ゼルダの伝説/もぎたてチンクル


▼ゼルダの伝説シリーズ/もぎチン


※ゼルダの伝説シリーズの多くはジャンル区分が「アクションアドベンチャー」です。
ジャンルが「RPG」に当てはまるものは
リンクの冒険(ARPG)、ムジュラの仮面(3DARPG)、神々のトライフォース&4つの剣(ARPG)
特に意見がなければ上記以外のシリーズのネタは収録しない方針です。

▼ゼルダの伝説シリーズ汎用

【コッコ】
【ゼルダの伝説】
【ドアノ シュウリダイヲ モラウゾ】
【ミンナニハ ナイショダヨ】
【妖精の泉】

▼リンクの冒険

【ユウシャ ロト ココニネムル】
【リンクの冒険】

▼ゼルダの伝説 ムジュラの仮面

【ウサギずきん】
【海ヘビ(ゼルダの伝説 ムジュラの仮面)】
【オドルワ】
【お面面面】
【鬼神の仮面】
【ゼルダの伝説 ムジュラの仮面】
【チンクル】
【??】

▼ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣


▼もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド

【アバ】
【もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド】
【2600年発売】



▼ゼルダの伝説シリーズ汎用


●こっこ【コッコ】
1)「ゼルダの伝説」に出てくるニワトリ。
こいつを持って高いところから飛び降りるとグライダー体験ができる。
調子に乗っていじめると手痛い逆襲を受ける。
小さい手乗りコッコというのもあるらしい。

2)ゼルダの伝説シリーズに登場する最強のニワトリ。
普段はおとなしく、剣で斬るなどをしても悲鳴をあげて逃げ回るだけだが、
あまりにしつこく攻撃しつづけると豹変、
画面を埋め尽くすほどの数のコッコがリンクに襲い掛かる。
下手すればこれで死ぬこともある。
余談だが、時のオカリナでは遠くにジャンプするのにこのコッコを使うテクニックがあった。

☆使用例☆
___を捕まえて!


●ぜるだ-の-でんせつ【ゼルダの伝説】
1) 1986年に、ディスクシステム用ソフト第1弾本格的ロールプレイングゲームとして任天堂から発売された。
主人公リンクが冒険をして世界を救うというRPG定番の内容である。
プレーヤーが操作する'緑の服に緑の帽子'の彼が「ゼルダ」だと思っている人が時々いるようだが彼の名は「リンク」。
「ゼルダ」とはハイラルの姫の名である。
SFC、GB、64、アドバンス、キューブと、Mr.任天堂マリオさんに負けず劣らず新シリーズが発売されている。
新しくTV用任天堂ハードが出ると近いうちに「新作ゼルダ開発中」などとゲーム誌で発表されるが、
開発発表されてから発売されるまでには数年を要するため多くのゼルダファンをイライラさせる。
しかし長い間待たされるぶん、出来具合はFFやDQに引けをとらない。
シリーズ中ではゼルダ姫が全く登場しない物もあるのだが、それのタイトルも「ゼルダの伝説 〜」になっているのは謎である。
タイトルに「リンク」の名が使われたのはシリーズ2作目「リンクの冒険」のみである。
ちなみに任天堂による公式ジャンルは「アクションアドベンチャー」であり厳密に言うとRPGには含まれないことになる。

☆関連語☆
ディスクシステム

2)
主人公リンクが世界を救う様を描く、任天堂を代表する『アクションアドベンチャー』ゲーム。
でもシリーズによっては
リンクの冒険 → アクションRPG
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 → 3DアクションRPG
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし → アクションアドベンチャー、アクションRPG
とジャンルにRPGが入ってたりする。
任天堂がどういった理由でアドベンチャーとRPGを分けているかは不明。
というか日本のRPGの定義が(ry

☆関連語☆
RPGの境界線


●どあ-の-しゅうり-だい-を-もらうぞ【ドアノ シュウリダイヲ モラウゾ】
「ゼルダの伝説1」の地上エリアでは木を燃やしたり壁を破壊したりすると隠し部屋が現れることがある。
中はお店だったり、敵からこっそりお金をもらえたりする。
しかし時々ドアの修理代と言って金を取るじいさんがいる部屋もある。
取られる額は大したことないのだが何となくムカつく。
ちなみに、人から強引に修理代を取っておきながらドアは最後まで修理されることはない。

☆関連語☆
ミンナニハ ナイショダヨ


●みんなには ないしょだよ【ミンナニハ ナイショダヨ】
FCのARPG「ゼルダの伝説1」で、隠し部屋の中にいるおじいさんからルピー(ゼルダ世界の通貨)を貰う時の台詞。
隠し部屋を見つけるのは結構大変なので、おそらく「この場所は、友達には秘密にしておいてね」という意味だと思われる。
この台詞はゼルダ好きの間では常識中の常識。むしろ知らないほうが恥ずかしいぐらいだろう。それほど有名な名台詞なのだ。
そして人気のせいかはわからないが、この後の作品にも、この台詞を言う人物が密かに登場することも。
例えば、ハイラル城の兵士にルピーを払って扉を開けてもらう時(時のオカリナ)、
ゼルダ1と同じく、隠し部屋でルピーを貰う時(ふしぎの木の実)などがある。
ファンとしては、この台詞が出てくると嬉しくなる(ニヤリとする)だろう。俺は嬉しい。


●ようせい-の-いずみ【妖精の泉】
近寄ると妖精が出てきてHPを回復してくれる泉。
任天堂64「ゼルダの伝説」に出てくる泉は妖精が群がっているので捕まえてビンに詰めてお持ち帰りができる。
なお、いくつかの泉に出てくる大妖精はでかくてキモくてちょっと怖い。



▼リンクの冒険


●ゆうしゃ-ろと-ここにねむる【ユウシャ ロト ココニネムル】
リンクの冒険で、とある墓を調べると出てくる文字。
ロトとはご存知ドラゴンクエストの重要人物である。
この時代には他社キャラを勝手に墓に埋めるお遊びが結構あった。
17年後に発売されたGBA版にもしっかり存在する。
リンク自身も初代ファイナルファンタジーで墓に埋められている。


●りんくのぼうけん【リンクの冒険】
1987年にディスクシステムで発売された、ゼルダの伝説シリーズ第二弾。
2004年にGBAに移植された。リメイクではないので内容は全く変わっていない。
ジャンルはARPGで、RPGのようにマップを探索して敵にぶつかったり、
ダンジョンに入ったりすると横スクロールのアクション画面に移行する。
このゲームで特徴的なのは独特のレベルアップシステムだろう。
剣、魔法、命の三つのレベルがあり、敵を倒したりして得た経験値が一定以上たまると
三つのうち一つのレベルを上げることができる。
ゲームオーバーになったりゲーム中断すると、三つのうち一番低いレベルまで落とされる。
たとえば剣と命ばかり上げて魔法のレベルが1だったりすると、全部のレベルが1まで落とされる。
アクションが相当厳しいので、慣れるまでは幾度となくゲームオーバーになるはずである。
「ゲームは一日一時間」などと決められていた人には、
セーブのたびにレベルダウンを余儀なくされるというつらいシステムであった。

☆関連語☆
ゲームは一日一時間



▼ゼルダの伝説 ムジュラの仮面


●うさぎずきん【ウサギずきん】
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面に登場するお面。お面?
ナデクロさんのヒヨコをコッコに成長させて差し上げる事で頂ける。
装備すると長いお耳がピョコピョコ揺れて可愛らしい。
ついでに移動速度とジャンプ力が上がる為、快適なプレイには必須。
ただしCボタンには3つしかアイテムをセットできないため(1つはチャットとの楽しいお話ボタン)
Cボタン常駐組である「オカリナ」「弓矢」「フックショット」と苛烈な争いを繰り広げる事となるだろう。
たいてい弓矢が抜かれるけど。
余談だが、これを装備していると他のお面と同じく覆面とみなされ、
盗品専門店「マニ屋」で売買ができなくなる。
顔を隠すどころか帽子の上に乗っかってるだけなのだが……。


●うみへび【海ヘビ(ゼルダの伝説 ムジュラの仮面)】
マリオ64でウツボがトラウマになった人へ任天堂が送り込んだ新たな刺客。
再プレイしたくなった時もここだけはやりたくない。でもここに行かないと進まない。
あぁなんでこんな事に


●おどるわ【オドルワ】
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面に登場するモンスター。
ウッドフォールの神殿のボスを務める。
謎の奇声と気持ちの悪い動きが特徴の密林仮面戦士。
大量の虫を呼び出したり、リンク顔負けの回転斬りを披露したりと最初のボスにしてはやることが派手。
ボス部屋にはバクダン花(無限に使える爆弾)が生えており、着火すると呼ばれた虫が群がりそのまま爆死する。
まさに飛んで火に入る夏の虫。
ちなみにこいつも爆弾を当てると二発ほどで死んでくれる。

こいつ自体はたいしたことのない普通のボスなのだが、
戦闘中、終始聞こえる奇声のおかげでプレイヤーに強いインパクトを残している。
プレイした人がボス戦の曲を聴くと空耳でこいつの奇声が聞こえるかもしれない。

☆奇声一例☆
( ゚Д゚)<ラーリホッ!ラーリホッ!
( ゚∀゚)<モッテナーイ! モッテナーイ!


●おめんめんめん【お面面面】
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面にてありがちな怪現象。
本来は「お面画面」だが、似たような文字のせいでTVやプレイヤー側の都合によりそう見えてしまう
「おめめんめん??」とか読んじゃった人もいるとかいないとか


●きしんのかめん【鬼神の仮面】
ゼルダの伝説 ムジュラの仮面に登場する最強の仮面。
入手するには全てのお面を集める必要がある為、初回プレイで手に入れたのは攻略本を持ったプレイヤーぐらいだろう。
かぶる事で鬼神リンクに変身し、剣が両手持ちの大剣に変化する、というか剣しか使えない。
ボス部屋でしか使用する事が出来ないが、その性能は異常。いわゆるバランスブレイカー。
剣しか使えないもののZ注目(よーするにロックオン)した相手に剣を振る事でビームを発射できる。
このビームが高威力で剣を振る速度で連射できるうえに、
正面からの飛び道具を弾くラスボス第一形態を『正面からゴリ押せる』という高性能ぶり。
まあ、第一形態に限らずラスボス戦自体がビームを撃つ簡単なお仕事と化すのだが。
一発ごとにMPを消費するのが唯一の弱点というか良心なのだが、
このゲームには簡単に何度でも手に入るMPを無限にするアイテムが存在する為……後はお察しの通りである。


●ぜるだのでんせつ-むじゅらのかめん【ゼルダの伝説 ムジュラの仮面】
ニンテンドー64で発売された作品。
ゼルダの伝説シリーズ6作目(リメイクを含めれば7作目)であり、
前作「時のオカリナ」の完全続編となっている。

世界が滅びるまでの最後の3日間を「時の歌」の効果で何度も繰り返し、
幸せな結末に向かう。そんな個性的なシナリオ・システムが大きな反響を呼んだ。
全体的に高難易度な上、世界観がかなり不気味(※)なので賛否両論だが、
未だに根強いファンは多い。

※いわゆるグロ・ホラーとは違い、MOTHER2のムーンサイドのような、狂った系の不気味さ。

なお、ゼルダは基本的に「アクションアドベンチャー」なのでこの辞典の対象外だが、
何故かムジュラだけは公式ページで「3DアクションRPG」と表記されているため、
この辞典の対象内である。

☆関連語☆
続編


●ちんくる【チンクル】
任天堂64「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」に出てくる、三十路を超えてなお自分は妖精族だと主張する夢見るオッサン。
緑の全身タイツに赤いパンツという派手な格好。
それだけでも十分痛いのに密着した服であらわになった太鼓腹が余計に痛い。
巨大な風船にぶら下がってるのが日課。
写真に撮って親に見せてやると小金になる。

典型的な日本の中年のオッサン風の外見や上記のような役回りのせいで
海外には結構本気で彼を嫌っている人も少なからずいるようで、
大手ゲームニュースサイト「IGN」では「"Die, Tingle, Die! Die!" Campaign
(死ね、チンクル、死ね、死ね!キャンペーン:通称チンクル死ね死ね団)」なる過激なネガキャンも行われた。

そんな叩きを嘲笑うかのごとく、2006年発売のゼルダシリーズ初のスピンオフ作品となった
「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」、2006年度クラブニンテンドープラチナ会員特典で配布された
「チンクルのバルーンファイトDS」で立て続けに主役を飾るという快挙を達成。
この「もぎチン」、発売前後に関わらずイロモノ扱いのソフトだったが、ゲーム自体は好評であり売上も上々。
それを知った先述の死ね死ね団は「海外版も出してくださいお願いしますorz」と手のひらを返して謝罪したという。
謝罪の甲斐あってかは不明だが日本版から遅れること1年、2007年9月にめでたく?欧州で発売された。

ちなみにこの2作品では35歳に加え無職独身という素敵な設定。
最早ルイージに次ぐネタキャラとなっている気もしないでもない。


●??【??】
ゼルダの伝説ムジュラの仮面
宿屋ナベかま亭のトイレの便器から左腕だけ出して
「か か か カミくれ」
と懇願してくる謎の人(?)物
紙製のアイテムを渡すと「おちていた…」というハートのかけらと交換してくれる

渡すアイテムは紙製なら土地の権利書から行方不明の恋人への(その行方不明の人物から母親への)手紙でも
なんでもいいが,その紙が何に使われたかは不明である
勘の良い読者ならここまで読んだ段階で紙の用途に筆者と同じ“ある推測”をたてているだろうが、
この件を深く追求する事はオススメしない

世の中には“クサい物には蓋”で済ませた方が良い事もあるのである



▼ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣



▼もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド


●あば【アバ】
もぎたてチンクルのばら色ルッピーランドに登場する少女。
8歳にしてさすらいのファイター。父は一応人間だが母はマンドリル。
主人公をはじめ登場人物の顔がゲテモノ揃いのこの世界で、まともに整った顔立ちをしている非常に貴重な存在。
貧弱な主人公を見かねて「アンタしぬよ」と忠告し、その後戦い方をレクチャーしてくれる。しかもタダである。
実はちょっと複雑な生い立ちのようだが・・・?
公式HP「チンクルハウス」では壁新聞を発行している。
それによれば、DSをデコって「アバデコDX」と名付けているらしい。

余談だが、このゲームはあらゆる登場人物と金銭交渉を交わすが、
彼女をはじめ子供たちとは一切金銭のやりとりがない。
このことの意味はEDのひとつを見た時にわかるだろう。


●もぎたて-ちんくる-の-ばらいろ-るっぴーらんど【もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド】
何が起こったのかはわからないが、暴走した任天堂が出してしまったRPG。通称「もぎチン」。
ただの1発ネタのキャラゲーかと思いきや、
・ちょっとダークで毒がある世界観
・意外と深いルピー交渉の駆け引き
・ゼルダファンならニヤりとできる演出
など、予想外の高評価を得たソフト。最近では珍しいバカゲー。

☆関連語☆
チンクル


●にせん-ろっぴゃく-ねん-はつばい【2600年発売】
「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」が2006年発売というのを、
誤記・誤植で有名なファミ通がこう書き間違えてしまった。
一見よくありがちな誤植だが、ゲームがゲームだけに、
ファンの間でネタとして使われまくってしまう。
ついにそれを知った開発スタッフが、公式ページの4コマでネタにし出してしまった。



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