ログ




【ヴァシュロンダンス】
【ヴォラック=ウィンザルフ】
【HPの桁が上がる】
【黄金の太陽 漆黒なる夜明け】
【解析】
【鍛冶屋のサル】
【語りオチ】
【画面外】
【カロス・ランザート】
【キミキスステッカー アマガミステッカー】
【極端なパラメーター】
【クリスタル・グランデ】
【警備員のバイト】
【成長率上昇アイテム】
【サエーナ鳥】
【自害】
【新種道具】
【ソルティエ】
【タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis】
【タダの巻物】
【手榴弾】
【天上楽土】
【仲間がラスボス】
【年齢1桁台】
【廃坑/廃鉱】
【反撃不能】
【半罪人】
【ブランタ=モウン】
【ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア】
【ボスボロット】
【マジックバースト】
【真っ二つ】
【マリクビーム】
【マルコ】
【ラジアント-ヒストリア】
【ラ・バン】
【Repair】
【災いの翼】
【??】




●う"ぁしゅろんだんす【ヴァシュロンダンス】
End Of Eternityにて主人公パーティの一人"ヴァシュロン"
彼が富豪バーバレラからワインを取ってきて欲しいという依頼を受けた時、
その巨乳にときめき心の中で踊ったダンス。
それは「いーとーまきまきしながら腰をクネクネさせる」といったものでプレイヤーの印象に強く残った。
その際ヒロイン"リーンベル"のことを枯れた土地扱いしていることも忘れてはならない。

(チクショウ! いけすかねぇ女だ!
だが しかし! だがしかし!
うぉーい! ソレ(巨乳)は本当に天然モノなのでしょうか?!

貴女がそのグレネード(巨乳)を炸裂させるおつもりならば−−
こちらも自慢のビッグマグナムで応戦せざるを得ないような−−

そんな気がしてならない!!

が しかし! よーく考えろ俺! 依頼は戦闘ではない!
そうだ! ワインだ! ブドウの酒だ!
ブドウは肥えた土地でたわわに実る(巨乳)というが!
ということは! まさかアレか!
ウチの土地(リーンベル)は枯れている(貧乳)のだろうか?)


●う゛ぉらっく=うぃんざるふ【ヴォラック=ウィンザルフ】
タクティクスオウガに登場する敵役、暗黒騎士団・ロスローリアンのNo.3。
口髭とやや後退気味な前髪が印象的なナイスミドル。

ゲーム中で「出身・経歴等一切不明だがローディス教国やロスローリアン総長タルタロスへの忠誠心は極めて高い」
とあり、また前作『伝説のオウガバトル』の重要キャラ、ラウニィー・ウィンザルフと同姓であること、
重要ポジションでありながらSFC版では交戦機会がなかったことなどから
大物然とした雰囲気を醸しだし、長年に渡ってファンの間で憶測が飛び交ったキャラである。

…が、問題はリメイク版である『運命の輪』における彼の扱い。
物語終盤において総長、副長、ヴォラックの三名は部下の謀反によって捕縛される。
しかし海千山千の神殿騎士を束ねる彼らにとって縄抜けなど造作もないこと
…のハズだったのだが、そこで悲劇は起こった。

件のイベントは、他二人が縄抜けしヴォラックが最後に縄抜けを行っている途中で場面が変わってしまい、
ヴォラックのみ縄をほどききる姿が描かれていなかった。
それを見た一部のTOスレ住人が「ヴォラックだけ縄抜けできてねえw」と言い出したのだ。
直前の縄抜けのモゾモゾとした動きが「なんかこいつドンくさそう」という印象を与えたのもそれに拍車をかけた。

そしてこれを面白がったTOスレの他住人が悪ノリしたもんだからさあ大変。
元々ヴォラックは、SFC版のころからNo,3のクセに総長の侵略指針の真意を知らされてなかったり
運命の輪では、恋する乙女(27歳)と化した同僚女騎士の大暴走に振り回された挙句
主人公一行と僻地で交戦するハメになったり、
奇人集団ロスローリアンの中にあって誠実な人柄であるためか何かと貧乏クジを引くことが多かった。
そういった中間管理職の悲哀漂う役回りが「一人だけ縄抜けできなかった」という残念な妄想を助長してしまい、
すっかりネタキャラ扱いされることに・・・
しまいには誤解を解こうと弁護していた住人まで
「もういいや、っていうかなんか俺もそんな気がしてきた」と匙を投げる始末。

と、このようにストーリー上ではそこはかとなく悲哀とネタ臭漂うヴォラックだが、
戦闘スペックは総長タルタロスに次ぐほど高く、また特殊条件のあるステージで戦うため、苦戦は免れないだろう。


●えいちぴーのけたがあがる【HPの桁が上がる】
前のLVの時のHPとの差が3くらいしかなくてもなんかすごく成長した気分になる。
そのかわりこれから敵の攻撃も激化していくので
新しい回復魔法を覚えるまで油断は禁物。
だが、大体HPの桁が上がるくらいの時がストーリー的にも戦闘的にも
面白くなって来る頃なので一気にはまり込んでもいいだろう。

似たような現象として与えるダメージの桁が増えるというものもある。


●おうごん-の-たいよう しっこくなる-よあけ【黄金の太陽 漆黒なる夜明け】
「黄金の太陽 失われし時代」より8年の時を経て出たニンテンドーDSのソフト。
グラフィックやアクション要素を進化させた新章の開幕ともいえる物語である。
前作、前々作のファンは期待して、このゲームを手にとったと思われるが待っていたのは、

1.特定の場所まで進んだら後戻りできない設定。
(これは容量や労力的な問題があってしょうがないらしいが)
2.敵幹部以外死人がいなかった前作・前々作と違い、
これでもかというくらい人が死にまくる鬱展開。
3.前作操作キャラで登場するのがロビンとジェラルドのみ。
4.会話にすら上がらないシバ。(ガルシアも少ないが会話には出てくる。)
5.前作・前々作にはあった通信対戦ルームの削除。
6.「今作はこれで完結」的な発言あるのに、どう見ても回収されてない伏線の数々。
7.そして、どうみてもBADEND臭しかしないエンディング。
8.ロビジャス確定(ロビメア、ジェラジャスの方々涙目。)
9.終盤のとあるキャラクターへの目に見えて明らかな優遇。

など、前作・前々作にあった持ち味を殺しまくってるため、評価が全体的に低い。

それでも、前作のストーリーをなぞった伝説の絵本や、
30年たってあらゆる意味で成長した召喚獣達の鮮やかなグラフィック。
前作より進化したバトル要素。前作・前々作で登場したキャラとの邂逅。
そして、クリア後に現れる宝島。そしてみんなのトラウマであるデュラハン。
など、今作は単品で見ると、充分面白い作品には仕上がっている。

単品でみると佳作よりの良作。続編と見ると黒歴史的な作品といえるだろう。


●かいせき【解析】
1)
頭脳派な敵幹部なんかが主人公に対して行う行為。
大抵の場合いざ対峙したとき「お前たちのデータは解析済みだ」とか言った後
主人公たちが勝つ確率の話をして未解析の新必殺技に葬られる。南無。

2)
苦労の末入手した敵のデータディスクなんかに対してメカに強いキャラが行う行為。
これによって敵要塞のセキュリティの穴がわかったりボスの弱点が分かったりする。
大抵時間がかかり、序盤で解析し始めたのが終盤でようやくわかったりすることも。

3)
RPGに限らず新作ゲームが発売された後有志によって行われる行為。
早い話がゲームの中身を直に見ること。
だが操作技術が問われるアクションゲームなんかよりも
データが資本のRPGの方で活発に行われている。
やってることは限りなくクロに近いことだが
これによって超がつくほど複雑なダメージの計算式がわかったり、
絶対にわからないような隠し要素の条件を見つけだしたり
制作途中で没になった要素の発見等
そのゲームを隅まで遊び尽くすのに一役買っていたりする。
特にサガシリーズなどシステム自体が複雑な場合十分に解析が進んで初めて
やりこみなどを十分に遊べるようになるというケースも多い。
昔は道具がそろわなかったためできなかったが
最近は数万円でコンピューターが来る時代になったので
最近になって解析されてようやく発見された昔のゲームの隠し要素なんかも決して少なくはない。
ただ最初にも言ったが限りなくクロに近い行為なのでよい子はまねしないでネ。

☆使用例☆
「お前たちの技などすでに__済みだ」

「こういう料理を__料理って言うんだっけ」
「漢字が違います」
☆関連語☆
データ採取 博士 改造


●かじやのさる【鍛冶屋のサル】
テイルズオブデスティニー2のサブイベント「鍛冶屋」で鍛冶屋を最高レベルにまで育てた時のランク名
ここまで育てると入手が非常に難しいランク8(最高ランク)の特性が2つ付いた武器を作ってくれるようになる

……それはいいのだが問題はそこまでにかかる時間とお金である
何と必要時間は単純計算で3000時間以上、お金も6000千万以上(ゲーム中でのカンストは999万9999)
というまさに気の遠くなるような手間が必要になるのだ
しかもこの鍛冶屋が成長する速度はリアルタイム依存で短縮などの方法は一切なく
2週目などで引き継ぐこともできないという極悪さ
その上にこれだけ電気代とリアル時間を浪費しても
必ずランク8の特性が2つ付いた武器を作ってくれるとは限らない
と、もはや何を考えて作ったのかスタッフにリアルで問いただしたいレベルの代物となっている

成長設定する時に秒とフレーム(1/60秒)を間違えたんじゃないだろうかと真面目に考えている人も居たが
後に発売されたPSP版で成長時間が半分になるという修正を受けたことで
スタッフが本気でこの数値を設定していたことが明らかになった
……それでも1500時間かよ!


●かたりおち【語りオチ】
RPGのストーリーの中にはいくつか第三者(あるいは主人公)が
あった出来事を語るという形で進行するものがある。
OPで「昔々ある所に…」みたいな感じで始まるか
EDで初めて物語が語られていた出来事だったと判明する場合の二種類がある。
これのいいところは夢オチとは違い実際にあった出来事を話している
という形のため夢オチと違いプレイヤーの冒険は事実であるということと
「〜年後」というテロップを用いず自然に後日談に繋げられることである。

しかし、語りである以上事実が歪められているという可能性も否定できず
また、語る人物が知らないところは一切語られないため
謎が残ったまま物語が終了することもある。

回想オチとも言われる。

このオチだった場合プレイヤーが人の家から物をとりまくったことや
ただひたすらにレベル上げをしていることも語られたのかと
議論される場合がある。

まあ簡単な話
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/
と言う感じで終わるオチのこと。

以下は語りオチを採用しているRPGの例
( )内は語るあるいは回想する人物
ロマンシングサガ2(詩人)
ファイナルファンタジータクティクス(アラズラム)
LIVEALIVE近未来編(アキラ)

☆使用例☆
「昔々ある所におじいさんとおばあさんがいました
 メデタシメデタシ」
「____にもなりゃしねえ」

☆関連語☆
夢オチ 伝説 吟遊詩人


●がめんがい【画面外】
プレイヤーが見えないところ。
いろいろなことが起こるがその様子をプレイヤーは知る術がない。
それ故イベントや戦闘などでは利用されることが多く
製作者の画面外の利用の仕方にはセンスを感じるものがある。

1)イベントにおいて
プレイヤーに見えない=キャラが見えないということにして
後ろなど見えない位置で起こる惨劇を演出する際に使われる。
実際には見えないので形容しがたい事態が起こったり
実は内部処理はエフェクトと効果音だけだったりと
悪く言えば手抜きに利用される。

2)戦闘において
画面外はなにものも受け付けない空間。
なので画面外に隠れたり逃げたキャラにはどんな超級魔法も
惑星ごと吹き飛ばす必殺技も喰らわない。
ただ、画面外にいる間は何も出来ないことが多く
決して万能な隠れ場所というわけではない。

☆使用例☆
「エターナルフォースブリザード!相手は死ぬ!」
「___だからセーフ」

☆関連語☆
隠れる(FF) ジャンプ 全体攻撃 無敵


●かろす・らんざーと【カロス・ランザート】
「戦場のヴァルキュリア」の仲間キャラの一人で兵種は支援兵、
そして多くのプレイヤーがわざと戦死させた男。
なぜそうなったかと言うと、
彼の恋人で優秀な突撃兵である「リィン」の登場条件が「彼の瀕死or戦死」だからである。
瀕死でいいのだから戦死させる必要は無いのだが、
戦死者が出る事で取得出来る勲章が有るので、
「どうせなら一緒に条件を満たそう。」という理由と、
彼女持ちに対する嫉妬心から戦死させるプレイヤーが続出した。
なお続編の2でもクリア後のゲストキャラとして仲間になる、
兵種は技工兵で登場条件は「仲間の撤退or入院が計10回」である。


●きみきすすてっかー あまがみすてっかー【キミキスステッカー アマガミステッカー】
メタルマックス3に登場するアイテム。
ラスティメイデンの町にある自販機にパスワードを入力することで購入可能。

恋愛ADVの「キミキス」「アマガミ」とのコラボアイテムであり、
戦車に使用するとヒロイン達のイラストがペイントされ、痛車ならぬ痛戦車が完成する。
ペイントされるヒロインは戦車ごとに異なるため、性能よりもヒロインで戦車を選ぶのも一興。

同メーカーとはいえ戦車ゲーと恋愛ゲーというまったく違うジャンルの異色のコラボだが
もともとカオスな世界観であるメタルマックスなので案外馴染んでしまうのが恐ろしい。


●きょくたんなぱらめーたー【極端なパラメーター】
RPGでたまーに登場するやたら偏ったパラメーター。
優れている部分は周辺の誰よりも(あるいは作中で一番)群を抜いている代わりに低い部分はとことん低い。
その為そのキャラあるいは敵はプレイヤーから恐れられたり
ネタにされたり、大量に狩られる等ろくな目に遭わない。

傾向としてはHPが極端に低い代わりに何かが高く、
経験値またはお金を大量に持っているというものが多い。

☆主な例☆
はぐれメタル(DQ)防御、素早さが高い代わりにHPが低く高経験値
ゴールドアント(メタルマックス)回避が高いがHPが低く金持ち
ソウジ(ロマサガ2)全体的に能力が高い代わりにLPが1(普通10〜15程度)


●くりすたる・ぐらんで【クリスタル・グランデ】
FF12のダンジョン。古代都市ギルヴェガンから繋がる幻想的な空間で、
やけに「ダ・シフト・デボン・ラ」など分かりづらい地名が続く。
ストーリーでは密告者シュミハザ取得のため必ず行くことになり、
また奥にはオメガMk.XIIや聖天使アルテマが待ち構えている。
レアトレジャーがごろごろあることも含め、やりこみの際には何回も足を運ぶことになるだろう。
だが、このダンジョン最大の特徴はなんといっても迷いやすいことである。
無駄に広い+同じような風景が延々と続く+マップが見られない+開閉スイッチで往復を強制される
という四連コンボがプレイヤーを悩ませ、
製作スタッフからはマッピングが推奨されている。
また、実は分かりづらい地名が位置関係を把握するためのヒントになっている。


●けいびいんのばいと【警備員のバイト】
ゼロヨンチャンプRRのミニゲームにして本編。
ゼロヨンチャンプはその名のとおりゼロヨン(400m直線レース)のレーシングゲームだが、
なにせ400mなのでレース自体はプレイヤースキルよりもマシン性能によるところが大きい。
そのためゲーム中、主人公はマシンのチューンナップとそのための金稼ぎ(ミニゲーム)にひた走ることになる。

警備員のバイトはそんなミニゲームのひとつで、ダンジョン踏破型のRPG仕立てになっている。

警備員としてビル(ダンジョン)内を巡回し、倒した敵や踏破した階数に応じてバイト料がもらえるシステム。
中盤以降は1回で100万円以上稼ぐことも可能である。
敵は最初のうちこそチンピラなど普通の人間が相手だが、
途中から段々とおかしくなりゾンビだの食肉植物に襲われ、最後は魔人や魔王まで現れる。
また、仲間が出来たりいつの間にか魔法が使えるようになったり宝箱を開けたり、やりたい放題である。

ビルの中で普通に化け物が出てくるなんて、ここはアンブレラ社か何かか。
警備員本人がビルのお金(宝箱)を勝手に持っていくのはどうなんだろうか。
たった一日で数百万稼ぎ出し、それをすべて車につぎ込む主人公を両親や税務署はどう思っているのか・・・
バイトである以上、警備会社は主人公に支払うバイト代以上の収益を得ているはずだがその辺も謎。

などなど突っ込みどころが多すぎる怪しい存在である。
少なくとも我々の知る警備員の概念とはかけ離れている。舞台は一応90年代の日本のはずなのだが・・・

ゼロヨンチャンプシリーズは毎回何かしらの形でRPGが登場するが、
RRの警備員のバイトはRPGとしての出来が(設定の滅茶苦茶さは置いておいて)歴代の中でも最も評価が高い。
戦闘の難易度が高め、隠しダンジョンがある、レベルも100以上まで上がるなど
やりこみマニアを燃え立たせる要素が多くあり、それでなくても効率よく金稼ぎが出来ることから
ほとんどのプレイヤーは車に触っている時間の10倍以上を警備員のバイトに費やすことになる。
もうお前勇者に転職しちゃえよ。


●さえーなどり【サエーナ鳥】
世界樹の迷宮IIIに登場するボスの一匹。
NPCや、他のプレイヤーと共闘する事ができる新要素、「大航海クエスト」の最初のボス。
舞台である海都アーモロード近辺にある、スカンダリア大灯台に住みついた怪鳥で、
見た目だけなら「こいつラスボス」と言われても違和感の無さそうな外見を持つ。

範囲攻撃の「サンダーフェザー」や、混乱の状態異常にする「困惑の爪」等を使いこなすが、
所詮は最序盤のボスであり、レベル1桁台で普通に勝てる相手である。
……が、こいつの真価はそんなところにはない。

それはこの「大航海クエスト」の、海都の港に来ればいつでも何度でも無料で挑戦が可能で、
また、クエストクリア後は、クエストに参加したキャラ全員のHP、TPが全快しているという仕様にある。

さらには、宿屋で泊まるだけでは治せない、戦闘不能、石化状態のキャラをも復活させ、
何度利用しても一切ゲーム内の時間が進まず(日数経過で復活するFOEを復活させたくない場合に便利)、
クエスト挑戦前にセーブをするか選べる。というサービスの良さ。

ここから、大航海クエストのボスの中で一番弱いサエーナ鳥を倒すクエストを
宿屋代わりに利用するプレイヤーが続出。
このサエーナ鳥も「ヨエーナ鳥」「サエーナの宿」「宿屋鳥」等と呼ばれて愛されている。


●じがい【自害】
FF6のラストダンジョンに登場する雑魚敵「アウトサイダー」が使用する特殊攻撃。
アウトサイダーは武器を投げて攻撃してくるのだが
数回投げると予備の武器が無くなったのか即死攻撃の「自害」を自分に使用して死ぬ。

問題は闘技場で現れた場合である。
闘技場で出現するアウトサイダーはなぜかプレイヤーに対して「自害」を使用し、即死させてくるのだ。
自分に使うならともかく相手を自害させるとはいったいどんな技なのだろうか…
【相討ち】と並んで理不尽極まりない即死技である。


●しんしゅ-どうぐ【新種道具】
「風来のシレン5・フォーチュンタワーと運命のダイス」における最大のネタ要素にしてやりこみ要素、
そしてバランスブレイカー。

「秘伝の甕」を利用し、元の道具+同種の道具1〜3個の効果を付与するシステムで、
武器防具の場合は基礎能力値や、印(別の装備品の能力を付けられる個数)の限界数が増えたりする。

ベース道具→追加された効果の順に効果が発動するため、
振った相手を階段の上に飛ばして金縛りにする「一時しのぎの杖」をベースに、
振った相手とシレンの位置を交換する「場所替えの杖」の能力を付け、
「適当な奴に振ると階段の上にワープできる」というチートじみた杖が大量発生した。

ただ、「付与される効果はランダム」、「日付を跨ぐごとに変化判定」、
「8日以上経つとただの雑草になる」という3つの設定の為、
理想の効果を持つ新種道具の為に数十個以上は無駄にする覚悟が必要。
それに伴って、

・妥協せずに進めたらアイテムが雑草化した
・ベースの効果が4倍になった
・選んだアイテムを祝福→強化→強化→食糧に変化
・レベルが1上がる→レベルが3下がる
・最強の剣に「攻撃すると時々壊れる」能力

…などなど、数々の悲劇をも生み出している。


●せいちょうりつじょうしょうあいてむ【成長率上昇アイテム】
装備した状態でレベルが上がるとレベルアップ時のステータス上昇にボーナスがつくもの。
アイテム1つで効果を発揮するものから複数のセットを装備する必要があるものなど様々。
こういったアイテムが登場しない作品もある。というか登場しない作品の方が多い。

追加上昇量は微々たる物だが、塵も積もれば何とやら
何度も繰り返していく事で最終的にかなりの差が出る場合が多い。
その為、これをどれだけ低レベルで入手するかというやりこみをするプレイヤーもいる。
追加上昇するステータスをある程度選べる場合もあり
短所を補強するか長所をさらに伸ばすか悩む事になる。


●そるてぃえ【ソルティエ】
ブレイズ・ユニオンのパッケージに一番大きく描かれているキャラクター。 CVは加藤将之。
話の舞台となるブロンキア帝国の皇帝にして、国の腐敗の元凶とされている冷酷な人物。
3つのルートの内、Aルートの実質的ラスボスを務め、専用BGMも格好良い強敵…
と思いきや?

まず、武器が普通に剣であるため、槍、鎌、杖の3ユニットに弱い。
本人の能力値はかなり高いのだが、武器相性を簡単に覆せるほどの強さでもないため、
寝返った元部下のバルドゥス将軍(槍ユニット&状態異常無効)にボコボコにされることも。
また、「古の魔竜ブロンガと契約し、その力を行使している」という設定があるのに、
凶悪なブロンガのスキルカードではなく、状態異常を付加する悪魔ネルガーのカードを使う。

Aルートの最終決戦、部下が強力な剣を装備しているのに対し、お気に入りのベルトを巻いて出撃。
装備アイテムの格差のせいで部下の方が怖いという情けない事態に。
Bルートではストーリーの都合上スルーされ、
Cルートでは黒幕に操られ、部下に助けを求める体たらく。「助けてくれ…ラピス…」
その上、前作ユグドラ・ユニオンの皇帝ガルカーサが中盤からガンガン前線に出てきたのに対し、
ソルティエは最終章に入るまでは1、2回イベントで出番があるだけで割と空気。

ブレイズスレでも完全にネタキャラ扱いになってしまい、
前作の「焔帝ガルカーサ」をもじった「塩帝」の愛称で親しまれている。
だが実際は、処世術として凶暴キャラを装っているフシがあり、手討ちモノの暴言を見逃したり、
洗脳を自力で打ち破り反撃したり、世界変革のために退位したりと、ヘタレではない、はず。

☆関連語☆
ブレイズ・ユニオン ガルカーサ クルス


●たくてぃくすおうががいでん The Knight of Lodis【タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis】
SFCの名作SRPGタクティクスオウガ(TO)の外伝。クエスト製オウガシリーズの最後の作品。
松野氏退社後の作品ということもあるためか、
TOで好評だったアクティブタイムバトルから一般的なターン制になり、
主人公をはじめとして時折強烈なセリフが飛び出すものの、内乱や政治という面よりもファンタジー色が強い。

TOより少し前の時代、ローディス教国に服従したものの不穏な動きを見せる島で
主人公である青年騎士アルフォンスを含む騎士団が派遣されるところから始まる。

マルチエンティングで、片方のエンティングでは八方丸く収まり
アルフォンスは騎士団から身を引きヒロインと旅に出る。

TO本編につながる正統ルートでは、ヒロインと騎士団長でもある親友を失い
追われる身になるるものの、本国の教皇に直接取り入り名を変え忠誠を誓う事となる。
その名はランスロット・タルタロス。教皇の権力の影で暗躍する黒い騎士の誕生であった。

この二つのエンティングの分岐は大まかにはたった一つの選択肢で決まってしまうのだが、
たった一つの決断で、黒ランスになるか幸せに暮らすか、
TO本編へのつながりのみならず人生というものを考えさせられる展開である。

主要スタッフが抜けた後の作品であるためいわゆる「オウガらしさ」は薄いものの、
黒ランスの過去を書くというテーマ自体を含め、色々挑戦や進化した部分もあり、単体としては十分面白い。
良作か駄作か、その評価はむしろユーザー側の受け止め方によって変わるだろう。

ちなみにいつになく女性キャラの多い作品でもあり、倒れていた主人公を助けてくれたヒロインに始まり、
何かと主人公を気遣う親友(♂)、島の領主の血を引く女性騎士、人間を憎んでいるマーメイドの戦士、
謎の魔術師、ロリシャーマン、フェアリー姉妹、とファンタジー物のギャルゲーばりの面子を取り揃えている。


●ただのまきもの【タダの巻物】
緊急ニュースが入りました。
チュンソフトから発売された『風来のシレン5・フォーチュンタワーと運命のダイス』に登場するアイテム、
「タグの巻物」の偽物により、店主たちが悲鳴をあげているとのことです。

今回発見された「タダの巻物」と言うアイテム、一見すると特に効果の無い巻物ですが、
この巻物、「ダンジョンで読むと、そのフロアにあるアイテムの値札を全て外す」という効果があり、
合法であるだけに泥棒扱いもできず、泣き寝入りするしかない店主が多くなっているとのことです。

多くは「全ての装備、道具を売り払った後で読む」という手口で、
単純な手口ながら被害額は相当なもの、
鍛えた装備をこの手口で回収され、10万ギタン以上の損失を出した店も後を絶ちません。

店主たちの間では、「タダの巻物」開発責任者の中村光一社長(当時36)を近々提訴するとのことです。


●てりゅうだん/しゅりゅうだん【手榴弾】
武器の一つで、主に手で投げて用いる小型の爆弾。
現実で使われるものの多くはピンを抜いて一定時間で爆発する。

RPGにおいては消費系範囲攻撃アイテムとして登場することが多い。
いわゆる銃などに代表される近代兵器の類ではあるものの
何故か舞台が中世でも手投げ爆弾的な武器として登場することは決して少なくない。
その場合、魔法が詰まってて属性が付いていたり特定の種族に対して有効だったりと
ファンタジー要素が含まれている事が多い。

勿論、現代や近未来が舞台のRPGでは登場することも多く
ピンを抜いて投げるだけというお手軽さから大人から子供まで
剣士から僧侶まで幅広い層に使われている。

ちなみに英語ではグレネード。
グレネードランチャーというのはこれをぶっ放す兵器のことだが
ミサイルを発射しているようにしか見えないことも多い。
種類によってはパイナップルの皮のような模様が表面に施されており
パイナップル爆弾と呼ばれることもある。
が、一応いっておくが 食 べ ら れ ま せ ん 。

余談であるがメタルマックス2ではとある港町の船上店の食料コーナーで
パイナップルとして手榴弾が売られている。(アイテム名はDDパイナップル)
まあその横で汚染された海でとれたピチピチの奇形魚(本人談)を売り込んでいる男もいるため
この世界では別にどうということはないのだろう。

☆登場する作品の例☆括弧内はゲーム中のアイテム名
メタルマックスシリーズ(てりゅうだん DDパイナップル)
サガシリーズ(手榴弾)
マザーシリーズ(ボム スーパーボム)
タクティクスオウガ 運命の輪(旋風弾を始めとした属性付き爆弾)
ウィザードリィ(オックおばさんの聖なる手榴弾)

☆関連語☆
爆弾 グループ攻撃


●てんじょうらくど【天上楽土】
ペルソナ4に登場する6番目のダンジョン。

豪奢な装飾の施された石造りの柱や壁、石畳に木々が絡まり、
ところどころ浮き島のような構造になっており、一面が静か。
仲間キャラは「天国みたい」と表現していたが、シャドウが蠢いているということを除けば
まさに天国と呼ぶに相応しい荘厳な景色といえる。

その理由(他にも理由があると言えばあるのだが)は
堂島菜々子の「母を亡くして寂しい」「天国にいる母に会いたい」という、
閉じ込めていた感情が顕在化したためである。
まさに天使。

また、プレイヤーの多くは即クリアを目指すダンジョンとして有名。
それは今作屈指のキャラ、堂島菜々子が最奥に捕らわれているからである。
まさに捕らわれのヒロイン。

余談だが本ダンジョン探索時に流れるBGM「HEAVEN」は、本作屈指の名曲である。

☆関連語☆
【天国】 【堂島菜々子】


●なかま-が-らすぼす【仲間がラスボス】
文字通り仲間にいるorいたキャラが最後のボスキャラなこと。
かなり特殊な状況の為か、採用しているRPG・SRPGはかなり少ない。
ラスボス化する理由は様々で、元から主人公を利用していたりする場合もあれば、
主人公との旅の途中で何らかの出来事に遭遇した結果、それがラスボス化のキッカケになる場合も。
ラスボス状態の時は正体を隠しているキャラもおり、その場合は戦闘中や戦闘後に正体を現すことがほとんどである。

当然、ラスボス化する仲間はパーティから抜けることになるが、
作品によってはラスボス戦直前に離脱という、鬼畜としか思えないタイミングでラスボス化するキャラもいる。
大抵のキャラは離脱前に何かしらのフラグを立てていることが多いので、裏切りの気配を感じたら常に警戒しておこう。

例)北斗の拳4…リュード(はけんおう)、サガフロンティア…メイレン(マスターリング)、
  スーパーロボット大戦IMPACT…クワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)
  
☆関連語☆
メイレン


●ねんれい-ひとけただい【年齢1桁台】
まさに生まれたばかり。世間のことをまだ知らないお子様。
「子供は社会を映す鏡」という言葉もあるとおり、社会の変化を敏感に感じ取る存在であり、
RPGのNPCとして登場する際も、社会の潮流を如実に反映した言動をすることが多い。
(例:戦災にて夫を亡くした母の横で「お父さんは遠くに行ったんだって」(←死をまだ理解できてない)
  飢餓に見舞われた村でおなかを空かせた子供が多数、など)
また一方で希望ある未来の担い手として、明るく描かれる場合もある。

翻って味方キャラとなる場合、何故か分不相応に大人びた(ませた)言動をすることがある。
(しかも何故かいわゆる「幼女」キャラに限ってそういう傾向が強い気が。詳細は【幼女】参照)
「見た目は子供、頭脳は大人」というそのギャップがプレイヤーに受けるのだろうか。
戦闘に出しても、大人顔負けの極悪な攻撃技や回復術で戦況を思うがままに操り、
プレイヤーの度肝を抜くことがままある。
・・・スタッフの贔屓とか言うな。そこ。

にしても、世界の命運をこんな小さな子供に託してしまう社会にも問題はないのだろうか・・・

☆関連語☆
幼女


●はいこう【廃坑/廃鉱】
鉱脈を掘り尽くしてしまったり、採掘物に取って代わる新資源(例:石炭と石油)の普及などにより
放棄された鉱山ないしその坑道。
採掘効率以外が無視され、アリの巣のように曲がりくねり分岐し、人工の迷宮となっていることも珍しくない。
さらに崩落や湧水による天然の障害が加わると、元関係者すら攻略不能な難関と化す。
天然の洞窟や完全な人工物である遺跡等とも違った趣のあるダンジョンとして多くのRPGに用いられる。


●はんげきふのう【反撃不能】
敵からの攻撃に対して反撃できるシステムを採用しているSRPGなどで陥る状況。
大抵の場合は弓矢などの遠距離からの攻撃や
相手が高所にいて攻撃が届かない場合に発生する。
簡単な話一方的に攻撃されている状況なので
敵に近づいたり多方面に攻撃できるキャラを前にだそう。
逆に相手をこの状態にできるときはノーリスクで攻撃できるので
当たったら儲けもんと思いつつめったに当たらない
遠距離攻撃を撃つのもいいかもしれない。

ゲームによっては使う、あるいは所持するだけでこの効果を発揮し
相手から攻撃されなくなるアイテムもあるが解決策がかならずあるため
さっさと聖なる武器やアイテム等で解決しよう。

また、敵からの攻撃に対し行動を選択できるゲームで
デフォルトがこの状態の場合A連打してて防御も回避もせず
一方的にボコられ続けることもある。
だが、反撃不能時のみ聞ける台詞などもあるため
あながち無意味というわけではないが…。

まれにこの状態になると防御する敵もいる。うざい。

☆使用例☆
「あれ、なんでこの攻撃で____にならないんだ?」
「そいつの射程10あるぞ」

☆関連語☆
反撃 射程距離


●はんざいにん【半罪人】
PSPソフト「クリミナルガールズ」のヒロイン達の事。
分かり易く言うと、
「将来的に地獄行きは確実だが、
たいした罪を犯す前に死んだので保留中。」というもの。
ストーリー後半でヒロイン達の生前の罪を知る事になるのだが、
本当にしょぼいのだらけで、
「こんなんで地獄行きかよ。」
「将来何やらかすと思ったんだよ。」
などと思わせてくれる。

例 イジメが原因でヒキオタニートのネトゲ廃人化


●ぶらんた=もうん【ブランタ=モウン】
タクティクスオウガの登場人物。
貴族階級が多数を占める少数民族バクラム人の指導者にして、
タクティクスオウガの主題である民族紛争の元凶ともいうべき人物。
一介の司祭(リメイク版である『運命の輪』では司教)に過ぎなかった彼が
バクラム国の摂政兼司教(運命の輪では枢機卿)にまで上り詰めた背景には
彼が王族に纏わるある秘密を掌握したことによるところが大きい。
主人公デニムとは伯父と甥の関係でもある。

プレイヤーからは「開き直りとヤケクソだけが取り柄の人」などと評され、
快進撃を続ける主人公に政治的にも軍事的にも追い詰められた挙げ句
最後には後ろ盾だった暗黒騎士団(よその大国から派遣された特殊部隊)からも見捨てられ
やむなく主人公たちとの直接対決に臨むことになる。
が、しょせん腐敗した教会権力者に過ぎないため自身の能力は低く、
むしろ彼が召喚するエンジェルナイトの方が厄介という徹底した俗物っぷりであった。


…が、それはあくまでSFC版の話。
リメイク作品である『運命の輪』において彼は生まれ変わった。
ストーリー上での俗物な立ち回りは基本的に変わっていない。いないのだが
全体的に攻撃魔法が弱いリメイク版において彼だけケタ違いの魔法攻撃力を誇っており
敵魔術師系リーダーの攻撃魔法で1しか食らわないような状態であっても
ブランタの攻撃魔法だけ即死級のダメージ
(こちらのHPが200だとしてブランタの攻撃魔法は150オーバーくらい)
を叩き出してくるのである。
しかも攻撃魔法ばかり警戒しているとおもむろに歩み寄ってきて
棍による打突系必殺技「阿修羅連撃」で撲殺される。僧侶系ユニットのくせに。
これに対してタクティクスオウガスレ住民からは
「俺の知ってるブランタじゃない」
「この15年間に何があった」
「明らかに中の人が違う」
「今のは禁呪ではない、基本魔法だ」
「俺の伯父がこんなに強いわけがない」
などの声が上がり、特にオリジナル版経験者に一泡食わせる形となった。


●ぽけもんえっくすでぃー やみのかぜだーく・るぎあ【ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア】
GCで発売されたポケモンコロシアムの続編。
2割の確率(特性も合致すれば4割)で3つの状態異常のいずれかにする追加効果のある技持ちのトゲピーや
相手の特防を半減させる補助技を覚えたサンダーに自爆を覚えたカビゴン等、
特別な技を覚えたポケモンを手に入れられるのが今作の売り。
最新作のブラック・ホワイトでの活躍も十分可能なポケモンも何匹かいるので捕まえておきたい所だが
そこはジニアス製、上記の様な有用なポケモンに限って
本家シリーズとの仕様の違いで、DS以降の作品に送ったら特性が変わる可能性のあるポケモンだったり、
バトル終了後に強制セーブされるシナリオ展開故に厳選難易度が廃人クラスなポケモンだったりと、
やたら厳選が難しくなっている。

余談だが、その辺りで苦労したユーザーの事をジニアスは一切考慮しなかったのか、
WiiのバトルレボリューションではXD産めざパ氷70サンダーを敵トレーナーが繰り出してくるという、
XDサンダーの為に苦労した人には嫌がらせ以外の何者でもない事をしてくれている。


●ぼすぼろっと【ボスボロット】
スーパーロボット大戦シリーズでマジンガー系列の作品から参戦する機体。
マジンガー系列自体ほぼ確実に参戦するためファンにはおなじみの機体である。
よく間違われるがボス「ロボット」ではなくボス「ボロット」。
初期のほとんどの作品において全ての武器(技?)の射程が1で
更に地上の敵しか攻撃できず、全体的な性能も低いため弱機体の代表格とされていた。
(原作では窮地に陥った主人公をなんども助けた劇中で結構活躍した機体なのだが)
そのため原作にはなかった補給装置が備え付けられ
序盤の補給機体として運用され、別の補給機体が来るとベンチ入り、というのが恒例だった。
が、シリーズが進むに連れて頭角をあらわすようになり
武器改造を最大までするとマジンガーZの攻撃力を上回ったり
条件付きイベントで射程距離がある武器が追加されるなど
プレイヤー(や製作者)の愛ですごくパワーアップする機体に進化。
更に近年の作品ではデフォルトで射程の長い武器が追加されたり
搭乗者の精神コマンド(補助魔法のようなもの)が充実したりと
終盤まで耐えうる性能となっている。
また、コメディ要素の高い戦闘アニメは人気が高く
スタッフにどれほどこの機体が愛されているのかがうかがい知れる。

また、マジンガー系列のパイロットなら載せ替えできるため
やたら長ったらしい技名に苦戦するキャラを拝むことができる。

ちなみに材料は粗大ごみらしい。
なのに宇宙装備がないとろくに動かせないガンダムがいる横で平気で宇宙に出たりする。謎だ。

☆関連語☆
愛でカバー 乗り換え


●まじっくばーすと【マジックバースト】
FFTA2に登場する技。
導師のジョブコマンド「大魔法」の技で、エダローア聖典を装備することで覚えることが出来る。
効果は、中級魔法の後に物理攻撃をする2回攻撃できるというもので、組み合わせ次第では実質三回攻撃も可能。
ここまではまあ普通。
問題は、いろいろと悪用が出来るところにある。
フィールド全体を攻撃する魔法「幻術」と組み合わせてどこからでも敵全体に攻撃を叩き込むもよし。
優れた攻撃手段を豊富に持つ「忍術」で早い段階から敵を攻め落とすもよし。
幻術の場合は消費MPが多いものの、MPを補充する手段自体はいくつもあるので問題ない。
で、この仕組みに気づいて戦闘が面倒臭くなってくるとこれを覚えたキャラだけを戦闘に出して無双することになる。


●まっぷたつ【真っ二つ】
ある物体が切られるか何かされて真ん中から二つに分けられること。

1)非キャラに対して
剣とか格闘の達人とかが力量を示すために
木や岩など真っ二つにするのが困難な物体をを真っ二つにするという非常によくあるシーン。
達人だけじゃなく主人公や味方キャラクターの成長を表すのにも用いられる。(LAL功夫編)
木や岩で済めばいいのだが中には島(山)や星(!?)も真っ二つにするような輩もいるので
周囲の人々は注意してください。

2)キャラに対して
一刀両断系の技のエフェクトの一環としてよく敵が真っ二つになることが多々ある。
真っ二つになってそのまま消滅すればいいのだが
耐性があるからという理由で何気なく再生したり(FF斬鉄剣等)
HPが残ってるからといって一瞬で元に戻ったり(スパロボの切断系エフェクトなど)
そもそもエフェクト自体が切られた敵の体が一瞬ずれて元に戻るものだったり(ロマサガ3逆風の太刀等)
と敵の驚異の再生力を見せつけられたりもする。
また、この場合真っ二つだけでなく十字斬的な技で4つに分かれたり
もっと細かく細切れにされたりとバリエーションも多い。
が、条件次第で当たり前のように元に戻るのはなんか釈然としない。
まあ生々しいスプラッタシーンを見せられても困るのであるが。

☆使用例☆
「手伝ってやろうか?ただし、_____だぞ」

☆関連語☆
即死 斬鉄剣


●まりくびーむ【マリクビーム】
テイルズオブグレイセスfにて、味方キャラであるマリク・シザースに追加された隠し秘奥義。
発動条件は「疾風怒濤」という技を累計30回使用し、疾風怒濤から秘奥義を発動すること。
そしてその内容は、
突然武器を投げ捨て、敵に背を向けて腕を組んだ後、「漢なら背中で語れ!マリクビーム!」
と叫びながら背中からビームを放つというもの。
何故生身の人間が背中からビームを撃てるのか、そもそも何故ビームなのか、
などツッコミどころしかないこの技が追加されてしまったせいで、
元々若干ネタキャラ扱いされていたマリクが完全なネタキャラになったのは言うまでもない。

☆関連語☆
ギャグ技 マリク・シザース テイルズオブグレイセス


●まるこ【マルコ】
DSソフト「ラジアントヒストリア」に登場する仲間。
温和な性格で、回復が得意。戦闘補助スキルなども多く覚える。

しかし、どうにも扱いが悪い。
「回復が得意」というのだが、その回復魔法を覚えるスピードが遅く、魔法使いキャラに食われたり、
補助魔法も使えるが、アイテムで代用が利いたり、やはり他の仲間の方が優秀な魔法・同じ技を覚えたり、
兵士なのに攻撃・防御力が魔法使いポジションの人を差し置いて最低値だったり、
パーティメンバー7人中、HPから運まですべてのステータスがワースト3位圏内だったりする。

補助は充実しているので、使い方や組み合わせ次第ではメインも張れるが、
あんまりな補助特化具合にベンチの薬箱扱いされることも多い。

そんな彼に日の目(?)が当たったのが、パラレル(いわゆるバッドエンド)の一つ、「静かな怒り」であった。
マルコと久々に再開した昔の友人が敵のスパイと発覚、
その友人が引き渡し後の拷問に耐えかねて自殺した。

そしてなんと、それが元でラスダンで仲間全員を殺害、主人公に深手を負わせるという惨劇を繰り広げる。

不意打ちとはいえ、どうやったらそんな低ステータスで倒せるんだとか、
主人公は全能力がマルコより上だとか、
そもそも4対1なのに勝てるのかとか、
元の性格とかけ離れ過ぎているとか、
様々なギャップがプレイヤーに恐怖と畏怖と爆笑をもたらした。

この時の状態を「黒まる子」と呼び、戦ってみたい隠しボスとして挙げたツワモノがいるとかいないとか。


●ものりすそふと【モノリスソフト】
正式名称は株式会社モノリスソフト。
ゼノギアスを手がけたスタッフがスクウェアを退社し、設立。

ゼノギアスの続編が叶わぬ事からスクウェア退社した経緯もあり、
処女作はゼノギアスの流れを汲む『ゼノサーガ エピソードI 力への意志』。
続編の『ゼノサーガ エピソードII 善悪の彼岸』を発売するもあまりの出来と、
エピソードIもムービーゲーと言われていたこともあり、その評判を地に落とすこととなる。

しかしながら、その後のゼノサーガ エピソードIIIでシステム面の改善や、
戦闘シーンのテンポの悪さが批判された『ナムコ クロス カプコン』を
『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』で改善するなど、
欠点があればそこをしっかり直してくることで評価を取り戻しつつある。

特に発売元が任天堂となってからは『ソーマブリンガー』、『ゼノブレイド』などのRPGをリリース。
また、ゼノサーガと並行してリリースされていたバテン・カイトスシリーズの評判は高く、
本来はやれば出来る子なのである。

☆関連語☆
ゼノサーガ バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海


●らじあんとひすとりあ【ラジアント-ヒストリア】
ニンテンドーDSで2010年11月3日にアトラスから発売された。
ラジアータストーリーズとストーリー上の繋がりはないが、制作スタッフが同じであるため
タイトルやキャラデザインなどに似通った雰囲気が見られる。
キャッチコピーは「死亡フラグをへし折るRPG」
そのコピー通り、主人公ストックは時間を巻き戻す事ができるアイテム白示録を使い
自分自身や仲間、世界の死亡フラグまでをもへし折って行く事になる。

世界が砂漠化で滅びそうなのに、わずかに残った緑を奪いあうだけの国々の戦争を納め、
世界滅亡を回避するよう方針転換させるのがこのゲームの目的である。
主人公はとある出来事で、時間を巻き戻し運命に干渉することができる本、白示録を手に入れる。
ゲーム的に説明すると、ルート分岐まで戻って別ルートを選びなおせる本なのだが
主人公自身の時間を巻き戻す事はできないようで、現代で負ったケガを過去にまで持ち帰ってしまう。
おまけにこのゲーム、選べるルートのほとんどがバッドエンドである(ゲームオーバーではない)
仲間が全滅しようが世界が滅亡しようが、主人公が死なない限りやり直す事ができるが
プレイヤーですら心が折れそうなバッドエンドの連鎖を、生身で体験している主人公の心情を慮ると
「人生やりなおせたらなあ」とは気軽に言えなくなってしまう。

冷静沈着だが仲間のためには自己犠牲も厭わない主人公、滅び行く世界の独特の虚無感、
どうしてこうなったとしか言えないバラエティに富んだサブストーリーの数々などが評価され
発売前には地味な1作でしかなかったが、発売後は口コミで人気が広がっているようだ。
バッドエンドを直視できない、繊細なプレイヤーには決しておすすめできないが
決まった筋道をひっくり返したい、アグレッシブなプレイヤーには本作を推したい。
オープニングで既に滅んでいる世界を、自分の手で甦らせる事ができるRPGである。

☆関連語☆
【タイムワープ】


●ら・ばん【ラ・バン】
聖剣伝説LOMに登場する中ボス。
鉱山内に生息し、イベントで踏み入った主人公達を待ち構えている。
そしてこのボス、LOMプレイヤーから公認の壁ボスとして認識されている。
その理由は、ラスボスを軽く超える異常なタフさがあるにも関わらず、
当たると即死するような攻撃を連発してくることにある。

このボス、本体は天井に張り付いており、そこから2本の触手が垂れ下がっている。
本体には直接ダメージを与えることができず、代わりに触手を倒すことで、本体はHPを削って触手を再生する。
が、この触手にもHPがあるのだが、本体のHPとは独立し、明らかに本体よりタフなのに、
本体がその触手を再生するのに消費するHPは、レ ベ ル に 関 わ ら ず 一 定 値。
当然、高レベルの方がHPが高いので、Lv99のこいつと戦うと、1時間で終わればまだいいという始末。

またこの触手、右側は魔法を連発し、地面に落とすと自爆する。自爆に巻き込まれると即死。
左の触手はたいした攻撃こそないが、耐久力が高く、ボス一匹を倒すくらいの時間がかかる。
LOMではHPのゲージが、緑→青を繰り返し、少なくなると黄色→赤となるのだが、
こいつとの戦いでは延々と青→緑→青→緑とを見せられることになり、上述の行動も含めて萎えまくる。

ラスボスを含む他のボスが強力な技やカウンターで軽く屠れる中、当然公認の壁ボス化。
やり込みや縛りプレイにも当然のように顔を出す存在となっている。

予断だが、こいつと戦う時には一人で戦うことを推奨する。理由あ、バカなAIキャラが
 ・自爆寸前の触手をこちらに吹き飛ばしてくる。
 ・触手は地面に落とした後が面倒なのに、両方の触手を落とそうとする。
 ・こちらが技を放つ前に魔法などで吹き飛ばしてしまう。
など事故死に繋がる行動を頻繁に行うためだ。


●りぺあ【Repair】
1950年代の人がイメージしてた「理想の未来」が核戦争で崩壊して、
200年後の未来(以下、世紀末)を舞台にしたSFRPG「Fallout3」における最重要スキル。
効果はその名の通り、装備品の修理
(複数の同じ装備を使って装備の状態値(1〜100)を合計した物にする)に関連する物で、
Repairのスキル値が、そのまま合計の最大値になる。

崩壊した世界である世紀末においては、拾える物も、店で売っている物も、
チンピラから剥ぎ取る物も、殆ど状態値は10〜20前後の為、
それを集めて高い状態値(当然性能も良くなる)に出来るRepair技能は生存の為の大きな助けになる。

また、装備の値段は状態値に比例する為、装備を三つ合わせて修理できるならば、実質重量が3分の1になるので、
序盤の主な収入源であるチンピラの装備を剥ぎ取って売る際にも役に立つ。

ぶっちゃけ、世紀末でGunのスキルなんぞはRepairに比べれば二の次でいいのだ。

余談だが、その方法からニコイチと呼ばれるこの「修理」、複数所持している装備品ならば種類は問わない為、
状態値10のバット二本を合成して状態値20のバット1本を作る、という事も可能。
銃ならば、「それぞれから状態のいい部品を選んで〜」と、想像できるが、
部品も糞も無いバットやナイフでそれをする主人公は恐るべき存在である


●わざわいのつばさ【災いの翼】
ヴィーナス&ブレイブスの敵組織で魔将ナグゾスサールを主とする、所謂四天王。
災厄の予言を回避させようとする主人公達と100年間に渡り戦い続ける邪悪な連中なのだが…
”威力の災ゾルード”最初に対決することになる相手だが、
見た目性格共に脳筋・エピローグでの簡潔な説明・他三人と違って声無しと凄まじいかませ臭
”黒の災ニーザ”集団自殺を勧める宗教と疫病を流行らせて世界を混乱させる活躍ぶりなのに、
戦闘時のBGM・グラフィックが通常敵の使い回し
”業火の災ディー”種族「神竜」と強そうだが、いざ戦った際はイベント戦闘のため倒せず、
 最後はナグゾスサールの生贄になるので決着は付けられず仕舞い
”嘆きの災ジーク”出る度に大層な事を言うが、その実死に別れた恋人を蘇らせたいだけな上に、
 その方法はディーの嘘と知って戦いもせず逃げるヘタレ

いずれもイベントの充実ぶりと戦闘面の不遇の差が大きく、設定倒れに感じられる事が少なくない。
悪に走るだけの背景があり悪役として十分活躍したニーザとディーはまだ良い方で、
発言の高慢さと実際やった事の反比例が酷いジークや
他メンバーを見下しておいて死に際にニーザに頼るゾルードには情けない印象が強く残りやすい。
挙句ラスボスすら(やる事のスケールはともかく)精神的に相当な小物である。もはや制作陣が小物好きとしか…。

☆関連語☆
Venus&Braves〜魔女と女神と滅びの預言〜


●??【??】
ゼルダの伝説ムジュラの仮面
宿屋ナベかま亭のトイレの便器から左腕だけ出して
「か か か カミくれ」
と懇願してくる謎の人(?)物
紙製のアイテムを渡すと「おちていた…」というハートのかけらと交換してくれる

渡すアイテムは紙製なら土地の権利書から行方不明の恋人への(その行方不明の人物から母親への)手紙でも
なんでもいいが,その紙が何に使われたかは不明である
勘の良い読者ならここまで読んだ段階で紙の用途に筆者と同じ“ある推測”をたてているだろうが、
この件を深く追求する事はオススメしない

世の中には“クサい物には蓋”で済ませた方が良い事もあるのである





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