テイルズシリーズ

▼テイルズシリーズ


▼テイルズシリーズ汎用

【開発チームによるゲーム内容の相違】
【グミ (テイルズ)】
【グレード】
【クレイジーコメット】
【虎牙破斬】
【コスチューム称号】
【コチハン】
【コンボコマンド】
【サンダービーム】
【ジェントルマン】
【称号】
【漆黒の翼】
【スキット/チャット】
【スケベ(すけべ)大魔王】
【爪竜連牙斬】
【テイルズオブシリーズ一覧】
【テイルズオブシリーズの盾】
【テイルズ主題歌の法則】
【テイルズシリーズ】
【テイルズシリーズの開発チーム】
【テイルズシリーズのジャンル名】
【デッキブラシ】
【バキュラ】
【飛燕連脚】
【秘奥義】
【ピコハン(テイルズ)】
【ファイアストーム】
【ブルーアース】
【F.O.E(テイルズ)】
【マーボーカレー】
【マジカルポット】
【魔神剣/魔神拳】
【リニアモーションバトル (テイルズ)】

▼テイルズオブファンタジア

【アーチェ非処女問題】
【アミィ・バークライト】
【イエローケーキ】
【かないみかとこおろぎさとみ(テイルズオブファンタジア)】
【クレス・アルベイン】
【スクルド】
【ダオス】
【TOF】
【テイルズオブファンタジア】
【触れただけで即死】
【ミント・アドネード】

▼テイルズオブデスティニー

【ウッドロウ・ケルヴィン】
【キュアフラッシュ剛招来】
【クレイジーコメット】
【ジェントルフォース】
【スタン・エルロン】
【刹華斬】
【テイルズオブデスティニー 神の眼をめぐる野望】
【なりきりアイテム】
【覗き英雄】
【ハロルド・ベルセリオス】
【フィリア・フィリス】
【マイティ・コングマン】
【魔人闇】
【ミクトラン】
【ミクトランダンス】
【リオン・マグナス】
【リリス・エルロン】

▼テイルズオブエターニア

【ディフィニットストライク】
【テイルズオブエターニア】
【テイルズオブエターニアの人名】
【天覇極光斬】
【バリル城補給部隊の宿屋】
【バンエルティア号】

▼テイルズオブデスティニー2

【穴子 (テイルズ)】
【エプロン(テイルズ)】*
【エルレイン】
【カイル・デュナミス】
【義憐聖霊斬】
【震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃】
【テイルズオブデスティニー2】
【ナナリー・フレッチ】
【馬鹿なっ!】
【バルバトス・ゲーティア】
【ハロルド配膳寿司】
【ベルクラント】
【命中ゲー】
【ロニ・デュナミス】

▼テイルズオブシンフォニア

【首コキャ】
【クラトス・アウリオン】
【テイルズオブシンフォニア】
【どこでもいいさ】
【緋焔滅焦陣】
【プレセア・コンバティール】
【マグニス】
【無限キック】
【ユニゾンアタック】
【リーガル・ブライアン】
【リフィル・セイジ】
【ロイド・アーヴィング】

▼テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士

【アイン・ソフ・アウル】
【テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士】
【デクス】

▼テイルズオブリバース

【ヴェイグ・リュングベル】
【カンガルー】
【恐慌】
【ティトレイ・クロウ】
【テイルズオブリバース】
【ピーチパイ演説】
【フォルスゲージ】
【ポプラおばさん】
【ワルトゥ】

▼テイルズオブレジェンディア

【ウィル・レイナード】
【キャラクタークエスト】
【クロエ・ヴァレンス】
【シャーリィ・フェンネス】
【ステラ・テルメス】
【セネル・クーリッジ】
【ソロン】
【爪術】
【テイルズオブレジェンディア】
【投げ技(テイルズ)】
【ふっはっくらえ】

▼テイルズオブジアビス

【イオン】
【ヴァン・グランツ】
【俺は悪くねぇ!】
【ガイ・セシル】
【カルマ(テイルズ)】
【ジェイド・カーティス】
【親善大使】
【タルタロス襲撃】
【超振動】
【テイルズオブジアビス】
【ミュウ(テイルズ)】
【ルーク・フォン・ファブレ】
【レプリカ】

▼テイルズオブザテンペスト

【カイウス・クオールズ】
【テイルズオブザテンペスト】

▼テイルズオブイノセンス
【イリア・アニーミ】
【スパーダ・ベルフォルマ】
【テイルズオブイノセンス】
【ハスタ・エクステルミ】
【るんるん】

▼テイルズオブヴェスペリア
【カロル・カペル】
【フレン・シーフォ】
【ユーリ・ローウェル】
【リタ・モルディオ】
【レイヴン】

▼テイルズオブハーツ
【シング・メテオライト】
【テイルズオブハーツ】

▼テイルズオブグレイセス
【アスベル・ラント】
【鍛冶屋のサル】
【キャラクター名性質】
【疾風怒濤】
【テイルズオブグレイセス】
【フレデリック・バーンズ】
【マリク・シザース】
【マリクビーム】
【リチャード】

▼テイルズオブエリクシア(2も含む)
【アルヴィン】
【エデ】
【ルドガー・ウィル・クルスニク】

▼テイルズシリーズその他

【ウィダーシン】
【カノンノ・イアハート】
【タンス(テイルズシリーズ)】
【テイルズオブザワールド・サモナーズリネージ】
【なりきりダンジョン】
【なりきりダンジョン2】
【なりきりダンジョン3】
【ネガティブニート】
【レディアントマイソロジー】
【レディアントマイソロジー2】
【和田どん・和田かつ】



▼テイルズシリーズ汎用


●かいはつちーむによるげーむないようのそうい【開発チームによるゲーム内容の相違】
D2チーム (D2、R、リメD、H)

D2以降ではTP廃止、リバース以降は連携制限も廃止
ナレーションチャットあり
合成、リライズなどアイテムカスタム要素あり
ロード機能なし (Hだけあり)
海外言語対応バージョンなし (D2[PS2]のみ韓国語と中国語バージョンあり)

戦闘バランス:
基本的に2D
ランダムエンカウント (Hはシンボル式)
普通プレイではHPが9999まで上がらない
リバース以外は秘奥義の発動が簡単
一つのキャラが複数秘奥義を所持 (Hは例外)
H以外は多少難易度が高め

フィールド:
クォリティは微妙だがロードが早い
H以外のフィールドには宝箱あり
リバースとリメDではディスカバリーポイントというものもある


Sチーム (S、A、V)

TP制でそのままシリーズ踏襲
ナレーションチャット無し
スキットスキップ: Start
合成要素あり (Sは無し、Aは交易品でサブイベント扱い、正式起用したのはVだげ)
ロード機能あり
海外言語対応バージョンあり (英語)
戦闘中技名表示時に発動キャラのアイコン付き (Vは味方の術技のみアイコン有り)

戦闘バランス:
基本的に3D(Sは3Dと言えるか微妙な所だが)
シンボルエンカウント
「最強防具」と言っても防御力は100以下のものが多い(D2チーム作品は200〜400程度)
防具性能が低い反面、「魔装具」など武器の性能が高く、ステータスは攻撃中心となった
シンフォニア以外の秘奥義発動条件はまぁまぁ簡単
特定キャラのみ複数秘奥義所持
初心者でも楽しみやすい難易度

フィールド:
クォリティは高いが若干処理落ち気味
S以外のフィールドは宝箱無しでアイテム採取ポイントが設置されている

☆関連語☆
テイルズシリーズの開発チーム


●ぐみ【グミ (テイルズ)】
テイルズシリーズで定番の回復アイテム。
デザインはまんまグミそのものでアップルグミ、レモングミなどの果物系の名前と色をしている。
回復が固定でなく割合で行うので他のRPGに比べどんな安物でも終盤まで効率よく回復できる特徴がある。
一冒険中に一個はトイレでアップルグミを拾う機会があったりするのはご愛嬌。


●ぐれーど【グレード】
テイルズシリーズのシステム。
テイルズオブデスティニー2より採用されたシステムで、
戦闘で行った行動への評価として、毎回の戦闘終了時に数値として表示される。
テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士など、詳細も見れる作品もある。

ストーリー内では特に影響は無いが、クリア後に設けられたグレードショップにて
次の周のプレイ時に前の周で得たグレードを消費して特典を得ることができる。

前身としてテイルズオブエターニアでは、戦闘への評価を百分率で表したPTSが
戦闘後に表示されるが、こちらは良くても悪くても一切プレイに影響は無い。


●くれいじーこめっと【クレイジーコメット】
テイルズオブデスティニー2(以下TOD2)及び、
テイルズオブハーツ(以下TOH)に登場する禁呪。
TOD2では仲間の一人、ハロルドと数名のボスキャラが使用可能。
一定条件を満たすことで、「トゥインクルスター」、「ミックスマスター」、
「プリンセスオブマーメイド」の3つの晶術へ連携させることができる。
禁呪とされているだけあって威力は絶大で、
上記の晶術連携を数回撃つだけでラスボスすらあっさり屠ることができる。
ちなみに上級晶術6種のTP消費量が30程度であるのに対し、
クレコメのTP消費量は160。桁が違う。
その上詠唱にかかる時間も冗談ではないほど長い。

TOHでは仲間キャラの一人であるベリル専用の
コンビネーションブラスター(秘奥義)として登場。
こちらでも同じように、条件を満たすことによって上記の晶術連携が可能で、
TOD2と同じく高ダメージを望める術となっている。
さらに、秘奥義であるため詠唱時間が存在しない。
しかし、システム上TOD2のように連発できる仕様にはなっていない。

☆関連語☆
バランスブレイカー


●こがはざん【虎牙破斬】
魔神剣と並んでテイルズシリーズ常連の技。
内容は上下に2回斬るだけといたってシンプルな技だが、
その上下に2回斬るといったシンプルさ故に使いやすく、
連携にも繋ぎやすいので多くのプレイヤーが愛用してると思われる。
ちなみにこれの強化版の虎牙連斬という技も存在する。


●こすちゅーむ-しょうごう【コスチューム称号】
その名の通り、セットすると衣装が変わる称号。TOS、TOL、TOAなどに存在。
ネタとしか思えないもの(例…バニーガール、コック、戦隊ヒーローなど)も多く、
セット中にシリアスイベントに突入すると、高確率でコント化、台無しになる。
某キャラをうっかり水着のまま殺してしまい、複雑な心境になった人も多いだろう。
逆に、ネタ武器と合わせてギャグプレイに走るのもオススメ。新たな世界が広がります。

補足:この用語が生まれたのは攻略本からではなく、ファン個人による攻略ファンサイトから

☆関連語☆
称号システム


●こちはん【コチハン】
テイルズシリーズに登場する特技。初出はエターニア。
一定確率で凍結の追加効果を持つハンマーを投げる。
これだけなら何てことはないが、
この特技が真に猛威を振るうのは同シリーズのレディアントマイソロジー2である。
本作では追加効果が石化に変更されており、まともに戦えば苦戦必至、
というかまず勝てっこないモンスターも一瞬で葬り去ることが出来る。
レベル上げやレアアイテムマラソンには必須と言っても過言ではない。


●こんぼこまんど【コンボコマンド】
テイルズオブファンタジア、デスティニー、エターニア、デスティニー2に登場するアイテム。
装備すると必殺技や魔法を格闘ゲームのようにコマンド入力で出すことができる。
通常の操作では一度にセットできる技の数が限られており、多くの技を使い分けるにはいちいちセットし直さなければならないのだが、
コンボコマンドならば全ての技を入力次第で使用できるため、状況に合わせた咄嗟の使い分けや連続技を決めることも可能になる。
愛用者も多かったが、D2以降の作品にはパッタリ登場しなくなってしまった。

ちなみに初代テイルズであるSFCのファンタジアではスタッフも具合がわからなかったのか技のランクが上がるとコマンドが異様に難しくなっていく。

時空蒼破斬
右・右下・下・左下・左・右・下・上・右・右下・下・左下・左・右・上・下・決定
(→\↓/←→↓↑→\↓/←→↑↓)

どうしろというのだ。


☆関連語☆
リニアモーションバトル


●さんだーびーむ【サンダービーム】
1)SFC版テイルズオブファンタジアの攻略本に登場する、謎の魔術。
その実態は誤植であり、トラクタービームとサンダーブレードが混ざってしまったのであろう。
文脈からすれば、サンダーブレードと書きたかったのだと思われる。

2)PS版テイルズオブファンタジアに登場する、謎の魔術。
過去のアルヴァニスタで、トラクタービーム・サンダーブレード・サンダーソードと共に売られている。
サンダーソードを買おうとすれば、既に買われていると言われ(買ったのはリリスというキャラ。
実際に使われれば、名前に反して雷属性ではなく、そもそも魔術ですらない。詐欺だ)
サンダービームを買おうとすれば、これは間違いと言われる。
そう、(1)のことである。

3)テイルズオブファンタジアなりきりダンジョンXに登場する、特技。
メルの妖剣系のコスチュームで使用可能で、説明文は「あの幻の技がいまここに…射程の短さはご愛敬」
そう、(1)のことである。
攻略本の発売は1996年、Xの発売は2010年。
実に14年の時を経て、誤植から公式の特技へと大出世したのであった。
元が魔術なのは言わぬが花、なのかもしれない。


●じぇんとるまん【ジェントルマン】
テイルズシリーズに登場する敵キャラ。初出はエターニア。
異様に細長い人型土偶のような敵「クレイゴーレム」の上位種(のようなもの)で、
どういうわけかシルクハット(紳士の紳士たる所以である)を被っている。
お辞儀の動作による頭突き『こんにちは』、腕をもいで落とす『とれた』など、独特の技を使用する。
制作者側が気に入ったのか、シリーズ恒例の隠し/ネタ敵としてその亜種が登場している。
(TOS:ジェントルメン TOL:ジェントルヒドラ、アフロ・メン他 リメD:ジェントルフォース、こくもつ)

何故かシリーズを追う毎に強さ・ネタ度・レア度は増す一方で、最新登場のリメイク版デスティニーでは、
〜カズノコ/〜メンタイ/〜ピータン/〜ワカメの四体と「こくもつ」(ゼノサーガのKOS-MOSのパロ)がおり、
それぞれが下手すればラスボスを撃破したパーティでもボコられる可能性がある程の強さを誇る一方で、
例えばジェントルカズノコの
「カズノコとよばれる伝説のイトノコギリを作ることを生業とすることを頑なに拒んでいる親戚の近所に旅行したジェントルマン」 というようなナンセンスな解説文や、
「自負ニート」「ひゃっほう壁」「お前ライフ1な」などの固有技名称はほとんど悪ノリの印象を受けるものばかりである。

☆関連語☆
ネタ敵 ネタネーミング ラスボスより強い雑魚


●しょうごう【称号】
テイルズシリーズお馴染みのシステム。
ストーリー・戦闘でのさまざまな行動やイベントによりキャラに「称号」が与えられ、
ステータス画面で自由に付け替えて楽しむことができる。
カッコイイ名誉な称号から間抜けなネタ称号までシリーズごとに多様な称号が用意されている。

最初こそ単にステータス画面を彩るだけの飾りがほとんどだったが、
徐々にイベントのキーになっていたり衣装チェンジの効果があったりと実用性が増し、
中期の作品ではなぜかレベルアップ時のステータスの伸びに関わるという超重要な要素にまでなった。

特にTOD2ではこの称号による変動の幅が大きく、
終盤に仲間になるためいまいち称号の恩恵を受けられないハロルドというキャラに
なんとかして称号のボーナスを与えようと、
あの手この手で初期レベルのまま終盤まで進む通称「初期ハロ」という玄人向けプレイが
ファンの間で盛んに行われるほどである。

しかし如何せんこの仕様を最初に取り入れたTOD2が賛否分かれる作品だったためか
以降の作品では称号の効果は段々控えめになり、最近では称号によるボーナスはほぼ廃止された。
このことについて不満を持つやりこみ派のプレイヤーも少なくない。


●しっこくの-つばさ【漆黒の翼】
テイルズシリーズの様々な所で登場してくるグループで、いわゆるシリーズネタ。
盗賊団だったり王国兵だったりと、一貫した設定は3人組というもの以外ほぼ無く、名前が共通なだけである。
シリーズにおいても主人公パーティとの絡みは非常に薄い。
名前をチラリと聞くだけだとか、メインストーリーでもチョイ役で出る程度。

…が、なんとリバースではストーリーにガンガン絡む役へと大躍進。念願のボイスも手に入れた。
序盤から主人公達の行く手を阻み、ストーリー中盤ではかなりの強敵として立ちはだかる。
王国に捕らわれた主人公達を、王国に背いてまで助けてくれたり、モンスターが襲ってきた村を命がけで守ったりと、
かなりのかっこいい場面を魅せてくれた。
「おまえたちみんな、今から漆黒の翼の一員だ!共に戦おうぞ!」は名言。
漆黒の翼ファン(?)にはたまらないもの…かもしれない。


●すきっと/ちゃっと【スキット/チャット】
テイルズシリーズの特徴の1つ。条件を満たすと始まる、仲間キャラ同士の会話。一部を除きフルボイス。
その際の画面は、顔(枠付き)のみ表示される場合と、
バストショットまたは上半身が表示される場合がある。なかなか表情豊か。
元はTOD(PS版)の、フィールド上にキャラを放置すると始まる掛け合いだった。
内容は、雑談やちょっとしたヒントだったりする。
また、重要な話をこれで済ませる場合もあり、____が苦手な者には不評である。
なお正式名称は作品によって異なるが、ファンは一括りに____と呼ぶ。

☆関連語☆
そっちは目的地じゃないぞ


●すけべだいまおう【スケベ(すけべ)大魔王】
TOP、TOS、TOAに登場する、不名誉な称号。
男湯を覗かれて覗き返す(TOP)、仲間の覗きを止めようとして誤解(TOS)、
仲間のイタズラ(TOA)と、実は該当者が一概に悪いとはいえない…かも。
手に入れずに進めることもできるが、称号コンプリートを目指すなら、不名誉なんてもんは気にするな!!
他にも色々トンデモ称号はあるんだし。

☆関連語☆
称号システム


●そうりゅうれんがざん【爪竜連牙斬】
TODのスタンリオン、TOEのレイスが修得する剣技。
敵に向かって突進しつつ、流れるような動きで連続斬りを行う。
威力がそこそこあり、地上の複数の敵を巻き込め、コストパフォーマンスも悪くない良技。

が、この技の真価はその実用性ではなく
「使用可能なキャラがシナリオ中で必ず死亡する」という不吉なジンクスにある。
TODではリオン、TOEではレイスが立て続けに死亡し、
唯一このジンクスに打ち勝ったと思われていたスタンも続編のTOD2で死亡してしまった。
(もっとも、スタンはエンディングで生き返るが)

なお、TOSのリーガルが似た名前の「爪竜連牙弾」という技を修得したが、
こちらは技名が違うためか死亡するようなことはなかった。

その後、しばらくの間この技を見なかったが、
ヴェスペリアにてユーリとフレンがこの技を習得。
ヴェスペリア本編では死んではいないが・・・
続編がでたら注意すべき二人であろう。


●ているずおぶ-しりーずいちらん【テイルズオブ-シリーズ一覧】
複数の開発ライン・外注化・「過てる成果主義」による乱発・移植及びリメイクの頻発・・・でワケワカランな貴方に捧ぐ。
注1)とりあえず情報は2007年末現在のものである。
注2)通しのナンバリングがないため、アルファベット順表記とする。
注3)アドベンチャーであるファンダムと携帯アプリ群は除外した。

凡例 :英語表記 日本語表記<ハード、発売年、開発(表記が無い場合は基本的にナムコ・テイルズスタジオ)

A:the Abyss (ジ)アビス PS2,2005
D:Destiny デスティニー PS,1997/リメイク版:PS2,2006/リメイク版ディレクターズカット:PS2,2008
 デスティニー2 PS2,2002 移植版:PSP,2007
E:Eternia エターニア  PS,2000/移植版:PSP.2005> エターニアオンライン PC,2006-2007,サービス終了済み
I:Innocence イノセンス NDS,2007,アルファシステム
L:Legendia レジェンディア PS2,2005,チーム・メルフェス
P:Phantasia ファンタジア SFC,1995/リメイク版:PS,1998/GBA,2003(SFC版移植)/PSP,2006(PS版移植)
R:Rebirth リバース PS2,2004
S:Symphonia シンフォニア GC,2003/移植版:PS2,2004
 シンフォニア-ラタトスクの騎士- wii:2008
T:Tempest テンペスト NDS.2007,ディンプス

W:the world ザワールド*外伝作品群、初代なりダン/サモリネはナムコ、他はアルファシステム開発。
なりきりダンジョン GBC,2000  同2G BA,2002  同3 GBA,2005
サモナーズリネージ GBA,2003
レディアントマイソロジー PSP,2006

☆関連語☆
テイルズシリーズの開発チーム テイルズシリーズのジャンル名


●ているずおぶしりーずのたて【テイルズオブシリーズの盾】
非常に冷遇されている。
初期の頃はよく見かけた装備品だが、最近では盾を装備できるキャラが少ない。
アビスに至ってはパーティメンバーはおろか、敵の中にも盾を装備したキャラがいなかった。

作品を重ねるに連れて戦闘システムを格闘ゲームに近づけた結果、
攻撃は防御するよりも回避することのほうが多くなり、盾の必要性が薄れていったのだろう。
盾がなくとも防御体勢が取れるのも原因の一つかもしれない。

いつまでも続く「盾」冷遇の風。
テイルズに盾の時代はやってくるのか……乱発される次回作に乞うご期待!!

補足(アビス):ラスダンの雑魚敵の中には、しっかりと盾装備をしているナイト型のやつがいる。
見落とされた原因としては、パーティの武器と比べて、きわめて地味で
目立たなかったことが上げられるだろう。

TOVでは、騎士団仕込みの姫キャラであるエステル、PS3版では騎士団キャラで
あるフレンにそれぞれ盾装備が割り当てられた。
といっても、防具としての盾ではなく、特殊装備としての扱い。
ただし、バリエーションも豊富でネタ装備もある。
何より装備すると武器、コス称号同様に見た目も変化するため、
ユーザー好みの組み合わせで楽しめる。


●ているず-しゅだいか-の-ほうそく 【テイルズ主題歌の法則】
ナムコの看板RPG 「 テイルズシリーズ 」 の主題歌を担当した音楽アーティストは、急速に落ちぶれるという、
アーティストのファンにとって悪夢のような法則
「テイルズ・オブ・レジェンディア( 05年8月発売 )」に主題歌「TAO」を提供した「Do As Infinity」が、
提供曲を最後に05年11月に解散してしまったこと、
さらに、「テイルズ・オブ・シンフォニア( 03年8月発売 )」に主題歌「Starry Heavens」を、
「テイルズ・オブ・シンフォニア ( PS2移植版・04年9月発売 )」に主題歌「そして僕にできるコト」を提供した
「day after tomorrow」が、提供曲発表の2作後のシングルを最後に05年9月に活動を休止したことから由来する。
また、「テイルズ・オブ・デスティニー( 97年12月発売 )」に主題歌「夢であるように」を提供した「DEEN」が、
その後はアーティストとしてもうひとつ振るわないこと、
「テイルズ・オブ・デスティニー2( 02年11月発売 )」に
主題歌「key to my heart」を提供した「 倉木麻衣」が、提供曲収録のアルバム発売後から、
徐々に人気を落としていることからも、こう言われている。
ただし、「 テイルズ・オブ・エターニア( 00年11月発売 )」に主題歌「flying」を提供した
「GARNET CROW 」は、その2年後に初のオリコンTOP10入りを果たし、
「テイルズ・オブ・リバース( 04年12月発売 )」 に主題歌 「 good night 」を
提供した「Every Little Thing」は、その次のシングルでオリコン初登場2位という高順位を記録しているため、
あくまでもジンクスであり " 絶対 " の法則というわけでもない
今後、悪夢の法則は実証されるのか?「テイルズ・オブ・ジアビス(05年12月発売)」に
主題歌「カルマ」を提供し、初動売り上げ16万枚を達成した「 BUMP OF CHICKEN」と、
最新作「テイルズ・オブ・テンペスト( 06年発売予定 )」の主題歌を担当するアーティストの今後の展開に期待。


●ているず-しりーず【テイルズシリーズ】
ナムコの看板作品の一つ。
2006年10月現在、ファンタジア、デスティニー、エターニア、デスティニー2、シンフォニア、
リバース、レジェンディア、ジ・アビス、テンペストの9作が発売されている。
リニアモーションバトル(LMB)という格闘アクションゲームに近い戦闘システムが特徴で、
これにより戦略性の高い、爽快感のある戦闘を楽しむことができる。
シナリオは一部例外はあるものの、シリーズを通して無難な出来であり初心者にもお勧めできる。
また、温かみのあるドット絵にも定評がある。ただし少々同人狙いのキャラクターには賛否両論。
なお、本編の他にも携帯ゲームで外伝的な作品が数本発売されており、ファンディスクもある。
初代作品であるファンタジアを開発したのがトライエースであるため、
トライエースのスターオーシャンシリーズとは姉妹作としてよく比較される。

追記1:2004年後半頃から極端なハイペース(約半年に一本)で発売されるようになった。
これは複数チームで開発を行っているからというのが理由の一つだが、
ファンの間では開発チーム同士の連携の悪さや、粗製濫造による作品の質の低下が心配されている。

追記2:現在起用されている絵師は、本編では藤島康介、いのまたむつみ、中澤一登の3人、
外伝では松竹徳幸、奥村大悟の2人、携帯アプリでは椎名優が担当している。
絵師が多く、特に藤島・いのまた両氏は多くの信者を抱えているため、
他のRPG以上に次回作の絵師が誰になるかが重視されており、ファンの間では論争の的となっている。

追記3:正式名称はテイルズオブシリーズ。ナムコ関係者はテイルズではなく、この呼び方を使用する。
これはナムコが「テイルズ」の商標登録を忘れ、先にネクソン社に「テイルズ」を商標登録されたため。
(ネクソン社はオンラインRPG「テイルズウィーバー」の開発会社である。)
ただし、呼びにくいためか一般ユーザーの間では「テイルズ」「テイルズシリーズ」が多く使われる。

☆関連語☆
バンダイナムコゲームス リニアモーションバトル


●ているずしりーずのかいはつちーむ【テイルズシリーズの開発チーム】
最近のテイルズシリーズがハイペースで発売される理由のひとつとして、
ナムコ・テイルズスタジオ内に二本の開発ラインが存在することが挙げられる。
それぞれ、テイルズスタジオ設立後初めに開発を担当した作品を冠して
「シンフォニアチーム」、「デスティニー2チーム」と呼ばれることが多い。
これは、経済紙にも悪い見本として掲載されたことのある結果主義が*1
同じシリーズだが違うチームが違うゲームを作るという事態を招いた。

前者の担当作品は主に「シンフォニア」、「アビス」で、
キャラクターデザインは藤島康介、シナリオは実弥島巧が担当。
ポリゴンのグラフィックと3Dを生かした戦闘システム、完成度の高い音楽が特徴。
癖がない作風で難易度も低いため、ライトユーザーには好評。
後者の担当作品は主に「デスティニー2」、「リバース」などで、
キャラクターデザインはいのまたむつみが担当。
奥深い2Dの戦闘システムと綺麗な背景グラフィックや温かみのあるドット絵が特徴。
戦闘システムに癖があるため人を選ぶが、ゲーマーには好評。

上記二つの開発ラインの作風は正反対といっても過言でないため、
テイルズ関係の板ではそれについて度々論争が勃発する。
もちろん、それぞれに個性があるため、どちらが良作だとはいえない。

ちなみに、レジェンディアは主にナムコの格闘ゲームのスタッフから構成された
特別チーム「チーム・メルフェス」による作品であり、テイルズスタジオの作品ではない。
また、「テンペスト」や各種外伝作品、最新作「イノセンス」も外注である。

どこが作ったテイルズでも楽しめる奴は勝ち組。

*1
「売り上げに応じてボーナス」という形式のうえ、
新規ものとシリーズものを分け隔てなく評価するので
売れにくい新規よりかは安定なシリーズに開発陣が逃げ込んだため、
シリーズ乱発を招いた・・・とのこと。

☆関連語☆
外注


●ているず-しりーず-の-じゃんる-めい【テイルズシリーズのジャンル名】
バンダイナムコの看板RPGシリーズであるテイルズシリーズは、
それぞれの作品に特徴的なジャンル名をつける事が慣例になっている。
以下に作品名とジャンル名を示す。

テイルズ オブ ファンタジア 「伝説のRPG」(PS版)、「声が彩る、伝説のRPG」(PSP版)
テイルズ オブ デスティニー 「運命のRPG(PS2版では「運命という名のRPG」)」
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 「ダンジョンRPG」
テイルズ オブ エターニア 「永遠と絆のRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2 「コスプレRPG」
テイルズ オブ デスティニー2 「運命を解き放つRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド サモナーズ リネージ 「ファンタジーシミュレーションRPG」
テイルズ オブ シンフォニア 「君と響きあうRPG」
テイルズ オブ タクティクス 「シミュレーションRPG」
テイルズ オブ リバース 「君が生まれ変わるRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3 「コスプレS-RPG」
テイルズ オブ ブレイカー 「RPG」
テイルズ オブ レジェンディア 「絆が伝説を紡ぎだすRPG」
テイルズ オブ コモンズ 「変わりゆく世界 信じる想い 共に歩んでゆくRPG」
テイルズ オブ ジ アビス 「生まれた意味を知るRPG」
テイルズ オブ ヴァールハイト 「生きる意味を見つけるRPG」
テイルズ オブ ザ テンペスト 「魂を呼び覚ますRPG」
テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー 「きみのためのRPG」
番外編
バテン・カイトス 「君とはじめて出会うRPG」


●でっきぶらし【デッキブラシ】
テイルズシリーズに代々登場するネタ武器。
あまり威力がなく、そのため相手を一気に倒さずに、コンボを何度も続けるのに向いている。
また、TOD2ではロニに装備させると、彼のネタ秘奥義震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃」の
失敗版の発動確率を上げることができる。
さらにTOEでは、「セレスティア7大秘宝」の一つで、
「ポニーテールのハーフエルフがそれを使って戦った」という、
シリーズのファンならニヤリとさせられるエピソードが付加されている。
歴代の装備者は、TOPがアーチェ、TODがスタンなど、TOEがリッド、TOD2がロニ、
TOSがリフィル、TOLがウィル、TOAがジェイド

追記:ちなみに、TOPのデッキブラシの説明文から察するに、元ネタは「魔女の宅○便」だと思われる。』


●ばきゅら【バキュラ】
1)「ドルアーガの塔」の遠藤氏が作ったSTG「ゼビウス」。
そこに出てくる謎の黒い板。256発撃てば倒せるとの噂(都市伝説)があるが、絶対に無理。

☆関連語☆
遠藤雅伸 都市伝説 噂

2)テイルズおなじみ、同社の他のゲームのネタ。
なりダン1には最強クラスの服として登場。どうやって着ているのかはツッコミ禁止。
TOSでは仕掛の一部。解くと、雑魚敵として____が出てくる。
元ネタの噂通り、256発攻撃を当てれば倒せる(技の強弱は関係ない)。
時代もゲームジャンルも越えて、噂は現実になった。

☆関連語☆
和田どん・和田かつ 都市伝説


●ひえんれんきゃく【飛燕連脚】
テイルズシリーズではお馴染みの、ジャンプして蹴りの連撃を見舞う初歩的な攻撃技。
魔神剣・虎牙破斬と並んで主人公剣士の標準装備というイメージの古参プレイヤーも多いが、
テイルズオブエターニアで格闘スタイルのキャラが登場して以来は剣士が使う機会はあまりなかったりする。

攻撃時間・移動距離が微妙に長いため技としての汎用性はそこまででもなく、
毎回派生技が増えついには秘奥義にまで昇格した上記二つの常連技と比べると
格闘キャラがいないシリーズでは派生技どころか存在自体がなかったりなど何かと地味な存在。
とはいえ最近は斬撃メインのキャラの数少ない打撃手段として重宝されたり
低空から空中コンボを組み立てる起点となったりと、
戦闘システムの進化とともに何気に活躍の場を増やしていたりする。
でもやっぱり地味。


●ひおうぎ【秘奥義】
テイルズシリーズに登場する、いわゆる必殺技。
発動させるための条件、それを満たすための難度は作品によって大きく異なる。
シンフォニアに至ってはキャラによって異なるが、使用できるのがほとんど終盤、
しかも発動条件が非常にシビアであり、攻略本などで情報を収集しないと、
一度もお目にかかることのないままエンディングを迎えてしまいそうである。

見事発動させれば、使用キャラクターのカットインと共に強力な攻撃を見舞うことができる。
確かに派手な演出、発動の難度に見合った威力はかなりのものなのだが、
何かを踏み外してしまったがために、「サムい」「明らかにネタ」と言われてしまうものも。
一時的にキャラクターの操作を必要としなくなるため、彼らが何事かを叫びながら
勝手にドッカーンバッカーンやってるのを黙って見守るのもなんだか空しい、気がする。

☆関連語☆
刹華斬 義憐聖霊斬 震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃 馬鹿なっ!


●ぴこはん【ピコハン(テイルズ)】
テイルズでは、下級術技の1つ。当てるとたまに気絶。
____を相手の頭上に落とす(魔法)、または相手に投げ付ける(特技)。上位術技はピコピコハンマー。

派生技に
・コチハン(またはコチコチハンマー。凍ったもの)
・ポイハン(毒属性)

が存在。また、雨のように降らすピコレイン、TP(MP)が切れるまで延々と投げ続けるエターナルスローもある。


●ふぁいあすとーむ【ファイアストーム】
テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション
(以下、クロスエディションと呼称)に登場する火属性中級呪文にして、最強呪文。

元々(PS版)は、画面を炎の渦と12個の火の玉が横切り、
火の玉一つで10程度、炎の渦で1500程度のダメージを与える呪文だったのだが、
クロスエディションでは火の玉まで1500程度のダメージを与えるようになってしまった。
これにより、火属性のみならず、全属性の呪文の中で最強の威力を誇るようになる。
ダメージは敵が使っても変わらず、術のダメージは装備品での属性耐性の付与以外では軽減すら出来ないので、
対策を怠れば、例えレベルが999でも一瞬で壊滅的なダメージを受けるか、当たり所が悪ければ全滅することも。

☆関連語☆
テイルズオブファンタジア


●ふぃるーるどおぶえふぃくと【F.O.E(テイルズ)】
テイルズオブデスティニー2に登場した戦闘システムの一つ。
敵の周囲に魔法陣が出現し、その中に入ると状態異常になったり、敵のHPが回復したりする。
特にバルバトス戦での毒、エルレイン戦での凍結に泣かされた人は少なくないだろう。
テイルズオブリバースでは、このシステムに近い陣術が登場し、
味方キャラであるアニー・バースが使えたが、微妙な性能になってしまった。


●ぶるーあーす【ブルーアース】
テイルズオブエターニア、リバースに登場する隠し技。
エターニアでは召喚術「マクスウェル」の追加技。エフェクト中に追加入力を行うことで
「デュアル・ザ・サン」
「エタニティ・スォーム」
「プリズミックスターズ」
「ブライティスト・ゲート」
「エクスプロージョン・ノヴァ」
「マクスウェル・ロアー」
「ディメンジョン・マテリアル」
「ブルーアース」
と次々と派生技を出すことが出来、
最後のブルーアースまで出し切ると、味方全員が全回復し、さらに10万もの経験値ボーナスが得られる。
ただし派生技のダメージが非常に高く、大抵の敵は途中で死んでしまうので最後まで出せる相手は非常に少ない。

ちなみにこの技、ゲーム内はおろか攻略本にすら一切載っておらず、
とある攻略サイトにおけるROM解析によって初めて存在が発覚し、
有志による派生コマンド調査によってようやく日の目を見たというまさに「隠し技」であった。

リバースではトドメ専用の技である「秘奥義」として登場。派生の中身もちょっとだけ違う。
こちらは攻略本に載っており、さらにトドメ技という性質上、演出終了まで敵が死なないので決める機会も多いが、
「コントローラーを2つ使ってボタンを規定回数押す(多すぎても少なくてもダメ。
別のボタンに触れてもダメ)」と今度は操作手順が非常に難しくなった。


●まーぼーかれー【マーボーカレー】
テイルズシリーズにほぼ毎回登場する(Lではマーボーカレーパン)究極の料理。
これを食せばたちまちHPとTP(MP)が全回復する。
想像するだけでいかにもおいしそうな上、
2つの料理を混ぜるだけという単純な作り方のために実際に作って食すファンが多い。
配分を上手く調整すればかなり美味になるとのこと。

テイルズチャンネルの一番好きなアイテムランキングでは一位に君臨し、
また「たのみこむ」で商品化が提案されたりと、ファンの間では相当な人気を誇る。

なお、下記はナムコのPR誌「NOURS」で紹介された公式レシピである。

<用意するもの>カレールー、ひき肉、たまねぎ、麻婆豆腐の素、豆腐

1.たまねぎをみじん切りに、豆腐はさいの目に切る。

2.熱した鍋に油をひき、たまねぎを炒める。

3.ひき肉を入れて塩コショウで味を調えながら炒める。

4.火が通ったら水をいれ、煮立ったらアクを取る。

5.いったん火を止めカレールーを溶かし入れる。

6.再び火をつけ焦げ付かないように弱火にする。

7.麻婆豆腐の素を入れ、火が通ったら豆腐を入れる。

8.豆腐が崩れないように弱火で煮込んで出来上がり。


ついに2008年12月、コンビニ弁当として期間限定で販売された。

販売期間:2008年12月9日(火)〜12月22日(月)

☆関連語☆
料理


●まじかるぽっと【マジカルポット】
1)
テイルズオブデスティニー2に登場するアイテム。通称マジポ。
使用するとアイテムが一つ飛び出し、その後3分間使用不能になる。
飛び出すアイテムは大抵安価な食糧や回復アイテムであるため、普通にプレイしていると
存在を忘れられてしまい、殆ど使用される事も無くゲームをクリアしてしまうこともある。
しかしこのアイテム、キャラのステータスを上昇させる薬草を出すことがあり、
その薬草を狙ってマジポを使用し続けるプレイヤーが後を絶たない。
マジポ使用→リセット→ロード→マジポ使用…
という単調な作業を延々と繰り返すことになるため
マジポ使用→薬草出現→リセット→( ゚д゚ )
となるのは最早お約束である。
ちなみに、連射機があれば3分ごとに自動でマジポを使用することが出来るため、
○ボタン連射状態で放置して、薬草を稼ぐプレイヤーも。


2)
テイルズオブリバースに登場するアイテム。
1のものとは違い自分で使用することは出来ず、フィールドに落ちているチケットを
食糧調達施設に持っていくことで、ダンジョン探索中などに自動で食糧が送られてくる。
こちらも低確率で薬草が送られてくることがあるため、
やり込み好きなプレイヤーによって利用されている。

☆関連語☆
テイルズ やりこみ 薬漬け


●まじんけん【魔神剣/魔神拳】
テイルズオブシリーズで主人公が最初から習得、もしくは最初に習得する基本技。
地を這う衝撃破を繰り出す技で、序盤や遠距離戦で重宝される。
派生技に「魔神剣・双牙」「剛・魔神剣」などがあり、
レジェンディアにおいては新たに「魔神剣・瞬牙」「魔神剣・絢舞」
「魔神拳・竜牙」という派生技が追加された。
ちなみにデスティニー2の主人公カイルだけは使えない。
主に前作との差別化のためだと思われる。

追記:元ネタはバスタード


●りにあ-もーしょん-ばとる【リニアモーションバトル (テイルズ)】
1)テイルズシリーズにて伝統的に採用されているバトル方式。略してLMB。
敵キャラと味方キャラとが一直線のライン上に向かい合い、
まるで格闘アクションのように互いに攻撃を加えあう。
昔は攻撃した後いちいち定位置に戻るなど、問題も少なくなかったが、
シリーズを重ねるごとに徐々に進化を重ね、
今では通常のアクション並み(時にそれ以上)の
激しいアクションバトルが展開されるようになった。
その特徴ある戦闘方式ゆえか、同様にアクション風味のバトルを採用している
スターオーシャンシリーズと何かと比較されることが多い。
ちなみにテイルズシリーズの中でも「なりダン1」や「サモナーズリネージ」と、
密かにLMBを採用していないものも存在する。

2)TOD2の戦闘システムは正式には
トラスト&タクティカルリニアモーションバトルシステムという名前。
ここまで長くなると、スタッフですら正確に覚えているか怪しいものがある。
というか、戦闘システムの名前ごときにここまでこだわる必要があるのだろうか。
あまりの長さに、雑誌のレビューで早口言葉呼ばわりされてネタにされていた。

☆使用例☆
A「長いわ! トラスト&タクティカル___システム・・・なんて覚え切れんわ
  覚えやすい名前につけなおせ」
B「・・・えーと」
A「トラスト&タクティカル___システム より短ければ何でもいいぞ」
B「覚え切れてますよね!?」



▼テイルズオブファンタジア


●あーちぇ-ひしょじょ-もんだい【アーチェ非処女問題】
テイルズオブファンタジアのキャラクターであるアーチェが
あるイベントでした衝撃の告白のこと。
ユニコーンに会いに行くというイベントがあるのだが、
アーチェは同行を拒否する。その理由が以下のものだった。

1.ユニコーンは「清らかな乙女」の前にしか姿を現さない。
2.でも「自分には昔彼氏」がいた。
3.だから自分がいたら出てこないかもしれない…

と、意味深な過去の告白をする。
RPGでキャラが恋愛や性関係をほのめかすのは珍しくないが、
健全、健康的なイメージの強いテイルズシリーズ(初代)で、
しかも無邪気で幼い印象のあるキャラが「自らを清らかでない」
と暴露したので印象に強く残ったプレイヤーも多いだろう。
特にアーチェはサブヒロインのような扱いで人気も高いので邪推してショックを受けた人も少なくない。

ただ作中では1〜3以上の詳しい説明はなく真相は謎のままである。


●あみぃ・ばーくらいと【アミィ・バークライト】
テイルズオブファンタジアの登場人物、パーティキャラのチェスターの妹。年齢は不明、小説版準拠なら14〜15歳。
早くに両親を亡くしており、チェスターと二人でトーティス村に住んでいる。
しっかり者で家事が得意であり、SFC版とGBA版を除いて、マーボーカレーをファンタジアで唯一作れる。
あまりの美味さにHPとTPが完全回復する上に時間も掛からないので、何度も食べた方も多いだろう。

主人公のクレスに恋心を抱いており、狩りに行く前に手作りのマスコットをプレゼントしてくれる。
チェスターもこれを歓迎しており、いずれクレスと幸せな家庭を築いていただろう。

ゲーム序盤、ダオスに操られた者達によって村は襲撃され、彼女も命を落とすことになる。

余談だがテイルズオブファンダムVol.1ではアミィが主役の話や
小説では別世界で死なずにクレスと幸せな家庭を築いていくだろうと思われる描写があったりする。


●いえろーけーき【イエローケーキ】
SFC版テイルズオブファンタジアに登場するアイテムで、種類は交易品(場所によって売却価格が変動する品物)。
見た目は黄色いケーキなのだが、食べられない。
だが、戦闘中に攻撃アイテムとして使うことが可能であり、使うとエクスプロード(火属性最強の魔術)と同じエフェクトで
敵全体を攻撃する。
その際のダメージは、主人公のレベルで変動する。

これだけなら、ただの一風変わった交易品なのだが・・・。
イエローケーキという名称、爆発(キノコ雲に見える)という効果から推測するに、その正体は恐らくはウランである。
こんな物を爆発させて、果たして主人公達は大丈夫なのであろうか?

余談だが、このアイテムが一番高値で売れるのが、オリーブヴィレッジという砂漠にある村(未来限定)である。
村の中ならどんな店でも売値は一緒なので、食材屋に売りつけるという暴挙も可能だったりする。
オリーブヴィレッジの皆、逃げてー!


●かないみかとこおろぎさとみ【かないみかとこおろぎさとみ(テイルズオブファンタジア)】
かないみかはロリ声、動物声優の大御所、
こおろぎさとみは動物、赤ちゃん役の声優として有名なベテラン声優。
この二人、大変声が似ている。
そのそっくりぶりは、声の聞き分けの難しい声優の話題では頻繁に挙げられたり、
本人たちですら録音したものがどっちの声かわかならかった事があるらしいなどエピソードに枚挙がない。

そんな二人が共演したゲームがある。
SFC、およびGBA版テイルズオブファンタジアである。
この作品で、こおろぎさとみはヒロインのミント役、かないみかは魔法使いのアーチェ役を演じた。
だが案の定というべきか、SFCの音質では声の聞き分けは至難の業となった。
特に戦闘中の「きゃあ」「わー」などの悲鳴はほぼ聞き分けができず、
どちらがやられているのか声では判別できないという、カオスな状況を生み出した。

なお、SFC版ではボイス付き女性キャラはこの二人しかいない。
なぜたった二人しか起用されない女性声優を、よりによってこのそっくりな声質の二人にしたのであろうか・・・

そのせいなのかどうなのか、PS版リメイク以降ではミントの声優はこおろぎさとみから岩尾潤子に変更されている。
声で混乱することはなくなったが、かえって物足りないとこおろぎミントを懐かしむファンもいるとか。


●くれす・あるべいん【クレス・アルベイン】
テイルズオブシリーズの第一作「テイルズオブファンタジア」の主人公。
シリーズ10周年記念のロゴで魔神剣をやっているあの人である。
TOE(テイルズオブエターニア)でゲストとして闘技場で闘うことが出来るが、
彼の魔神剣連発や時空剣技に苦しめられたプレイヤ−は数知れず。
性格は初代作である分、真面目な好青年だが派生作品ではダジャレネタが強調されている。
(本編のダオスをだおす!カレーはかれぇ、などの発言がきっかけ)
宿敵であるダオスと時空を超えた戦いを繰り広げるが、
PS版以降では「ダオスは魔術でしか傷つかない」という設定を完全に無視し、
アルベイン流剣術でダメージを与えることが出来るツワモノでもある。


●すくるど【スクルド】
1)
北欧神話におけるノルン三姉妹(の三女?)でヴァルキリー。
RPG界においては(北欧神話自体もそうだが)非常にマイナーな存在で
スクルドとしてはヴァルキリープロファイルや女神転生シリーズに
(殆どこっそりといえる)存在をしているぐらいである。
これはベルダンディー(ベルザンディ)、ウルド(ウルグ)においても同じである。

ちなみに「ノルン」だともう少しは登場している。

2)
TOPにおいて文字選択式パスワードを入力する際、この名前を入力できる。
正解ではなく、入力ミスメッセージが流れる際に通常とは異なるメッセージが流れる。
(ちなみにこれ以外にも少しある)
恐らく・・・というか間違いなくノルン三姉妹を日本に知らしめたと言える
絵師に対するファンサービス。


☆関連項目☆
北欧神話


●だおす【ダオス】
1)テイルズオブファンタジアのラスボス。時空を移動できる。
実は主人公のいる世界とは別のデリス・カーラーンという世界からきていて、
デリス・カーラーンを守るために必要なエネルギーを無駄に使用する魔科学を研究するミッドガルズ国と
主人公の時代の百年前に戦争を起こし一度負けるが、主人公の時代の数年後ミッドガルズを滅ぼす。
設定では魔術しか効かないはずだがしっかりと攻撃が効く。
しかしこちらの攻撃が途切れると与えたダメージをそのまま回復するやっかいなやつ。(SFC版のみ)
彼が戦う理由から倒しにくい人は多かっただろう。

2)テイルズオブファンタジアのラスボス。
人を操る力を持っていて、ユークリッド騎士団長マルスを操って主人公クレスの故郷を滅ぼし、
自らの力が封印されたペンダントを強奪させて復活した。
時空転移の能力も持っており、敗れる度に時空転移し、幾度も窮地を脱するが、
結局は未来でクレスらによって倒される。

彼の本当の目的が、ユグドラシルのマナの力(大いなる実り)で
故郷デリス・カーラーンを救うことであったため、彼に対して同情的な意見も多数あり、
LIVEALIVE魔王オディオなどと並んで可哀想なラスボスと呼ぶ人もいる。
しかし、その目的を達成するために現代で主人公の村トーティスを滅ぼし、
過去ではハーメルの町を滅ぼし、未来ではミッドガルズを滅ぼしているなど、
あまりにもその所業が血塗られているので、
果たして彼が本当に同情されるべきかは疑問と言わざるをえない。
そういう点では、DQ4のデスピサロにも通ずる所がある。
なお、ゲームでは塩沢兼人氏がその声を担当していたが、
塩沢氏が逝去されたためにOVAでは森川智之氏が代役を務めている。

☆関連語☆
ゼクンドゥス


●てぃーおーえふ【TOF】
1)RPGのテイルズオブファンタジアの略称。
が、正確にはファンタジアの頭文字はPであり、
(テイルズオブファンタジアの正式な綴りはTALES OF PHANTASIA )
ファンタジーの(FFの?)Fと勘違いした奴により時折書き込まれる。
よく突っ込まれるが、その後書き込んだ奴の天然(?)に乗じ、
幾人かが釣りでTOFと書き込むことも・・・

2)テイルズオブファンタジア・・・ではなくテイルズオブファンダムの略称。
ファンタジアの方の綴りはPhantasiaであるため本来TOPと略するのが正しいが、
時に素でFantasiaであると勘違いしTOFと書き込んでしまう輩がいる。
そんな時には優しく「あー、テイルズオブファンダムのことね」と返してあげよう。

☆関連語☆
略称


●ているずおぶふぁんたじあ【テイルズオブファンタジア】
言わずと知れたテイルズシリーズ第一作。
ドラクエ6と発売時期が被ったり、スタッフの一部が抜けてAAAを設立したりと逆風に見舞われたものの、
簡単なコマンド入力でリアルタイムにキャラを操作する戦闘(LMBS)は発売当時としては画期的なものであり、
ありがちながらも個性的なキャラや、王道ながらも意外性のある展開など、
シナリオもしっかりしたものであったため、単発作品としてはなかなかのヒットを飛ばした。
テイルズシリーズにしてはアンチが少なく、現在でも根強い人気があるため何度も移植がなされている。

☆関連語☆
リニアモーションバトル


●ふれた-だけ-で-そくし【触れただけで即死】
戦闘にアクションゲームの要素を持ち込んだことで話題になったテイルズオブファンタジアが、
本当にアクションゲームの要素を持ち込んでしまったという証拠。
普通なら「糞ゲー」の一言で終わる所だが、
幸いこの特性を持った雑魚が隠しダンジョンにしか存在しないので、
プレイヤー公認の嫌な敵となるだけに終わった。

☆使用例☆
「あいつは_____だ。戦闘開始直後に逃げろ。」


●みんと・あどねーど【ミント・アドネード】
テイルズオブシリーズの第一作「テイルズオブファンタジア(以下TOP)」のメインキャラクターの一人。
いわゆる白魔法っぽい力「法術」を使うことが出来る法術士の女性であり、戦闘では主に回復担当。
清らかな乙女にしか心を開かないといわれるユニコーンの助力を得ることに
成功するイベントがあるなど、穏やかな清純派ヒロインという感じのキャラである。

TOPの各機種での移植版(GBA、PS、PSP)やOVAでは、声は声優「岩男潤子」が演じているが
元祖であるスーファミ版だけは「こおろぎさとみ」という声優が声をあてている。
移植の際に声優が変更された理由は、TOPのもう一人のヒロインであるアーチェの声優
かない みか」とその「こおろぎさとみ」の声質がやたらと似ているため
バトル中にダメージ声を聞いてもミントとアーチェどっちがダメージを受けたのか
とっさに判断しにくい、というちょっとマヌケな問題があったからだと言われる。



▼テイルズオブデスティニー


●うっどろう・けるう゛ぃん【ウッドロウ・ケルヴィン】
TOD(TOD2にも)に登場する仲間の一人。
ソーディアンマスターであり、一国の王子(中盤からは王)という重要な役割でありながら、
会話が少ない、戦闘で使える特技も少ない、本格的に仲間になる時のLvが低い、
彼のソーディアンは第二部中盤〜終盤まで使えない、などとことん不遇。
彼のソーディアンは風属性であることからも、しばしば「空気王」と呼ばれることになる。

しかしリメイク版TODではレベル調整がなされ、またソーディアンが中盤から使えるようになる、
間合いによって剣と弓を使いこなせるようになるなど、大幅に強化された。
とはいえセリフの少なさは相変わらずのままの上に(むしろ減ったという意見もある。)
控えに置くことでエンカウント率が微妙に下がるという特性まで付加されたため、
一説には敵にまで空気扱いされているのではないかとも言われている。

☆名台詞☆
「何、気にすることはない」、「もっと考える。答えが出るまでね」、「リミッターを外させてもらう!」

☆関連語☆
刹華斬 ソーディアン 空気キャラ


●きゅあふらっしゅ-ごうしょうらい【キュアフラッシュ剛招来】
PS2版テイルズ オブ デスティニー最強にして禁断の奥義。
宝石(いわゆるアクセサリ)の「キュア」、「フラッシュ」、
スタンの特殊装備「バトルガントレット」を装備することで使用可能。

バトルガントレットの効果でチャージ(□+↓で発動)が剛招来(周辺にダメージ、攻撃上昇)に変化し、
宝石フラッシュ(チャージ後一定時間無敵)の効果で敵から攻撃を受けず、
宝石キュア(チャージ時に回復)の効果で回復する。

つまり攻撃を受けず、一方的に殴り、一方的に回復する外道な技なのである。
しかしその強さのせいで戦闘がつまらなくなることもあるので使用の際は十分注意が必要。


●じぇんとるふぉーす【ジェントルフォース】
テイルズオブディスティニーにおいて、サブイベントで出てくる敵。
それぞれ「ジェントル」を名前の頭に付けた食べ物のモンスターで、
カズノコ、ピータン、メンタイ、ワカメの4者。
ステータスはHP76500、その他オール765。
攻撃方法は果たして攻撃と言えるのであろうか、呼べないものが多く、
挨拶による頭突き「こんにちは」、スキップによる蹴り上げ「すきっぷらんらん」など。
その他、「自負ニート」や「ひゃっほう壁」など、シリーズパロディ技を使う。
単体ではそれほど怖くない。・・・そう、単体では。

某所のサブイベント戦においてこれら4者と一度に戦うのであるが、
中途半端な立ち回りでは「すきっぷらんらん」を複数人連続で決められ、
蹴られて浮かされハメられ、お手玉の末全滅する。
後に残るのは断末魔と楽しそうにスキップするジェントルたちのみである。
NORMAL辺りならば、ある程度のプレイヤーの腕をもってすれば何とかなる。
HARDでは難易度補正により攻撃・術攻が995になり(主人公側のステータス最大は999)、
最高難易度CHAOSに至っては、HPが初期値の4倍、攻撃・術攻が2.5倍。当然限界突破。
対策しないと中級魔法で6、7000食らって一撃死するレベル。(しても気絶したりで結局変わらなかったりするが)
こいつのためだけにキュアフラッシュ剛招来を解禁する人も少なくない。
CHAOSでまともに戦い勝利した貴方、立派な廃人です。

☆関連語
キュアフラッシュ剛招来


●すたん・えるろん【スタン・エルロン】
1)テイルズオブデスティニ―の主人公。
田舎地方出身の剣士。素直で熱血、RPGの王道的な性格。
当時のRPGでは珍しくよその家のタンスを開けてはいけないという常識を持つ。
ただし、不法侵入は気にしない。
続編テイルズオブデスティニ―2の主人公カイルの父親でもある。
リメイクでは、皮肉を言われても皮肉だと気付かなかったり、空に向かって吼えたり、
四文字熟語が出たらすぐにディムロスに頼ったりと「ボケ一辺倒」のキャラになってしまった。
良くも悪くもバカ正直で、良い人。
仲間を思いやる描写が増え、無意識のうちにパーティの人間関係を良くしていっている。

戦闘では様々な属性の技を覚えるようになったため、どんな状況にも対応できる万能主人公となった。
更に禁断の「キュアフラッシュ剛招来」もある。もうの方が強いなどとは言わせない。

2)テイルズシリーズで冷遇されている主人公、その1。
最近ではヴェイグ(TOR)、カイウス(TOT)など、冷遇されている主人公も増えたため、
あまり冷遇されているという感じはしなくなった。

新作において前作までのキャラがファンサービスで出てくるこのシリーズで、
その出番を妹に奪われ、唯一の出番のエターニア隠し召喚では美味しいところをライバルに奪われた。
さらにシンフォニアでは彼を差し置いて王様が出てくる
正当な続編デスティニー2では既に死亡している上に、
命がけで守った息子はゲーム史に残るDQNに育ったため親としての資質まで問われている。
一応フォローしておくと、本編のカイルを育てたのはあくまでもルーティであり、
エンディング後(=スタンが殺されなかった世界=正史)でのカイルは一応まともな性格に育っているため、
一概に彼が悪いとは言いにくい。


●せっかざん【刹華斬】
リメイク版テイルズオブデスティニーにおいて、仲間の一人ウッドロウが使う最強の奥義。
「リミッターを外させてもらう!」のセリフとともに、全身全霊を込めた怒涛の攻撃を発動させる。
しかし、この技を使っても戦闘が終了しなかった場合、使用者であるウッドロウは死亡する。
ウッドロウ自身元々ネタにされていたことに加え、威力とリスクのあまりの高さや、
発動時のセリフ、決着がつかなかった時の散りっぷりなどがファンに受け、ネタにされている。

☆関連語☆
自爆技


●でぃふぃにっとすとらいく【ディフィニットストライク】
PS2版テイルズオブデスティニーのバトルシステムの1つ。略称DS。
1P操作で特定の敵に特定のキャラの特定の連携を決めることで、以下の効果を得られる。
・連携の最中は敵のHPが0にならない
・最後まで決められた敵は2秒間気絶する
・最後まで決められた敵はアイテムドロップ率が2倍になる(初回のみ100%になる)
ただし、同じ戦闘中で同じ敵に決められるのは1回のみ(最後まで決める前ならやり直し可能)。
指定される連携は「ディフィニット戦記」で確認可能で、決めるとその敵のページに★マークが付く。
また、地域ごとの全ての敵について達成するたびにご褒美アイテムを貰える。

ゲーム内の解説では「戦闘を有利に進行させる」となっているが、実態は完全にやり込み要素。
中には詠唱時間が必要な術を含む連携や、他のキャラの攻撃を挟まないと繋がらないものもある。
ディレクターズカット版ではDC目当ての戦闘を自由に行えるディフィニットモードが闘技場に追加されたため、
アウトフィールドの戦闘で無理に狙う必要がなくなった。


●ているずおぶですてぃにー かみのめをめぐるやぼう【テイルズオブデスティニー 神の眼をめぐる野望】
テイルズのナムコ公認漫画で最初に連載された作品。連載時期は1998年初頭〜2000年晩秋の約3年間。
雑誌は今は亡き月刊ファミ通ブロス、全6巻+外伝2話。作画は啄木鳥しんき。
作者による実験的な追加設定、本編とはひと味違う展開により、ゲームとは似て異なる話となっている。
そのため多少のツッコミ所はあるが人気は高く、特に終盤の某キャラ再登場には
多くのファンが歓喜し、雑誌は一時期お祭り騒ぎになった。
だが、一部敵キャラの未登場、出番の減ったキャラ、イラストのクセなどが気になる人もいるようだ。
ちなみに、何故ああまでオリジナルの展開になったのかというと、

・ゲームを知ってる読者でも知らない読者でも、同時に楽しめるように
・某キャラが生きてたら、どんな話になるのか考えていたら一つの可能性が見えた
・キャラ同士のつながりとか、気持ちの変化を細かく描いていたら増えていった

だったそうな(連載終了後にあったロングインタビューから拝借)。
同時にシナリオ変更に関しての線引きが難しかったらしい。

その後、続編のTOD2やTODのリメイク版が発売されたが、双方の余りにも杜撰なシナリオ、
本作を逆にパクった(?)追加設定、スタッフの本作を否定するかのような発言により、
ムカついたファンが続出。結果、ゲームとの矛盾は広がったものの、本作の人気は高まった。
ちなみに、作者本人もTOD2アンソロあとがきにて自身の作品に対しての葛藤を述べていた。
現在、単行本は絶版になっており、ファンの間では伝説的な漫画となっている。

余談だが、他の作者と別雑誌によるPS本編そのままのTOD漫画も存在する。

☆関連語☆
リオン・マグナス ハロルド・ベルセリオス


●なりきり-あいてむ【なりきりアイテム】
リメイク版テイルズオブデスティニーに登場する装備品の一種。
ゲーム中での実際の表記は「なりきり○○」(○○=キャラクター名)。
その名の通り戦闘時のみキャラクターを別のキャラに「なりきり」させるアイテムであるが、
もはや変身と言ったほうが相応しいほどのなりきり具合で、
ステータス・装備・攻撃属性以外は姿や声など全てが本人と全く同じになる。

とはいえやはり想像を巡らせてしまうのが人の性か、多くのプレイヤーは
男性キャラが女性キャラになりきっている様などを頭の中で思い描いてしまい
やるせないやら笑えるやら色々なのだが、さらになんとこのアイテムは複数入手が可能なため
「戦闘に入った途端パーティが四人とも主人公」などの大変にカオスな状況を作り出すことができる。
戦闘終了後に全員で揃って同じ勝利ポーズを決める光景はシュールの一言に尽きる。

実際は単なるネタアイテムに留まらず、キャラクターの短所・属性を補ったり
長期または永久に離脱するキャラを使い続けたりと、意外に…というかかなり役立つ重要アイテムである。
「なりきり」に関しても、パーティはほとんどが年若い美男美女なのでそこまで気にもならないだろう…
が、パーティ中でも異彩を放つガチムチスキンヘッドなナイスガイ『マイティ・コングマン(39)』に限っては
なりきる場合もなりきらせる場合も何だか割り切れないものを感じざるをえない。
こいつがまた防御が脆いキャラの多いTODではなりきり要員として優秀で、ありがたいやらありがたくないやら。

重要アイテムではあるがネタアイテムであることも紛れもない事実なので、ご利用は計画的に。


●のぞきえいゆう【覗き英雄】
TODに登場する人物。
主人公の妹のリリスが風呂に入っているところを覗くため、日々主人公の家の窓に張りついている。
雨が降ろうが槍が降ろうが世界崩壊直前になろうがリリスが所帯持ちになろうが覗くのをやめない。
動機は不純だが、何があろうと覗き続けるその根性はたいしたものだと感心する。
続編であるTOD2にもしっかり登場し、20年近くたっても現役であることをアピール。
そんな彼もついにリリスに見つかり、地獄を味わうことになるのであった。


●はろるど・べるせりおす【ハロルド・ベルセリオス】
PS版の「テイルズオブデスティニー」設定のみ登場したマッドサイエンティスト(♂)
当時の設定では、「地上軍一の天才だが、実はマッドサイエンティスト」、
「新世界創造のため、永遠の命ほしさに実の兄貴差し置いてソーディアンになった」、
「歪んだ人格がミクトランと同調し、受け入れた」など、ミクトラン以上にラスボスの素質ありなキャラであった。
そのためか、かのブロス版TODコミックスではミクトラン無視で黒幕に昇進していたなど、なかなかの悪役ぶりを発揮していた。

が、その後出た続編のTOD2で、スタッフの「面白そうだから」な理由一つで、パーティキャラ昇進&性別が女性に変更。
前作の設定をとことん無視したこの対応に、ぶちキレたファンが続出。
現在でも、ブロス版コミックス信者辺りに叩かれている。

ちなみにTOD2のハロルド自体は幼児体型&電波系性格から、ほとんどネタキャラ系だが、
言うことは意外にマトモでジューダス同様パーティーの知識担当である。
なお、彼女が覚える晶術「クレイジーコメット」は一定の手順を踏めば、さらに追加晶術として強力な技が繰り出せるようになり、
特に最後に出る「プリンセスオブマーメイド」はシリーズ最強魔法と謳われており、
ラスボスのみならず、隠しダンジョンの裏ボス撃破に欠かせないキャラである。


●ふぃりあ・ふぃりす【フィリア・フィリス】
テイルズオブデスティニーのパーティキャラの一人。
ストレイライズ神殿の神官、性格は前作のヒロインであるミントと同じように清純可憐・・・のはずだったが、
『ミントとかぶる』というプロデューサーの一言で、
危険な実験が大好きというマッドサイエンティストにされてしまった可哀相なキャラ。
極度の綺麗好きで、ジャンクランドというゴミだらけの街に行った時は、あまりの汚さに頭が暴走。
『やってらんねーよ』
と暴言を吐いてまわりの仲間を驚かせた。


●まいてぃ・こんぐまん【マイティ・コングマン】
テイルズオブデスティニーに登場するノイシュタット闘技場のチャンピオンで、
主人公のスタンの恋のライバル(と本人は思っている)。
仲間全員がオープニングで登場する中、彼だけは登場しないのは、
ホントに戦えるのか? と思うほど線の細い美男美女達の中で
彼がいては浮いてしまうから・・・というわけではなく、
本来彼は隠しキャラだからというのが理由である。
実際、仲間にできるキャラで一度も仲間にせずにクリアできるのはコングマンのみ。
そして隠しキャラだけあって、結構強い。
しかし、加入条件が厳しい(というか、明らかにバグ技)。
他の隠しキャラの存在や、そもそも説明書に載っているせいで
彼を隠しキャラと認識している人は少ない。

余談だが、プレステのRPGはFF7のヴィンセント、ユフィのように説明書に載っている隠しキャラが多い気がする。


●まりあん【魔人闇】
テイルズオブデスティニーの人気キャラ、リオンの代名詞的な技。
1画面分の長射程、発生と同時に出現する攻撃判定だけでもアレなのに、
5回に及ぶ判定には25%の気絶効果付きという外道性能。
だが、リオンは1部終了と共に離脱。しかも習得レベルも高いため、一度もこの技を見ずにゲームを終えるプレイヤーもいる。
技名は、最愛の人『マリアン・フュステル』からだと思われる。彼女はリオンの母に似た メ イ ド さ ん である。
その暴走族的ノリの当て字はPSP版D2のおまけチャットで格好のネタにされ、カイルが「裏亜乱!」と叫んだ。
真人間にはまず読めないDQNネームだが、発動時にはちゃんと緑川が喋ってくれるので、何、気にすることはない。
ちなみに名前通りの闇属性だが、最愛の人の名を冠しておいて闇はないだろうという声も多数。

TOEでは隠し召喚術「デスティニー」の締めに放たれ、唯一カットイン付きの優遇ぶりだった。
D2のジューダスは魔人滅殺闇(まじんめっさつえん)という字面の似た奥義を使う。
技も読みも別物だが、最強秘奥義(とさらに連携する隠し秘奥義)の派生元の技ではある。
リメイク版では弱体化、しかもボイスは「邪魔だッ」に変更されてしまった、残念。
なお、何故かNAMCO×CAPCOMにおいてジューダスとして使用。正体隠す気あるのかこの男。

☆関連語☆
義憐聖霊斬


●みくとらん【ミクトラン】
テイルズオブデスティニーのラスボス。
1000年前の天地戦争時代の人物で、天上の王だった。
死亡時にソーディアンベルセリオスに魂を封じ込め、それは長い年月を経てオベロン社のヒューゴに発掘される。
そしてソーディアンに触れたヒューゴの肉体を乗っ取り、
オベロン社員、リオン、グレバムらを利用し、再び世界を我が物にしようとする。
一度は主人公達を圧倒的な力で退け、またディバインパウアなどの強力な技を持つが、
直接攻撃を休まず叩き込んでいれば普通に封殺できるため、何もさせずに勝ててしまう。
そのラスボスらしからぬ弱さをナムコも問題視したのか、ベスト版ではかなり強化されたのだが、
それでもテイルズシリーズ最弱ラスボスの座をミトスと争う有様であった。
しかしPS2版では更なるパワーアップがなされており、
ミクトランの攻撃属性を考慮せずに戦うとかなり苦戦する難易度に引き上げられていて、
さらにバルバトス撃破後はもっと強くなっており、シリーズ最強ともいえる強さを誇る。
また、HPが少なくなると秘奥義を使いピンチになるのだが、
その時点でこちらも「ラスボス戦トドメ限定の秘奥義」が使えるようになるので、
窮地からの起死回生という燃える展開になるよう仕込まれている。
余談だが、この限定秘奥義はスタンの息子であるカイルの秘奥義でもある。
ちなみにPS版とそれ以降では声優が異なる。

☆関連語☆
封殺 ラスボス ミクトランダンス


●みくとらんだんす【ミクトランダンス】
リメイク版テイルズオブデスティニーにて、
ルーティの父であるヒューゴの体を乗っ取ったミクトランがルーティを殺そうとした時に、
ミクトランに乗っ取られたヒューゴが最後の力でミクトランからルーティ達を逃す…と、
本来ならば感動するはずのシーンなのだが
ミクトランの奇妙な動きばかりが目立ち、人によってはただのギャグシーンになってしまった。
その奇妙な動きは愛称を込めて、ミクトランダンスと呼ばれている。

)))))λ <よさんかぁぁぁ!

☆関連語☆
最弱ボス


●りおん-まぐなす【リオン・マグナス】
テイルズオブデスティニーに出てきた知る人ぞ知る天下の裏切り者。
性格は冷徹、皮肉屋。しかしその外見と声(緑川光)のおかげでかなりの女性ファンがいる。
そのため、シナリオの途中に彼が裏切ったことに驚いたプレイヤーも少なくないだろう。
また、裏切った理由が理由なだけに、彼との戦いの後にやりきれない気持ちをもったプレイヤーも多く、
しかも、その後ゾンビとなり主人公と対決するが、弱いためほぼノーダメージで倒せる。
あまりの人気のため続編で再登場され、秘奥義などのシステムに関してかなりの優遇を受けていたが、
上記のゾンビも含め前作の設定はほとんどなかったことにされ、
前作で裏切る原因になった女性は出てこない、死に別れになった姉とのイベントも全くなし。
彼を先頭にして姉に話し掛けたプレイヤーは何人もいただろう。
結局そのままエンディングでも救われなかったかわいそうな人。

リメイクでは、ヒロインである姉を差し置いて専用CMを作られたり、
全体的に淡白な扱いだったPS版とは違い、主人公と友情を育む過程などが追加され、戦闘での性能も向上したが

・友情を育む過程が無理やりすぎる。
・ツッコミどころ満載の死亡シーン。
・全体的に彼の描写が甘くなっており、持ち味の悲劇性が薄れた。
・PS版のインパクト大の台詞、シーンのほとんどが削除、または変更された。

などの不満を持つファンも多い。
人気キャラだからといってあまり優遇しようとするのも考えものである。

ちなみに彼の設定である「プリン好き」、「野菜嫌い」、「母性本能丸出しのタイプに弱い」
「ツンデレ」などはPS版では全くなく、全てファンダム以降の後付設定である。
PS2版でのスタッフインタビューで「途中で死ぬからいい」なんてこと言われてたが、
遥か以前に終了した某公認漫画版では死んではいないので、むくれたファンがけっこういたとか。

更に余談だが、2008年初頭に出る「TODリメイク ディレクターズカット版」では彼を主役とした
外伝モードが追加しているらしく、もはやほとんどナムコの小遣い稼ぎの道具のような印象があるキャラクターである。
ToDDC にて最強の魔神剣といわれるブラストキャリバー(秘奥義)「魔神剣・刹牙」を習得。


☆関連語☆
魔人闇


●りりす-えるろん【リリス・エルロン】
TODの主人公、スタンの妹。PS版ではバグ技、PS2版ではとある条件で仲間になる(PS版では没キャラだが)。
両親がいないため、家事を一手に引き受ける。そのためスタンは妹に頭が上がらないが、本人はややブラコン気味。
PS&PSP版TOPでは闘技場に乱入、TOEではヒロインのファラと料理勝負…など、他作品にゲスト出演。
ファンダムではリリス主人公の話があるほど。
肝心の戦闘性能だが、PS版は特技こそ少ないもの(没キャラの名残)の万能で、PS2版では打たれ弱くなっている。
技も、コミカルなものに変更されている。
ちなみに髪型もポニーテールに変更され、リメイク版はファンの間で賛否両論である。(元は先をくくっていた)



▼テイルズオブエターニア


●ているず-おぶ-えたーにあ【テイルズオブエターニア】
ナムコよりPSで発売された、テイルズシリーズの3作目。
PSPにも移植されている。

従来の正面見下ろし型のマップ表示方法から、現在に近い形に変更。
戦闘も、スピード感の上昇やキャラの頭身変更、豊富な特技や新機能の追加により、
従来の作品よりも遙かに完成度が高いものとなっている。

主人公はのんびり屋、ヒロインが頑張り屋というよくある設定で、
異文化コミュニケーションを交わし、二つの世界を救うことになるというストーリー。
随所にあるミニゲームやキャラ同士の会話もなかなかの評判。
おまけ要素として、過去のテイルズシリーズキャラクターも登場する。
テイルズシリーズ最高の出来と褒め称える人も少なくない。
一方では、この作品から急激に作風が変わったため、「テイルズの癌」と称されることもある。

同一の世界を舞台にしたオンラインRPG「テイルズオブエターニアオンライン」がある。


●ているず-おぶ-えたーにあ-の-じんめい【テイルズオブエターニアの人名】
ナムコ・テイルズオブエターニアのキャラクター名や用語の多くは、
物理学者や天文学者、錬金術師、そして星に関係する言葉から取られている。
例えば、ハーシェルは英国の天文学者から、エルステッドは電磁気学の基礎を築いた物理学者から、
オルバースもドイツの天文学者から取られている。
セイファートは実際に存在するセイファート銀河から、ネレイドは海王星の衛星から取られている。
また、ゾシモスとリバヴィウスは錬金術師の名前。

このような名前を付けた背景には、開発の豊田さんの学問に対する熱い思いがある。
(エンターブレイン発行の「テイルズオブエターニアオフィシャルガイドブック」、23ページからの引用)


●てんはきょっこうざん【天覇極光斬】
TOEで改造コードを利用し作成されたオリジナルの奥義。
当然ゲーム中には存在しないのだが、公開された動画が流出しすぎて
真実を知らないプレイヤーが掲示板で質問攻め。
質問禁止になっていることもしばしば。
ちなみに、技のモーションや表示される台詞は
TOD2のジューダスの秘奥義「義憐聖霊斬」を真似たものである。


●ばりるじょう-ほきゅうぶたい-の-やどや【バリル城補給部隊の宿屋】
テイルズオブエターニアに登場する施設。もとい罠。

終盤の敵本拠地の入り口前に登場する、普通であればかなり有難い施設なのだが、
問題はその値段。なんと一泊7,700ガルド。
アップルグミとオレンジグミ(それぞれHP,TPを30%回復)を、
戦闘メンバー四人に三個ずつ買って使ってまだ、
お釣りがくる値段なのである。

それだけならばただの「高い店」で終わるが、
このテイルズオブエターニア、

「世界中どの宿屋に泊まる場合にも、
料金がそれまで訪れた中で一番高い宿屋の宿泊費に統一される」
というシステムがあり、さらにその値段は
「宿泊をしなくても、受付の人に話しかけただけで料金が変動する」
のである。
はたしてこれは意図的に仕組まれた値段なのか…

ちなみに、その敵本拠地のクリア以降には、
部隊自体とっとと撤収しているため、二度と使う事は出来なくなる。

ちなみにアップルグミ 100ガルド オレンジグミ 200ガルド
16個ずつ買ってもまだ高い…


●ばんえるてぃあ‐ごう【バンエルティア号】
「テイルズオブエターニア」の後半以降から主人公リッドたちが乗船する船のこと。
意味は主人公たちの故郷インフェリアの言葉で「富」。
元々は仲間キャラの一人であるチャットの曾祖父であり大海賊だったアイフリードの所有船だった。
入手当初は水上移動しかできなかったが、物語の進行と同時に主砲&潜水艇が、
終盤のサブイベントで飛空挺が新たに装備されていった。

また、船内には改造されるに連れて、幾つか空室ができるのだが、
任意で宿泊室、購買室、遊戯室、医療室、果てはどっちの世界の町でも一瞬で移動できる
転送室が設置可能になる(もちろん有料)。

船自体のスピードは設定の割りにそれなり程度しかないが、
海の近くなら基本的にどこでも呼び出しOK(飛空艇もまたしかり)。
RPGでも稀に見る快適な居住性と利便性を併せ持てる船といえよう。

EDでは、何があったかは知らないが更に改造され、いつの間にか本来の姿である
宇宙船の機能を取り戻していた。



▼テイルズオブデスティニー2


●あなご【穴子 (テイルズ)】
主に2chテイルズスレ内における、「テイルズオブデスティニー2」の登場人物、
バルバトス・ゲーティア」の愛称。
というか、もはやバルバトスが本名で呼ばれることはほとんどなく、もっぱら「穴子」の名で呼ばれ、
更には一般のファンサイトにまでその呼び名が浸透する始末。
広まったのは2chが先だが、どちらで先に穴子呼ばわりされたかは微妙なところ。
元ネタは、バルバトスの中の人とサザエさんに出てくる「アナゴさん」の中の人が同じことから。
稀に、「ジェイクリーナス」や「ドラキュラパパン」の俗称として用いられる事もある。
(どちらも中の人が同じ)
ちなみに、バルバトスはストーリー中においても、計三度戦う事になる戦闘においても、
戦闘中の物凄い逆ギレと中の人、若本規夫氏の力もあってか、
発する言葉の全てが迷台詞となるいろんな意味でインパクト抜群のキャラであり、
それによってテイルズスレ住人のハートをがっちりゲット、
現在はテイルズスレで最も愛されるキャラとなっている。
また、穴子戦における穴子の強さに音を上げるプレイヤーが後を絶たなかったことから、
しまいには「穴子攻略サイト」なるものが作られたりもした。


●えるれいん【エルレイン】
テイルズオブデスティニー2の登場人物。愛称はL雨。
「神」「幸福」「愚かな…」が口癖であり、彼女の台詞には最低でも1つは入っていることが多い。
戦闘時、カウンターの際に「愚かな…」と言うせいで、余計そう感じるのかもしれないが。
アタモニ神団の指導者で、信者からは「聖女」と呼ばれている。
その正体は、ラスボスによって作り出された二人の聖女の片割れであり、
人々を幸福に導くことを目標としている。
最初は「神を降臨させれば人は幸福になる」という考えを元に動いていたが、
カイル達にそれを邪魔され続けたためかどんどん考えが歪んで行き、最終的には
「この世界に彗星を落として破壊し、そのエネルギーで神を降臨させて人々を幸福にする」
という破綻した論理に行き着き、それを実行しようとした。

作中では2度戦うことになるのだが、
・回避が高め
・回避し辛い晶術を使用
・難易度を上げると超威力の禁呪を使用するようになる
・下手に手を出すとカウンターを食らう
等の理由から、かなり戦いづらい相手となっている。

余談だが、彼女の身長は主人公のカイルと同じく160cmである。意外と低め。
威厳たっぷり(?)なOPムービーを見た後だとその身長設定に違和感を感じることも。


●えぷろん【エプロン(テイルズ)】
本来はただの作業着のはずなのだが、PSP版TOD2では、
防御力180(女性用鎧の最高値は185)、装備しているとアイテム入手率上昇、
全員分手に入る、と三拍子そろった極悪な品となっている。


●かいる-でゅみなす【カイル・デュナミス】
1)テイルズオブデスティニー2の主人公で、前作主人公スタンとヒロインルーティの子供
父親のような英雄に憧れる元気溢れる少年・・・のはずだった
最初の方では口を開けばとにかく「英雄」「英雄」
ヒロインに自分を英雄と認めさせるために崖を越えてまで追いかけるストーカー行為
軍のことを考え恋人を助けにいかないディムロスに「ただの腰抜けだ」発言
なのに自分が同じ立場になると「英雄なんてやめてやる」
氏んでほしい主人公スレではフェイトなどと並んで殿堂入りしている。

2)テイルズオブデスティニー2の主人公。愛称(?)はバカイル、もしくは馬鹿。
前作の主人公とヒロインであるスタンとルーティの息子。
スタンに多大な影響を受けており、事あるごとに「英雄」「父さん」といった単語を口にする。
他にも、
・やたらとヒロインといちゃつく
・後先考えない行動が多い
・調子に乗りやすい
・自分の感情を抑えるべき場面でも我を通したがる
などの理由により、プレイヤーから「コイツUZEEEEEE」などと言われてしまうことが多々ある。
最近は「バカイルだから仕方ない」との見方もあるようだが…

戦闘では剣を使って戦う。
歴代主人公が使っていた技が一つも使えないという特徴を持っている。(*1)
とはいえ、飛び道具、押し込み技、乱舞技など、オーソドックスな技は一通り揃っているため、
主人公らしく扱いやすいキャラとなっている。

余談だが、ストーリー本編では前述の通り、問題のある性格だったものの、
EDでは比較的まともな性格になっている。

*1 某予約特典DVDで「魔神剣」が使えないことをネタにされたこともある。
  しかし、TOVのユーリや、TOHのシング等も「魔神剣」を使わないため、
  今となっては「魔神剣」が使えない主人公も珍しくはないのだが。


●ぎれんしょうれいざん【義憐聖霊斬】
ナムコ「テイルズオブデスティニー2」のメインキャラの一人、
「ジューダス」の必殺技。光の剣(由来は不明)で乱舞攻撃を行う。
ただ、やたら小難しげで意味不明な名前を見て分かるようにいわゆる非常に「厨」な内容の技で、
ブツブツと小難しそうな言葉をつぶやき、そしてテロップにカタカナで「キセキハオトズレナイ」
などのこれまた結構アレな文章が流れながら攻撃するという有様。
さらにジューダス自身、非常に腐女子の方々を中心に人気があるキャラで、
「開発陣は絶対コイツに喋らせたかっただけだろ」「腐女子に媚び杉」「寒い!イタイ!」
などと、技そのものの性能は高い反面このキャラのファンでないユーザーの反応は冷たい。
さらにゲームを三週(!)すると一定確率でキャラの仮面が砕けて最強の隠し技に連係するなど、
もはやコイツが主人公かという錯覚をプレイヤーに与えるほどの過剰演出であった。
いろんな意味で度の過ぎた技。別名「念仏斬り」。


●しんてんれっくうざんこうせんぷうめっさいしんばつかっさつげき
【震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃】

TOD2に登場する主人公カイルの兄貴分、ロニ・デュナミスが使用する秘奥義。
確実にネタでとして作られているだろう長い名前と、それに伴った? 高威力が特徴。
更に一回以上クリアしたデータでカイルとロニを一緒に戦闘に参加させている状態でこの技を使おうとすると、
8分の1(デッキブラシ装備時は2分の1)の確率で技が「震天裂空斬光旋風滅砕神罰攻撃」に変化する。

☆関連語☆
ギャグ技


●ているず-おぶ-ですてぃにー-つー【テイルズオブデスティニー2】
ナムコ、2002年11月発売。売り上げは80万本強。
PS2初のテイルズシリーズであり、また同時にシリーズ初の続編ものとして、
発売前からファンの多大な期待を集めていた。
主人公は前作の主人公スタンの息子カイル
経営難に苦しむ孤児院を立て直すため、兄貴分のロニと二人で
巨大レンズを手に入れようと遺跡に潜り込んだカイルは、そこで謎の少女リアラと出会う。
そして英雄になりたいという一念で旅に出たカイルは、仮面の剣士ジューダスや
弓使いナナリーと共に時空を越えた戦いに巻き込まれていく……。

というのが大筋の流れなのだが、この主人公カイルがかなり問題のあるキャラで、
各地で恐るべきDQNぶりを遺憾なく発揮し、プレイヤーを混乱と絶望の渦に叩き込んでゆくことになる。
やがてプレイヤーたちは「こんなDQNが俺の分身なんて認められるかー!」とぶち切れてしまい、
カイルのDQNぶりに悶絶しながらもフォローを続けるジューダスに感情移入してゆくのだった。
しかしこのジューダス、剣士でありながらHPがパーティ中で下から二番目に低く、
腐女子からは「ニンジンとピーマン食わない(公式設定)からだ!」と怒りの声が続出した。
またストーリーの展開も、歴史の改変を目論む敵を倒すという目的の下に
過去や未来、果ては平行世界までもを引っ張りまわされるというもので、自由度が極めて低かった。
加えて前作との矛盾や度を過ぎた801ネタが多く、その辺が前作ファンには受け入れられなかった模様。

などなど、あまり評判のよろしくない本作だが、敵キャラの一人である
バルバトスの存在がそれらの欠点をかき消すことになる。
数々のぶっ飛んだ台詞と行動、戦闘時の強さが若本規夫氏の怪演とあいまって忘れられないインパクトを残し、
最後にはみんな「もう細かいことはどーだっていいや」という恍惚の気分にさせてくれた。
なお戦闘に関しては様々な制約・肥大化した情報量・そして高めの難易度から
賛否が大きく分かれるものの、シリーズ中もっとも良いと評価する声も多い。

☆関連語☆
電波 穴子 リニアモーションバトル


●ななりー・ふれっち【ナナリー・フレッチ】
テイルズオブデスティニー2に登場する弓使いの女性。以下ははそのネタとなる説明文。

「非アタモニ陣営の旗頭的存在。アタモニ神に押し付けられる形での幸せに疑問を感じ、
たとえ苦しくても自分たちの手で幸せをつかもうとする人々の側に属する女戦士。
さっそうと軍馬を操り、百発百中の弓の腕を持つ。」

いかにもレジスタンスのリーダーみたいな紹介だが、
ゲーム中には非アタモニ陣営などは存在せず、まして軍馬なんてない。
このスタッフからも(攻略本からも)時折存在を忘れ去られる影の薄さがネタとなっている。
また、1.弓を扱うのが難しい 2.攻撃も術も中途半端 3.他のキャラが異常に濃い 4.ストーリーにほとんど絡まない
などの理由でプレイヤーからも空気扱いされるハメに。
しかし術を妨害するのが非常に大切なこの作品においては、使いこなせば非常に強いキャラクターであったりする。
余談だが、彼女の夢の中でのイベントは本作品屈指の名イベント。

☆関連語☆
軍馬様 空気王


●ばかなっ!【馬鹿なっ!】
TOD2の影の主役と呼ばれるジューダスの戦闘不能時の台詞。
一見よくある台詞なのだが、聞く機会が問題となっている。
実は彼には秘奥義を使用した後に決め台詞を言って一時的に硬直するという
戦闘における欠点があり、その間全くの無防備なため台詞の途中に攻撃されて死亡
ということがよくあり、その姿があまりにも滑稽なためよくネタにされている。

☆使用例☆
「塵も残さん! いくぞ! 浄破滅焼闇! 闇の炎に抱かれて馬鹿なっ!」


●ばるばとす・げーてぃあ【バルバトス・ゲーティア】
TOD2に登場する敵キャラクター。愛称は穴子。
ゲーム本編の約1000年前に起こった天地戦争にて、地上軍に所属する。
中将・ディムロスと互角と言われたほどの実力を持ちながら、性格の粗暴さゆえに、あまり好まれない人物だったようだ。
後にエルレインにその力を見込まれて転生し、主人公の父である英雄・スタンを殺すなど、時空を超えて暴れ回る。
最終的には、前作TOD1の時間軸において主人公達と対決して劣勢に陥り、
敵に倒される屈辱を嫌ってエネルギー体『神の眼』に突っ込み、自ら壮絶な死を遂げる。

また、彼を最も際立たせているのは、若本規夫氏による名演とツッコミだろう。
戦闘中にアイテムを使うと『アイテムなぞ使ってんじゃねぇ!』、
術を使うと『術に頼るか雑魚どもが!』
などという、理不尽なセリフと共に強力なカウンター晶術を使ってくる。

前作TODのPS2リメイクにも登場。さらに凶暴そうなデザインになっている。
もちろん彼の名物カウンター『アイテムなんぞ使ってんじゃねぇ!』は健在で、
やたら怖い顔のカットインと若本ボイスが追加され、
D2の頃のカウンター晶術どころではなく、数万ダメージを受ける秘奥義へと進化した。

今回新たに彼が加えたヌルプレイヤーへの制限事項は
『難易度を最低にして挑む』と開幕から全滅必至の大技を放ってくることと
『スティックを固定して行うオートレベルアップをする』と、シナリオ進行度に関わらず
無敵状態でフィールドに乱入してパーティーを全滅させてくることの2点。
何とも彼らしいリメイクが施されているものである。

☆関連語☆
穴子


●はろるどはいぜんすし【ハロルド配膳寿司】
TOD2のミニゲーム、料理配膳、寿司職人をハロルドでプレイした難易度のこと。
このミニゲーム、操作するキャラによって難易度が違うのだが、ハロルドでプレイした時だけ異常な高難易度になる。
これをクリアしないと手に入らない装備や称号が存在するため、多くのプレイヤーを泣かせることとなった。

配膳のミニゲームは時間内に客の注文を聞き、料理を持っていくもの。
ハロルドでプレイすると、すべての席に客が座る上に、料理を一度にひとつずつしか運べないという極悪設定。
メニューも豊富で覚えるのが大変なばかりか、ページ切り替えでの時間ロスまで発生する。
かなりの修練を積んだプレイヤーでもクリアは運次第。

寿司のミニゲームはキャラを囲むように座った客に、各ボタンに割り当てられたネタを時間内に握るもの。
ハロルドでプレイすると、時間切れまでの時間が非常に短く、注文のペースも恐ろしく早くなる。
ボタンとネタを連動させる事すら難しく、実力でのクリアは非常に困難。というか、普通は無理。
幸い、連射に対応しているなどの抜け道が用意されているため、
リアルでしっかりと準備して望めばクリアは可能。

☆関連語☆
ミニゲーム バーテン


●べるくらんと【ベルクラント】
テイルズオブデスティニーに登場する無差別地殻破砕兵器。
天空に浮かぶ空中都市の首都、ダイクロフトの下部に装着されている。

元々は大地を砕くと同時に空へと巻き上げ、外殻大地を形成する為の作業用機械だったのだが、
天地戦争においてその破壊力から天上軍側の兵器として使われ、地上軍を恐怖のどん底へと陥れた。
もっとも、これが原因でベルクラントの開発チームが地上軍へと寝返る事となるのだが。

本編では意外にも純粋に外殻大地形成用の機械としてしか使用されていない。
発射前には独特の音が地上にも響き渡る。作業用機械としての名残なのかもしれない。

OPアニメで発射される光景を覚えているプレイヤーも多いはず。ゆーめーでーあるーようにー。
他にもドット絵で描かれた発射シーンは必見。
使い回された結果、空が外殻大地で覆われているはずなのに青空だったりするが気にしてはいけない。

この手の兵器としては珍しく……かどうかは分からないが、一度も発射を阻止される事もなければ破壊される事もない。
最終的に外殻大地が完成した為用済みとなり、使用者であるミクトラン自身の手でスタン達もろとも海へと沈められた。


●めいちゅうげー【命中ゲー】
テイルズオブデスティニー2のこと。
それ以前にもテイルズシリーズには命中、回避と言うステータスが設定されていたが、
今作では意図的に命中を上げたり、命中回避に影響するスピリッツゲージを管理しないと、
少し強い敵に当たるだけで、前衛の攻撃がことごとく回避(無条件ガード)されてしまう。

よくわかっていないと、この現象が難易度を上げた雑魚戦から起こるため、
回避されない術を基点にした戦闘となる。このため「術ゲー」と初心者が呼ぶこともあり、
それを諌める意味も含め「命中ゲー」と言う言葉ができた。
実際に命中が十分にある前衛の攻撃は、術に劣らない強さがある。


●ろに・でゅなみす【ロニ・デュナミス】
テイルズオブデスティニー2の登場人物で、主人公カイルの兄貴分。
ルーティの孤児院で育ち、作中ではアタモニ騎士団に所属。23歳。
マザコン(*1)でロリコン(*2)でホモ(*3)で女好き(*4)というあまりにも深い業を背負って生まれた漢。
*1 育ての親(♀・36歳)を美の化身の如く崇拝している
*2 ED後の現代世界の仲間キャラ(♀・9歳)にときめく
*3 某スキットによる。カイルLOVE、という行為めいたことをした
*4 称号「ふられマン」

パーティ内の絡みでは、仲間をからかって(もしくは浮気して)は関節技でシメられたり、
からかわれて遊ばれたり、実験台にされたり、といじられ担当である。

戦闘では槍やデッキブラシなどの長柄武器を豪快にぶん回し、
「戦吼爆ッ破」「震天裂空斬光旋風滅砕神罰割殺撃」など命名センス抜群の技で敵を薙ぎ倒す。
しかし足の遅さ、技の扱いづらさ、命中の低さ、などから高難易度では味方の連携ブレイカーに成り下がる。

余談だが、ED後の世界では騎士団ではなくパン屋を経営しているらしい。

☆関連後☆
ナナリー・フレッチ



▼テイルズオブシンフォニア


●くびこきゃ【首コキャ】
TOSの序盤の敵キャラ、マグニスが呼び捨てで自分を紹介した青年を屠った技(?)。
以下該当イベント

マグニス、反逆した街の住民を処刑させるため降臨、処刑台へ歩く
不自然にも処刑台の近くに突っ立てた青年、怯えながら
青年「東の牧場のマグニスだ・・」
マグニス「マグニスさま、だ。豚が…」
青年の首を片手で掴み上げコキャッという音と共にへし折り絶命させる。

その淡々としたイベントとコキャっというある意味滑稽なSEとマグニスの悪漢キャラぶりが
ウケてネタとして愛されるようになった。
2chの関連スレではマグニスと呼び捨てにすると
「マグニスさま、だ。豚が・・・」
と返してくれるはず。ちなみに「さま」は平仮名。コレは重要ポイントらしい。


     ∧∧    __  |マグニスさま、だ。豚が・・・|
     (  ;)  /Wvゝヽヘ
     |  ∩\(゚Дメ|b)ミ


     ∧∧    __  コキャッ!!
     (  ;)  /Wvゝヽヘ
     |  ∩\(^∀メ|b)ミ


●くらとす・あうりおん【クラトス・アウリオン】
テイルズオブシンフォニアのパーティーキャラクターの一人。
外見年齢28歳・身長186cm・体重78kg、CVは立木文彦。
見た目イケメン声渋めのオジサマなキャラで出会った時に驚いた人も多いだろう。
無口・無表情で冷静沈着な大人キャラで経験不足のロイドに多くの助言を与える。
その正体は4000年前の4大英雄のひとりでありストーリーの中枢に関わるキャラ。ロイドの父親でもある
戦力的には魔法剣士であり隙のない万能型であるがストーリーの都合上パーティーに加入するのはゼロスと選択になる。

このキャラの人気は非常に高く
外伝作品であるレディアントマイソロジー、レディアントマイソロジー2にも出演している。
設定上マイソロ、マイソロ2のキャラはその作品に沿った設定に変更されているが
このキャラのみシンフォニア、マイソロ、マイソロ2全て同一人物である可能性がある。
少なくともマイソロ→マイソロ2では同一人物であることを匂わせる発言が多くあり同一人物である可能性は高い。

ちなみになぜか出演するたびに秘奥義カットインが若くなっていく。マイソロ2ではもはや美少年である。


●ているず-おぶ-しんふぉにあ【テイルズオブシンフォニア】
ナムコが誇る人気RPGシリーズの5作目。(なりダンなどは除く)
2003年の夏の終わり、8月29日にゲームキューブで発売された。
しかしPS2は持ってるけどGCを持ってるファンが少なく、
「なんでGCなんだ!」とか「買えねぇよ!しかも移植されることはないだとう!?」など
関連スレで悲痛な叫びが結構聞こえた。
だが2004年春、事態は急変しなんとPS2への移植が決まってしまった。
それによって任天堂ユーザーとPSユーザーが火花を散らしまくるようになってしまった。
関連スレ、攻略サイトの雑談版でも「ナムコは信用ならない」とか
「移植はいいけどナムコのやり方が…」といったあまり気分のいい話はされていなかったりする。
発表から1ヶ月半たった現在ではだいぶ落ち着いてきたようにみえるが…。
ゲームの全体的な内容としてはテイルズシリーズでも屈指の作品といえる。
が、賛否両論のなんちゃって3D戦闘、どこからか引用したようなシナリオ、
いつにもまして狙ってるにおいがするキャラ、微妙に作りこみが甘い(GC版)
など否定的意見も多々あるのも否めない事実。
まあそれでもかなりのプレイヤーが支持しているので良ゲーと言えなくもないだろう。


●どこでもいいさ【どこでもいいさ】
TOSの主人公ロイド・アーヴィングが発した作中最高の迷言にして名言。
以下に一連の流れを紹介する。

ミトス 「…じゃあハーフエルフはどこに行けばいい? どこに行っても疎まれる。
     心を開いても、受け入れてもらえなかったボクたちはどこで暮らせばよかったんだ?」
ロイド 「どこでもいいさ」
ミトス 「…ふざけるな!」
ロイド 「ふざけてなんかいない。どこだっていい。自分が悪くないのなら堂々としてればいい」

あまりにも無責任で酷い発言であるとして怒りを覚えるプレイヤーも少なくなかったが、
冷静に考えれば確かに真理であり、そのハイクオリティな男らしさと相まってTOS及び
ロイドの代名詞として定着している。

☆使用例☆
A「ロイドスレはいつからうほスレになったんだ?」
B「どうでもいいさ」


●ひえん-めっしょう-じん【緋焔滅焦陣】
テイルズオブシンフォニアの登場キャラ、プレセアのPS2版から追加された秘奥義。
作中では最高威力を誇る一方で厨臭い発動条件でも知られる。

その条件とは、
・プレセア以外の戦闘に参加しているキャラ全員が戦闘不能
・プレセア自身の残りHPが1割以下
・オーバーリミッツ(ダメージ累積で発動する時間制限つきの鋼体状態)が発動中
・リミットオーバー(EXスキルの1つ。○ボタン押しっぱなしで
 数秒間の攻撃力上昇効果をもたらす)発動中

以上の条件全てを満たした状態で特定の技を使用するというものである。
(なお、この「特定の技」を200回以上使用することも条件の1つである)

さらに、この技で戦闘が終了しなかった場合のみ決め台詞と
本作唯一の縦長全身カットインが付く、いろんな意味で凝った技。
一部スタッフの嗜好に基づく思い入れの表れと見なす向きもある。

発動条件が厳しいために通常のプレイではまず拝むことはないが、
隠しボスの単独ノーダメージ撃破に挑む場合はダメージソースとして
有効活用されることもある。

☆関連語☆
義憐聖霊斬


●ぷれせあ・こんばてぃーる【プレセア・コンバティール】
テイルズオブシンフォニアに登場するメインキャラクターの一人。
いわゆる斧っ娘で、身の丈ほどもある戦斧を駆使して戦うパワータイプのキャラ。
エクスフィア(身体能力を増幅させる宝石みたいなもの)の影響で人間離れした怪力を得たが、
感情を失い、また肉体も12歳のまま成長しなくなっている。

実年齢28歳でありながら16年もの間理想的な体系を保持し続けた合法ロリであり、
さらに斧っ娘ときたもんだから、そういう嗜好を持つものにとっては正直たまらんキャラであった。
「わふー」「ルプルドゥ」「やんのか? あー?」など、数々の迷言を残しファンの心をつかんだ。

ちなみに、テイルズオブジアビスに彼女の人形が存在する。

☆関連語☆
斧っ娘


●まぐにす【マグニス】
テイルズオブシンフォニアに登場する敵組織の幹部の一人。
人間を「豚」と称し、人間牧場では人間を家畜のように扱う悪役ぶりを見せる。
「マグニス」と呼び捨てにした街の男性の首の骨をへし折るシーンは印象的である。
人間に対しては残酷な処遇をするものの、
従える部下達の忠実さはマグニスの同胞に対するあつい人望の表れと思われる。
また、そのインパクトの強さに惹かれるプレイヤーは数多く、
今でも「マグニスさま」と称され愛され続けている。


●むげん-きっく【無限キック】
TOSで終盤敵組織の幹部であり同時に組織の反対勢力を指揮しているユアンが、
黒幕ミトスにその裏切り行為がばれ、ボロ雑巾のようにキックされるイベントがある。
このイベント、黒幕や主人公の父が発覚する重要なイベントなのだが、
蹴りまくるミトスの「アハハハハ・・・」というメッセージを送らないかぎり延々とゲシゲシ蹴り続けるため
プレイヤーにとってはゲーム中屈指のお笑いイベントとなった。
中には一時間放置して数千発蹴らせたプレイヤーもいるという。
ちなみにユアンは公式にはクールで理知的なキャラに位置づけられているが、
行動を考察してみると非常にドジな行動をしている
ということが判明し、ドジッコ=ネタキャラとして2chでは認識されている。


●ゆにぞん-あたっく【ユニゾンアタック】
TOSにおける協力技。ゲージが満タンの時に、GC版はZボタン、PS2版はR3ボタンを押すと発動。
戦闘メンバーが次々に、登録してある術技で連携する。
1発目が空振りだと他も空振り、ゲージを無駄にしてしまうので注意。
また術技の組み合わせによっては、最後に複合特技が発動。

例1:ピコハン系+虎牙破斬系=ピコ破斬(ピコハン持って虎牙破斬)
例2:瞬迅剣系+瞬迅剣系=衝破十文字(相手を十字に貫く)

など、ユニークな技から格好良いものまで様々。


●りーがる-ぶらいあん【リーガル・ブライアン】
テイルズオブシンフォニアに登場するメインキャラクターの一人。
過去に罪を犯したため、終身刑に服していたが、
とある事情からロイド達と対峙、その後捕虜としてロイド達の仲間となる。
手枷を常にはめているため、足技で戦う。
寡黙だが、非常に博識で人生経験も豊富であるため、ロイド達に様々なアドバイスをすることも多く、
頼れる兄貴という印象を受けたプレイヤーも多いはず。
しかし、GC版での彼は、
・ユニゾンアタックに彼がからむコンボが1つも無い
・自身の見せ場となるイベントが終わった後はいまいちイベントに絡まない(台詞などはあるものの、印象が薄い)
・能力もHPや攻撃こそ高いものの、プレセアやロイドなどに技、性能の面で劣る
・そもそも最後にパーティに加入するため、他のキャラクターが育っていて使う機会が少ない
など、色々な意味で冷遇されている印象がある。
PS2版ではキャラ性能の強化、イベントの増加などのおかげでかなり改善されている。


●りみったー【リミッター】
機械を安全に使うため、出力などを制限する機構。身近なところでは自動車の速度リミッター。
ゲーム中ではメカのみならず人間にもかかってる場合があり、どちらにしても解除される運命にある。

☆関連語☆
超必殺技 リミットブレイク


●りふぃる・せいじ【リフィル・セイジ】
テイルズオブシンフォニアの仲間キャラの一人。
23才の美人ハーフエルフ、主人公ロイドと同じ村に住んでいて、学校の先生をしている。
普段は冷静沈着な性格だが、遺跡マニアなため、遺跡を目の前にすると性格が豹変する。

例)
普段「〜なのよ」豹変後「〜なのだ!」
ちなみに幼い頃冬の海で溺れたため、水が大の苦手。
ユニコーンの説得を拒否したため(ユニコーンは『清らかな乙女』にしか姿を表さないスケベ)
清らかな乙女ではないのであろう。
世界各地にファンクラブあり。


●ろいど-あーヴぃんぐ【ロイド・アーヴィング】
TOSの主人公。17歳、身長173cm、体重58kg、CVは小西克幸。
幼なじみのコレットを守るために、彼女の『世界再生の旅』に同行する。
クールな二枚目を演じようと務めているが実際はお人よしの熱血漢。
学校の成績がイマイチだったり二刀流にした理由が「剣が一本より二本のほうが強いから」
だったり、更には女性に対してのデリカシーがないなど少々頼りない。
ただ頭の回転は速い。

実は中盤まで用心棒として旅に同行している「クラトス」の実の息子。
母親とクラトス、ロイドの三人で旅をしていたのだが、敵に襲撃を受けた際に母親は死亡、
ロイドもクラトスからはぐれてしまったため、クラトスは死んだと思っていたらしい。

旅を通して世界の仕組みや自分の出生の秘密を知り、人間として大きく成長する。

この作品ではテイルズシリーズ初の「好感度システム」を利用しており、
ヒロインだけでなくショタロリ教師ボインちゃん女タラシ会長父親を攻略対象とすることができ、
続編の主人公も攻略し、あげくの果てにはプレイヤーの心を射止めることもあるためか、
「攻略王」という隠れ称号(もちろん非公式)がある。





▼テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士


●あいん・そふ・あうる【アイン・ソフ・アウル】
テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士の主人公、エミルの隠し秘奥義。
……という皮をかぶった、エミル最高のネタ技。
エミルの通常秘奥義『魔王獄炎波』のカットインが出るタイミングで、
適当にBボタンを連打していると発動する。

技の威力が術攻撃力に基準するため、通常攻撃で300食らう相手に1桁ダメージを叩き出し、
そのくせ消費MPは一人前に150(通常の特技で3〜20、上記の魔王獄炎波で50)も使い、
挙句、習得イベント早々に敵からカウンターされる。

しかもアイン・ソフ・アウル→敵のカウンターのモーションがあまりにもダサく、
一時期ラタ本スレではAA(※1)が頻繁に出没した。

また、エミルが技を発動する時に「闇に飲まれろ! アイン・ソフ・アウル!」と叫ぶが、
アイン・ソフ・アウルの意味は「無限光」である。まぶしくなって失明しろということだろうか……。

※1-下記がそのアインとカウンター秘奥義、エターナル・リカーンスを完全に再現したAA。

(^o^)   三
 |\|\  三    <アイン・ソフ・アウル!!!!
 <^\    三

 \(^o^)/
   | |     <エターナル・リカーランス!!!!!
  /^\
   川
   川


●ているずおぶしんふぉにあ らたとすくのきし【テイルズオブシンフォニア ラタトスクの騎士】
Wiiで発売された「テイルズオブシンフォニア」の外伝的作品。
メイン絵師の変更(藤島→奥村)、前作キャラのサブキャラ化等、
いくつかの不安要素はあるものの、前作ファンにそれなりに期待されていたのだが、
蓋を開けてみればなんとも微妙な出来で、テイルズには珍しい恋愛メインのストーリー、
戦闘システムがあまり進化していない、ロードが長い、クエストが飽きる、……
等々、作りこみが甘すぎると漏らすプレイヤーも少なくなかった。
その中でも特に叩かれたのが前作キャラのレベル固定。
ただでさえパーティに加入する期間が短いのに、好きなキャラを育てられない上、
稀に足を引っ張るので誰もがイラッとしたという。
しかし新たに導入されたモンスター育成システムやフィールドの廃止、
等身が上がってグラフィックが良くなったことなど、少なからず評価されている面もある。


●でくす【デクス】
「テイルズオブシンフォニア ラタトクスの騎士」の敵キャラクター。
パッケージのイラストを見る限りは明るいイケメンの兄ちゃん……
……に見えるのだが、実際は狙いまくりの超ネタキャラ。
レジスタンス組織・ヴァンガードの幹部、アリスを溺愛していて、
彼女のために外見を磨き、ストーカー行為を繰り返し、
大した思想も無いのにヴァンガードに志願した。
『女性にモテる香水』を愛用しており、その臭さは公害レベル。
アリスからは「キモい」「キショい」「クサい」の3Kデクスと呼ばれる。

発売前のスレでは、ジャンプに載っていた
「あんたも俺の香りにメロメロなんだな。だが!俺はアリスちゃん一筋だ!」
というセリフのせいで、早くからネタキャラとして称えられていた。
イベントシーンでは本作から導入されたモーションキャプチャの恩恵を授かり、その動きは
「ヌルヌルした動きがキモい」「動きそのもので気持ち悪さを表現している」と言われるほど。
また、「デスク」と言い間違えられたことから「机」の愛称で親しまれている。



▼テイルズオブリバース


●ゔぇいぐ・りゅんぐべる【ヴェイグ・リュングベル】
テイルズオブリバースの主人公。クール・イケメン・CV檜山の3拍子で女性に大人気だったが最近はどうも微妙。

一見根暗だが、家族同然に育ったヒロインのクレアが絡むと熱血野郎ッぷりを発揮。 仲間から「ムッツリ」と評された。
やたらと彼女の名を口にすることで有名。
敵陣に入れば「クレアはどこだ」姿を見かければ「クレアァアァァ!!!!」
果ては、敵幹部にまで「クレアクレアクレアクレア、馬鹿みたい」とおちょくられる始末。
ただその反面、他のテイルズにありがちな恋愛的描写は比較的少なく、幼馴染以上の感情を持っているかは謎。
彼女からの誕生日プレゼントが「その辺で拾った綺麗な石」だったりする辺りはまるで熟年夫婦のような風情も。

あるイベントでクレアと女王様との体が入れ替わった時に、最初は受け入れたものの
後になって「見た目赤の他人がクレアそのものとして振舞う」という違和感から心の迷いが生じ、
能力を暴走させてしまい、止めに入った仲間達に襲い掛かるという、RPGでも前代未聞の暴走をした。

フォローすると、クレアに対する執着は過去に彼女を誤って氷漬けにした経験から来るもので、
本来の彼は真面目で実直そのもの。あまりに度が過ぎるのと特典DVDなどで遊ばれていることが変なイメージの原因か。
また、一説には300回弱ともいわれる「クレア」発言には檜山氏も流石に辟易したのか少々グチったとか。

余談:TODのメインキャラの一人・ウッドロウ(通称空気王)と外見が瓜二つであり、
リメイク版では公式にドッペルゲンガー認定された。

☆関連語☆
暴走


●かんがるー【カンガルー】
テイルズオブリバースの一部地域に出現するモンスターの通称。
ボクシンググローブをつけたカンガルーという愛らしい姿で
ステータスも普通、特殊な攻撃も持たないただのザコ敵に見えるのだが、
こちらの攻撃のスキを絶妙に突く高性能の通常攻撃が多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
強力な魔法でも多段ヒット技でもなく、1HITの通常攻撃だけで
前衛が壊滅していく様はまさに驚異といえる。
ボスより厄介なザコが多いとされるこのゲームでも
その筆頭に挙げられることが多い。


●きょうこう【恐慌】
「テイルズオブリバース」に登場するステータス異常。
奥義を使うために必要なラッシュゲージがどんどん減り、これが0になると気絶(ピヨリ)状態になる。
自分で治療しないと数秒毎に何度も気絶状態になり、反撃も間合いを離すこともままならなくなってしまう。
敵に浴びせかけるステータス異常としては麻痺と同じかそれ以上に便利である。


●てぃとれい-くろう【ティトレイ・クロウ】
テイルズオブリバースに登場するキャラの一人。愛称はトイレ。
立ち位置的にはパーティのムードメーカーで、主人公のヴェイグよりも一般的な「主人公」に近い性格をしている。
元々はとある町の工場で働いていたのだが、実の姉を王国の特殊部隊「王の盾」に
無理矢理連れて行かれてしまい、その姉を取り戻すためにヴェイグ達に同行する事になる。
初登場からフォルス能力を暴走させてしまっているのだが、その理由が「姉が連れて行かれたため」
であることや、暴走ティトレイ戦開始時に「姉貴ィーーーーッ!!」と叫ぶ
等々の理由からシスコン扱いされている。
そんな彼の戦闘面での性能はどうなのかと言うと、
・前衛の割に打たれ弱い
・攻撃力が低い
・使いやすい技が少ない
・数種類の技を除けばリーチが極端に短い
と、何かと不遇。
戦闘よりも、寧ろイベント面で活躍するキャラである。
そんな彼とヴェイグの、夕陽の海岸での殴り合いはファンの間では有名なシーンである。

関連語
テイルズオブリバース ヴェイグ・リュングベル


●ているず-おぶ-りばーす【テイルズオブリバース】
ナムコが送るテイルズシリーズの六作目。通称TOR。
主人公ヴェイグがやたらとヒロインであるクレアの名を叫ぶゲームとして有名。
非戦闘キャラがイベントで同行することがあるのも特徴。

2部構成で、ヒューマ(人間)とガジュマ(獣人間)の2種族間の対立と和解がストーリーの中心であるが、
対立の原因も1部のボス→元々ヒトが持っていた差別意識→最後にポッと出てくるラスボスと二転三転して
話の焦点が定まらず、主人公達の行動は基本的に起こってしまった事態に対する対処療法的な
お使いイベントばかりなので話の流れが単調、EDも唐突なお涙頂戴エンドで、ストーリーを求めていた層からの反発は大きかった。
ただ、ヒロインの演説や浜辺の殴り合いなど、一部のイベントは好評。

一方、戦闘システムはD2と並んで評判が良く、
シリーズ初の3ラインの戦闘フィールドにより優位な位置を取って敵をまとめて攻撃する爽快感は抜群で、
フォルスキューブによる特技・導術のカスタマイズ、錬術、陣術、陣形、武具の強化など、複雑ながら完成度は高い。
またD2で批判された命中率を撤廃してモンスターの防御条件を明文化したのでプレイヤーの腕が戦況に反映されやすい。

「シナリオは駄目だけど、システムは面白い」というRPGの代表例。


●ぴーちぱいえんぜつ【ピーチパイ演説】
テイルズオブリバースのヒロイン、クレアが処刑台のギロチンの前で演説をするシーンのこと。
本作のシナリオの評価は決して高いとはいえないが、
このシーンは非常に高い評価・人気を誇り、
このシーンを見るためだけに買っても損はしないと言われるほど。
また、クレアとアガーテの体の入れ替わりが発覚する、シナリオ的にも重要なイベントである。
初見のプレイヤーも第二部冒頭(入れ替わった直後)で気づきかねないほど衝撃の事実だが
なに、気にすることはない。
死を目前にしてなお揺るがないクレアの精神、
アニメーションの演出、クレアとアガーテ二人の声優の熱演は圧巻。

要約すると「たとえ姿かたちが違っていても『心』は違わない。私たちは『ヒト』という種族だ」という内容で、
本作のテーマである「種族対立」への解答となっているが、

「種族(人種または民族)対立」自体が現実的には複数の要因が絡み合う複雑な問題であるため、
この解答の是非についてはどうしても意見が分かれる。
しかし、もし議論が白熱しても忘れないでほしい。
いくら意見に違いがあろうとも、私たちは等しく『心』を持つ『ヒト』なのである。


皆さん、私の、最後のお願いを聞いてください。
もしも皆さんがパイを――ピーチパイを食べることがあったら、一度だけ目を閉じて、考えてみてください。
あなたが「おいしい」と感じる心に、種族はありますか?

☆関連項目☆
演説 ギロチン 処刑


●ふぉるす-げーじ【フォルスゲージ】
テイルズオブシリーズ10作目の「テイルズオブリバース」の戦闘に導入されたシステム。
従来のシリーズではTP(いわゆるMP)を消費して技・術を使用していたが、
このフォルスゲージ(以下FG)システムでは制限なしで技・術の使用が可能になった。
しかし時間経過等によって回復するゲージの量によって威力が変化し、
満タンの時に使用すると威力が最大になる他、技に各種能力が付加されたり上位の技へ変化したりする。
元々アクション要素が含まれていたりと普通のRPGとは異なる要素の強い同シリーズの戦闘であるが、
FGによって更にRPG離れしてしまったとして批判されることが多い。

追記:フォルスゲージの導入されたTORはP→D→E→D2→Sに続いて6作目って扱い受けてる場合が多い
追記2:肯定派からは「TP気にせず技撃ち放題撃てる」という意見も。


●ぽぷらおばさん【ポプラおばさん】
テイルズオブリバースの真のヒロイン――ではなく脇役の一人。
主人公ヴェイグと同じ村に住む威勢の良い性格の女性。ガジュマ(獣人)。
得意料理はピーチパイで、しばしばヴェイグたちに振舞う。

ストーリー序盤では地味なサブキャラの一人でしかなかった彼女であるが、
中盤のとあるイベントでその存在感は一転。
それまで主人公に(ヒューマに)非常に友好的で親切であった彼女が、
種族の違いを理由に当り散らす様がプレイヤーのハートをゲット。
あまりの豹変振りがネタにされ、テイルズオブリバースの
影のヒロインとまで呼ばれるに至った。

カルト的な人気はバルバトスマグニスさまに通ずるものがあるといえよう。


●わるとぅ【ワルトゥ】
テイルズオブリバースに登場する、敵軍の四将軍“四星”の一人。
冤罪で軍を追われた隊長であるユージーンを慕っており、敵でありながら理解者として何度も立ち会う。
こう書けばかなりいいキャラなのだが、その空気っぷりがよくネタにされている。
・四星の中で、唯一必殺技と呼べるものが無い。仕込み杖の抜刀がメイン
・PSPで移植された際、ボスキャラには必殺技にカットインが付いたが、上記の理由でこいつだけカットインなし
・四星全員と戦うとき、こいつの優先度は極めて低く、HPが低いこともあって範囲攻撃でいつの間にか死んでること多数
と、スタッフにまで徹底的に空気扱いされている。ネタ度はゲーム中高いのだが。
ちなみに屁でこちらを怯ませた事もあり。
☆関連語☆
ウッドロウ・ケルヴィン



▼テイルズオブレジェンディア


●うぃる・れいなーど【ウィル・レイナード】
テイルズオブレジェンディアに登場する仲間キャラ。
セネルが遺跡船で最初に出会う人物で、ブレス系(魔法)爪術の使い手。
遺跡船上にある『灯台の街ウェルテス』で保安官を務め、人々の厚い信頼を集めているが
保安官ではなく、博物学者だと言い張っている。

仲間内では年長者として時に厳しく、時に優しく、 頼りになる存在。
そして娘がいるからかオヤジとたまに呼ばれ、容赦なく拳骨を飛ばす。

珍しい魔物を見つけると学者の血が騒ぐのか、
年甲斐もなく興奮するのはご愛敬…だろうか。

第二部であるキャラクタークエストの___編では親子愛を感じる感動ストーリーである。

戦闘面での性能は典型的な魔法キャラで
回復攻撃何でもござれなキャラである。

……のだが外見がガチムチ。その筋肉は主人公よりもマッシブ。
HPは前衛キャラとほぼ同じのタフネス。肉弾戦はハンマーを武器に戦う。
イメージとしては、マッチョになったのび太が想像しやすいだろう。
そして前衛キャラのクロエとほとんど変わらない攻撃力を持っている。
まあ、一発が大振りなので隙だらけなのだが。


余談だが、昔はイケイケだったらしい。

さらに余談だが弱点は娘。
どんなに不味い飯だろうとたやすく平らげる。
そして娘の夫になる奴は、その筋肉から繰り出される拳で殴るらしい。
さすが親バカ。


外部作品のレディアントマイソロジー3にも登場し、原作にはない秘奥義を習得した。
その名は「ジ・エンド」
内容は相手を凍らせた後、鍛え抜かれた筋肉から繰り出すハンマーで滅多打ち。(術攻撃力依存)

……さすがマッシブな後衛と思うか、お前のような後衛がいるかと思うかは人それぞれです。


●きゃらくたーくえすと【キャラクタークエスト】
テイルズオブレジェンディアのシナリオ最大の特徴とも言える、いわゆる後日談ストーリー。
○○編(○○には本編で加入した仲間の名前が入る)という形で6つの章に分かれており、
それぞれ仲間の課題解決に向けて新たにヒロインを加えたチームで取り組んでいく。

本編において仮初めの主従関係に縛られていた主人公とヒロインが
初めて対等な目線に立って周囲と信頼関係を築いていく人情物語である。

何かを期待して待つことをやめ、
自らの足で信頼を掴み取っていくヒロインの成長には目を見張るものがあり、
主従関係を離れ、成長した姿を認め、自立した生き様を見守る形で
本作シナリオ最大のテーマが完結を迎える事になる。

特筆すべきは
本編のおさらい的意味合いを強く帯びた、クロエ編とジェイ編の2つだろう。
過去への悔恨に縛られ自分からの望みを放棄したヒロイン、
過去を知られる恐怖から相手への信頼を放棄した主人公、
それら本編での失敗の根源を克服した、復讐劇と救出劇は、
本編ストーリーに込められたメッセージを集約させた傑作と言っても差し支えないだろう。

関連語
テイルズオブレジェンディア


●くろえ・ヴぁれんす【クロエ・ヴァレンス】
テイルズ・オブ・レジェンディアの登場キャラ。生真面目で猪突猛進な女性騎士。
かつては剣で名をはせた名門貴族の娘であったが、
5年前ある男に両親を殺されてから家は没落。家を再興するため、そして男への復讐のため戦っている。

シナリオにおいてはかつて両親を殺した男への復讐心と、
現在の自分を取り巻く人たちとの絆を大切にしたいという心の間で葛藤する様子や
セネルへ恋心を抱きつつも(相手が鈍感なせいもあって)空回りする様子、
そしてエロい服装やカナヅチ設定やエロい体つきなどが多くのプレイヤーの支持を得た。
そのためプレイヤーに「真のヒロイン」と呼ばれることも少なくない。

しかしどうにも勘違いして暴走しがちであり、
彼女自身は良かれと思ってやったであろうことが空回りすることも多い。
初登場ではセネルを山賊と間違えて襲ってくるほか、
痴話喧嘩していたカップルの男のほうを半殺しにしたなどという逸話を持つ。
また、彼女のキャラクタークエストは話の整合性や
彼女の心の動きと行動に不自然な点があるということで、関連スレで議論になることがある。

戦闘においてはこれまでのシリーズで主人公が使っていた剣技を多く習得し、
彼らに慣れたプレイヤーにとっては主人公であるセネルよりも扱いやすい。
AIの出来も良く、セネルが敵に攻撃を当てたり後ろに下がったりすると、
彼女が「任せてくれ!」と前線にきてサポートしてくれることが多くある。

OPムービーで雨の中セネルに剣を突き刺したシーンがあり、
ドロドロの昼ドラ展開かと思った人もいたようだ。
称号に『朝帰り剣士』なるものがあるが、単にセネルと二人っきりで朝帰ってきただけである。
細かな描写はないので邪推は可能。
ちなみに、間借りしている病院で百合フラグが立ちつつあったりする。


●しゃーりぃ・ふぇんねす【シャーリィ・フェンネス】
テイルズ・オブ・レジェンディアのヒロイン。ストイックで向上心溢れる少女。

主人公セネルに同行する妹として物語が始まるが、身分を隠す目的で兄妹を演じているだけであり血の繋がりはない。

本来の肩書きは『メルネス』と呼ばれる、星の先住民族『水の民』の指導者である。

彼女のストーリーは大まかに
・自身と社会を繋ぐ世情を知る序盤(力無き人として、その無力さに苦渋を飲む)
・同胞迫害への抵抗者としての中盤(序盤の反動で己を殺してまで力を渇望する)
・種族間友好の先駆者としての終盤(自らの意志で行使出来る力を授かり人助け)
という流れとなる。

彼女は秘められた力のその強大さゆえ、利用を目論むあらゆる勢力から狙われるため
敵味方から問わず否が応でも捕虜としての人生を強いられ、その立ち回りを磨かねばならなかった。
最初の頃は敵対者に投降するなど、自身が関わる社会に対して不勉強なところもあったが
姉の死を機に、セネルの元を離れて仲間との繋がりを強く意識したことで
ようやく社会における居場所と意義を獲得した

と、ここでシナリオ上の大きな問題が露見してしまう。

この時点で彼女のストーリーでは既にセネルの同行者ではなく、
難民グループの一員として活動していることになり、その立場からセネルと敵対するのだが
相手の立場を考えずに私情で説得しようとするセネルが本編物語を読み解く主観を担ったため、
立場上応じなかった彼女の公的事情がプレイヤーの目線から無視されて
逆に彼女の方が私情でセネルを振り回したことにされてしまった。

実際はセネルにハッキリと自分の立場を告げているのだが、
なぜか彼はその話に耳を貸さなかった。主人公…
その影響でほとんどのプレイヤーが彼女に悪印象を抱いたため、
その後の言動に対して悪い方向へ解釈される場合が多い。
実際の彼女は、独立独歩の精神を持ち、交わした約束を大切にして、
任された仕事に真剣に取り組む大変真面目な人柄なのだが

固有に作り込まれたストーリーがあり、並の主人公以上の主張力を作中で育みながら、
主人公の付属品扱いをされるという不遇のヒロインとなってしまった。

一応フォローするとセネルも彼女の変化を感じ取り過保護を卒業する発言をしてるのだが
時既に遅く、植え付けた印象を拭うことは難しいようだ。

☆関連語☆
ステラ・テルメス クロエ・ヴァレンス


●すてら・てるめす【ステラ・テルメス】
テイルズ・オブ・レジェンディアに登場するキャラクター。シャーリィの実の姉に当たる。
作中の描写を素直に受け取れば、セネルとは両思いだったことになる女性。
「お姉さん」といった雰囲気だが、一応セネルと同い年の17歳。
3年前、水の民の集落が陸の民の軍に襲撃された際に妹とセネルを逃がした後、亡くなったと思われていた。
しかし実は生きたまま捕らえられており、遺跡船の動力として利用されるも、
逆に遺跡船のコントロールを奪うことでセネルを陰ながら助けていた。
でもシャーリィのことはあんまり助けていない。何故だ。

明るく温和で、ジャム作りが上手い女性だったらしい。
泳ぎも非常に得意で、セネルは結局泳ぎで彼女に勝つことは出来なかったようだ。
また、セネルが実は陸の民の軍のスパイであることを自力で見抜いていた。
結果的にセネルの本来の任務どおりに水の民の集落が襲撃されるのだが、
スパイであったことを知っていてもなお彼を信頼し妹を任せた。
その際、彼女は「セネルが水舞の儀式(水の民の求婚の儀式)を
申し込んでくれるのを楽しみにしていたのに」とプロポーズ同然の告白をしている。

最終的に遺跡船の兵器「滄我砲」を止めるために力を使い果たし、セネルの腕の中で息を引き取る。
シャーリィには「あなたの力は、皆を幸せにするためのものよ。どうかゆっくり育んで・・・」と、
セネルにはたった一言、「ごめんね」と言い残して。
彼女が息を引き取るこのイベントは、挿入歌「蛍火」の力もあって、
レジェンディア屈指の名シーンとされている。


●せねる-くーりっじ【セネル・クーリッジ】
テイルズオブレジェンディアの主人公。 ちなみに主人公では珍しい格闘系であり、新システム「投げ」を使える。
さらに、シリーズ最速のスピードで通常攻撃三段がだせる。ふっはっくらえ!
妹であるシャーリィ・フェンネスを大事に思うあまり、他者に対し排他的・冷たいところがある。
そのようなある種自己中心的な性格のためか、序盤では仲間の信頼を失うなどの展開も見られたが、
物語が進むにつれ仲間の大切さを知り、人間的にも成長していった。
第二部とも言えるキャラクタークエストにおいては、他キャラの人間関係を気にかけ、取り持つことも多かった。
ステラクロエ・フェニモール・シャーリィ、ついでにミミーなど、おそらくシリーズ一女性関係が潤っていた人。
称号「もてもてセネル」


●そうじゅつ【爪術】
テイルズオブレジェンディアでの技・術の総称。
技や術を使う時に自身の爪が輝くことからそう呼ばれる。

技をアーツ系爪術、術をブレス系爪術と言い、基本的には一人につきどちらか素質がある一方しか使えない。
その為、ハンマー担いだ筋肉ダルマが必死に呪文詠唱しているというシュールな光景も…


●そろん【ソロン】
テイルズオブレジェンディアに登場するキャラクター、ジェイの暗殺術の師であり、育ての親。
かつて遺跡船に暗殺の仕事に来た際に情報を聞き付けた軍隊に大敗し、ジェイを捨て駒に使い逃げ延びるが、
遺跡船を手にすべく再び姿を現し、シャーリィをさらってくるようモフモフ族(捨て駒にされたジェイを助けたラッコのような姿をした種族)を人質にジェイを脅迫する。
しかし、この男、
(家族が欲しいというジェイの願いを知り)「お前は笑いの天才か!私を笑い死にさせる作戦か!」
など、かなり独特の名言を残してゆく。
彼の声優の島田敏の名演もあり、出番は多くないがプレイヤーの胸にとてつもないインパクトを残していった。
ちなみにあだ名はロンロン。


●ているず-おぶ-れじぇんでぃあ【テイルズオブレジェンディア】
テイルズシリーズの7作目。
キャラクターデザインはシリーズファンには馴染みのない中澤一登氏。

独特なストーリー構成が特徴。
古代兵器『遺跡船』を舞台にした先住民と移民の戦いが繰り広げられるのだが、
民族的背景の違いから、シリーズで唯一ヒロインが主人公と敵対する物語である。

それまでのシリーズでは予定調和の取れていた2人の主役がすれ違うことになり、
環境と考え方の違いによる主張のぶつかり合いを
プレイヤーに真っ向から投げかけた意欲作となった。

その一連の流れがまさに秀逸であり、予定調和に慣れ親しんだプレイヤーにとっては、
意識して相手方の立場を考えない限り、
侵略側で私事一辺倒の主人公にとってヒロインが、
抵抗側で仕事一辺倒のヒロインにとって主人公が、
ウザいことこの上ない存在に…

戦闘はシリーズ恒例の横スクロール2Dアクションに
作り込まれた3Dモデルの躍動感を取り入れた見応えあるモーションが特徴
ただ従来のドット演出に比べ魔法エフェクトが全体として地味という声も

余談だが
今作主人公への名前呼び捨てが、加入メンバーからは1人だけ。
他全員からの呼び方もバラバラで、ヒロインはシリーズ中で唯一主人公を名前呼びしない。
彼女からの呼び方は一貫して、年上幼馴染への敬称に使われるアレである。


関連語
リニアモーションバトル キャラクタークエスト


●なげわざ【投げ技(テイルズ)】
テイルズオブレジェンディアに登場した戦闘システム。主人公セネル専用。
ダウンした敵一体をつかんで投げ飛ばす。投げ飛ばした先に敵がいればそれらにも
さらにダメージを与えてダウンさせることができる。
技としていくつかバリエーションが用意されていてそれぞれモーションや威力が異なる。

巻き込みの仕方によっては一気に敵戦力を殲滅できることもあるが、

・敵には重量が設定されていて、技に設定されている重量を上回ると投げられない。
・さらに一部の敵には重量が特殊扱いになっており、それぞれの種族に対応する技を
 事前に我流奥義(技のアレンジ)で設定しておかないと投げることができない。
・一応すべての敵に有効な投げ技を覚えるが習得がレベル99と話にならないくらい遅い。
・そもそも投げに依存せず通常攻撃三段でケリがつく。

といった欠点からプレーヤーの鬱憤を買い、あまり好まれてはいない微妙なシステムである。
とはいえ発想は十分おもしろいので今後の復活に期待したいところだ。

☆関連語☆
ふっはっくらえ


●ふっはっくらえ【ふっはっくらえ】
テイルズオブレジェンディアの主人公・セネル
通常攻撃を3段目まで繰り出した際のボイス。
テイルズシリーズは戦闘の楽しさがウリのシリーズであるが、
本作は「特技が通常攻撃に比べて弱すぎる」
「新システムの投げ技が微妙すぎ」など不満の声も多く、
そのため多くのプレイヤーは特技などより効率のよい通常攻撃3段を多用した。
一応後半になれば敵も手強くなり、特技などの連携も必要になるのだが
「ふっはっくらえ!」のボイスとともに通常攻撃だけで戦い抜いた記憶は
いつまでもプレイヤーの脳裏に焼き付いており、
セネルを語る際には欠かせないものとなっている。

☆使用例☆
「セネルってなんか特技あったっけ?」
「______があるだろw」



▼テイルズオブジアビス


●いおん【イオン】
TOAに登場するメインキャラクターの一人。
戦闘にこそ参加しないが、パーティーに同伴して様々なイベントや
フェイスチャット(任意で発生するパーティー内のお喋り)に登場する。
生物学上立派な男子なのだが、少女のような儚げな外見、病弱ですぐ倒れる、僧侶系の職業、
要人のため護衛(♀)付き、世界で彼一人しか使えない特別な力を持ち、聖人視されている、
非常に優しい性格で慈愛に満ちあふれており、世界平和のために尽力する、
その過程で敵にさらわれる、しかしその敵がパーティーに負けたときは殺さないように頼む、
仲間全員が主人公を見限ったときも一人主人公を信じてくれ、自己犠牲精神をいかんなく発揮する、
そして最期は主人公(♂)の腕の中で消滅する、などなど
ありとあらゆる典型的ヒロインの要素を持ち合わせ、
パーティーの他の女性キャラがみな精神的・肉体的に強靱なことと併せて
このゲームのヒロインと言えば彼を挙げるプレイヤーも多い。

余談だが、彼の死亡イベントの時、日本版のTOAだとセリフのキャラの名前部分が間違っていたために、
泣くシーンのはずが一瞬で雰囲気がぶっ壊れ、別の意味で嘆くプレイヤーが続出したとか。

☆関連語☆
ヒロイン 男ヒロイン レプリカ


●う゛ぁん・ぐらんつ【ヴァン・グランツ】
テイルズオブジアビスの登場人物。本名は、ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ。
教団兵「神託の盾(オラクル)騎士団」を率いる首席総長で、ヒロインのティアの兄でもある。
そして主人公のルークが絶対の信頼を寄せる、剣術の師匠(せんせい)。
だが実は、預言(スコア)に依存する世界と預言そのものを憎み、自分を含む全人類の滅亡と
預言に支配された世界を破壊して作り直すという過激な思想を持つ野心家。
幼いルークを誘拐、そのレプリカ(複製人間)を家に返し、本物は自分の部下として利用。
本編序盤に裏切り、「俺は悪くねぇ!」を引き起こし(詳細は「俺は(ry」参照)、
最終的にはラスボスになる。

どういうわけか、色々とネタが多く
・実はラスボスなのに戦闘チュートリアルを担当。
・2周目以降、チートでその時使える技以外を使用可能にすることで倒せてしまう。
・作中、髭と太い眉毛を会話のネタにされる。
・1回目の戦闘の時、オルガン弾きながら登場。全く似合っていない。
・手書きのたまご丼レシピが存在(自分の仕事部屋に置いてある。入手可)。
・最終戦では礼儀正しく正座で待ち構えている。どこの武士だ。
・OPアニメで爽やかな笑顔を披露。しかも歯がキラリと光る。

なお、イメージは織田信長。髭をつけるか否かで、脚本家(反対)とスタッフ(賛成)が対立した。
問題の髭は、27歳という若さに似合わぬ地位に合わせ、老けて見えるように生やしていて、
彼の実年齢を忘れてしまうほど似合ってる(4コマにもネタにされた)。

そしてお祭り作品であるマイソロ3にてラスボスである彼が参戦してしまう。
味方枠で。(ちなみにもう一人ラスボスなのに味方枠で参戦している人物がいるが彼はPCでもある)
おそらく同時期に発売していた3DSに移植していたアビスの宣伝も兼ねているのだろうがいいのだろうか……
基本性能は高いが技が少なく扱いづらいというラスボスとしての面子を保ちつつもPCとして調整されており、
ボイスなどは原作要素を残しつつも、裏切ることも無くルークやティア等アビス勢ともうまくやっているようだ。

☆関連語☆
裏切り 師匠


●おれ-は-わる-く-ねぇ!【俺は悪くねぇ!】
テイルズオブジアビスの某親善大使の迷台詞の一つ。
物語の序盤の終わり、主人公ルークが尊敬している師匠(実は悪者)の話をよく考えもせずに
鵜呑みにした結果、一つの街(と数千の住民)を消滅させてしまい、
その後、生き残った仲間に追求されてついに逆ギレした時に出たのがこのセリフ。
当然ながら、これが原因でルークは仲間に見捨てられ、しばらくの間自己逃避していた。

ちなみに、このイベント。当のルークだけでなく、数多くのプレイヤーも
へこたれる羽目になったエピソードとして有名。

主人公としては「俺のせいだ…」という場面のはずだが、
「現代の若者」をモデル(開発者談)とした、彼故にこの台詞なのだろう。


●がい・せしる【ガイ・セシル】
テイルズオブジアビスの登場人物。主人公のルークの家の使用人兼、ルークの親友である。
普段は実にやや天然気障な好青年で、女性にも優しいのだが、女性恐怖症。
逆に、不審な言動をしたり、敵国に妙に詳しかったりするので、プレイヤーの不信感を煽り、
途中で裏切ると予想する者も少なくなかった。
実際、後に一族惨殺の復讐のために幼少時に使用人として潜り込んだことが発覚する。
本名は「ガイラルディア・ガラン・ガルディオス」で、ラスボスのヴァンとも幼馴染だった。
前述の女性恐怖症は、一族を滅ぼされた際のトラウマ。
しかし、本人は既にルークに復讐する気が失せていたので、本人の意思による裏切りを
見せることなくヴァンときっぱり袂を分かつ。

ひねくれ者がほとんどを占めるTOAのパーティにおいて、最大の良心的存在といえよう。

なお、後に故国に帰って実家を再興したのはいいが、
今度はその国の皇帝が飼っているペットの世話という役割を与えられ、
貴族なのに使用人気質が抜けきれない模様。

ちなみに、多少のクセを持つものの、戦闘での操作性などが同じ前衛のルークに優るため、
ルークの代わりに戦闘に出す者も多い。
そのため最終決戦でルークとヒロインのティアを両方戦闘メンバーにしないと発生しない
イベント戦に何周経っても気づかないプレイヤーが続出した。

☆関連語☆
裏切り


●かるま【カルマ(テイルズ)】
テイルズオブジアビスの主題歌。
BUMP OF CHICKENがこのゲームのために書き下ろしたもので、その歌詞は主人公のルークと
そのルークのオリジナルであるアッシュの関係に忠実である。
しかし、あまりにも忠実すぎて発売前から結末のネタバレになってしまったという、
RPG史上でも稀に見る事態となった。

一方アレンジ4曲はどれもなかなか好評で、中でもルークとアッシュの一騎打ち時のBGMではネタバレ歌詞がプラスに働き、演出のおかげもあってか特に人気が高い。
ちなみにボーカルの藤原は上記アレンジ以外にタイトル画面の曲とラスボス戦4曲も作曲した。

補足:「カルマ」の意味はサンスクリット語からくる「業」、もしくは「宿命」から来ている。

☆関連語☆
ルーク・フォン・ファブレ レプリカ


●じぇいど・かーてぃす【ジェイド・カーティス】
テイルズオブジアビスのメインキャラの一人。
常に微笑を浮かべているつかみどころのない性格の男。若く見えるが35歳。
職業軍人で階級は大佐。皇帝の懐刀・死霊使いジェイドと呼ばれる。
眼鏡、鬼畜、子安という三セットがファン(腐女子含む)を魅了し大人気に。
プロデューサーいわく、女性ファン向けに作ったキャラとのこと。

帝国軍に所属する大佐(=かなり偉い)ということで、
初登場時は序盤なのにLv45、高位呪文を使いこなしザコを瞬殺と、ありえない強さを見せたが、
すぐに敵の秘密兵器に力を封じられ、周りと変わらないほどの低レベルであるLv5になってしまう。
百戦錬磨の達人や軍人、傭兵など、本来強いはずのキャラでも仲間になると何故かレベルが低い、
というRPGでよくあるツッコミ所を華麗に(?)対処してみせた例ではなかろうか。
ベルトのバックルがどう見てもパッ○マンだったり、笑顔で幼馴染みをお仕置(詳細不明)したり、
称号に『ツンデレおじさん?』があったりなど、ネタも多い。

魔法技術に関して幼い頃から才能を発揮し、生命のコピーなど、様々な技術をその手で生み出す。
どう見ても諸悪の根元です。本当にありがとうございました。

☆関連語☆
ルーク レプリカ イオン レザード・ヴァレス 子安武人


●しんぜん-たいし【親善大使】
テイルズオブジアビス(2005年冬発売)の主人公、ルークが物語中で任命される役職。
ルークは序盤とんでもなくわがままで世間知らずな主人公として描かれており、
途中親善大使に任命されてからはさらにそれがヒートアップ。
周囲の意見などに耳を貸さず都合の悪いことにはすぐ
「俺が親善大使なんだぞ!」と逆ギレするというとんでもないDQNぶりを発揮した。
その執拗なまでのDQN描写がプレイヤーにヒットし、
転じてスレでテンプレなどに目を通さず平気で既出の質問をするなど
自分勝手な行動をした者にはもれなく親善大使の称号が送られるようになった。
ちなみにルークはその後心を入れ替え世界のために奔走する。


●たるたろす-しゅうげき【タルタロス襲撃】
テイルズオブジアビス序盤の1シーン。
主人公が乗っていた戦艦が襲撃されるという、RPGにおいては比較的ありがちなイベント。
主要キャラが一気に登場し、序盤の盛り上がるシーンの一つとなっている。

このイベント中に、主人公であるルークが斬りかかってきた兵士を刺し殺してしまい、
呆然とするイベントがあるのだが、この時ルークの装備が初期装備である「木刀」のままだと、
『甲冑を着込んだ兵士』を『木刀』で刺し殺すルークが見られる。
…装備はきちんと変えよう。


●ちょうしんどう【超振動】
TOAの主人公、ルークの持つ能力
本来セブンスフォニム同士がぶつかり合って起こる現象なのだがルークとアッシュは一人で超振動を引き起こすことができる。
また、TOAスレではレスがかぶることをこう呼ぶこともある。

☆使用例☆
「あなたと私で____が起こったのね」


●ているず-おぶ-じ-あびす【テイルズオブジアビス】
テイルズシリーズの8作目。シリーズ10周年を迎えた記念に発売された。
世界観・テーマに音が深く関わっており、それだけに音関連には気を使っているらしく
BUMP OF CHICKENが担当した主題歌「カルマ」をはじめ、音楽は好評。

戦闘は従来の3D戦闘にフリーランシステムを加えることにより、
戦闘画面を自由に走り続けることができるようになった。
FOFシステムにより譜術×技の組み合わせで様々な技を発動できるといった特徴も斬新なものである。
秘奥義も出しやすくなり、戦闘の自由度は増したが、
その反面「ボス戦では逃げまくる」「難易度が低い」などの不満も出ている。

シナリオは舞台設定こそ二つの大国同士が争うよくある戦争シナリオであるため新鮮味はないが、
主題はそのジャンル名のとおり「主人公の自分探し」である。
またパーティ内にスパイがいたり、主人公をパーティ全員で突き放すシーンがあったりと、
今までのテイルズと違ってかなり重い話が展開される。

総合的には高評価を得たものの、ロード時間がやたら長く、バグや誤植の多さもネックである。
また、北米で発売されたバージョンでは各キャラの秘奥義やカットインが追加されており、
これらの欠点も修正された上でアビス完全版の再販を求める声は少なくない。

なお、物語最後の展開で主人公のルークのオリジナルであるアッシュは死亡し、
そのアッシュの力を受け継いだルークはアッシュの死体とともに光の中に消えて、
そしてエンディングでは仲間たちの元にルークやアッシュに似た赤毛の青年が現れる。
この青年が誰なのかで未だ議論がされることもある。
プロデューサーである吉積信は「製作者側としては『ルークの記憶を持ったアッシュ』」と発言した。

☆関連語☆
アビス 親善大使 超振動


●みゅう【ミュウ(テイルズ)】
テイルズオブジアビスに登場するマスコットキャラクター。主人公、ルークのペット。
チーグル族と言う種族で、耳がイソギンチャクみたいで人畜無害な小動物だが、
テイルズおなじみのアイテム「ソーサラーリング」の効果で人語を喋れるようになっていたり、火を吐けるようになっていたりする。
システム上では歴代のソーサラーリング同様、様々な仕掛けを動かすのに使われる。

ルークから『ブタザル』と不名誉なあだ名をつけられようが、蹴飛ばされようが、踏まれようが、
ルークが取り返しの付かないアホなことをしでかして仲間から見捨てられようが、
それでもルークを『ご主人様』と崇める姿に、多くのプレイヤーは涙した。

ちなみに外見、声からは全く想像が付かないが、オスである。


●るーく・ふぉん・ふぁぶれ【ルーク・フォン・ファブレ】
テイルズオブジアビスの主人公。
幼い頃に誘拐され、幼少時の記憶を失った以降軟禁生活を送ってきたので
とんでもない世間知らずかつわがままな性格をしていた。
ゲーム前半ではそれでもほんの少しだけいい部分を見せていたが、
ゲーム中盤で親善大使に任命されてから更に性格が悪化。
他人の話は全く聞かない・大惨事の責任を問われると逆ギレはするとRPGの主人公至上稀な超DQNぶりを見せつけた。

…と、ここまで書くとプレイヤーから嫌われている主人公だと思わるが、
彼は7年前に作られた「ルーク」の複製人間(レプリカ)。すなわち7歳児とほとんど変わらない。
判断能力が欠如しているのは仕方ない。
しかも、どうせ捨てられる命であった為、ろくな教育を受けておらず、
信頼されている師匠に洗脳されると、かなり不憫な環境で育たれていた。
そんな不憫な彼に同情するプレイヤーも多く、最近は再評価されている。
アビスで一番の被害者は彼なのかもしれない。

その後、意識を失い仲間達に見捨てられた後、過去の自分に決別するために断髪し、目つきも大幅に変わる。
それからは、苦悶苦節しつつも以前とは打って変わって熱く、
素直な性格に変わり、従来の主人公らしくなった。

余談だが、今作のテーマソング「カルマ」はルークと彼のオリジナルとの変遷を歌った歌で、
歌詞自体がストーリー最大のネタバレである。

☆関連語☆
親善大使


●れぷりか【レプリカ】
1)本物を模倣して作られた物のこと

2)テイルズオブジアビスに登場する、1)の人間バージョンである複製人間の事。
本来は「生体レプリカ」という名称なのだが、作中ではほとんど「レプリカ」と呼ばれる。
被験者(オリジナル)がいないと作れないため、人造人間(ホムンクルス)とはやや扱いが異なる。
オリジナルとレプリカの違いは、能力の劣化・記憶の有無など。
作中の重要人物の何人かも、このレプリカだったりする。

☆関連語☆
ルーク・フォン・ファブレ イオン ホムンクルス



▼テイルズオブザテンペスト


●かいうす・くおーるず【カイウス・クオールズ】
テイルズオブザテンペストの主人公。
田舎村で養父や幼馴染のルビア・ナトウィックと平和に暮らしていたが、
突如村に傷だらけの兵士とスポットと呼ばれる魔物が押し寄せ、
それを倒した養父が世界中で迫害されているリカンツという獣人であった事が判明。
異端審問官によって逮捕された養父を助けるためにルビアと共に旅に出る。

……とここまで書くと王道的な主人公なのだが、
・養父が無実の罪で攫われる。
・昨日まで親しくしていた村人のほとんどに迫害される。
・初めて獣人化した際に暴走し、養父に致命傷を与えてしまう。
・その後、目の前で養父を殺されてしまう。
など陰惨なエピソードが数多くある、不運なキャラでもある。

また、テンペスト自体が多くのファンから敬遠されたゲームであったため、
ユーザーに知られる事なく、長く正当な評価を受けられなかった本当に運のないキャラである。
しかし近年になってテイルズオブシリーズの「イノセンス」の特典DVD、
「ハーツ」「レディアントマイソロジー2」「バーサス」など主人公総出のゲームにも登場し
テンペスト未プレイ者にも認知度が上がってきたようだ。
かつてはゲーム内外ともに不幸なキャラであったが、
せめてゲーム外では幸せになってほしいものである。


●ているず-おぶ-ざ-てんぺすと【テイルズオブザテンペスト】
ニンテンドーDSで初めて発売されたテイルズオブシリーズ
開発はディンプス。(バンダイ側の会社)テイルズスタジオではない。
なお、キャラクターデザインはTODやTOEを手がけたいのまたむつみ氏が担当している

当初は4月に発売するはずだったが、10月25日に延期された
延期中に「TOPフルボイスエディション」「TOWレディアントマイソロジー」
「リメイクTOD」が発表されてしまったため、影が薄くなってしまった感は否めない。

武器の覚醒や獣人化など斬新なシステムが目立ち、音楽なども高い評価をうけている。
一方でクリア時間が短い、移動速度が遅い、会話が上の画面に表示されるため
慣れるまで見づらいなどの点では不満の声も多い。
長いストーリーや難易度の高い戦闘を楽しみたい人にはお勧めできない。



▼テイルズオブイノセンス


●いりあ・あにーみ【イリア・アニーミ】
テイルズオブイノセンスのヒロイン。2梃拳銃を操る15歳のヘソ出し娘。かなり強気で短気なツッコミ担当。

・笑い声が「いっしっしー」とか「うしししし」とか妙で変。
・悪そうで怪しげな笑顔を見せる。
・怒るとガニ股でノシノシ(効果音アリ)。
・主人公のルカ(気弱)を「おたんこルカ」呼ばわり。

これらの行動を見ると、とてもヒロインとは思えない。しかし、イリアに一目惚れしたルカ曰く、彼女はこうでなければ駄目らしい。
ちなみに前世は豊穣の女神イナンナ。美人で性格は正反対。


●すぱーだ-べるふぉるま【スパーダ・ベルフォルマ】
テイルズオブイノセンスに出てくる仲間キャラ。少々スケベ(自覚アリ)で口もガラも悪いが、義に厚く仲間思い。
笑い声は「ヒャヒャヒャ」で、ヒロインのイリアと共に、お坊っちゃんの主人公ルカを弄り倒す。
名門貴族の七男だが、前世の力もあって剣術に優れ、兄達に疎まれ命すら狙われてきたらしい。
その反動で家族と違う二刀流になり、家にあまり帰らず不良になっていた。
前世は鍛冶神作の意思を持つ聖剣デュランダルで、ルカの前世での武器。
なお初登場は軍に逮捕されたところ、とちょっと情けない。

なおこのゲームの秘奥義は、前世の姿に戻って攻撃するのだが、
スパーダの『神裂閃光斬』の場合、格好良い台詞とカットインの後

使い手の居ない巨大な剣『だけ』が大暴れ

という見た目がとってもネタな技だったりする。


☆関連語☆
るんるん


●ているず-おぶ-いのせんす【テイルズオブイノセンス】
TOTに続いてニンテンドーDS用に発売された、テイルズオブシリーズの9作目。
開発はアルファシステム。
TOTの不満点の多くが解消され、KOKIAが歌うテーマ曲、戦闘システムなどは
従来のシリーズと比べても高い評価を得ている。
また、女性声優が主人公を演じるのは本編シリーズ初のこと。

今作の特徴の一つに、「稼いだグレードを本編中に交換できる」というものがあり
引き継ぎ要素だけではなく、戦闘中のAIに指定できる行動が増えたり、
レシピや装備品なども手に入れられる。
最強装備や引き継ぎのためにグレード稼ぎに奔走……
どころではないバカ高いレートに、多くの人間がバグ技に手を染めることになった。
戦闘で一度に稼げるグレードが100未満なのに対し、
・引き継ぎ要素を全部購入するには244000(効果が重複するもの含む)
・装備に必要なグレードは100000×武器・防具×人数分=1200000
ちなみにグレードの最大値は999999である。ケタが違う。
バグ技自体は実に簡単に起こせるため、仕様とまで言われる。
本来はクエストの報酬(高くて4000程度)で稼ぐことを想定されたのだろうが……
自力で稼いで装備を揃えた酔狂、もとい勇者はどれだけいるのだろうか。

情報に頼らず、せめて引き継ぎだけでもと真摯にやりこみを続けた者にだけ
『引き継ぎすることでコンプ不可になる』という落とし穴も待っていたりする。


●はすた・えくすてるみ【ハスタ・エクステルミ】

テイルズオブイノセンスに登場する敵キャラクター。槍が武器。
最初はパーティキャラの1人であるリカルドと同じ傭兵隊に所属し戦場にいたが、
物足りないという理由で味方のはずのリカルドを襲う。逆に殺されかけるが逃亡。
その後、主人公達の敵に雇われ、何度も行く手に立ちふさがる困った殺戮マニア。
実は前世では魔槍ゲイボルグであり主人公達と因縁浅からぬ関係なのだが、
ハスタ自身は単純に殺すことしか頭にない様子。

発言の大部分がおかしく、躁鬱の激しい抑揚と「〜ピョロよ」「〜だポン」「〜だりゅん」といった語尾が特徴。
戦闘中も「ぴょろ〜ん(攻撃)」「ハスタキーック(槍での連続突き)」
「この歌を、家族と犬に捧げます。煉舞羅刹槍!(奥義)」など独特すぎる台詞回し。
これらの電波全開で意味不明な言動が、ネタキャラで定評のある真殿氏の演技と相まって多くのプレイヤーの心をとらえた。
イノセンスがCERO:Bになったのは、このキャラクターの存在によるところが大きいともっぱらの評判である。
名前の由来はハスタ=ラテン語で「槍」、エクステルミ=エスペラント語で「皆殺し」。
実にそのまんま。


●るんるん【るんるん】

1)嬉しい、楽しい等の感情を表す擬態語。

2)TOIの仲間キャラ、義に厚い不良貴族スパーダの事。又はその秘技「虎牙連斬」。
由来は公式サイトの戦闘動画、の空耳。
やたら気合いの入った「虎牙るんるんっっ!!」に、発売前の本スレは一時期「るんるん」で埋まった。今でもたまに使われる。


▼テイルズオブヴェスペリア


●かろる・かぺる【カロル・カペル】
テイルズオブヴェスペリアに登場する仲間の1人。
初登場時は口先だけというイメージが強く、
主人公ユーリからは皮肉を込めて「カロル先生」と呼ばれており、本スレでもそのように呼ばれている。
とにかくネタに尽きない奴であり、
・自分達のギルドの名前に「勇気凛々胸いっぱい団」、
火の精霊の名前に「メラメラ火の玉キング」を提案するなど、ネーミングセンス光るもの多数。
・戦闘では足が非常に遅く、操作していると敵をひたすら追い掛け回すことがある。
果てはパーティメンバーからの提案で女装をさせられ、
色仕掛けを強要されるハメとなる。その女装姿がスレ住人の心を鷲掴み。スレ内で最も愛されているキャラである。

そんな彼だが仲間を思う気持ちはパーティで一番であり、どんな時でも皆を信じることのできる優しい人物。
また、彼以外の仲間が動けなくなった時にたった一人で巨大な敵に立ち向かうシーンは、今作屈指の名シーン。
足が遅くて操作しにくいキャラではあるが、たまには使ってあげてください。


●ふれん・しーふぉ【フレン・シーフォ】
テイルズオブヴェスペリアの登場人物の一人で、主人公のユーリとは幼馴染であり、親友。
腐敗した騎士団を変えるには内側から変えるしかない、とユーリとは対称的な考えの持ち主であり、
しばしばユーリとは作中で価値観の違いから剣を交えることもある。
主人公の親友、パッケージや特製フェイスプレートに載っている事から7人目の仲間としての説が濃厚だったが、
ゲスト参戦キャラ止まりで終わってしまった悲しいキャラ。
技も少なく、秘奥義や特殊技もない地味なキャラではあるが、
1回きりの参戦なので記念に、と自分で操作したプレイヤーが殆どだろう。

余談ではあるがどこぞの封雷剣を持った聖騎士団長と容姿、性格、地位まで被りまくっており、
その事について動画などでしばしばネタにされている。
なぜここまで似てしまったのだろうか。


●ゆーり・ろーうぇる【ユーリ・ローウェル】
テイルズオブヴェスペリアの主人公。
皮肉屋で口は悪いが、困っている人を放っておけない面倒見のよい性格。
腐敗した騎士団に嫌気がさし、騎士団を辞めた過去を持つ。
下町で用心棒のようなことをして生活していたが、エステルとの出会いにより、外の世界に踏み出すことになる。

シリーズ初の成人主人公であり、自身が成長するのではなく
、仲間を成長させ導くというおおよそ主人公らしからぬ役割を持つ。
また、剣を回転させて攻撃するなど独特の戦い方をする(本人曰く自己流)
仲間を立たせるため裏方に徹したり、単独行動が目立つなどさまざまな部分で新しいタイプの主人公であった。

しかしプレイヤーにとって何より印象深いのは、物語中盤の暗殺イベントであろう。
法では裁けない悪党を夜闇にまぎれて暗殺する姿は多くのプレイヤーに衝撃を与えた。
特にキュモールという小悪党が生き埋めになっていくさまを冷たく見つめる顔は、どう見ても悪役のそれである。
キャラデザの藤島氏も、パッケージのイラストで顔に陰がかかっているのはダークヒーロー的な側面を現していると語っている。

賛否両論はあったもののプレイヤーには好評のようで、
発売後に行われたテイルズシリーズの人気投票では一位の座を獲得した。
主人公が一位となるのはシリーズでは初である。


●りた・もるでぃお【リタ・モルディオ】
テイルズオブヴェスペリアに登場する仲間の1人。パーティ内では専ら知識&ツッコミ担当。
登場初期では自分と学術以外にまるで関心を示さず、他人に対しても殆ど感情を示さない少女だったが、
ヒロインのエステルとの関わりを経て次第にパーティメンバーに心を開いていく。
・自分の感情を素直に表せない性格(例:べ、別にあんたに会いに来た訳じゃないわよ…用事のついでよついで)
・「今度約束をやぶったら…ぜ、ぜ、絶交だからねっ」等という台詞
・ぺったんこ
等々、様々な理由もあり多くのプレイヤーの中枢神経を破壊した。
また自他共に認める天才魔導少女であり、
彼女を操作すればラスボス含め殆どの敵を一方的にいたぶれるというバランスクラッシャー。
無論CPU操作でも十分な強さを発揮してくれる上、
グレードポイント稼ぎや連続ヒット数稼ぎに関しても必要不可欠な存在であり、
彼女を入れない理由はないといっても過言ではない。


●れいう゛ん【レイヴン】
テイルズオブヴェスペリアに登場するキャラクター。
中年全開でコミカルな言動、全身からにじみ出る胡散臭さなど、
個性的なキャラが多いTOVの中でも屈指のインパクトを誇る。
そのためファンからはおっさんの愛称で親しまれている。

序盤から時折登場してはユーリ(主人公)達を引っ掻き回していたが
その後この世界における5大ギルド「天を射る弓」の幹部である事が判明。
首領であるドンの命令によりユーリ達について行く事となった。
しかし物語中盤、突如エステル(ヒロイン)とともに行方不明になり、
とある遺跡の中でエステルを助けに来たユーリ達の前に立ちふさがる事になる。

実はギルドの幹部というのは表の顔で、その正体は帝国騎士団シュヴァーン隊隊長シュヴァーン・オルトレイン。
彼は本来10年前に死んでいた筈なのだが、騎士団長アレクセイにより心臓に魔導器(この世界の古代遺産)
を埋め込まれ、自身を死人と呼びアレクセイの操り人形と化していた。

アレクセイにとっては手駒に過ぎず、ユーリ達と共に生き埋めにされかけたがユーリの叱咤により目覚め、
落ちてきた瓦礫から彼らを救い、彼自身はそのまま崩れ落ちる遺跡と運命を共に・・・


・・・と、ここまでなら某リオンやゼロスのようなテイルズにも良く居る悲劇の裏切りキャラ、だったのだが。
なんと次に行くダンジョンの入り口でサラッと 再 登 場
おそらく多くのプレイヤーがつっこんだであろう。「早えよ!!」
なにしろせっかちなプレイヤーならイベント後1〜2分ぐらいで着く場所である。感動台無し。
生死不明キャラが再登場する場合、しばらく後に主人公達の絶体絶命のピンチに!
というのが相場なのだが・・・まあこのキャラらしいといえばらしい。
ちなみに裏切った罰としてパーティーのほぼ全員からマジで殴られていた(ほほ→脳天→顔面にストレート→どてっ腹
実に痛そうなのだが自業自得である。



▼テイルズオブハーツ


●しんぐ・めておらいと【シング・メテオライト】
NDSで発売したテイルズオブシリーズ「テイルズオブハーツ」の主人公。16歳の少年。
故郷で祖父と暮らしていた所、ヒロインと出会い色々あって旅に出るというテンプレートなRPGの主人公である。
ここまでなら普通の主人公なのだが、シングはそれまで個性的なキャラを売りにしてきたテイルズオブシリーズにおいて、「無個性」と言われてしまう位テンプレートな性格であった。
馬鹿で純粋そして天然タラシ、と「シンフォニア」の主人公と被る上、それ以上の特徴がない。見た目もかなり地味な方であるのも手伝う。
一応ほかの主人公に比べてスケベであったり、「足フェチ」であったりするのだが本当にそれ以外では特筆する点がないのである。割と良識があるためカイルみたいに突き抜けてすらいない。
おまけにお祭り作品である「TOWレディアントマイソロジー3」の公式サイトでの紹介文が主人公なのにかなり短い。追記してあるコメントでもヒロインありきの発言をされている。
とはいえ、さすがにこれでは主人公としては空気になってしまうだろう。しかしそうじゃないのがテイルズオブ。
シングは本人よりも生い立ちや戦闘での性能がほかのキャラとは常軌を逸しているのである。

まず上記の祖父だが、彼は人知れず世界を救った勇者の一人でその娘、つまりシングの母親もその同志である。ついでにヒロインの母親やライバルキャラの父親も同志。
父親は作中では明言されていないが、描写などから察するに世界を統一している国家の皇族の一人(というか皇子)である可能性がある。
事情により胎児のころより異世界の魔王を精神世界に封印されている。そして作中で敵陣営により意図的に開放されるまで本人には悪影響がなかった。
と、本人の知らないところでかなりの設定を持っており、無個性ながらもしっかりストーリーを盛り上げてくれる。

戦闘面では歴代技の魔神剣やそれの類似技である蒼破刃(一応別のキャラとの協力で使用可能)が使えない。
しかしそれ以外の飛び道具系の技が優秀でで、なおかつシステムのお陰もあり敵を一方的にハメられる技を多く所持する。

とはいえ、ストーリー上では緊急時の火付け役として立ち回りが多く、主人公としての出番はほかのキャラに持っていかれ、活躍するときはヒロインありきなので結局無個性と化してしまうのだが。


●ているずおぶはーつ【テイルズオブハーツ】
ナムコのテイルズオブシリーズのマザーシップタイトル11作目の作品。
DSテイルズとしては3作目。
「据え置き並のボリューム」という課題を目指して作られ、DSとしては大容量の2Gbit、
前作イノセンスの倍の容量で作られた。
「人の心」をテーマにしたシナリオ、PS2版デスティニーを発展させた戦闘システム、
DSとは思えない長い(長すぎるとの批判要素もある)ストーリーなど、
従来のテイルズファンからは概ね好評である。

本作の最大の特徴にして最大の問題点は同じ作品でありながら
2つのバージョンが発売された事である。
一つは従来のテイルズと同じくOPや劇中ムービーをアニメで再生する「アニメムービーエディション」
もう一つはCGで再生する「CGムービーエディション」わかりやすく言えば10以降のファイナルファンタジー。
ストーリーや戦闘システムなど、ムービー以外は全く同じなのだが
この二つのムービーの違いが発表当初から話題になった。悪い意味で。

アニメムービーは問題ないのだが、問題はもう一つのCGムービーの方。
一部を除いたキャラの造形が不細工なのだ。致命的に。
従来のテイルズではここぞと言うべき名場面でムービーを入れる事で臨場感を上げ、
更に印象的な場面にするのだが、
このCGムービーでは劇中とは全く違うキャラのムービーになってしまい
ユーザーは冷めたり失笑してしまう事になってしまった。

特に今作のヒロインでムービーの出番も多い、
コハク・ハーツの不安定な造形は他のキャラと比べても特に際立っており、
一部のファンからはゼノサーガのモッコスになぞらえて
「モッコハク」と呼称されてしまうほどである。
結果としてアニメムービーの方が売れる結果となり、
CGムービーは多くのゲームで売れ残り、アニメムービーよりも早く値引きされる事になってしまった。

☆関連語☆
邪神モッコス


▼テイルズオブグレイセス


●あすべる・らんと【アスベル・ラント】
テイルズオブグレイセスの主人公。
地方領主の長男だが、幼少期のある事件をきっかけに大切なものを守れる力を欲し、騎士を志して家を離れた。
真面目で礼儀正しく正義感の強い好青年タイプで、普段は仲間内のツッコミ担当だが時々天然ぶりを見せる。

シナリオ面では主人公補正をどこかに落としたと言われるほど受難の時を過ごす事になる。
挫折や失敗を繰り返し、家族や幼なじみたちとの関係は険悪になる、守ろうと誓ったヒロインには逆に守られ続け、序盤はアスベルの転落人生なんて言われるほど。
最終的にはヒロイン、世界、ラスボスすら救う事ができ、幼い頃からの願いだった「全てを守れる強さが欲しい」をかなえたし、人間関係も修復できて報われたが。

逆に戦闘面では終始頼りになるPTの要であり、ステータス自体が平均的に高い、属性技が豊富で敵の弱点をつきやすい、壊れた性能の技がいくつかある、
バグによってやり方次第では秘奥義すら連発できるなど、攻撃面では完全にアスベル1強なんていわれたほど。
PS3版では他の仲間キャラの強化、バグの削除、壊れ技の使い勝手修正などで相対的に弱体化したが、それでも十分な強さ。

余談だが、キャラ発表当初からアニメ「コードギアス〜反逆のルルーシュ〜」に登場する枢木スザクというキャラに設定などが似ていると言われており、
CV担当も同じだったが、PS3版のDLCでコードギアスの衣装が買えるようになり、アスベルにはスザク衣装があてがわれ、尚更言われるようになった。


●かじやのさる【鍛冶屋のサル】
テイルズオブデスティニー2のサブイベント「鍛冶屋」で鍛冶屋を最高レベルにまで育てた時のランク名
ここまで育てると入手が非常に難しいランク8(最高ランク)の特性が2つ付いた武器を作ってくれるようになる

……それはいいのだが問題はそこまでにかかる時間とお金である
何と必要時間は単純計算で3000時間以上、お金も6000千万以上(ゲーム中でのカンストは999万9999)
というまさに気の遠くなるような手間が必要になるのだ
しかもこの鍛冶屋が成長する速度はリアルタイム依存で短縮などの方法は一切なく
2週目などで引き継ぐこともできないという極悪さ
その上にこれだけ電気代とリアル時間を浪費しても
必ずランク8の特性が2つ付いた武器を作ってくれるとは限らない
と、もはや何を考えて作ったのかスタッフにリアルで問いただしたいレベルの代物となっている

成長設定する時に秒とフレーム(1/60秒)を間違えたんじゃないだろうかと真面目に考えている人も居たが
後に発売されたPSP版で成長時間が半分になるという修正を受けたことで
スタッフが本気でこの数値を設定していたことが明らかになった
……それでも1500時間かよ!


●きゃらくたーめいせいしつ【キャラクター名性質】
テイルズオブグレイセスおよびテイルズオブグレイセスfの周回要素のひとつ。
今作では装備品に性質が設定されており、デュアライズ(合成)することで変動して
売値や性能に影響する。
グレードショップで「性質解放」を購入することにより、2周目以降
シリーズキャラの名を冠した性質を装備品に付加できるようになる。

能力上昇値や売値が基本的に高い他、キャラクターに応じた特殊効果が付加される。
「コングマンさ」の鋼体+1や「ナナリーさ」の命中4倍、
「ジーニアスさ」によるヒューバートの術技フレアショットのダメージ2倍
(※Wii版ではシリーズキャラではなく某配管工の弟から採った性質「緑っぽさ」で、
ダメージ倍率は4倍だった)など有用な効果もあるが
パーティ全体でアイテムが使用不能になる「バルバトスさ」や
ゲスト出演しているリアラへ与えるダメージが1になる「カイルさ」などの厄介な効果も存在する。

そして何よりも恐ろしいのは「ガイさ」。
Wii版においては装備すると女性キャラからの攻撃で 一 撃 死 する。
女性キャラが装備しようがお構いなしに一撃死、ガイ様華麗に惨状。
PS3版では一撃死から石化へと変わり若干マシになった気がするが、悲惨なことには変わりない。

特に「ガイさ」は比較的簡単に作成できるため、何も知らないプレイヤーが作成しては
「最近1撃で死ぬんだけどこれバグ?」→「装備が華麗に参上していないか?」
といったやり取りが頻繁になされる事となった。

☆関連語☆
ガイ・セシル バルバトス・ゲーティア


●そにっくばすたー【疾風怒濤】
テイルズオブグレイセスの登場キャラの一人、マリク・シザースが使用する技。
高速回転している刃が付いたブーメランに乗って突撃するという桃白白も真っ青なシロモノ。
よくよく考えてみると、回っているブーメランの上で直立不動のガチムチのオッサンがものすごい速さで迫ってくるという大変危険な技である。
この技を使うマリクの防御力が非常に低いため、威勢よく飛び乗っていった先でボコボコにされてぶっ倒れることも少なくない。
この技から、背中からビームをぶちかます「マリクビーム」へ移行可能。

※疾風怒涛からマリクビームへの流れを完璧に再現したAA

          三ヽ(´・∀・)ノ 
              |  /   そにっくばすたぁぁぁぁ
          三  UU   
          (( ⊂∞⊃ ))

                シャキーン    
                     (`・ω・´)   始めるぞっ!
                    ⊂   ノ9m   
                     (つノ    
                      (ノ
                     //
                    //
               ピョン!
                 ヽ``^' /
              (( ⊂∞⊃ ))
                                 漢なら背中で語れっ!
                         (  ´・ω)      鳥─∈
                         /    ̄,ノ'' ポイ彡 
                         /   /~      
                        /   / 〉      
                        \__)\)
                                                   : 丿  \ \.
                                                 ,_ ゛''=;- .,_\  \\
                                             ---__=___゛‐ニ‐- ゛`゛'-' \゙i
      ,  ,r'`w-''´゙i    O /`゛√,  ,r'`w-''´゙i       /`゛√,  ,r'`w-''´゙i   _-__-____    J゙i:
       ゙̄i ̄ ̄ ̄"´ ̄ ̄ ッ  ̄ ̄○ ゙̄i ̄ ̄ ̄"´ ̄ ̄ ̄ ッo ̄ ̄ ̄ ゙̄i ̄0 ̄ ̄:            ′( ´・ω・)   まりくびぃぃぃぃむっ!!
  ...........。... 〈................................〉..0.............................. 〈..............................〉.......o...........○__ ;                (⌒`::::   ⌒ヽ
     .........\......................./................................\............................./...............................\................_ _             ヽ:::: ~~⌒γ⌒)
       0 `゙i,    、i'´゙ O       o `゙i,     、i'´゙ ○      ゚ O`゙i,   _ _            :^ヽー―'^ー-'
,  _ ッ   ゙i○          _ ッ     ゙i O        ,  _ ッ o  __-_             : :: ::i 〉    │
      ̄ '' ッ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゙̄i,r'´ ̄ ̄ ゚ ̄'' ッ  ̄ ゙̄i_ッ ̄ ̄\,_、,r'´ ̄ ̄ ̄__三          ッ  ,r' /      }
                                 !、 ̄/         /-;-.,_ ゛''=;- .,/  ://ッ /|      |
                          ,.' .・ '′ソ_/______ッ_- ゛`゛'-''i| ::  /| / .     {  ,イ  丿
                  ;"・.。′°+゜ ; フニ二ブi ̄ ̄      ̄ ̄フメへッ─゛''=;- ., :: , ' ─ )   |  / | |

☆関連項目☆
テイルズオブグレイセス マリク・シザース マリクビーム


●ているずおぶぐれいせす【テイルズオブグレイセス】
テイルズオブシリーズのマザーシップタイトル12作目にして、Wiiのテイルズとしては2作目。
戦闘における今回からの新要素として、敵の攻撃を横にステップする事で回避できる「アラウンドステップ」が導入された。
また、従来のテイルズの戦闘は横スクロール形式だったが、今回はキャラを後ろから見る縦スクロール式である。
戦闘時のキャラの動きもこれまでのテイルズよりさらにスピーディーになっており、評価はいい。

シナリオに関しては酷評されてるほどでもないが、特に誉められてもいない。
主人公が最後の方まで挫折を味わいまくる話なので、暗い、辛い、そもそも話が据え置きにしては短いといった声もあるが、
「守る強さを知る」というテーマを貫いたのはいいとも言われる。

悪くないゲームではあるが、とにかくバグが多い。
クリアするだけならそれほど支障はなうが、周回プレイにおけるやりこみに影響があるという事で、長らく話題になっていた。
現在では修正版ディスクとの無料交換が行われ、店頭でも修正版が販売されるようになっている。


●ふれでりっく-ばーんず【フレデリック・バーンズ】
テイルズオブグレイセスのサブキャラで主人公アスベルの家に長年仕えており
子供時代から青年時代まで暖かく皆を見守り
戦死したアスベルの父のような犠牲を出さないように桁外れの実力を身に付ける等
執事の手本のようなお爺さん…に見えるのは物語中盤までの話。

というのも、本編クリア後に発生するサブイベントにて
他人から借りた機械でエロ画像を収集している事が発覚したからである。
再会当初、子供時代の出来事がキッカケで不仲になっていたアスベル達に
「お前達はまだ若い、これから良い方に変わっていけばいい」と凄くカッコイイ事を言っていたが
自分が真逆の方向へ変わってしまう事は予想出来なかったようだ。


●まりく・しざーす【マリク・シザース】
テイルズオブグレイセスに登場する仲間キャラ。
この世界における3大国の一つ、ウィンドル王国の騎士養成学校で教官を勤めており
主人公アスベルの恩師でもある。

序盤に王国内でクーデターが起こり、騎士団がクーデター側に付いたため
やむなく敵味方に別れアスベルと戦う事になる。
そこで敗れ捕虜になったものの、アスベルの説得もあってか死罪は免れ、
借りを返すためとアスベル達の旅に同行するようになった。

パーティー内では一番年上で元教官という事もあってか、冷静沈着で知識も豊富であり、仲間達の信頼は厚い。
一方かなりお茶目な面もあるらしく、世間知らずなキャラに嘘を教えまくったり、仲間の恋路を
一番面白がってからかったりしていた。

戦闘スタイルはブーメランのような剣を投げつけたり、術による攻撃を得意とする完全遠距離型。
この戦闘スタイルからすると間違ってはいないはずなのだが、パーティー内で一番ゴツイ見た目にも
かかわらず、ひ弱な秀才キャラや女の子以下というパーティ内最弱クラスの物理防御力のため
プレイヤーからは「紙教官」と言うあだ名が付けられた。
戦闘中気が付いたら死んでいたという事もザラ。
挙句の果てに戦闘後の掛け合いでも

教官「なぜ俺の防具を外すんだ?」→アスベル「いえ、俺の意思ではないです・・・」

みたいなやり取りがある辺り、教官の防御力に関してはスタッフも確信犯であると思われる。

また、自ら回転する剣に乗って突撃する疾風怒濤(ソニックバスター)
無駄にポージングがりりしい驚天動地(グランドバースト)など
技に関しては妙にネタ臭が強い物が何個か見受けられる。
まあブーメラン型の剣などと言う珍妙な物使ってる時点で(ry

なお余談ではあるが、中の人の良い声もあってか術の詠唱が歴代でもトップクラスにカッコ良かったりする。


●まりくびーむ【マリクビーム】
テイルズオブグレイセスfにて、味方キャラであるマリク・シザースに追加された隠し秘奥義。
発動条件は「疾風怒濤」という技を累計30回使用し、疾風怒濤から秘奥義を発動すること。
そしてその内容は、
突然武器を投げ捨て、敵に背を向けて腕を組んだ後、「漢なら背中で語れ!マリクビーム!」
と叫びながら背中からビームを放つというもの。
何故生身の人間が背中からビームを撃てるのか、そもそも何故ビームなのか、
などツッコミどころしかないこの技が追加されてしまったせいで、
元々若干ネタキャラ扱いされていたマリクが完全なネタキャラになったのは言うまでもない。

☆関連語☆
ギャグ技 マリク・シザース テイルズオブグレイセス


●りちゃーど【リチャード】
テイルズオブグレイセスの登場人物。
主人公の属するウィンドル王国の王子(後に王となる)で、主人公の友人でもある。
心優しい性格で国民に敬愛される、争いを好まない繊細な王子…のはずだった。

7人目の仲間として初めて情報が公開された時点で、主人公と正反対の黒を基調とする服装や、
「美形すぎて悪役っぽい」といった理由により彼の裏切りが予想された。
その後続々と公開される情報でも、
・パッケージ絵を始めとする複数の場面で悪人面
・OPで主人公とすれ違う描写
・全員集合の場面に一人だけいない
・表情集で一人だけ表情が少ない
・発売前の動画や画像だけで計6回倒れる
などの数々のフラグが報告され、ついに手に入れた称号は『フラグ王子』。
極めつけは流出したOP映像で、背を向けて消えゆくリチャードのカットがあり、
もはや彼の裏切り→死亡は疑いようが無いとして葬式の準備をしながら発売が待たれていた。

そして発売されてみると、幼少期や青年期の序盤は上記のような穏やかな性格だったが、
あることをきっかけに何かに取り憑かれたかのように(取り憑かれているのだが)
豹変し残忍な性格となり、多くの人の予想通り主人公たちと対立する。
二つの性格の間で葛藤する彼の姿は、後天的なオッドアイであることと、
いきなり苦しみだして「くっ…静まれ…」などと言い出したことから邪気眼扱いされ、
豹変時の美形キャラにあるまじき表情や「ともだち…ィィィイイ」などの迷台詞と共にネタにされた。
もはや心優しい繊細な王子の面影はどこにも無い。

しかしなんといっても最大のネタは、
その数々の期待…もといフラグを全て叩き折ってEDまで生き残ってみせ、
プレイヤーを驚愕させたことだろう。



▼テイルズオブエリクシア

●あるう゛ぃん【アルヴィン】
テイルズオブエクシリアのメインキャラ。大剣と銃を使いこなす27歳傭兵。CV杉田智一。性格はチャラ男だが頼れる兄貴分。
発売前から裏切り、死亡フラグ、ぼっちがネタに、公式にもぼっちの単位扱いなどネタにされており、
本編でも序盤から怪しい行動を頻繁にとっている。
実際彼はある組織に所属しており目的のため裏切り行為を働くのだが、今までの裏切りキャラとは裏切り方が違った。
・主人公一行を裏切ってはすぐ戻ってきて裏切ったわけじゃないと馴れ馴れしい態度でごまかし、はぐらかしながら復帰する。
・過去何度も複数の勢力に相手にスパイ、多重スパイ、裏切りを働いており、スパイ同士恋仲になった後の四象刃の一人プレザも裏切った。
・「傭兵は信用が大事」「次裏切ったら迷わず殺してくれ」とか言ってたがやっぱり裏切る。

これだけのことをやっているのだが、幼いころ異世界から飛ばされ、得体のしれない世界と人類に怯え、
異世界でも複雑な家庭環境に苦しみ、ただ母親と一緒にもとの世界に帰りたかったという事情があることや、
・自分の過去を仲間に少し話した直後、組織が主人公一行を自分ごと毒殺しようとし、
 みんなに真っ先に疑われ、あわてて「俺は知らなかった!!」が名セリフに。
・度重なる裏切りに自己嫌悪と罪悪感は持っており、体を張って仲間を助けるシーンも何度かある。
・半ば自業自得とはいえ、終盤自分の留守中脅迫して母親の介護をさせていた人物に母親を殺されてしまい、
 その結果組織に従う理由を失い、今の仲間達と共に闘い、組織のリーダーの伯父を倒す。
・しかし受け入れてくれたミラを死なせてしまい、ミラの死で異世界との壁が壊れるという予想も外れ、
 20年かけた帰るあても失い、そんな中ラスボス(の片方)にジュードを殺せば元の世界に帰してやると言われ、半ばヤケで襲いかかる。
・最初は本気だったものの、ジュードの幼馴染を誤射して急に取り乱し、怒ったジュードと大喧嘩、
 勝っても見逃し、負ければマウントで殴られて「もう殺してくれ」と発言。
・その後前述の元カノの元へ行くも、ジュード一行との戦いになり
 双方を止めようとするも結局また裏切ってジュード達に味方し、元カノを死なせてしまう。
・結局自分の居場所を求め申し訳なく感じつつもPTに復帰、ミラを復活させるために協力する。
・仲間の気遣いがかえってつらく、包み隠さず悪口を言うエリーゼに感謝していた(断じて幼女に罵られて喜んだわけではない)
・色々あってミラ復活、元の世界に帰り兄と再開し、泣き虫だったなどの恥ずかしい秘密を暴露される。
・最終決戦前夜エリーゼに頬にキスされ、一部プレイヤーからロリコン扱いされる。
・死亡フラグを回避し最終決戦を生存、世界を救うためミラがまたいなくなることを一人知らず「聞いてねえぞ!!」と驚く。
といった数々の出来事から、ヘタレ、マザコン、大きな子供、屑ヴィン、アル憫、マダオと呼ばれ愛されネタにされるキャラになった。
エンディング後二つの世界はつながり、両方の世界の橋渡しができるような仕事に就いたらしい。


●えで【エデ】
「テイルズオブエクシリア」に登場するサブキャラで中年の妻帯者。
ジュード編の冒頭、二大大国のうちの一つラ・シュガルの首都イル・ファンで
医学研修生をしているジュードに腰痛を治療してもらう患者として初登場、年の離れたジュードを先生と呼び慕う。
この時点ではほぼ全てのプレイヤーがただのモブキャラだと思ったのだが、この後精霊術研究所で偶然まずいものを目撃してしまい、
S級指名手配されてしまったジュードとミラを捕まえに来た警備兵の隊長こそがこのエデさんだったのだ。
まさか軍人、しかも隊長格とは…と多くのプレイヤーが思っただろう。
お世話になったジュードを捕まえることに抵抗を感じながらも、
港から船で逃げようとするジュードとミラに部下を率いて攻撃を仕掛けてくるのだが、
突如乱入してきたアルヴィンに不意打ちされ取り逃がしてしまい、
アルヴィン初登場シーンの引き立て役となってしまう。

次の登場は物語中盤、精霊術研究所でスパイ活動、
破壊工作をしようとしていた敵国ア・ジュール四象刃の一人アグリアを発見、捕獲しようとするも、
返り討ちにあい重傷を負っていたところをイル・ファンに戻ってきたジュード一行と再会、治療され一命を取り留める。
その後色々あってジュードの指名手配は取り消され、シリーズ恒例全然似てないのになぜかバレる手配書をはがして回った。
本人は正体に気付いてなかったが、アルヴィン、病院の受付として街に潜入していた四象刃のプレザとは面識があったようだ。

そんな彼のどことなく漫画家、地獄のミサワの描くキャラのような、
顔の広さに対して小さい目、目鼻口が中央に寄っている顔がエクシリア関連スレで話題になり、
「顔面ネガティブゲイト」などと呼ばれネタにされるようになった。
さらに
・警備兵隊長の身で、4人で精鋭一個小隊に勝るといわれる四象刃の中で最も危険な性格のアグリアを相手に重傷で済んだ、
・その後アグリアは任務に失敗し、逃亡するもジュード一行に発見され戦闘になり敗北、Gのような動きで本国へ逃げ帰る。
・ゲームの都合と言えばそれまでだが、研究所の警備兵はレベル1のジュードに複数で挑んでも負ける弱さ。

といった点から、「エデさん実はかなり強いのでは?」
「エデさんがアグリアを弱らせてくれていた」「腰痛がなければ勝っていた」などと言われ、
もしエクシリア完全版が出るなら新しく仲間にしたいキャラで真っ先に名前が挙がるキャラにもなった。
警備兵ということもあって、エクシリアスレで変態的な書き込みがされると
「おまわりさんこっちです」の代わりに「エデさんこっちです」が使われるようになり、
後に発売された攻略本のキャラ紹介文の項目では「エデさん」とさん付けで、
「つぶらな瞳とアゴがチャーミング」と書かれ、公式にも認知されるキャラとなっていた。


●るどがー・うぃる・くるすにく【ルドガー・ウィル・クルスニク】
テイルズオブエクシリア2の主人公。
テイルズシリーズとしては珍しく、無口系主人公であり、
戦闘、相槌、一部イベントを除いてほとんど喋らない。一応、選択肢で喋っている設定なのだが…

戦闘では双剣、ハンマー、双銃の3つの武器を自在に操って戦うオールラウンダー。
相手の弱点に合わせて武器を使い分けて戦えるのが強み。
途中、骸殻という力が使えるようになり、ゲージが溜まれば敵の秘奥義を潰したり、
戦況を立て直したり、一方的に殴ったりできると非常に強力。
三種の武器と骸殻を使いこなす事がルドガーの戦闘スタイルだ。

固有サポートは自操作キャラのサポートと同じ特性になるミラーリング。
幼女ヒロインのエル曰わく、真似しているという事なのだが、
ティポドレインは一体どうやって真似しているのだろうか?

さて、そんなルドガーで語るに欠かせないのは、
歴代テイルズ主人公の中でも1、2を争うほどの薄幸ぶりだろう。
どれくらい薄幸なのかというと

・クランスピア社就職試験を受けるものの、試験官の兄によって不合格になってしまう。
・その後、料理人として就職するもエルによって痴漢冤罪を受け、またしても職を失う。
・列車テロに巻き込まれ、負傷するものの何とか生き残れたが、治療費として2000万ガルドの借金を背負う事になる。
・骸殻を使用する毎にエルに異変が起きる事を知り、これがシナリオに大きく関わってくる。
・ラストダンジョンに向かう為にクルスニク一族の命が必要である為、兄を犠牲にする事を強いられる。

…と、列挙していけばキリが無い。
エクシリア2が鬱ゲーと言われる理由は、このルドガーの薄幸ぶりが物語っている。
唯一の幸運は、パラレルワールドのミラの豊満な胸を揉めたところか。
彼に幸福がやってくる日はいつになるのやら。
余談であるが、骸殻の最終形態が特撮ヒーローのような姿になる為、
仮面ライダーとファンからたまに呼ばれる。


▼テイルズシリーズその他


●うぃだーしん【ウィダーシン】
テイルズオブザワールド・レディアントマイソロジーのラスボス。
滅びに瀕した自分の世界「ギルガリム」を救い、なおかつ永遠不滅の世界にするべく主人公の世界を侵略する。
こうして書くとTOPのラスボス・ダオスに似たキャラクターのようだが、
実際にはダオスとはかけ離れたDQN思考のためむしろ「親善大使Mk-2」などと呼ばれている。
また、名前の語感が某ゼリー食品に似ていることから「ゼリー」とも。

さて、そんなウィダーシンだが実際に戦うとすさまじく強い。
固い防御力と高い攻撃力、HPが半分になれば最強の術メテオスォームを連発するようになり、
一週目でコイツを倒すには連動HPから高レベルキャラをダウンロードすることも仕方がないとまで言われた。
二週目以降はハードモードとマニアモードが追加され、ますます強くなる……のだが、
ハードもしくはマニアモードで進めた場合、一週目とはレベルも装備品の質も比べ物にならないほど跳ね上がるため、
満足のいく装備を集めきる頃にはメテオスォームの直撃を受けない限りタイマンで勝ててしまう。

これだけならば一週目と二週目のギャップが激しいだけで済んだのだが、
なんとコイツは他では入手不可能なレアアイテム「ヒールバンクル」と「メンタルバンクル」を落とす。
このゲームでは次週にレベルとアイテムを持ち越せるため、
多くのプレイヤーがどちらかのアイテムを落とすまで何度もウィダーシンをボコることとなった。
RPG数多しといえど、アイテムのために何度も挑まれるラスボスは珍しい。


●かのんの・いあはーと【カノンノ・イアハート】
テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2のヒロイン。
ココヤシの樹を模した髪型が特徴。
作中では単にカノンノと呼ばれるが、前作1や続編3の同名人物とは別人のため、
揃い踏みする時は前者をパスカ・カノンノ、後者をカノンノ・グラスバレーと呼ぶ。

ストーリーの基幹に関わる生い立ちや自己犠牲も厭わず人助けをする行動など、
ヒロインのテンプレをしっかり守っており
キャラデザと中の人の名演もあって、敵味方ゲスト問わず歴代テイルズキャラをかき集めた人気投票でも
数多くの歴代キャラを差し置いて第3位という上位に食い込むほどの人気を誇っている。だがココヤシ頭。

彼女はミニスカのワンピースで戦場を駈け回っているが、
残念ながらスカートの中は謎の暗黒空間となっている。
だが変態紳士諸君、諦めてはいけない。
なんと続編の3では事あるごとに鮮やかな水色のおパンツが拝見出来るのだ!ハラショー!


●たんす【タンス(テイルズオブシリーズ)】
TOPなりきりダンジョンXで追加されたキャラクター、アルベルトのこと。
主人公達のコスチュームを収納するクローゼットなのだが、プレイヤーからは主に負の感情を込めてタンスと呼ばれている。

謎の女性ノルンより主人公の双子のもとに遣わされ、主人公である双子のディオとメルに「なりきり士」としての使命を伝える。
双子の着るコスチュームは全て彼が自分の体内にしまっており、普段は小さくなってメルの服に隠れているが、
ダンジョン内など危険な場所では怯えて出て来ず、必然的にコスチェンジは安全な場所に限られる。
(とあるアイテムを使えば一応どこでも着替えることは可能)

……とこれだけ聞けば普通のお助けキャラなのだが、問題は彼の性格である。
一言で言えば女尊男卑。女性に対してはとことん甘く、男性に対してはとことん辛辣。
口を開けば男性キャラに対する罵詈雑言、
ついでに女好きを通り越してもはや変○の域にある各種言動から、
スキット開く度に「頼むからしゃしゃり出て来ないでくれ」と胃痛に悩むプレイヤーが続出。
更にとあるスキット(詳細は後述)では、TOPのメインキャラであるチェスターの妹、アミィ(TOP序盤にて殺害される)を
そのキャラごと貶める発言もあり、(補足しておくと、アミィを殺した者達への復讐が、TOPでのチェスターの戦う理由である)
旧作からのファンの怒りを一身に受ける結果となってしまった。

さて、ここで問題のスキットの詳細である。
メルに魔物が襲いかかるのを見たチェスターは、メルのことを思わずアミィと呼んで魔物を仕留める。
このイベントの後に↓のスキットがあり……

チェスター「アミィと間違えるなんてな……」
アルベルト「アミィって、おめぇの妹だか?」
チェスター「あ、ああ、そうだよ……」
アルベルト「ほぇ〜〜〜、おめぇに妹がなぁ〜〜」
チェスター「な、なんだよ!人の顔ジロジロ見て」
アルベルト「おめぇみてーなキツネ目の妹っつーことは、そのアミィっての、名前に合った顔なんだなや」
チェスター「なんだよ、それ。アミィが俺に似てるって言いたいのか?」
アルベルト「みなまで言わんでええだ、ええだ。おめぇの顔見てれば、ぜぇ〜んぶわかるだよ」
アルベルト「おめぇはかわいい妹が欲しかったんだ。だから、さっきメルメルをわざと間違えたんだど?」
チェスター「バカ言ってんじゃねぇっての」
アルベルト「あひゃぇ!当たっただ!図星だ!!こいつ、メルメルを狙ってる変態だーよ!!!」
チェスター「あのなぁ……そりゃ、おまえだろ……?」

このイベントの前にアミィが故人であることを知った上で、コレである。
クリア後に行ける開発室では「毒舌キャラ、楽しんでいただけましたか?」とスタッフは言うのだが……正気か?

このような言動もあって、多くのファンからは「どうしてこんなウザイキャラわざわざ追加したんだ」と不評の一言であり、
一部のプレイヤーからは「これもノルンから与えられた試練」と評する向きもある。
興味のある方は「タンス死ね」でぐぐってみよう。


☆関連語☆
アミィ・バークライト


●ているず-おぶ-ざ-わーるど・さもなーずりねーじ【テイルズオブザワールド・サモナーズリネージ】
テイルズシリーズ初のシミュレーションRPG・・・という触れ込みで発売された
「キング・オブ・キングス」シリーズ3作目
2作目「ポケットキング」は隠れた名作として評価が高かったが、売上としては芳しくなかったので
テイルズのキャラを借りて製作された(この背景にはナムコの売上に伴う出来高払い制度があり、
このために一定の売上の約束されたシリーズものが乱発傾向にある)

「キングス」の名を売り渡したことから、キングスシリーズファンの反発を招き、全体的な作りこみの甘さがそれに拍車をかけた。
その上、ポケットキングの主人公のうわさなど、内輪ネタに終始したため、テイルズファンにもそっぽをむかれる結果となった。

どちらのファンにとっても完全に黒歴史である。


●なりきりだんじょん【なりきりダンジョン】
1)テイルズの外伝シリーズ。1はGBC、2と3はGBAで発売。
「なりきりし」の少年少女が、様々な職業、テイルズキャラ、
果ては歴代ナムコキャラ(人外体形含む)の服を着てなりきり、その能力を駆使して戦う話。
また、BGMはほとんど本編の物を使用。特に3は曲数も音質も好評。

2)正式には「テイルズオブファンタジア なりきりダンジョン」。
(1)の第1作目。その名の通り、「テイルズオブファンタジア」の続編。
双子の主人公が、時空を越えて運命に立ち向かう話。
ちなみにシナリオ担当によると、今回の主役はTOP本編におけるラスボス・ダオスである(ゲーム内「おまけの部屋」より)。
「魔王」と呼ばれる行動の理由、苦悩、葛藤を深く描かれている。
戦闘は「プチLMB」で、他と違いコマンド式に近い。また、難易度も高めだが

・双子が可愛い
・話がいい
・やりごたえがある

という点が人気。
だが、ヴァルハラ村(町)のNPCが鬱なので注意すべし。


●なりきりだんじょん-つー【なりきりダンジョン2】
正しくは「テイルズオブザワールド なりきりダンジョン2」。
異世界に、テイルズ初期3作品(TOP、TOD、TOE)のキャラが集合するパラレル物。
戦闘はTOEに近い。1と同じく、依頼とストーリーを並行して進めていく。
各ダンジョンは、本編のものを元にしており、曲もそのまま使用。
1に比べて服作りがヌルいが、所持数に制限があり、種類も多い。
主人公は、教会の孤児院育ちの少年少女。1の双子に比べ…人気はイマイチ。

なおジャンル名は
「コ ス プ レ RPG」
である。


●なりきりだんじょん-すりー【なりきりダンジョン3】
正式には「テイルズオブザワールド なりきりダンジョン3」。
2のパラレルワールドが舞台らしく、2の主人公が別設定でまた主人公である。やっぱり人気はイマイチ。
今度は前作の3作品に加え、TOD2とTOSが追加されている。
各作品の歴史を元に戻すために戦うが

・ダンジョンの移動がとても面倒
リオンとジューダスが片方しか仲間にならない
・話が矛盾
・NPCのグラフィックが微妙
・さらに服作りがヌルい
・次周に引継ぎ一切なし

という点が問題。
だが、数が多く再現度も高いBGMや、闘技場での各作品の主人公+αとの連戦は好評。
また、リオン&ジューダスのタッグ戦では、本編リオン戦の曲と燃える演出が秀逸。
しかし、サウンドテストがないため、1回しか聴けない曲も多い。
なお、今回のジャンル名は
「コ ス プ レ S-RPG」
である。
ちなみに監修は桝田省治氏。


●ねがてぃぶにーと【ネガティブニート】
テイルズオブザワールドレディアントマイソロジー2において、
アニス(CV.桃井はるこ)がネガティブゲイトを発動した際に放つ台詞。
当初はそういう風に聞こえない者が多かったが、次第に「だいたいあってる」「確かに聞こえる」という声が出始めた。
最終的に定着することはなかったが、一瞬だけ燃えた火としてファンの間では一応浸透しているらしい。


●れでぃあんとまいそろじー【レディアントマイソロジー】
正式名称「テイルズオブワールド レディアントマイソロジー」
2006年にPSPで発売されたテイルズオブシリーズの外伝作品。
主人公は世界を護るために世界樹が生み出す存在「ディセンダー」となって、
異世界のディセンダー・モルモやヒロインのカノンノと共に「蝕むもの」と呼ばれる謎の魔物に立ち向かう。

これまでのテイルズオブワールドと同じように、各テイルズオブシリーズから様々なキャラクターが登場するパラレル作品。
主人公がプレイヤーの分身であり、全10種の職業の中から好きな職を選び冒険できる。
テイルズオブテンペスト以外、全てのテイルズオブ作品からキャラクターが登場するとだけあって、
お祭り状態のような作品と期待されたが、実際には

・登場するテイルズオブキャラクターはわずか19名、そのうち共に戦えるのは14名
・ファンタジア、リバース、デスティニー2の主人公は登場しない。
・テイルズキャラは一緒に連れて行かないとレベルが上がらない上、武器防具を一切装備できないので戦力として主人公に劣る。
(挙句に主人公のLvに合わせて強くなる傭兵キャラがいる)
・本編と微妙に性格が違う。

など、テイルズキャラ総出演という宣伝に期待した人達は壮絶なガッカリを味わうことになった。
しかし、テイルズオブアビスそのままながら携帯機とは思えないほどクオリティの高い戦闘や熱中できるレアアイテム集め。
そして連動webサイトで自分が育てたキャラをアップロードしたり、
他人が育てたキャラをダウンロードして使用できるなど主にシステム面で高い評価を得た。

ちなみに、ジャンルは「君のためのRPG」


●れでぃあんとまいそろじー-つー【レディアントマイソロジー2】
正式名称「テイルズオブワールド レディアントマイソロジー2」、2009年1月29日にPSPで発売された外伝作品第二弾。
前作同様、主人公は世界樹が生み出した戦士「ディセンダー」として世界の危機を解決する。
基本的にゲームの流れは前作と変わらず、続編と言うよりは1のボリュームアップバージョンと考えてよい。

前作で問題となっていた本編キャラの参戦数のしょっぱさや武具装備不可能といった点が改善され、
今作はマザーシップタイトルの中でテイルズオブヴェスペリアまでの11作をカバーし、なんと総勢50人の各シリーズキャラが参加。
内47名が戦闘で自軍キャラとして使用可能。中には味方として使用出来なかった前作ヒロインのカノンノも参戦し、前作ファンは喜んだ。
プレイヤーキャラと同じく装備の変更も可能となり、晴れてオールスターゲームとしての体裁が整った。

が、今度は特定キャラと強制パーティの必須クエストが多い事、装備品は性能に比例してLv制限が上がる事、そして新規加入時のLvが低いため、
頻繁にレベル上げと装備更新をする必要があり、少々プレイアビリティが損なわれるという不満が出てきた。次回作の改善に期待したい所。

なおキャラクターが大幅に増えた影響か、一人当たり習得技の上限数が20個に設定され、
一部本編キャラは優良特技がごっそり減っていたりする場合もあるので、
あのキャラであのコンボ使って無双してやるぜ!といった期待には注意が必要。

また主人公のキャラメイキングも前作の素材に追加という形でバリエーションが増えているため、着せ替えアバター的な楽しみも増えた。
MMORPG顔負けのメイキングバリエーションは、好きな人には中々嬉しいポイント。
(中には「どーも君」のような口やギャグテイストの目など、劇中浮きまくりなネタパーツもあるが……。)

更に前作同様Web連動サイトに無線LANで自キャラをアップロードしたり、逆にDL傭兵として雇ったり出来るほか、
ネタ・シリアス織り交ぜた追加アイテムがダウンロード出来たりするのもポイント。
中にはここでしか手に入らないアイテムもあるのでPSスポットや無線LAN環境が身近にある方は必見。

ストーリーは特に面白みがある物ではなく、有って無きが如し。50人も参戦すれば空気参戦の人が多数出るのもやむなしか。
シナリオ目当てでやるようなゲームではないので期待はしないように。
総じてシステム面は完成度が高く、レアアイテム集めが好きな人や前作にハマれた人には文句無くオススメできる秀作といえる。


●わだ-どん・わだ-かつ【和田どん・和田かつ】
1)ナムコの音ゲー「太鼓の達人」のマスコットキャラ。
魂が宿り、手足の生えた和太鼓の双子の兄弟。

2)1)を模した、なりきりダンジョン3のなりきり服。フリオ(少年)が「どん」、キャロ(少女)が「かつ」を着る。
なお「かつ」の方は、唯一の着用者と服の性別が違う服。
これを着ていると「太鼓の達人」という特技が出せる。その名の通り、音ゲーをプレイして敵にダメージを与える。

ちなみに、明らかに人外体形だが「服」扱い。着用中、体が一体どうなっているのかは不明である。

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