会「ベリーベストカップ」で優勝すること。
レースは1対1で行い、一回のレースでモンスター1体につき一種類の特技が使用可能。
大会では走っている途中で地形が変化するので、モンスターの相性に合わせて
パーティの組合わせやレース中の交代のタイミングを考えなくてはならない。
レースの局面を左右する特技の使用・モンスターのスタミナ(走っていると減少)・相性によるレース中の交代を
するタイミングが大会で勝利していくための鍵をにぎる。
他にもモンスター同士をミックス(合体)させたり、モンスターに持ち物を持たせたり(2のみ)できる。
1998年にGBで初代「もんレー」が発売され、同年に変更・追加点がある「もんすたあ★レース おかわり」、
さらに「初代・おかわり」に2作をリメイクしたPS版「もんすたあ★レース」、
1999年にGBC対応になり、モンスターの数が倍に増え、要素も増えた「もんすたあ★レース2」が発売。
今でもファンがいるとかいないとか、かなりマイナーな作品。
何気にコーエーの20周年記念作品だったりする。
●らんぐりっさー-しりーず【ラングリッサーシリーズ】
1)90年代にメサイアから発売されたS・RPGのシリーズ作で、
聖剣ラングリッサーと魔剣アルハザードを巡る運命を追うストーリー。
時系列はIII→I→II(デア)→IV→Vとなっている。
また、作品すべてが複数のハードで販売された。
愛称は「ラング」
イラストレーター・漫画家のうるし原智志氏による美麗なキャラデザインが評判だが、
ゲーム・ストーリー的な評価も平均以上で、シリーズが打ち切られた現在においても根強いファンを持ち、
2005年には約10年の期間を経て3作目がPS2版としてリメイクされた。
メインストーリーのシナリオ総話数は決して多いわけではないが、
お遊び的な隠しシナリオやほぼ全てのアイテムを購入できる超ショップ、シナリオセレクトなど隠し要素も多く、
強力なライバルキャラが一同に会したマップを早解きするようなシナリオも存在するため、
それを目的に鍛えるなど、長く遊べる要素も搭載している。
作品によっては分岐が存在しており、それまでの味方を裏切って敵に寝返るといったプレイも可能で、
特にII・デアで分岐がすべて別のタイミングで行われるため最大3回裏切ることができる。
III以降は女性キャラへの告白イベントが搭載され、そのIIIではベストエンドを見るためには成功が絶対条件になっているが、
IVではルートによってはこのイベントは行われない。
また、登場人物の外見年齢と設定年齢が釣りあっていないことでも知られており、
30代にもなれば外見は初老になっているキャラクターがほとんどである。
2)1)に登場する物語の中核をなす聖剣。
IIIのキャラクターであるジークハルトが自らの魂と引き換えに作り上げた破邪の剣だったが、
Vではできそこないのリモコンにされてしまった。
☆このゲームの固有項目☆
【エルウィン】
【丹田】
【フレア(ラングリッサー3)】
【ラングリッサー3】
【ラングリッサーの隠しシナリオ】
▼その他シリーズ物共通ネタ
●あーる【アール】
カスタムロボ バトルレボリューション(以下BR)のラスボスにして設定・性能共にシリーズ最強のカスタムロボ。
元は実体の無い生物だったが、偶然近くにいた子供が持っていたカスタムロボに取り憑いた事で姿が見えるようになった。
これによりカスタムロボでも倒せるようになったものの、倒した敵を取り込んで進化していくのを当時の人類では止められず、
世界を一度滅ぼすまでに成長してしまう。カスタムロボには軍隊仕様の強化型も存在するとはいえ、
30cmほどの遊技用ロボットの身で人類を滅亡寸前に追い詰めたのは後にも先にもこいつだけである。
結局、完全には倒しきれず、記憶消去装置で退化させて封印したものの、
BR世界の人類はドーム内での生活を余儀なくされてしまい、
余計な混乱を避けるためドーム内が全世界であるという教育を施される軽いディストピアになっている。
作中に置いては4度に渡り対決し、内3回はCOMと性能が大人しいのでそこまで苦戦はしないのだが、
最終決戦の相手である第三形態のパーツ構成は
空中ダッシュが2回可能・ダメージを70%オフ・絶対ダウンしない特性持ちのボディに
五方向に炸裂するバカでかい弾を3連射するガン、
自機を中心に4方向に飛んで大きい爆風を起こすボム、
ホーミング・スピード共に高性能の地上を這う弾を同時に3発撃てるポッド、
全機動性を向上するがマイナス面は一切無いレッグ、
といずれもイカレてる上にCOMも今までより明らかに激しく動き回りながら攻撃してくる。
戦う場所も障害物の少ない平坦気味な所なので壁に隠れることも出来ず、
こちらはNPC含めて3人がかりで戦っているというのに数回全滅させられることもしばしば。
●あきれす【アキレス】
DSソフト「ヘラクレスの栄光〜魂の証明〜」にでてくる半神半人の英雄。
ギリシャ神話のアキレスは知名度だけはそこそこ高いものの、
今までヘラクレスの栄光シリーズに出てきたことはなかった。
そのため今回がシリーズ初めての登場となり、神話ファンは彼の活躍に期待をした。
発売前に公開されたOPムービーでも木馬の前で兵士を率いているという英雄らしい姿を披露。
作中でも軍神アキレスと呼ばれ褒め称えられるなど、プレイヤーは彼の勇姿をまだかまだかと待った。
初登場時はそれなりに凛々しい姿を見せてそこそこ期待に答えたのだが…
次にあったとき、彼はトロイ軍に負けて息も絶え絶えに援軍を呼びに行くところだった。
ここでプレイヤーが「あれ?おかしいな」と思いつつも、先に進めると
今度は何も見せ場もなくアキレス腱を切られて死亡。
その後、追い討ちをかけるように彼が助けたがっていた「私の運命の女」ことピアザ姫は姫を監禁した将軍と相思相愛になって結婚。
というかアキレスの弱点を敵に教えたのがそのピアザ姫。確かに「運命の女」ではあったが…
更にアキレスだけが預言者カッサンドラの予言を聞き取れると言われていたのが、実は彼以外でも大丈夫なことが判明。
そして後半はアキレスのアの字もでてこないくらいみんなに忘れられていた。
ヘラクレスと呼ばれる人物達が作中を通して何かしら重要人物として扱われているのに対して
あまりにも何しに出てきたのかがわからない彼は
プレイヤーから「OP詐欺」「空気」「アキレス(笑)」「英雄(笑)」と呼ばれたのだった。
ちなみに一周目クリア後追加されるエクストラバトルをクリアすると
エクストラバトルでの使用可能キャラに追加されるが、117連戦してまで彼を使う価値はあまりない。
☆関連語☆
空気 HAHAHA
●えるうぃん【エルウィン】
ラングリッサー2、デアラングリッサー及びラングリッサー2ドラマチックエディションの主人公。
初代主人公であるレディンの子孫だが、本人はそのことを知らず旅をしながら暮らしている。
旅の途中助けたヘインという少年の村に立ち寄ったことをきっかけに光と闇、
それに帝国との争いに巻き込まれていくことになるのだが…
ラングリッサー2では終始優等生的な性格で光の軍勢のリーダー的な役割をこなすが
リメイクであるデアラングリッサーやドラマチックエディションでは一転、
シナリオの分岐により多様な顔を見せることになる。
特に闇ルートや覇道ルートの一部では、力こそ正義を実践しており、
仲間だったキャラクターを容赦なく切り伏せていく姿は
混沌の神であるカオスをして「汝は世の代行者だ」とまで言わしめるほど。
しかし、同時に単なる光の尖兵でなく、光と闇に支配された世界から脱却するため、
あえて覇道をとるルートも存在しており、最終面『ネオ・グロリア』は
そこにたどり着くまでの展開や凄まじい難易度など、いまだにラングリッサーファンの中で語り継がれている。
●かけごえ【掛け声】
ヘラクレスの栄光に登場するシステム。
攻撃をする際に、キャラクターが何かを叫んで攻撃をする。
キャラクターによって種類が違い、中には個性的なものもある。
特にヘラクレスの掛け声は全体的に気合が入っている。
また、敵から攻撃を受けた際の悲鳴もある。
ヘラクレスの栄光4では、なんと、主人公の掛け声と悲鳴が設定できる。
厨臭い台詞から、場違いな台詞まで何でも自由に言わせることが可能である。
また、主人公はストーリー中喋らないタイプなので、
プレイヤーもこれに合わせて叫ぶと感情移入しやすい、はず。
☆関連語☆
ヘラクレスの栄光 感情移入 いってー
●かぷせるもんすたー【カプセルモンスター】
GB版アレサに登場するシステム
攻撃魔法「ファイアボール」でモンスターを倒すと
戦闘終了後にモンスターの燃えカスが水晶となって落ちている。
それを「カプセル」に入れておくと以降の戦闘で1度だけそのモンスターを味方NPCとして呼び出せるのである。
言わば使い捨てポケモンである。
このシリーズのモンスターは魔王ハワードがガラスの人形から生み出しているため炎に弱いという設定なのだが
ハワードとは直接関わりのない魔物や
魔法で操られた仲間キャラ
果ては魔王ハワード本人まで燃えカスにしてカプセルに入れておけるのである。
最早設定などどうでもいいとでも言わんばかりである。
ちなみにSFCのシリーズではこのシステムは無くなっており
GBでは「当たれば即死」だったファイアボールも単なる単体攻撃魔法になり下がった。
●がんぶれいず【ガンブレイズ】
「サンライズ英雄譚」シリーズに登場する
ゲームオリジナル作品「Gブレイカー」に登場する量産機。
この機体の特徴は、パイロット不足を補うための
「一機の有人機とそこからの無線誘導の無人機が数機」
というパイロットの負担が酷い運用思想と、
あらゆる状況に対応する為の豊富過ぎる換装パーツ(26種類)である。
特に換装の方は肩に大砲を付けた援護用などは良いとして、
プロペラ付けただけの空戦用はまだマシなほう、
両手両足にコンテナを付けた補給・運搬用、
腕をショベルにした工事用、
背中に掘削機つけたトンネル工事用など、
「なぜそこまでやらせようとする?」と思えてくる。
カスタムタイプも存在するがそちらの方も、
「肩のキャノンをパージして足に増設したパイルバンカーで蹴る援護用」
という意味不明な代物。連邦軍は真面目に戦争する気有るのだろうか?
☆関連語
サンライズワールドウォー
●くりえいたーそーどいなふね【クリエイターソード稲船】
「超次元ゲイムネプテューヌmark2」で登場したスキル
「金をドブに捨てる気か。」
で有名?な元カプコンの稲船さんの姿をした剣(足の部分が柄になってる)で攻撃する。
習得時期から考えれば使いやすいスキルだが、
習得イベントでは主人公が何度も「本当に使う気か?」確認してくる。
そして使用時も嫌そうな顔をしている。
続編のVでも登場し「私が。」「いや、私が。」「どーぞどーぞ。」
と、ダチョウ倶楽部な流れでやっぱり主人公が使う事になる。
●くれた-とう【クレタ島】
ヘラクレスの栄光4にある地名。
ここには地下10Fまである洞窟があり、最下層にボスがいる。
ボスであるパンドラの箱から出た魔物を倒すと地上へ強制送還、再び入ると構造がガラリと変わり、次のボスへ。
魔物は40匹で、それぞれ過信、臆病、嫉妬、不平、無責任、恨み、不愉快、穢れ、欺き、偽善、
怠慢、略奪、嘲り、野心、悩み、悪戯、悲しみ、偽り、驕り、強欲、不満、怒り、ふしだら、誤解、
偏見、無慈悲、悲観、憂鬱、無謀、傲慢、脅迫、妬み、自惚れ、贅沢、我儘、嫉み、争い、不安、裏切り、破滅。
一部被っているのでは、と思うのもあるが、それは開発元にお願いしたい。
最後の破滅を倒すと以下ループ、過信に戻る。
本編がけっこう温い難易度なのに対し、ここのボスは比較的厳しい。
3回攻撃できる青龍刀と全ステータスを2倍にする魔法「ハイドープ」、
2回攻撃できるようにする「ワンモア」を使えばどのボスも楽に勝てる・・・わけではない。
確かにだいたいは倒せるが、事前対策しないと前述のコンボが決まる前に即殺されるボスもいる上、
最後の「破滅」の強さは特筆すべきものがある。
時間が余っていて、強いボスに興味があれば挑戦するのもいいだろう。
●けんしろう【ケンシロウ】
かつて週刊少年ジャンプに連載されていた超人気漫画「北斗の拳」の主人公で、通称はケン。
原作に忠実なストーリー(自称)のRPG、「北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝」でも当然主人公を務めるが、
オリジナルストーリーの「北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ」及び「北斗の拳5 天魔流星伝 哀★絶章」では
例外的に主人公を降板している。と言っても重要キャラとして登場することには変わりないが。
ただ、「3」では初期状態で何故かバット(原作では非戦闘員の少年)より攻撃力が低かったりなど、
ゲーム中の扱いと言うか、ゲームそのものの出来が……いやいや。
出来云々はさておき、何よりRPG北斗を語る上で欠かせないのは、「5」のOPだろう。
敵の群れを蹴散らした直後、転がってきた岩に押し潰されてしまう。
そして表示されるメッセージ。
「北斗神拳伝承者 ケンシロウは しんだ。」
……一応、実際には生きており後に復活もするのだが、
それでも瀕死だったことには違いないようで、復活させるために多くの犠牲を出してしまった。
あまりにもあんまりである。
●さかき【榊】
擬似オンラインRPGゲームである.hack//G.U.に登場する敵キャラ。
2大ギルドの一つである月の樹の二番隊隊長で秩序を重んじるキャラで
他の人の信頼も熱いのだが実は独善的な性格をしており月の樹乗っ取りを企んでいる。
重要人物であるオーヴァンからAIDAをもらった彼はその力を利用し
月の樹を乗っ取りヒロインであるアトリを洗脳し主人公ハセヲと戦わせたりした。
しかしアトリが正気に戻った後逃亡。逃亡先でAIDAで自分を強化しハセヲと戦った。
敗北後崖から転落し行方不明になるも復活。AIDAを完全に制御しその力で
『The World』の大部分を掌握しゲームのルールをめちゃくちゃにするなど大暴れしたが
またもハセヲによって倒された。
とまあよくある力を手にして暴走した小物なのだが彼の恐ろしいところは
現実世界ではただの小学生であるということである。
●さるさ【サルサ】
トラスティベル〜ショパンの夢〜のパーティキャラクターの一人。
アゴゴの森の番人の口の悪さは天下一品の8歳
このキャラの特筆すべき点は、他のキャラが戦闘前台詞戦闘後台詞合わせてが4個くらいなのに
こいつだけは合計12個もある点である、余程制作者に愛着をもたれていたのだろうか?
「10戦100勝だべぇぇええ!!」という珠玉の戦闘後台詞から頭の悪さは察していただきたい。
●ししゃのふくわじゅつしとしのものまねし【死者の腹話術師と死の物真似師】
少年ジャンプで連載されていたゲーム漫画「遊戯王」とそれを原作としたカードバトルアニメ「遊戯王DM」、
その二つをカードバトルRPG「遊戯王8 破滅の大邪神」に登場したキャラ。
原作・アニメ共に「王国編」のラスボス「ペガサス」が主人公「武藤遊戯」を倒すために差し向けた「プレイヤーキラー」の一人であり、
ライバルキャラ「海馬瀬人」が諸事情で昏睡状態なのをいいことに彼のカードデッキを盗み、
そして本人と騙る事で「遊戯」を追い詰めたが、「海馬」本人の復活と共に倒された。
ここまで読んで、RPG関係ないじゃん……と思った方は甘い。
彼らは数多くある遊戯王ゲームの中で「8」でしか共演していないのだ。
そもそもコンビとして書いてあるがこの二人、前者は原作でのみ、後者はアニメでのみの出演である。
これは色々事情があるのだがそれは省く。
腹話術師は海馬のデッキを使用した所為なのか、他の「プレイヤーキラー」が登場してるゲームでも登場することは滅多になく、
物真似師はアニメオリジナルなので参戦の機会すらないのであった。
そんな二人が登場できたのは原作・アニメ、そして歴代キャラが問題なく登場できた「8」というわけなのだ。
腹話術師は今作での雇い主であるペガ……「天馬太陽」のメッセンジャーを務め、
物真似師は行方不明となっていた「闇遊戯」に化けるという活躍を見せた。
「遊戯王8」はゲームとしてはクソゲーにはいるが、キャラゲーとしてはこういったキャラも救済していたのであった。
●しにがみ-さんきょうだい【死神三兄弟】
北斗の拳4に登場する敵キャラで、長男ブルー、次男ホワイト、三男レッドの三兄弟。
序盤にグリーンシアという村で宝剣を盗んだり長老の命を狙ったりと悪事を働いている。
三兄弟それぞれと個別に戦闘することになるが、序盤だけあってそれほど強くなく、油断しなければ負けない。
主人公達にボコボコにされると「改心するので命だけは」と言って逃走。
その後、物語も中盤に差し掛かった辺りで以前の復讐と言わんばかりに襲いかかってくる。
負けたことによってめちゃくちゃ修行でも積んだのか、今回はそれなりに強くなっており、
なおかつゲーム中ここだけの、中ボスクラス三人同時という組み合わせのため、意外と厄介。
ここでもボコボコにすると「これからは仲良し三兄弟として生きる」と誓い、性懲りも無く逃走する。
と、敵としての出番はここまでであり、ポジション的にはただの小悪党なのだが、
基本的に「主人公達と戦う小悪党=あべし」とほぼ同義な北斗の拳の世界において、
外伝作品とはいえ、二回も主人公勢と戦って生き残っているのは何気に凄いことである。
さらに終盤、ロザリアという村で会ったときには本当に改心していてなんと自分たちの店まで持っており、
ブルーに至っては主人公の窮地に駆けつけて命を救ってくれたりと、出番にはやたらと恵まれている。
スタッフに愛されていたのだろうか…
ちなみにブルーが緑の服、ホワイトが赤い服、レッドが青い服を着ている。なんでやねん。
●しん・とうきゅうおうでんせつ(3)【真・闘球王伝説(3)】
ガンダム・ウルトラマン等の複数の作品が入り乱れる「コンパチヒーローシリーズ」の派生作品、
「バトルドッジボール3」に収録されているRPGモード。
内容は「バトルドッジボール-闘球大激突-」の続編で、システム・グラフィックだけでなく
ストーリーも昔懐かしいSFCチックな悪が復活しようとしている→新世代の正義の戦士が出撃
→神器を手に入れる→神器の力を取り戻す→巨悪を撃つで全てが語れる単純明快な物となっている。
前作では敵幹部だろうが何だろうが簡単に仲間になったのに対して、
今作では仲間になるのはヒーローキャラクターのみなので、チーム編成に制約が出来た代わりに
ストーリー上の矛盾は無くなった・・・と思われたが、そうは問屋が卸さなかった。
このゲーム、まともにプレイしていたら主人公のレベルアップよりも
敵の強化の方が圧倒的に早い上に前作では敵が仲間になる際にレベルが1になったのに対して、
今回はレベルが高いまま仲間になる。
従って、下手にレベルを上げるよりも高レベルの仲間が増える度に低レベルのキャラをリストラして行くのが攻略上効率がいいのだが
このプレイスタイルで行くと物語終盤、神器覚醒の試練として
旧作のヒーローチームが闘球四天王として立ち塞がるのだが
桁違いに強い彼らは、当然仲間になった際にも桁違いに強いわけで
四天王を倒す→四天王を使って次の四天王を倒す→次の四天王を引き抜き次の次の四天王を倒すという
最早内乱としか言えない展開が待っている。
そして内乱の果てに輝きを取り戻す三種の神器、いいのかそれで。
なお、ラスボスは版権作品のラスボス連合が勤め、珍しい事に闇の力の封印は解かれなかった。
●せらむそーど【セラムソード】
SFC版アレサ2に登場する武器
正面の全敵に攻撃できるものの、攻撃力は15と最弱クラス
しかし「必ず1000以上のダメージを与える」という非常識な隠し効果を持つ
バランスブレイカーともいえる最強武器なのだが
前述の通り表示されてる攻撃力が最低クラスなことと
作成に必要な「セラム鉱石」が1つしか手に入らないレアアイテムであること
そしてアイテム説明文が
「フフフ クスクスクス あははははははははははははは!!」(原文ママ)と
何の説明にもなっていない怪文書であったため
前もって効果を知らない限りは試しに作ろうとも思えない逸品である。
●たんでん【丹田】
主にへその下3センチにある“下丹田”のこと。仙道において気を練る部位とされる。
本来、東洋神秘学的用語であり、西洋的な神官魔法とは無縁の存在であったが、
ラングリッサーにおいては巫女は丹田に神の力を受けて回復魔法を使うという無茶というかでたらめな設定が存在する。
これはキャラクターデザインを担当したうるし原智志が、
歴代シリーズでことごとく女性神官の衣装をへそだしで描いたことに由来するネタ設定がいつの間にか公式設定になったらしい。
ちなみに、グローランサーではこの設定はなくなったらしく、ヒーラーであっても露出の低い衣装を着ることが多い。
●つり-ろーるぷれいんぐげーむ【釣りRPG】
パックインソフトのぬし釣りシリーズを指すジャンル。
曰く「釣りゲームとRPGの融合」らしいのだがRPG的な要素はおまけ程度。
動物などと戦って経験を増やし、体力を増やすことができるのだが、
あまりに殺しすぎるとその動物が絶滅してしまったりする諸刃の剣。
ランダムに移動する攻撃箇所を選択し、弱点箇所を攻撃できるというシステムはなかなか面白いが、
これでしっかりRPGをされたらやはり不評に終わっていたか。
PS番やアドバンスなどでは魚を釣っても経験値がもらえるシステムに変更。
「釣りRPG」の文句に相応しくなったが、戦闘要素が薄くなってしまった。
酷評しているように見えるが、ライトな釣りゲームとしては優秀なぬし釣りシリーズ。
まったりと川釣りor海釣りを楽しみたいなら買ってみてはいかがだろうか?
●ですあたっく【デスアタック】
アレサ3におけるクリティカルヒットの効果の一つ。
このゲームはクリティカル率がやたらと高く、武器によってクリティカルの時の効果が変わる。
そのため攻撃力だけではなくクリティカル効果も考えて装備をする必要があるのだが
このデスアタックと上位版であるスーパーデスアタックを出せる武器さえあればそんな戦略は不要となる。
その効果は敵の即死。…ボスだろうと問答無用に。
普通に叩いているだけでかなりの確率で発生するので、
ラスボスも戦闘中の会話イベントが終わる前に即死させてしまうプレイヤーが続出した。合掌。
追記:デスアタック(スーパー含む)自体は2からあるぞ。さすがにボスには発動しないけど。
GB版アレサ2、3に登場するクリティカルヒットの効果の一つ。
発動した場合、攻撃した敵を一撃で倒す。
上位技のスーパーデスアタックも存在し、こちらは敵全体を全滅させる。
狙って出すことは出来ないが、タイミング良く出てくれると嬉しい。
普通はこの手の攻撃はボスに効かないし、実際2では発動すらしないのだが
3では設定ミスなのか、ボス( ラ ス ボ ス 含 む )に効いてしまう。
ラスボス戦冒頭で会話イベントの行われる中、早々にスーパーデスアタックを出してしまい
呆然としたプレイヤーも少なからずいたとか。
☆関連語☆
即死攻撃 追加効果
●とらんすふぁー-しすてむ【トランスファーシステム】
ヘラクレスの栄光4にあるシステム。
まず、主人公には体が無い。どこかに置いてきて、それを探さねばならない。
そのため、他人の体に乗り移って冒険、探索、戦闘、飛び降りをこなすわけである。
戦闘をこなし、体に慣れることで、その人の技能が使えるようになったり、
ステータスにボーナス値がつく。
戦闘中にも乗り移ることができるおかげで、主人公が108以上の豊富な技を習得してしまったりする。
乗り移りができる者が幅広いことも特徴で、
英雄を夢見る少年や城の警備兵、引退した女海賊などから、
巫女や旅芸人、一国の王や夜型の戦士など、身分も能力も様々。
妖精だけが友達の少女、指圧おじさん、天気予報の得意なお婆さんなどの、およそ戦闘員とは思えない人々、
さらには野良犬や羊、人形や精霊など、人外まで取り揃えている。
ただ、女性や幼女にしか乗り移らない変態主人公もいるらしい。
このシステムの疑問として、「乗り移られた人はどうなる?」ということがある。
語られたところによれば、
「主人公らが乗り移る時、その人の体は瞬間移動してます。
だから、横でいきなり人が消えたとかもあり得るわけです。
人によっては傷が残っていたり、おぼろげに覚えていたりします。」
とのこと。
これほど他人に迷惑をかけるシステムもそうそうないだろう。
なお、乗り移った回数は本作の「悪いことをした回数」には数えられない。
☆関連語☆
悪いことをした回数
●どーる【ドール】
やのまん・日本アートメディアのRPG「アレサ」の登場人物。
アレサ王国の魔法使い達によって創られた魔法人形で、外伝含む全作品に登場している唯一のキャラクターで
ある意味もう一人の主人公とも言える存在。
所謂魔法使いキャラではあるものの直接攻撃もなかなかに強力な万能キャラ。
しかし性能的には優遇されていてもシナリオ上では敵に操られて寝返ったり、
フォースの書(魔法書)を盗まれて魔法が使えなくなったり、
呪いをかけられた挙句偽者に成り代わられたりと、どの作品でも面倒事の種になっている。
特にSFCの「アレサ ARETHA the SUPER FAMICOM 」では
敵陣で捕らえられ洗脳される
↓
洗脳されたふりをして情報を集めてたのさ!と復帰
↓
敵幹部に本気で洗脳されて離脱
↓
ラスダンで味方の捨て身の説得により復帰(説得したキャラは重症によりリタイア)と
どこぞの竜騎士殿の如く脱加入を繰り返してくれる。
余談ではあるがゲームボーイマガジンの付録に掲載されていた販促漫画(作:あさりよしとお)では
尻フェチのエロガキと化していた。
●ないと【ナイト(アレサ)】
スーファミ版アレサ1に登場した中ボスで、平たく言えば悪の帝国の兵士たち。
ゲーム終盤で悪の帝国に支配された国々を解放すべく、こいつらと連戦することになる。
出て来る場所によって「○○ナイト」などと名前が違うがややこしいので単にナイトとする。
で、こいつらは数が多いことを除いてあまり強くない…はずなのだが、
どういうわけかとにかく攻撃が当たらない。ボスより回避率が高いと考えていいくらいである。
攻撃魔法は当たるのだが、今度は無属性魔法以外無効というトンデモ耐性のために当たっても効かないという事態に。
そんなこいつらの弱点は大抵の状態異常が効いてしまうことで、石化魔法でも打てば事実上即死する。
眠らせて袋叩きにするのも有効だが、時間からすれば石化が一番手っ取り早い。
繰り返すがこいつらは悪の帝国の兵隊であり、有り体に言えばやられ役である。
そんな連中が何で中途半端に驚異の防御能力を持っているのかは、全くの謎である。
●ななめ【ナナメ】
ロードオブアルカナ、ロードオブアポカリプスにおいて発生する演出。
瀕死の敵をロックオンすると画面がナナメに傾くという謎の演出であり、
「なぜ見辛くなるだけの演出を入れた」
「開発者はこれがオサレだと思っているのか」
などとプレイヤーからは大不評。
様々なストレス満載仕様が目白押しのロードオブアルカナの中でも
ビジュアル的なインパクト抜群のナナメはクソ要素の象徴となった。
さすがにスタッフも反省したのか続編のロードオブアポカリプスで各種仕様を大幅改善。
公式サイトで計249項目に及ぶ変更点を公開することとなった。
これでようやくナナメから解放されると思ったプレイヤーが目にしたものは…!!
136 バトル フィニッシュ前のナナメ具合の角度調整
ナナメ自体を止める気は無いんですね……
●なまず【鯰】
ナマズ目ナマズ科に属する硬骨魚類の一種。RPGでの出番はあまり多くないが
たまに登場するときは地震を起こして攻撃してくる。
例 ナマズン(ポケモン)
……と、これだけならわざわざ項目にするレベルではないのだが。
やのまん・日本アートメディアのRPG「アレサ」シリーズにおいては
異常といえるレベルのナマズ贔屓が見てとれる。
まず、ナマズのキャラとしてパカモン、オオナマズ、コナマズ、オランというのが
登場する。彼らは全員が物語で絶対会うキャラであり、オランに至っては「アレサ3」で
「魔王城へ行くための重要アイテムの使い方を主人公たちに教える」という
賢者キャラのような役割まで担っている。なぜナマズがそんな役を。
それだけでなく、「アレサ2」ではペドラという仲間になるナマズすらいる。
RPGは数あれど、ナマズがパーティに加わるRPGは珍しい。
さらに、モンスターとしても当然ナマズ系が登場するうえ、「アレサ2」では
ラストダンジョンのボス(幹部、四天王レベル)にナマズのボス「RTキャット」が登場する。
また、「アグアプレコ」「ピラムターバ」「バンピラ」などナマズの名が
元ネタとなっている人間も登場する。
なぜこれほどまでに開発スタッフはナマズを愛しているのかは謎である。
●ぬしづりのしゅじんこう【ぬし釣りの主人公】
川や海のぬしを釣るために釣竿片手に旅をしている。もちろんRPGキャラではない。
しかし、なぜか野生動物を倒すことによって経験値が入り、レベルアップする。
また、体力が減ると攻撃力も下がるという現実的ながらもゲームでは珍しい特徴を持っている。
攻撃方法は殴るだけと単純だが、体力が上がれば攻撃力も上がり、最終的にはツキノワグマやホオジロザメも一撃で倒せるようになる。
ぬしを釣るよりも魔王を討伐する方が向いているような気がする。
●ははは【HAHAHA】
DSソフト「ヘラクレスの栄光〜魂の証明〜」にでてくるパーティキャラクターの自称ヘラクレスのこと。
由来は発売前、自称ヘラクレスのイラストが発表されたとき、
本スレ住民の「アメコミにでてきそう」「このヘラクレスは間違いなくHAHAHAHAと笑ったりZaap!とか効果音がでる」という発言から。
この発言に賛同したものが多かったことや、発売前情報で主人公もヘラクレスと呼ばれていること、タイトルとの区別、
その他様々な事情によりHAHAHAという愛称が流行りはじめ、実際に「わはははは」とよく笑うキャラだったのも加わり、
このゲーム関連のスレでは自称ヘラクレス=HAHAHAが完全に浸透することに。
またこの自称ヘラクレスは
・CMにメインパーティの中で唯一まともに写ってなかった(主人公たちと一緒に小さく写っているのが1秒だけ確認できる程度)
・初登場時無銭飲食で牢屋に捕まっていた
・主人公一行を自分を捕らえた人の手先と勘違いしてるお姫様に「説得が面倒になった」という理由でタックルぶちかます
等ネタに事欠かず、終盤に感動イベントも存在するため、スレ住民の間では1、2を争うほど人気が高いキャラでもある。
参考画像:http://www.nintendo.co.jp/ds/yekj/character/img/img_004b.jpg
●ばおーる【バオール】
ヘラクレスの栄光3のストーリーにおける重要人物。
シナリオ後半にさしかかる頃から、この人物の噂が主人公の耳に入ってくる。
ある人曰く「国の発展に多大な貢献をした英雄」
またある人曰く「奴の所業を思い出すだけでも神の怒りに触れそうだ」
と、彼を褒め称える声と忌み嫌う声が入り混じっている。
その偉業ないし大罪を為した後は消息不明。
彼はいったい何をしたのか?何処へ消えたのか?
それが明らかにされたとき、主人公は自らの為すべき事、そして運命を悟る。
・ここからネタバレ
人並外れた野心を抱く彼は、名声を得るために
トランティア国の南にある海峡を埋め立てて南の大陸と陸続きにする。
(その行為が母なる大地ガイアを深く傷つけ、
ゼウスをはじめとする神々に「ガイアを救うために人間を滅ぼすも已むなし」という思いを抱かせる)
その手段も「海の神オケアノス(巨大な海洋生物の姿をしている)の子を痛めつけて
親を海峡に誘い込み、メデューサの首を用いて石化させ海を埋める」という神をも恐れぬ所業。
その事も含めた数々の非道がゼウスの怒りに触れ、天罰が下り彼は死ぬ。
冥界へと堕ちた彼は、冥界の神ハデスに
「魔物を地上に送り込んで(ガイアを傷つけた罪深き)人間を滅ぼせ」と命じられ、彼はそれに従う。
ハデスに「不死身の体」を与えられ、地上に出たところで再びゼウスの雷に打たれて一切の記憶を失った。
・さらなるネタバレ
自分の名すら思い出せなくなった彼はふとしたきっかけで自身の不死性を知り、
なぜ自分は不死身なのか、そして自分は何者なのか、その答えを求めて旅に出る。
…という事が、「記憶を取り戻した主人公の回想」という形で語られる。
つまり、バオールという人物は、記憶を失う前の主人公自身だったのだ。
神々によって人間が滅ぼされる原因が自分自身にあったと知った彼は、それを贖うために行動する。
そして、自身に待つ過酷な結末を甘んじて受け入れるのだった。
ネタバレ終わり
●ぱろでぃもーど【パロディモード】
擬似オンラインRPGゲームの.hackシリーズにある一度クリアすることに
よって選択可能になるおまけモード。
本編内のセリフやメール内容などがすべてギャグや下ネタになるという凄まじいモードである。
ついでにフルボイス。
登場キャラのほとんどが電波的セリフ言ったり本編のシリアスシーンすら
ネタまみれという恐ろしいモードだが伏線を回収しちゃんとお話は成り立っている。
●ぼーぜる【ボーゼル】
ラングリッサーシリーズを通しての悪役。通称「闇の王子」。
魔剣アルハザードを使いこなし、混沌の神カオスを降臨させるべく魔族を率いて幾度も人間と戦っている。
なおボーゼルとは個人名ではなく一種の称号のようなものであり、現在のボーゼルは元リグリア帝国の皇位継承者パウル。
作中最も過去の話となる3では聖剣ラングリッサーの誕生と共に現ボーゼルへの代替わりも描かれている。
新たなボーゼルが誕生する時を除けば基本的に不死身であり、滅ぼされても数百年の時を経て必ず蘇る。
しかし完結編である5は時間軸が4の直後であるため、さすがのボーゼルも倒されたばかりで復活が間に合わなかったのかシリーズ初の欠席。
ライバル不在のまま完結を迎えてしまう事となり、5の評価を下げる一因になってしまっている。
●むーんらいとそーど【ムーンライトソード】
「キングスフィールド」シリーズ及びフロムソフトウェアの殆どの作品に名を変え形を変え登場する剣。
通称「月光剣」
原典であるキングスフィールドでは力ある者を招く為に黒竜ギーラによって作られた光の剣で、
シリーズ通して物語のキーとなる強力な武器である。
クリアブルーに輝く半透明の超幅広な巨大両刃刀身と黄金の柄で構成され、
その外見はRPG屈指の美しさを誇る名武器であると言っても良いだろう。
前述の通りこの武器はフロムソフトウェアの他作品に様々な形でほぼ必ず登場する。
原典よりもある意味有名になってしまった同社アーマード・コアシリーズの最強ブレードであるLS-MOONLIGHT、
おまけ的に同名同形状で登場する「OTOGI」シリーズや「スプリガン・ルナヴァース」、
形状は同じで、刃の部分が魔法的に形成されている為にガードが出来ない仕様の月明りの大剣という名称で登場する「デモンズソウル」
はてはアメリカ合衆国大統領専用パワードスーツや夜の東京を縦横無尽に大暴れする忍者の隠し武器としても出現する。
ちなみに、全く関係ないはずのウィザードリィ・エンパイアとXTHシリーズにも「月光剣」の名で登場する。
XTHに至っては、見た目もそのままフロムのムーンライトソードである。スタッフにファンでもいるのだろうか。
●むすめのおもいで【娘の思い出】
SFCソフト「ヘラクレスの栄光III 神々の沈黙」に登場するアイテム。
使用すると主人公が女装する。
ゲーム開始直後に訪れるゴルテの村に住む、娘を魔物に殺された老夫婦の家で入手出来る。
「もう忘れたいけど娘の思い出はなかなか自分では捨てられない。
いっそ泥棒が盗んでいってくれればいいのに」
と言っているので、遠慮無くいただいてしまおう。
実際の所、ストーリーの進行上必要なアイテムなのでいただかざるを得ないのだが。
説明書によるとこの「思い出」というのは衣服類、すなわち女装道具一式……らしいのだが、
女装した主人公のグラフィックはかなり露出度が高いセクシーな姿で、
しかもそれを見た村人達からはかなりの美人と扱われており、
果たして「女装」の一言で片づけて良いものなのかは大きな疑問である。
というか、アプリ版のキャラデザインを見るに、完全に顔つきや体格まで変わっている。
序盤のイベントで二回ほど使用した後は必要になる機会も無くなるのだが、
重要アイテム扱いなので売ったり埋めたりすることは出来ず最後までアイテム欄を圧迫する事になる。
ただ、「女装する必要が無い」ということは逆に「男に戻る必要も無い」とも言い換えられる訳で、
加えて女装中もステータスの変化や装備のペナルティなどは一切無いため、
もういっそ「女装がデフォ」というプレイヤーも多いようだ。
ただし、それでシリアスなシーンが台無しになったとしても、そこは自己責任で。
※参考
ttp://www.g-mode.jp/title/hercules3/character.html
☆関連語☆
女装 変装 変身 変態
●らんぐりっさーのかくししなりお【ラングリッサーの隠しシナリオ】
ラングリッサーシリーズの2以降の作品には特定の条件を満たすことでプレイできる隠しシナリオがいくつか用意されている。
しかしその内容はふざけたものが大半である。例を挙げると
2…【筋肉の神殿】。謎の神殿に侵入した主人公達。
しかしそこに待ち受けていたのは同社のSTG「超兄貴」に登場するムキムキの兄貴達だった……
3…【新説・森のギュードン屋】。道に迷った一行は森の奥で幻の料理「ギュードン」を出す店を見つける。
しかし閉店まであとわずか。時間内に店に入りギュードンを食べることができるのか?
4…【ラリオハ温泉紀行 湯気の向こうに】。進軍中温泉に立ち寄った主人公達。そこで男性陣がする事は一つである。
警備兵や警備モンスターを倒し、あるいは買収し女湯を目指せ!!
5…【熱唱】。謎の施設KARAOKEの招待券を手に入れた主人公達。
そこに立ち寄った主人公達はもはや隠しシナリオの常連と化した兄貴達と歌で対決することに……
他にもクイズをしたり歴代主人公が対決したりバーゲンに行ったりとやりたい放題。ある意味シリーズの名物となっていた。
●りんぐうぇぽん【リングウェポン】
グローランサー2、3、4に登場する武器。1にはまだ存在せず、5からは廃止された。
通常は指輪の形をしているが、着用者の意思によってその者を象徴した武器に変化する面白い武器。
基本的な仕組みは以上だが、2、3と4で設定が異なる。
2、3では、これを扱える者は100人に1人程度の割合でしか存在せず、その条件は不明。
使い手はリングマスターと呼ばれる。その者に見合った武器に変化するが、変なものにはならない…という、単純に使い手を選ぶ設定。
4では、訓練次第で誰でも扱えるが、装着した者に見合った武器に「何にでも」変化する能力を持っている。
つまりは必ずしもまともな武器にはならないのである。武器ではなく鍋や箒など日用品や、
石ころになる可能性もある、本当の意味で使い手を選ぶ武器になっている。
また、リングに石(2、3では「精霊石」、4では「魔石」)をはめ込む事で、リングの強化も可能。
☆関連語☆
グローランサー
●るふぃーあ【ルフィーア】
モンスターメーカーにレギュラーで登場する魔術師の少女。
得意な属性は火だが、回復や補助系の魔法も使いこなす。
現在では絶滅危惧種な全身を覆うローブに幅広の三角帽子という、飾り気のない伝統の魔女衣装を纏っている。
魔術師を多く輩出する村に生まれ、姉が優れた預言者にもかかわらず、
本人は初級の魔術すら使えないことにコンプレックスを抱いている。
だが、姉を超えるほどの魔力を内に秘めていて
自らの心の弱さに打ち勝ち、主人公と共に旅を続けるうちに強大な魔法も自在に操れるようになる。
これはどの作品でもほぼ共通する、彼女の宿命とでもいうべきものである。
レギュラーで登場するのは、彼女自身の人気もさることながら
バックストーリーに成長する要素を兼ね備えているためシナリオに絡め易いからであろう。
☆関連語☆
モンスターメーカー
●わるいことを−した−かいすう【悪いことをした回数】
他人の家で物を漁る行為だが、「ヘラクレスの栄光」シリーズでは「悪行」と認識されている。
「〜4」ではパラメータに「悪いことをした回数」が登場し、他人のアイテム(一部を除く)を盗むと回数が増えていく。
しかし、ゲーム的には多くても少なくても全く影響はなく、単にプレイヤーとしての心の問題でしかない。
ちなみに「プラトンの日記を見るのは回数に含まれないのか」というツッコミはお約束。
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